JP4422311B2 - レバースイッチ装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はレバーに操作ノブが設けられたレバースイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば自動車など車両用のレバースイッチ装置においては、ターンシグナルスイッチ等を操作するためのレバーに、フォグランプスイッチ等を操作するための操作ノブが設けられたものが供されている。
【0003】
このものの場合、操作ノブの操作に応動する、可動コンタクトや固定コンタクトなどスイッチ本体も、操作ノブに対応してレバーに設けられている。そして、そのスイッチ本体に一端部をはんだ付けして接続されたリード線が、レバーが突設された基体まで、レバー(中空状)内を通されており、基体では、これに設けられた接続端子に、レバー内から導出されたリード線の他端部がはんだ付けして接続されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のものの場合、組立時に、曲がりやすいリード線をレバー内に通す作業が必要であり、その上、そのリード線の一端部をスイッチ本体にはんだ付けし、他端部を基体に設けられた接続端子にはんだ付けする作業も必要で、それらのため、コスト高となっていた。
【0005】
又、レバー内から基体内に導入されたリード線は、基体の組立て、及び基体内の他の部品の組立ての邪魔になりやすく、更に、その基体内の他の部品、例えば他のスイッチのコンタクトホルダ等の動作に支障を与え兼ねないため、そのようなことのないようにリード線を基体内で引き回す必要があって、組立ての作業が一層面倒且つ困難となっていた。
【0006】
本発明は上述の事情に鑑みてなされたものであり、従ってその目的は、レバー内にリード線を通す作業が不要で、リード線のはんだ付けの面倒もなく、更に、リード線の基体内での引き回しの面倒、困難のないレバースイッチ装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のレバースイッチ装置は、基体と、この基体に回動操作可能に突設されたレバーと、このレバーに、前記基体から離して回転操作可能に設けられた操作ノブと、この操作ノブと前記基体との間に位置して前記レバーに軸方向移動可能に組込まれ、前記基体側にアームを有するロッドと、このロッドと前記操作ノブとの間に設けられ、操作ノブの回転をロッドにこれの軸方向移動に変えて伝えるカム機構と、
前記基体に設けられたスイッチ本体とを具備し、前記スイッチ本体が、前記ロッドのアームが嵌入する溝を有するコンタクトホルダに設けられた可動コンタクトと、この可動コンタクトがコンタクトホルダの移動によって接離する固定コンタクトから構成され、そのコンタクトホルダが前記ロッドの軸方向移動により前記アームにより移動されるものであって、前記コンタクトホルダの溝を、前記レバーを回動操作したときに前記アームがそのレバーの回動方向に移動するのを許容する弧状に形成したことを特徴とする(請求項1の発明)。
【0008】
このものによれば、レバーの基体から離れた部分に操作ノブが設けられ、基体にスイッチ本体が設けられた構成にて、操作ノブの回転操作がカム機構によりロッドの軸方向移動に変えられてスイッチ本体に伝えられることにより、該スイッチ本体が操作されるものであり、従来のもののような、レバー内を通すと共に、両端部をはんだ付けし、更に基体内を無理に引き回すリード線を必要としない。
又、ロッドからスイッチ本体への移動の伝達は、コンタクトホルダが有した溝に嵌入したロッドのアームにより行われるものの、そのコンタクトホルダの溝は、レバーを回動操作したときにロッドのアームがレバーの回動方向に移動するのを許容する弧状に形成しているので、レバーの回動操作でコンタクトホルダを移動させてしまう不具合を生じることのないようにもできる。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施例につき、図1ないし図3を参照して説明する。
まず図1には、自動車など車両用のレバースイッチ装置の全体的構成を示しており、これは図示しないステアリングコラムの周囲部分に装設するもので、中心部(図1中左側)に、そのステアリングコラムに取付ける基体1を有している。この基体1は、前(図1中上側)ケース2と、後(図1中下側)ケース3とを外殻として有し、それらの間に、ミドルケース4とインシュレータ5とを有している。
【0010】
前ケース2とミドルケース4との間には、ブラケット6を組み入れて、該ブラケット6を、軸部7を中心としての回動可能に装着している。このブラケット6の軸部7を中心とする回動の方向は、上下(図1中紙面と直交する方向)であり、このブラケット6の回動を案内するように、ミドルケース4には溝8を前側(図1中上側)に形成し、ブラケット6にはその溝8内を移動する凸部9を形成している。なお、溝8は、詳しくは図示しないが、軸部7と中心を同じくする弧状を成している。
【0011】
ブラケット6は図1中右側に空洞部10を有しており、この空洞部10にレバー11の基端部(図1中左側端部)を挿入して、該レバー11を、軸部12を中心としての回動可能に装着している。このレバー11の軸部12を中心とする回動の方向は、矢印Aで示す後方と、それとは逆の方向である。又、このように装着した結果、レバー11は基体1から、この場合、右側に突設した形態となっている。
【0012】
しかして、レバー11の基端部には、穴13を有する突出部14を形成しており、その穴13には、スプリング15と節度ピース16とを、スプリング15を奥側にして挿入している。これに対して、ブラケット6の空洞部10の奥部には、前(図1中上側)より順に谷部と山部とを交互に複数ずつ有する節度壁17を形成しており、図示の状態では、そのうちの中間の谷部に、上記節度ピース16がスプリング15の付勢力によって係合している。
【0013】
ここで、レバー11は、全長部の前後(図1中上下)に空洞部18と空洞部19とを有する2段の中空状に形成しており、そのうちの空洞部18内にシャフト20を回転可能に挿通している。このシャフト20の回転の方向は、矢印Bで示す反時計回り方向と、それとは逆の方向(時計回り方向)である。
一方、空洞部19内にはロッド21を軸方向移動可能に(シャフト20の回転と同じ方向には移動不能に)挿通している。このロッド21の移動の方向は、矢印Cで示す基体1に向かう方向と、それとは逆の方向である。
【0014】
前記基体1から離れたレバー11の先端部(図1中右側端部)には、操作ノブ22を回転可能に被装しており、この操作ノブ22の回転方向も、矢印Bで示す反時計回り方向と、それとは逆の方向である。この操作ノブ22には、後側(図1中下側)の中心寄りに、基体1側に突出する舌片23を形成し、それより後側に孔24を形成している。舌片23の先端部(図1中左側端部)には、後側に突出する凸部25を形成している。
【0015】
これに対して、ロッド21の先端部(図1中右側端部)には、溝26を形成している。この溝26は、図2及び図3に示すように、ロッド21の前記移動方向(矢印C及びそれとは逆の方向)に対して斜状を成しており、これに上記操作ノブ22の舌片23の凸部25を嵌入している。この場合、溝26は、幅が凸部25の直径とほゞ等しく、長さは凸部25の直径より充分に大きいものであり、この溝26と凸部25とによって後述のごとく作動するカム機構27を構成している。従って、このカム機構27は、ロッド21と操作ノブ22との間に設けたものであり、ロッド21は操作ノブ22と基体1との間に位置している(図1参照)。
【0016】
又、ロッド21は、溝26より更に先方(図1中右側)の部分を上記操作ノブ22の孔24に挿入しており、この孔24は、ロッド21より時計回り側(基体1側から見た図2では反時計回り側)に寸法の余裕を有している。このほか、レバー11には、操作ノブ22の前記矢印B方向の回転に伴う凸部25の移動を許容するための凹欠部11aを形成している。更に、シャフト20の先端部には、今一つの操作ノブ28を一体回転するように取付けて止めピン29により抜け止めしており、この操作ノブ28は、基部(図1中左側部)を上記操作ノブ22の内部に遊嵌してもいる。
【0017】
一方、ロッド21の基端部(図1中左側端部)には、孔30を形成すると共に、該孔30より基体1の奥側に位置してアーム31を突出形成している。アーム31は、前記レバー11の回動中心である軸部12と中心を同じくする弧状を成している。
【0018】
又、シャフト20の基端部には、アーム32を突出形成している。このアーム32は、レバー11の軸部12と上下(図1中紙面と直交する方向)に並び合う位置から後側(図1中下側)に直線状に延びており、ロッド21の上記孔30を貫通している。なお、ロッド21の孔30は、貫通したアーム32に対して、それより操作ノブ22側に寸法の余裕を有しており、又、アーム32の上下両側にも図3に示す寸法の余裕を有している。アーム32の先端部32aは球状を成している。
【0019】
そして、前記インシュレータ5の前面部(図1中上側)には、コンタクトホルダ33を左右方向に移動可能に組込んでいる。このコンタクトホルダ33は、溝34を有しており、この溝34は図3に示すように弧状を成し、その弧の中心は前記ブラケット6の回動中心である軸部7と同じくしている。この溝34には、前記ロッド21のアーム31を嵌入しており、このアーム31に対して、溝34は、アーム31より基体1奥側及び操作ノブ22側のいずれにも寸法の余裕を殆ど有しないものの、図3に示す上下の両側には寸法の余裕を有している。
【0020】
又、コンタクトホルダ33は、インシュレータ5側に可動コンタクト35を保持しており、これに対して、インシュレータ5には、可動コンタクト35がコンタクトホルダ33の移動によって接離する固定コンタクト36を設けている。これら可動コンタクト35及び固定コンタクト36は、スイッチ本体37を構成するものであり、例えば図示しないフォグランプの点灯、消灯を制御するフォグランプコントロールスイッチとして機能するようになっている。
【0021】
更に、インシュレータ5の前面部には、今一つのコンタクトホルダ38を上下方向に移動可能に組込んでいる。このコンタクトホルダ38は、溝39を有しており、この溝39に前記シャフト20のアーム32の先端部32aを嵌入している。この場合、アーム32の先端部32aに対して、溝39は、アーム32の先端部32aより基体1奥側及び操作ノブ22側(図1中左右)に寸法の余裕を有し、上下(図1中紙面と直交する方向)の両側には寸法の余裕を殆ど有していない。
【0022】
コンタクトホルダ38は、インシュレータ5側に可動コンタクト40を保持しており、これに対して、インシュレータ5には、可動コンタクト40がコンタクトホルダ38の移動によって接離する固定コンタクト41を設けている。これら可動コンタクト40及び固定コンタクト41は、今一つのスイッチ本体42を構成するものであり、これは、例えば図示しないヘッドランプやスモールランプの点灯、消灯を制御するライトコントロールスイッチとして機能するようになっている。
【0023】
なお、区別のため、以下、操作ノブ28を第1の操作ノブと称し、操作ノブ22を第2の操作ノブと称する。又、スイッチ本体42を第1のスイッチ本体と称し、スイッチ本体37を第2のスイッチ本体と称する。そして、そのほか、基体1内には、図示はしないが、ブラケット6の回動に応動する第3のスイッチ本体や、レバー11の回動に応動する第4及び第5のスイッチ本体を設けており、そのうちの第3のスイッチ本体はターンシグナルの制御をし、第4のスイッチ本体はヘッドランプのディマー制御をし、第5のスイッチ本体はパッシングの制御をするようになっている。
【0024】
次に、上記構成のものの作用を述べる。
まず、レバー11を上下に操作すれば、このレバー11は、ブラケット6の軸部7を中心に、ブラケット6と共に上下に回動する。これにより、図示しない第3のスイッチ本体が操作されて、この場合、ターンシグナルの制御が行われる。
【0025】
又、レバー11を矢印Aで示した後方に操作すれば、このレバー11は、自身の軸部11を中心に単独で後方に回動する。これにより、図示しない第4のスイッチ本体が操作されて、この場合、ヘッドランプのディマー制御が行われる。このとき、節度ピース16は、節度壁17の、現在係合した谷部からスプリング15を圧縮しつつ図中上側の山部を越え、そして、スプリング15の付勢力により更に図中上側の谷部に係合するものであり、これによってレバー11の後方への操作に節度が与えられる。
なお、レバー11の前記上下の操作にも、図示しない節度機構によって節度が与えられるようになっている。
【0026】
レバー11を前方(矢印Aで示した方向とは逆の方向)に操作すれば、このレバー11は、自身の軸部11を中心に単独で前方に回動する。これにより、図示しない第5のスイッチ本体が操作されて、この場合、パッシングの制御が行われる。このとき、節度ピース16は、節度壁17の、現在係合した谷部からスプリング15を圧縮しつつ図中下側の山部に移り、それによる抵抗で、レバー11の前方への操作に節度が与えられる。
【0027】
この場合、レバー11は、その節度が与えられたところで操作を解除すれば、スプリング15が節度ピース14を元の谷部に戻すことによって、自動復帰する。これに対して、前述のレバー11を後方に操作した後には、レバー11を手動で戻すことにより、節度ピース16が図中上側の谷部からその下側の山部を越えて元の谷部に戻るようにする必要がある。
【0028】
第1の操作ノブ28を矢印Bで示した反時計回り方向に回転操作すれば、シャフト20が同方向に回転する。これにより、アーム32も同方向に回動し、先端部32aにてコンタクトホルダ38をその回動の接線方向に移動させるから、第1のスイッチ本体42の可動コンタクト40が固定コンタクト41に接離して、ライトの制御が行われる。
なお、第1の操作ノブ28の上記回転操作にも、図示しない節度機構によって節度が与えられるようになっている。
【0029】
さて、第2の操作ノブ22を矢印Bで示した反時計回り方向に回転操作すれば、カム機構27の凸部25が溝26の基体1側の斜辺部26a(図3参照)を押圧しながら同方向に移動することに応じて、ロッド21が矢印Cで示した基体1側方向に移動し、アーム31によってコンタクトホルダ33を図1中左側に移動させる。これにより、第2のスイッチ本体37の可動コンタクト35が固定コンタクト36に接離して、フォグランプの制御が行われる。
【0030】
なお、この状態から、第2の操作ノブ22を時計回り方向(矢印Bで示した方向とは逆の方向)に回転操作すれば、カム機構27の凸部25が溝26の操作ノブ22側の斜辺部26b(図3参照)を押圧しながら同方向に移動することに応じて、ロッド21が操作ノブ22方向(矢印Cで示した方向とは逆の方向)に移動し、アーム31によってコンタクトホルダ33を図1中右側に戻し移動させる。これにより、第2のスイッチ本体37の可動コンタクト35が固定コンタクト36に復帰接離して、フォグランプの戻し制御が行われる。
なお、このような第2の操作ノブ22の回転操作にも、図示しない節度機構によって節度が与えられるようになっている。
【0031】
このように本構成のものでは、レバー11の、基体1から離れた部分に操作ノブ22を設け、基体1にスイッチ本体37を設けた構成にて、操作ノブ22の回転操作をカム機構27によりロッド21の軸方向移動に変えてスイッチ本体37に伝えることにより、該スイッチ本体37を操作するものであり、従来のもののような、レバー11内を通すと共に、両端部をはんだ付けし、更に基体1内を無理に引き回すリード線を必要としない。
【0032】
よって、曲がりやすいリード線をレバー11内に通す作業が不要で、リード線のはんだ付けの面倒もなく、更に、リード線の基体1内での引き回しの面倒、困難もなくて、コストの低減化を図ることができる。
【0033】
なお、上記構成のものの場合、レバー11をブラケット6と共に上下に回動操作したとき、ロッド21のアーム31は、コンタクトホルダ33の上下に弧状の溝34内をその上下に移動して、コンタクトホルダ33を移動させることのないようになっている。
又、ロッド21のアーム31自体、前後に弧状で、レバー11を前後に回動操作したとき、アーム31はコンタクトホルダ33の溝34内を前後に通り、コンタクトホルダ33を移動させることのないようになっている。
【0034】
図4は本発明の異なる実施例を示すもので、上記実施例との相違点のみを述べれば、それは、ロッド21の、アーム3が貫通する部分を、前述の孔30に代えて、後方(図4中下側)に開放した切欠部51とした点にある。
【0035】
このほか、本発明は上記し且つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、例えば、レバー11と第1の操作ノブ28及び第2の操作ノブ22でそれぞれ制御されるものについては、レバー11の上下の回動操作でフロントワイパの制御がなされ、第1の操作ノブ28の回転操作でリヤワイパの制御がなされ、そして、第2の操作ノブ22の回転操作でリヤワイパの間欠作動についての間欠時間の調節制御がなされるものとしても良い。
又、カム機構27においては、凸部25をロッド21に設け、溝26を操作ノブ22に設ける構成としても良い。
【0036】
【発明の効果】
以上の記述で明らかなように、本発明のレバースイッチ装置によれば、レバーに操作ノブが設けられたものにおいて、レバー内にリード線を通す作業が不要で、リード線のはんだ付けの面倒もなく、更に、リード線の基体内での引き回しの面倒、困難もなくて、コストの低減化を図ることができ、併せて、レバーの回動操作でコンタクトホルダを移動させてしまう不具合を生じることのないようにもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す全体的横断下面図
【図2】図1のX−X線に沿う縦断面図
【図3】図1の矢印Y方向から見た背面図
【図4】本発明の異なる実施例を示す図3相当図
【符号の説明】
1は基体、11はレバー、20はシャフト、21はロッド、22は操作ノブ、27はカム機構、30は孔、31はアーム、32はアーム、33はコンタクトホルダ、34は溝、35は可動コンタクト、36は固定コンタクト、37はスイッチ本体、51は切欠部を示す。

Claims (2)

  1. 基体と、
    この基体に回動操作可能に突設されたレバーと、
    このレバーに、前記基体から離して回転操作可能に設けられた操作ノブと、
    この操作ノブと前記基体との間に位置して前記レバーに軸方向移動可能に組込まれ、前記基体側にアームを有するロッドと、
    このロッドと前記操作ノブとの間に設けられ、操作ノブの回転をロッドにこれの軸方向移動に変えて伝えるカム機構と、
    前記基体に設けられたスイッチ本体とを具備し
    前記スイッチ本体が、前記ロッドのアームが嵌入する溝を有するコンタクトホルダに設けられた可動コンタクトと、この可動コンタクトがコンタクトホルダの移動によって接離する固定コンタクトから構成され、そのコンタクトホルダが前記ロッドの軸方向移動により前記アームにより移動されるものであって、
    前記コンタクトホルダの溝を、前記レバーを回動操作したときに前記アームがそのレバーの回動方向に移動するのを許容する弧状に形成したことを特徴とするレバースイッチ装置。
  2. 前記レバーにシャフトが回転操作可能に挿通され、そのシャフトの前記基体側にアームが設けられ、前記ロッドにそのアームを通す孔又は切欠部が前記シャフトの回転方向に寸法の余裕を有して形成されていることを特徴とする請求項1記載のレバースイッチ装置。
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