JP2957044B2 - 水田作業車輌におけるマーカ操作装置 - Google Patents

水田作業車輌におけるマーカ操作装置

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JP2957044B2
JP2957044B2 JP7924692A JP7924692A JP2957044B2 JP 2957044 B2 JP2957044 B2 JP 2957044B2 JP 7924692 A JP7924692 A JP 7924692A JP 7924692 A JP7924692 A JP 7924692A JP 2957044 B2 JP2957044 B2 JP 2957044B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用田植機等の水田作
業車輌に係り、詳しくはマーカを倒伏・起立位置に切換
え・保持するマーカ操作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗用田植機においては、マーカ
が装着されている。マーカは、走行機体の左側と右側と
にそれぞれ1本ずつ配設されており、線引きに際し、左
右のいずれか一方のものが倒伏してい使用され、他方の
ものは、起立位置に保持される。
【0003】この倒伏と起立とを選択的に切換えるの
が、マーカ操作装置である。このものは、ワイヤを介し
て左右のマーカを倒伏・起立するマーカ駆動アームと、
植付部の上昇に伴って作業位置にあるマーカ駆動アーム
をロック位置に移動させるマーカ復帰アームと、ロック
位置に移動してきたマーカ駆動アームをこのロック位置
に保持するマーカストッパとを主要構成部材としてな
る。マーカストッパが、マーカ駆動アームをロック位置
に保持するときは、マーカが起立状態となり、一方、マ
ーカストッパがマーカ駆動アームのロックを解除すると
きは、マーカが倒伏して線引き可能となり、普通、枕地
において走行機体を回行する毎に、例えば、左側のマー
カを起立させて、右側のマーカを倒伏するというよう
に、左右のマーカの起立・倒伏を交互に行う。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述従来例に
よると、左右マーカを交互に起立・倒伏する等、複雑な
動きを実現するために、マーカ操作装置全体の構成・動
作が複雑となりがちで、小型軽量化・動作信頼性の向上
等の障害となっていた。
【0005】そこで本発明は、各部材の形状や配置を変
更することによって、上述課題を解決した水田車輌にお
けるマーカ操作装置を提供することを目的とするもので
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みてなされたものであって、走行機体(5)と該走行機
体(5)に昇降自在に装着した作業部(10)とを備
え、操作レバー(20)によってマーカ作動装置を切換
え作動し、前記走行機体(5)の左右に配置したマーカ
(171 ,172 )を適宜倒伏・起立してなる水田作業
車輌(1)において、前記マーカ作動装置が、前記マー
カ(171 ,172 )の倒伏に対応する作動位置(P
1 )と前記マーカ(171 ,172 )の起立に対応する
ロック位置(P2 )とを取るマーカ駆動アーム(69
1 ,692 )と、前記作業部(10)の上昇に伴って前
記マーカ駆動アーム(691 ,692 )に形成した当接
部(70)を押圧するマーカ復帰アーム(72)と、該
マーカ駆動アーム(691 ,692 )の作動位置(P
1 )とロック位置(P2 )とに対応してそれぞれ前記マ
ーカ(171 ,172 )を倒伏・起立するマーカ連結手
段(711 ,712 )と、マーカ起立状態で前記マーカ
駆動アーム(691 ,692 )に係合して該マーカ駆動
アーム(691 ,692 )をロック位置(P2 )に保持
し、さらに前記操作レバー(20)の操作によって前傾
して前記マーカ駆動アーム(691 ,692 )のロック
を解除するマーカストッパ(621 ,622 )と、を備
え、前記マーカ駆動アーム(691 ,692 )を、左右
方向に延びる第1の軸(67)に回動自在に支持し、前
記マーカ復帰アーム(72)を、前記第1の軸(67)
の下方において平行に延びる第2の軸(72b)に回動
自在に支持し、前記マーカストッパ(621 ,622
を、前記第2の軸(72b)の前方において平行に延び
る第3の軸(61)によって回動自在に支持し、前記マ
ーカ復帰アーム(72)とマーカ駆動アーム(691
692 )との当接及び該マーカ駆動アーム(691,6
2 )と前記マーカストッパ(621 ,622 )との係
合が、高さ位置について前記第1の軸(67)と前記第
2の軸(72b)との間において行われる、ことを特徴
とする。
【0007】また、前記第1の軸(67)と第2の軸
(72b)と第3の軸(61)とを共通の回動中心とし
て、前記マーカ駆動アーム(691 ,692 )とマーカ
復帰アーム(72,72)とマーカ連結手段(711
712 )とマーカストッパ(621 ,622 )とをそれ
ぞれ相互に隣接して左右に2個配置し、前記2個のマー
カストッパ(621 ,622 )に基端部を連結した連結
ロッド(661 ,662)の先端部を、垂直な回動中心
(59)を有するマーカ切換えレバー(57)における
該回動中心(59)を挟んで対称な位置に係合し、さら
に前記操作レバー(20)の左右方向の揺動操作によっ
て該マーカ切換えレバー(57)を回動し、前記連結ロ
ッド(661 ,662 )を介して前記左右マーカストッ
パ(621,622 )のいずれか一方を前傾するように
してもよい。
【0008】
【作用】以上構成に基づき、例えば一方のマーカ駆動ア
ーム(691 )が作動位置(P1 )にあるときは、マー
カ連結手段(711 )を介して、マーカ(171 )は倒
伏位置に保持される。ここで、操作レバー(20)を介
して作業部(10)を上昇させると、マーカ復帰アーム
(72)が第2の軸(72b)を中心に回動し、第1の
軸(67)に回動自在の装着されているマーカ駆動アー
ム(691 )の当接部(69b)を押圧する。これによ
り、マーカ駆動部材(691 )はロック位置(P2 )に
回転移動し、この際マーカ連結手段(711 )を引いて
マーカ(171 )を起立させる。ロック位置(P2 )に
回転したマーカ駆動アーム(691)は、第3の軸を中
心に揺動するストッパ(621 )に係合することによ
り、そのロック位置(P2 )を保持する。
【0009】一方、作業部(10)を下降させてマーカ
復帰アーム(72)の当接を解除した上、マーカストッ
パ(621 )を前傾すると、マーカ駆動アーム(69
1 )は、ロックが解除され、作業位置(P1 )に移動
し、マーカ連結手段(711 )を介してマーカ(17
1 )を倒伏する。
【0010】これらの動作に際し、第1の軸(67)、
第2の軸(72b)、第3の軸(61)は左右方向に相
互に平行に配置されており、これらの軸を中心とする各
部材の回動運動によって作動する。また、マーカ駆動ア
ーム(691 )とマーカ復帰アーム(72)との当接動
作、マーカ駆動アーム(691 )とマーカストッパ(6
1 )との係合等は、高さ位置についてすべて第1の軸
(67)と第2の軸(72b)との間で行うようにする
ことができ、全体構成をコンパクト化することができ
る。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
マーカ駆動アーム(691 ,692 )、マーカ復帰アー
ム(72,72)、マーカストッパ(621 ,622
を、それぞれ左右方向に相互に平行な第1の軸(6
7)、第2の軸(72b)、第3の軸(61)によって
回動自在に支持し、各部材の動作を同一平面内の回動動
作のみによって実現することができるので、これらの動
作を円滑で確実なものとすることができる。
【0012】しかも、当接動作、係合動作を、第1の軸
(67)と第2の軸(72b)との間で行えるように構
成することにより、全体構成をコンパクトにし、動作信
頼性を向上させることができる。
【0013】なお、上述カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、何等本発明の構成を限定する
ものではない。
【0014】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0015】水田作業車輌としての乗用田植機1は、図
1に示すように、前輪2及び後輪3により支持されてい
る走行機体5を有しており、該走行機体5にはその前端
部分にエンジン6が搭載されていると共に、後部分にシ
ート7を有する運転席9が配設されている。更に、走行
機体5の後方にはリンク(リンク機構)8a,8bを介
して植付部(作業部)10が昇降自在に支持されてお
り、該植付部10には多数のプランタ11…、フロート
14及び苗のせ台12が備えられている。また、走行機
体5における後端部分と上リンク8aに固設されたブラ
ケット15との間には油圧シリンダ装置16が配設され
ており、後述する油圧制御バルブによる油圧シリンダ装
置16の伸縮に基づき、植付部10が昇降作動する。ま
た、植付部10の左右には線引きマーカ171 ,172
が起倒自在に配設されている(図13、図14参照)。
【0016】そして、図2ないし図4に詳示するよう
に、運転席9にはそのシート7側方に植付部昇降操作レ
バー20が配設されており、該操作レバーはシート側方
のガイドプレート19に形成されたガイド溝19aに案
内されている。また、前記機体5を構成するフレーム5
aに立設されたシート支柱5bにはブラケットを介して
正面視L字形のプレート(ベース部材)21が固定され
ており、該プレート21の上板の下方で側板の内方、即
ち該プレート21のL字内方には油圧制御バルブ23
(油圧バルブ)が配置されており、該バルブ23の操作
軸23aはプレート21の側板外方に延び、そこでバル
ブ操作板25が固定されている。一方、プレート21の
側板には支軸26にて制御部材を構成するカム板(バル
ブ駆動プレート)22が回転自在に支持されており、該
カム板22の本体に直角方向に折曲されたラグ22aに
枢支ピン27を介して前記操作レバー20が回転自在に
支持されている。従って、操作レバー20は、支軸26
によりカム板22と一体に機体前後方向に回動自在に支
持されると共に、枢支ピン27にて左右方向に揺動自在
に支持される。また、カム板22と油圧制御バルブ23
及びバルブ操作板25とは側面視においてラップするよ
うに配置されている。
【0017】そして、図4及び図5に示すように、平板
状のカム板22は、前記ラグ22aからなる操作レバー
連結部、植付クラッチ操作部22b、油圧制御部22c
及び支軸26を中心とする円弧状の長孔22dからなる
オートリターン操作部を備えている。植付クラッチ操作
部22bは、カムアーム30先端に回転自在に支持され
ているローラ31に当接するカム面からなり、該ローラ
が嵌入する大凹部a、該大凹部から小凸部bを経てラン
ド部cに形成された小凹部c1 及び該ランド部cの端に
形成された凹部c2 を有する。また、油圧制御部22c
は、バルブ操作板25に植設されたピン25aを受け入
れる凹部fからなり、該凹部内にてピン25aの移動を
許容して融通機構(自動範囲)を構成すると共に、凹部
の1側面f1 にピン25aを当接して一体に移動する
(手動範囲)。
【0018】なお、油圧制御バルブ23の操作軸23a
に固設されているバルブ操作板25は、該操作板に植設
されたピン25aがカム板22の油圧制御部22cによ
り直接操作され、従ってカム板22により直接的に油圧
制御バルブ23が制御されて、応答性の高い植付部10
の昇降制御が行え得ると共に、融通機構を構成する凹部
fは、カム板22に直接形成されて、その融通幅を必要
に応じて大きく設定することができ、油圧制御バルブ2
3の自動範囲を大きく設定して、素早い昇降自動制御が
可能となる。
【0019】一方、前記プレート21の側板には支軸3
2により前記アーム30が回転自在に支持されており、
該アーム30の他端は、長孔33aを有するロッド33
及びスプリング35を介して植付クラッチアーム36に
連結しており、該アーム36は植付クラッチを操作す
る。更に、前記スプリング35は、クラッチの内蔵スプ
リングに抗して植付クラッチを操作すると共に、その反
作用がロッド33及びアーム30を介してローラ31か
らカム板22のクラッチ操作部22bに作用する。従っ
て、該クラッチ操作部22bは、植付クラッチの操作を
行うと共に、スプリング35にて付勢されているローラ
31が圧接することにより該カム板22を所定位置に保
持する位置決め機構を兼用している。また、カム板22
は、クラッチ操作部22bがクラッチの操作カム面の
外、位置保持用の規制面をも兼用しているので、コンパ
クトに構成できると共に、規制面部分を他の機能に割り
当てることができ、油圧制御等の機能を充実することが
できる。
【0020】また、前記バルブ操作軸23aには側面視
逆L字状のフロート連動用アーム38が回転自在に支持
されており、該アーム38の先端は、図2及び図3に示
すように、プレート37及びアーム39更に感知ロッド
40及びリンク41を介してフロート14の先端部分に
連結している。一方、カム板25にはその内方に突出し
て連係ピン25bが植設されており、該ピン25bは前
記アーム38に当接・連動し得る。また、該ピンはカム
板25の外方に貫通して突出しており、該ピン25b′
と前記アーム39に植設されたピン42との間にスプリ
ング43が張設されて、前記ピン25bをアーム38に
当接・連動するように付勢している。また、プレート2
1とピン42との間に他のスプリング45が張設されて
おり、該スプリング45はフロート14を田面に向けて
押圧・付勢する。一方、プレート21には油圧感度調節
レバー46が機体前後方向に回動自在に支持されてお
り、該レバー46はガイドプレート19の感度調節用ガ
イド溝19bに案内されてシート側方に延びている。該
感度調節レバー46はボーデンワイヤ47を介してリン
ク41に設けられたリンク長さ調節装置49に連結して
おり(図2参照)、該調節レバー46を操作することに
より、フロート14の前傾角度を操作して、フロート1
4に作用する土圧の感知感度を調節し得る。なお、図4
における48,48はピン42に当接して、フロート1
4の移動量を規制するストッパである。
【0021】また、プレート21には斜め後下方に突出
してプレート50が一体に固設されており、該プレート
50の先端は折曲されて、該折曲部50aにボルト51
が摺動自在に嵌挿している。該ボルト51の頭部と折曲
部50aとの間にはスプリング52aが縮設されてお
り、かつボルト51の折曲部内側にはオートリターンロ
ッド本体52bが固定されていると共にナット51cが
螺合されて、ボルト51の突出量が調節自在に規制され
ている。更に、ロッド本体52bの他端に固定されてい
るピン53が前記オートリターン用長孔22dに嵌挿し
ており、カム板22の所定回動を許容すると共に、ロッ
ド本体52bの移動によりカム板22を所定位置即ち上
昇位置から固定位置に強制移動し得る。また、植付部1
0を支持している昇降リンクの下リンク8bにはラグ
(押圧部)8cが固設されており(図3、図8参照)、
植付部10の所定上昇位置にて該ラグ8cがオートリタ
ーン用のボルト51に当接して植付部10の上昇に伴い
ロッド本体52bを移動する。すなわち、オートリター
ンロッド本体52bと、その基部側のボルト51及びナ
ット51cと、その先端側のピン53とが一体となって
オートリターンロッド52を構成しており、基端側のボ
ルト51がカム板22に固着されたプレート50によっ
て移動自在に支持される一方、先端側のローラ53が上
述のようにカム板22に係合している。つまり、リンク
8bが上昇すると、これに伴なってラグ8cがオートリ
ターンロッド52の一端部(ボルト51)を押圧し、他
端部(ピン53)がカム板22を回転駆動することにな
り、リンク8bの上昇力は、1本のオートリターンロッ
ド52を介して、直接的にカム板22の回転駆動力とな
って伝達される。さらに、ラグ8cとオートリターンロ
ッド52とカム板22とは、それぞれの動作がいずれも
走行機体5の前後方向のほぼ同一鉛直面内で行われるよ
うに配置されており、このことによっても、オートリタ
ーンロッド52を介しての力の伝達がより一層円滑に行
われるものである。また、図4に示すように、操作レバ
ー20とプレート21に固定されているピン54との間
にスプリング55が張設されており、前記オートリター
ンに際して、操作レバー20がガイド溝19aの斜め側
面hに沿って上昇位置から固定位置に案内されるように
構成されている。なお、図中56は、バルブ操作板25
を固定位置に保持するためのフックレバーである。
【0022】一方、図9及び図10に示すように、前記
操作レバー20は枢支ピン27より更に横方向(機体内
方向)に延びており、該延長部20aの先端には縦方向
に延びる短かい縦ピン20bが固定されている。また、
プレート21の上板上にはマーカ切換え装置を構成する
マーカ切換えレバー57がピン59を中心に水平面にて
揺動自在に支持されている。該マーカ切換えレバー57
はピン(回動中心)59を挟んで左右のほぼ対称な位置
に該ピン59を中心とする円弧からなる長孔59a,5
9bが形成されており、更に調整ボルト60,60にて
固定されているキャップ57′との間で係合孔57cが
形成されている。該係合孔57cには前記操作レバー2
0がガイド溝19aの自動(作業)位置Aにある状態に
て、前記縦ピン20bが係合するように設定されてい
る。
【0023】そして、プレート21の上板に切起された
ラグ21cには支軸61(第3の軸)が水平横方向に支
持されており、該支軸61には左右マーカ保持手段を構
成するマーカストッパ621 ,622 が前後方向に平行
にて回動自在に支持されている。これら左右マーカスト
ッパ621 ,622 は同じ形状からなり、かつ上方向を
向いて並んで配置されていると共に、それぞれ支軸61
を中心とする半円状のストッパカム面63aを有する突
起部材63がボルトにより固定され、かつつる巻スプリ
ング65により図10の反時計方向に付勢されている。
また、マーカストッパ621 ,622 は、マーカ駆動ア
ーム691 ,692 をロック位置P2 に保持する起立位
置P3 と、ロックを解除する傾斜位置P4 とをとる。そ
して、これらマーカストッパ621 ,622 にはそれぞ
れ連結ロッド661 ,662 が連結されており、これら
連結ロッドの先端66a,66aは折曲されて、前記マ
ーカ切換えレバー57の左右長孔59a,59bに嵌挿
している。なお、連結ロッド661 ,662 の中間部に
はそれぞれストッパカラー66b,66bが固定されて
おり、左右マーカストッパ621 ,622 を所定起立位
置P3 に保持すると共に、マーカ切換えレバー57の中
立位置においてロッド先端66aを長孔59a,59b
の一端部に位置する。更に、前記つる巻スプリング6
5,65に基づく付勢力は、ロッド661 ,662 及び
切換えレバー57を介して操作レバー20に作用し、該
レバーを中立位置nに付勢している。
【0024】また、シート支柱5bの上端部には水平方
向に延びる支軸(第1の軸)67が設けられており、該
支軸67にて2枚のマーカ駆動アーム691 ,692
前後方向に平行にて回動自在に支持されている。これら
マーカ駆動アームは板状の同じ形状からなり、その先端
に前記カム面63aに係合し得るローラ70がピン69
aにて回転自在に支持されており、かつその突出部にそ
れぞれマーカ連結用ワイヤ(マーカ連結手段)711
712 が連結され、更に基部に当接部69bが構成され
ている。また、植付部昇降用リンク8aの基部には第2
の軸72bを回動中心とするマーカ復帰アーム72が一
体に固設されており、該アーム72先端部に設けられた
ローラ72aは左右マーカ駆動アーム691 ,692
当接部69bに当接して、これらアームを一体に回動し
得る。
【0025】以上説明したマーカ駆動アーム691 ,6
2 、マーカ復帰アーム72、マーカストッパ621
622 は、左右方向に延びた相互に平行な支軸67、第
2の軸72b、支軸61によってそれぞれ回動自在に支
持されており、これらの部材の回動動作、2つの部材間
の当接、係合等はほぼ同一平面内で行われる。さらに、
マーカ駆動アーム691 ,692 とマーカ復帰アーム7
2との当接動作、及びマーカ駆動アーム691 ,692
とマーカストッパ621 ,622 との係合動作を、いず
れも高さ位置について支軸67と第2の軸72bとの間
で行われるように構成されている。加えて、左右のマー
カストッパ621 ,622 を連結ロッド661 ,662
を介してそれぞれ個別に駆動するマーカ切換えレバー5
7についても、ピン59を中心とする単純な回動動作に
よって、これらのストッパピンの起立・前傾を行ってい
る。
【0026】そして、図13及び図14に示すように、
左右マーカ連結用ワイヤ711 ,712 はそれぞれ左右
マーカ171 ,172 に連結しており、かつこれらマー
カはスプリングにて左右に倒伏する作業位置に付勢され
ていると共に、ワイヤ711,712 の引張り作用によ
り起立する非作業位置に切換えられる。
【0027】ついで、本実施例の作用について説明す
る。
【0028】乗用田植機1によって植付け作業するに
は、オペレータはシート7に座った状態で操作レバー2
0を自動(作業)位置Aに操作する。この状態では、図
5に示すように、カム板22は操作レバー20と一体に
回動して、大凹部aにカムアーム30のローラ31が嵌
入すると共に、融通機構を構成する凹部f内にバルブ操
作板25のピン25aが位置する。すると、カムアーム
30はロッド33を介してスプリング35を緩める方向
に回動し、これにより植付クラッチアーム36が回動し
て植付クラッチがその内蔵スプリングにより接続する。
また、ピン25aが凹部fの両側面に当接しない融通位
置にあって、バルブ操作板25はカム板22に拘束され
ることなく自由に回動し得る。この状態にあっては、フ
ロート14の土圧感知に基づく上下動が、リンク41、
感知ロッド40、アーム39及びプレート37を介して
フロート連動用アーム38に伝動され、更にスプリング
43に基づき該アーム38の一側に当接しているピン2
5bを介してバルブ操作板25に伝達される。
【0029】従って、走行機体5が沈下してフロート1
4に作用する土圧が高まり、フロート14の前部がスプ
リング45に抗して上方に移動すると、バルブ操作板2
5は油圧制御バルブ23を自動範囲のアンダーラップそ
して上昇位置に操作し、油圧シリンダ装置16に油圧を
供給して植付部10を上昇する。また反対に、フロート
14の前部が下方に移動すると、バルブ操作板25はバ
ルブ23を自動範囲のアンダーラップそして手動範囲と
共通の下降位置に操作し、油圧シリンダ装置16の油圧
をドレーンして植付部10を下降する。そして、フロー
ト14が所定中立状態になると、バルブ23は自動範囲
の中立位置になり、植付部10をその位置に保持する。
従って、乗用田植機1は、植付部10が田面上に下降
し、かつフロート14に作用する土圧に基づき所定作業
位置に自動制御される状態において、植付クラッチが接
続して植付部10が駆動し、即ち苗のせ台12が左右往
復動すると共にプランタ11が回動して、苗が一定深さ
にて田面に植えられる。
【0030】なおこの際、カム板22は、ローラ31が
大凹部aに嵌入していることにより、該自動位置Aに保
持されており、従って該カム板22と一体の操作レバー
20も自動位置に保持される。また、操作レバー20
を、中立位置方向から該自動位置Aに操作する際、ロー
ラ31は、ランド部cから小凸部bを経て大凹部aに嵌
入するが、この際、小凸部bに基づきスプリング35が
一旦引き伸ばされ、ついでスプリング35が一気に縮む
ため、植付クラッチの操作が勢いづけられて確実に接続
作動させる。特に、カムアーム30から植付クラッチア
ーム36にワイヤを介して連結すると、該ワイヤの摩擦
に拘りなく、植付クラッチを確実に作動することができ
る。
【0031】ついで、図6に示すように、操作レバー2
0を下げ位置Dに操作すると、カム板22も一体に回動
する。この状態では、カムアーム30のローラ31はラ
ンド部cの小凹部c1 に位置し、またバルブ操作板25
のピン25aは依然として融通凹部f内に位置してい
る。すると、カムアーム30は時計方向に回転して、ロ
ッド33を介してスプリング35を伸長し、かつ該スプ
リングの付勢力は植付クラッチ内蔵スプリングに打勝っ
て植付クラッチアーム36を回動し、該クラッチを切作
動する。また、バルブ操作板25は、自動(作業)位置
Aと同様に、自由に動き得る位置にあり、植付部10は
フロート14が田面に着地している下降位置にある。
【0032】またこの際、前記スプリング35の付勢力
は、反作用としてカムアーム30に作用し、ローラ31
を小凹部c1 に押付ける。これにより、カム板22は該
下降位置に保持され、また該カム板と一体に、操作レバ
ー20及びバルブ操作板25も該位置に保持される。ま
た、ローラ31がランド部cの小凹部c1 に乗り上げる
際、小凸部bを越えるが、この際、カムアーム30のオ
ーバストロークによりスプリング35が一旦大きく伸長
し、これによるスプリング35の大きな荷重により植付
クラッチを確実に切作動することができる。従って、こ
の状態(下げ位置D)にあっては、植付部10は所定下
降(自動)状態にあるが、植付クラッチは切断されてい
る。
【0033】また、図7に示すように、操作レバー20
を固定(中立)位置Nに操作すると、カム板22も一体
に回動する。この状態にあっては、カムアーム30のロ
ーラ31はカム板22のランド部cの上にあって、植付
クラッチ(アーム)36は切状態にあり、かつ凹部fの
一側面f1 がバルブ操作板25のピン25aに当接し
て、該操作板25を一体に回動し、バルブ操作軸23a
を介して油圧制御バルブ23を手動操作範囲の中立位置
に回動する。すると、該バルブ23は油圧の給排を停止
して油圧シリンダ装置16を停止する。一般に、該固定
位置Nは植付部10の上昇状態にて操作され、従って植
付部10のフロート14は垂れ下がった状態にあるが、
感知ロッド40及びアーム39を介して伝達される該フ
ロートの垂れ下り量は、アーム39に固定されたピン4
2が、シート支柱5bに固定されたストッパ48に当接
することにより規制されている。
【0034】また、乗用田植機1を路上走行する等で、
確実に中立位置Nに保持する場合は、操作レバー20の
中立状態で、フックレバー56を図7の実線位置から鎖
線位置に倒す。すると、該フック56と一体にプレート
56aが回動し、バルブ操作板25の一側面に当接す
る。この状態にあっては、バルブ操作板25はその時計
方向の回転はピン25aがカム板22の側面f1 に当接
して規制され、かつ反時計方向の回転はプレート56a
により規制され、バルブ操作板25は中立位置Nに確実
に保持される。
【0035】また、図8に示すように、操作レバー20
を上げ位置Uに操作すると、カム板22も一体に回動す
る。この状態にあっては、カム板の凹部c2 にローラ3
1が嵌入すると共に、スプリング43に基づき凹部fの
一側面f1 にピン25aが当接した状態にあって、カム
板22と一体にカム操作板25を回動して、油圧制御バ
ルブ23を手動範囲の上昇位置に回動・操作する。従っ
て、油圧制御バルブ23は油圧を油圧シリンダ装置16
に供給して植付部10を上昇する。またこの際、カムア
ーム30はローラ31が凹部c2 に嵌入しても、該凹部
2 は支軸26から遠い位置にあって、スプリング35
を伸長状態に保持しており、植付クラッチ(アーム)3
6を切位置に維持すると共に、該スプリング35の反作
用力に基づくローラ31の押付力が凹部c2 に作用し
て、カム板22、従ってそれと一体の油圧制御バルブ2
3及び操作レバー20を該上昇位置に保持する。なおこ
の際、フロート14は植付部10の上昇に伴い垂れ下が
るが、該垂れ下り量はスプリング45に基づきピン42
がストッパ48に当接することにより規制され、かつプ
レート37を介してアーム38が所定位置に残置された
状態で、ピン25bが該アーム38から離れてカム板2
2により連動される。
【0036】そして、植付部10の上昇に伴いリンク8
bが所定量上方向に回動すると、ラグ8cがオートリタ
ーン用ボルト51に当接する。更に、リンク8bの回動
に伴い、ボルト51はスプリング52aに抗して移動
し、ロッド本体52bを介してその先端のピン53が長
孔22dの端に当接してカム板22を時計方向に回動す
る。すると、前述したローラ31が凹部c2 に嵌入する
ことによる位置決め保持が外れ、リンク8bの上昇回動
によりカム板22が回動し、これと一体に操作レバー2
0が回動する。この際、操作レバー20が枢支ピン27
により横方向に回動自在に支持されていること及びスプ
リング55の付勢力により、レバー20はガイド溝19
aの斜め側面h(図4参照)に沿って移動し、上げ位置
Uから係合段部となっている中立位置Nに移動し、該中
立位置Nにて停止する。これにより、乗用田植機1が枕
地に至り、オペレータが操作レバー20を上げ位置Uに
操作して、植付部10を上昇すると、植付部10が所定
量上昇した状態で、上述したオートリターン装置が機能
して、中立位置Nに自動的に戻され、植付部10は所定
上昇位置に保持される。
【0037】ついで、左右の線引きマーカ171 ,17
2 の切換え操作について説明する。乗用田植機1の作業
状態にあっては、左右マーカ171 ,172 のいずれか
一方が倒伏状態の作業位置にあって、未植付け側の田面
に線を引く。この状態にあっては、倒伏側のマーカに連
結しているマーカ駆動アーム691 又は692 は、図1
0に示すように、実線位置にあり、また起立状態にある
マーカに連結しているマーカ駆動アーム692 又は69
1 は、そのローラ70がマーカストッパ622又は621
の突起部材63のカム面63aに当接して鎖線状態に
保持されている。
【0038】そして、枕地に至り、図11に示すよう
に、操作レバー20を上げ位置Uに操作すると、前述し
たように植付部10が上昇して、リンク8aが実線で示
すように上方向に回動し、それと一体に回動するマーカ
復帰アーム72の先端に支持されたローラ72aが倒伏
側のマーカに連結している駆動アーム692 又は691
の当接部69bに当接して、該駆動アームを鎖線位置か
ら実線位置に回動し、その際、ローラ70がカムストッ
パ622 又は621 の突起部材63に当接して該カムス
トッパをつる巻ばね65に抗して回動し、該突起部材6
3を越えた時点で該カムストッパが該つる巻ばねにより
所定起立位置に復帰して、ストッパカム面63aがロー
ラ70に係合することにより、マーカ駆動アーム692
又は691は実線位置に保持される。これにより、駆動
アーム692 又は691 はワイヤ712 又は711 を介
してマーカ172 又は171 をその倒伏位置から起立位
置に移動する。
【0039】そして、植付部10が所定上昇位置に至る
と、前述したオートリターン装置により操作レバー20
は上げ位置Uから固定位置Nに戻される。図12に示す
ように、固定位置N及び下げ位置Dにあって、植付部1
0が下降しても、操作レバー20先端の縦ピン20b
が、マーカ切換えレバー57の係合孔57cに係合する
ことはなく、左右マーカストッパ621 及び622 は起
立位置にあって、かつ左右マーカ駆動アーム691 及び
692 はそのローラ70がストッパカム面63aに当接
した位置にあって、左右マーカ171 及び172 を起立
状態に保持している。
【0040】乗用田植機1が枕地での回行が終了して、
再び作業を開始する際、操作レバー20は、カム板22
の支軸26を中心に垂直平面にて回動されて自動位置A
に操作され、前述したように植付部10は田面上に下降
する。該操作レバー20の自動位置Aにあっては、図1
0に示すように、レバー先端の縦ピン20bがマーカ切
換えレバー57の係合孔57cに係合する。そしてこの
状態において、図9に示すように、操作レバー20を、
ガイド溝19aの自動位置Aにおいて左右方向に拡がる
横溝iに沿って、枢支ピン27を中心に左右方向に回動
すると、略々直角に屈曲しているレバー20先端部分2
0aに設けられた縦ピン20bは前後方向に揺動し、該
縦ピン20bに係合している切換えレバー57は、ピン
59を中心として水平面にて揺動する。
【0041】例えば、操作レバー20を図9において右
方向Rに回動すると、マーカ切換えレバー57は反時計
方向に回動し、長孔59aに係合しているロッド661
を介して右マーカストッパ621 をつる巻スプリング6
5に抗して回動し、ローラ70のストッパカム面63a
による掣肘を解除して右駆動アーム691 の回動を許容
する。すると、スプリングにより倒伏位置に付勢されて
いる右マーカ171 は倒伏して作業位置になる。なお、
切換えレバー57の反時計方向の回動によっては、ロッ
ド662 のピン66aは長孔59bが遊動するだけで何
等作動せず、従って左マーカストッパ622 は起立位置
にあって、左駆動アーム692 はストッパ係合位置にあ
り、左マーカ172 は起立位置に保持されている。
【0042】また反対に、操作レバー20を図9におい
て左方向Lに回動すると、マーカ切換えレバー57はピ
ン59を中心に時計方向に回動し、ロッド662 が長孔
59bの端に当接して移動し、左マーカストッパ622
を回動する。これにより、左マーカ駆動アーム692
ストッパカム面63aによる掣肘が解除されて自由回動
し、左マーカ172 が作業位置になるように倒れる。そ
して、枕地に至って操作レバー20を上げ位置Uに操作
すると、前述したように、作業位置にあるマーカは起立
位置に復帰される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した乗用田植機を示す全体側面
図。
【図2】その操作装置全体部を示す側面図。
【図3】その平面図。
【図4】昇降用油圧及びクラッチの操作部分を示す平面
図。
【図5】その側面図で、植付作業状態を示す。
【図6】その側面図で、植付部下げ状態を示す。
【図7】その側面図で、植付部固定状態を示す。
【図8】その側面図で、植付部上げ状態を示す。
【図9】左右マーカの切換え操作部分を示す平面図。
【図10】その側面図で、植付作業状態を示す。
【図11】その側面図で、植付部上げ状態を示す。
【図12】その側面図で、植付部固定状態及び下げ状態
を示す。
【図13】マーカ操作装置の全体部を示す平面図。
【図14】その側面図。
【符号の説明】
1 水田作業車輌(乗用田植機) 5 走行機体 8a,8b リンク 10 作業部(植付部) 171 ,172 マーカ 20 操作レバー 57 マーカ切換えレバー 59 回動中心(ピン) 61 第3の軸(支軸) 621 ,622 マーカストッパ 661 ,662 連結ロッド 67 第1の軸(支軸) 691 ,692 マーカ駆動アーム 70 当接部(ローラ) 711 ,712 マーカ連結手段(マーカ連絡用ワイ
ヤ) 72 マーカ復帰アーム 72b 第2の軸 P1 作動位置 P2 ロック位置

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体と該走行機体に昇降自在に装着
    した作業部とを備え、操作レバーによってマーカ作動装
    置を切換え作動し、前記走行機体の左右に配置したマー
    カを適宜倒伏・起立してなる水田作業車輌において、 前記マーカ作動装置が、前記マーカの倒伏に対応する作
    動位置と前記マーカの起立に対応するロック位置とを取
    るマーカ駆動アームと、前記作業部の上昇に伴って前記
    マーカ駆動アームに形成した当接部を押圧するマーカ復
    帰アームと、該マーカ駆動アームの作動位置とロック位
    置とに対応してそれぞれ前記マーカを倒伏・起立するマ
    ーカ連結手段と、マーカ起立状態で前記マーカ駆動アー
    ムに係合して該マーカ駆動アームをロック位置に保持
    し、さらに前記操作レバーの操作によって前傾して前記
    マーカ駆動アームのロックを解除するマーカストッパ
    と、を備え、 前記マーカ駆動アームを、左右方向に延びる第1の軸に
    回動自在に支持し、前記マーカ復帰アームを、前記第1
    の軸の下方において平行に延びる第2の軸に回動自在に
    支持し、前記マーカストッパを、前記第2の軸の前方に
    おいて平行に延びる第3の軸によって回動自在に支持
    し、 前記マーカ復帰アームとマーカ駆動アームとの当接及び
    該マーカ駆動アームと前記マーカストッパとの係合が、
    高さ位置について前記第1の軸と前記第2の軸との間に
    おいて行われる、 ことを特徴とする水田作業車輌におけるマーカ操作装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の軸と第2の軸と第3の軸とを
    共通の回動中心として、前記マーカ駆動アームとマーカ
    復帰アームとマーカ連結手段とマーカストッパとをそれ
    ぞれ相互に隣接して左右に2個配置し、 前記2個のマーカストッパに基端部を連結した連結ロッ
    ドの先端部を、垂直な回動中心を有するマーカ切換えレ
    バーにおける該回動中心を挟んで対称な位置に係合し、 さらに前記操作レバーの左右方向の揺動操作によって該
    マーカ切換えレバーを回動し、前記連結ロッドを介して
    前記左右マーカストッパのいずれか一方を前傾してな
    る、 ことを特徴とする請求項1記載の水田作業車輌における
    マーカ操作装置。
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