JP4289452B2 - コンビネーションスイッチ及びその組み付け装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のステアリング近傍に配設された操作レバーと、その突端側に回動自在に配設された操作ノブとを有するコンビネーションスイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
一般に、自動車におけるステアリングの近傍には、コンビネーションスイッチが形成されており、かかるコンビネーションスイッチにはステアリングの周方向に揺動可能な操作レバーが左右方向にそれぞれ突出形成されている。そのうちステアリングの左側に突出形成された操作レバーは、通常、自動車が具備するワイパの動作を操作するためのワイパスイッチを構成している。
【0003】
かかる左側の操作レバーをステアリングの周方向に揺動操作すると、自動車のフロントガラスの雨滴を払拭すべく動作するとともに、その揺動量(節度による所定段階の揺動)に応じてワイパの速度を調整し得るようになっている。また、リアガラスにもワイパ(以下、リアワイパという。)を具備した自動車においては、通常、操作レバーの突端に操作ノブが形成されており、該操作ノブを回動操作することにより、当該リアワイパを動作させ得るよう構成されている。
【0004】
即ち、リアワイパを具備していない車両においては、左側の操作レバーとして一本の略棒状部材(突端に操作ノブが形成されていないもの)から成るものをステアリング近傍から突出させる一方、リアワイパを具備した車両においては、同操作レバーとして突端に操作ノブが形成されたものをステアリング近傍から突出させるよう作業者が選択的に取り付けられるようになっている。尚、かかる先行技術は、文献公知発明に係るものでないため、記載すべき先行技術文献情報はない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のコンビネーションスイッチにおいては、リアワイパを具備した車両と具備しない車両とで、取り付けるべき操作レバーの形態を異ならせる必要があるため、一本の略棒状部材から成る操作レバーと突端に操作ノブを有した操作レバーの両方が必要となっていた。従って、操作レバーを成形するための金型等をそれぞれの形態毎に用意しておく必要があり、製造コストが嵩んでしまうという問題があった。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、操作レバーの突端に回動自在な操作ノブが必要なもの及び不要なものの主な構成部品を共通化し、製造コストを低減させることができるコンビネーションスイッチ及びその組み付け装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の発明は、自動車のステアリング近傍で揺動操作可能に配設された操作レバーと、該操作レバーの突端側に配設され、当該操作レバーの軸線を中心として回動自在な操作ノブと、前記操作レバーを揺動自在に支持するとともに、当該操作レバー及び操作ノブの動作に応じて所定の電気的切り換えを行うスイッチ本体とを備えたコンビネーションスイッチにおいて、前記操作ノブの前記操作レバーに対する回動動作を当該操作レバーの基端側に伝達させるべく回転するシャフトを挿通可能な挿通孔が、前記操作ノブ及び操作レバーを連通して形成されるとともに、前記挿通孔には、前記シャフトに代えて、前記操作レバーに対して操作ノブを回動不能に固定するための固定ピンが圧入されつつ挿通可能とされ、前記挿通孔の内周壁から内側に向かって突起を設けるとともに、前記シャフトを前記挿通孔に挿通させた際には、前記シャフトが当該突起と干渉せず回転可能とされ、且つ、前記固定ピンを前記挿通孔に挿通させた際には、前記固定ピンが当該突起の頂部をつぶしつつ圧入させることを特徴とする。
【0010】
請求項記載の発明は、請求項1記載のコンビネーションスイッチの組み付け装置であって、前記固定ピンの一端側が挿通孔に挿通された状態の前記操作ノブを位置決めしつつ収容可能な第1収容部と、前記操作レバーを位置決めしつつ収容可能な第2収容部とを有し、前記第1収容部と第2収容部とを近接させると、前記固定ピンの他端側が前記操作レバーの挿通孔に挿通され、当該操作レバーに前記操作ノブを固定し得ることを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら具体的に説明する。
本実施形態に係るコンビネーションスイッチは、自動車におけるステアリング近傍に配設されたものであり、当該ステアリングの左側に突出形成されたワイパスイッチとしての操作レバーを有するものである。尚、ワイパスイッチを構成する操作レバーは、国産車仕様においては上記の通りステアリングの左側に配設される一方、外国向け仕様(左ハンドル車)においては右側に突出形成される場合もある。
【0012】
また、本実施形態に係るコンビネーションスイッチは、リアワイパを具備していない車両に取り付けられるもの、及びリアワイパを具備した車両に取り付けられるものの構成部品を共通化したものであり、まず、リアワイパを具備した車両に取り付けられるコンビネーションスイッチについて説明する。かかるコンビネーションスイッチは、図1〜図3に示すように、スイッチ本体1と、操作レバー2と、操作ノブ3と、シャフト4とから主に構成されている。
【0013】
スイッチ本体1は、操作レバー2を揺動自在に支持するとともに、当該操作レバー2の揺動操作(図1中a方向の揺動操作)に応じて車両のフロントガラスに配設されたワイパやウォッシャなどの電気的切り換えを行わせるためのもので、操作レバー2の基端2a(図2又は図3参照)側に形成された可動接点とスイッチ本体1側に形成された固定接点(接点は何れも不図示)とが接触又は離間することにより、所定の電気的切り換えが図られるようになっている。
【0014】
上記操作レバー2の突端側には、操作レバー2の軸線mを中心として回動自在な操作ノブ3が取り付けられており、かかる操作ノブ3を回動操作することにより、車両が具備するリアワイパを動作又は停止させ得るよう構成されている。即ち、図2に示すように、操作ノブ3の基端側(操作レバー2と連結される側)には、小径部3aが形成されており、該小径部3aが操作レバー2先端の内周に緩く嵌合することにより当該操作ノブ3の操作レバー2に対する回動が許容されているのである。
【0015】
また、小径部3aの表面3aaには複数のアクション山が形成されており、該アクション山には、図3で示すように、操作レバー2の先端側に形成されたアクションボール5がコイルスプリング6により付勢されて当接し、節度が得られるようになっている。
【0016】
一方、図2に示すように、上記操作レバー2及び操作ノブ3の内部には、それらの軸線m方向に延びつつシャフト4を挿通可能な挿通孔7(便宜上、操作レバー2側に形成された挿通孔を第1挿通孔7a、操作ノブ3側に形成された挿通孔を第2挿通孔7bという。)が形成されている。これら第1挿通孔7aと第2挿通孔7bとは、操作レバー2の突端側に操作ノブ3を取り付けた状態で連通するよう形成されている。
【0017】
また、操作ノブ3には、第2挿通孔7bの途中から側方に延びて開口したピン挿入孔7bbが形成されているとともに、当該第2挿通孔7bの先端には、他の部位より小径で且つ断面が略矩形状の先端部7baが形成されている。そして、操作レバー2の基端2aに形成された開口7abからシャフト4が挿入されて操作レバー2と操作ノブ3とが組み付けられる。
【0018】
かかるシャフト4には、図2に示すように、第2挿入孔7bの先端部7baと形状が略合致して係合可能な係合部4aが先端に形成されるとともに、側方に突出した突出部4bが基端側に形成されており、全体として棒状の部材から成り、挿入孔7に挿入された状態でピン挿入孔7bbに対応する部位には孔4cが形成されている。
【0019】
そして、図3に示すように、ピン挿入孔7bb及び孔4cに亘って係合ピン8を挿通させることにより、操作ノブ3に対してシャフト4を固定させている。これにより、操作レバー2に対する操作ノブ3の回動動作に伴って、シャフト4も挿通孔7内で回転し、その基端側に形成された突出部4bを動作させるよう構成されているのである。
【0020】
ここで、突出部4bは、同図に示すように、スイッチ本体1内で摺動可能なローラ9と連結されており、該ローラ9に形成された可動接点が当該ローラ9の摺動軌跡内に配設された固定接点(接点は何れも不図示)と接触又は離間することにより、車両に配設されたリアワイパに対する電気的切り換え操作が行われるようになっている。
【0021】
以上がリアワイパを具備した車両に取り付けられるコンビネーションスイッチの構成の説明であるが、次に、参考例として、リアワイパを具備していない車両に取り付けられるコンビネーションスイッチ(操作レバーの突端側に回動自在な操作ノブが不要なもの)について説明する。
【0022】
かかるコンビネーションスイッチは、図4に示すように、スイッチ本体1と、操作レバー2と、操作ノブ3とから主に構成されており、特に操作レバー2及び操作ノブ3は、リアワイパを具備した車両に取り付けられるものと同一の構成部品から成る。但し、リアワイパの操作が不要であるため、操作レバー2の突端に配置された操作ノブ3は、当該操作レバー2に対して回動不能とされて固定されている。
【0023】
より具体的には、参考例のコンビネーションスイッチは、図5に示すように、上記したシャフト4に代えて、操作レバー2側の第1挿通孔7a及び操作ノブ3側の第2挿通孔7bに亘って固定ピンとしてのスプリングピン10が圧入されつつ挿通されたものである。
【0024】
このようなスプリングピン10は、その径方向に弾力を持って変位可能とされたものである。従って、径を小さくした状態にて第1挿通孔7a及び第2挿通孔7bに亘ってスプリングピン10を挿通すると、その弾力にて圧入状態とされ、操作レバー2に対して操作ノブ3を強固に固定することが可能とされている。
【0025】
上記スプリングピン10にて操作ノブ3を操作レバー2の突端側に固定させるには、まず、図7に示すように、操作ノブ3の第2挿通孔7b内にスプリングピン10の一端側を挿通させた状態としておき(勿論、既述の如く、スプリングピン10は第2挿通孔7bに対して圧入されている)、図8で示すような組み付け装置11を用いて当該操作ノブ3を操作レバー2に組み付ける。
【0026】
かかる組み付け装置11は、同図に示すように、スプリングピン10の一端側が第2挿通孔7bに挿通された状態の操作ノブ3を位置決めしつつ収容可能な第1収容部12と、操作レバー2を位置決めしつつ収容可能な第2収容部13とを有したものである。具体的には、第1収容部12には、操作ノブ3の外輪郭形状と略同一形状の凹部12aが形成されており、当該操作ノブ3を所定の状態で位置決めしつつ収容可能とされる一方、第2収容部13には、操作レバー2の外輪郭形状と略同一形状の凹部13aが形成されており、当該操作レバー2を所定の状態で位置決めしつつ収容可能とされている。
【0027】
また、第2収容部13の両縁(同図中上下縁)には、第1収容部12の配設位置まで延びる案内部13bが突設されており、かかる案内部13bをガイドとして当該第1収容部12が第2収容部13に対して近接又は離間可能とされている。従って、図8の状態(即ち、第1収容部12を第2収容部13から離間させた状態)にて操作ノブ3及び操作レバー2を凹部12a及び13aにそれぞれ収容した後、第1収容部12を第2収容部13に対して近接させると、図9の状態となり、スプリングピン10の他端側が操作レバー2の挿通孔7aに圧入されつつ挿通する。
【0028】
上記組み付け装置11によれば、第1収容部12と第2収容部13とを近接させて、操作ノブ3側に圧入させたスプリングピン10を操作レバー2側にも圧入させるので、当該操作レバー2に対する所定の角度で操作ノブ3が固定され、操作レバー2の突端に回動自在な操作ノブが不要なコンビネーションスイッチを容易に且つ精度よく得ることができる。そして、上記の如く操作レバー2の突端側に操作ノブ3を組み付け固定した後、図4に示すように、その表面に操作内容を示す所定の表示を印刷し、操作レバー2の突端側に回動自在な操作ノブが不要なコンビネーションスイッチの製造作業が終了する。
【0029】
上記構成のコンビネーションスイッチによれば、操作レバー2の突端に回動自在な操作ノブ3が必要なもの及び不要なものの構成部品を共通化し、製造コストを低減させることができる。
【0030】
本発明に係る実施形態においては、操作レバーの突端に回動自在な操作ノブが不要なコンビネーションスイッチを得る場合、操作レバー2に対して操作ノブ3を固定するための固定ピンを、図11で示すような中実丸棒のピン10’で構成する一方、操作ノブ3及び操作レバー2に形成される挿通孔7’の断面形状を図10の如く形成している
【0031】
かかる挿通孔7’には、その内周壁から内側に向かって突起7’aが設けられており、当該挿通孔7’にピン10’を挿通させた際には、ピン10’が突起7’aの頂部をつぶしつつ圧入されるよう構成されている。これにより、操作レバー2に対する操作ノブ3の固定をより強固とすることができる。
【0032】
また、突起7’aは、ピン10’の外周面にまで達する寸法まで突出する一方、操作レバー2の突端に回動自在な操作ノブ3が必要なコンビネーションスイッチを得る場合においては、挿通孔7’に挿通されるシャフト4が突起7’aとは干渉せず回転可能としている。これにより、上記実施形態と同様、操作レバー2の突端に回動自在な操作ノブ3が必要なもの及び不要なものの主な構成部品(操作レバー及び操作ノブ)を共通化し、製造コストを低減させることができる。
【0033】
更に、上記実施形態においては、ステアリングの左側に突出形成されたワイパスイッチとしてのコンビネーションスイッチに適用しているが、ステアリングの右側に突出形成されたライティング・ターンスイッチ(自動車が具備するヘッドライトやウィンカなどを操作するためのスイッチ)において、ライティングスイッチをコンビネーションスイッチに装着する場合と、デザイン上、ライティングスイッチをインパネ側に組み込みする場合等に適用することができる。この場合であっても、操作レバーの突端に回動自在な操作ノブを必要なものと不要なものとの主な構成部品を共通化することができる。
【0034】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、操作レバーの突端側に回動自在な操作ノブが必要なコンビネーションスイッチを得るには、挿通孔にシャフトを挿通させる一方、操作レバーの突端側に回動自在な操作ノブが不要なコンビネーションスイッチを得るには、シャフトに代えて、操作レバーに対して操作ノブを固定するための固定ピンを挿通孔に対して圧入しつつ挿通させる。これにより、操作レバーの突端に回動自在な操作ノブが必要なもの及び不要なものの主な構成部品を共通化し、製造コストを低減させることができる。
【0036】
また、操作レバーの突端に回動自在な操作ノブが不要なコンビネーションスイッチを得る場合、固定ピンが突起の頂部をつぶしつつ圧入されるので、操作レバーに対する操作ノブの固定をより強固とすることができる。
【0037】
請求項の発明によれば、第1収容部と第2収容部とを近接させて、操作ノブ側に圧入させた固定ピンを操作レバー側にも圧入させるので、当該操作レバーに対する所定の角度で操作ノブが固定され、操作レバーの突端に回動自在な操作ノブが不要なコンビネーションスイッチを容易に且つ精度よく得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るコンビネーションスイッチ(操作レバーの突端側に回動自在な操作ノブが必要なコンビネーションスイッチ)を示す正面図
【図2】 本発明の実施形態に係るコンビネーションスイッチを示す分解図
【図3】 図1におけるIII―III線断面図
【図4】 参考例のコンビネーションスイッチ(操作レバーの突端側に回動自在な操作ノブが不要なコンビネーションスイッチ)を示す正面図
【図5】 参考例の縦断面図
【図6】 参考例のコンビネーションスイッチ(操作レバーの突端側に回動自在な操作ノブが不要なコンビネーションスイッチ)における固定ピンを示す正面図及び右側面図
【図7】 参考例のコンビネーションスイッチ(操作レバーの突端側に回動自在な操作ノブが不要なコンビネーションスイッチ)における操作ノブに固定ピンの一端側を圧入した状態を示す断面図
【図8】 参考例(本実施形態)のコンビネーションスイッチ(操作レバーの突端側に回動自在な操作ノブが不要なコンビネーションスイッチ)を組み付けるための組み付け装置(第1収容部12が第2収容部13に対して離間した状態)を示す上面図
【図9】 参考例(本実施形態)のコンビネーションスイッチ(操作レバーの突端側に回動自在な操作ノブが不要なコンビネーションスイッチ)を組み付けるための組み付け装置(第1収容部12が第2収容部13に対して近接した状態)を示す上面図
【図10】 本発明の実施形態に係るコンビネーションスイッチにおける挿通孔を示す断面模式図
【図11】 本発明の実施形態に係るコンビネーションスイッチ(操作レバーの突端側に回動自在な操作ノブが不要なコンビネーションスイッチ)における固定ピンを示す正面図及び右側面図
【符号の説明】
1…スイッチ本体
2…操作レバー
3…操作ノブ
4…シャフト
5…アクションボール
6…コイルスプリング
7、7’…挿通孔
7a…第1挿通孔
7b…第2挿通孔
7’a…突起
8…係合ピン
9…ローラ
10…スプリングピン(固定ピン)
10’…ピン(固定ピン)
11…組み付け装置
12…第1収容部
13…第2収容部

Claims (2)

  1. 自動車のステアリング近傍で揺動操作可能に配設された操作レバーと、
    該操作レバーの突端側に配設され、当該操作レバーの軸線を中心として回動自在な操作ノブと、
    前記操作レバーを揺動自在に支持するとともに、当該操作レバー及び操作ノブの動作に応じて所定の電気的切り換えを行うスイッチ本体と、
    を備えたコンビネーションスイッチにおいて、
    前記操作ノブの前記操作レバーに対する回動動作を当該操作レバーの基端側に伝達させるべく回転するシャフトを挿通可能な挿通孔が、前記操作ノブ及び操作レバーを連通して形成されるとともに、
    前記挿通孔には、前記シャフトに代えて、前記操作レバーに対して操作ノブを回動不能に固定するための固定ピンが圧入されつつ挿通可能とされ、
    前記挿通孔の内周壁から内側に向かって突起を設けるとともに、前記シャフトを前記挿通孔に挿通させた際には、前記シャフトが当該突起と干渉せず回転可能とされ、且つ、前記固定ピンを前記挿通孔に挿通させた際には、前記固定ピンが当該突起の頂部をつぶしつつ圧入させることを特徴とするコンビネーションスイッチ。
  2. 前記固定ピンの一端側が挿通孔に挿通された状態の前記操作ノブを位置決めしつつ収容可能な第1収容部と、前記操作レバーを位置決めしつつ収容可能な第2収容部とを有し、前記第1収容部と第2収容部とを近接させると、前記固定ピンの他端側が前記操作レバーの挿通孔に挿通され、当該操作レバーに前記操作ノブを固定し得ることを特徴とする請求項1記載のコンビネーションスイッチの組み付け装置。
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