JPH0112796Y2 - - Google Patents

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JPH0112796Y2
JPH0112796Y2 JP19886581U JP19886581U JPH0112796Y2 JP H0112796 Y2 JPH0112796 Y2 JP H0112796Y2 JP 19886581 U JP19886581 U JP 19886581U JP 19886581 U JP19886581 U JP 19886581U JP H0112796 Y2 JPH0112796 Y2 JP H0112796Y2
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vehicle
inner shaft
slide block
outer shaft
headlight
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JP19886581U
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【考案の詳細な説明】 本考案は車両の照明制御装置の改良に関し、そ
の目的は、従来別々の制御装置により各別に操作
していた車両のメータパネル照明用ランプの照度
調節と車両のヘツドライト及びスモールライト等
の通断電制御更には車両のヘツドライトを車体か
ら突出状態にするためのヘツドライト突出機構の
制御といつた照明に関する各種の機能を集約し得
て操作性の向上を図り得、しかも全体としてコン
パクトに構成できる車両の照明制御装置を提供す
るにある。
以下本考案の一実施例につき第1図を参照して
説明する。1は本体ケースで、これは夫々略円筒
状の前ケース2及び後ケース3を前後(図中左右
方向)に連結して成り、前ケース2には軸受部材
4を介して中空の外軸5を回動可能に枢支し、こ
の外軸5に前ケース2内に位置して前ロータ6を
固着している。7は前ケース2の内周面に形成し
た複数の節度溝、8は節度用ボールで、この節度
用ボール8は前ロータ6に径方向に形成した収納
孔9内に圧縮スプリング10と共に収納されて常
時前記節度溝7形成部位に圧接されており、もつ
て外軸5の回動操作による前ロータ6の回動時に
節度用ボール8を各節度溝7に係脱せしめて前ロ
ータ6の回動に節度を与えるようにしている。1
1は前ロータ6に配設した可動コンタクトで、こ
れは前ロータ6の回動により前ケース2のインシ
ユレータ12に設けた複数の固定コンタクト13
に対して接離するもので、これにより後ケース3
内の前半部に設けた抵抗器14のタツプを切換え
るようにしている。而して、これら前ロータ6、
可動コンタクト11、固定コンタクト13及び抵
抗器14は可変抵抗機構15を構成するものであ
つて、該抵抗器14を車両の図示しないメータパ
ネル照明用ランプへの通電路に直列に介在せし
め、外軸5の回動操作によつて抵抗器14のタツ
プを切換えることにより、抵抗値を段階的に変化
させ、もつて前記メータパネル照明用ランプの照
度を多段に調節するようにしてる。16は外軸5
に回動可能且つ軸方向移動可能に挿通支持した内
軸で、これの後端部は後ケース3の後半部に位置
しここに後ロータ17を一体に固着している。1
8は後ケース3のうち後ロータ17を取り巻く内
周面に形成した複数本の節度溝で、これは内軸1
6の軸方向に延びるよう形成している。19は節
度ボールで、これは後ロータ17に形成した収納
孔20内に圧縮スプリング21と共に収納されて
常時前記節度溝18形成部位に圧接しており、内
軸16の回動操作による後ロータ17の回動時に
節度溝18に係脱して後ロータ17の回動に節度
を与えるようにしている。22は圧縮スプリング
で、これは後ロータ17の略中央に突設した押圧
突部17aに嵌めるようにして後ロータ17と後
ケース3のインシユレータ23との間に設けてあ
り、これにより後ロータ17ひいては内軸16を
常時外軸5からの突出方向である前方に付勢して
いる。24は後ケース3内に回動可能に配設した
環状のコンタクトホルダで、これの後ロータ17
側の面には連結ピン25を突設すると共に、該連
結ピン25を後ロータ17に形成した嵌合孔26
に嵌合し、もつてコンタクトホルダ24を後ロー
タ17と共に内軸16により回動操作し得るよう
にしている。27はコンタクトホルダ24に配設
した可動コンタクトで、これはコンタクトホルダ
24の回動によりインシユレータ23に設けた複
数の固定コンタクト28に対し接離するものであ
る。斯かるコンタクトホルダ24、可動コンタク
ト27及び固定コンタクト28は図示しない所謂
リトラクタブル形のヘツドライト等を制御するラ
イトスイツチ機構29を構成するもので、内軸1
6を回動操作してオフ位置からスモール位置に切
換えると図示しない尾灯、車幅灯或いはメータパ
ネル照明用のランプ類に通電すると共に、ヘツド
ライトの突出機構が作動して収納状態にあつたヘ
ツドライトが突出状態にされ、更に内軸16を回
動操作してスモール位置からヘツド位置に切換え
るとヘツドライトの突出状態を維持してヘツドラ
イトのランプに通電するようになつている。30
はインシユレータ23に後方に突出するよう設け
た本体ケース1の一部を構成するスライドケース
で、これの内部にはスライドブロツク31を前後
に移動可能に配設し、このスライドブロツク31
を圧縮スプリング32により常時前方に付勢する
と共に、その前端部に形成した軸部31aを前記
後ロータ17の押圧突部17aの後方に臨ませて
いる。また、図示はしないがこのスライドブロツ
ク31の上面には略ハート形のカム溝を形成する
と共に、スライドケース30にはL字状の自由端
がこのカム溝に入れられた線ばね33を取着して
周知のロツク機構34を構成し、スライドブロツ
ク31を第1図で実線にて示す位置から後方(図
中左方)に押圧変位したときに、ハート形カム溝
の谷部に線ばねが係合して後方に押し込まれた押
圧位置にロツクできるようにし、且つその後内軸
16が再度押圧操作されたときにそのロツクを解
除してスライドブロツク31を第1図に示す元位
置に復帰させるようにしている。35はスライド
ケース30に固着した一対の固定コンタクト、3
6はスライドブロツク31に配設した可動コンタ
クトで、これら両コンタクト35,36はスライ
ドブロツク31と共に前述したヘツドライトの突
出機構を制御するライズアツプスイツチ機構37
を構成するものである。即ち、スライドブロツク
31が第1図実線で示す位置にある場合には固定
コンタクト35,35間が開放していてヘツドラ
イトの突出機構は不作動状態にあつてヘツドライ
トが車体内に収納されている。そしてこの状態か
ら内軸16を押圧操作すると、節度溝18が内軸
16の軸方向に延びていることから、節度ボール
19が節度溝18内を後方に摺動しつつ後ロータ
17が後方に変位し、これにより後ロータ17の
押圧突部17aがスライドブロツク31の軸部3
1aに当接してスライドブロツク31を後方に変
位させる。後方に変位されたスライドブロツク3
1は、前述のロツク機構34により後退位置にロ
ツクされると共に、固定コンタクト35,35間
を可動コンタクト36により導通状態にしてヘツ
ドライトの突出機構を作動させ、ヘツドライトが
消灯状態のまま車体から突出する。この後、内軸
16の押圧力を解除すると内軸16のみが後ロー
タ17に作用する圧縮スプリング22の弾発力に
より元位置に復帰する。また、内軸16を再び押
圧操作すると、スライドブロツク31はロツクが
外れて圧縮スプリング32の弾発力により元位置
に復帰して固定コンタクト35,35間が開放
し、これによりヘツドライトの突出機構が不作動
状態となつてヘツドライトが車体内に収納され
る。
上記構成によれば、外軸5を回動操作すること
により可変抵抗装置15を作動させせてメータパ
ネル照明用ランプの照度を多段に調節でき、また
内軸16を回動操作することによりライトスイツ
チ機構29を作動させてヘツドライト及びスモー
ルライト等のランプ類の通断電制御及びヘツドラ
イト突出機構の制御を行うことができ、更には内
軸16を押圧操作することにより前記ライトスイ
ツチ機構29がオフ位置にあつてもライズアツプ
スイツチ機構37を作動させてヘツドライトの突
出機構のみを作動させることができる等、車両の
照明に関する各種の機能を集約し得て操作性の向
上及びコンパクト化を図ることができる。
第2図及び第3図は本考案の他の実施例を示す
もので、前記実施例と異なるところのみを説明す
るに、38は前記実施例の前ケースに相当する前
ブラケツトで、中空の外軸5はこの前ブラケツト
38に軸受部材39を介して回動可能に枢支され
ている。40は前ブラケツト38に固定した例え
ば金属製の略円筒状をなす保護ケースである。4
1は保護ケース40に固定した例えば磁器製の抵
抗線ホルダーで、これは略中央に前記外軸5を回
動可能に貫通させる貫通孔41aを備えると共
に、外周寄りに略半円弧状の収納溝41bを形成
し、この収納溝41b内にコイル状に巻回して成
る抵抗線42を収納している。43はブラシで、
これは外軸5に固着した取付筒44に一体化する
ように取着され圧縮スプリング45により接触片
部43aが常時抵抗線42に接触するようにして
いる。これら抵抗線42及びブラシ43は可変抵
抗機構46を構成するもので、外軸5を回動操作
すると、ブラシ43の回動によりその接触片部4
3aが抵抗線42上を摺動し、メータパネル照明
用ランプへの通電路の抵抗値が連続的に変化して
該ランプの照度が連続的に変化する。以上のよう
に構成しても、前記実施例と同様の効果を奏する
ことは勿論である。
尚、上記各実施例とも内軸5を回動操作してラ
イトスイツチ機構29をスモール位置にするとヘ
ツドライトの突出機構が作動してヘツドライトを
車体から突出させるようにしたが、本考案はこれ
に限らず、スモール位置ではヘツドライトの突出
機構は作動させず、ヘツド作動位置に操作したと
きにヘツドライトの点灯及びヘツドライト突出機
構の作動を同時に行い、更にこのヘツド作動位置
からスモール位置に逆に操作したときにはヘツド
ライトを突出状態に維持したままヘツドライトの
みを消灯させるようにしてもよい。
本考案は以上述べたように、車両のメータパネ
ル照明用ランプの照度調節とヘツドライト及びス
モールライト等の通断電制御更には車両のヘツド
ライトを車体から突出状態にするためのヘツドラ
イト突出機構の制御といつた照明に関する各種の
機能を集約し得て操作性の向上及びコンパクト化
を図ることができる車両の照明制御装置を提供し
得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す全体の縦断側
面図、第2図及び第3図は本考案の他の実施例を
示す部分縦断側面図及び縦断背面図である。 図中、1は本体ケース、5は外軸、15及び4
6は可変抵抗機構、16は内軸、29はライトス
イツチ機構、37はライズアツプスイツチ機構で
ある。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体ケースと、この本体ケースに回動可能に枢
    支した中空の外軸と、この外軸内に回動可能且つ
    軸方向移動可能に挿通支持され外軸からの突出方
    向に常時付勢された内軸と、前記外軸により回動
    操作され車両のメータパネル照明用ランプの照度
    を調節する可変抵抗機構と、前記内軸により回動
    操作され車両のヘツドライト及びスモールライト
    等のランプ類を通断電制御するライトスイツチ機
    構と、前記本体ケース内に設けられ前記内軸の押
    圧操作によるその軸方向移動に基づき変位するス
    ライドブロツクと、前記本体ケース側と前記スラ
    イドブロツク側との間に設けられ前記内軸が押圧
    操作されたときに前記スライドブロツクを押圧位
    置にロツクしその後前記内軸が再度押圧操作され
    たときにそのロツクを解除して元位置に復帰させ
    るロツク機構と、前記スライドブロツクが前記押
    圧位置に変位されたときに作動して車両のヘツド
    ライトを車体から突出状態にするライズアツプス
    イツチ機構とを具備して成る車両の照明制御装
    置。
JP19886581U 1981-12-23 1981-12-23 車両の照明制御装置 Granted JPS5896697U (ja)

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JP19886581U JPS5896697U (ja) 1981-12-23 1981-12-23 車両の照明制御装置

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JP19886581U JPS5896697U (ja) 1981-12-23 1981-12-23 車両の照明制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5896697U JPS5896697U (ja) 1983-06-30
JPH0112796Y2 true JPH0112796Y2 (ja) 1989-04-13

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ID=30112025

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