JP3001708B2 - 水田作業車輌における操作装置 - Google Patents

水田作業車輌における操作装置

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JP3001708B2
JP3001708B2 JP4024617A JP2461792A JP3001708B2 JP 3001708 B2 JP3001708 B2 JP 3001708B2 JP 4024617 A JP4024617 A JP 4024617A JP 2461792 A JP2461792 A JP 2461792A JP 3001708 B2 JP3001708 B2 JP 3001708B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗用田植機等の水田作
業車輌に係り、詳しくは油圧制御バルブ、該バルブ及び
作業クラッチを操作する操作手段及びマーカ切換え装置
の取付構造にに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、乗用田植機は、手動操作位置及
び自動位置に操作し得る操作レバーを備えており、該操
作レバーの手動操作位置での操作にて植付部を昇降制御
し、また該操作レバーの自動位置にて、植付(作業)ク
ラッチを接続して植付部を作動すると共に、該植付部
を、フロートに作用する土圧を感知して適正植付位置に
自動昇降する。そして、乗用田植機は、枕地において、
回行する際、植付部を昇降操作すると共に植付クラッチ
を断接操作し、更に左右線引マーカの切換を行う必要が
ある。
【0003】従来、例えば実開昭62−178818号
公報に示すように、本出願人は、規制面及びクラッチ操
作面を有するカム板からなる制御部材に上記操作レバー
を連結し、更に該制御部材を、連牽ロッド及びアーム等
からなる連牽部材を介して植付部昇降用の油圧制御バル
ブに連結した乗用田植機に置ける制御装置を提案した。
【0004】また、本出願人は、実公昭63−2754
1号公報に示すように、植付部昇降制御用の油圧制御バ
ルブを操作する1本の操作レバーを、その下降自動位置
において腕杆のヨークに係合し、更に該腕杆により、マ
ーカを起立位置に保持するストップピンを操作して、1
本の操作レバーの前後方向の操作により植付部を昇降制
御し、かつ該操作レバーの下降作業位置における左右い
ずれかの方向の操作により左右マーカの対応するマーカ
側のストップピンを解除して、該マーカを作動位置に倒
すように構成した田植機における操作装置を案出した。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した制御
装置(実開昭62−178818号)は、制御部材(カ
ム板)と油圧制御バルブの操作部分とが離れて配置さ
れ、この間をロッド及びアーム等からなる連牽部材を介
して連結しているので、使用により該連牽部材のガタが
増加して、例えば操作レバーの固定位置と油圧制御バル
ブの固定位置との間にズレを生じる等により植付部の昇
降作動不良を生ずることがある。更に、走行機体のフレ
ームにおける油圧制御バルブの取付部や、操作レバーの
支点を別々の部材に設けていたので、組立精度が出しに
くく、連結部に調節部が必要であり、また大きなフレー
ムに各種の部材を取付ける必要を生じ、組立における精
度の点でも問題があった。更に、一部故障の場合には、
該故障部分を取外し、更に該故障部分を交換又は修理し
て取付ける際に、他の部品との連結調節が極めて面倒で
あり、メンテナンス性が悪かった。
【0006】また、上述した操作装置(実公昭63−2
7541号)に該制御装置を適用して、操作レバーによ
り油圧制御バルブと共に植付クラッチを操作し得るよう
に構成しても、上述操作装置は、操作レバー部分とマー
カ切換え装置が離れて配置されており、その間を腕杆に
て連結されており、マーカ切換え装置が複雑で大形な構
成からなると共に、コンパクト性を欠き、小型の田植機
等に採用することは困難である。更に、腕杆等の連係部
材を介在するため、操作レバーの左右動によるマーカか
操作の確実性を欠く虞れがあると共に、組立精度が出し
にくく、かつマーカ切換え装置と操作レバー等の連結調
節が面倒であり、メンテナンス性が悪くなる虞れがあ
る。
【0007】そこで、本発明は、油圧制御バルブ、該油
圧制御バルブ及び作業クラッチを操作する操作手段及び
マーカ切換え手段を1個の取付装置に配設することによ
り、上述課題を解消した作業車輌における操作装置を提
供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、走行機体(5)に作業部(1
0)を油圧シリンダ装置(16)にて昇降支持し、かつ
該作業部を作業クラッチ(36)を介して駆動し、更に
前記油圧シリンダ装置を油圧制御バルブ(23)にて制
御し、また前記作業部(10)の両側に左右マーカ(1
1 ,172 )を起倒自在に支持し、そして前記油圧制
御バルブ(23)、前記作業クラッチ(36)及び前記
左右マーカ(17)の切換えを1本の操作レバー(2
0)にて操作してなる水田作業車輌(1)において、前
記油圧制御バルブ(23)、該油圧制御バルブ及び前記
作業クラッチ(36)に操作する操作手段(75)、そ
して前記マーカを切換え操作するマーカ切換え手段(7
6)を1個の取付装置(21)に配設すると共に、前記
被配設機器と前記取付装置を一体として、前記走行機体
(5),(5b)より着脱自在に構成してなることを特
徴とする。
【0009】また、前記操作手段(75)が前記操作レ
バー(20)を備え、かつ該操作レバーのガイドプレー
ト(19)を、前記取付装置(21)に一体に配設して
なる。
【0010】
【作用】以上構成に基づき、操作レバー(20)を操作
すると、操作手段(75)にて作業クラッチ(36)が
断接操作されると共に、油圧制御バルブ(23)が操作
される。例えば、操作レバー(20)の上げ(U)、固
定(N)及び下げ(D)の各位置にあっては、油圧制御
バルブ(23)がそれぞれ対応する位置に操作されると
共に、作業クラッチ(36)が切断され、また操作レバ
ー(20)の自動位置(A)にあっては、油圧制御バル
ブ(23)はフロート等により自動昇降制御されると共
に、作業クラッチ(36)が接続される。更に、操作レ
バー(20)を自動位置(A)において左右操作する
と、マーカ切換え装置(76)が操作される。
【0011】そして、前記油圧制御バルブ(23)、油
圧制御バルブ等の操作手段(75)及びマーカ切換え手
段(76)が1個の取付装置(21)を一体に取付けら
れており、該取付装置(21)に前記各装置を取付けた
状態で調節し、その後走行機体(5,5b)に組付け
て、容易に組立て得る。また、前記各装置のいずれかの
部品が故障した場合、取付装置(21)を機体フレーム
(5,5b)から取外して、該部品を容易に交換又は修
理し得ると共に、他の装置との連結調節を、該取外した
状態で容易に行うことができる。
【0012】また、座席カバー(91)を取外しても、
ガイドプレート(19)は取付装置(21)に一体に取
付けられており、操作レバー(20)が該ガイドプレー
ト(19)に案内されることにより、整備及び点検を容
易に行うことができる。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
1個の取付装置(21)に、油圧制御バルブ(23)等
重要な部品を取付けるので、該取付装置(21)に各装
置(23),(75),(76)を取付けて調節した状
態で、該取付装置(21)を走行機体(5,5b)に取
付けることにより、組立精度の向上を図ることができ
る。
【0014】また、1個の取付装置(21)に、油圧制
御バルブ(23)等一連の部品を取付けてあるので、部
品の一部の故障の際、取付装置とこれに配設された機器
を一体として、着脱することができ、乗用田植機(1)
の稼動能率が向上し、メンテナンスも確実安全を期すこ
とができる。
【0015】更に、取付装置(21)に操作レバー(2
0)を案内するガイドプレート(19)を一体に配設し
たので、座席カバー(91)を取外しても、操作レバー
(20)を通常通りに操作して、各装置の整備及び点検
を安全かつ容易に行うことができ、また座席カバー(9
1)にガイドを設ける必要がないので、座席カバー(9
1)の構造を簡単にすることができると共に、該カバー
(91)の取外し・取付けが容易となる。
【0016】なお、上述のカッコ内の符号は、図面と対
照するためのものであるが、何等本発明の構成を限定す
るものではない。
【0017】
【実施例】以下、図面に沿って、本発明の実施例につい
て説明する。
【0018】乗用田植機1は、図1に示すように、前輪
2及び後輪3により支持されている走行機体5を有して
おり、該走行機体5にはその前端部分にエンジン6が搭
載されていると共に、後部分にシート7を有する運転席
が配設されている。更に、走行機体5の後方にはリンク
8a,8bを介して作業部を構成する植付部10が昇降
自在に支持されており、該植付部10には多数のプラン
タ11…、フロート14及び苗のせ台12が備えられて
いる。また、走行機体5における後端部分と上リンク8
aに固設されたブラケット15との間には油圧シリンダ
装置16が配設されており、後述する油圧制御バルブに
よる油圧シリンダ装置16の伸縮に基づき、植付部10
を昇降作動する。また、植付部10の左右には線引マー
カ171,172 が起倒自在に配設されている(図1
6、図17参照)。
【0019】そして、図2ないし図6に示すように、運
転席9にはそのシート7側方に植付部昇降操作レバー2
0が配設されており、該操作レバーはシート側方のガイ
ドプレート19に形成されたガイド溝19aに案内され
ている。また、前記機体5を構成するフレーム5aに立
設されたシート支柱5bにはブラケットを介して正面視
屈曲部21bから水平方向に延びる上板21c及び垂直
方向に延びる側板21aを有する屈曲平板部材21(以
下L字形プレートという)が固定されており、該プレー
ト21の上板の下方で側板の内方、即ち該プレート21
のL字内方側には油圧制御バルブ23が配置されてお
り、該バルブ23の操作軸23aはL字形プレート21
の側板21a外方に延び、そこでバルブ操作板25が固
定されている。また、油圧制御バルブ23からホース2
4a,24b及び24cがそれぞれポンプ、タンク及び
前記油圧シリンダ装置16に向けて延びているが、これ
らホースのバルブ接続部近傍は、油圧制御バルブ23と
同様に、L字形プレート21の内方側に位置して、保護
されている。一方、プレート21の側板21bには支軸
26にて操作手段75の一部を構成するカム板22が回
転自在に支持されており、該カム板22の本体に直角方
向に折曲されたラグ22aにピン27を介して前記操作
レバー20が回転自在に支持されている。従って、L字
形プレート21は油圧制御バルブ23、操作手段75及
び後述するマーカ切換え装置76を取付ける1個の取付
装置を構成しており、また操作レバー20は、支軸26
によりカム板22と一体に機体前後方向に回動自在に支
持されると共に、ピン27にて左右方向に揺動自在に支
持される。また、カム板22と油圧制御バルブ23及び
バルブ操作板25とは側面視においてラップするように
配置されている。
【0020】なお、図7はL字形プレート21の取付け
及び該プレートに取付けられる部品の受け材を示してお
り、該L字形プレート21は、シート支柱5bに固着さ
れている取付けベース87cにボルトを介して着脱自在
に取付けられている。また、該L字形プレート21の上
板21cの上にはカム板22を取付けるラグ26aが固
定されていると共に、油圧感度調節用レバー46(後
述)を支持する支軸46a及び該感度調節用ワイヤ支持
ブラケット47bが固定されており、更にレバーガイド
プレート19が固定されている。該ガイドプレート19
は油圧感度調節レバーガイド穴19b及び油圧操作レバ
ーガイド穴19aを有しており、該ガイドプレートの後
端部をブラケットの孔19eをネジ19f,19hにて
ワイヤ支持ブラケット47bの孔19gに取付け、そし
てその前端部をブラケットの孔19cをネジ19dによ
り側板21aに取り付けている。更に、プレート21の
上板21cにはマーカ作動切換えアーム支持ブラケット
61a及びマーカ切換え操作板枢支ピン59が固定され
ている。また、シート支柱5bにはマーカ作動ワイヤの
支持ブラケット87a、油圧作動フィードバックリンク
のストッパ取付座87b及びマーカ作動アーム枢支ピン
67が取付けられている。また、プレート側板21aに
はオートリターンロッド支持ガイド50が溶接設置され
ており、かつプランタクラッチ操作アーム枢支ピン32
も設置されている。
【0021】そして、図4ないし図6に示すように、プ
レート側板21aの外方側には操作レバー20及び平板
カム板22等からなる操作手段25が配設されており、
該カム板22は前記ラグ26aに軸支されている枢支軸
26により回動自在に支持されている。該平板カム板2
2は、前記ラグ22aからなる操作レバー連結部、植付
クラッチ操作部22b、油圧制御部22c及び支軸26
を中心とする円弧状の長孔22dからなるオートリター
ン操作部を備えている。植付(作業)クラッチ操作部2
2bは、カムアーム30先端に回転自在に支持されてい
るローラ31に当接するカム面からなり、該ローラが嵌
入する大凹部a、該大凹部から小凸部bを経てランド部
cに形成された小凹部c1 及び該ランド部cの端に形成
された凹部c2 を有する。また、油圧制御部22cは、
バルブ操作板25に植設されたピン25aを受け入れる
凹部fからなり、該凹部内にてピン25aの移動を許容
して融通機構(自動範囲)を構成すると共に、凹部の1
側面f1 にピン25aを当接して一体に移動する(手動
範囲)。
【0022】なお、油圧制御バルブ23の操作軸23a
に固設されているバルブ操作板25は、該操作板に植設
されたピン25aがカム板22の油圧制御部22cによ
り直接操作され、従ってカム板22により直接的に油圧
制御バルブ23が制御されて、応答性の高い植付部10
の昇降制御を行い得ると共に、融通機構を構成する凹部
fは、カム板22に直接形成されて、その融通幅を必要
に応じて大きく設定することができ、油圧制御バルブ2
3の自動範囲を大きく設定して、素早い昇降自動制御が
可能となる。
【0023】一方、前記プレート21の側板21aには
支軸32によりプランタクラッチ操作アーム30が回転
自在に支持されており、該アーム30の他端は、長孔3
3aを有するロッド33及びスプリング35を介して植
付クラッチアーム36に連結しており、該アーム36は
植付クラッチを操作する。更に、前記スプリング35
は、クラッチの内蔵スプリングに抗して植付クラッチを
操作すると共に、その反作用がロッド33及びアーム3
0を介してローラ31からカム板22のクラッチ操作部
22bに作用する。従って、該クラッチ操作部22b
は、植付クラッチ36の操作を行うと共に、スプリング
35にて付勢されているローラ31が圧接することによ
り該カム板22を所定位置に保持する位置決め機構を兼
用している。また、カム板22は、クラッチ操作部22
bがクラッチの操作カム面の外、位置保持用の規制面を
も兼用しているので、コンパクトに構成できると共に、
規制面部分を他の機能に割り当てることができ、油圧制
御等の機能を充実することができる。
【0024】また、前記バルブ操作軸23aには側面逆
L字状のフロート連動用アーム34が回転自在に支持さ
れており、該アーム34の先端は、図3及び図4に示す
ように、プレート37及びアーム39更に感知ロッド4
0及びリンク41を介してフロート14の先端部分に連
結している。一方、図5及び図6に示すように、カム板
25にはその内方に突出して連係ピン25bが植設され
ており、該ピン25bは前記アーム34に当接・連動し
得る。また、該ピンはカム板25の外方に貫通して突出
しており、該ピン25bと前記アーム39に植設された
ピン42との間に他のスプリング45が張設されてお
り、該スプリング45はフロート14を田面に向けて押
圧・付勢する。一方、プレート21には油圧感度調節レ
バー46が機体前後方向に回動自在に支持されており、
該レバー46はガイドプレート19の感度調節用ガイド
溝19bに案内されてシート側方に延びている。該感度
調節レバー46はボーデンワイヤ47を介してリンク4
1に設けられたリンク長さ調節装置49に連結しており
(図2参照)、該調節レバー46を操作することによ
り、フロート14の前傾角度を操作する。
【0025】また、プレート21には斜め後下方に突出
してプレート50が固設されており、該プレート50の
先端は折曲されて、該折曲部50aにボルト51が摺動
自在に嵌挿している。該ボルト51の頭部と折曲部50
aとの間にはスプリング52が縮設されており、かつボ
ルト51の折曲部内側にはオートリターン用ロッド52
が固定されていると共にナット51cが螺合されて、ボ
ルト51の突出量が調節自在に規制されている。更に、
ロッド52の他端に固定されているピン53が前記オー
トリターン用長孔22dに嵌挿しており、カム板22の
所定回動を許容すると共に、ロッド52の移動によりカ
ム板22を所定位置即ち上昇位置から固定位置に強制移
動し得る。また、植付部10を支持している昇降リンク
の下リンク8bにはラグ8cが固設されており(図2、
図10参照)、植付部10の所定上昇位置にて該ラグ8
cがオートリターン用のボルト51に当接して植付部1
0の上昇に伴いロッド52を移動する。また、図6に示
すように、操作レバー20とプレート21に固定されて
いるピン26との間にスプリング55が張設されてお
り、前記オートリターンに際して、操作レバー20がガ
イド溝19aの斜め側面hに沿って上昇位置から固定位
置に案内されるように構成されている。なお、図5中5
6は、バルブ操作板25を固定位置に保持するためのフ
ックレバーである。
【0026】一方、図6、図12及び図13に示すよう
に、前記操作レバー20は枢支ピン27より更に横方向
(機体内方向)に延びており、該延長部20aの先端に
は縦方向に延びる短かいピン20bが固定されている。
また、プレート21の上板21cの上側にはマーカー切
換え装置76を構成するマーカ切換えレバー57がピン
59を中心に水平面にて揺動自在に支持されている。該
マーカ切換えレバー57はピン59を挟んだ左右に該ピ
ン59を中心とする円弧からなる長孔59a,59bが
形成されており、更に調整ボルト60,60にて固定さ
れているキャップ57′との間で係合孔57cが形成さ
れている。該係合孔57cには前記操作レバーがガイド
溝19aの自動(作業)位置Aにある状態にて、前記縦
ピン20bが係合するように設定されている。
【0027】そして、プレート21の上板21cに固定
されているブラケット61aには支軸61が水平横方向
に支持されており、該支軸61には左右マーカ保持手段
を構成するマーカストッパ621 ,622 が前後方向に
平行にて回動自在に支持されている。これら左右マーカ
ストッパ621 ,622 は同じ形状からなり、かつ上方
向を向いて並んで配置されていると共に、それぞれ支軸
61を中心とする半円状のストッパカム面63aを有す
る突起部材63がボルトにより固定され、かつつる巻ス
プリング65により図12の反時計方向に付勢されてい
る。そして、これらマーカストッパ621 ,622 には
それぞれ連結ロッド661 ,662 が連結されており、
これら連結ロッドの先端66a,66aは折曲されて、
前記マーカ切換えレバーの左右長孔59a,59bに嵌
挿している。なお、連結ロッド661 ,662 の中間部
にはそれぞれストッパカラー66b,66bが固定され
ており、左右マーカストッパ621 ,622 を所定起立
位置に保持すると共に、マーカ切換えレバー57の中立
位置においてロッド先端66aを長孔59a,59bの
一端部に位置する。更に、前記つる巻スプリング65,
65に基づく付勢力は、ロッド661 ,662 及び切換
えレバー57を介して操作レバー20に作用し、該レバ
ーを中立位置nに付勢している。
【0028】また、シート支柱5bの上端部には水平方
向に延びる支軸67が設けられており、該支軸にて2枚
のマーカ駆動アーム691 ,692 が前後方向に平行に
て回動自在に支持されている。これらマーカ駆動アーム
は板状の同じ形状からなり、その先端に前記カム面63
aに係合し得るローラ70がピン69aにて回転自在に
支持されており、かつその突出部にそれぞれマーカ連結
用ワイヤ711 ,712 が連結され、更に基部に当接部
69bが構成されている。また、植付部昇降用リンク8
aの基部にはマーカ復帰アーム72が一体に固設されて
おり、該アーム72先端部に設けられたローラ72aは
左右マーカ駆動アーム691 ,692 の当接部69bに
当接して、これらアームを一体に回動し得る。そして、
図13及び図14に示すように、左右マーカ連結用ワイ
ヤ711 ,712 はそれぞれ左右マーカ171 ,172
に連結しており、かつこれらマーカはスプリングにて左
右に倒伏する作業位置に付勢されていると共に、ワイヤ
711 ,712 の引張り作用により起立する非作業位置
に切換えられる。
【0029】一方、機体フレーム5a上には、図8に示
すように、ステップカバー90が載置・固定されてい
る。該ステップカバー90はプラスチックにより一体成
形されており、前方にエンジン6用の開口90aが形成
され、また後方にシート7用の開口90bが形成され、
更にエンジン用開口90aの両側方、両開口90a,9
0bの間に略々平坦なステップ面が形成されていると共
に、シート用開口90bの両側方には後方に向けて上り
勾配となっているステップ面が形成されている。そし
て、シート用開口90bには同じくプラスチックからな
る座席カバー90が取付けられている。該座席カバー9
1は中央93で分割された2分割構造91a,91bか
らなり、かつ該中央部93及び下端部94は縁とりされ
ており、該縁とり部93,94にてビス95等により、
2分割部分が一体に組合されていると共に、ステップカ
バー90に取付けられている。そして、座席カバー91
の一側部には前記ガイドプレート19が臨むように比較
的大きな長方形の孔92が形成されている。
【0030】ついで、本実施例の作用について説明す
る。
【0031】乗用田植機1を植付け作業するには、オペ
レータはシート7に座った状態で操作レバー20を自動
(作業)位置Aに操作する。この状態では、図5に示す
ように、カム板22は操作レバー20と一体に回動し
て、大凹部aにカムアーム30のローラ31が嵌入する
と共に、融通機構を構成する凹部f内にバルブ操作板2
5のピン25aが位置する。すると、カムアーム30は
ロッド33を介してスプリング35を緩める方向に回動
し、これにより植付クラッチアーム36が回動して植付
クラッチがその内蔵スプリングにより接続する。また、
ピン25aが凹部fの両側面に当接しない融通位置にあ
って、バルブ操作板25はカム板22に拘束されること
なく自由に回動し得る。この状態にあっては、フロート
14の土圧感知に基づく上下動が、リンク41、感知ロ
ッド40、アーム39及びプレート37を介してフロー
ト連動アーム34に伝動され、更にスプリング43に基
づき該アーム34の一側に当接しているピン25bを介
してバルブ操作板25に伝達される。
【0032】従って、走行機体5が沈下してフロート1
4に作用する土圧が高まり、フロート14の前部がスプ
リング45に抗して上方に移動すると、バルブ操作板2
5は油圧制御バルブ23を自動範囲のアンダーラップそ
して上昇位置に操作し、油圧シリンダ装置16に油圧を
供給して植付部10を上昇する。また反対に、フロート
14の前部が下方に移動すると、バルブ操作板25はバ
ルブ23を自動範囲のアンダーラップそして手動範囲と
共通の下降位置に操作し、油圧シリンダ装置16の油圧
をドレーンして植付部10を下降する。そして、フロー
ト14が所定中立状態になると、バルブ23は自動範囲
の中立位置になり、植付部10をその位置に保持する。
従って、乗用田植機1は、植付部10が田面上に下降
し、かつフロート14に作用する土圧に基づき所定作業
位置に自動制御される状態において、植付クラッチが接
続して植付部10が駆動し、即ち苗のせ台12が左右往
復動すると共にプランタ11が回動して、苗が一定深さ
にて田面に植えられる。
【0033】なおこの際、カム板22は、ローラ31が
大凹部aに嵌入していることにより、該自動位置Aに保
持されており、従って該カム板22と一体の操作レバー
20も自動位置に保持される。また、操作レバー20
を、中立位置方向から該自動位置Aに操作する際、ロー
ラ31は、ランド部cから小凸部bを経て大凹部aに嵌
入するが、この際、小凸部bに基づきスプリング35が
一旦引き伸ばされ、ついでスプリング35が一気に縮む
ため、植付クラッチの操作が勢いづけられて確実に接続
作動させる。特に、カムレバー30から植付クラッチア
ーム36にワイヤを介して連結すると、該ワイヤの摩擦
に拘りなく、植付クラッチを確実に作動することができ
る。
【0034】ついで、図9に示すように、操作レバー2
0を下げ位置Dに操作すると、カム板22も一体に回動
する。この状態では、カムアーム30のローラ31はラ
ンド部cの小凹部c1 に位置し、またバルブ操作板25
のピン25aは依然として融通凹部f内に位置してい
る。すると、カムアーム30は時計方向に回転して、ロ
ッド33を介してスプリング35を伸長し、かつ該スプ
リングの付勢力は植付クラッチ内蔵スプリングに打勝っ
て植付クラッチアーム36を回動し、該クラッチを切作
動する。また、バルブ操作板25は、自動(作業)位置
Aと同様に、自由に動き得る位置にあり、植付部10は
フロート14が田面に着地している下降位置にある。
【0035】またこの際、前記スプリング35の付勢力
は、反作用としてカムアーム30に作用し、ローラ31
を小凹部c1 に押付ける。これにより、カム板22は該
下降位置に保持され、また該カム板と一体に、操作レバ
ー20及びバルブ操作板25も該位置に保持される。ま
た、ローラ31がランド部cの小凹部c1 に乗り上げる
際、小凸部bを越えるが、この際、カムアーム30のオ
ーバストロークによりスプリング35が一旦大きく伸長
し、これによるスプリング35の大きな荷重により植付
クラッチを確実に切作動することができる。従って、こ
の状態(下げ位置D)にあっては、植付部10は所定下
降(自動)状態にあるが、植付クラッチは切断されてい
る。
【0036】また、図10に示すように、操作レバー2
0を固定(中立)位置Nに操作すると、カム板22も一
体に回動する。この状態にあっては、カムアーム30の
ローラ31はカム板22のランド部cの上にあって、植
付クラッチ(アーム)36は切状態にあり、かつ凹部f
の一側面f1 がバルブ操作板25のピン25aに当接し
て、該操作板25を一体に回動し、バルブ操作軸23a
を介して油圧制御バルブ23を手動操作範囲の中立位置
に回動する。すると、該バルブ23は油圧の給排を停止
して油圧シリンダ装置16を停止する。一般に、該固定
位置Nは植付部10の上昇状態にて操作され、従って植
付部のフロート14は垂れ下がった状態にあるが、感知
ロッド40及びアーム39を介して伝達される該フロー
トの垂れ下り量は、アーム39に固定されたピン42
が、シート支柱5bに固定されたストッパ48に当接す
ることにより規制されている。
【0037】また、乗用田植機1を路上走行する等で、
確実に中立位置Nに保持する場合は、操作レバー20の
中立状態で、フックレバー56を図9の実線位置から鎖
線位置に倒す。すると、該フック56と一体にプレート
56aが回動し、バルブ操作板25の一側面に当接す
る。この状態にあっては、バルブ操作板25はその時計
方向の回転はピン25aがカム板22の側面f1 に当接
して規制され、かつ反時計方向の回転はプレート56a
により規制され、バルブ操作板25は中立位置Nに確実
に保持される。
【0038】また、図11に示すように、操作レバー2
0を上昇位置Uに操作すると、カム板22も一体に回動
する。この状態にあっては、カム板の凹部c2 にローラ
31が嵌入すると共に、スプリング43に基づき凹部f
の一側面f1 にピン25aが当接した状態にあって、カ
ム板22と一体にカム操作板25を回動して、油圧制御
バルブ23を手動範囲の上昇位置に回動・操作する。従
って、油圧制御バルブ23は油圧を油圧シリンダ装置1
6に供給して植付部10を上昇する。またこの際、カム
アーム30はローラ31が凹部c2 に嵌入しても、該凹
部c2 は支軸26から遠い位置にあって、スプリング3
5を伸長状態に保持しており、植付クラッチ(アーム)
36を切位置に維持すると共に、該スプリング35の反
作用力に基づくローラ31の押付力が凹部c2 に作用し
て、カム板22、従ってそれと一体の油圧制御バルブ2
3及び操作レバー20を該上昇位置に保持する。なおこ
の際、フロート14は植付部10の上昇に伴い垂れ下が
るが、該垂れ下り量はスプリング45に基づきピン42
がストッパ48に当接することにより規制され、かつプ
レート37を介してアーム34が所定位置に残置された
状態で、ピン25bが該アーム34から離れてカム板2
2により連動される。
【0039】そして、植付部10の上昇に伴いリンク8
bが所定量上方向に回動すると、ラグ8cがオートリタ
ーン用ボルト51に当接する。更に、リンク8bの回動
に伴い、ボルト51はスプリング52に抗して移動し、
ロッド52を介してその先端のピン53が長孔22dの
端に当接してカム板22を時計方向に回動する。する
と、前述したローラ31が凹部c2 に嵌入することによ
る位置決め保持が外れ、リンク8bの上昇回動によりカ
ム板22が回動し、これと一体に操作レバー20が回動
する。この際、操作レバー20がピン27により横方向
に回動自在に支持されていること及びスプリング55の
付勢力により、レバー20はガイド溝19aの斜め側面
h(図4参照)に沿って移動し、上げ位置Uから係合段
部となっている中立位置Nに移動し、該中立位置Nにて
停止する。これにより、乗用田植機1が枕地に至り、オ
ペレータが操作レバー20を上げ位置Uに操作して、植
付部10を上昇すると、植付部10が所定量上昇した状
態で、上述したオートリターン装置が機能して、中立位
置Nに自動的に戻され、植付部10は所定上昇位置に保
持される。
【0040】ついで、左右の線引きマーカ171 ,17
2 の切換え操作について説明する。乗用田植機の作業状
態にあっては、左右マーカ171 ,172 のいずれか一
方が倒伏状態の作業位置にあって、未植付け側の田面に
線を引く。この状態にあっては、倒伏側のマーカに連結
しているマーカ駆動アーム691 又は692 は、図10
に示すように、実線位置にあり、また起立状態にあるマ
ーカに連結しているマーカ駆動アーム692 又は691
は、そのローラ70がマーカストッパ622 又は621
の突起部材63のカム面63aに当接して鎖線状態に保
持されている。
【0041】そして、枕地に至り、図14に示すよう
に、操作レバー20を上げ位置Uに操作すると、前述し
たように植付部10が上昇して、リンク8aが実線で示
すように上方向に回動し、それと一体に回動するマーカ
復帰アーム72の先端に支持されたローラ72aが倒伏
側のマーカに連結している駆動アーム692 又は691
の当接部69bに当接して、該駆動アームを鎖線位置か
ら実線位置に回動し、その際、ローラ70がカムストッ
パ622 又は621 の突起部材63に当接して該カムス
トッパをつる巻ばね65に抗して回動し、該突起部材6
3を越えた時点でカムストッパがつる巻ばねにより所定
起立位置に復帰して、ストッパカム面63aがローラ7
0に係合することにより、マーカ駆動アーム692 又は
691 は実線位置に保持される。これにより、駆動アー
ム69はワイヤ712 又は711 を介してマーカ172
又は171 をその倒伏位置から起立位置に移動する。
【0042】そして、植付部10が所定上昇位置に至る
と、前述したオートリターン装置により操作レバー20
は上げ位置Uから固定位置Nに戻される。図15に示す
ように、固定位置N及び下げ位置Dにあっては、植付部
10が下降しても、操作レバー20先端の縦ピン20b
が、マーカ切換えレバー57の係合孔57cに係合する
ことはなく、左右マーカストッパ621 及び622 は起
立位置にあって、かつ左右マーカ駆動アーム691 及び
692 はそのローラ70がストッパカム面63aに当接
した位置にあって、左右マーカ171 及び172 を起立
状態に保持している。
【0043】乗用田植機1が枕地での回行が終了して、
再び作業を開始する際、操作レバー20は、カム板22
の支軸26を中心に垂直平面にて回動されて自動位置A
に操作され、前述したように植付部10は田面上に下降
する。該操作レバー20の自動位置Aにあっては、図1
3に示すように、レバー先端の縦ピン20bがマーカ切
換えレバー57の係合孔57cに係合する。そしてこの
状態において、図11に示すように、操作レバー20
を、ガイド溝19aの自動位置Aにおいて左右方向に拡
がる横溝iに沿って、ピン27を中心に左右方向に回動
すると、略々直角に屈曲しているレバー20先端部分2
0aに設けられた縦ピン20bは前後方向に揺動し、該
縦ピン20bに係合している切換えレバー57は、ピン
59を中心として水平面にて揺動する。
【0044】例えば、操作レバー20を図12において
右方向Rに回動すると、マーカ切換えレバー57は反時
計方向に回動し、長孔59aに係合しているロッド66
1 を介して右マーカストッパ621 をつる巻スプリング
65に抗して回動し、ローラ70のストッパカム面63
aによる掣肘を解除して右駆動アーム691 の回動を許
容する。すると、スプリングにより倒伏位置に付勢され
ている右マーカ171は倒伏して作業位置になる。な
お、切換えレバー57の反時計方向の回動によっては、
ロッド662 のピン66aは長孔59bが遊動するだけ
で何等作動せず、従って左マーカストッパ622 は起立
位置にあって、左駆動アーム692 はストッパ係合位置
にあり、左マーカ172 は起立位置に保持されている。
【0045】また反対に、操作レバー20を図12にお
いて左方向Lに回動すると、マーカ切換えレバー57は
ピン59を中心に時計方向に回動し、ロッド622 が長
孔59bの端に当接して移動し、左マーカストッパ62
2 を回動する。これにより、左マーカ駆動アーム692
がストッパカム面63aによる掣肘が解除されて自由回
動し、左マーカ172 が作業位置になるように倒れる。
そして、枕地に至って操作レバー20を上げ位置Uに操
作すると、前述したように、作業位置にあるマーカは起
立位置に復帰される。
【0046】そして、本乗用田植機1の組立作業におい
て、L字型プレート21にはその側板21aに操作レバ
ー20を取付けたカム板22、クラッチ操作用カムアー
ム30、バルブ操作板25、オートリターン装置50,
51,52、そして感度調節レバー46及びガイドプレ
ート19からなる操作手段75が取付けられ、またその
上面21c上方に、マーカ切換え装置76が取付けら
れ、更にプレート内方に油圧制御バルブ23が取付けら
れ、この状態で各部品相互間の調節がされた後、プレー
ト21がシート支柱5bに取付けられる。即ち、操作装
置がサブアッシーとなっており、該サブアッシーを走行
機体5に組付ければよく、組立精度が向上すると共に、
組立が容易となっている。
【0047】また、一部部品が故障した場合、前記L字
型プレート21をシート支柱5bから取外し、その状態
で故障した部品を交換又は修理して、更に部品相互間の
連結関係を調節した後、再びL字型プレート21を支柱
5bに組付ければよく、メンテナンスが簡単に行える。
【0048】更に、上記L字型プレート21に取付けら
れている各装置を覆って保護している座席カバー91を
取外した状態にあっても、ガイドプレート19はプレー
ト21に固定されているので、該ガイドプレート19に
昇降操作レバー20及び感度調節レバー46を案内し
て、各装置の整備及び点検を安全かつ容易に行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した乗用田植機を示す全体側面
図。
【図2】その操作装置の全体を示す側面図。
【図3】その平面図。
【図4】その操作装置の要部を示す平面図。
【図5】その側面図で、植付作業状態を示す。
【図6】その正面図。
【図7】L字形プレートに各部品を取付ける状態を示す
分解斜視図。
【図8】ステップカバー及び座席カバーを示す斜視図。
【図9】操作装置の側面図で、植付部下げ状態を示す。
【図10】その側面図で、植付部固定状態を示す。
【図11】その側面図で、植付部上げ状態を示す。
【図12】左右マーカの切換え操作部分を示す平面図。
【図13】その側面図で、植付作業状態を示す。
【図14】その側面図で、植付部上げ状態を示す。
【図15】その側面図で、植付部固定状態及び下げ状態
を示す。
【図16】マーカ操作装置の全体部を示す平面図。
【図17】その側面図。
【符号の説明】
1 作業車輌(乗用田植機) 5 走行機体 5b 走行機体(シート支柱) 10 作業部(植付部) 16 油圧シリンダ装置 171 ,172 左右マーカ 19 ガイドプレート 20 操作レバー 21 取付装置(L字形レバー) 21a 側板 21c 上板 22 カム板 23 油圧制御バルブ 25 バル操作板 30 クラッチ操作用カムアーム 36 作業(植付)クラッチ(アーム) 75 操作手段 76 マーカ切換え装置 91 座席カバー

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行機体に作業部を油圧シリンダ装置に
    て昇降支持し、かつ該作業部を作業クラッチを介して駆
    動し、更に前記油圧シリンダ装置を油圧制御バルブにて
    制御し、また前記作業部の両側に左右マーカを起倒自在
    に支持し、そして前記油圧制御バルブ、前記作業クラッ
    チ及び前記左右マーカの切換えを1本の操作レバーにて
    操作してなる水田作業車輌において、 前記油圧制御バルブ、該油圧制御バルブ及び前記作業ク
    ラッチを操作する操作手段、そして前記マーカを切換え
    操作するマーカ切換え手段を1個の取付装置に配設する
    と共に、前記被配設機器と前記取付装置を一体として、
    前記走行機体より着脱自在に構成してなることを特徴と
    する、 水田作業車輌における操作装置。
  2. 【請求項2】 前記操作手段が前記操作レバーを備え、
    かつ該操作レバーのガイドプレートを、前記取付装置に
    一体に配設してなる、請求項1記載の水田作業車輌にお
    ける操作装置。
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