JP2000348575A - コラムスイッチレバー - Google Patents
コラムスイッチレバーInfo
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- JP2000348575A JP2000348575A JP11155372A JP15537299A JP2000348575A JP 2000348575 A JP2000348575 A JP 2000348575A JP 11155372 A JP11155372 A JP 11155372A JP 15537299 A JP15537299 A JP 15537299A JP 2000348575 A JP2000348575 A JP 2000348575A
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- Manufacture Of Switches (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 組み付け工程における生産性を向上できるコ
ラムスイッチレバーを提供する。 【解決手段】 レバーユニットU1が、レバー本体21
の自由端部にボリューム基板25を配置して構成されて
いる。ノブユニットU2は、一端側に突出するシャフト
30Aを有する中間ノブ30にINT/VOLノブ22
が配置され、該中間ノブ30の他端側にモード切り換え
用の接点板32が配置され、且つ該接点板32の他端側
にシャフト32Aが形成され、このシャフト32Aに接
点板32と摺接するロータリ接点33が固定されたモー
ド切り換えノブ23が回動可能に設けられて構成されて
いる。そして、レバーユニットU1とノブユニットU2
とがレバー本体21と中間ノブ30とを係合させること
により組み付けられるため、容易に組み付け工程におけ
る生産性を向上できる。
ラムスイッチレバーを提供する。 【解決手段】 レバーユニットU1が、レバー本体21
の自由端部にボリューム基板25を配置して構成されて
いる。ノブユニットU2は、一端側に突出するシャフト
30Aを有する中間ノブ30にINT/VOLノブ22
が配置され、該中間ノブ30の他端側にモード切り換え
用の接点板32が配置され、且つ該接点板32の他端側
にシャフト32Aが形成され、このシャフト32Aに接
点板32と摺接するロータリ接点33が固定されたモー
ド切り換えノブ23が回動可能に設けられて構成されて
いる。そして、レバーユニットU1とノブユニットU2
とがレバー本体21と中間ノブ30とを係合させること
により組み付けられるため、容易に組み付け工程におけ
る生産性を向上できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば自動車のス
テアリング・コラムに設けられるコラムスイッチレバー
に関する。
テアリング・コラムに設けられるコラムスイッチレバー
に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車のステアリング・コラムに
は、ステアリング・ホイールの取り付け部の近くに、ワ
イパなどを操作するためのコラムスイッチレバーが設け
られている。従来のコラムスイッチレバーとしては、図
7に示すようなワイパレバーがある。このワイパレバー
は、自由端側にシャフト1Aが突設され且つ基端部側が
ステアリング・コラム側に取り付けられるレバー本体1
と、ボリューム基板2と、このボリューム基板2に摺接
するロータリ接点3と、このロータリ接点3が一方の端
面側に固定されたINT(間欠)/VOL(ボリュー
ム)ノブ4と、このINT/VOLノブ4にスプリング
5および鋼球6を介して摺接する中間ノブ7と、この中
間ノブ7に固定された接点基板8と、この接点基板8に
摺接するロータリ接点9と、このロータリ接点9を保持
する接点ホルダ10と、スプリング11および鋼球12
を介して接点ホルダ10に組み付けらるノブ13とから
大略構成されている。
は、ステアリング・ホイールの取り付け部の近くに、ワ
イパなどを操作するためのコラムスイッチレバーが設け
られている。従来のコラムスイッチレバーとしては、図
7に示すようなワイパレバーがある。このワイパレバー
は、自由端側にシャフト1Aが突設され且つ基端部側が
ステアリング・コラム側に取り付けられるレバー本体1
と、ボリューム基板2と、このボリューム基板2に摺接
するロータリ接点3と、このロータリ接点3が一方の端
面側に固定されたINT(間欠)/VOL(ボリュー
ム)ノブ4と、このINT/VOLノブ4にスプリング
5および鋼球6を介して摺接する中間ノブ7と、この中
間ノブ7に固定された接点基板8と、この接点基板8に
摺接するロータリ接点9と、このロータリ接点9を保持
する接点ホルダ10と、スプリング11および鋼球12
を介して接点ホルダ10に組み付けらるノブ13とから
大略構成されている。
【0003】上記したレバー本体1のシャフト1Aに
は、ボリューム基板2と、ロータリ接点3と、INT/
VOLノブ4と、中間ノブ7と、接点基板8と、ロータ
リ接点9と、接点ホルダ10と、ノブ13とが嵌合して
いる。また、ボリューム基板2および接点基板8にはそ
れぞれハーネス(電線)14,15が接続されている。
これらのハーネス14,15は、INT/VOLノブ
4、中間ノブ7、レバー本体1の中を通ってスプリング
・コラム側に向けて配索されている。
は、ボリューム基板2と、ロータリ接点3と、INT/
VOLノブ4と、中間ノブ7と、接点基板8と、ロータ
リ接点9と、接点ホルダ10と、ノブ13とが嵌合して
いる。また、ボリューム基板2および接点基板8にはそ
れぞれハーネス(電線)14,15が接続されている。
これらのハーネス14,15は、INT/VOLノブ
4、中間ノブ7、レバー本体1の中を通ってスプリング
・コラム側に向けて配索されている。
【0004】このような構成のワイパレバーでは、ステ
アリング・コラムに組み付けられた状態で、自由端側に
位置するINT/VOLノブ4や、ノブ13をそれぞれ
回動操作することにより、ワイパ装置のオン・オフやワ
イパの強弱や間欠動作の切り換えなどを行うことができ
る。また、ワイパレバー以外のコラムスイッチレバーと
しては、ヘッドライトのオン・オフの切り換えを行うも
のなどがある。これらのコラムスイッチレバーは、共通
してレバー本体と回動操作を行うためのノブ部分とを有
している。
アリング・コラムに組み付けられた状態で、自由端側に
位置するINT/VOLノブ4や、ノブ13をそれぞれ
回動操作することにより、ワイパ装置のオン・オフやワ
イパの強弱や間欠動作の切り換えなどを行うことができ
る。また、ワイパレバー以外のコラムスイッチレバーと
しては、ヘッドライトのオン・オフの切り換えを行うも
のなどがある。これらのコラムスイッチレバーは、共通
してレバー本体と回動操作を行うためのノブ部分とを有
している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記した従来のワイパ
レバーにおいては、最小組み付け単位が、レバー本体
1、ボリューム基板2、ロータリ接点3、INT/VO
Lノブ4、スプリング5、鋼球6、中間ノブ7、接点基
板8、ロータリ接点9、接点ホルダ10、スプリング1
1、鋼球12、ノブ13を組み付けてなるレバー組み付
け体である。このようなワイパレバーでは、レバー本体
1のシャフト1Aに、ボリューム基板2、ロータリ接点
3、INT/VOLノブ4、中間ノブ7、接点基板8、
ロータリ接点9、接点ホルダ10、ノブ13を嵌合しな
い限り、これら部分は分離・独立した状態であるためま
とまりを欠くものであり、組み付け単位当たりの部品点
数が多くなるという不都合があった。このため、ワイパ
レバーの組み付け工程上の管理が難しくなるという問題
点あった。従来のワイパレバーでは、このように組み付
け工程上の管理が煩雑となるため、生産性が低いという
問題点があった。これは、ヘッドライトのオン・オフの
切り換えなどを行う、同軸的に配置された複数のノブ部
を有する、他のコラムスイッチレバーにおいても同様で
あった。
レバーにおいては、最小組み付け単位が、レバー本体
1、ボリューム基板2、ロータリ接点3、INT/VO
Lノブ4、スプリング5、鋼球6、中間ノブ7、接点基
板8、ロータリ接点9、接点ホルダ10、スプリング1
1、鋼球12、ノブ13を組み付けてなるレバー組み付
け体である。このようなワイパレバーでは、レバー本体
1のシャフト1Aに、ボリューム基板2、ロータリ接点
3、INT/VOLノブ4、中間ノブ7、接点基板8、
ロータリ接点9、接点ホルダ10、ノブ13を嵌合しな
い限り、これら部分は分離・独立した状態であるためま
とまりを欠くものであり、組み付け単位当たりの部品点
数が多くなるという不都合があった。このため、ワイパ
レバーの組み付け工程上の管理が難しくなるという問題
点あった。従来のワイパレバーでは、このように組み付
け工程上の管理が煩雑となるため、生産性が低いという
問題点があった。これは、ヘッドライトのオン・オフの
切り換えなどを行う、同軸的に配置された複数のノブ部
を有する、他のコラムスイッチレバーにおいても同様で
あった。
【0006】そこで、本発明は、前記した課題を解決す
べくなされたものであり、組み付け工程における生産性
を向上できるコラムスイッチレバーを提供することを目
的とする。
べくなされたものであり、組み付け工程における生産性
を向上できるコラムスイッチレバーを提供することを目
的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、レバ
ー本体の自由端側に、該レバー本体に対して同軸的に回
動操作される複数のノブを有するコラムスイッチレバー
において、前記レバー本体を備えるレバーユニットと、
前記複数のノブを備えるノブユニットとを結合させるこ
とにより組み付けられることを特徴とする。
ー本体の自由端側に、該レバー本体に対して同軸的に回
動操作される複数のノブを有するコラムスイッチレバー
において、前記レバー本体を備えるレバーユニットと、
前記複数のノブを備えるノブユニットとを結合させるこ
とにより組み付けられることを特徴とする。
【0008】このコラムスイッチレバーでは、レバーユ
ニットとノブユニットとでコラムスイッチレバーのそれ
ぞれの構成ユニット当たりの部品点数を削減すること
で、組み付け工程における部品管理の煩雑さを回避で
き、生産性を向上することができる。特に、組み付け工
程においては、レバー本体を含む部品群でなるレバーユ
ニットと、複数のノブを含む部品群でなるノブユニット
とを作り置きしておくことにより、簡単な組み付け作業
を行うことが可能となり、組み付けを迅速かつ効率よく
行うことができる。
ニットとノブユニットとでコラムスイッチレバーのそれ
ぞれの構成ユニット当たりの部品点数を削減すること
で、組み付け工程における部品管理の煩雑さを回避で
き、生産性を向上することができる。特に、組み付け工
程においては、レバー本体を含む部品群でなるレバーユ
ニットと、複数のノブを含む部品群でなるノブユニット
とを作り置きしておくことにより、簡単な組み付け作業
を行うことが可能となり、組み付けを迅速かつ効率よく
行うことができる。
【0009】請求項2の発明は、請求項1記載のコラム
スイッチレバーであって、前記レバーユニットは前記レ
バー本体の自由端部にボリューム基板が配置されてな
り、前記ノブユニットは一端側に突出するシャフトを有
する中間ノブにボリューム調整ノブが配置され、該中間
ノブの他端側にモード切り換え用の接点板が配置され、
且つ該接点板の他端側にシャフトが形成され、このシャ
フトに該接点板と摺接するロータリ接点が固定されたモ
ード切り換えノブが回動可能に設けられており、前記レ
バーユニットと前記ノブユニットとが前記レバー本体と
前記中間ノブとを係合させることにより組み付けられる
ことを特徴とする。
スイッチレバーであって、前記レバーユニットは前記レ
バー本体の自由端部にボリューム基板が配置されてな
り、前記ノブユニットは一端側に突出するシャフトを有
する中間ノブにボリューム調整ノブが配置され、該中間
ノブの他端側にモード切り換え用の接点板が配置され、
且つ該接点板の他端側にシャフトが形成され、このシャ
フトに該接点板と摺接するロータリ接点が固定されたモ
ード切り換えノブが回動可能に設けられており、前記レ
バーユニットと前記ノブユニットとが前記レバー本体と
前記中間ノブとを係合させることにより組み付けられる
ことを特徴とする。
【0010】このコラムスイッチレバーでは、請求項1
の発明の作用に加えて、レバー本体の自由端部にボリュ
ーム基板が配置され、このボリューム基板に摺接するボ
リューム調整ノブと、接点板と中間ノブに組み付けら
れ、該接点板の他端側のシャフトにロータリ接点が固定
されたモード切り換えノブが回動可能に設けられ、コラ
ムスイッチレバーの本体を構成するレバーユニットと、
操作部を構成するノブユニットとそれぞれ簡単に組み付
け易い部品点数で構成している。また、本発明では、レ
バーユニットとノブユニットとがレバー本体と中間ノブ
とを係合させることにより組み付けられるという作用が
ある。
の発明の作用に加えて、レバー本体の自由端部にボリュ
ーム基板が配置され、このボリューム基板に摺接するボ
リューム調整ノブと、接点板と中間ノブに組み付けら
れ、該接点板の他端側のシャフトにロータリ接点が固定
されたモード切り換えノブが回動可能に設けられ、コラ
ムスイッチレバーの本体を構成するレバーユニットと、
操作部を構成するノブユニットとそれぞれ簡単に組み付
け易い部品点数で構成している。また、本発明では、レ
バーユニットとノブユニットとがレバー本体と中間ノブ
とを係合させることにより組み付けられるという作用が
ある。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るコラムスイッ
チレバーの詳細を図1〜図6に示す実施形態に基づいて
説明する。図1は本発明に係るコラムスイッチレバーを
ワイパレバーに適用した実施形態を示す斜視図、図2は
ワイパレバーの分解斜視図、図3はワイパレバーの断面
図、図4は半分解状態を示す斜視図、図5は半分解状態
を示す断面図、図6は図5のA−A断面図である。
チレバーの詳細を図1〜図6に示す実施形態に基づいて
説明する。図1は本発明に係るコラムスイッチレバーを
ワイパレバーに適用した実施形態を示す斜視図、図2は
ワイパレバーの分解斜視図、図3はワイパレバーの断面
図、図4は半分解状態を示す斜視図、図5は半分解状態
を示す断面図、図6は図5のA−A断面図である。
【0012】図1に示すように、本実施形態のワイパレ
バー20は、基端部が図示しないステアリング・コラム
に支持されるレバー本体21の自由端側に、ボリューム
調整ノブとしてのINT(間欠)/VOL(ボリュー
ム)ノブ22と、モード切り換えノブ23とを備えてい
る。また、図4および図5に示すように、本実施形態の
ワイパレバー20は、組み立て工程において、レバー本
体21を備えるレバーユニットU1と、INT/VOL
ノブ22およびモード切り換えノブ23を備えるノブユ
ニットU2とを嵌合操作するようになっている。
バー20は、基端部が図示しないステアリング・コラム
に支持されるレバー本体21の自由端側に、ボリューム
調整ノブとしてのINT(間欠)/VOL(ボリュー
ム)ノブ22と、モード切り換えノブ23とを備えてい
る。また、図4および図5に示すように、本実施形態の
ワイパレバー20は、組み立て工程において、レバー本
体21を備えるレバーユニットU1と、INT/VOL
ノブ22およびモード切り換えノブ23を備えるノブユ
ニットU2とを嵌合操作するようになっている。
【0013】次に、図1〜図6を用いて、本実施形態の
ワイパレバー20の構成と、構成部品どうしの関係を詳
細に説明する。
ワイパレバー20の構成と、構成部品どうしの関係を詳
細に説明する。
【0014】まず、レバーユニットU1の構成を説明す
る。レバー本体21は、図3および図5に示すように、
軸方向に沿って貫通空間21Aを有する筒体でなる。こ
のレバー本体21の基端部には、図示しないステアリン
グ・コラム側に支持される、取付け部21Bが形成され
ている(図1〜図5参照)。また、レバー本体21の自
由端部には、一対の係合片24,24が軸方向に沿って
突設されている。レバー本体21の自由端側の開口部に
は、図2,図3および図5に示すように、環状のボリュ
ーム基板25が回転不能に収納・支持される。このボリ
ューム基板25の表面には、図示しない一対のボリュー
ム電極パターンが形成されており、これらボリューム電
極パターンのそれぞれにハーネス(電線)26が接続さ
れている。これらハーネス26,26は、レバー本体2
1の貫通空間21Aに挿通され、レバー本体21の基端
側から取り出され、基端側から取り出された端子部26
A,26Aがステアリング・コラム側に配された被接続
部と接続される。なお、図5に示すように、レバー本体
21の自由端側の開口部には、後述する中間ノブ30の
シャフト30Aを回転不能に嵌合・支持するシャフト収
納部21Cが形成されている。
る。レバー本体21は、図3および図5に示すように、
軸方向に沿って貫通空間21Aを有する筒体でなる。こ
のレバー本体21の基端部には、図示しないステアリン
グ・コラム側に支持される、取付け部21Bが形成され
ている(図1〜図5参照)。また、レバー本体21の自
由端部には、一対の係合片24,24が軸方向に沿って
突設されている。レバー本体21の自由端側の開口部に
は、図2,図3および図5に示すように、環状のボリュ
ーム基板25が回転不能に収納・支持される。このボリ
ューム基板25の表面には、図示しない一対のボリュー
ム電極パターンが形成されており、これらボリューム電
極パターンのそれぞれにハーネス(電線)26が接続さ
れている。これらハーネス26,26は、レバー本体2
1の貫通空間21Aに挿通され、レバー本体21の基端
側から取り出され、基端側から取り出された端子部26
A,26Aがステアリング・コラム側に配された被接続
部と接続される。なお、図5に示すように、レバー本体
21の自由端側の開口部には、後述する中間ノブ30の
シャフト30Aを回転不能に嵌合・支持するシャフト収
納部21Cが形成されている。
【0015】次に、ノブユニットU2の構成について説
明する。図2に示すように、ノブユニットU2は、環状
のロータリ接点27と、このロータリ接点27が一端面
側に固定される略筒状のINT/VOLノブ22と、こ
のINT/VOLノブ22が他端面側からシャフト30
Aに対してスプリング28および鋼球29を介して嵌合
される中間ノブ30と、この中間ノブ30内に挿通され
るハーネス(電線)31が接続されたモード切り換え用
の接点板32と、この接点板32の前端に軸方向へ突設
されたシャフト32Aに嵌合するロータリ接点33と、
このロータリ接点33が固定されるモード切り換えノブ
23と、このモード切り換えノブ23にスプリング34
および鋼球35を介して嵌合される節度板36と、モー
ド切り換えノブ23の端部に係合されるキャップ37と
からなる。
明する。図2に示すように、ノブユニットU2は、環状
のロータリ接点27と、このロータリ接点27が一端面
側に固定される略筒状のINT/VOLノブ22と、こ
のINT/VOLノブ22が他端面側からシャフト30
Aに対してスプリング28および鋼球29を介して嵌合
される中間ノブ30と、この中間ノブ30内に挿通され
るハーネス(電線)31が接続されたモード切り換え用
の接点板32と、この接点板32の前端に軸方向へ突設
されたシャフト32Aに嵌合するロータリ接点33と、
このロータリ接点33が固定されるモード切り換えノブ
23と、このモード切り換えノブ23にスプリング34
および鋼球35を介して嵌合される節度板36と、モー
ド切り換えノブ23の端部に係合されるキャップ37と
からなる。
【0016】上記したロータリ接点27は、INT/V
OLノブ22におけるボリューム基板25と対向する端
面に、例えば加締め手段などにより固定される。また、
図6に示すように、中間ノブ30のシャフト30Aは、
INT/VOLノブ22を貫通して突出するような寸法
に設定されている。このシャフト30Aは、略角柱形状
であり、上記したレバー本体21のシャフト収納部21
C(図5参照)に密に嵌合してレバー本体21に対して
相対回転を行わないようになっている。中間ノブ30の
シャフト30Aの基部には、上記したレバー本体21の
係合片24,24と係合する係合部材30B,30Bが
形成されている。また、INT/VOLノブ22におけ
るロータリ接点27が固定される端面には、上記したレ
バー本体21の係合片24,24がそれぞれ挿入される
切り欠き22A,22Aが形成されている。なお、この
切り欠き22Aは、係合片24の幅寸法よりも長く設定
され、INT/VOLノブ22が所定の角度だけ回動で
きるように設定されている。さらに、図6に示すよう
に、INT/VOLノブ22には、スプリング28と鋼
球29を収納する凹部が形成されている。この凹部にス
プリング28と鋼球29を収納した状態で、スプリング
28を圧縮するように中間ノブ30とINT/VOLノ
ブ22との端面どうしが近接するように嵌合させる。
OLノブ22におけるボリューム基板25と対向する端
面に、例えば加締め手段などにより固定される。また、
図6に示すように、中間ノブ30のシャフト30Aは、
INT/VOLノブ22を貫通して突出するような寸法
に設定されている。このシャフト30Aは、略角柱形状
であり、上記したレバー本体21のシャフト収納部21
C(図5参照)に密に嵌合してレバー本体21に対して
相対回転を行わないようになっている。中間ノブ30の
シャフト30Aの基部には、上記したレバー本体21の
係合片24,24と係合する係合部材30B,30Bが
形成されている。また、INT/VOLノブ22におけ
るロータリ接点27が固定される端面には、上記したレ
バー本体21の係合片24,24がそれぞれ挿入される
切り欠き22A,22Aが形成されている。なお、この
切り欠き22Aは、係合片24の幅寸法よりも長く設定
され、INT/VOLノブ22が所定の角度だけ回動で
きるように設定されている。さらに、図6に示すよう
に、INT/VOLノブ22には、スプリング28と鋼
球29を収納する凹部が形成されている。この凹部にス
プリング28と鋼球29を収納した状態で、スプリング
28を圧縮するように中間ノブ30とINT/VOLノ
ブ22との端面どうしが近接するように嵌合させる。
【0017】中間ノブ30には、図2〜図5に示すよう
に、軸方向に連通空間30Dが形成されている。また、
図3〜図6に示すように、この連通空間30Dには、接
点板32に接続されたハーネス31が挿通される。接点
板32は中間ノブ30と同軸の回転体形状であり、この
中間ノブ30に一方の端面側から回転不能となるように
嵌合されている。また、接点板32に突設されたシャフ
ト32Aには、この接点板32の接点電極(図示省略す
る)に摺接するロータリ接点33が嵌合する。
に、軸方向に連通空間30Dが形成されている。また、
図3〜図6に示すように、この連通空間30Dには、接
点板32に接続されたハーネス31が挿通される。接点
板32は中間ノブ30と同軸の回転体形状であり、この
中間ノブ30に一方の端面側から回転不能となるように
嵌合されている。また、接点板32に突設されたシャフ
ト32Aには、この接点板32の接点電極(図示省略す
る)に摺接するロータリ接点33が嵌合する。
【0018】ロータリ接点33は、接点板32のシャフ
ト32Aに嵌合するモード切り換えノブ23の端面に例
えば加締め手段により固定されている。接点板32のシ
ャフト32Aは、モード切り換えノブ23を貫通して突
出する長さ寸法に設定されている。そして、モード切り
換えノブ23を嵌合した状態で、モード切り換えノブ2
3から突出するシャフト32Aの先端側には節度板36
が固定される。なお、この節度板36をシャフト32A
に嵌合・固定するに際し、図3および図5に示すよう
に、モード切り換えノブ23との間にスプリング34お
よび鋼球35が介在される。このため、組み付け状態で
は、モード切り換えノブ23はシャフト32Aに固定さ
れた節度板36との間に介在されたスプリング34で付
勢される。このため、ロータリ接点33が接点板32の
接点電極に所定の接触圧をもって摺接するようになって
いる。さらに、キャップ37がモード切り換えノブ23
の端面に係合して開口部を塞ぐようになっている。
ト32Aに嵌合するモード切り換えノブ23の端面に例
えば加締め手段により固定されている。接点板32のシ
ャフト32Aは、モード切り換えノブ23を貫通して突
出する長さ寸法に設定されている。そして、モード切り
換えノブ23を嵌合した状態で、モード切り換えノブ2
3から突出するシャフト32Aの先端側には節度板36
が固定される。なお、この節度板36をシャフト32A
に嵌合・固定するに際し、図3および図5に示すよう
に、モード切り換えノブ23との間にスプリング34お
よび鋼球35が介在される。このため、組み付け状態で
は、モード切り換えノブ23はシャフト32Aに固定さ
れた節度板36との間に介在されたスプリング34で付
勢される。このため、ロータリ接点33が接点板32の
接点電極に所定の接触圧をもって摺接するようになって
いる。さらに、キャップ37がモード切り換えノブ23
の端面に係合して開口部を塞ぐようになっている。
【0019】レバーユニットU1とノブユニットU2と
を組み付けるには、図4および図5に示すように、ノブ
ユニットU2側のハーネス31をレバーユニットU1側
の連通空間を介して基端部側へ挿通するとともに、中間
ノブ30のシャフト30Aをレバー本体21のシャフト
収納部21Cに嵌合して、係合片24と係合部材30B
とを係合することにより組み付けが完了する。
を組み付けるには、図4および図5に示すように、ノブ
ユニットU2側のハーネス31をレバーユニットU1側
の連通空間を介して基端部側へ挿通するとともに、中間
ノブ30のシャフト30Aをレバー本体21のシャフト
収納部21Cに嵌合して、係合片24と係合部材30B
とを係合することにより組み付けが完了する。
【0020】本実施形態では、図4および図5に示すよ
うに、ワイパレバーをレバーユニットU1とノブユニッ
トU2との単位でそれぞれ作り置きが可能となり、生産
性を向上することができる。
うに、ワイパレバーをレバーユニットU1とノブユニッ
トU2との単位でそれぞれ作り置きが可能となり、生産
性を向上することができる。
【0021】以上、本発明に係るコラムスイッチレバー
をワイパレバーに適用した実施形態について説明した
が、本発明は勿論これに限定されるものではなく、構成
の要旨に付随する各種の設計変更が可能である。例え
ば、ヘッドライト操作用レバーなどに本発明を適用する
ことも可能である。また、上記した実施形態では、ノブ
部分としてINT/VOLノブ22とモード切り換えノ
ブ23とを備える構成としたが、複数のノブ部分を有す
るレバーであれば、他の機能用ノブを有する構成として
も勿論よい。
をワイパレバーに適用した実施形態について説明した
が、本発明は勿論これに限定されるものではなく、構成
の要旨に付随する各種の設計変更が可能である。例え
ば、ヘッドライト操作用レバーなどに本発明を適用する
ことも可能である。また、上記した実施形態では、ノブ
部分としてINT/VOLノブ22とモード切り換えノ
ブ23とを備える構成としたが、複数のノブ部分を有す
るレバーであれば、他の機能用ノブを有する構成として
も勿論よい。
【0022】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、請求項
1の発明によれば、レバーユニットとノブユニットとで
コラムスイッチレバーのそれぞれの構成ユニット当たり
の部品点数を削減することで、組み付け工程における部
品管理の煩雑さを回避でき、生産性を向上するという効
果がある。特に、本発明によれば、組み付け工程におい
てレバー本体を含む部品群でなるレバーユニットと、複
数のノブを含む部品群でなるノブユニットとを作り置き
しておくことにより、簡単な組み付け作業を行うことが
可能となり、組み付けを迅速かつ効率よく行うことがで
きる。
1の発明によれば、レバーユニットとノブユニットとで
コラムスイッチレバーのそれぞれの構成ユニット当たり
の部品点数を削減することで、組み付け工程における部
品管理の煩雑さを回避でき、生産性を向上するという効
果がある。特に、本発明によれば、組み付け工程におい
てレバー本体を含む部品群でなるレバーユニットと、複
数のノブを含む部品群でなるノブユニットとを作り置き
しておくことにより、簡単な組み付け作業を行うことが
可能となり、組み付けを迅速かつ効率よく行うことがで
きる。
【0023】また、請求項2の発明によれば、請求項1
の発明の効果に加えて、レバーユニットとノブユニット
とがレバー本体と中間ノブとを係合させるという簡単な
操作で組み付けられるため、組み付け作業を容易かつ確
実に行うことができるという効果がある。
の発明の効果に加えて、レバーユニットとノブユニット
とがレバー本体と中間ノブとを係合させるという簡単な
操作で組み付けられるため、組み付け作業を容易かつ確
実に行うことができるという効果がある。
【図1】本発明に係るコラムスイッチレバーの実施形態
を示す斜視図である。
を示す斜視図である。
【図2】実施形態の分解斜視図である。
【図3】実施形態の断面図である。
【図4】実施形態の半分解状態を示す斜視図である。
【図5】実施形態の半分解状態を示す断面図である。
【図6】図5のA−A断面図である。
【図7】従来のコラムスイッチレバーを示す分解斜視図
である。
である。
20 ワイパレバー(コラムスイッチレバー) 21 レバー本体 22 INT/VOLノブ(ボリューム調整ノブ) 23 モード切り換えノブ(ノブ) 25 ボリューム基板 30 中間ノブ 30A シャフト 32 接点板 32A シャフト 33 ロータリ接点 U1 レバーユニット U2 ノブユニット
Claims (2)
- 【請求項1】 レバー本体の自由端側に、該レバー本体
に対して同軸的に回動操作される複数のノブを有するコ
ラムスイッチレバーにおいて、 前記レバー本体を備えるレバーユニットと、前記複数の
ノブを備えるノブユニットとを結合させることにより組
み付けられることを特徴とするコラムスイッチレバー。 - 【請求項2】 請求項1記載のコラムスイッチレバーで
あって、 前記レバーユニットは前記レバー本体の自由端部にボリ
ューム基板が配置されてなり、 前記ノブユニットは一端側に突出するシャフトを有する
中間ノブにボリューム調整ノブが配置され、該中間ノブ
の他端側にモード切り換え用の接点板が配置され、且つ
該接点板の他端側にシャフトが形成され、このシャフト
に該接点板と摺接するロータリ接点が固定されたモード
切り換えノブが回動可能に設けられており、 前記レバーユニットと前記ノブユニットとが前記レバー
本体と前記中間ノブとを係合させることにより組み付け
られることを特徴とするコラムスイッチレバー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11155372A JP2000348575A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | コラムスイッチレバー |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11155372A JP2000348575A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | コラムスイッチレバー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000348575A true JP2000348575A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15604502
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11155372A Abandoned JP2000348575A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | コラムスイッチレバー |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000348575A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN105761979A (zh) * | 2016-04-28 | 2016-07-13 | 句容华源电器设备有限公司 | 一种绝缘拉杆辅助安装装夹系统 |
CN105761980A (zh) * | 2016-04-29 | 2016-07-13 | 句容华源电器设备有限公司 | 一种方便绝缘拉杆安装的夹具 |
JP2016157614A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 株式会社東海理化電機製作所 | スイッチ装置 |
-
1999
- 1999-06-02 JP JP11155372A patent/JP2000348575A/ja not_active Abandoned
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016157614A (ja) * | 2015-02-25 | 2016-09-01 | 株式会社東海理化電機製作所 | スイッチ装置 |
US9997310B2 (en) | 2015-02-25 | 2018-06-12 | Kabushiki Kaisha Tokai Rika Denki Seisakusho | Switch device |
CN105761979A (zh) * | 2016-04-28 | 2016-07-13 | 句容华源电器设备有限公司 | 一种绝缘拉杆辅助安装装夹系统 |
CN105761980A (zh) * | 2016-04-29 | 2016-07-13 | 句容华源电器设备有限公司 | 一种方便绝缘拉杆安装的夹具 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20060216 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20060221 |
|
A762 | Written abandonment of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762 Effective date: 20060424 |