JPS63123304A - トラクタの油圧制御装置における操作装置 - Google Patents

トラクタの油圧制御装置における操作装置

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JPS63123304A
JPS63123304A JP26940686A JP26940686A JPS63123304A JP S63123304 A JPS63123304 A JP S63123304A JP 26940686 A JP26940686 A JP 26940686A JP 26940686 A JP26940686 A JP 26940686A JP S63123304 A JPS63123304 A JP S63123304A
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JP
Japan
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lever
draft
operating
control
hydraulic
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JP26940686A
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俊彦 竹村
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Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、トラクタの油圧制御装置における操作装置に
関する。
(従来の技術) トラクタに装着された作業機を昇降するための油圧装置
と、この油圧装置を上昇、停止および降下にそれぞれ切
換えるための制御弁機構と、この制御弁機構をコネクタ
を介して上昇、停止及び降下に切換える回動自在な操作
レバーと、を備えているトラクタの油圧制御装置におけ
る操作装置は特公昭5B −29041号公報等で知ら
れている。
(発明が解決しようとする問題点) 従来の技術で、トラクタにロークリ耕耘機等の作業機を
装着して、枕地などで旋回するときは、作業機を上昇さ
せるが、このとき、操作レバーの作動角度は50°〜6
0°程度というように相当大きなものであるから、オペ
レータは不便である。
この点は、操作レバーの案内ガイドにストッパを設ける
ことで回避できるが、ストッパの位置を調整することは
非常に面倒である。
また、電子式で上述のことをなし得るものもあるが、コ
スト高であるし、メンテナンスが困難であるばかりか微
調整が必要となる。
本発明は、本来の操作レバーとは別の操作角度が小さな
操作レバーを補助的に設けて、この補助的な操作レバー
で、作業機をワンタッチで上昇できるようにするととも
に、ワンタッチで決められた高さまで作業機を降下し得
るようにしたことを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、トラクタに装着された作業機を昇降するため
の油圧装置2と、この油圧装置2を上昇、停止および降
下にそれぞれ切換えるための制御弁機構15と、この制
御弁機構15をコネクタ51を介して上昇、停止及び降
下に切換える回動自在な操作レバー19.20と、を備
えているトラクタの油圧制御装置における操作装置にお
いて、次の技術的手段を講じることにより、前述目的を
達成したのである。
すなわち、コネクタ51に応動して作動されるコントロ
ールレバー30に、操作ロッド801Kfさ−t!−1
小さな操作角度で操作ロッド80を操作する別の操作レ
バー81を設けたことを特徴とする。
(実施例) 図面を参照して本発明の実施例を詳述する。
図において、1はトラクタ車体で、実質的にミッション
ケースである。2は油圧装置であり、油圧ハウジング3
と、シリンダ部4と、ピストン5と、ピストンロンドロ
と、アーム軸7と、リフトアーム8からなり、油圧ハウ
ジング3がトラクタ車体1の後上部に施蓋状として具備
され、油圧ハウジング3にシリンダ部4が形成されてこ
のシリンダ部4にピストン5が嵌合されているとともに
、油圧ハウジング3に横架状として支持されているアー
ム軸7にアーム9が取付けられ、このアーム9とピスト
ン5がピストンロッド6で連結され、ここに、左右一対
のリフトアーム8が上下動自在とされている。
10はトップリンク取付装置であり、油圧ハウジング3
の後端面に固定されたブラケット11と、このブラケッ
ト11に、トーションバー12を介して装着されたトッ
プリンク取付孔13の複数個を有する取付台14とから
なり、トーションバー12が本例では荷重バネとなる。
なお、荷重バネはこの他に、コイルバネ等であってもよ
く、牽引荷重で弾性的に変位するものであればよい。
15は制御弁機構であり、油圧ハウジング3の底壁にボ
ルト16によって取付けられたバルブ本体17と、この
バルブ本体17に図外の戻しバネに抗して摺動自在に備
えられたスプール18等からなり、スプール18の摺動
により、油圧装置2、実質的にリフトアーム8を上昇、
停止(中立)及び降下にそれぞれ切換えるものである。
19はポジションレバー、20はドラフトレバーであり
、いずれも、操作レバーであって、油圧ハウジング3の
右脇に立設した取付は台21の上端に支軸22を横向に
設け、この支軸22に両レバー19..20の下端側を
それぞれ矢示りの降下方向及び矢示Uの上昇方向に操作
角が約50〜60°として回動自在に支持している。
23は操作軸であり、内外二重軸構造とされ、内輪24
はポジション用とされ、外軸25はドラフト用とされて
おり、油圧ハウジング3の右側側壁の高さ方向中途に横
方向として挿支され、それぞれ相対回転自在とされてお
り、内軸24にはリンク機構26を介してポジションレ
バー19が、外軸25にはリンク機構27を介してドラ
フトレバー20がそれぞれ連動連結されている。
28はコントロールレバー軸、29はポジション用フィ
ードバックレバー軸であり、両レバー軸28゜29は、
スプール18に対して左右振分は位置においてレバー軸
心を共通軸心上とされており、フィードバックレバー軸
29は油圧ハウジング3の左壁に挿支されており、コン
トロールレバー軸29はメインIlンクを介してハウジ
ングの壁に支持され、各レバー軸28.29にはそれぞ
れレバー30.31を下方突出状として有している。
32はスプール作動バーであり、その両端に球状部を有
する接手33.34を有し、この接手33.34を介し
て各レバー30.31に懸架され、ここに、スプール作
動バー32はスプール18の作動方向(トラクタの前後
方向)に対して交叉配置されている。
スプール18はネジ構造とされた連結ロッド35が連接
され、このロッド35のエンドに形成された接手36が
スプール作動バー32の長手方向の中間部分に自在可能
として連結されている。
37はポジション用フィードバック機構であり、油圧ア
ーム軸7の一端面(図では左端)側に連動連結されたタ
ーンバックル構造のフィードバックリンク38と、フィ
ードバックレバー軸29に一端が固定されたフィードバ
ックレバー39とをピン40で枢着してなる。
41は支持壁であり、第3図〜第5図で示す如く油圧ハ
ウジング3の土壁でかつシリンダ部4の右脳において下
方に突出形成されており、この支持壁41に横向の支持
ピン42が挿支されて抜止めピン43によって取付けら
れている。
44はメインリンクであり、この上端側が支持ピン42
の軸心上で前後方向揺動自在に枢支されており、このメ
インリンク44は下方に延設されてその中途のボス部4
5がコントロールレバー軸28に回1=自在として套嵌
されている。
従って、コントロールレバー軸28はメインリンク44
を介して支持ピン42によって固定側の支持壁41に支
持されている。
46はレバーであり、レバー軸28の外端側に固着され
て上方に突出しており、コントロールレバー30ととも
に一体として回動するものであり、このレバー46には
コネクタ係合ピン47が外方(右方向)に突出状として
固着されている。
48は固定ピンであり、コネクタ係合ピン47と前後方
向に離間されて油圧ハウジング3の右側壁におけるボス
49に挿支されて内方に突出しており、この固定ピン4
8とコネクタ係合ピン47とはピン長手方向において一
部ランプされている(第3図参照)。
50はポジション操作金臭であり、内軸24の軸端面(
内側端面)に固着されており、ポジションレバー19の
前後方向操作力がリンク機構26を介して内軸24に伝
達されることにより作動される。
51はコネクタであり、ポジション操作金具50にピン
52によって枢支されており、このコネクタ51は平板
形状であって、第10図、第11図でも示す如く保合ピ
ン47と固定ピン48との間に進退自在に挿入され、各
ピン47.48に摺接する部分がカム面53゜54とさ
れている。
従って、ポジションレバー19の操作力により操作金具
50を介してコネクタ51に伝達されることにヨリ、レ
バー46およびコントロールレバー30ヲ介してスプー
ル作動バー32によりスプール18を上昇、停止(中立
)、降下に切換え得るようにされている。
ここにおいて、操作レバー(ポジションレバー)19の
操作角度より小さな操作角度(約lO°)で支軸82回
りに回動される別の操作レバー81が設けられ、この操
作レバー8■とコントロールレバー30とを操作ロフト
80で連動連結している。
すなわち、この具体的構成は第12図に例示されており
、操作ロッド80の一端はコントロールレバー30に枢
着80Aされており、操作レバー80の他端は別の操作
レバー81のアーム部81Aに、長孔と抜止めピンとよ
りなる連結部83によって連動され、ここに、操作レバ
ー19を操作したとき、連結部83で操作ロッド80を
介して操作レバー81が動くのが連結部83で吸収され
、逆に、操作レバー80を支軸82回りに回動すると、
コントロールレバー30をダイレクトに操作するように
され、しかも、このとき、操作レバー19はコネクタ5
1を介して操作レバー80の作動に関与されないように
され、これによって、操作レバー81でコントロールレ
バー30を操作して作業機を上昇させ、再び降下方向に
切換えても最初に操作レバー19で設定した位置までし
か作業機は降下しないようにされている。
55はドラフト操作金具であり、操作軸23における外
軸25の内端に固着されており、このドラフト操作金具
55には第1ドラフトリンク56の一端がピン57によ
り枢支されている。
第1ドラフトリンク56は略水平方向として後方に延び
、この第1ドラフトリンク56の先端に第2ドラフトリ
ンク58の一端がピン59により枢支され、第2ドラフ
トリンク58は下方に延設されている。
60はプッシュロッドであり、第2ドラフトリンク58
の下端に一端がピン61により枢支されており、コ字形
ブラケット62に摺動自在として挿支されている。
コ字形ブラケット62はメインリンク44の下端に固着
されており、このブラケット62にコイル形のドラフト
スプリング63が内蔵されており、ブツシュロッド60
はこのスプリング63に挿入されているとともに、ロン
ドロ0の中途にはスプリング63を押付ける(圧縮)た
めの鍔60^を有している。
従って、ドラフトレバー20の操作力がリンク機構27
を介して外軸25に伝達されると、第1ドラフトリンク
56、第2ドラフトリンク58およびブツシュロッド6
0を介してメインリンク44に伝達され、このメインリ
ンク44が支持ピン42を中心に前後揺動されることに
よって、スプール18を作動する。
64はドラフトカムであり、油圧ハウジング3の右側壁
に支軸65を回動自在に挿支し、この支軸65の軸方向
両端にそれぞれアーム66、67を取付け、内側のアー
ム66にドラフトカム64を固着している。
このドラフトカム64のカム面は第2ドラフトリンク5
8の背面に接当されていて、荷重バネ12の変位をドラ
フトフィードバックリンク機構68によりドラフトカム
64に伝播するようにされている。
ドラフトフィードバックリンク機構68はリンクレバー
69、伸縮調整自在のロンドア0等からなり、ロッド7
0の端部がアーム67にピン71で枢支されている。
その他、図において、72はメインリンクストッパであ
り、支持壁41にピン73によって取付けられた円盤形
状であり、実質的に支軸65の軸心延長上に位置されて
いる(第5図参照)。
74バストツバ−であり、コントロールレバー30と対
応する前方で油圧ハウジング3のボス部75に位置決め
ピン76とボルト77で取付けられ、レバー30と対応
する部分に折曲片78を有している。
すなわち、レバー30がこのストッパ74に接当する位
置は、制御弁機構15のリリーフが作用する位置とされ
ている。
79はドラフト規制ストッパであり、荷重バネ12の変
位はこのドラフト規制ストッパ79にトップリンク取付
台14が当接することで規制される。
なお、ポジションレバー19とドラフトレバー20はと
もに個別に揺動可能であり、矢示りの方向が降下で、U
の方向が上昇である。
(作 用) まず、ポジションコントロールについて説明する。この
制御のときは、ドラフトレバー20を符号り方向に一杯
動かして「下げ」にしておく。そして第2図で示す如く
ピストン5が上死点にあるとき、リフトアーム8は降下
位置にあり、従って、ポジションレバー19は第10図
で示す如くポジション最下点にある。
そこで、ポジションレバー19を第10図の矢示U方向
に操作すると、リンク機構26を介して操作金具50が
内軸24を支点にa方向に回動される。
これによってポジションコネクタ51が可動するピン4
7と固定ピン48との間に割り込むように下動し、メイ
ンリンク44の中途に回動支点を有するコントロールレ
バー30が第10図のb方向に回動され、このレバー3
0に接手33を介して遊合状に連結されているスプール
作動バー32が他の接手34を定点として作動され、こ
のスプール作動バー32の中途に遊合状として連結され
ているスプール18が第10図のC方向に押込み、ここ
に、制御弁機構15は上昇回路を構成し、ピストン5に
油圧が作用してリフトアーム8を上昇させ、外の作業機
を持上げることになる。
なお、メインリンク44は支持ピン42を支点に回動さ
れるが、ストッパ72によって規制される。
リフトアーム8が上昇されると、この動きが第2図に示
すフィードバック機構37を介してフィードバック軸2
9に伝えられ、フィードバックレバー31にスプール作
動バー32の一端が接手34を介して連結されているこ
とから、スプール作動バー32を介してスプール18を
停止(中立)位置に戻すことになる。
第11図はポジション最上点の位置を示しており、ポジ
ションレバー19をD方向に操作すると、リンク機構2
6を介してポジション操作金具50が矢示a。
方向に回動され、コネクタ51が可動ピン47と固定ピ
ン48の間から抜けるように上へ動かされる。
このコネクタ51の動きにより、スプール作”動バー3
2への押付は力がなくなり、メインスプール18は図外
の戻しバネの力で矢示C゛方向押出され、下降回路がで
き、リフトアーム8は自重(実質的に作業機重量)で降
下される。
このとき、フィードバック機構37が第10図と逆方向
に作用する。
以上によって、ポジション制御(位置制御)がなされる
が、トラクタに作業機(耕耘機等)を三点リンク機構を
介して昇降自在に装着して作業しているとき、枕地等で
旋回するときは、ポジションレバー19を操作すると操
作角が大であることから不便である。
斯る場合、ポジションレバー19は最初に設定した位置
にしたまま、操作レバー81をU方向に操作すると、コ
ントロールレバー30が回動し、前述と同様にスプール
18が上昇回路を構成すべく切換えられる。そして、旋
回後にあっては操作レバー81をD方向に戻すと、コン
トロールレバー30は復動され、スプール18は戻しバ
ネにより戻され作業機は降下する。
このとき、コントロールレバー30とコネクタ51はピ
ン47.48による係合であることから、ポジションレ
バー19で当初設定位置までしか作業機は降下されない
ことになる。
次に、ドラフトコントロールについて第7図乃至第9図
を参照して説明する。
この制御のときはポジションレバー19をD 方向−杯
に操作して「下げ」の状態にしておいて、ドラフトレバ
ー20をドラフト範囲にする。すなわち、第7図はドラ
フトレバー20が最下点にあり、このドラフトレバー2
0を矢示U方向に操作して第8図のドラフト開始点にす
ると、リンク機構27を介してドラフト操作金具55が
矢示e方向に作動し、第1ドラフトリンク56を介して
第2ドラフトリンク58がドラフトカム64に近づくこ
とになる。
なお、第2ドラフトリンク58とドラフトカム64との
間隔をドラフトフィードバックリンク機構68により調
整することによって、ドラフトの作用する荷重を調節で
きる。
図示しない三点リンク機構により装着された作業機の牽
引抵抗が荷重バネ(トーションバー)12に伝達される
と、本例ではバネ12がねじれによる変位とされ、この
変位がフィードバック機構68を介して第8図の矢示f
方向としてドラフトカム64に伝達され、これによりド
ラフトカム64が矢示g方向に回転し、第2ドラフトリ
ンク58を第8図では右方向に押付ける。
これによってブツシュロッド60がh方向に作動し、ブ
ラケット62、ドラフトスプリング63等を介してメイ
ンリンク44がその上端の支持ピン42を中心として矢
示i方向に揺動され、可動ピン47はコネクタ51で規
制されていることから、メインリンク44の揺動でコン
トロールレバー30がj方向に揺動され、この揺動がス
プール作動バー32を介してスプール18を矢示に方向
に押込み上昇回路が構成され、ここに作業機はリフトア
ーム8を介して持上げられ、これにより、牽引荷重が減
少すると、メインスプール18は矢示にと反対方向に戻
しバネの力で作動され、ここに、下降回路が構成される
この場合、復帰したときのコントロールレバー30の位
置は、最初にポジションコントロールで設定したポジシ
ョンコネクタ51で決まり、ここにミックスコントロー
ルができる。
ここに、ミックスコントロールとはポジションコントロ
ールとドラフトコントロールを兼ね備えたコントロール
(制御)を意味する。
即ち、前述したポジションコントロールでは、牽引荷重
が大きくなると作業機を上昇させなければエンストとか
車輪のスリップを起こすし、また、ドラフトコントロー
ルでは、土壌に硬軟があると耕深を一定に保てないこと
になる。
ミックスコントロールはこの欠点を補いながら両方の長
所を生かせるのである。
つまり、前述したポジションコントロールで作業機を一
定位置に保ちながら作業を行ない、牽引荷重が大きくな
ると前述のドラフトコントロールが働いてリフトアーム
8を介して作業機が上昇し、牽引荷重が減少するとポジ
ションを設定した高さまでリフトアーム8が下降し、作
業機が設定位置に戻るのである。
従って、このミックスコントロールを実施するには、ま
ず、ドラフトレバー20を符号りの方向に一杯に下げて
「下げ」の状態とし、ドラフトレバー20を適当な位置
に定めるとともに、ポジションレバー19の操作で作業
機を必要とする高さに設定しておく。
しかして、作業機を一定位置に保ちながら作業が行なわ
れているとき、牽引抵抗が大きくなるとこれを荷重ばね
12で感知して変位におきかえ、前述したドラフトコン
トロールが働いて牽引荷重が減少され、この減少によっ
てポジションコントロールで設定した高さまで作業機が
降下されるのである。ここに、あとはドラフトレバー2
0の操作だけで自由に作業を行ない、例えば、抵抗のか
かるところは浅く、また、軟い土壌のところはポジショ
ン制御で耕深を深くせず作業を続行される。
第9図はドラフトレバー20をドラフト終了点まで操作
した位置(実線)とこの終了点から最上点まで操作した
位置(鎖線)を示しており、このときは第2ドラフトリ
ンク58はドラフトカム64のカム面上を滑り、該リン
ク58の下端が前方(図では右方)に移動する。
この移動がブツシュロッド60、ドラフトスプリング6
3等を介してメインリンク44と伝達され、前述したと
同様にスプール18が押込まれて上昇回路が形成され、
リフトアーム8は最上位置まで上昇し、このとき、コン
トロールレバー30はストッパ74で規制される。
なお、ドラフトスプリング63はあらかじめある縮み量
で組付けられており、ドラフト範囲で作動するときは、
スプリング63は縮まず、ブツシュロッド60とメイン
リンク44は一体となって移動(作動)する。
また、リフトアーム8を最上昇位置にした状態で、つま
り、作業機を持上げ状態でトラクタが悪路等を走行する
とき、作業機がピッチング(上下動)などしてドラフト
カム64が前方向移動したとき、ドラフトスプリング6
3が縮み、ここに、必要以上の変位を吸収する安全装置
として働くことになる。
第13図と第14図は、油圧落下調整装置をネジ構造に
よるものとして例示している。
すなわち、油圧装置で作業機をある高さで保持しておく
とともに、この保持された作業機を徐々に降下するため
に、油圧落下調整装置が油圧装置に付帯されているが、
従来では油圧シリンダのヘッド部に逆止弁を設け、この
逆止弁を介してシリンダ部に封入された油圧を、調整ノ
ブ付のネジロッドで逆止弁を押開くことで構成されてい
た。
これでは、車体後方より操作できないし、又、部品代、
加工代も高価となっていた。
第13図と第14図ではこの点を回避するために、油圧
ハウジング又は車体の後壁84に、メネジ85を形成し
、このメネジ85にノブ86を有する調整ロッド87を
螺挿し、調整ロッド87の先端88をコントロールレバ
ー30に接当離反自在にしたものである。
これにより、調整ロッド87の締込み量によってコント
ロールレバー30を位置決めし、落下調整を車体後方か
ら操作可能としている。
また、エンジン回転中であるならば、操作レバー19を
最下点にしておいて、ロッド87の締込み量を変えるこ
とで、作業機昇降を車体後方から操作でき、これは三点
リンクにおけるロワーリンクのチェックチェーンの張り
具合を見る時に便利となる。
第15図はトラクタ用油圧制御弁、具体的にはトラクタ
の前後進切換用の油圧制御弁を開示している。
第15図において、切換弁89は圧力調整弁90及びチ
ェックを兼ねたオリフィス弁91と共に弁本体92内に
組込まれている。切換弁89は弁本体92に回動自在に
挿入されたスプール93を有し、このスプール93の回
動によりポンプポート94、ドレンポート95、前進ク
ラッチポート、後進タラソチポートに夫々選択的に接続
する。スプール93の一端は弁本体92に装着されたカ
バー96を貫通して外方に突出し、その突出端部に切換
レバー97が設けられている。切換レバー97は位置決
め機構により中立、前進、後進の各位置に位置決め可能
である。圧力調整弁90は切換弁89のスプール93に
対向して軸心方向摺動自在に配置された弁体98と、こ
の弁体98に対してスプール93と反対側で軸心方向摺
動自在に配置されたピストン99と、この弁体98とピ
ストン99との間に介在されたバネ100と、弁体98
とピストン99間の間隔を規制するロッド101 とを
備えている。弁体98はドレンポート95を開閉すべ(
設けられている。ピストン99の摺動範囲は段部102
により規制され、またその摺動範囲の内の中途部の一定
範囲を摺動するときに、このピストン99に作用する作
動油の一部をドレンポート103から外部に逃すように
、弁本体92側に逃し油路104が形成されている。即
ち弁本体92の内周にはピストン99が摺動するように
ライナー105が嵌着されており、このライナー105
に開口106.107と、その開口をライナー105の
外周で接続する溝108とが形成され、これらによって
逃し油路104が構成されている。そしてピストン99
が開口106.107間を摺動する間だけ、作動油の一
部がこれら開口106. LOT、溝108を経てドレ
ンポート103から外部へと逃すようになっている。オ
リフィス弁91は切換弁89のポンプポート94側とピ
ストン99の背後とを連通すべく、弁本体92及びこれ
に着脱自在に装着されたカバー109に形成された油路
110.111の途中に介在されている。従来のオリフ
ィス弁は回動輪の内端に固設された円板状の弁体に、孔
径の異なるオリフィス孔(例えば、0.7と1−Qmm
)を周方向に複数個形成し、これとは別にチェック弁を
設けていたのであるが、第15図ではオリフィス孔11
2を0.7のひとつとしてチェックバネ113で弁体を
押付けるとともに、弁体に第16図で示すような切換部
114を形成し、ここに、圧力のモジュレーション昇圧
に必要なオリフィスと短時間の降圧に必要なチェック弁
とを兼用させて構造の簡素化を図っている。
(発明の効果) 本発明によれば、操作レバー19でコネクタ51を介し
て制御弁機構15を上昇、停止及び降下に切換えるよう
にしたものにおいて、コネクタ51に応動して作動され
るコントロールレバー30に、操作ロッド80を枢着さ
せ、このロッド80を別の操作レバー81による小さな
操作角度で操作するようにしていることから、枕地旋回
等にさいして作業機を上昇させるとき、操作角の大きな
操作レバー19はそのままにして、別の操作レバー81
によってダイレクトに上昇切換えができ、ここに、操作
が簡単である。
また、作業機上降級に降下させるときは、本来の操作レ
バー19は設定当初の位置にあることから、操作レバー
81を戻しても、作業機は設定当初の位置に戻ることに
なり、ここに、位置制御のままとなり実用的である。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は右側面図、第2
図は左側面図、第3図は第2図A−A線断面図、第4図
はドラフト操作軸側を示す断面図、第5図はドラフトフ
ィードバック部分を示す断面図、第6図は第2図を下面
より見た一部の平面図、第7図から第9図はドラフト制
御の作動を併せて示す各側面図、第10図と第11図は
ポジション制御の作動を併せて示す各側面図、第12図
は本発明実施例の模式的な側面図、第13図は油圧落下
調整装置を備えた側面図、第14図は同じく平面図、第
15図はトラクタシャトル用油圧制御弁の断面図、第1
6図はそのチェック弁(オリフィス弁)の平面(底面)
図である。 1・・・トラクタ車体、2・・・油圧装置、15・・・
制御弁機構、18・・・スプール、19・・・操作レバ
ー(ポジションレバー)、30・・・コントロールレバ
ー、51・・・コネクタ、80・・・操作ロッド、81
・・・別171操作レバー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)トラクタに装着された作業機を昇降するための油
    圧装置2と、この油圧装置2を上昇、停止および降下に
    それぞれ切換えるための制御弁機構15と、この制御弁
    機構15をコネクタ51を介して上昇、停止及び降下に
    切換える回動自在な操作レバー19と、を備えているト
    ラクタの油圧制御装置における操作装置において、 コネクタ51に応動して作動されるコントロールレバー
    30に、操作ロッド80を枢着させ、小さな操作角度で
    操作ロッド80を操作する別の操作レバー81を設けた
    ことを特徴とするトラクタの油圧制御装置における操作
    装置。
JP26940686A 1986-11-12 1986-11-12 トラクタの油圧制御装置における操作装置 Pending JPS63123304A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0560211U (ja) * 1992-01-28 1993-08-10 三菱農機株式会社 農用トラクタのリフトコントロール装置
JP2002120503A (ja) * 2000-09-15 2002-04-23 Campagnolo Spa 自転車用ホイールハブ
KR101113506B1 (ko) 2010-09-02 2012-02-29 동양물산기업 주식회사 트랙터의 유압 승강장치의 위치제어장치

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