JP2000322982A - 車両用レバースイッチ - Google Patents

車両用レバースイッチ

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JP2000322982A
JP2000322982A JP11132241A JP13224199A JP2000322982A JP 2000322982 A JP2000322982 A JP 2000322982A JP 11132241 A JP11132241 A JP 11132241A JP 13224199 A JP13224199 A JP 13224199A JP 2000322982 A JP2000322982 A JP 2000322982A
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JP
Japan
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knob
contact plate
fixed
support shaft
hole
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Application number
JP11132241A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Yokoyama
敏明 横山
Takashi Sakamaki
高志 坂巻
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Niles Parts Co Ltd
Original Assignee
Niles Parts Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく、組付け作業の作業性が良
好な車両用レバースイッチを提供すること。 【構成】 車両用レバースイッチは、固定接点板27に
接触する可動接点板16を有する第1回動ノブ3と、接
点板29に接触する摺動接片21を有する第2回動ノブ
5と、前記第1回動ノブ3及び前記第2回動ノブ5を回
動自在に軸支した支軸2eを有するレバーガイド2と、
該レバーガイド2の開口部2fに挿着し、前記第1回動
ノブ3と共に回動する可動接点板16に接触する固定接
点板27と前記第2回動ノブ5と共に回動する摺動接片
21に電気的に接続する導電体8とを有するターミナル
ブロック15と、前記第1回動ノブ3と第2回動ノブ5
との間に介在すると共に前記支軸2eに軸止した固定ノ
ブ4と、で構成してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、自動車の
ターンシグナルスイッチ等のレバーの先端に回動ノブを
設置した車両用レバースイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の技術としては、例え
ば実用新案登第2566907号公報に開示された技術
がある。該技術は、レバーに2つの回動スイッチのノブ
を配設している。2つのノブを回動操作すると、可動接
点が基板に配設した固定接点に接離してスイッチが開閉
する。2つの基板は、各々のリード線により車体側に配
設した電源に接続されている。先端側の基板は、該基板
に半田付けしたリード線をレバーの先端から挿通して途
中からレバー外に配線している。また基端部側の基板
は、該基板に半田付けしたリード線をカバー内を挿通し
て電源等に接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来技術は、先端側の基板に接続するリード線をカバ
ーに内設したレバーを挿通して前記基板に半田付けして
いるので組付け作業の作業性が悪いという問題点があ
る。
【0004】本発明は、前記金属製のパイプでなるレバ
ー、及び該レバーを挿通して配線するリード線が不要
で、組付け作業の作業性が良好な車両用レバースイッチ
を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述した従来
の技術の問題点を解消すべく発明したものであり、請求
項1の発明は、固定接点板に接触する可動接点板を有す
る第1回動ノブと、接点板に接触する摺動接片を有する
第2回動ノブと、前記第1回動ノブ及び前記第2回動ノ
ブを回動自在に軸支した支軸を有するレバーガイドと、
該レバーガイドの開口部に挿着し、前記第1回動ノブと
共に回動する可動接点板に接触する固定接点板と前記第
2回動ノブと共に回動する摺動接片に電気的に接続する
導電体とを有するターミナルブロックと、前記第1回動
ノブと第2回動ノブとの間に介在すると共に前記支軸に
軸止した固定ノブと、で構成したことでなる。
【0006】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記ターミナルブロックが、前記支軸に嵌
合する孔を穿設すると共に、該支軸に沿って延出した導
電体を有し、前記接点板が、前記支軸を挿通する軸支穴
を有する基板に配設すると共に、前記軸支穴内に弾性片
を配設し、前記導電体が、前記基板を支軸に嵌合したと
きに前記弾性片を電気的に接続した構成でなる。
【0007】請求項3の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記支軸が、第1平面部と、該第1平面部
より幅が狭い第2平面部とを形成し、前記ターミナルブ
ロックが、前記導電体を第1平面部に被着し、かつ孔を
前記第1平面部に嵌合すると共に、前記導電体の先端部
位を第2平面部に配設し、前記接点板が、前記支軸を挿
通する前記軸支穴内に、前記導電体に圧接する弾性片を
配設した構成でなる。
【0008】請求項4の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記接点板が、前記基板に加締固定する固
定部と、前記摺動接片が接触する接点部と、前記基板の
軸支穴に配設した弾性片と、で構成してなる。
【0009】請求項5の発明は、前記請求項4記載の発
明において、前記接点板の弾性片が、前記基板の接点部
側から軸支穴を挿通して裏面側に突出して配設した構成
でなる。
【0010】請求項6の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記基板が、前記摺動接片に接触する部位
に抵抗体を配設し、該抵抗体が、前記基板の軸支穴を挿
通し、かつ前記導電体に圧接する弾性片を半田付けした
構成でなる。
【0011】請求項7の発明は、前記請求項5、又は6
記載の発明において、前記レバーガイドの支軸が、開口
部から突出した大径部と、該大径部の先端側に成形する
と共に該大径部より径が短い小径部とを有してなり、前
記大径部には、前記ターミナルブロック、及び第1回動
ノブを介し、かつ前記大径部に穿設した係合穴に固定ノ
ブの弾性係止片を係合することで、該固定ノブの大径部
に固定すると共に、前記第1回動ノブを回動自在に軸支
し、前記小径部には、基板を介し、かつ前記小径部の環
状溝に係止爪を係合することで、第2回動ノブを該小径
部に回動自在に係止した構成でなる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図1乃至図9に基づき本発
明の実施の形態を詳述する。1は、例えば、自動車のコ
ンビネーションスイッチのワイパウオッシャスイッチP
用の操作レバーである。以下、本発明の実施の形態にお
ける操作レバー1をワイパスイッチ用の操作部材として
詳述する。尚、前記操作レバー1は、ターンシグナルス
イッチ、及びディマスイッチ用の操作部材として使用し
てもよい。
【0013】前記操作レバー1は、図2に示すようにレ
バーガイド2と、第1回動ノブ3と、固定ノブ4と、第
2回動ノブ5と、でなる。該操作レバー1は、図1に示
すようにレバーガイド2の基端部2a側の先端に配設
し、節度ばね7に付勢された節度ピン8がケース9の内
壁に形成した節度溝9bに係合して所望のポジションに
支持されている。
【0014】該操作レバー1は、レバーガイド2の基端
部2aの両側面に形成した横軸2bを中心として矢印
A,B方向に揺動可能に軸支されている。該操作レバー
1を操作しないとき、該操作レバー1は、前記ケース9
の内壁に形成した節度溝9bにより矢印B方向に移動し
たOFF状態にある。該操作レバー1を矢印A方向に操
作すると、レバーガイド2が横軸2bを中心として矢印
A方向に揺動して、押圧部2cが可動接片10が固定接
点11に接触してワイパスイッチがONする。
【0015】該操作レバー1は、可動盤6の上下面に形
成した縦軸6aを中心として矢印C,D方向に揺動操作
可能に軸支されている。該操作レバー1は、矢印D方向
に操作した位置にあるとき、ワイパスイッチがワイパ停
止位置(OFF)のポジションにある。この位置から該
操作レバー1を矢印C方向に順次操作すると、可動盤6
の縦軸6aを中心として矢印C方向に揺動して、該可動
盤6の下面に配設した可動接片13が各々の固定接点1
4に順次に接触してワイパ間欠動作位置(INT)、ワ
イパ低速動作位置(LO)、ワイパ高速動作位置(H
I)に切り替わる。
【0016】該操作レバー1全体を操作ノブとするワイ
パウオッシャスイッチPは、図1に示すように操作レバ
ー1と、可動盤6と、節度ばね7と、節度ピン8と、ケ
ース9と、節度ばね12と、可動接片10,13と、固
定接点11,14と、極盤26と、で構成されたスイッ
チでなる。
【0017】前記レバーガイド2は、ケース9側の基端
部2aの先端面に前記節度ばね7及び節度ピン8を挿設
する盲孔2dを穿設している。該レバーガイド2は、基
端部2aの下面に接点ばね17を押圧する押圧部2cを
形成している。該レバーガイド2は、把手側に支軸2e
と略ラッパ状に開いた開口部2fとを形成している。該
レバーガイド2の前記支軸2eには、ターミナルブロッ
ク15、可動接点板16、接点ばね17、第1回動ノブ
3、固定ノブ4、基板20、第2回動ノブ5が嵌入され
る。
【0018】該レバーガイド2は、開口部2fから先端
側に、ターミナルブロック15、可動接点板16、接点
ばね17、第1回動ノブ3、節度ばね18、節度体1
9、固定ノブ4、基板20、摺動接片21、節度子2
2、節度ばね23、第2回動ノブ5、及びキャップ24
を設置している。前記レバーガイド2は、図3に示すよ
うに、下方部位にハーネス25を挿通する貫通穴2gを
穿設している。該貫通穴2gは、レバーガイド2の開口
部2f内から基端部2aの下方部位に連なる穴でなる。
【0019】前記横軸2bは、図2に示すように可動盤
6の左右側面に形成した弾性軸支片6bの軸穴にワンタ
ッチで軸支される。前記支軸2eは、略ラッパ状に開い
た開口部2fの中央からレバーガイド2に一体に突出形
成した略棒状の部材である。該支軸管2eは、上下面に
回動防止切欠部2h、両側面に係合穴2i、先端部に環
状溝2j、上下面に回動防止溝2kを形成している。
【0020】該支軸2eは、図4に示すようにターミナ
ルブロック15、第1回動ノブ3、及び固定ノブ4を配
設する大径部2mと、基板20、第2回動ノブ5、及び
キャップ24を配設する小径部2nと、でなる。
【0021】前記大径部2mには、第1回動ノブ3が所
望角度だけ回動自在に軸挿し、かつ第1回動ノブ3の開
口部2f側にターミナルブロック15が凸部15cを回
動防止溝2kに係合して固定され、第1回動ノブ3のキ
ャップ24側に固定ノブ4が遊動防止凸部4jを回動防
止切欠部2hに係合して固定される。
【0022】前記小径部2nには、第2回動ノブ5が所
望角度だけ回動自在に軸挿し、かつ第2回動ノブ5の固
定ノブ4側に基板20が接点板29を回動防止溝2kに
係合すると共に凸部20bを固定ノブ4の保持溝4gに
係合して固定され、第1回動ノブ3のキャップ24側に
固定ノブ4が遊動防止凸部4jを回動防止切欠部2hに
係合して固定される。
【0023】前記回動防止切欠部2h及び係合穴2i
は、図1、図7及び図8に示すように支軸2eの大径部
2mの固定ノブ4が嵌着される部位に形成している。前
記環状溝2jは、図1に示すように支軸2eの小径部2
nの先端部位に形成している。
【0024】前記回動防止溝2kは、図1に示すように
支軸2eの上下面に、中心線に沿って形成したキー溝形
状のものでなる。該回動防止溝2kは、支軸2eに嵌入
したターミナルブロック15の凸部15cと固定ノブ4
の遊動防止凸部4jとを係合させて該ターミナルブロッ
ク15及び固定ノブ4の回転を阻止し、かつ導電体28
及び接点板29を配置するための溝である。該回動防止
溝2kの底面は、図3及び図5に示すように第1平面部
2pと、第2平面部2qとを連続形成してなる。
【0025】前記第1平面部2pには、図3に示すよう
に導電体28と、ターミナルブロック15の凸部15c
と、固定ノブ4の遊動防止凸部4jとが係合する溝で、
大径部2mの上下面に形成した回動防止溝2kの底面で
なる。
【0026】前記第2平面部2qは、図3に示すように
前記第1平面部2pより支軸2eの中心線寄りに深く形
成して、前記第1平面部2pとの間には段差がある。該
第2平面部2qは、前記導電体28と、基板20の接点
板29とが係合する溝で、前記大径部2mの先端部位か
ら小径部2nの先端まで形成している。第2平面部2q
における導電体28は、図5に示すように第2平面部2
qが第1平面部2pより支軸2eの中心線に寄った位置
に形成して段差があり、弾性を有する。
【0027】前記接点板29は、弾性を有する2本の金
属製導電板でなり、基板20に加締固定される。各接点
板29は、一端部に基板20に加締固定する固定部29
a、中央部位に摺動接片21に接触する接点部29b、
他端部に導電体28に圧接する弾性片29cを形成して
いる。前記導電体28は、回動防止溝2kに係合させ
て、基板20の軸支穴20aに支軸2eを嵌入すること
で、該導電体28が回動防止溝2kに案内されて所定位
置で係合して、導電体28の先端部位と基板20の接点
板29とが互いに圧接して電気的に接続される。
【0028】前記レバーガイド2のケース9側には、可
動盤6を配設している。該可動盤6は、前記可動接片1
0及び固定接点14を盤面26b上に配設した極盤26
と、該極盤26の上側に係合するケース9との中のスペ
ースに配設される。該可動盤6は、上面に形成した縦軸
6aをケース9の軸穴9aに軸合させ、下面に形成した
軸(図示せず)を極盤26の軸穴26aに軸合して、レ
バーガイド2と共に矢印C,D方向に回動する。該可動
盤6は、中央部にレバーガイド2の基端部2aを矢印
A,Bの上下方向に揺動自在に挿入する貫通孔6cを穿
設している。該可動盤6は、下面に節度ばね12を介し
てワイパスイッチ用の可動接片13を配設している。
【0029】前記ターミナルブロック15は、支軸2e
を挿通する孔15aを有する略ドーナツ型の部材に、固
定接点板27と導電体28とを樹脂でインサート成形し
たものである。該ターミナルブロック15は、レバーガ
イド2の開口部2fに嵌合すると共に、外周部に形成し
た切欠部15bを開口部2f内に形成した凸部(図示せ
ず)に係合し、かつ孔15a内に形成した凸部15cを
支軸2eの回動防止溝2kに係合している。
【0030】該ターミナルブロック15は、開口部2f
側に固定接点板27と導電体28を突出してハーネス2
5に半田付けしている。該ターミナルブロック15は、
第1回動ノブ3側に可動接点板16に接触する固定接点
板27と、後述する基板20の接点板29に接続する前
記導電体28と、該2つの導電体28を支持する2つの
突片15dとを有する。
【0031】前記固定接点板27は、例えば複数の導線
性金属板からなり、一端部をターミナルブロック15の
可動接点板16側に面に露出し、他端部を開口部2f側
に突出している。
【0032】前記導電体28は、例えば2本の導線性金
属板ばね材からなり、図3及び図5に示すように一端部
を支軸2eの回動防止溝2kに沿って基板20の接点板
29まで伸ばして接触させ、他端部を開口部2f側に突
出している。尚、前記固定接点板27及び導電体28
は、ターミナルブロック15に加締め固定してもよい。
【0033】前記可動接点板16は、リヤウオッシャワ
イパスイッチ用の略リング状の接点で、図3に示すよう
に左右に第1回動ノブ3の爪3aに係止する係止片16
aを形成している。該可動接点板16は、接点ばね17
を介して第1回動ノブ3に係止し、該第1回動ノブ3と
共に回動して、ターミナルブロック15の固定接点板2
7に接離する。
【0034】第1回動ノブ3は、例えばリヤウインドの
ウオッシャとワイワ動作を行うためのリヤウオッシャワ
イパスイッチの操作ノブである。該第1回動ノブ3は、
停止位置(OFF)から例えば矢印E方向に回動操作す
ると、リヤワイパウオッシャ動作位置(WASH)に切
り替わり、該第1回動ノブ3から手を離すと節度溝4c
に圧接した節度体19により元の停止位置(OFF)に
自動復帰する。
【0035】該第1回動ノブ3は、停止位置(OFF)
から例えば矢印F方向に順次回動操作すると、リヤワイ
パ間欠動作位置(INT)、ワイパ動作位置(ON)、
リヤワイパウオッシャ動作位置(WASH)に切り替わ
る。
【0036】該第1回動ノブ3を操作ノブとするリヤワ
イパウオッシャスイッチQは、図1に示すようにターミ
ナルブロック15と、固定接点板27と、可動接点板1
6と、接点ばね17と、第1回動ノブ3と、節度ばね1
8と、節度体19と、固定ノブ4と、支軸2eと、で構
成されたスイッチでなる。
【0037】該第1回動ノブ3は、固定ノブ4の軸筒部
4aが挿入する孔3bを有する略ドーナツ型の操作部材
である。該第1回動ノブ3の先端側の表面には、図4に
示すように節度ばね18、及び節度体19を挿入する盲
孔3cを穿設している。前記節度体19は、ストッパ4
bの円周方向の両脇に形成した節度溝4cに圧接してい
る。前記盲孔3cの内側には、図4に示すように前記第
1回動ノブ3を回動操作したときに回動範囲規制部3d
がストッパ4bに衝当して、第1回動ノブ3の回動範囲
が一方のリヤウオッシャのポジションから他方のリヤウ
オッシャのポジションまでの範囲に規制される。
【0038】前記固定ノブ4は、軸筒部4aの第2回動
ノブ5側の開口端から内側に向けて、支軸2eの回動防
止溝2kに係合して該固定ノブ4の回動を阻止する遊動
防止凸部4jと、係合穴2iに係合する弾性係止片4d
と、を形成している。該弾性係止片4dは、図4及び図
8に示すように固定ノブ4を支軸2eに嵌入する係合穴
2iに係合して、該固定ノブ4を支軸2eに固定する。
【0039】該固定ノブ4の第1回動ノブ3側には、図
1に示すように、節度溝4cを有する円弧状突起と、ス
トッパ4bと、回動規制穴3eに爪が係合する係止片4
eと、を形成している。
【0040】該固定ノブ4の第2回動ノブ5側には、基
板20が嵌入する円筒部4fを形成している。該円筒部
4f内には、図4に示すように基板20の凸部20bが
係合する保持溝4gを形成している。該基板20は、外
周部を前記円筒部4f内に嵌入し、凸部20bを前記保
持溝4gに係合し、かつ軸支穴20aを支軸2eの小径
部2nに嵌入することで支持される。
【0041】前記円筒部4fの第2回動ノブ5側の端面
には、図3及び図8に示すように節度ばね23に付勢さ
れた節度子22が圧接する節度溝4hと、第2回動ノブ
5の回動範囲を規制する回動規制部5aに衝当するスト
ッパ4iと、を形成している。
【0042】前記基板20は、例えば操作レバー1を間
欠ワイパのポジションに揺動操作したときに、第2回動
ノブ5を回動操作して、ワイパの間欠作動する周期を調
整するワイパボリューム用の抵抗基板である。該基板2
0は、中央に軸支穴20a、外周部に保持溝4gに係合
する凸部20bを形成し、接点板29及び抵抗29eを
有する。該基板20は、図5及び図9に示すように2つ
の接点板29の接点部29bの間に、摺動接片21が摺
接する抵抗29eを印刷している。
【0043】尚、基板20は、第2回動ノブ5をワイパ
ボリューム以外の前照灯スイッチ等の回動スイッチとし
て使用する場合、前記抵抗29eを配設せず、かつ接点
部29bを複数配設するればよい。
【0044】該基板20に配設した接点板29に接続す
る摺動接片21は、導電性金属板ばね材でなる。該摺動
接片21は、図3に示すように第2回動ノブ5の盲孔5
bに挿入される舌片21aと、前記盲孔5bの内壁に圧
接する圧接凸部21bと、第2回動ノブ5の支持凸部5
cに嵌合する孔21cと、摺接部21dとを有する。
【0045】第2回動ノブ5は、ワイパボリュウム等の
回動スイッチの操作部材である。該第2回動ノブ5は、
図4に示すように軸穴5dのキャップ24側の開口端
に、爪5eを有する弾性係止片5fと、図3に示すガイ
ド突起5gとを形成している。該第2回動ノブ5は、略
半円形の軸穴5dを支軸2eに嵌入すると共に、弾性係
止片5fの爪5eが環状溝2jに係合することで、支軸
2eの先端に回動自在に軸支される。該第2回動ノブ5
は、先端側の開口端5hにキャップ24を挿入し、筒部
24aに穿設した孔24bを第2回動ノブ5の爪5eに
係合することで、該キャップ24を嵌着している。
【0046】該第2回動ノブ5を操作ノブとするワイパ
ボリュウムRは、図1に示すように基板20と、接点板
29と、摺動接片21と、節度子22と、節度ばね23
と、第2回動ノブ5と、支軸2eと、で構成される。
【0047】前記回動規制部5aは、図1に示すよう
に、固定ノブ4の円筒部4fに重なり合う縁5i内に形
成した円弧状の突起であり、ストッパ4iが衝当するこ
とで、第2回動ノブ5の回動範囲を限定する。
【0048】前記キャップ24は、第2回動ノブ5の開
口端5hに嵌入する筒部24aを有する蓋部材である。
該筒部24aは、上下外面を平らに形成すると共に、そ
の平らな面にガタ防止凸部24cを形成している。該ガ
タ防止凸部24cは、レール状に配置した2本の小さな
連山状の突起である。該ガタ防止凸部24cは、キャッ
プ24を開口端5hに嵌合すると、第2回動ノブ5の内
壁に圧接する。
【0049】本発明は、以上のような構成であり、次に
添付図面に基づき操作等を詳述する。まずハーネス25
の一端を、ターミナルブロック15にインサート成形し
た固定接点板27及び導電体28に半田付けし、他端を
レバーガイド2内を挿通して該レバーガイド2外に配線
する。
【0050】次にターミナルブロック15の孔15aを
支軸2eに嵌入すると共に、凸部15cを回動防止溝2
kに係合させる。更に該ターミナルブロック15をレバ
ーガイド2の開口部2fに挿入し、かつ切欠部15bを
前記開口部2f内の凸部に嵌入する。ターミナルブロッ
ク15は、切欠部15bが開口部2f内の凸部に嵌入
し、かつ凸部15cが回動防止溝2kに係合したこと
で、回動が阻止される。
【0051】前記ターミナルブロック15の凸部15c
の中心側に設置した導電体28は、図3及び図7に示す
ように回動防止溝2k内の第1平面部2pと、凸部15
cとの間に介在されて基端部が保持される。
【0052】次に接点ばね17を介して可動接点板16
を、第1回動ノブ3に係止する。第1回動ノブ3の孔3
bを支軸2eに挿入する。固定ノブ4の節度溝4cに、
節度ばね18及び節度体19を挿入する。固定ノブ4
は、軸筒部4aを第1回動ノブ3の孔3b、接点ばね1
7、可動接点板16、ターミナルブロック15を挿通し
て支軸2eに嵌入すると共に、係止片4eを回動規制穴
3eに係合し、かつ各々のストッパ4b間に回動範囲規
制部3dを係合する。前記節度溝4cには、節度体19
が圧接して、第1回動ノブ3を回動操作したとき、該第
1回動ノブ3に節度感が付与される。
【0053】軸筒部4aの内壁の遊動防止凸部4jは、
支軸2eの回動防止溝2kに嵌入して、固定ノブ4のガ
タ付き及び回動を防止する。弾性係止片4dは、図4及
び図8に示すように係合穴2iに係合して、固定ノブ4
が支軸2eから脱落することを阻止する。これにより、
固定ノブ4は、レバーガイド2の支軸2eに軸止され
る。
【0054】該固定ノブ4を支軸2eに固定したこと
で、前記第1回動ノブ3は、該支軸2eの軸方向に移動
することが阻止される。前記第1回動ノブ3は、回動範
囲規制部3dが各々のストッパ4b間に配設されたこと
で、該第1回動ノブ3を回動操作すると、回動範囲規制
部3dがストッパ4bに衝当して回動範囲が規制され
る。
【0055】固定ノブ4の保持溝4gに、基板20の凸
部20bを嵌入し、かつ軸支穴20a内の接点板29を
支軸2eの回動防止溝2kに嵌入して基板20を固定ノ
ブ4に嵌着する。すると、軸支穴20a内の上下に配設
した接点板29は、前記回動防止溝2kの第2平面部2
qの上下に設けた導電体28に圧接する。
【0056】摺動接片21の舌片21aを、図3に示す
ように第2回動ノブ5の盲孔5bに挿入し、かつ孔21
cを支持凸部5cに嵌合して、該摺動接片21を第2回
動ノブ5に固定する。該第2回動ノブ5に、節度ばね2
3及び節度子22を挿入する。
【0057】該第2回動ノブ5の軸穴5dを、支軸2e
に嵌入すると共に、縁5i内に円筒部4fを嵌入し、回
動規制部5aの間にストッパ4iを嵌入し、かつ節度子
22を節度溝4hに圧接させ、かつ係止爪5jを環状溝
2jに係合させる。これにより、第2回動ノブ5が支軸
2eに回動自在に軸支される。
【0058】第2回動ノブ5は、矢印G,H方向に回動
操作すると、回動規制部5aの側壁が固定ノブ4のスト
ッパ4iに衝当して回動規制部5の回動範囲が規制され
る。該第2回動ノブ5に配設した節度子22は、固定ノ
ブ4の節度溝4hに圧接して、該第2回動ノブ5を回動
操作したとき所望位置に保持すると共に節度感が得られ
る。
【0059】第2回動ノブ5の開口端5hは、キャップ
24を嵌着することで閉塞する。該キャップ24は、図
4に示すように筒部24aを開口端5hに挿入して、孔
24bを爪5eに係合して第2回動ノブ5に固定され
る。前記係止爪5jを有するガイド突起5gは、第2回
動ノブ5にキャップ24を嵌着したことで、ガイド突起
5gの外側に筒部24aが配置され、環状溝2jから係
止爪5jが離脱することを阻止し、支軸2eから第2回
動ノブ5が脱落することを防止する。
【0060】レバーガイド2は、基端部2aを可動盤6
の貫通孔6cに挿入し、横軸2bを弾性軸支片6bにワ
ンタッチで軸支する。該可動盤6の下面に節度ばね12
を介して可動接片13を係止する。前記レバーガイド2
の先端に節度ばね7及び節度ピン8を挿入し、ケース9
内の節度溝9bに圧接させると共に、可動盤6の縦軸6
aをケース9の軸穴9aに軸装し、ケース9と極盤26
とを組合わせる。
【0061】以上でレバースイッチの組付けが完了す
る。本発明に係る車両用レバースイッチは、基板20の
接点板29をターミナルブロック15の導電体28に接
触させることで、電気的に接続しているので、ターミナ
ルブロック15に対して基板20の接点板29を軸方向
に挿入することで接続することができ、組付け作業の作
業性がよく、半田付け作業が不要である。
【0062】支軸2eの先端に配設する第2回動ノブ5
は、軸穴5dを支軸2eに嵌入することで、係止爪5j
が環状溝2jに係合し、第2回動ノブ5を支軸2eにワ
ンタッチで回動自在に組付けができ、組付工数、及び部
品点数を削減できる。
【0063】前記操作レバー1は、ワイパスイッチがワ
イパ停止位置(OFF)のポジションにあるとき、矢印
D方向に操作した位置にある。。このワイパ停止位置
(OFF)から該操作レバー1を矢印C方向に順次操作
すると、可動盤6の縦軸6aをを中心として矢印C方向
に揺動して、該可動盤6の下面に配設した可動接片13
が各々の固定接点14に接触して順次にワイパ間欠動作
位置(INT)、ワイパ低速動作位置(LO)、ワイパ
高速動作位置(HI)に切り替わる。
【0064】前記操作レバー1がワイパ間欠動作位置
(INT)にあるとき、第2回動ノブ5のワイパボリュ
ームを回動操作すると、該第2回動ノブ5は、支軸2e
を中心として回転し、摺動接片21の摺接部21dが接
点板29の抵抗体でなる接点部29dに接触してワイパ
間欠動作の動作間隔を調整できる。第2回動ノブ5の回
動操作できる回動範囲は、該第2回動ノブ5を矢印G,
H方向に回動操作したときに回動規制部5aが固定ノブ
4のストッパ4iに衝当する位置までである。
【0065】前記操作レバー1は、手を離していると
き、ワイパウオッシャスイッチがOFFのポジションに
ある。該操作レバー1を矢印A方向に引き上げ操作する
と、レバーガイド2の押圧部2cが可動接片10を圧し
下げ固定接点11に接触して、ワイパウオッシャスイッ
チがONして、フロントガラスにウオッシャ液が噴射さ
れると共にワイパが2〜3回往復作動する。
【0066】また、第1回動ノブ3を、停止位置(OF
F)から例えば矢印E方向に回動操作すると、可動接点
板16がターミナルブロック15のリヤワイパウオッシ
ャ動作用の固定接点板27に接触して、リヤワイパウオ
ッシャスイッチがONして、リヤガラスにウオッシャ液
が噴射されると共にワイパが作動する。該第1回動ノブ
3から手を離すと節度溝4cに圧接した節度体19によ
り元の停止位置(OFF)に自動復帰する。
【0067】該第1回動ノブ3は、停止位置(OFF)
から例えば矢印F方向に順次回動操作すると、可動接点
板16がターミナルブロック15の各固定接点板27に
接触して、リヤワイパ間欠動作位置(INT)、ワイパ
動作位置(ON)、リヤワイパウオッシャ動作位置(W
ASH)に切り替わる。尚、リヤワイパウオッシャ動作
位置(WASH)にある前記第1回動ノブ3から手を離
すと節度溝4cに圧接した節度体19によりワイパ動作
位置(ON)に自動復帰する。
【0068】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、次のような効果がある。請求項1の発明は、固定
接点板に接触する可動接点板を有する第1回動ノブと、
接点板に接触する摺動接片を有する第2回動ノブと、前
記第1回動ノブ及び前記第2回動ノブを回動自在に軸支
した支軸を有するレバーガイドと、該レバーガイドの開
口部に挿着し、前記第1回動ノブと共に回動する可動接
点板に接触する固定接点板と前記第2回動ノブと共に回
動する摺動接片に電気的に接続する導電体とを有するタ
ーミナルブロックと、前記第1回動ノブと第2回動ノブ
との間に介在すると共に前記支軸に軸止した固定ノブ
と、なることで、導電体と接点板とをワンタッチで電気
的に接続でき、ターミナルブロックと基板とを接続する
リード線と、それを接続する半田付け作業が不要となり
組付工数を削減することができる。
【0069】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記ターミナルブロックが、前記支軸に嵌
合する孔を穿設すると共に、該支軸に沿って延出した導
電体を有し、前記接点板が、前記支軸を挿通する軸支穴
を有する基板に配設すると共に、前記軸支穴内に弾性片
を配設し、前記導電体が、前記基板を支軸に嵌合したと
きに前記弾性片を電気的に接続したことで、導電体と接
点板とをワンタッチで電気的に接続でき、組付け作業が
容易となる。
【0070】請求項3の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記支軸が、第1平面部と、該第1平面部
より幅が狭い第2平面部とを形成し、前記ターミナルブ
ロックが、前記導電体を第1平面部に被着し、かつ孔を
前記第1平面部に嵌合すると共に、前記導電体の先端部
位を第2平面部に配設し、前記接点板が、前記支軸を挿
通する前記軸支穴内に、前記導電体に圧接する弾性片を
配設したことで、ターミナルブロックの導電体と、基板
の接点板とを所定位置にワンタッチで固定し、電気的に
接続させることができる。
【0071】請求項4の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記接点板が、前記基板に加締固定する固
定部と、前記摺動接片が接触する接点部と、前記基板の
軸支穴に配設した弾性片と、でなることで、接点板を基
板に堅固できると共に、基板の軸支穴をレバーガイドの
支軸に軸合することで、簡単に導電体と接点板とを電気
的に接続することができる。
【0072】請求項5の発明は、前記請求項4記載の発
明において、前記接点板の弾性片が、前記基板の接点部
側から軸支穴を挿通して裏面側に突出して配設したこと
で、導電体と接点板との接触不良を防止することができ
る。
【0073】請求項6の発明は、前記請求項2記載の発
明において、前記基板が、前記摺動接片に接触する部位
に抵抗体を配設し、該抵抗体が、前記基板の軸支穴を挿
通し、かつ前記導電体に圧接する弾性片を半田付けした
ことで、前記抵抗体を前記導電体に容易に電気的に接続
することができる。
【0074】請求項7の発明は、前記請求項5、又は6
記載の発明において、前記レバーガイドの支軸が、開口
部から突出した大径部と、該大径部の先端側に成形する
と共に該大径部より径が短い小径部とを有してなり、前
記大径部には、前記ターミナルブロック、及び第1回動
ノブを介し、かつ前記大径部に穿設した係合穴に固定ノ
ブの弾性係止片を係合することで、該固定ノブの大径部
に固定すると共に、前記第1回動ノブを回動自在に軸支
し、前記小径部には、基板を介し、かつ前記小径部の環
状溝に係止爪を係合することで、第2回動ノブを該小径
部に回動自在に係止したことで、1つの支軸に2つの回
動する第1回動ノブと第2回動ノブを配設することがで
き、部品点数及び組付工数を削減でき、コストを低減さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図面であり、分解斜
視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す図面であり、操作レ
バーの要部拡大平面図である。
【図3】図2の矢視I−I線方向断面図である。
【図4】図3の矢視J−J線方向断面図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す図面であり、ターミ
ナルブロックの導電体と基板の接点板の接続関係を示す
要部拡大断面図である。
【図6】図3の矢視K−K線方向断面図である。
【図7】図3の矢視L−L線方向断面図である。
【図8】図3の矢視M−M線方向断面図である。
【図9】本発明の実施の形態を示す図面であり、基板の
拡大平面図である。
【符号の説明】
1 操作レバー 2 レバーガイド 2e 支軸 2f 開口部 2i 係合穴 2j 環状溝 2m 大径部 2n 小径部 2p 第1平面部 2q 第2平面部 3 第1回動ノブ 4 固定ノブ 4d 弾性係止片 5 第2回動ノブ 5j 係止爪 15 ターミナルブロック 15a 孔 16 可動接点板 20 基板 20a 軸支穴 21 摺動接片 27 固定接点板 28 導電体 29 接点板 29a 固定部 29b 接点部 29c 弾性片

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定接点板(27)に接触する可動接点
    板(16)を有する第1回動ノブ(3)と、 接点板(29)に接触する摺動接片(21)を有する第
    2回動ノブ(5)と、前記第1回動ノブ(3)及び前記
    第2回動ノブ(5)を回動自在に軸支した支軸(2e)
    を有するレバーガイド(2)と、 該レバーガイド(2)の開口部(2f)に挿着し、前記
    第1回動ノブ(3)と共に回動する可動接点板(16)
    に接触する固定接点板(27)と前記第2回動ノブ
    (5)と共に回動する摺動接片(21)に電気的に接続
    する導電体(28)とを有するターミナルブロック(1
    5)と、 前記第1回動ノブ(3)と第2回動ノブ(5)との間に
    介在すると共に前記支軸(2e)に軸止した固定ノブ
    (4)と、で構成したことを特徴とする車両用レバース
    イッチ。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記ターミナルブロック(15)は、前記支軸(2e)
    に嵌合する孔(15a)を穿設すると共に、該支軸(2
    e)に沿って延出した導電体(28)を有し、 前記接点板(29)は、前記支軸(2e)を挿通する軸
    支穴(20a)を有する基板(20)に配設すると共
    に、前記軸支穴(20a)内に弾性片(29c)を配設
    し、 前記導電体(28)は、前記基板(20)を支軸(2
    e)に嵌合したときに前記弾性片(29c)を電気的に
    接続したことを特徴とする車両用レバースイッチ。
  3. 【請求項3】 前記請求項2記載の発明において、 前記支軸(2e)は、第1平面部(2p)と、該第1平
    面部(2p)より幅が狭い第2平面部(2q)とを形成
    し、 前記ターミナルブロック(15)は、前記導電体(2
    8)を第1平面部(2p)に被着し、かつ孔(15a)
    を前記第1平面部(2p)に嵌合すると共に、前記導電
    体(28)の先端部位を第2平面部(2q)に配設し、 前記接点板(29)は、前記支軸(2e)を挿通する前
    記軸支穴(20a)内に、前記導電体(28)に圧接す
    る弾性片(29c)を配設したことを特徴とする車両用
    レバースイッチ。
  4. 【請求項4】 前記請求項2記載の発明において、 前記接点板(29)は、前記基板(20)に加締固定す
    る固定部(29a)と、 前記摺動接片(21)が接触する接点部(29b)と、 前記基板(20)の軸支穴(20a)に配設した弾性片
    (29c)と、 でなることを特徴とする車両用レバースイッチ。
  5. 【請求項5】 前記請求項4記載の発明において、 前記接点板(29)の弾性片(29c)は、前記基板
    (20)の接点部(29b)側から軸支穴(20a)を
    挿通して裏面側に突出して配設したことを特徴とする車
    両用レバースイッチ。
  6. 【請求項6】 前記請求項2記載の発明において、 前記基板(20)は、前記摺動接片(21)に接触する
    部位に抵抗体を配設し、 該抵抗体は、前記基板(20)の軸支穴(20a)を挿
    通し、かつ前記導電体(28)に圧接する弾性片(29
    c)を半田付けしたことを特徴とする車両用レバースイ
    ッチ。
  7. 【請求項7】 前記請求項5、又は6記載の発明におい
    て、 前記レバーガイド(2)の支軸(2e)は、開口部(2
    f)から突出した大径部(2m)と、該大径部(2m)
    の先端側に成形すると共に該大径部(2m)より径が短
    い小径部(2n)とを有してなり、 前記大径部(2m)には、前記ターミナルブロック(1
    5)、及び第1回動ノブ(3)を介し、かつ前記大径部
    (2m)に穿設した係合穴(2i)に固定ノブ(4)の
    弾性係止片(4d)を係合することで、該固定ノブ
    (4)大径部(2m)に固定すると共に、前記第1回動
    ノブ(3)を回動自在に軸支し、 前記小径部(2n)には、基板(20)を介し、かつ前
    記小径部(2n)の環状溝(2j)に係止爪(5j)を
    係合することで、第2回動ノブ(5)を該小径部(2
    n)に回動自在に係止したことを特徴とする車両用レバ
    ースイッチ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7019232B2 (en) 2003-01-30 2006-03-28 Niles Co., Ltd. Operation lever structure of lever switch
JP2013168287A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Alps Electric Co Ltd 車載用レバースイッチ装置
JP2015035296A (ja) * 2013-08-08 2015-02-19 アルプス電気株式会社 回転検出装置
EP3319108A1 (en) 2016-11-08 2018-05-09 Valeo Japan Co., Ltd. Lever device

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