JPH09110688A - 抗菌剤 - Google Patents
抗菌剤Info
- Publication number
- JPH09110688A JPH09110688A JP7265152A JP26515295A JPH09110688A JP H09110688 A JPH09110688 A JP H09110688A JP 7265152 A JP7265152 A JP 7265152A JP 26515295 A JP26515295 A JP 26515295A JP H09110688 A JPH09110688 A JP H09110688A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- group
- antibacterial agent
- derivative
- benzene
- antibacterial
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 次の一般式(1)で表されるキサントン
誘導体又はその塩を有効成分とする抗菌剤。 【化1】 (R1 〜R8 はそれぞれ水素原子、アルキル基、アルケ
ニル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子又
はアミノ基) 【効果】 グラム陽性菌、特にメシチリン耐性黄色ブド
ウ球菌に対して優れた抗菌作用を有する。
誘導体又はその塩を有効成分とする抗菌剤。 【化1】 (R1 〜R8 はそれぞれ水素原子、アルキル基、アルケ
ニル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子又
はアミノ基) 【効果】 グラム陽性菌、特にメシチリン耐性黄色ブド
ウ球菌に対して優れた抗菌作用を有する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、抗菌剤に関し、グ
ラム陽性菌、特にメシチリン耐性黄色ブドウ球菌(以下
MRSAという)に対して優れた抗菌作用を有し、これ
らの菌による感染症の治療に有用な抗菌剤に関する。
ラム陽性菌、特にメシチリン耐性黄色ブドウ球菌(以下
MRSAという)に対して優れた抗菌作用を有し、これ
らの菌による感染症の治療に有用な抗菌剤に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、第3世代のセファロスポリン系抗
生物質の広範囲な使用に伴い、MRSAが引き起こす感
染症が問題になっている。現在、MRSAが引き起こす
感染症の治療薬として最も有効なものは、ポリペプチド
系抗生物質であるバンコマイシンであるが、バンコマイ
シンは湿疹、腎毒性等の副作用があり慎重な投与が必要
である。また、MRSAは耐性菌であるため、バンコマ
イシンに対しても近い将来、耐性を有するものとなるこ
とが予想され、上記感染症の治療薬としてバンコマイシ
ンが使用できなくなるというおそれがある。
生物質の広範囲な使用に伴い、MRSAが引き起こす感
染症が問題になっている。現在、MRSAが引き起こす
感染症の治療薬として最も有効なものは、ポリペプチド
系抗生物質であるバンコマイシンであるが、バンコマイ
シンは湿疹、腎毒性等の副作用があり慎重な投与が必要
である。また、MRSAは耐性菌であるため、バンコマ
イシンに対しても近い将来、耐性を有するものとなるこ
とが予想され、上記感染症の治療薬としてバンコマイシ
ンが使用できなくなるというおそれがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明の目的
は、MRSAを含むグラム陽性菌に対して優れた抗菌作
用を示す抗菌剤を提供することにある。
は、MRSAを含むグラム陽性菌に対して優れた抗菌作
用を示す抗菌剤を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような実情におい
て、本発明者は、抗菌作用を有する物質について鋭意検
討を行った結果、キサントン誘導体がグラム陽性菌、特
にMRSAに対して優れた抗菌作用を示すことを見出
し、本発明を完成した。
て、本発明者は、抗菌作用を有する物質について鋭意検
討を行った結果、キサントン誘導体がグラム陽性菌、特
にMRSAに対して優れた抗菌作用を示すことを見出
し、本発明を完成した。
【0005】すなわち、本発明は、次の一般式(1)
【0006】
【化2】
【0007】(式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、
R6 、R7 、及びR8 はそれぞれ水素原子、アルキル
基、アルケニル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、ハロ
ゲン原子又はアミノ基を示す)で表されるキサントン誘
導体又はその塩を有効成分とする抗菌剤を提供するもの
である。
R6 、R7 、及びR8 はそれぞれ水素原子、アルキル
基、アルケニル基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、ハロ
ゲン原子又はアミノ基を示す)で表されるキサントン誘
導体又はその塩を有効成分とする抗菌剤を提供するもの
である。
【0008】
【発明の実施の形態】一般式(1)で表されるキサント
ン誘導体は、マンゴスチン(Garcinia man
gostana Linn.)又はガルシニアディオイ
カ(Garcinia dioica Bl.)から抽
出し、単離することにより得られるのである。マンゴス
チンはオトギリソウ科(Guttiferae)フクギ
属の常緑の高木で東南アジアで広く栽培されており、そ
の果実は「果実の女王」とも称えられる。マンゴスチン
抽出物の作用としては、c−AMP依存蛋白質キナーゼ
の阻害作用(Phytochemistry 31 (1
1)3711(1992))、抗酸化作用(薬学雑誌1
14(2)129(1994))、美白作用(特開平4
−244001号公報)、テストステロン・5α−レダ
クターゼ阻害作用(特開平5−17365号公報)が知
られているが、マンゴスチン及びガルシニアディオイカ
の抽出物又はキサントン誘導体がMRSA等のグラム陽
性菌に有効であることは知られていない。
ン誘導体は、マンゴスチン(Garcinia man
gostana Linn.)又はガルシニアディオイ
カ(Garcinia dioica Bl.)から抽
出し、単離することにより得られるのである。マンゴス
チンはオトギリソウ科(Guttiferae)フクギ
属の常緑の高木で東南アジアで広く栽培されており、そ
の果実は「果実の女王」とも称えられる。マンゴスチン
抽出物の作用としては、c−AMP依存蛋白質キナーゼ
の阻害作用(Phytochemistry 31 (1
1)3711(1992))、抗酸化作用(薬学雑誌1
14(2)129(1994))、美白作用(特開平4
−244001号公報)、テストステロン・5α−レダ
クターゼ阻害作用(特開平5−17365号公報)が知
られているが、マンゴスチン及びガルシニアディオイカ
の抽出物又はキサントン誘導体がMRSA等のグラム陽
性菌に有効であることは知られていない。
【0009】一般式(1)においてR1 〜R8 はそれぞ
れ水素原子、アルキル基、アルケニル、アルコキシ基、
ヒドロキシ基、ハロゲン原子又はアミノ基を示す。ここ
でアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル
基、第三級ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基
等の炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が挙げ
られる。本発明においては、このうち、炭素数1〜6の
アルキル基が好ましい。
れ水素原子、アルキル基、アルケニル、アルコキシ基、
ヒドロキシ基、ハロゲン原子又はアミノ基を示す。ここ
でアルキル基としては、メチル基、エチル基、n−プロ
ピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル
基、第三級ブチル基、n−ペンチル基、n−ヘキシル基
等の炭素数1〜8の直鎖又は分岐鎖のアルキル基が挙げ
られる。本発明においては、このうち、炭素数1〜6の
アルキル基が好ましい。
【0010】アルケニル基としては、ビニル基、アリル
基、クロチル基、α−ペンテニル基、2−ヘキセニル
基、3−メチル−2−ブテニル基、1,1−ジメチル−
2−プロペニル基、イソプレニル基、ゲラニル基、ラバ
ンドリル基等の炭素数2〜14の直鎖又は分岐鎖の二重
結合を1〜3個有するアルケニル基が挙げられる。
基、クロチル基、α−ペンテニル基、2−ヘキセニル
基、3−メチル−2−ブテニル基、1,1−ジメチル−
2−プロペニル基、イソプレニル基、ゲラニル基、ラバ
ンドリル基等の炭素数2〜14の直鎖又は分岐鎖の二重
結合を1〜3個有するアルケニル基が挙げられる。
【0011】アルコキシ基としては、メトキシ基、エト
キシ基、プロポキシ基等の炭素数1〜6の直鎖又は分岐
鎖のアルコキシ基が挙げられ、本発明においてはこのう
ちメトキシ基が好ましい。
キシ基、プロポキシ基等の炭素数1〜6の直鎖又は分岐
鎖のアルコキシ基が挙げられ、本発明においてはこのう
ちメトキシ基が好ましい。
【0012】ハロゲン原子としては、フッ素、塩素、臭
素、ヨウ素が挙げられる。
素、ヨウ素が挙げられる。
【0013】キサントン誘導体(1)の塩としては、塩
酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、過塩素酸塩等の無機酸
塩、ナトリウム塩、カリウム塩などが挙げられる。本発
明においてはこのうちナトリウム塩が好ましい。
酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、過塩素酸塩等の無機酸
塩、ナトリウム塩、カリウム塩などが挙げられる。本発
明においてはこのうちナトリウム塩が好ましい。
【0014】なお、一般式(1)中R1 及びR7 がヒド
ロキシ基であり、R2 〜R6 及びR 8 が水素原子である
化合物(1g)は文献未記載の化合物である。
ロキシ基であり、R2 〜R6 及びR 8 が水素原子である
化合物(1g)は文献未記載の化合物である。
【0015】キサントン誘導体(1)はオトギリソウ科
(Guttiferae)フクギ属の常緑の高木である
マンゴスチン(Garcinia mangostan
aLinn.)又はガルシニアディオイカ(Garci
nia dioica Bl.)の果実、果皮、樹皮、
根、葉等のうち1又は2以上の箇所(以下「原体」とい
う)から溶剤により抽出し、単離することにより得るこ
とができる。すなわち原体を細片に切断し、乾燥・粉砕
し、これをベンゼン、酢酸エチル、メタノール、アセト
ン等の有機溶媒で抽出し、減圧下溶媒を濃縮してエキス
を得る。得られたエキスを再結晶、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー等により精製し、成分を単離すること
ができる。
(Guttiferae)フクギ属の常緑の高木である
マンゴスチン(Garcinia mangostan
aLinn.)又はガルシニアディオイカ(Garci
nia dioica Bl.)の果実、果皮、樹皮、
根、葉等のうち1又は2以上の箇所(以下「原体」とい
う)から溶剤により抽出し、単離することにより得るこ
とができる。すなわち原体を細片に切断し、乾燥・粉砕
し、これをベンゼン、酢酸エチル、メタノール、アセト
ン等の有機溶媒で抽出し、減圧下溶媒を濃縮してエキス
を得る。得られたエキスを再結晶、シリカゲルカラムク
ロマトグラフィー等により精製し、成分を単離すること
ができる。
【0016】このようにして得られるキサントン誘導体
は、スタフィロコッカス属、バチルス属、ストレプトコ
ッカス属等のグラム陽性菌、特にMRSAに対して優れ
た抗菌作用を示すことから、グラム陽性菌、特にMRS
Aによって引き起こされる感染症の治療薬として有用で
ある。
は、スタフィロコッカス属、バチルス属、ストレプトコ
ッカス属等のグラム陽性菌、特にMRSAに対して優れ
た抗菌作用を示すことから、グラム陽性菌、特にMRS
Aによって引き起こされる感染症の治療薬として有用で
ある。
【0017】本発明の抗菌剤の有効成分であるキサント
ン誘導体を人体用の医薬として使用する場合、投与量は
成人1日当たり0.01〜1000mg、好ましくは0.
1〜100mgの範囲である。また、動物用としての投与
量は、処置すべき動物の種類や大きさなどによって異な
るが、1日量として一般的には動物の体重1kg当たり
0.001〜1000mg、好ましくは0.1〜100mg
の範囲である。この1日量を1日1回、あるいは2〜4
回に分けて投与する。
ン誘導体を人体用の医薬として使用する場合、投与量は
成人1日当たり0.01〜1000mg、好ましくは0.
1〜100mgの範囲である。また、動物用としての投与
量は、処置すべき動物の種類や大きさなどによって異な
るが、1日量として一般的には動物の体重1kg当たり
0.001〜1000mg、好ましくは0.1〜100mg
の範囲である。この1日量を1日1回、あるいは2〜4
回に分けて投与する。
【0018】本発明の抗菌剤の有効成分として使用でき
るキサントン誘導体からなる抗菌剤は投与法に応じ適当
な製剤を選択し、通常用いられている各種製剤の調製法
にて調製できる。本発明抗菌剤の剤型としては例えば錠
剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤や、溶液剤、シロップ
剤、エリキシル剤、油性ないし水性の懸濁液等を経口用
製剤として例示できる。
るキサントン誘導体からなる抗菌剤は投与法に応じ適当
な製剤を選択し、通常用いられている各種製剤の調製法
にて調製できる。本発明抗菌剤の剤型としては例えば錠
剤、散剤、顆粒剤、カプセル剤や、溶液剤、シロップ
剤、エリキシル剤、油性ないし水性の懸濁液等を経口用
製剤として例示できる。
【0019】注射剤としては製剤中に安定剤、防腐剤、
溶解補助剤を使用することもあり、これらの補助剤を含
むこともある溶液を容器に収納後、凍結乾燥等によって
固形製剤として用時調製の製剤としても良い。また一投
与量を容器に収納しても良く、また多投与量を同一の容
器に収納してもよい。
溶解補助剤を使用することもあり、これらの補助剤を含
むこともある溶液を容器に収納後、凍結乾燥等によって
固形製剤として用時調製の製剤としても良い。また一投
与量を容器に収納しても良く、また多投与量を同一の容
器に収納してもよい。
【0020】また外用製剤として溶液剤、懸濁液、乳濁
液、軟膏、ゲル、クリーム、ローション、スプレー等を
例示できる。
液、軟膏、ゲル、クリーム、ローション、スプレー等を
例示できる。
【0021】固形製剤としてはキサントン誘導体ととも
に製剤学上許容されている添加物を含み、例えば充填剤
類や増量剤類、結合剤類、崩壊剤類、溶解促進剤類、湿
潤剤類、潤滑剤類等を必要に応じて選択して混合し、製
剤化することができる。
に製剤学上許容されている添加物を含み、例えば充填剤
類や増量剤類、結合剤類、崩壊剤類、溶解促進剤類、湿
潤剤類、潤滑剤類等を必要に応じて選択して混合し、製
剤化することができる。
【0022】
【実施例】以下、実施例を挙げて本発明を説明するが、
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
【0023】実施例1 マンゴスチンの果皮を細片に切断し、乾燥・粉砕した。
得られた乾燥品(2.7kg)をベンゼン5Lで加熱還流
下で24時間3回抽出した。抽出液を合一し、減圧下ベ
ンゼンを留去した。残渣(約50g)をベンゼンで再結
晶し、粗結晶20gを得た。得られた粗結晶について、
同様に再結晶を繰り返すことにより、1,3,6−トリ
ヒドロキシ−7−メトキシ−2,8−ビス−(3−メチ
ル−2−ブテニル)キサンチン−9−オン(α−マンゴ
スチン)(1a)を10g得た。
得られた乾燥品(2.7kg)をベンゼン5Lで加熱還流
下で24時間3回抽出した。抽出液を合一し、減圧下ベ
ンゼンを留去した。残渣(約50g)をベンゼンで再結
晶し、粗結晶20gを得た。得られた粗結晶について、
同様に再結晶を繰り返すことにより、1,3,6−トリ
ヒドロキシ−7−メトキシ−2,8−ビス−(3−メチ
ル−2−ブテニル)キサンチン−9−オン(α−マンゴ
スチン)(1a)を10g得た。
【0024】なお、上記で得られた再結晶物は、プロト
ン核磁気共鳴スペクトル(以下1HNMRという)、赤
外線吸収スペクトル(以下IRという)、紫外線吸収ス
ペクトル(以下UVという)電子衝撃イオン化質量スペ
クトル(以下EIMSという)によって分析を行った。
ン核磁気共鳴スペクトル(以下1HNMRという)、赤
外線吸収スペクトル(以下IRという)、紫外線吸収ス
ペクトル(以下UVという)電子衝撃イオン化質量スペ
クトル(以下EIMSという)によって分析を行った。
【0025】
【化3】
【0026】黄色針状晶 mp:181.6-182.6℃1 H NMR(400MHz, アセトン-d6)δ:1.65(6H,s), 1.78(3
H,s), 1.83(3H,s),3.35(2H,d,J=6.8Hz), 3.80(3H,s),
4.12(2H,d,J=6.8Hz), 5.28(2H,m),6.38(1H,s), 9.48(2
H,brs), 13.77(1H,s) IRν(cm-1,KBr):3400, 2925, 1640, 1600 UVλ(nm, MeOH)(log ε):243(4.54), 258(4.47), 314
(4.39) EIMS m/z:410, 367, 355, 354, 339, 373, 311, 285,
162
H,s), 1.83(3H,s),3.35(2H,d,J=6.8Hz), 3.80(3H,s),
4.12(2H,d,J=6.8Hz), 5.28(2H,m),6.38(1H,s), 9.48(2
H,brs), 13.77(1H,s) IRν(cm-1,KBr):3400, 2925, 1640, 1600 UVλ(nm, MeOH)(log ε):243(4.54), 258(4.47), 314
(4.39) EIMS m/z:410, 367, 355, 354, 339, 373, 311, 285,
162
【0027】実施例2 実施例1で得られた初めの粗結晶の母液を減圧下ベンゼ
ンを留去し、得られた乾固物をキーゼルゲル60(メル
ク社製)を充填したシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付し、n−ヘキサン−酢酸エチル(5:1)を用い
て溶出することにより、1,6−ジヒドロキシ−3,7
−ジメトキシ−2,8−ビス−(3−メチル−2−ブテ
ニル)キサンチン−9−オン(β−マンゴスチン)(1
b)を得た。
ンを留去し、得られた乾固物をキーゼルゲル60(メル
ク社製)を充填したシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付し、n−ヘキサン−酢酸エチル(5:1)を用い
て溶出することにより、1,6−ジヒドロキシ−3,7
−ジメトキシ−2,8−ビス−(3−メチル−2−ブテ
ニル)キサンチン−9−オン(β−マンゴスチン)(1
b)を得た。
【0028】
【化4】
【0029】1H NMR(400MHz, アセトン-d6)δ:1.64(3
H,s), 1.66(3H,s), 1.77(3H,s),1.83(3H,s), 3.29(2H,
d,J=7.0Hz), 3.80(3H,s), 3.94(3H,s),4.10(2H,d,J=7.0
Hz), 5.21(1H,m), 5.27(1H,m), 6.42(1H,s), 6.80(1H,
s),9.38(1H,brs), 13.58(1H,s) EIMS m/z:424, 409, 381, 368, 369, 353, 337, 335,
325, 323, 299, 169
H,s), 1.66(3H,s), 1.77(3H,s),1.83(3H,s), 3.29(2H,
d,J=7.0Hz), 3.80(3H,s), 3.94(3H,s),4.10(2H,d,J=7.0
Hz), 5.21(1H,m), 5.27(1H,m), 6.42(1H,s), 6.80(1H,
s),9.38(1H,brs), 13.58(1H,s) EIMS m/z:424, 409, 381, 368, 369, 353, 337, 335,
325, 323, 299, 169
【0030】実施例3 実施例2と同様にして、1,3,6,7−テトラヒドロ
キシ−2,8−ビス(3−メチル−2−ブテニル)キサ
ンチン−9−オン(γ−マンゴスチン)(1c)を得
た。
キシ−2,8−ビス(3−メチル−2−ブテニル)キサ
ンチン−9−オン(γ−マンゴスチン)(1c)を得
た。
【0031】
【化5】
【0032】1H NMR(400MHz, アセトン-d6)δ:1.65(3
H,s), 1.79(3H,s), 1.94(3H,s),3.36(2H,d,J=7.0Hz),
4.20(2H,d,J=7.0Hz), 5.29(1H,m), 5.32(1H,m),6.36(1
H,s), 6.80(1H,s), 9.18(3H,brs), 13.81(1H,s) EIMS m/z:396, 379, 353, 341, 340, 339, 325, 297,
285
H,s), 1.79(3H,s), 1.94(3H,s),3.36(2H,d,J=7.0Hz),
4.20(2H,d,J=7.0Hz), 5.29(1H,m), 5.32(1H,m),6.36(1
H,s), 6.80(1H,s), 9.18(3H,brs), 13.81(1H,s) EIMS m/z:396, 379, 353, 341, 340, 339, 325, 297,
285
【0033】実施例4 実施例2と同様にして、1,7−ジヒドロキシ−3−メ
トキシ−2−(3−メチル−2−ブテニル)キサンチン
−9−オン(1d)を得た。
トキシ−2−(3−メチル−2−ブテニル)キサンチン
−9−オン(1d)を得た。
【0034】
【化6】
【0035】1H NMR(400MHz, アセトン-d6)δ:1.64(3
H,s), 1.78(3H,s),3.34(2H,d,J=7.0Hz), 4.00(3H,s),
5.22(1H,m), 6.00(1H,s),7.35(1H,dd,J=9.0,3.0Hz), 7.
45(1H,d,J=9.0Hz), 7.59(1H,d,J=3.0Hz),8.78(1H,brs),
13.09(1H,s) EIMS m/z:326, 311, 283, 271, 258, 241
H,s), 1.78(3H,s),3.34(2H,d,J=7.0Hz), 4.00(3H,s),
5.22(1H,m), 6.00(1H,s),7.35(1H,dd,J=9.0,3.0Hz), 7.
45(1H,d,J=9.0Hz), 7.59(1H,d,J=3.0Hz),8.78(1H,brs),
13.09(1H,s) EIMS m/z:326, 311, 283, 271, 258, 241
【0036】実施例5 実施例1で得られた初めの粗結晶の母液を減圧下ベンゼ
ンを留去し、得られた乾固物をキーゼルゲル60(メル
ク社製)を充填したシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付し、n−ヘキサン−酢酸エチル(3:1)を用い
て溶出することにより、1,4,5,6−テトラヒドロ
キシ−2−(1,1−ジメチル−2−プロペニル)キサ
ンチン−9−オン(スベリプテノンF)(1e)を得
た。
ンを留去し、得られた乾固物をキーゼルゲル60(メル
ク社製)を充填したシリカゲルカラムクロマトグラフィ
ーに付し、n−ヘキサン−酢酸エチル(3:1)を用い
て溶出することにより、1,4,5,6−テトラヒドロ
キシ−2−(1,1−ジメチル−2−プロペニル)キサ
ンチン−9−オン(スベリプテノンF)(1e)を得
た。
【0037】
【化7】
【0038】1H NMR(400MHz, アセトン-d6)δ:1.54(6
H,s), 5.00(1H,dd,J=11.0,1.0Hz),5.04(1H,dd,J=18.0,
1.0Hz), 6.31(1H,dd,J=18.0,11.0Hz),7.00(1H,d,J=9.0H
z), 7.28(1H,s), 7.69(1H,d,J=9.0Hz), 8.80(1H,brs),1
3.09(1H,s) EIMS m/z:328, 313, 287, 273, 149, 59, 58
H,s), 5.00(1H,dd,J=11.0,1.0Hz),5.04(1H,dd,J=18.0,
1.0Hz), 6.31(1H,dd,J=18.0,11.0Hz),7.00(1H,d,J=9.0H
z), 7.28(1H,s), 7.69(1H,d,J=9.0Hz), 8.80(1H,brs),1
3.09(1H,s) EIMS m/z:328, 313, 287, 273, 149, 59, 58
【0039】実施例6 実施例5と同様にして、1,4,5−トリヒドロキシ−
2−(1,1−ジメチル−2−プロペニル)キサンチン
−9−オン(1f)を得た。
2−(1,1−ジメチル−2−プロペニル)キサンチン
−9−オン(1f)を得た。
【0040】
【化8】
【0041】1H NMR(400MHz, アセトン-d6)δ:1.54(6
H,s), 5.00(1H,dd,J=11.0,1.0Hz),5.01(1H,d,J=18.1H
z), 6.31(1H,dd,J=18.0,1.0Hz),7.30(1H,t,J=8.0Hz),
7.34(1H,s), 7.35(1H,dd,J=8.0,2.0Hz),7.71(1H,dd,J=
8.0,2.0Hz), 8.70(1H,brs), 12.85(1H,s) EIMS m/z:312, 297, 279, 271, 269, 257
H,s), 5.00(1H,dd,J=11.0,1.0Hz),5.01(1H,d,J=18.1H
z), 6.31(1H,dd,J=18.0,1.0Hz),7.30(1H,t,J=8.0Hz),
7.34(1H,s), 7.35(1H,dd,J=8.0,2.0Hz),7.71(1H,dd,J=
8.0,2.0Hz), 8.70(1H,brs), 12.85(1H,s) EIMS m/z:312, 297, 279, 271, 269, 257
【0042】実施例7 実施例5と同様にして、1,7−ジヒドロキシキサンチ
ン−9−オン(1g)を得た。
ン−9−オン(1g)を得た。
【0043】
【化9】
【0044】1H NMR(400MHz, アセトン-d6)δ:6.77(1
H,dd,J=8.0,1.0Hz),7.00(1H,dd,J=8.0,1.0Hz), 7.44(1
H,dd,J=9.0,3.0Hz),7.53(1H,t,J=9.0Hz), 7.61(1H,d,J=
3.0Hz), 7.70(1H,t,J=8.0Hz),8.96(1H,brs), 12.72(1H,
s) EIMS m/z:228, 200, 171, 144, 115
H,dd,J=8.0,1.0Hz),7.00(1H,dd,J=8.0,1.0Hz), 7.44(1
H,dd,J=9.0,3.0Hz),7.53(1H,t,J=9.0Hz), 7.61(1H,d,J=
3.0Hz), 7.70(1H,t,J=8.0Hz),8.96(1H,brs), 12.72(1H,
s) EIMS m/z:228, 200, 171, 144, 115
【0045】実施例8 ガルシニアディオイカ(Garcinia dioic
a Bi.)の樹皮1kgを乾燥、粉砕後、n−ヘキサ
ン、ベンゼン、アセトン、70%メタノール水で順次抽
出する。ベンゼン抽出液を減圧下溶媒を留去し、得られ
た乾固物(20g)をキーゼルゲル60(メルク社製)
を充填したシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、ベンゼン−アセトン(10:1)を用いて溶出する
画分をn−ヘキサン−酢酸エチル(1:1)で再結晶
し、1,3,6−トリヒドロキシ−6−メトキシ−8−
(3,7−ジメチル−2,6−オクタジエニル)キサン
チン−9−オン(ラブラキサントン)(1h)5gを得
た。
a Bi.)の樹皮1kgを乾燥、粉砕後、n−ヘキサ
ン、ベンゼン、アセトン、70%メタノール水で順次抽
出する。ベンゼン抽出液を減圧下溶媒を留去し、得られ
た乾固物(20g)をキーゼルゲル60(メルク社製)
を充填したシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付
し、ベンゼン−アセトン(10:1)を用いて溶出する
画分をn−ヘキサン−酢酸エチル(1:1)で再結晶
し、1,3,6−トリヒドロキシ−6−メトキシ−8−
(3,7−ジメチル−2,6−オクタジエニル)キサン
チン−9−オン(ラブラキサントン)(1h)5gを得
た。
【0046】
【化10】
【0047】1H NMR(400MHz, アセトン-d6)δ:1.52(3
H,s), 1.56(3H,s), 1.83(3H,s),1.97(2H,m), 2.09(2H,
m), 3.81(3H,s), 4.12(2H,d,J=6.0Hz), 5.04(1H,m),5.2
8(1H,m), 6.19(1H,d,J=2.0Hz), 6.30(1H,d,J=2.0Hz),
6.82(1H,s),9.44(2H,brs), 13.47(1H,s) EIMS m/z:410, 341, 311, 299
H,s), 1.56(3H,s), 1.83(3H,s),1.97(2H,m), 2.09(2H,
m), 3.81(3H,s), 4.12(2H,d,J=6.0Hz), 5.04(1H,m),5.2
8(1H,m), 6.19(1H,d,J=2.0Hz), 6.30(1H,d,J=2.0Hz),
6.82(1H,s),9.44(2H,brs), 13.47(1H,s) EIMS m/z:410, 341, 311, 299
【0048】試験例1 抗菌活性試験(1) 実施例1〜8の化合物についてMRSAに対する抗菌活
性試験を行った。試験は化学療法学会標準法に準じて液
体希釈法で行った。使用培地はMueller−Hin
ton培地に0.5%酵母抽出物と0.5%ブドウ糖を
添加した培地を使用した。各化合物は全てアセトンに溶
解し、培地で二倍希釈法により希釈した。37℃で好気
的に一夜培養した供試菌株を化合物添加培地4mlに0.
02ml接種し、37℃で好気的に18時間培養後、菌の
増殖の認められない最小濃度を最小阻止濃度(MIC)
とした。比較対照薬として、バンコマイシン(VCM)
を用いた。結果を表1に示す。
性試験を行った。試験は化学療法学会標準法に準じて液
体希釈法で行った。使用培地はMueller−Hin
ton培地に0.5%酵母抽出物と0.5%ブドウ糖を
添加した培地を使用した。各化合物は全てアセトンに溶
解し、培地で二倍希釈法により希釈した。37℃で好気
的に一夜培養した供試菌株を化合物添加培地4mlに0.
02ml接種し、37℃で好気的に18時間培養後、菌の
増殖の認められない最小濃度を最小阻止濃度(MIC)
とした。比較対照薬として、バンコマイシン(VCM)
を用いた。結果を表1に示す。
【0049】
【表1】
【0050】表1から、本発明の抗菌剤は、バンコマイ
シンに匹敵するか、あるいはそれ以上の抗MRSA活性
を有していることが明らかである。
シンに匹敵するか、あるいはそれ以上の抗MRSA活性
を有していることが明らかである。
【0051】試験例2 抗菌活性試験(2) 実施例1及び8の化合物についてグラム陽性菌全般に対
する抗菌活性試験を行った。試験は化学療法学会標準法
に準じて液体希釈法で行った。供試菌株としては黄色ブ
ドウ球菌(S.aureus)、枯草菌(B.subt
ilis)及び連鎖球菌(S.pyrogenes)を
使用した。使用培地はMueller−Hinton培
地を使用した。各化合物は滅菌精製水に溶解し、滅菌精
製水で二倍希釈法により希釈した。供試菌を35℃で好
気的に18〜20時間培養した後、化合物添加培地4ml
に0.02ml接種し、35℃で好気的に18〜20時間
培養した後、菌の増殖の認められない最小濃度を最小阻
止濃度(MIC)とした。結果を表2に示す。
する抗菌活性試験を行った。試験は化学療法学会標準法
に準じて液体希釈法で行った。供試菌株としては黄色ブ
ドウ球菌(S.aureus)、枯草菌(B.subt
ilis)及び連鎖球菌(S.pyrogenes)を
使用した。使用培地はMueller−Hinton培
地を使用した。各化合物は滅菌精製水に溶解し、滅菌精
製水で二倍希釈法により希釈した。供試菌を35℃で好
気的に18〜20時間培養した後、化合物添加培地4ml
に0.02ml接種し、35℃で好気的に18〜20時間
培養した後、菌の増殖の認められない最小濃度を最小阻
止濃度(MIC)とした。結果を表2に示す。
【0052】
【表2】
【0053】表2から、本発明の化合物は、グラム陽性
菌全般に対して抗菌作用を有することが明らかである。
菌全般に対して抗菌作用を有することが明らかである。
【0054】
【発明の効果】本発明の抗菌剤は、グラム陽性菌、特に
MRSAに対して優れた抗菌作用を示し、これらの細菌
による感染症治療薬として有用である。
MRSAに対して優れた抗菌作用を示し、これらの細菌
による感染症治療薬として有用である。
Claims (1)
- 【請求項1】 次の一般式(1) 【化1】 (式中、R1 、R2 、R3 、R4 、R5 、R6 、R7 、
及びR8 はそれぞれ水素原子、アルキル基、アルケニル
基、アルコキシ基、ヒドロキシ基、ハロゲン原子又はア
ミノ基を示す)で表されるキサントン誘導体又はその塩
を有効成分とする抗菌剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7265152A JPH09110688A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 抗菌剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7265152A JPH09110688A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 抗菌剤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09110688A true JPH09110688A (ja) | 1997-04-28 |
Family
ID=17413358
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7265152A Pending JPH09110688A (ja) | 1995-10-13 | 1995-10-13 | 抗菌剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09110688A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6730333B1 (en) * | 2002-10-30 | 2004-05-04 | Dbc, Llc | Nutraceutical mangosteen composition |
JP2005518399A (ja) * | 2001-12-27 | 2005-06-23 | エイボン プロダクツ インコーポレーテッド | 皮膚の審美的外観を改善するための方法 |
US7182964B2 (en) | 2003-11-13 | 2007-02-27 | Dbc, Llc | Dissolving thin film xanthone supplement |
WO2009093255A2 (en) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Ganga Raju Gokaraju | A new nutraceutical composition from garcinia mangostana |
US20110280951A1 (en) * | 2009-02-02 | 2011-11-17 | Laila Nutraceuticals | Composition from sphaeranthus indicus and garcinia mangostana for the control of metabolic syndrome |
WO2013036207A1 (en) * | 2011-09-08 | 2013-03-14 | Agency For Science, Technology And Research | Derivatives of xanthone compounds |
US10105347B2 (en) | 2009-02-02 | 2018-10-23 | Laila Nutraceuticals | Sphaeranthus indicus derived ingredients and their compositions for enhancing physical performance and energy levels |
US10898533B1 (en) | 2020-01-26 | 2021-01-26 | King Saud University | Mangosteen nanoparticles |
CN115260146A (zh) * | 2022-07-21 | 2022-11-01 | 中国农业科学院上海兽医研究所 | 氧杂蒽酮酯类与糖类衍生物及其制备与抗菌用途 |
-
1995
- 1995-10-13 JP JP7265152A patent/JPH09110688A/ja active Pending
Cited By (17)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005518399A (ja) * | 2001-12-27 | 2005-06-23 | エイボン プロダクツ インコーポレーテッド | 皮膚の審美的外観を改善するための方法 |
US6730333B1 (en) * | 2002-10-30 | 2004-05-04 | Dbc, Llc | Nutraceutical mangosteen composition |
WO2004041184A3 (en) * | 2002-10-30 | 2004-07-08 | Dbc Llc | Nutraceutical mangosteen composition |
US7182964B2 (en) | 2003-11-13 | 2007-02-27 | Dbc, Llc | Dissolving thin film xanthone supplement |
WO2009093255A2 (en) * | 2008-01-21 | 2009-07-30 | Ganga Raju Gokaraju | A new nutraceutical composition from garcinia mangostana |
WO2009093255A3 (en) * | 2008-01-21 | 2009-12-30 | Ganga Raju Gokaraju | A new nutraceutical composition from garcinia mangostana |
US10105347B2 (en) | 2009-02-02 | 2018-10-23 | Laila Nutraceuticals | Sphaeranthus indicus derived ingredients and their compositions for enhancing physical performance and energy levels |
US9241964B2 (en) * | 2009-02-02 | 2016-01-26 | Laila Nutraceuticals | Composition from Sphaeranthus indicus and Garcinia mangostana for the control of metabolic syndrome |
US20110280951A1 (en) * | 2009-02-02 | 2011-11-17 | Laila Nutraceuticals | Composition from sphaeranthus indicus and garcinia mangostana for the control of metabolic syndrome |
US10471114B2 (en) | 2009-02-02 | 2019-11-12 | Laila Nutraceuticals | Composition from Sphaeranthus indicus and Garcinia mangostana for the control of metabolic syndrome |
WO2013036207A1 (en) * | 2011-09-08 | 2013-03-14 | Agency For Science, Technology And Research | Derivatives of xanthone compounds |
CN104114547A (zh) * | 2011-09-08 | 2014-10-22 | 新加坡科技研究局 | 呫吨酮化合物的衍生物 |
JP2014531431A (ja) * | 2011-09-08 | 2014-11-27 | エージェンシー フォー サイエンス,テクノロジー アンド リサーチ | キサントン化合物の誘導体 |
JP2017218457A (ja) * | 2011-09-08 | 2017-12-14 | エージェンシー フォー サイエンス,テクノロジー アンド リサーチ | キサントン化合物の誘導体 |
US10898533B1 (en) | 2020-01-26 | 2021-01-26 | King Saud University | Mangosteen nanoparticles |
CN115260146A (zh) * | 2022-07-21 | 2022-11-01 | 中国农业科学院上海兽医研究所 | 氧杂蒽酮酯类与糖类衍生物及其制备与抗菌用途 |
CN115260146B (zh) * | 2022-07-21 | 2024-04-19 | 中国农业科学院上海兽医研究所 | 氧杂蒽酮酯类与糖类衍生物及其制备与抗菌用途 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
GB1299198A (en) | Pyrrolobenzodiazepinone derivatives | |
JPH09110688A (ja) | 抗菌剤 | |
JPS5829959B2 (ja) | パ−トリシン誘導体の製造法 | |
US4868208A (en) | Antifungal agent and method | |
EP0916680A2 (de) | Lantibiotikum verwandt mit Actagardine, Verfahren zur Herstellung und Verwendung desselben | |
JPH01211600A (ja) | 新規な抗生物質 | |
JPH01153632A (ja) | 抗細菌性9−デオキソ―9a―アリルおよびプロパルギル―9a―アザ―9a―ホモエリスロマイシンA誘導体 | |
EP1341758B1 (de) | Coniosetin und derivate davon, verfahren zur herstellung und verwendung derselben | |
EP2984078B1 (en) | Novel chromone alkaloid dysoline for the treatment of cancer and inflammatory disorders | |
WO2017182828A1 (en) | Antimicrobial agents | |
US9682997B2 (en) | Pharmaceutical formulations containing 3-(4-cinnamyl-l-piperazinyl) amino derivatives of 3-formylrifamycin SV and 3-formylrifamycin S and a process of their preparation | |
KR101435638B1 (ko) | 에노일 리덕테이즈 저해 및 항균 활성을 갖는 신규한 히스피딘계 화합물 | |
US7211417B2 (en) | Antibiotic P175-A and semisynthetic derivatives thereof | |
JPH06116159A (ja) | ネンジュモ抽出物 | |
CN112587517B (zh) | 一种去氢中美菊素c的抗菌用途 | |
EP1960375B1 (en) | Novel macrolide compounds with antibiotic and antneoplastic properties | |
EP1448522B1 (de) | Gabusectin-derivate, verfahren zur deren herstellung und deren verwendung | |
US6962943B2 (en) | Gabusectin derivatives, processes for preparing them and their use | |
JPH107631A (ja) | 抗菌、抗真菌および抗原虫活性を有するカルニチンのビスアルカノイルエステル | |
EP1519909B1 (de) | Polyencarbonsäure-derivate, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung | |
EP1478731A1 (de) | Phenalenon-derivative, verfahren zur herstellung und verwendung derselben | |
JP3949197B2 (ja) | Mrsa感染防御剤 | |
EP1529025B1 (de) | Polyisoprenyl-benzophenon-derivate, verfahren zu ihrer herstellung und verwendung derselben | |
JPH07138165A (ja) | 抗癌剤 | |
JPH0565260A (ja) | ポリエン化合物及びその製造法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060627 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20061024 |