JPS6043097B2 - 飼料利用効率改善剤 - Google Patents

飼料利用効率改善剤

Info

Publication number
JPS6043097B2
JPS6043097B2 JP58210685A JP21068583A JPS6043097B2 JP S6043097 B2 JPS6043097 B2 JP S6043097B2 JP 58210685 A JP58210685 A JP 58210685A JP 21068583 A JP21068583 A JP 21068583A JP S6043097 B2 JPS6043097 B2 JP S6043097B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
a2o4l
derivative
feed
antibiotic
utilization efficiency
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58210685A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59108720A (ja
Inventor
ロバ−ト・エル・ハミル
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Eli Lilly and Co
Original Assignee
Eli Lilly and Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Eli Lilly and Co filed Critical Eli Lilly and Co
Publication of JPS59108720A publication Critical patent/JPS59108720A/ja
Publication of JPS6043097B2 publication Critical patent/JPS6043097B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07DHETEROCYCLIC COMPOUNDS
    • C07D493/00Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system
    • C07D493/02Heterocyclic compounds containing oxygen atoms as the only ring hetero atoms in the condensed system in which the condensed system contains two hetero rings
    • C07D493/10Spiro-condensed systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A23FOODS OR FOODSTUFFS; TREATMENT THEREOF, NOT COVERED BY OTHER CLASSES
    • A23KFODDER
    • A23K20/00Accessory food factors for animal feeding-stuffs
    • A23K20/10Organic substances
    • A23K20/195Antibiotics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P3/00Drugs for disorders of the metabolism
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P31/00Antiinfectives, i.e. antibiotics, antiseptics, chemotherapeutics
    • A61P31/04Antibacterial agents
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P33/00Antiparasitic agents
    • A61P33/02Antiprotozoals, e.g. for leishmaniasis, trichomoniasis, toxoplasmosis

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はヒトを除く動物薬組成物に関し、更に詳しくは
飼料利用効率改善剤および抗コクシジウム剤として有用
な抗生物質A2041の新規モノエーテル誘導体もしく
はそれらの塩を活性成分として含有する動物薬組成物に
関する。
コクシジウム症はアイメリア(Eimeria)属また
はイソスポラ(Isospora)属の1つまたはそれ
以上の感染から起るよく知られた原虫症である式:T÷
3ン■一 (要約はデイジーゼス・オブ・ポウルトリー第5版、ビ
ースター(Biester)およびシユワルト(Sch
warte)共編、(米国アイオイ州アメス在、アイオ
ワ・ステート・ユニバーシテイ・プレス社196奔刊)
1056〜1096頁、ランド(Lund)およびファ
ー(Farr)の記載参照)。
処置しないでおくとコクシジウム症のひどい感染は鳥に
不十分な体重増加、飼料効力の減少、高い罹病率および
死フ亡率をもたらす。コクシジウム病惑染によつてひき
起される罹病率および死亡率は、もしころような感染が
処置されないか抑制されないでおくと広範にわたる経済
的ロスを起こさせる。それ故この病気の抑制は家禽業界
にとつて最高の重大事である。この病気を抑制する改良
剤を見出す絶えざる努力において、毒性を減少させるこ
とは望ましい改良の1つである。本発明の目的は低毒性
で動物飼料として投与される低毒性の抗コクシジウム剤
を提供することに存する。
また、本発明は抗性物質A2O4Iの新規モノエーテル
誘導体を活性成分として含有する動物飼料組成物を提供
するものである。
本発明は特に次式で示される抗性物質A2O4lのエー
テル誘導体ならびその生理学的に許容される陽イオン塩
を提供するものである。本発明における活性成分は抗生
物質A2O4I誘導体〔I〕およびその塩を包含する。
〔式中、YはO)Rは低級アルキル基または低級アルコ
キシアルキル基を表わす。。本発明の新期A2O4I誘
導体〔I〕は抗性物質A2O4ICn〕またはその塩を
、式:HYR(ここにYとRは前記と同意義)で示され
る第一級アルコールと反応させることにより製造するこ
とができる。
抗性物質A2O4I〔旧およびその塩は米国特許第3,
705,2あ号に開示されている。抗性物質A2O4I
の構造はX線回析研究によつて決定された(ノエル.デ
イー .ジヨーンズ(NOelD3JOnes)、マイ
ケル.オー・チヤネイ(MichaelO.Chane
y)、ジエイムス・ダブリユー.チャンバーリン(Ja
mesW.Chamberlin)、口パート・エル.
ハミル(RO反RtL.Hamill)およびスー・チ
エン(SueChen)により記載されたデータ(ザ.
ジャーナル・オブ・ジ・アメリカン・ケミカル・ソサイ
エテイ第95巻3399〜3400頁(1973年))
参照)。抗性物質A2O4Iの構造式を次頁に示す。本
明細書においてアルキルおよびアルコキシは直鎖か分枝
鎖のアルキルおよびアルコキシを表わす。
生理学的に許容される陽イオン塩は温血動物に対して全
体として化合物の毒性を増加させない陽イオンから形成
される塩である。
ある場合には溶解度または結晶化が容易であるような特
別の利点を示すものを選ぶことができるけれども、そう
でなければ塩形成陽イオンそれ自体は重要ではない。代
表的なそして適当な陽イオンとしてはナトリウム、カリ
ウムおよびリチウムのようなアルカリ金属、カルシウム
、マグネシウムおよびストロンチウムのようなアルカリ
土類金属、銅および亜鉛のような重金属およびアンモニ
ウムが含まれる。簡単のために本明細書におけるA2O
4l誘導体なる表現は上記のごときA2O4l誘導体を
示す。
抗性物質〔■〕とアルコール出発物質のあるものとの反
応を促進するために酸触媒を加えるのが.望ましい。適
当な触媒としては塩酸、硝酸、過塩素酸、メタンスルホ
ン酸、ベンゼンスルホン酸、トルエンスルホン酸、二酸
化セレンおよび三フッ化ホウ素が含まれる。たとえば水
、アセトン、ベンゼン、エーテル、テトラヒドロフラン
またはジオキサンのような溶媒が反応を容易にするため
に加えられる。
ある場合には普通の反応後処理法で十分であるが、目的
化合物〔1〕を得るために更に精製が必要である。
そのような精製はよく知られた方法、たとえばカラムク
ロマトグラフィー、薄層クロマトグラフィー、分別結晶
およびその他のよく知られた方法で行わる。クロマトグ
ラフィー的分離に適当な吸着剤の例としてはシリカゲル
、アルミナ、フロリシル(FlOrisil:ケイ酸マ
グネシウーム、フロリジン社(FlOridinCO.
)製)、カーボンおよびイオン交換樹脂が挙げられる。
好ましいA2O4l誘導体〔1〕は、Rが炭素数1〜6
のアルキルのものである。
これらA2O4l誘導体〔1〕はこれ以外の誘導体〔1
〕を得るために用いるアルコール出発物質よりも一般に
より容易に入手てき低コストの出発物質を使用すること
ができるので好ましい。本発明の新規A2O4l誘導体
〔1〕は抗菌剤でもあるが目的化合物〔1〕の一つの好
ましい適用は、A2O4l誘導体〔1〕を動物飼料に投
与して、抗コクシジウム剤として使用することである。
更に詳細には、家禽に投与した場合A2O4l誘導体〔
1〕はコクシジウム症の予防処置および抑制に有効であ
る。A2O4l誘導体〔1〕は抗生物質A2O4■誘導
体〔■〕よりも毒性は低い。本発明はA2O4l誘導体
〔1〕を含有し、動物の飼料に添加した場合抗コクシジ
ウム剤として有効な新規組成物を提供するものである。
また、A2O4l誘導体〔1〕は反御動物における飼料
利用効力を増進させるという顕著な活性を有する。好ま
しい具体例において、本発明の新規組成物はA2O4l
誘導体〔1〕を可食性の不活性固体担体または希釈剤と
共に動物飼料中に緊密に分散あるいは混合させてプレミ
ックスもしくは薬剤を添加した飼料補充物として提供さ
れる。
不活性担体または希釈剤はA2O4l誘導体〔1〕に対
して非反応性のものである。この担体または希釈剤は動
物飼料の成分であるかもしくは飼料成分とすることがで
きるものが好ましい。本発明における好ましい組成物は
A2O4l誘導体〔1.1が比較的大量に存在する飼料
プレミックスである。
これらの組成物は家禽の飼料に直接かまたは中間希釈も
しくは中間混合段階後に添加するのに適してる。このよ
うな組成物に適した担体または希釈剤の例としては醸造
工業用乾燥穀粒、大豆粉、アルフアルフア顆粒、小麦中
粉、トウモロコシグルテンミール、エクスホリエイテツ
ド●ヒドロビオタイト(ExfOllatedhydr
ObiOtites)コーンミール、柑橘類ミール、発
酵残渣、粉砕カキガラ、アタパルガス粘土、小麦のふす
まと引き割りの混合物、糖蜜可溶成分、トウモロコシの
穂軸ミール、食用植物物質、焼いた皮を大豆粉、大豆飼
料、大豆粉飼料、抗生物質残渣菌体、あらびき大豆、カ
オリン、タルクおよび砕いた石灰石が挙げられる。好ま
しい希釈剤は大豆粉および大豆飼料のような大豆製品、
アルフアルフア顆粒のようなアルフアルフア製品、トウ
モロコシグルテンミール、あらびきトウモロコシのよう
なトウモロコシ製品である。本発明の組成物はA2O4
l誘導体〔1〕を固体の不活性担体に粉砕、攪拌、製粉
または転摩のような方法によつて緊密に分散または混合
することにIよつて製造される。
ある場合には、A2O4l誘導体〔1〕は希釈剤の入つ
た回転粉砕機中にその溶液を噴霧することによつて担体
に吸着させる。特有の希釈剤を選択し活性成分に対する
担体の割合を変えることによつて、所望のどのような濃
度の組9成物も製造することができる。飼料プレミック
スは総活性成分が5〜8鍾量%の範囲内にあるように、
また希釈剤または担体がそれに対してプレミックスの9
5〜2呼量%の範囲内にあるようにこれを製造する。
好ましい比率はク希釈剤の約60重量%に対してA2O
4l誘導体〔1〕の約4鍾量%である。このプレミック
スは更に動物飼料補充物で希釈されるかもしくは直接家
禽に給餌することのできる好適な薬剤入り飼料を得るた
めに動物飼料に直接に添加することができる。飼料補充
物で希釈されたプレミックスは更にトウモロコシミール
または大豆ミールのような物質で動物飼料に入れられる
前に希釈することができる。この希釈は最終飼料中に抗
コクシジウム剤を均一に分散することを容易にするのに
役立つことができる。最終飼料は脂肪源、蛋白源、炭水
化物、ミラル、ビタミンおよびその他の栄養素を含有す
るものである。コクシジウム症の予防処置に用いる場合
は、家禽の飼料中比較的低量のA2O4l誘導体〔1〕
で家禽をコクシジウム症から良好に保護するのに十分で
ある。
たとえばA2O4l誘導体〔1〕の非毒性量を鶏のひな
に、好ましくは毎日経口で、毎日の飼料摂取量の0.0
01〜0.05重量%量、好ましくは0.0025〜0
01%の範囲で投与する。最も有利な投与量は勿論処置
するコクシジウム感染のタイプおよびひどさ、鳥の毎日
の飼料摂取量およびその他の理由のような個々の環境に
よつて変る。薬剤を入れた飼料を家禽に投与する前に、
プレミックスを適当な混合手段によつて動物飼料中に均
一に分散させる。
本発明のA2O4l誘導体〔1〕を用いての家禽の処置
では、ふ化後1日経過したプロイラー雄のひなどりにA
2O4l誘導体を含有する薬剤の入つた飼料ではじめる
この方法をプロイラー、ロースタ,−、フライヤー用鶏
および産卵鶏またはプロイヤー育すう用の補充鶏群へ適
用する。プロイラー鶏はその一生を本発明による薬剤を
入れた飼料で飼育される。産卵鶏への補充群はこの薬剤
の入つた飼料で最小14〜22過間飼育される。
cあるいはまた、A2O4l誘導体〔1〕または
その塩は直接に次の成分からなる普通の基礎飼料に添加
される。肉および骨の切屑、フイシユミール、ビタミン
Bl。、家禽副産物ミール、皮を除いた大豆油ミール、
脱水アルフアルフアミール、トウモ3ロコシグルテンミ
ール、粉末オート、粉砕大麦、トウモロコシミール、小
麦中粉、乾燥穀粒および乳漿発酵可溶成分、メチオニン
ヒドロキシ類似ウルシウム、リボフラビン、パントテン
酸カルシウム、塩化コリン、ナイアシン、動物脂肪、重
亜硫41酸ナトリウムメナジオン、ビタミンE補充物、
ブチル化ヒドロキシトルエン、ビタミンAパルミテート
、不活性化動物ステロール、炭酸カルシウム、デフルオ
リネーテツドフオスフエート、塩化ナトリウム、ヨウ化
カルシウム、酸化マンガン、酸化亜鉛、水酸化コバルト
および炭酸コバルト。かかる飼料組成物はA2O4l誘
導体〔1〕を基礎飼料に最終混合物の約0.001〜0
.05重量%からなる量で基礎飼料に加えることにより
製造される。この成分を十分に混合し若いひよこを飼育
する飼料を得る。)A2O4l誘導体〔1〕の抗コクシ
ジウム効果は鶏のひなにおけるアイメリア・テネラ(E
imeriatenella)、アイメリア ネカトリ
ツクス(Eimerianecatrix)、アイメリ
ア●ミバテイ(Eimellamivti)およびアイ
メリア・ブルネツテイ(Eimeriabrurlet
ti)の単一種感染ならびにアイメリア●マキシマ(E
imeriamaxima)およびアイメリア●テネラ
(Eimeriatenella)の複数種感染の抑制
における種々の化合物の効果によつて例証される。
これらの研究のためにふ化後7日を経過した5羽のひよ
この群を均一に分散させたA2O4l誘導体〔1〕を含
有するマツシユ飼料で飼育した。
この飼料で北時間飼育した後、試験するアイメリア属の
個々の種の胞子を形成したオオシストを各鳥に接種した
。ふ化後7日を経過した5羽の鶏のひよこの他の群はA
2O4l誘導体〔1〕を含有しないマツシユ飼料で飼育
した。
これらの群のあるものはまた北時間後にアイメリア属を
接種し感染対照とした。これらの群の他のものはアイメ
リア属を接種せず正常の対照とした。処置の結果は接種
後7日目に評価した。鳥の体重を量り、殺してコクシジ
ウム病変の証拠を調べた。コクシジウムを含むことは任
意の尺度で表現し、0(コクシジウム症の証拠なし)か
ら5(試験したアイメリア種を最大に含む)までとした
。病変評点の減少%は感染対照群の平均病変評点から処
置群の平均病変評点を引き、この違いを感染対照群の平
均病変評点で割り、その商に100を乗じて計算した。
体重増加%は正常の対照の体重増加を100%として計
算する。
これらの試験の結果を次の表に示す。
一方、A2O4l誘導体〔1〕は反鯛動物の第一胃の機
能を高めて飼料利用効果を増進させることができる。
基本的にまだ離乳していない若い反飼動物は機能的には
単胃動物と同じである。若い反灸動物が固体の食物を摂
取しはじめると第一胃の機.能が発達しはじめ、第一胃
の微生物学的個体群が増加しはじめる。この動物は固体
の飼料を摂取してからしばらくするとその第一胃の機能
が完全に発達し、この動物の一生を通じ働き続ける。経
済的に重要な反飼動物はウシ、ヒンジ、ヤギである。A
2O4l誘導体〔1〕は、反刹動物に約0.25〜12
.5mg/K9/日の割合で経口的に投与した場合、飼
料利用効力の増加に有効である。
約0.5〜7.4Tn9/K9/日の割合で最も有利な
結果が達成される。目的化合物〔1〕の好ましい投与法
は、これらを動物の飼料に混合することであるが、他の
方法で、たとえば錠剤、大きい丸薬またはカプセルなど
に製剤化して投与することもできる。これらの種々の投
薬形の調製は動物薬の技術分野でよく−知られた方法で
達成することができる。各個々の投薬単位は目的化合物
〔1〕を、処置すべき動物に適当な1日量に直接に関連
した量を含有しなければならない。本発明目的化合物〔
1〕の反鯛動物における飼料利用効力増進能力を次の試
験管内試験によつて示す。
去勢牛第一胃内に、開口したフイステルを外科的に取付
け、その去勢牛から第一胃液を採取する。
去勢牛に穀物含量の高い飼料を与える。その組成は次の
とおりである。69.95% 荒びきトウモロコシ 10.00% 粉末トウモロコシの穂軸 8.00% 大豆ミール(50%蛋白質)5.00%
アルフアルフアミール 5.00% 糖蜜 0.60% 尿素 0.50% ジカルシウムフオスフエート0.50%
カルシウムカーボネート 0.30% 食塩 0.07% ビタミンAをD2のプレミックス※0.0
5% ビタミンEプレミックス※※0.03% 痕跡の
ミネラルプレミックス※※※※ ボンド当りビタミンA
2,OOO,OOOl.U.、ビタミンD227,2O
Ol.U.および1%の油を添加した大豆飼料385.
7yを含有。
※※ ボンド当りd−アルフアートコフエリルアセテー
ト20,0001.U.を含有する可溶成分を持つたト
ウモロコシ醸造工業用乾燥穀粒。
※※※ 酸化第一マンガン、ヨウ化カリウム、炭酸コバ
ルト、酸化銅および硫酸亜鉛を含有。
第一胃液の試料を4層のあらに綿布で沖過し、淵液を集
める。あらい綿布に残つた粒状物質を生理学的な緩衝液
に再懸濁し、第一胃液のはじめの容量にもどし、この懸
濁液を再び沖過する。用いた緩衝液の組成は次のとおり
である。(チエン(Chang)ら(ジャーナル●オブ
●デアリー◆サイエンス(J.DairySci.)第
38巻、1225〜1230頁(195坪)の記載参照
)。
2つの淵液を合わせ、粒状物質が上に分離するまで放置
する。
澄明な層を分離し、同じ緩衝液で希釈し(1:1)PH
を6.8〜7.0に調整する。希釈した第一胃液10m
1を上記飼料40mg、更に大豆蛋白質5mgおよび試
験する化合物を入れた25mLのフラスコ中に入れる。
処置当り4つのフラスコを用いて実施する。4つ1セッ
トの対照フラスコをおのおのまた用いる。
0時間対照と■時間定温に保つた対照とを用いる。
すべての試験フラスコを1時間38℃に保つ。定温に保
つてからPHを測定し、25%メタ燐酸2m1を各フラ
スコに加える。試ノ料を静置し、上澄液をガスクロマト
グラフィーでプロピオネート、アセテートおよびブチレ
ート化合物を分析する。活性化合物は有意義に対照以上
にプロピオネート生産を増加する。試験化合物の結果を
統計的に対照の結果と比較する。
次の第■表は処置したフラスコ中の揮発性脂肪酸(VF
A)の濃度の、対照のフラスコ中の対応する濃度に対す
る比を示す。本発明のA2O4l誘導体〔1〕のあるも
のはまた殺虫剤およびダニ駆虫剤である。
たとえば、A2O4lのメチルエーテルおよびエチルエ
ーテル誘導体はナンポウヨトウムシおよびイエバエのよ
うな昆虫に対して、またフタツボシクモダニのようなダ
ニ類に対して100ppmのような低比率で用いた場合
でも活性であり、また較の幼虫に20ppmの低比率で
用いた場合活性である。本発明のA2O4l誘導体〔1
〕はまた他の病源性生物の生育を阻止する。
たとえばA2O4lのエチルエーテルおよびメチルエー
テル誘導体は共に1m1当り1.25rncgのような
少量で枯草菌(Bacillussllbtills)
およびマイコバクテリウム●アビウム(MYcObac
teriumaViUITl)の生育を、また1m1当
.り0.5n1cgのような少量で嫌気性細菌の生育を
阻止する。A2O4l誘導体〔1〕は抗生物質A2O4
l〔■〕よりも低毒性である。
抗生物質A2O4l〔■〕のマウスにおける急性毒性は
、経口投与でLD,で表わ!した楊合10TL9/Kg
である。種々のA2O4l誘導体〔1〕のマウスにおけ
る急性毒性を同じく経口投与でLD5Oで表わした場合
次のとおりである。ラット飼育実験におけるA2O4■
のn−プロピルエーテルの効果と抗生物質A2O4lの
それとを比較すれば更にA2O4l誘導体〔1〕が有利
であることが証明される。この実験では各性別の5匹の
ラットを各処置量で14日間実験した。平均体重変化お
よび飼料摂取量を各群について計算した。これらの実験
結果の比較を第■表に示す。次に実施例を挙げて化合物
〔1〕製造の具体的実施態様を詳述する。
実施例1 抗生物質A2O4lナトリウム塩20gをメタノール1
000m1に溶解し、水500m1を徐々に加える。
この溶液を?塩酸を加えてPH3.Oに調整する。得ら
れた溶液を1時間攪拌し次いで同容量のクロロホルムで
抽出する。このクロロホルム抽出液を減圧下に蒸発乾固
する。得られた残渣2Vをベゼンー酢酸エチル(7:3
)混合液1077!lに溶解し、この溶液を2−X5l
一dシリカゲルカラム(ベールム(WOelm)で、同
じベンゼンー酢酸エチル溶媒混合物で溶離してクロマト
グラフィーを行う。
溶離を薄層クロマトグラフィで監視する。A2O4lメ
チルエーテル誘導体を含有する分画を合わせて減圧下に
蒸発乾固する。A2O4lメチルエーテル誘導体1.4
yをメタノ−ルー水から結晶させる。融点115〜11
TC〔α芭5+75.00(c=1,CH30H);P
K″a(66%水性ジメチルホルムアミド)7.1。元
素分析、C5OH86Ol7として、計算値(%)C,
62.6l;H,9.O4;0,28.35。
実測値(%):C,63.88;H,8.97;0,2
7.660A2041メチルエーテル誘導体のRf値は
実施例7に示す。実施例2 酸形の抗生物質A2O4l,4OOmgをメタノール1
0m1に溶解し、水5m1を加える。
1時間放置した後、この溶液を減圧下に蒸発させる。
得られた残一渣を実施例1で記載したようにクロマトグ
ラフィーに付し、A2O4lメチルエーテル誘導体を得
た。実施例3酸形の抗生物質A2O4lをn−プロパノ
ール2001L1に溶解する。
この溶液を1週間室温に放置し次いで減圧下に蒸発乾固
する。かくして得られる残渣はA2O4l出発物質およ
び所望の生成物の混合物である。この混合物をベンゼン
ー酢酸エチル(7:3)20mtに溶解し、この溶液を
4−Xl2O−dシリカゲル(グレード62)カラムに
適用し、ベンゼンー酢酸エチル(7:3)で溶離する。
溶離を検出のためH2SO4噴霧を用い、シリカゲル上
ベンゼンー酢酸エチル(3:2)での薄層クロマトグラ
フィーによつて監視する。所望のA2O4ln−プロピ
ルエーテル誘導体は残存する出発物質が溶離される前に
カラムから溶離される。A2O4l−n−プロピルエー
テル誘導体を含有する分画を合わせ蒸発乾固する。残渣
をアセトンー水から結晶化しA2O4l・プロピルエー
テル誘導体4.15Vを得る。
融点114〜116ルC,〔α〕?+73.08(c=
1,CH30H):PK″a(66%ジメチルホルムア
ミド)7.80元素分析。
C52H9OOl7として、計算値(%)C,63.2
6;H,9.l9;0,27.55。実測値(%):C
,63.6O:H,9.74:0,26.87。A20
41●プロピルエーテル誘導体のRf値は実施例7で示
す。実施例4 適当なアルコールを用いて実施例の方法を繰返し、次の
化合物を得た。
A2O4l・イソプロピルエーテル誘導体、融点158
〜16(代)。A2O4l・2−メトキシエチルエーテ
ル誘導体、融点128〜130。実施例5酸形の抗生物
質A2O4l,5OO77!9をn−ブタノール25m
tに溶解し、0.01N塩酸2.5mtを加える。
得られる溶液を7満間室温に放置し、次いで減圧で蒸発
乾固する。かくして得られる残渣をベンゼンニ酢酸エチ
ル(4:1)の最小量に溶解し、この溶液を2−X5O
−0のシリカゲル(グレード62)カラムに適用する。
ベンゼンニ酢酸エチル(4:1)で溶離しA2O4l−
n−ブチルエーテル誘導体を含有する分画を得る。これ
らの分画を合わせて減圧下に蒸発乾固し、かくして得ら
れる残渣をアセトニトリルー水から結晶化し、A2O4
l−n−ブチルエーテルル誘導体Nl56m9を得た。
実施例6A2041・エチルエーテル誘導体は抗生物質
A2O4lとエタノールから実施例3で用いた方法によ
り製造され、アセトニトリルから結晶化する。
融点117〜120℃、〔α〕?+74.23(c=1
,・CH3OH)、PK″a(66%ジメチルホルムア
ミド)8.00元素分析。
C5lH88Ol7として、計算値(%)C,62.9
4;H,9.llO,27.95。実測値(%):C,
63.34;H,9.l2;゛0,27.950実施例
7枯草菌(BaclllusSUbtillS)ATC
C6633(PH6.O)をバイオオートグラフ試験菌
として用いての種々のベーパーおよび薄層クロマトグラ
フ系におけるA2O4lエチルエーテル、メチルエーテ
ルお)よびn−プロピルエーテル誘導体のRf値は次の
とおりである(抗生物質A2O4l値を参考標準として
示す)。
実施例8 実施例7と同様にして、酢酸エチルニベンゼン(2:1
)系およびベンゼンニアセトニトリル(1:1)系て測
定した式〔1〕の化合物の薄層シリカゲルクロマトグラ
フィーの結果を以下に示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 活性成分として 式: ▲数式、化学式、表等があります▼ で示されるA204I誘導体を含有して成るヒトを除く
    動物用飼料利用効率改善剤〔式中、YはO、Rは低級ア
    ルキル基または低級アルコキシアルキル基を表わす〕。
JP58210685A 1974-11-15 1983-11-08 飼料利用効率改善剤 Expired JPS6043097B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US524178A US3907832A (en) 1974-11-15 1974-11-15 Antibiotic A204I Derivatives
US524178 1974-11-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59108720A JPS59108720A (ja) 1984-06-23
JPS6043097B2 true JPS6043097B2 (ja) 1985-09-26

Family

ID=24088092

Family Applications (3)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50088780A Expired JPS5925769B2 (ja) 1974-11-15 1975-07-18 動物薬組成物ならびにその製法
JP58210685A Expired JPS6043097B2 (ja) 1974-11-15 1983-11-08 飼料利用効率改善剤
JP58210686A Granted JPS59108798A (ja) 1974-11-15 1983-11-08 抗生物質a204i誘導体の製造法

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP50088780A Expired JPS5925769B2 (ja) 1974-11-15 1975-07-18 動物薬組成物ならびにその製法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58210686A Granted JPS59108798A (ja) 1974-11-15 1983-11-08 抗生物質a204i誘導体の製造法

Country Status (27)

Country Link
US (1) US3907832A (ja)
JP (3) JPS5925769B2 (ja)
AR (1) AR204870A1 (ja)
AT (1) AT337899B (ja)
BE (1) BE831504A (ja)
BG (1) BG25199A3 (ja)
CA (1) CA1052779A (ja)
CH (1) CH614445A5 (ja)
CS (1) CS190501B2 (ja)
DD (1) DD122091A5 (ja)
DE (1) DE2531114A1 (ja)
DK (1) DK138498B (ja)
EG (1) EG12208A (ja)
ES (1) ES439566A1 (ja)
FR (1) FR2290909A1 (ja)
GB (1) GB1512648A (ja)
HU (1) HU175360B (ja)
IE (1) IE41401B1 (ja)
IL (1) IL47670A (ja)
IT (1) IT1044007B (ja)
NL (1) NL186962C (ja)
PH (1) PH11302A (ja)
PL (1) PL96940B1 (ja)
RO (1) RO72848A (ja)
SE (2) SE422214B (ja)
SU (1) SU565632A3 (ja)
ZA (1) ZA754602B (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055754Y2 (ja) * 1985-10-11 1993-02-15

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2408619A1 (fr) * 1977-10-07 1979-06-08 Rhone Poulenc Ind Nouvelle substance anticoccidienne et sa preparation par culture d'un streptomyces
GB2055094B (en) * 1979-07-11 1984-05-31 Int Minerals & Chem Corp Polyether antibiotic zinc complexes
US4356264A (en) * 1980-04-11 1982-10-26 International Minerals & Chemical Corp. Zinc-containing antibiotic agents
US4378433A (en) * 1980-04-11 1983-03-29 International Minerals & Chemical Corporation Method for producing zinc etheromycin from fermentation broths
US4478935A (en) * 1980-10-08 1984-10-23 International Minerals & Chemical Corp. Manganese-containing antibiotic agents
US4625041A (en) * 1984-02-17 1986-11-25 Pfizer Inc. Acidic polycyclic ether antibiotic
US5152995A (en) * 1986-12-18 1992-10-06 Syntex (U.S.A.) Inc. Stable antibiotic ester feed compositions
US5239064A (en) * 1989-05-12 1993-08-24 Eli Lilly And Company A59770 antibiotics

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3705238A (en) * 1970-09-14 1972-12-05 Lilly Co Eli Antibiotics a204i and a204ii and method for production thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH055754Y2 (ja) * 1985-10-11 1993-02-15

Also Published As

Publication number Publication date
AT337899B (de) 1977-07-25
PL96940B1 (pl) 1978-01-31
JPS59108720A (ja) 1984-06-23
CA1052779A (en) 1979-04-17
IL47670A (en) 1978-08-31
RO72848A (ro) 1983-07-07
GB1512648A (en) 1978-06-01
HU175360B (hu) 1980-07-28
FR2290909A1 (fr) 1976-06-11
DE2531114A1 (de) 1976-05-20
ES439566A1 (es) 1977-06-16
BE831504A (fr) 1976-01-19
FR2290909B1 (ja) 1979-08-10
DK328475A (ja) 1976-05-16
DK138498B (da) 1978-09-18
NL186962B (nl) 1990-11-16
AR204870A1 (es) 1976-03-05
NL7508601A (nl) 1976-05-18
JPS5925769B2 (ja) 1984-06-21
RO72848B (ro) 1983-06-30
PH11302A (en) 1977-11-02
JPS51125760A (en) 1976-11-02
SU565632A3 (ru) 1977-07-15
SE7807978L (sv) 1978-07-19
IE41401B1 (en) 1979-12-19
JPS6116399B2 (ja) 1986-04-30
SE7508102L (sv) 1976-05-17
IE41401L (en) 1976-05-15
CS190501B2 (en) 1979-05-31
CH614445A5 (ja) 1979-11-30
AU8306075A (en) 1977-01-20
DD122091A5 (ja) 1976-09-12
EG12208A (en) 1978-09-30
ATA554975A (de) 1976-11-15
DK138498C (ja) 1979-02-19
IT1044007B (it) 1980-02-29
SE431093B (sv) 1984-01-16
BG25199A3 (en) 1978-08-10
IL47670A0 (en) 1975-10-15
DE2531114C2 (ja) 1987-06-11
NL186962C (nl) 1991-04-16
JPS59108798A (ja) 1984-06-23
ZA754602B (en) 1976-07-28
SE422214B (sv) 1982-02-22
US3907832A (en) 1975-09-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2010143627A1 (ja) コクシジウム症防除剤およびそれを含有する飼料
JPH0347132A (ja) 原虫性疾患の予防治療剤
EP3973789B1 (en) FEED COMPOSITION COMPRISING HEXAHYDRO-ß-ACID COMPONENT COMPOUNDS AND APPLICATION THEREOF
JPS6043097B2 (ja) 飼料利用効率改善剤
US4366168A (en) Anticoccidial combinations
US3719753A (en) Coccidiostats
US3903275A (en) Medicated fish feeds and the treatment of fish diseases caused by bacteria
US3985872A (en) Dihydro-A204
US4168272A (en) Homologs of lasalocid A
US4192887A (en) Ruminant coccidiostats
US4693992A (en) Bacitracin-metal-polyether antibiotic complexes
US3989723A (en) Antibiotic A204I derivatives
EP0153718A2 (en) Laidlomycin phenylcarbamate
US4659713A (en) Quinoxalinedione compounds useful for controlling coccidiosis
US3953474A (en) Antibiotic A204I derivatives
US3555150A (en) Nigericin for treating coccidiosis
US2831795A (en) Practice for the raising and protection of animals
US4764534A (en) Anticoccidial naphthalenamines and combinations thereof
NL7905345A (nl) Preparaat en werkwijze voor de profylaxe of behande- ling van dysenterie bij varkens.
US3574853A (en) Composition and method of reducing serum cholesterol with thiobiscresols
US3178343A (en) Pharmaceutical compositions and method of using same
US4053602A (en) Compositions for treating coccidiosis containing 5-deazariboflavin and its derivatives
KR790001019B1 (ko) 항생물질 a204ⅰ 유도체의 제조방법
EP0102680B1 (en) Substituted n-(2,4-dinitro-6-(trifluoromethyl)phenyl)-naphthalenamine derivatives
US4594354A (en) Animal feed compositions containing the antibiotic X-537A