JPS5950318B2 - 新規抗生物質sy−2物質 - Google Patents

新規抗生物質sy−2物質

Info

Publication number
JPS5950318B2
JPS5950318B2 JP52005762A JP576277A JPS5950318B2 JP S5950318 B2 JPS5950318 B2 JP S5950318B2 JP 52005762 A JP52005762 A JP 52005762A JP 576277 A JP576277 A JP 576277A JP S5950318 B2 JPS5950318 B2 JP S5950318B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substance
solvent
ethyl acetate
antibiotic
test
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP52005762A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5392795A (en
Inventor
幸雄 宮崎
明 柴田
建雄 矢作
正 有可
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kaken Pharmaceutical Co Ltd filed Critical Kaken Pharmaceutical Co Ltd
Priority to JP52005762A priority Critical patent/JPS5950318B2/ja
Publication of JPS5392795A publication Critical patent/JPS5392795A/ja
Publication of JPS5950318B2 publication Critical patent/JPS5950318B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)
  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Fodder In General (AREA)
  • Preparation Of Compounds By Using Micro-Organisms (AREA)
  • Heterocyclic Carbon Compounds Containing A Hetero Ring Having Oxygen Or Sulfur (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は新規抗生物質SY−2物質、その製法及びSY
−2物質を有効成分とするコクシジウム症予防治療剤に
関する。
先に本発明者らは、放線菌はストレプトミセス属に分類
されるストレプトミセス・アルプス・ワックスマン・ア
ンド・ペンリッチ第80614号菌(微工研菌寄第41
9号)が、その培養中に抗菌活性を示す物質を産生まる
ことを見出し、その培養物からサリノマイシン(特開昭
47−25392号明細書参照)及びSY−2物質(特
開昭51−86191号明細書参照)を単離した。
本発明者らは更に研究を進めた結果、同じ培養物中にザ
リノマイシン及びSY−1物質とは異なる新規な活性物
質が存在することを発見し、これを単離してSY−2物
質と命名するとともに、本物質が抗微生物活性をするば
かりでなくコクシジウム症の予防及び治療に顕著な効果
を有することを見出した。
本発明はこの知見に基づくもので、新規抗生物物質SY
−2物質、並びにSY−2物質を生産する能力を有する
ストレプトミセス属菌を溶養し、その培養物からSY−
2物質を採取することを特徴とする、SY−2の製法で
ある。
更に本発明は、抗生物質SY−2物質を有効成分とする
コクシジウム症予防治療剤である。SY−2物質の物性
は後記に示すとおりである。SY−2物質の生産に使用
されるストレプトミセス・アルプス第80614号菌(
微工研菌寄第419号)の菌学的性質は、特願昭50−
9698号(特開昭51−86191号)明細書に詳記
されている。
本発明によりSY−2物質を得るには、普通に知られて
いる放線菌の培養方法を用いることがでぎるが、工業的
には通気撹拌培養が有利である。
培養温度は25〜35℃が適当である。培地としては放
線菌培養に一般に用いられるもの、すなわち炭素源、窒
素源、無機塩類、有機微量成分、消泡剤などを適宜組合
せたものを使用することができる。培養時間は通常72
〜168時間である。培養混合物からSY−2物質の採
取は、SY−2物質の理化学的性質を利用して行なわれ
る。すなわち本物質が弱酸性脂溶性物質であることを利
用して、各種有機溶媒による抽出法、転溶法、各種吸着
剤によるクロマトグラフイ一などを適宜組合せて用いる
ことにより目的物質を純粋な結晶として得ることができ
る。SY− 2物質は菌体及び沢液の双方に含まれるの
で、たとえば培養物にメタノール、エタノール、アセト
ン等の水と混和し易い溶媒を加えて抽出し、−P過し、
P液中の溶媒を留去したのち、水層を苛性ソーダでPH
7〜9に調節し、酢酸エチル、酢酸ブチル、塩化メチレ
ン、クロロホルム等の水と混和しない溶媒に転溶する。
転溶溶媒を濃縮して残留物をメタノールー水、エタノー
ルー水、アセ .トンー水等の溶媒系を用いて結晶化す
る。あるいは培養物に沢過助剤を加えて沢過し、菌体を
メタノール、エタノール、アセトン等で抽出し、溶媒留
法後苛性ソーダーでPHを7〜9に調整し、酢酸エチル
、酢酸ブチル、クロロホルム等で抽出す,る。一方P液
は同一溶媒で抽出する。両抽出液を合わせて濃縮し、濃
縮物を前記の方法で結晶化する。夾雑する成分が多い場
合は、スチレン系の吸着樹脂、シリカゲル、アルミナ等
の担体でクロマト.グラフイ一t行ない夾雑物を除去す
る,たとえばアルミナクロマト ラフイ一の場合は、展
開溶媒として酢酸エチルメタノール混合液を用い、溶媒
中のメタゾールの濃度を5%から20q6に変える段階
溶出法により、SY−2物質とサリノマイシン、SY−
1物質及びその他の夾雑物とを分離する。
またシリカゲルクロマトグラフイ一の場合は展開溶媒と
してクロロホルム−メタノール(1005液量比)混合
液を用いて展開するこりにより、SY−2物質を他物質
から分離することができる。得られた生物活性溶出区分
を減圧濃縮し、前記の溶媒から結晶化する。以上の各方
法によりSY一2物質の結晶が好収量で得られる。SY
−2物質(遊離型)の理化学的性質は下記のとおりであ
る。
(1)色及び性状:無色柱状結晶 (2)融点 :186〜188℃ (3)比旋光度 :〔α〕甘−685゜(濃度1%、メ
タノール)(4)溶解性 :メタノール、エタノール、
アセトン、酢酸エチル、クロロホルム、エータル、四塩
化炭 素、人キサン等に可溶。
水に不溶。
(5)安定性 :PH7〜9で安定、PH5以下でやや
不安定。
(6)呈色反 :レミユ一、ニンヒドリン、塩化鉄、フ
エーリング、バニリンの各反応は陰性、101f6硫 酸で黄色を呈し、ヨードとは 反応して赤褐色を呈する。
(7)元素分析値:C42H7OOlOとして,(8)
分子量 :734(マススペクトル法)(9)柴外部吸
収スベクトルリメタノール λ 285nmm aX (ε=58) に極大吸収 al 赤外部吸収スペクトル: 臭化カリウム錠による吸収スペ クトルは1図に示す。
AD核磁気共鳴スペクトル: 重クロロホルム中で測定したス ペクトルは第2図に示す。
aコ 薄層クロマトグラフイー: シリカゲル薄層クロマトグラフ イ一で各種溶媒系にて展開した ときのRf値を第1表に示す。
ネマススベクトルリ モノメチルエステルのマススペク トルを第3図に示す。
抗菌スペクトルは第2表に示すとおりである。
本抗生物質SY−2物質に類似する物質としては、抗生
物質SY−1物質があげられ、SY−エ・物質のモノメ
チルエステルのマススペクトル及び一般構造式は、SY
−2物質のそれと全く同一である。しかし両者は理化学
的性質において差異がみられ、特にシリカゲル薄層クロ
マトグラフイ一上でのRf値は、第3表に示すごとく明
らかに相違する。従つてSY−2物質はSY−1の新規
な立体異性体と考えられる。以下に抗生物質SY−2物
質の具体的製造法を事例により示す。
実施例 ブドウ糖2%、可溶性澱粉1q6、大豆紛1q6、食塩
0.2%、塩化カリ0.2%及び炭酸カルシウム0.0
2%を含有する培地にストレプトミセス・アルプス・ワ
ックスマン・アンド・ペンリッチ第80614号菌(微
工研菌寄第419号)を接種し、30℃で48時間振盪
溶養した。
この培養液11をブドウ糖4%、可溶性澱粉1%、大豆
紛1.5%、ビール酵母0.4%、食塩0.2係、塩化
カリ0.2%モしてPH7.Oの溶体培地1001(ス
テンレス製2001タンク内)に接種し、30℃で通気
量1001/分の条件下で120時間攪 培養した。培
養終了後、培養液を苛性ソーダーでPH8に調整し、珪
藻土2チを加えてP過する。
菌体部分は9096アセトン水301を加えて1時間撹
拌抽出し、デ過後アセトンを減圧下で留去した。次いで
n−ヘキサン201で抽出したのち、水層を再び酢酸エ
チル301で抽出した。一方P液はn−ヘキサン501
で抽出したのち、水層を酢酸エチル501で抽出した。
両者からの酢酸エチル抽出液を合わせ、減圧濃縮して1
1とした。濃縮液をあらかじめ酢酸エチルで充填した1
1のアルミナカラムに吸着させたのち、酢酸エチルでよ
く洗浄し、酢酸エチルとメタノールの混台溶媒(メタノ
ール濃度5〜20チ)で段階溶出し、溶出液を20ゴず
つフラクシヨンコレクタ一で分収した。
まずメタノール濃度5チの混合溶媒800ゴで展開する
とSY−1物質区が溶出され、次いでメタノール濃度1
0チの混合溶媒11で展開するとサリノマイシンが溶出
され、さらにメタノール濃度20%の混合溶媒11で展
開するとSY−2物質が溶出された。溶出液を集めて濃
縮すると、抗生物質SY−2物質の粗粉末3gが得られ
た。この粗粉末を再び80%のアセトン水に溶解し、冷
蔵庫(5℃)に1夜放置するとSY−2物質が結晶イヒ
した。これを沢別して乾燥すると1.2gの粗結晶が得
られ、この粗結晶をアセトン水から再結晶すると、SY
−2物質の遊離型の無色柱状結晶1.0gが得られた。
本発明のコクシジウム症予防治療剤は、SY−2物質を
生理的に無害な固体又は液体の希釈剤と混合し又は混合
しないで散剤、粉剤、錠剤、カプセル剤、顆粒剤などと
して用いられる。
あるいはこれを飼料、飲料水などに混合してもよい。本
剤に用いられる固体担体としては、たとえば小麦粉、大
豆粉、米糠、澱粉、ブドウ糖、酵母、魚粉、タルク、珪
藻土等があげられ、また液体担体としては、たとえば生
理食塩水、蒸溜水、生理的に無害な有機溶媒等が用いら
れる。その他適宜の補助剤たとえば乳化剤、分散剤、懸
濁剤、湿潤剤、ゲル化剤などを添加してもよい。更に殺
菌剤、防腐剤、酵素剤、抗生物質、乳酸菌製剤等を添加
することもできる。本発明のコクシジウム症予防治療剤
は特に固体の状態での使用が好ましく、この場合には有
効成分を市販の飼育飼料あるいは発育促進飼料等の固体
飼料中に攪 、振 又は粉砕等の手段で混入して使用す
るか、あるいは有効成分を前記のような生理的に無害な
担体を含む粉末濃厚物の形で前記飼料に混合してもよい
本発明のコクシジウム症予防治療剤を使用するには、モ
の有効成分であるSY−2物質の含量として約0.00
01重量%以上が適当である。
一般にその投与量は家 、家畜の種類、日令、投与方法
、症状等により変わるが、たとえばにわとりのコクシジ
ウム症予防の目的には、有効成分であるSY−2物質の
割合が約0.001〜0.01q6(飼料の全重量に対
し)で投与することが好ましい。また治療の目的には約
0.005〜 0.03チで投与することが好ましい。
これらの場合には飼料中にSY−2物質を濃度が約10
〜300ppmになるように混和する。本剤は特にアイ
メリア・テネラによる疾患の予防及び治療において良好
な結果が得られる。実験例1 (1)供試薬剤: SY−2物質、 比較物質としての硝酸ジメチ アリウム、クロピドール及びビキノレートを濃度100
ppmで用いた。
比較物質の化学構造は下記のとおりである。(2)スポ
ロゾイトリ アイメリア・テネラの感受性面S)、キノリン系抗コク
シジウム剤の耐性株(8)及びアイメリア・ブルネッテ
イの3株を用い、スポロゾイトはこれらの発育オーシス
トをドラン及びフアルの方法で脱のうさせた。
(3)培養細胞ど培養液 スポロゾイトの培養は鶏胎児細胞、ヒナ腎細胞又はイー
グル培養液で行ない、6X32朋のカバースリップを入
れた試験管内で培養した。
(4)試験方法:各薬剤を所定の濃度に溶解した細菌培
養液9dに、スポロゾイトを3X10個含む液17!1
1を接種し、40℃で1時間静置してスポロゾイトを細
胞内に侵入させたのち、メタノールで固定し、ギムザ染
色をした。
各種薬剤の抗コクシジウム作用は、スポロゾイトの細胞
内侵入数を薬剤非添加対照と比較して判定した。すなわ
ちスポロゾイトの細胞内侵入は染色後、顕微鏡500倍
率でカバースリップの長径を4ケタ鏡検して数をかぞえ
、対照の侵入数を100%としてその侵入率で比較した
。その結果を第4表に示す。
この結果から、SY−2物質はスポロゾイトの細胞内侵
入を著明に阻止し、従来使用されている他の薬剤より優
れた結果を示すことが認められた。
実験例2 (1)供試ヒナ:白色レグホン系雄。
(2)接種オーシストと接種量: アイメリア・テネラの胞子形成オーシストを1羽当たり
68×10個ずつ経口接種した。
(3)供試薬剤’ 抗生物質SY−2物質。
(4)供試薬剤の飼料への混合: 第5表に示す飼育飼料に、供試薬剤を100ppmの濃
度になるように混合した。
(5)試験方法: 供試ヒナとしては14日令の健康なヒナを用い、体重平
均が等しくなるように3群に分け、第1群はオーシスト
接種1日前から所定の供試薬剤を含有する飼料で飼育し
、第2群は感染後供試薬剤を含まない飼料で飼育する感
染対照区とし、第3群は非感染対照区とした。
オーシストは第1群及び第2群のヒナに1羽当たり68
×104個のアイメリア・テネラの胞子形成オーシスト
を経口接種した。(6)効果判定基準:抗生物質SY−
2投与群(第1群)はオーシスト接種1日前から投薬を
開始し、試験終了まで連用した。
ヒナは試験開始時と試験終了時(層殺前)の2回体重を
測定し、試験期間中は朝、夕2回糞の状態の観察と生死
の観察を行なつた。オーシスト接種日より7日目から9
日目まで糞を集め、プランクトン計数盤を用いて糞中の
オーシスト数を求め、オーシスト接種後9日目にへい死
及び生存全例を剖検し、腸管病変の肉眼的観察並びに−
[ヮw腸、空腸、小腸下部及び盲腸部のオーシスト寄生数
を求め、薬剤の効果を判定した。その結果を第6表及び
第7表に示す。増体量とは試験開始日より試験終了日ま
での体重の増加量の和を生存羽数で除したものである、
盲腸病変:鶏のコクシジウム検査法に従う。
盲腸病変の一〜・曲は下記の意味を有する。
一盲腸は全く正常。
+盲腸の形は正常。
内容物はやや流動性を帯び色も黄色がかる。
盲腸粘膜は部分的に軽度の腫張があり白ぽくなる。
廿盲腸の形はほぼ正常。
粘膜の腫張は全面にみられる。
内容に出血はなく、粘液は黄色みをおび退色している。
粘膜内には少数の白色点状壊死巣や出血斑が見られ る。
+盲腸の萎縮、変形は明瞭で直腸よりもやや長い程度と
なる。
正常な内容物は全くなく、凝血または灰白色チーズ状の
変性 物が充満していることが多い。
盲腸壁の肥厚は顕著でもろくなり、点状出血斑が まだ残つていることもある。
病変は盲腸基部にまで達するが直腸にまでは達しな い 冊盲腸の萎縮、変形は顕著。
一般にソーセージ状を呈し、その長さは直腸と同じか または短かくなつている。
病変は直腸の1/3〜1/4位の所にまで達する。
その他は+と同様である。
第6表及び第7表から知られるように、SY2物質を投
与した群は糞の状態、相対増体率、へい死率、0.P.
G、及び剖検所見において優れた治療効果が認められた
実験例3 従来の抗コクシジウム剤、たとえばヒキノレ一ト、アン
プロリウム、メチルベンゾクエード、クロピドール、ス
ルフアジメトキジンなどでは、使期間が長ければ耐性菌
の出現がみられる。
そこで従来の抗コクシジウム剤に耐性を有する野外株を
用いて、本発明の抗コクシジウム剤の効果を試験した。
(1)供試ヒナ:白色レグホン系雄。
(2)接種オーシストと接種量: メチルベンゾクエート40ppmに耐性を有するアイメ
リア・テネラの胞子形成オーシストを1羽当たり6.8
×104個経口接種した。
(3)供試薬剤:抗生物質SY−2物質及びアンプロー
ルプラス(大日本製薬社製、抗サイアミン剤)(4)供
試薬剤の飼料への混合: 第4表に示す飼料に第8表に示す供試薬剤をそれぞれ1
0又は100ppmになるように混合した。
(5)試験方法 健康ヒナは14日令時に体重が等しくなるように5群に
分け、第1群はオーシスト接種5日前から抗生物質SY
−2物質10ppmを含む飼料で飼育し、第2群には接
種日から抗生物質SY−2物質を100ppmを含む飼
料で飼育し、第3群には市販の抗コクシジウム剤である
アンプロールプラス100ppmを含む飼料をオーシス
ト接種5日前から投与し、第4群はオーシスト感染対照
区とし、第5群は非感染対照区とした。
ォーシストの接種は21日令時に行い、接種後7日目に
全例を剖検した。(6)効果判定基準: 効果の判定、表の記載は実験例2の場合と同じである。
試験結果は第8表及び第9表に示す。第8〜9表の結果
から抗生物質SY−2投与群(第1群、第2群)は糞の
状態、0.P.G.相対増体率、へい死率及び剖検所見
からコクシジウム症に対する予防及び治療において、市
販の抗コクシジウム剤であるアンプロールプラスより優
れていることが認められた。
【図面の簡単な説明】
第1図はSY−2物質の赤外部吸収スペクトル図、第2
図はSY−2物質の核磁気共鳴スペクトル図、第3図は
SY−2物質モノメチルエステルのマススペクトル図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 薄層クロマトグラフィーで展関したときのR_f値が、
    酢酸エチル溶媒で0.15、酢酸エチル:アセトン(4
    :1)溶媒で0.35及び酢酸エチル:ベンゼン(7:
    3)溶媒で0.05である、新規坑生物質SY−2物質
    。 2 抗生物質SY−2物質を生産する能力を有するスト
    レプトミセス属菌を培養し、その培養物かからSY−2
    物質を採取することを特徴とする、次式▲数式、化学式
    、表等があります▼ で表わされ、融点186〜188℃、シリカゲル薄層ク
    ロマトグラフイーで展開したときのR_f値が、酢酸エ
    チル溶媒で0.15、酢酸エチルリアセトン(4:1)
    溶媒で0.35及び酢酸エチル:ベンゼン(7:3)溶
    媒で0.05である、抗生物質SY−2物質の製法。 3 次式 ▲数式、化学式、表等があります▼ で表わされ、融点186〜188℃、シリカゲル薄層ク
    ロマトグラフィーで展開したときのR_f値が、酢酸エ
    チル溶媒で0.15、酢酸エチル:アセトン(4:1)
    溶媒で0.35及び酢酸エチル:ベンゼン(7:3)溶
    媒で0.05である抗生物質SY−2物質を有効成分と
    するコンクシジウム症予防治療剤。
JP52005762A 1977-01-24 1977-01-24 新規抗生物質sy−2物質 Expired JPS5950318B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52005762A JPS5950318B2 (ja) 1977-01-24 1977-01-24 新規抗生物質sy−2物質

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP52005762A JPS5950318B2 (ja) 1977-01-24 1977-01-24 新規抗生物質sy−2物質

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5392795A JPS5392795A (en) 1978-08-15
JPS5950318B2 true JPS5950318B2 (ja) 1984-12-07

Family

ID=11620128

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52005762A Expired JPS5950318B2 (ja) 1977-01-24 1977-01-24 新規抗生物質sy−2物質

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5950318B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227019U (ja) * 1985-08-01 1987-02-19

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6227019U (ja) * 1985-08-01 1987-02-19

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5392795A (en) 1978-08-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR900006237B1 (ko) 항생물질 화합물의 제조방법
JP5345390B2 (ja) 水溶性アルテミシニン誘導体、その調製方法、薬学組成物及び用途
JP3560653B2 (ja) イツリンaの製造法及び抗深在性真菌症剤
US2823164A (en) Method of preparing 3, 5, 3' l-tri-iodothyronine and pharmaceutical compositions thereof
EP0207124A1 (en) Use of podophyllotoxin and its derivatives.
US4663342A (en) Pharmaceutical composition and method for immunopotentiation
JPS5950318B2 (ja) 新規抗生物質sy−2物質
JPS6043097B2 (ja) 飼料利用効率改善剤
US4192887A (en) Ruminant coccidiostats
EP0290817B1 (en) A use of oxetanocin for inhibiting hiv
JPH0586374B2 (ja)
JP2540292B2 (ja) 新規な微生物
JPS6332794B2 (ja)
CN112022858B (zh) 中药单体化合物组合在改善认知功能中的应用
EP0476391A2 (en) Anti-AIDS virus composition containing cepharanthine as active compound
US11938120B1 (en) Ethyl 2-substituted-1-(substitutedbenzoyl)-7-methylpyrrolo[1,2-a]quinoline-3-carboxylate derivatives as anti-tubercular agents
US11845746B1 (en) Ethyl 2-substituted-1-(substitutedbenzoyl)-7-methylpyrrolo[1,2-a]quinoline-3-carboxylate derivatives as anti-tubercular agents
EP0278497A2 (en) Pharmaceutical composition for treating ulcerative large intestinal diseases
CN109364063B (zh) 一种具有抗菌作用的化合物及其在制备抗菌药物中的应用
JPS6046087B2 (ja) コクシジウム症予防治療剤
JPH0613520B2 (ja) 抗生物質LL―D42067αおよびLL―D42067β
JPH07188245A (ja) 苦甘草に含まれる新規化合物
JP2001515861A (ja) 抗腫瘍薬としてのジチオロピロロンおよびそれらの対応するモノオキサイドおよびジオキサイド
JPH0481593B2 (ja)
CN113577054A (zh) 芦荟松在制备治疗溃疡性结肠炎药物中的用途