JPH01148108A - トラクタの油圧制御装置 - Google Patents
トラクタの油圧制御装置Info
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- JPH01148108A JPH01148108A JP30838787A JP30838787A JPH01148108A JP H01148108 A JPH01148108 A JP H01148108A JP 30838787 A JP30838787 A JP 30838787A JP 30838787 A JP30838787 A JP 30838787A JP H01148108 A JPH01148108 A JP H01148108A
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- spool
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- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims abstract description 32
- 230000008713 feedback mechanism Effects 0.000 claims abstract description 16
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 abstract 1
- 230000007935 neutral effect Effects 0.000 description 4
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 description 3
- 230000001174 ascending effect Effects 0.000 description 2
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
、(産業上の利用分野)
本発明は、トラクタの油圧制御装置に関するものである
。
。
(従来の技術)
トラクタに各種作業機を装着して作業を行なう場合、ポ
ジション制御レバーの設定位置に応じて作業機を一定位
置に制御するポジション制御、ドラフト制御レバーの設
定位置に応じて作業機の牽引負荷を略一定に制御するド
ラフト制御が、従来から広く利用されている。
ジション制御レバーの設定位置に応じて作業機を一定位
置に制御するポジション制御、ドラフト制御レバーの設
定位置に応じて作業機の牽引負荷を略一定に制御するド
ラフト制御が、従来から広く利用されている。
このような制御機能を備えた油圧制御装置として、従来
、特公昭58−29041号公報(従来例1)、特公昭
61−25324号公報(従来例2)等がある。
、特公昭58−29041号公報(従来例1)、特公昭
61−25324号公報(従来例2)等がある。
従来例1は、単一の制御弁を使用し、ポジション制御レ
バー及びドラフト制御レバーの設定位置に応じてリンク
機構を介して制御弁を作動させ、所定のポジション制御
、ドラフト制御を行なうようにしたものである。
バー及びドラフト制御レバーの設定位置に応じてリンク
機構を介して制御弁を作動させ、所定のポジション制御
、ドラフト制御を行なうようにしたものである。
また従来例2は、制御弁のスプールに交差状に連結され
たスプール作動アームを設け、この作動アームの一端に
リンク機構を介してポジション制御レバーを連結し、他
端にフィードバック機構を連結して、所定のポジション
制御を行なうようにしたものである。
たスプール作動アームを設け、この作動アームの一端に
リンク機構を介してポジション制御レバーを連結し、他
端にフィードバック機構を連結して、所定のポジション
制御を行なうようにしたものである。
(発明が解決しようとする問題点)
従来例1は、リンク機構の構造が非常に複雑であると共
に、その複雑化の故に、油圧装置のシリンダ部の下側に
制御弁及びリンク機構を組込むことができず、従って、
制御弁及びリンク機構がシリンダ部の側方に位置し、車
体幅の狭い小型、中型のトラクタには採用することがで
きないという欠点があった。
に、その複雑化の故に、油圧装置のシリンダ部の下側に
制御弁及びリンク機構を組込むことができず、従って、
制御弁及びリンク機構がシリンダ部の側方に位置し、車
体幅の狭い小型、中型のトラクタには採用することがで
きないという欠点があった。
また従来例2は、制御弁、スプール作動アーム等をシリ
ンダ部の下側に配置し、その両側にリンク機構とフィー
ドバック機構とを振分けて配置できるので、小型トラク
タ等にも十分できるが、これはポジション制御のみであ
り、ドラフト制御を行なうことはできなかった。
ンダ部の下側に配置し、その両側にリンク機構とフィー
ドバック機構とを振分けて配置できるので、小型トラク
タ等にも十分できるが、これはポジション制御のみであ
り、ドラフト制御を行なうことはできなかった。
本発明は、このような従来の問題点に鑑み、簡単かつコ
ンパクトな構造で、しかも単一の制御弁によりポジショ
ン制御とドラフト制御とを行ない得る油圧制御装置を捉
供することを目的とする。
ンパクトな構造で、しかも単一の制御弁によりポジショ
ン制御とドラフト制御とを行ない得る油圧制御装置を捉
供することを目的とする。
(問題点を解決するための手段)
本発明は、そのための手段として、作業機昇降用の油圧
装置2を上昇、停止、下降方向に制御するための制御弁
10と、この制御弁10をポジション用及びドラフト用
の各リンク機構39.41を介して上昇、停止、下降に
切換えるためのポジション制御レバー15及びドラフト
制御レバー16と、ポジション制御レバー15の設定位
置まで作業機が昇降した時に制御弁10を停止に戻すポ
ジション用フィードバック機構63と、ドラフト制御レ
バー16の設定位置に応じて作業機の牽引負荷が略一定
になるように制御弁10を切換えるドラフト用フィード
バック機構80とを備え、制御弁10のスプール11に
交差状に連結されたポジション用スプール作動アーム4
0の一端にポジション用リンク機構39を、他端にポジ
ション用フィードバック機構63を夫々連結したトラク
タの油圧制御装置において、ポジション用スプール作動
アーム40とは別にドラフト用スプール作動アーム42
をスプール11に交差状に連結し、このドラフト用スプ
ール作動アーム42の一端にドラフト用リンク機構41
を連結すると共に他端を固定側に連結し、ドラフト用フ
ィードバック機構80をドラフト用リンク機構41に連
動させたものである。
装置2を上昇、停止、下降方向に制御するための制御弁
10と、この制御弁10をポジション用及びドラフト用
の各リンク機構39.41を介して上昇、停止、下降に
切換えるためのポジション制御レバー15及びドラフト
制御レバー16と、ポジション制御レバー15の設定位
置まで作業機が昇降した時に制御弁10を停止に戻すポ
ジション用フィードバック機構63と、ドラフト制御レ
バー16の設定位置に応じて作業機の牽引負荷が略一定
になるように制御弁10を切換えるドラフト用フィード
バック機構80とを備え、制御弁10のスプール11に
交差状に連結されたポジション用スプール作動アーム4
0の一端にポジション用リンク機構39を、他端にポジ
ション用フィードバック機構63を夫々連結したトラク
タの油圧制御装置において、ポジション用スプール作動
アーム40とは別にドラフト用スプール作動アーム42
をスプール11に交差状に連結し、このドラフト用スプ
ール作動アーム42の一端にドラフト用リンク機構41
を連結すると共に他端を固定側に連結し、ドラフト用フ
ィードバック機構80をドラフト用リンク機構41に連
動させたものである。
(作 用)
作業に際しては、トラクタ車体1の後方に三点リンク機
構を介して作業機を装着する。この場合、三点リンク機
構のトップリンクは、任意の取付孔76に取付ピンを挿
入してトップリンクホルダー75に連結する。
構を介して作業機を装着する。この場合、三点リンク機
構のトップリンクは、任意の取付孔76に取付ピンを挿
入してトップリンクホルダー75に連結する。
先ず、ポジション制御について第4図及び第5図を参照
して説明する0作業時には、ポジション制御レバー15
を第1図のD矢示方向に下降位置まで操作し、作業機を
下げておく。この時、ポジション用リンク機構39のポ
ジションカム46、ポジションリンク49等は、第4図
に仮想線で示す状態にあり、制御弁10は停止、即ち中
立にある。
して説明する0作業時には、ポジション制御レバー15
を第1図のD矢示方向に下降位置まで操作し、作業機を
下げておく。この時、ポジション用リンク機構39のポ
ジションカム46、ポジションリンク49等は、第4図
に仮想線で示す状態にあり、制御弁10は停止、即ち中
立にある。
そこで、ポジション制御レバー15を第1図のU矢示方
向に上昇位置まで操作すると、ポジション操作軸22が
第4図のC矢示方向に回動し、そのリンク45に枢着さ
れたポジションカム46が実線の如く固定ピン51と係
合ピン50との間に挿入されるので、ポジションリンク
49が固定軸47廻りに実線の如くb矢示方向に回動す
る。従って、ポジションリンク49がポジション用スプ
ール作動アーム40の一端側を第5図のC矢示方向に押
す。この時、フィードバックリンク64は固定状態にあ
るので、スプール作動アーム40を介して制御弁10の
スプール11が第3図の状態から第5図の状態までC矢
示方向に押込まれ、制御弁10が上昇方向に切換わる。
向に上昇位置まで操作すると、ポジション操作軸22が
第4図のC矢示方向に回動し、そのリンク45に枢着さ
れたポジションカム46が実線の如く固定ピン51と係
合ピン50との間に挿入されるので、ポジションリンク
49が固定軸47廻りに実線の如くb矢示方向に回動す
る。従って、ポジションリンク49がポジション用スプ
ール作動アーム40の一端側を第5図のC矢示方向に押
す。この時、フィードバックリンク64は固定状態にあ
るので、スプール作動アーム40を介して制御弁10の
スプール11が第3図の状態から第5図の状態までC矢
示方向に押込まれ、制御弁10が上昇方向に切換わる。
これによって油圧装置2が上昇方向に作動し、リフトア
ーム9が油圧アーム軸6廻りにd矢示方向に回動し、作
業機を上昇させて行く。リフトアーム9がd矢示方向に
回動すると、フィードバックロッド71を介してフィー
ドバックレバー72がフィードパ、フレバー軸73廻り
にb矢示方向に回動するので、フィードバックレバー軸
73と一体のフィードバックリンク64が回動し、スプ
ール作動アーム40の他端側が第5図のf矢示方向に移
動する。
ーム9が油圧アーム軸6廻りにd矢示方向に回動し、作
業機を上昇させて行く。リフトアーム9がd矢示方向に
回動すると、フィードバックロッド71を介してフィー
ドバックレバー72がフィードパ、フレバー軸73廻り
にb矢示方向に回動するので、フィードバックレバー軸
73と一体のフィードバックリンク64が回動し、スプ
ール作動アーム40の他端側が第5図のf矢示方向に移
動する。
そして、作業機がポジション制御レバー15の設定位置
まで上昇すると、スプール作動アーム40が第5図の仮
想線の状態となり、スプール11が中立位置に戻される
ため、制御弁10が中立状態となり、油圧装置2が上昇
動作を停止する。
まで上昇すると、スプール作動アーム40が第5図の仮
想線の状態となり、スプール11が中立位置に戻される
ため、制御弁10が中立状態となり、油圧装置2が上昇
動作を停止する。
なお、このポジション制御時にドラフト用スプール作動
アーム42を介してスプール11の動きがドラフト用リ
ンク機構41に伝達されるが、このリンク機構41のド
ラフトリンク59、ドラフト作動リンク57等が遊動す
るだけであり、ポジション制御に何等支障を来たすこと
はない。
アーム42を介してスプール11の動きがドラフト用リ
ンク機構41に伝達されるが、このリンク機構41のド
ラフトリンク59、ドラフト作動リンク57等が遊動す
るだけであり、ポジション制御に何等支障を来たすこと
はない。
次にドラフト制御について第6図及び第7図を参照して
説明する。この時にはポジション制御レバー15をポジ
ション制御域よりも下降側にセットし、ポジションカム
46がポジションリンク49の回動に干渉しないように
しておく。一方、ドラフト制御レバー16をドラフト制
御域内で適当な下降位置にセットする。この時、ドラフ
ト用リンク機構41のドラフト作動リンク57、ドラフ
トリンク59等は、第6図に実線で示す状態にあり、制
御弁10は中立にある。
説明する。この時にはポジション制御レバー15をポジ
ション制御域よりも下降側にセットし、ポジションカム
46がポジションリンク49の回動に干渉しないように
しておく。一方、ドラフト制御レバー16をドラフト制
御域内で適当な下降位置にセットする。この時、ドラフ
ト用リンク機構41のドラフト作動リンク57、ドラフ
トリンク59等は、第6図に実線で示す状態にあり、制
御弁10は中立にある。
作業機の牽引負荷が増大すると、トーションバー77に
抗してトップリンクホルダー75が第6図の実線から仮
想線位置へとg矢示方向に回動し、フィードバックロッ
ド81がh矢示方向に押されるので、フィードバックレ
バー82及びフィードバックリンク84がフィードバッ
クレバー軸83廻りにi矢、示方向に回動する。これに
よってフィードバックリンク84の係合ビン85がドラ
フト作動リンク57のカム部86に接当し、ドラフト作
動リンク57を前方側に押すため、ドラフト作動リンク
57が実線位置から仮想線位置まで動き、ドラフトリン
ク59が固定軸47廻りにj矢示方向に回動して、スプ
ール作動アーム42の一端側を第7図のに矢示方向に押
す。
抗してトップリンクホルダー75が第6図の実線から仮
想線位置へとg矢示方向に回動し、フィードバックロッ
ド81がh矢示方向に押されるので、フィードバックレ
バー82及びフィードバックリンク84がフィードバッ
クレバー軸83廻りにi矢、示方向に回動する。これに
よってフィードバックリンク84の係合ビン85がドラ
フト作動リンク57のカム部86に接当し、ドラフト作
動リンク57を前方側に押すため、ドラフト作動リンク
57が実線位置から仮想線位置まで動き、ドラフトリン
ク59が固定軸47廻りにj矢示方向に回動して、スプ
ール作動アーム42の一端側を第7図のに矢示方向に押
す。
従って、スプール作動アーム42が固定ブラケット67
側を支点として第7図の仮想線の如く動き、制御弁10
のスプール11が実線から仮想線の状態e矢示方向にま
で押込まれ、制御弁10が上昇に切換わり、油圧装置2
が上昇方向に作動し、作業機が上昇する。
側を支点として第7図の仮想線の如く動き、制御弁10
のスプール11が実線から仮想線の状態e矢示方向にま
で押込まれ、制御弁10が上昇に切換わり、油圧装置2
が上昇方向に作動し、作業機が上昇する。
作業機が上昇して牽引負荷が低下すると、トップリンク
ホルダー75がトーションバー77で戻されるので、前
述とは逆の動作によって制御弁10のスプール11が実
線位置に戻り、制御弁10が中立状態になる。従って、
作業機の牽引負荷を略一定に制御することができる。
ホルダー75がトーションバー77で戻されるので、前
述とは逆の動作によって制御弁10のスプール11が実
線位置に戻り、制御弁10が中立状態になる。従って、
作業機の牽引負荷を略一定に制御することができる。
続いてミックス制御について説明する。ミックス制御は
、ボジシッン制御で作業機を所定位置に保ちながら作業
を行ない、牽引負荷が増大した時にドラフト制御が働い
て作業機を上昇させ、負荷を略一定に制御するものであ
る。この時には、ポジション制御レバー15をポジショ
ン制御域内で下降位置に設定し、第6図に示すようにポ
ジションカム46を係合ビン50と固定ビン51との間
に挿入し、ポジションリンク49が反す矢示方向に回動
しないようにしておけば良い。
、ボジシッン制御で作業機を所定位置に保ちながら作業
を行ない、牽引負荷が増大した時にドラフト制御が働い
て作業機を上昇させ、負荷を略一定に制御するものであ
る。この時には、ポジション制御レバー15をポジショ
ン制御域内で下降位置に設定し、第6図に示すようにポ
ジションカム46を係合ビン50と固定ビン51との間
に挿入し、ポジションリンク49が反す矢示方向に回動
しないようにしておけば良い。
(実施例)
以下、図示の実施例について本発明を詳述すると、第1
図乃至第3図において、1はトラクタ車体で、ミッショ
ンケース等により構成されている。
図乃至第3図において、1はトラクタ車体で、ミッショ
ンケース等により構成されている。
2は作業機昇降用の油圧装置で、トラクタ車体1の後部
に搭載した油圧ケース3内のシリンダ部4に摺動自在に
内嵌されたピストン5と、油圧ケース3に支架された油
圧アーム軸6の油圧アーム7とをピストンロッド8で連
動連結し、ピストン5の摺動により、油圧アーム軸6両
端のリフトアーム9を介して作業機を昇降させるように
構成されている。10は油圧装置2を上昇、停止、下降
方向に制御するための制御弁で、油圧ケース3の内部で
シリンダ部4の下側に固定されており、この制御弁10
は前後方向に摺動自在なスプール11を有し、そのスプ
ール11の後端にはロッド12を介して一対の接手ピン
13.14が上下に設けられている。なお、スプール1
1は内部のバネで下降方向に付勢されている。
に搭載した油圧ケース3内のシリンダ部4に摺動自在に
内嵌されたピストン5と、油圧ケース3に支架された油
圧アーム軸6の油圧アーム7とをピストンロッド8で連
動連結し、ピストン5の摺動により、油圧アーム軸6両
端のリフトアーム9を介して作業機を昇降させるように
構成されている。10は油圧装置2を上昇、停止、下降
方向に制御するための制御弁で、油圧ケース3の内部で
シリンダ部4の下側に固定されており、この制御弁10
は前後方向に摺動自在なスプール11を有し、そのスプ
ール11の後端にはロッド12を介して一対の接手ピン
13.14が上下に設けられている。なお、スプール1
1は内部のバネで下降方向に付勢されている。
15はポジション制御レバー、16はドラフト制御レバ
ーで、これら制御レバー15.16は油圧装置2の側方
に、配置された支持板17に固定のレバー軸18により
ボス部19.20を介して支持されており、支持板17
に固定のガイド板12に沿って前後方向に回動操作自在
である。22はポジション操作軸、23はドラフト操作
軸で、これら操作軸22.23は油圧ケース3−側の開
口部24を塞ぐように装着された取付台25に横方向に
通過して回動自在に挿支されており、この各操作軸22
.23は外端部側に固定されたボス部26.27のリン
ク28.29 、ボス部19.20に固定されたリンク
30,31 、及びこれらリンク28゜29.30.3
1を連結するロッド32.33を介してポジション制御
レバー15及びドラフト制御レバー16に連動連結され
ている。なお、支持板17はボルト34により取付台2
5の外端面に固定され、また、取付台25にはバネ受板
35がボルト34によりカラー36を介して固定され、
このバネ受板35とボス部26.27との間で各操作軸
22.23上にバネ37.38が套嵌されている。この
バネ37.38は各操作軸22.23に所定の操作抵抗
を付与するためのものである。
ーで、これら制御レバー15.16は油圧装置2の側方
に、配置された支持板17に固定のレバー軸18により
ボス部19.20を介して支持されており、支持板17
に固定のガイド板12に沿って前後方向に回動操作自在
である。22はポジション操作軸、23はドラフト操作
軸で、これら操作軸22.23は油圧ケース3−側の開
口部24を塞ぐように装着された取付台25に横方向に
通過して回動自在に挿支されており、この各操作軸22
.23は外端部側に固定されたボス部26.27のリン
ク28.29 、ボス部19.20に固定されたリンク
30,31 、及びこれらリンク28゜29.30.3
1を連結するロッド32.33を介してポジション制御
レバー15及びドラフト制御レバー16に連動連結され
ている。なお、支持板17はボルト34により取付台2
5の外端面に固定され、また、取付台25にはバネ受板
35がボルト34によりカラー36を介して固定され、
このバネ受板35とボス部26.27との間で各操作軸
22.23上にバネ37.38が套嵌されている。この
バネ37.38は各操作軸22.23に所定の操作抵抗
を付与するためのものである。
39はポジション操作軸22とポジション用スプール作
動アーム40とを連動連結するポジション用リンク機構
、41はドラフト操作軸23とドラフト用スプール作動
アーム42とを連動連結するドラフト用リンク機構で、
これらリンク機構39.41はシリンダ部4の一例で油
圧ケース3内に下方開放状に形成された収納空間43内
に組込まれている。
動アーム40とを連動連結するポジション用リンク機構
、41はドラフト操作軸23とドラフト用スプール作動
アーム42とを連動連結するドラフト用リンク機構で、
これらリンク機構39.41はシリンダ部4の一例で油
圧ケース3内に下方開放状に形成された収納空間43内
に組込まれている。
ポジション用リンク機構39はポジション操作軸22の
内端に固定のリンク44にピン45で枢着されたポジシ
ョンカム46と、上下中間部が油圧ケース3の一側壁か
ら内方に突出する固定軸47によりボス部48を介して
揺動自在に枢支されたポジションリンク49とを有する
。ポジションリンク49の上端部には保合ピン50が設
けられ、またこの保合ピン50と対応して取付台25に
は固定ピン51が内方に突設されており、これら係合ピ
ン50と固定ビン51との間にポジションカム46の下
端側が出退自在であり、従って、このポジションカム4
6の出退動作によりポジションリンク49が固定軸47
廻りに揺動するようになっている。ポジションリンク4
9の下部側は3字状に折曲げられており、その折曲げ部
52にポジション用スプール作動アーム40の一端の球
接手部53が嵌合されている。
内端に固定のリンク44にピン45で枢着されたポジシ
ョンカム46と、上下中間部が油圧ケース3の一側壁か
ら内方に突出する固定軸47によりボス部48を介して
揺動自在に枢支されたポジションリンク49とを有する
。ポジションリンク49の上端部には保合ピン50が設
けられ、またこの保合ピン50と対応して取付台25に
は固定ピン51が内方に突設されており、これら係合ピ
ン50と固定ビン51との間にポジションカム46の下
端側が出退自在であり、従って、このポジションカム4
6の出退動作によりポジションリンク49が固定軸47
廻りに揺動するようになっている。ポジションリンク4
9の下部側は3字状に折曲げられており、その折曲げ部
52にポジション用スプール作動アーム40の一端の球
接手部53が嵌合されている。
ドラフト用リンク機構41はドラフト操作軸23の内端
に固定のリンク54にピン55で枢着された連動リンク
56と、固定軸47の後方に上下方向に配置されたドラ
フト作動リンク57と、固定軸47によりボス部58を
介して回動自在に支持されたドラフトリンク59とを有
する。ドラフト作動リンク57の上端部はピン60で連
動リンク56の後端部に連結され、また下端部はドラフ
トリンク59の後端部にピン61で連結されている。ド
ラフトリンク59の前端部にはドラフト用スプール作動
アーム42の一端の球接手部62が嵌合されている。
に固定のリンク54にピン55で枢着された連動リンク
56と、固定軸47の後方に上下方向に配置されたドラ
フト作動リンク57と、固定軸47によりボス部58を
介して回動自在に支持されたドラフトリンク59とを有
する。ドラフト作動リンク57の上端部はピン60で連
動リンク56の後端部に連結され、また下端部はドラフ
トリンク59の後端部にピン61で連結されている。ド
ラフトリンク59の前端部にはドラフト用スプール作動
アーム42の一端の球接手部62が嵌合されている。
各作動アーム40.42はロッド12の上下に振分けた
状態でスプール11と略直交するように交差状に配置さ
れており、横方向の中央部で接手ピン13゜14廻りに
揺動自在に支持されている。ポジション用スプール作動
アーム40の他端は、ポジション用フィードバック機構
63のフィードバックリンク64に球接手部65を介し
て連結され、またドラフト用スプール作動アーム42の
他端は油圧ケース3に支持筒66を介して固定された固
定ブラケット67に球接手部68を介して連結されてい
る。なお、ドラフト用スプール作動アーム42の一端に
は、後端のバネ掛ピン69との間の引張バネ70が連結
されている。
状態でスプール11と略直交するように交差状に配置さ
れており、横方向の中央部で接手ピン13゜14廻りに
揺動自在に支持されている。ポジション用スプール作動
アーム40の他端は、ポジション用フィードバック機構
63のフィードバックリンク64に球接手部65を介し
て連結され、またドラフト用スプール作動アーム42の
他端は油圧ケース3に支持筒66を介して固定された固
定ブラケット67に球接手部68を介して連結されてい
る。なお、ドラフト用スプール作動アーム42の一端に
は、後端のバネ掛ピン69との間の引張バネ70が連結
されている。
ポジション用フィードバック機構63は、ポジション制
御レバー15の設定位置まで作業機が昇降した時に制御
弁10を停止(中立)に戻すためのものであって、リン
ク機構39.41等とは反対側に配置されており、フィ
ードバックロッド71とフィードバックレバー72とフ
ィードバックレバー軸73とフィードバックリンク64
とを有する。フィードバックレバー軸73は支持筒66
に内嵌して油圧ケース3の側壁に横方向に貫通状に支持
され、またこのフイードバック軸73には内端にフィー
ドバックリンク64が、外端にフィードバックレバー7
2が夫々固設されている。フィードバックレバー72は
フィードバックロッド71を介して一方のリフトアーム
9の基部上部側に連結されている。なお、フィードバッ
クロッド71はターンバックル74により伸縮調整自在
である。なお、フィードバック軸73は固定軸47と同
一軸心上に設けられている。
御レバー15の設定位置まで作業機が昇降した時に制御
弁10を停止(中立)に戻すためのものであって、リン
ク機構39.41等とは反対側に配置されており、フィ
ードバックロッド71とフィードバックレバー72とフ
ィードバックレバー軸73とフィードバックリンク64
とを有する。フィードバックレバー軸73は支持筒66
に内嵌して油圧ケース3の側壁に横方向に貫通状に支持
され、またこのフイードバック軸73には内端にフィー
ドバックリンク64が、外端にフィードバックレバー7
2が夫々固設されている。フィードバックレバー72は
フィードバックロッド71を介して一方のリフトアーム
9の基部上部側に連結されている。なお、フィードバッ
クロッド71はターンバックル74により伸縮調整自在
である。なお、フィードバック軸73は固定軸47と同
一軸心上に設けられている。
75はトップリンクホルダーで、上下方向に複数個の取
付孔76を有し、このトップリンクホルダー75はトー
ションバー77を介して油圧ケース3後端の取付ブラケ
ット78に枢着されている。79はストッパーで、油圧
ケース3の後端に突設されており、ドラフト制御時に作
業機からの牽引負荷によりトーションバー77が捻れ変
形した際に、トップリンクホルダー75が接当するよう
になっている。
付孔76を有し、このトップリンクホルダー75はトー
ションバー77を介して油圧ケース3後端の取付ブラケ
ット78に枢着されている。79はストッパーで、油圧
ケース3の後端に突設されており、ドラフト制御時に作
業機からの牽引負荷によりトーションバー77が捻れ変
形した際に、トップリンクホルダー75が接当するよう
になっている。
80はドラフト制御レバー16の設定位置に応じて作業
機の牽引負荷が略一定になるように制御弁10を切換え
るドラフト用フィードバック機構で、トップリンクホル
ダー75に固定のブラケット75aとフィードバックロ
ッド81とフィードバックレバー82とフィードバック
レバー軸83とフィードバックリンク84と係合ピン8
5とを有する。フィードバックレバー軸83は取付台2
5のフランジ部86に横方向に貫通して回動自在に種皮
され、このフィードバックレバー軸83には外端にフィ
ードバックレバー82が、内端にフィードバックリンク
84が夫々固設されている。フィードバックレバー82
はフィードバックロッド81を介してブラケット75a
に連結され、また係合ピン85はフィードバックリンク
84の先端に設けられると共に、ドラフト作動リンク5
7のカム部86に対して後方側から接当可能である。
機の牽引負荷が略一定になるように制御弁10を切換え
るドラフト用フィードバック機構で、トップリンクホル
ダー75に固定のブラケット75aとフィードバックロ
ッド81とフィードバックレバー82とフィードバック
レバー軸83とフィードバックリンク84と係合ピン8
5とを有する。フィードバックレバー軸83は取付台2
5のフランジ部86に横方向に貫通して回動自在に種皮
され、このフィードバックレバー軸83には外端にフィ
ードバックレバー82が、内端にフィードバックリンク
84が夫々固設されている。フィードバックレバー82
はフィードバックロッド81を介してブラケット75a
に連結され、また係合ピン85はフィードバックリンク
84の先端に設けられると共に、ドラフト作動リンク5
7のカム部86に対して後方側から接当可能である。
なお、フィードバックロッド81はターンバックル87
により伸縮調整自在である。係合ピン50,85、固定
ピン51には外周にコロが回転自在に套嵌されている。
により伸縮調整自在である。係合ピン50,85、固定
ピン51には外周にコロが回転自在に套嵌されている。
(発明の効果)
本発明によれば、ポジション用スプール作動アーム40
とは別にドラフト用スプール作動アーム42をスプール
11に交差状に連結し、このドラフト用スプール作動ア
ーム42の一端にドラフト用リンク機構41を連結する
と共に他端を固定側に連結し、ドラフト用フィードバッ
ク機構80をドラフト用リンク機構41に連動させてい
るので、単一の制御弁10を使用して簡単かつコンパク
トな構造でポジション制御及びドラフト制御を行なうこ
とができ、従って、小型、中型トラクタ用として最適で
ある。
とは別にドラフト用スプール作動アーム42をスプール
11に交差状に連結し、このドラフト用スプール作動ア
ーム42の一端にドラフト用リンク機構41を連結する
と共に他端を固定側に連結し、ドラフト用フィードバッ
ク機構80をドラフト用リンク機構41に連動させてい
るので、単一の制御弁10を使用して簡単かつコンパク
トな構造でポジション制御及びドラフト制御を行なうこ
とができ、従って、小型、中型トラクタ用として最適で
ある。
図面は本発明の一実施例を例示するものであって、第1
図は油圧制御装置の一部切欠側面図、第2図は同背面断
面図、第3図は制御弁部分の平面図、第4図はポジショ
ン制御動作を示す一部切欠側面図、第5図はその弁部分
の平面図、第6図はドラフト制御動作を示す一部切欠側
面図、第7図はその弁部分の平面図である。 1・・・トラクタ車体、2・・・油圧装置、10・・・
制御弁、11・・・スプール、15・・・ポジション制
御レバー、16・・・ドラフト制御レバー、39・・・
ポジション用リンク機構、40・・・ポジション用スプ
ール作動アーム、41・・・ドラフト用リンク機構、4
2・・・ドラフト用スプール作動アーム、63・・・ポ
ジション用フィードバック機構、80・・・ドラフト用
フィードバック機構。
図は油圧制御装置の一部切欠側面図、第2図は同背面断
面図、第3図は制御弁部分の平面図、第4図はポジショ
ン制御動作を示す一部切欠側面図、第5図はその弁部分
の平面図、第6図はドラフト制御動作を示す一部切欠側
面図、第7図はその弁部分の平面図である。 1・・・トラクタ車体、2・・・油圧装置、10・・・
制御弁、11・・・スプール、15・・・ポジション制
御レバー、16・・・ドラフト制御レバー、39・・・
ポジション用リンク機構、40・・・ポジション用スプ
ール作動アーム、41・・・ドラフト用リンク機構、4
2・・・ドラフト用スプール作動アーム、63・・・ポ
ジション用フィードバック機構、80・・・ドラフト用
フィードバック機構。
Claims (1)
- 1)作業機昇降用の油圧装置2を上昇、停止、下降方向
に制御するための制御弁10と、この制御弁10をポジ
ション用及びドラフト用の各リンク機構39,41を介
して上昇、停止、下降に切換えるためのポジション制御
レバー15及びドラフト制御レバー16と、ポジション
制御レバー15の設定位置まで作業機が昇降した時に制
御弁10を停止に戻すポジション用フィードバック機構
63と、ドラフト制御レバー16の設定位置に応じて作
業機の牽引負荷が略一定になるように制御弁10を切換
えるドラフト用フィードバック機構80とを備え、制御
弁10のスプール11に交差状に連結されたポジション
用スプール作動アーム40の一端にポジション用リンク
機構39を、他端にポジション用フィードバック機構6
3を夫々連結したトラクタの油圧制御装置において、ポ
ジション用スプール作動アーム40とは別にドラフト用
スプール作動アーム42をスプール11に交差状に連結
し、このドラフト用スプール作動アーム42の一端にド
ラフト用リンク機構41を連結すると共に他端を固定側
に連結し、ドラフト用フィードバック機構80をドラフ
ト用リンク機構41に連動させたことを特徴とするトラ
クタの油圧制御装置。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30838787A JPH01148108A (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | トラクタの油圧制御装置 |
GB8826574A GB2213035B (en) | 1987-12-04 | 1988-11-14 | Hydraulic control apparatus for tractor |
US07/274,842 US4903779A (en) | 1987-12-04 | 1988-11-22 | Hydraulic control apparatus for tractor |
FR8815824A FR2623965B1 (fr) | 1987-12-04 | 1988-12-02 | Appareil de commande hydraulique pour tracteur |
KR1019880016090A KR910009172B1 (ko) | 1987-12-04 | 1988-12-03 | 트랙터의 유압제어장치 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30838787A JPH01148108A (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | トラクタの油圧制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01148108A true JPH01148108A (ja) | 1989-06-09 |
Family
ID=17980450
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30838787A Pending JPH01148108A (ja) | 1987-12-04 | 1987-12-04 | トラクタの油圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01148108A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006333741A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Kubota Corp | トラクタの作業機制御装置 |
JP2012070661A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Kubota Corp | トラクタの作業機制御装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5942107B2 (ja) * | 1975-08-08 | 1984-10-12 | 旭化成株式会社 | 人工皮革およびその製造方法 |
-
1987
- 1987-12-04 JP JP30838787A patent/JPH01148108A/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5942107B2 (ja) * | 1975-08-08 | 1984-10-12 | 旭化成株式会社 | 人工皮革およびその製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006333741A (ja) * | 2005-05-31 | 2006-12-14 | Kubota Corp | トラクタの作業機制御装置 |
JP2012070661A (ja) * | 2010-09-28 | 2012-04-12 | Kubota Corp | トラクタの作業機制御装置 |
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