JPH1153997A - 車両用レバースイッチの構造 - Google Patents

車両用レバースイッチの構造

Info

Publication number
JPH1153997A
JPH1153997A JP9218994A JP21899497A JPH1153997A JP H1153997 A JPH1153997 A JP H1153997A JP 9218994 A JP9218994 A JP 9218994A JP 21899497 A JP21899497 A JP 21899497A JP H1153997 A JPH1153997 A JP H1153997A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lever
shaft
fixed
substrate
movable
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP9218994A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiaki Yokoyama
敏明 横山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Niles Parts Co Ltd
Original Assignee
Niles Parts Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Niles Parts Co Ltd filed Critical Niles Parts Co Ltd
Priority to JP9218994A priority Critical patent/JPH1153997A/ja
Priority to EP98110396A priority patent/EP0894666B1/en
Priority to DE69838930T priority patent/DE69838930T2/de
Priority to US09/120,183 priority patent/US6011225A/en
Publication of JPH1153997A publication Critical patent/JPH1153997A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/14Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights having dimming means
    • B60Q1/1446Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights having dimming means controlled by mechanically actuated switches
    • B60Q1/1453Hand actuated switches
    • B60Q1/1461Multifunction switches for dimming headlights and controlling additional devices, e.g. for controlling direction indicating lights
    • B60Q1/1469Multifunction switches for dimming headlights and controlling additional devices, e.g. for controlling direction indicating lights controlled by or attached to a single lever, e.g. steering column stalk switches
    • B60Q1/1476Multifunction switches for dimming headlights and controlling additional devices, e.g. for controlling direction indicating lights controlled by or attached to a single lever, e.g. steering column stalk switches comprising switch controlling means located near the free end of the lever, e.g. press buttons, rotatable rings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60QARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
    • B60Q1/00Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor
    • B60Q1/02Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments
    • B60Q1/04Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights
    • B60Q1/14Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights having dimming means
    • B60Q1/1446Arrangement of optical signalling or lighting devices, the mounting or supporting thereof or circuits therefor the devices being primarily intended to illuminate the way ahead or to illuminate other areas of way or environments the devices being headlights having dimming means controlled by mechanically actuated switches
    • B60Q1/1453Hand actuated switches
    • B60Q1/1461Multifunction switches for dimming headlights and controlling additional devices, e.g. for controlling direction indicating lights
    • B60Q1/1469Multifunction switches for dimming headlights and controlling additional devices, e.g. for controlling direction indicating lights controlled by or attached to a single lever, e.g. steering column stalk switches

Abstract

(57)【要約】 【課題】レバーに、歯車状の噛合部を有する操作杆を一
体形成する。 【解決手段】レバースイッチは、回動ノブ4と、一端に
該回動ノブ4を固定し、他端に操作杆22aを有するレ
バー22と、該レバー22の軸棒22cを挿通した筒部
6aを有する他のレバー6と、を備えている。該レバー
22は、他端部に歯車状の噛合部22bを有する操作杆
22aを一体形成している。歯車状の噛合部22bは、
軸棒22c側の歯厚t1を、ケース1側の歯厚t2より
厚くしている。噛合部22bは、軸棒22cの中心線に
対して斜めの方向に突出形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバーの先端に回
動ノブを設けた車両用レバースイッチの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の技術としては、例え
ば特表平7−507858号公報に開示された技術があ
る。この従来の技術は、シャフトの一端に回動操作ノブ
を嵌着し、他端に駆動歯車を嵌着して、該回動ノブの動
きを駆動歯車を介してスイッチ接点部に伝達するもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の駆動歯車は、シャフトとは別部材でなり、部品
点数や組付け工数が増加し、コストアップの要因になる
という問題点がある。
【0004】本発明は、レバーと歯車形状の操作杆とを
一体形成することで、部品点数及び組付工数を削減し、
コストの低減を図ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、前述した従来の技術の問題点を解消すべく発明した
ものであり、回動ノブと、一端に該回動ノブを固定し、
他端に操作杆を有するレバーと、該レバーの軸棒を挿通
した筒部を有する他のレバーと、を備えたレバースイッ
チにおいて、前記レバーは、他端部に歯車状の噛合部を
有する操作杆を一体形成したことでなる。
【0006】また、請求項2の発明は、前記請求項1の
発明において、前記歯車状の噛合部は、歯厚(t1,t
2)を相違させたことでなる。
【0007】また、請求項3の発明は、前記請求項1、
又は2の発明において、前記歯車状の噛合部は、軸棒側
の歯厚(t1)を、ケース側の歯厚(t2)より厚くし
たことでなる。
【0008】また、請求項4の発明は、前記請求項3の
発明において、前記レバーは、前記歯車状の噛合部を、
軸棒の中心線に対して斜めの方向に突出形成したことで
なる。
【0009】
【発明の実施の形態】まず、図1、乃至図8に基づき本
発明の実施形態を詳述する。1は、自動車のコンビネー
ションスイッチ2のボディ(図示せず)の例えば左側に
挿着されるケースである。図1、図2、及び図3に示す
該ケース1及びコンビネーションスイッチ2は、車体の
左側のハンドルの近傍に取付られるスイッチであり、以
下本発明の一実施形態として、左ハンドル車用のスイッ
チを詳述する。尚、右ハンドル車用に使用する場合は、
ケース1、コンビネーションスイッチ2、及び後述する
全部品を対称形状にすることで、適用できる。
【0010】前記ボディは、中央にステアリングシャフ
ト(図示せず)を挿通する円筒管を有し、例えば、左側
に前記ケース1を左方向から差し込み装着し、ステアリ
ングコラム(図示せず)にネジ止めされる。
【0011】前記コンビネーションスイッチ2は、例え
ば、ターンシグナルスイッチ、パッシングスイッチ、メ
イン・ディマ切換えスイッチ、及びワイパウオッシャス
イッチの機能を備えている。前記コンビネーションスイ
ッチ2は、第1レバー3を矢印A,Bで示す左右方向に
操作すると、方向指示灯が点滅するターンシグナルスイ
ッチの機能を有する。
【0012】該コンビネーションスイッチ2は、第1レ
バー3を矢印Cで示す上方向に操作すると前照灯が一時
的に点灯するパッシングスイッチの機能を有する。ま
た、該コンビネーションスイッチ2は、第1レバー3を
矢印C,Dで示す上下方向に操作すると、前照灯のメイ
ンとディマの切換えを行うメイン・ディマスイッチの機
能を有する。
【0013】また、コンビネーションスイッチ2は、第
1レバー3を矢印Eで示す方向に回動操作すると、ワイ
パを3、4回作動させ、かつフロントガラスにウオッシ
ャ液を噴射するワイパウオッシャスイッチの機能を有す
る。また、該第1レバー3の先端側に隣設した回動ノブ
4は、矢印G、又はHで示す方向に回動操作すると、ワ
イパーを各速度、及び間欠的に作動させるワイパースイ
ッチの機能を備えている。
【0014】前記第1レバー3は、図1及び図2に示す
ように前記回動ノブ4側の一端部の径が長く、前記ケー
ス1側の他端部の径が短い略円筒状をしている。該第1
レバー3は、ケース1側端部の周囲にラッパ状に開口し
たブーツ5を遊嵌すると共に、その開口内に筒体でなる
第2レバー6を挿入している。該第1レバー3は、第2
レバー6の軸部6dを中心に矢印Eで示す方向に回動
し、矢印Fで示す方向に自動復帰するワイパウオッシャ
スイッチを操作するものである。
【0015】該第1レバー3は、ケース1側の端部に、
第1可動子8を上下方向である矢印K,Mで示す方向に
作動させるプッシュロッド7の頭部7aに圧接した操作
杆3aを突設している。該操作杆3aは、前記第1レバ
ー3の他端部に形成した突片でなり、該第1レバー3と
共に回動して、前記プッシュロッド7の頭部7aを押圧
して上下動させる。
【0016】前記プッシュロッド7は、図1に示すよう
に頭部7aを有する略L字状の金属製棒状部材である。
該プッシュロッド7は、可動盤24の開口部24eの底
面に形成した筒状部24hに上下動自在に挿入して支持
されている。該プッシュロッド7を挿通した筒状部24
hは、ケース1の内底面1dに穿設した貫通孔1g内
に、水平方向に揺動自在に挿入配置されている。該プッ
シュロッド7は、復帰ばね9に付勢された第1可動子8
に押圧されて、常に頭部7aが操作杆3aに圧接してい
る。
【0017】前記ブーツ5は、図1及び図2に示すよう
に略ラッパ状に開口し、ケース1に取付けることで、第
2レバー6の基端部6c及び可動盤24を乗員から見え
なく目隠しするものである。該ブーツ5は、裏面側下面
に設けた貫通孔5aに、ケース1の凸部1cに嵌入し、
該ケース1と蓋部材50とで挟持して固定される。
【0018】前記第1可動子8は、図1に示すように上
部に金属等でなるプッシュロッド7を係止し、下面に復
帰ばね9を介して、極盤10の開口部10aの内底に配
置し、側面に接点ばね11を介して可動接点板12を係
止している。該第1可動子8は、第1基板14側の側面
に前記接点ばね11が没入する盲孔8aを穿設し、下面
に前記復帰ばね9が没入する盲孔(図示せず)を穿設し
ている。
【0019】該第1可動子8は、上面に、前記プッシュ
ロッド7の下端部が当接する幅広な頭部8bを形成して
いる。該第1可動子8は、第2基板32に垂直に形成し
た案内溝32eに係合するガイド突起8cを、第2基板
32側の側面の上下に複数形成している。該第1可動子
8は、前記第1レバー3を回動操作すると、プッシュロ
ッド7に押圧されて、矢印K,Mで示す方向に案内溝3
2eに案内されて上下動する。そして、可動接点板12
が固定接点14eに接触するとONして、ワイパウオッ
シャが作動する。
【0020】第1基板14は、図1に示すように固定接
点14d,14eを印刷し、電子素子13と端子盤15
の半田付け部15bを半田付けしたプリント基板でな
る。尚、前記固定接点14d,14eは、第1基板14
に加締固定する金属片で形成してもよい。電子素子13
は、間欠ワイパ回路等を構成する抵抗体等でなる。端子
盤15は、端子15aと一体の半田付け部15bをイン
サート成形している。前記第1基板14、及び端子盤1
5は、図2に示すように開口部10a内に挿入してケー
ス1の内底面1dの下面で挟持し、かつ端子15aをコ
ネクタ部10b内に挿通して固定される。
【0021】前記第1基板14は、例えばプリント基板
でなり、後述する軸棒32aを軸止する軸穴14aと、
端子15aの半田付け部15bを嵌入するスルーホール
14bと、第2基板32の係止突棒32bが係合する貫
通穴14cと、を穿設している。該第1基板14は、第
1可動子8を配置する表面側に、前記固定接点14d,
14eと端子盤15を固着している。固定接点14d
は、軸穴14aの周囲に円弧状に、かつ略2列に配置し
てなる。固定接点14eは、前記第1レバー3を回動操
作し、可動接点板12が下降したときに接触する位置に
配置する。
【0022】前記端子盤15は、図1及び図2に示すよ
うに下面に端子15aを突出し、該端子15aと一体の
半田付け部15bを側面から突出し、かつ該端子15a
及び該半田付け部15bをインサート成形してなる。該
端子盤15は、第2基板32に突設した軸棒32aが係
合する貫通穴15cを、略中央に穿設している。該端子
盤15は、下端部を開口部10aの内底に嵌合すると共
に、端子15aをコネクタ部10bに挿着し、半田付け
部15bを第1基板14のスルーホール14bに半田付
けし、かつ軸棒32aが貫通穴15cに嵌着することで
固定される。
【0023】前記第1レバー3は、図1に示すように回
動ノブ4側の開口部3cの内側に、スチールボール1
7、及び節度ばね16が没入する盲孔3bを穿設してい
る。該スチールボール17は、節度ばね16に付勢さ
れ、固定体18の略中央に設けた鍔部18aの第1レバ
ー3側の側面に形成した節度溝(図示せず)に圧接し、
前記第1レバー3を自動復帰させる。
【0024】固定体18は、図2に示すように固定ノブ
21、回動ノブ4、及び第1レバー3に内設される。鍔
部18aは、第1レバー3の開口部3cを閉塞すると共
に、回動ノブ4内において前記節度ばね19及びスチー
ルボール20を外周方向に出没自在に配設している。円
筒部18bは、第1レバー3の開口部3cに挿入し、か
つ第2レバー6の筒部6aの先端が挿着される。係止部
18cは、固定ノブ21を固着する箇所で、該固定ノブ
21内に配置される。
【0025】該固定体18は、図2に示すように第1レ
バー3及び円筒部18bを挿通した軸筒部6aの先端の
弾性係止爪6bが、前記鍔部18aに隣設した空洞18
dの縁に係止し、かつキー6gが円筒部18b内に形成
したキー溝6gに嵌合することで、第2レバー6に固定
される。前記第1レバー3は、筒部6aを遊挿し、一端
に基端部6c、他端に鍔部18aを設けたことで、第2
レバー6に回動自在に配置される。
【0026】前記鍔部18aの外周部又はその近隣に
は、図1及び図4に示すように前記節度ばね19及びス
チールボール20を挿入する盲孔18gを穿設し、かつ
その周囲に前記回動ノブ4を配置している。前記係止部
18cには、固定ノブ21の内部に形成した案内溝(図
示せず)に係合する突片18eと、固定ノブ21の開口
端に設けた係止片21aに係合する爪18fと、回動ノ
ブ4の突起4bを空洞18dまで導く横溝18hと、を
形成している。
【0027】前記円筒部18bは、図1及び図2に示す
ように第1レバー3の開口部3cに遊嵌し、第2レバー
6の筒部6aを挿通し、かつキー6gが嵌合するキー溝
を形成している。前記空洞18dは、該円筒部18bの
端部に連設し、かつ回動ノブ4の突起4bを所定角度範
囲内だけ回動可能に配置する盲孔状の穴である。前記爪
18fは、固定ノブ21の係止片21aに係合し、該固
定ノブ21を固定体18に固定するためのもので、該固
定体18の下面に形成される。
【0028】盲孔18gは、図1に示すように例えば鍔
部18aの外周部やその近隣等に形成する。前記横溝1
8hは、突起4bを空洞18d内まで案内すべく形成し
たもので、固定体18の端部から空洞18dまで連設し
た溝でなる。
【0029】前記回動ノブ4は、図1及び図4に示すよ
うに内面に、2つのスチールボール20が各々圧接する
2組の節度溝4aと、鍔部18aの上側半分の側面に摺
接し、かつ空洞18d内に配置する突起4bを形成して
いる。該回動ノブ4は、筒部6a内に軸棒22cを挿通
し、かつ該筒部6aを第1レバー3に挿通し、ピン23
を挿通する先端部22eの孔22dを固定体18の空洞
18に配置した状態で、前記ピン23を回動ノブ4の貫
通孔4cから挿入して貫通させ孔22dに嵌着すること
で、前記第3レバー22に固定される。該回動ノブ4
は、前記第3レバー22と共に回動し、突起4bが空洞
18dの内壁に衝当することで、回動範囲が抑制され
る。
【0030】前記第2レバー6は、図1及び図2に示す
ように基端部6cの両側に、可動盤24の軸穴24aに
軸合する軸部6dを突設している。該第2レバー6、第
1レバー3、及び第3レバー22は、前記軸部6dを中
心として共に矢印C,Dで示す方向に揺動する。該基端
部6cは、一方側に軸部6dを突出形成し、他端側に節
度ばね25、スチールボール26を挿設する節度体配設
突起6eを形成している。節度ばね25に付勢されたス
チールボール26は、図2に示すように可動盤24の内
壁に形成された節度溝24bに圧接している。
【0031】前記節度体配設突起6eは、下側に、アー
ム体27の当接部27bを押圧する押圧面6fを形成し
ている。該第2レバー6は、第1レバー3を矢印C,D
で示す方向に操作すると、軸部6dを中心として共に上
下動し、前記アーム体27を揺動させる。
【0032】該アーム体27は、図8に示すように軸部
27a、当接部27b、及び押圧部27cと、それらを
連結する第1アーム27d、第2アーム27e、及び第
3アーム27fとでなる。該アーム体27は、略円柱状
の軸部27aをケース1に形成した軸支溝1aに軸合
し、かつ該ケース1と可動盤24の下面とで回動自在に
挟持される。
【0033】前記軸支溝1aは、アーム体27の軸部2
7aと、該軸部27aの近傍の第1アーム27dが没入
する略T字状態の盲孔で、ケース1の内底面1d上の隅
に形成される。ケース1は、該軸支溝1aに隣接してア
ーム体27の第3アーム27fと、可動盤24の突起2
4cを揺動自在に挿入配置する貫通孔1eを穿設してい
る。該貫通穴1eは、軸支溝1aとの対向位置に、第3
アーム27fが挿通し、かつ押圧部27cが当接する切
欠部1fを形成している。
【0034】前記当接部27bは、前記押圧部6fに圧
接される箇所で、円柱状をしている。前記押圧部27c
は、スプリング28に付勢された第2可動子29を矢印
Q,Rで示す方向に抗して上下動させる箇所である。該
押圧部27cは、第3アーム27fの先端から突出した
円柱状のものである。該押圧部27cは、ケース1の内
底面1dの下面と、第2可動子29との間に配置され
る。そして、該押圧部27cには、常にスプリング28
に付勢された第2可動子29が圧接している。
【0035】前記第1アーム27dは、軸部27aから
水平方向に伸びた状態でケース1に配置される。第2ア
ーム27eは、当接部27bから真下方向に垂下し、第
1アーム27dと第3アーム27fとの間で互いに交差
している。第3アーム27fは、押圧部27cから第1
アーム27dと第2アーム27eが交差する斜め上方向
に伸びている。
【0036】該アーム体27は、例えば、図8に示すよ
うに軸部27aから当接部27bまでの長さをL1、軸
部27aから押圧部27cまでの長さをL2とした場
合、 L1<L2 とする。
【0037】これにより、該アーム体27は、押圧面6
fに押圧されて、一端の軸部27aを中心として矢印
U,Vで示す方向にθ°回動したとき、アーム体27の
他端にある押圧部27cは当接部27bより長い距離を
移動する。すなわち、第2可動子29は、第2レバー6
との間にアーム体27を介在したことで、矢印Q,Rで
示す方向に上下移動するストロークの移動距離が拡大さ
れる。
【0038】該第2可動子29は、図1に示すように側
面に、接点ばね30を出没自在に挿入する盲孔29bを
穿設し、かつ前記接点ばね30を介して可動接点板31
を係止している。該第2可動子29は、図2に示すよう
に下面にスプリング28を出没自在に挿入する盲孔を穿
設している。前記第1レバー3を矢印C,Dで示す方向
に操作すると、第2可動子29がアーム体27に押圧さ
れて上下動して開閉し、メイン・ディマの切り換え、及
びパッシングが行われる。前記可動接点板31は、第2
可動子29が矢印Q,Rで示す方向に上下動すると、第
2基板32に設けた固定接点32cに接触してONす
る。
【0039】該第2基板32は、図1に示すように第2
可動子29側の側面に、前記固定接点32cを配設し、
かつ第2可動子29のガイド凸部29aが接合するガイ
ド溝32fを形成している。該第2基板32は、第1基
板14側の側面に軸棒32a、係止突棒32b,32
d、及び案内溝32eを形成している。該第2基板32
は、下面に前記固定接点32cに導通した端子33をイ
ンサート成形して突出している。
【0040】該第2基板32は、図1及び図2に示すよ
うに下端部を極盤10の開口部10aの内底に嵌着する
と共に、ケース1で開口部10aを閉塞することで、開
口部10aの底面とケース1の内底面1dの下面とで挟
持されて固定される。また、該第2基板32は、前記端
子33を極盤10のコネクタ部10b内に挿着し、かつ
軸棒32aを第1基板14の軸穴14aに嵌合し、係止
突棒32bに貫通穴15cに、係止突棒32dを貫通穴
14cに各々係合することで、更に堅固に極盤10内に
固定される。
【0041】前記軸棒32a、及び係止突棒32b,3
2dは、例えば、樹脂等で第2基板32と共に一体に形
成してなる。該軸棒32aは、図3に示すように、先端
が軸穴14aを挿通して第1基板14から突出する長さ
とする。尚、軸棒32aは、第2基板32に固着した金
属製の軸でもよい。また、第2基板32に突出形成した
軸棒32a、及び係止突棒32b,32dは、該第2基
板32の対向位置にある第1基板14及び端子盤15に
形成し、第1基板14の軸穴14a及び貫通穴14c、
端子盤15の貫通穴15cを第2基板32に各々穿設し
てもよい。
【0042】前記係止突棒32b及び32dは、例えば
同一形状のものでなり、先端中央に割り溝を形成して弾
性を有し、かつ貫通穴15c,14cの縁に係止する爪
を形成している。該係止突棒32bは、第2基板32の
上方から第1基板14に向けて突出形成される。前記係
止突棒32dは、第2基板32の下方から端子盤15に
向けて突出形成される。
【0043】前記固定ノブ21は、図1及び図2に示す
ように固定体18の係止部18cに係合し、かつ係止片
21aを突片18cに係止することで、固定体18に固
着される。これにより、該固定ノブ21、固定体18及
び第2レバー6は、共に一体に動く。
【0044】前記第3レバー22は、図1及び図2に示
すように一端にピン23で前記回動ノブ4を固着し、他
端に歯車形状の操作杆22aを有している。該第3レバ
ー22は、軸棒22cを第2レバー6の筒部6aに回動
自在に挿通し、先端部22eを固定体18の空洞18d
内に配置している。
【0045】前記操作杆22aは、第3レバー22の一
端に一体成形したもので、図7に示すように略扇形をし
た歯型状の噛合部22bを有する伝達部材である。該操
作杆22aの先端部の噛合部22bは、図2及び図5に
示すように第3レバー22の中心線に対して斜め下方向
に突出している。前記歯車状の噛合部22bは、図6及
び図7に示すように、軸棒22c側の歯厚をt1、ケー
ス1側の歯厚をt2とすると、t1>t2とし、歯厚t
1の厚さを厚くしている。操作杆22aは、図2に示す
ように第1レバー3がニュートラル位置にあるとき、第
3可動子34の歯車状の噛合部34aに垂直に噛合して
いる。
【0046】該操作杆22aは、図3に示すように前記
回動ノブ4を矢印G,Hで示す方向に回動操作すると、
矢印Y,Zで示す方向に回動して、前記第3可動子34
を矢印N,Pで示す方向に回動させる。また、該操作杆
22aは、第1レバー3を矢印C,Dで示す方向に操作
すると、該噛合部22bが傾いた状態で第3可動子34
の噛合部34aに噛合する。
【0047】該第3可動子34は、図1及び図3に示す
ように上側外周部に噛合部34aを形成した歯車状の回
動部材である。該第3可動子34は、中心に軸穴34b
を穿設し、該軸穴34bに前記第2基板32の軸棒32
aを挿入し、かつ該軸棒32aの先端を第1基板14の
軸穴14aに軸止することで、回動自在に軸支される。
該第3可動子34は、軸穴34bの周囲に導電性金属板
ばね材料でなる略円弧状の可動接片35を固着してい
る。該可動接片35は、第3可動子34が矢印N,Pで
示す方向に回動することで、第1基板14に配設した固
定接点14dに接触して、例えば間欠ワイパ、ワイパ低
速、ワイパ高速に順次に作動させる。
【0048】前記可動盤24は、図1に示すようにケー
ス1の内底面1d上に載置し、上面の軸部24dを蓋部
材50の軸穴50bに軸合することで回動自在に支持さ
れる。該可動盤24は、第1レバー3を矢印A,Bで示
す方向に操作すると、第2レバー6と共に、軸部24d
を中心に矢印I,Jで示す方向に回動する。可動盤24
は、第4可動子37の係合部37aに係合する突起24
cを下面に突出形成している。該第4可動子37は、下
面に接点ばね38を介して可動接点板39を係止してい
る。
【0049】該第4可動子37は、図1に示すように第
1レバー3を矢印A,Bで示す方向に揺動操作すると、
可動盤24が矢印I,Jで示す方向に回動し、該可動盤
24に連動して、可動接点板39と共に矢印S,Tで示
す方向に移動する。該第4可動子37は、図2に示すよ
うにケース1の内底面1dの下面と、第3基板40の盤
面との間に介在される。該第4可動子37は、第3基板
40の盤面の縁40aに案内されて、矢印S,Tで示す
方向に直線移動する。
【0050】該第4可動子37は、突起24cを介入す
る2枚の突片でなる係合部37aを形成し、下面に接点
ばね38を出没自在に挿入する盲孔(図示せず)を穿設
している。該可動接点板39は、第3基板40の固定接
点41に接触することで、方向指示器を作動させ、方向
指示灯が点滅する。
【0051】第3基板40は、図1に示すように固定接
点41と、該固定接点41に導通している端子42とを
インサート成形等で固着している。該第3基板40は、
極盤10の収納部10cに嵌合し、端子42を極盤10
の下方から突出している。
【0052】また、前記可動盤24は、図1に示すよう
に前記第1レバー3を配設する側に第2レバー6の基端
部6cを所望角度だけ回動可能に収納する開口部24e
を形成し、該開口部24eの略反対側に節度ばね43、
及び節度体44を出没自在に収納する節度体挿入筒部2
4fを突設している。該節度体44は、先端に、節度溝
1bに圧接するコロ45を回転自在に軸支している。
【0053】前記ケース1は、図1に示すように上面に
可動盤24、キャンセルカム46、板ばね47、カムガ
イド48、及びコイルスプリング49を介在して蓋部材
50をネジ止めして閉塞している。該ケース1は、下面
にプッシュロッド7、第1可動子8、第1基板14、端
子板15、第2基板32、第3可動子34、及び第2可
動子29等を介在して極盤10で閉塞している。前記ケ
ース1は、前記各部品を収納して、ボディに嵌合し、か
つネジ止めされる。
【0054】キャンセルカム46は、図1及び図2に示
すように上下に軸46aを有し、下側の軸46aを可動
盤24の溝24gに遊嵌し、上側の軸46aを蓋部材5
0の長孔50aに遊嵌している。板ばね47は、両端を
蓋部材50に保持し、中央部でキャンセルカム46を押
圧し、付勢している。カムガイド48は、可動盤24上
に載置し、コイルスプリング49で、前記キャンセルカ
ム46側に付勢されている。蓋部材50は、ケース1の
上側開口端に嵌着される。
【0055】本発明の実施形態は、以上のような構成で
あり、組付け手順及び作用を詳述する。まず、アーム体
27の軸部27aを軸支溝1aに軸支すると共に、押圧
部27cを内底面1dの下面に配置する。第2基板32
と第1基板14との間に、第3可動子34、可動接片3
5、第1可動子8、接点ばね11、及び可動接点板12
を介在し、第2可動子29、接点ばね30、及び可動接
点板31と共に極盤10の開口部10aに挿入する。可
動接点板39及び接点ばね38を備えた第4可動子37
を第3基板40上に載置すると共に、該第3基板40を
極盤10の収納部10cに挿入する。そして、前記開口
部10a及び収納部10cをケース1で閉塞する。
【0056】第3レバー22を、第2レバー6の基端部
6cから筒部6aに挿通して、先端部22eを筒部6a
から突出させる。プッシュロッド7を可動盤24の筒状
部24hに挿入し、頭部7aを該筒状部24hの上側開
口端に配置する。節度ばね25及びスチールボール26
を第2レバー6の節度体配設突起6eに挿入すると共
に、軸部6dを軸穴24aに軸合して、第2レバー6を
可動盤24に軸支する。
【0057】節度ばね16及びスチールボール17を第
1レバー3の盲孔3bに挿入すると共に、第2レバー6
の筒部6aをブーツ5、及び第1レバー3を介して、固
定体18の円筒部18bに挿入する。第2レバー6は、
弾性係止爪6bが固定体18の空洞18d内で、前記円
筒部18bの端面に係止し、キー6gが円筒部18b内
で係合する。これにより、第2レバー6は、固定体18
に固着され、第1レバー3は筒部6aに回動自在に軸支
される。
【0058】前記固定体18の盲孔18gに節度ばね1
9及びスチールボール20を挿入する。回動ノブ4の突
起4bを固定体18の横溝18hに嵌入して、前記突起
4bを空洞18dまで移動させる。回動ノブ4の貫通孔
4cにピン23を貫通させ、該ピン23を孔22dに嵌
入させる。これにより、回動ノブ4と第3レバー22と
が連結されて、共に同じ回動をする。
【0059】固定体18の係止部18cに固定ノブ21
を挿着する。該固定ノブ21は、係止片21aが爪18
fに係合することで、固定体18に固定され、固定体1
8から回動ノブ4が脱落することを阻止する。
【0060】前記可動盤24に、節度ばね43、節度体
44、コロ45、コイルスプリング49、及びカムガイ
ド48を設け、該可動盤24をケース1の内底面1d上
に挿入すると共に、前記ブーツ5の貫通孔5aを凸部1
cに嵌合する。蓋部材50に、キャンセルカム46及び
板ばね47を設け、かつ該軸穴50bに軸部24dを軸
合すると共に、該蓋部材50をケース1の上部に嵌合
し、ネジ止めする。これで組付けが完了する。
【0061】尚、前記操作杆22aは、噛合部22b
が、第3レバー22の中心線に対して斜め下方向に突出
し、かつ噛合部22bが軸棒22c側の歯厚t1を、ケ
ース1側の歯厚t2より厚くしているので、第3レバー
22に一体に金型成形するとき、金型ピンを第3レバー
22の中心線方向に抜くことができる。これにより、第
3レバー22は、操作杆22aを金型で一体に成形する
ことを可能にする。
【0062】尚、本発明の実施形態として、第1レバー
3と第2レバー6と第3レバー22との3本のレバー部
材を備えたレバースイッチを詳述したが、第1レバー3
と第3レバー22との2本のレバー部材で構成されるレ
バースイッチでもよい。本発明は、第1レバー3と第2
レバー6とを一体に形成した筒状のレバー部材と、該レ
バー部材に第3レバー22を回動自在に挿設した2本の
レバー部材を有するレバースイッチであってもよく、こ
の場合、前記第3レバー22は、前述同様に機能する。
【0063】回動ノブ4を矢印Gで示す方向に回動操作
すると、該回動ノブ4に軸止した第3レバー22が矢印
Yで示す方向に同回動する。該第3レバー22は、操作
杆22aが共に回動して、第3可動子34を矢印Nで示
す方向に回動させる。可動接片35は、第3可動子34
と共に回動して固定接点14dに接触し、ワイパが間欠
的に作動する。更に回動ノブ4を矢印Eで示す方向に回
動すると、前述した各部材が回動して、ワイパが連続的
に低速に作動する。更に回動ノブ4を矢印Eで示す方向
に回動操作すると、ワイパの速度が高速に切り替わる。
【0064】前記第3レバー22は、多数の突起でなる
歯車状の操作杆22aを有している。第3可動子34
は、該操作杆22aに噛合する噛合部34aを有する歯
車形状のものでなる。これにより、前記回動ノブ4は、
矢印E,Fで示す方向に大きく回動しても操作杆22a
の噛合部22bと、第3可動子34の噛合部34aとが
常に噛合しており、該回動ノブ4の回動角度を大きくす
ることができる。第3可動子34の可動接片35は、回
動する距離を長くできるので、固定接点14dの数を増
設でき、1つの回動ノブ4でワイパ装置を停止・間欠ボ
リュウム・低速・及び高速に制御できるワイパスイッチ
とすることができる。
【0065】前記回動ノブ4を矢印Hで示す方向に回動
操作すると、第3レバー22及び操作杆22aは、矢印
Zで示す方向に回動する。可動接片35は、前記操作杆
22aに噛合した第3可動子34と共に、矢印Pで示す
方向に回動してワイパの高速位置から低速位置、間欠位
置、及びOFF位置に順次切り替わり、元のOFF位置
に復帰すると、ワイパが停止する。
【0066】第1レバー3を矢印Cで示す方向に引き上
げ操作すると、該第1レバー3、第2レバー6、及び第
3レバー22が軸部6dを中心に回動する。第3レバー
22は、矢印C,Dで示す方向に回動操作しても、操作
杆22aの噛合部22bと、第3可動子34の噛合部3
4aとの噛み合う部分の長さが長いので離脱することが
ない。アーム体27は、当接部27bが第2レバー6の
押圧面6fに押圧されて、軸部27aを中心として矢印
Tで示す方向に回動する。
【0067】前記当接部27b及び押圧部27cは、軸
部27aを中心に、軸部27aから押圧部27cまでの
長さL2を半径として、矢印U,Vで示す方向にθ°回
転する。押圧部27cは、図8に示すように当接部27
bが長さS1押されると、該長さS1より長いS2移動
する。第2可動子29は、該アーム体27により第2レ
バー6の押圧面6fのストロークの移動距離を拡大され
て伝達され、大きく矢印Qで示す方向に下降して、パッ
シング、及びメイン・ディマスイッチが開閉する。
【0068】可動接点板31は、第2可動子29のスト
ロークの移動距離を長くしたことで、該可動接点31に
接触するパッシング用固定接点32c及びメイン・ディ
マ用固定接点32cの間隔を広げて配置することができ
る。これにより、接点不良を解消し、かつ第2可動子2
9及びコンビネーションスイッチ2全体を小型化するこ
とができる。
【0069】第1レバー3を矢印Aで示す方向に操作す
ると、該第1レバー3、第2レバー6、第3レバー2
2、及び可動盤24が軸部24dを中心に回動する。第
3レバー22は、矢印A,Bで示す方向に回動しても、
操作杆22aの噛合部22bと第3可動子34の噛合部
34aとの噛み合う部分の長さが長いので離脱すること
がない。可動盤24は、矢印Iで示す方向に回動し、下
面の突起24cが第4可動子37を矢印Sで示す方向に
移動させる。
【0070】該可動盤24は、第3基板40の縁40a
に案内されて、矢印Sで示す方向に直線移動し、方向指
示灯が点滅する。そして、前記第1レバー3を反対の矢
印Bで示す方向に操作すると、各部材が前述した矢印A
で示す方向の時とは反対に移動する。
【0071】第1レバー3を矢印Eで示す方向に回動操
作すると、該第1レバー3は第3レバー22の軸心線を
中心として、回動する。操作杆3aは、第1レバー3と
共に矢印Eで示す方向に回動して、プッシュロッド7を
下降させる。該プッシュロッド7は、第1可動子8、及
び可動接点板12を矢印Kで示す方向に下降させ、該可
動接点板12が固定接点14eに接触して、ワイパウオ
ッシャが作動する。
【0072】該第1レバー3から手を離すと、該第1レ
バー3は、節度ばね16に付勢されたスチールボール1
7が固定体18の節度溝に案内されて移動し、元のOF
F位置に復帰する。プッシュロッド7及び第1可動子8
は、復帰ばね9に付勢されて元のOFF位置に復帰し、
ワイパウオッシャが停止する。
【0073】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、次のような効果がある。請求項1の発明は、回動
ノブと、一端に該回動ノブを固定し、他端に操作杆を有
するレバーと、該レバーの軸棒を挿通した筒部を有する
他のレバーと、を備えたレバースイッチにおいて、前記
レバーは、他端部に歯車状の噛合部を有する操作杆を一
体形成したことで、部品点数及び組付工数を削減し、コ
ストを低減させることができる。
【0074】請求項2の発明は、前記請求項1の発明に
おいて、前記歯車状の噛合部は、歯厚(t1,t2)を
相違させたことで、歯車状の噛合部を有する操作杆をレ
バーに一体に金型で樹脂成形するとき、金型ピンをレバ
ーの軸心線方向に抜くことができ、レバーと操作杆に一
体に形成することを可能にする。
【0075】請求項3の発明は、前記請求項1、又は2
の発明において、前記歯車状の噛合部は、軸棒側の歯厚
(t1)を、ケース側の歯厚(t2)より厚くしたこと
で、歯車状の噛合部を有する操作杆をレバーに一体に金
型成形するとき、金型ピンを横方向に抜くことを可能に
して、金型作業を簡素にすることができる。
【0076】請求項4の発明は、前記請求項3の発明に
おいて、前記レバーは、前記歯車状の噛合部を、軸棒の
中心線に対して斜めの方向に突出形成したことで、上下
方向に揺動するレバーの噛合部と、可動子の噛合部との
噛合を良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図面で、一部断面を有
する分解斜視図である。
【図2】本発明の実施形態を示す図面で、要部拡大縦断
面図である。
【図3】本発明の実施形態を示す図面で、噛合部の噛合
状態を示す要部拡大縦断面図である。
【図4】本発明の実施形態を示す図面で、回動ノブの組
付けた状態を示す説明図である。
【図5】本発明の実施形態を示す図面で、第3レバーの
操作杆の拡大正面図である。
【図6】図5の矢視X−X線方向拡大断面図である。
【図7】本発明の実施形態を示す図面で、第3レバーの
拡大側面図である。
【図8】本発明の実施形態を示す図面で、アーム体の回
動を示す説明図である。
【符号の説明】
1 ケース 4 回動ノブ 6 第2レバー 6a 筒部 22 第3レバー 22a 操作杆 22b 噛合部 22c 軸棒 t1,t2 歯厚

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回動ノブ(4)と、一端に該回動ノブ
    (4)を固定し、他端に操作杆(22a)を有するレバ
    ー(22)と、該レバー(22)の軸棒(22c)を挿
    通した筒部(6a)を有する他のレバー(6)と、を備
    えたレバースイッチにおいて、 前記レバー(22)は、他端部に歯車状の噛合部(22
    b)を有する操作杆(22a)を一体形成したことを特
    徴とする車両用レバースイッチの構造。
  2. 【請求項2】 前記請求項1の発明において、前記歯車
    状の噛合部(22b)は、歯厚(t1,t2)を相違さ
    せたことを特徴とする車両用レバースイッチの構造。
  3. 【請求項3】 前記請求項1、又は2の発明において、 前記歯車状の噛合部(22b)は、軸棒(22c)側の
    歯厚(t1)を、ケース(1)側の歯厚(t2)より厚
    くしたことを特徴とする車両用レバースイッチの構造。
  4. 【請求項4】 前記請求項3の発明において、 前記レバー(22)は、前記歯車状の噛合部(22b)
    を、軸棒(22c)の中心線に対して斜めの方向に突出
    形成したことを特徴とする車両用レバースイッチの構
    造。
JP9218994A 1997-07-31 1997-07-31 車両用レバースイッチの構造 Pending JPH1153997A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9218994A JPH1153997A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 車両用レバースイッチの構造
EP98110396A EP0894666B1 (en) 1997-07-31 1998-06-06 Construction of a lever switch for a vehicle
DE69838930T DE69838930T2 (de) 1997-07-31 1998-06-06 Schalterhebelaufbau für Kraftfahrzeuge
US09/120,183 US6011225A (en) 1997-07-31 1998-07-22 Construction of a lever switch for a vehicle

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9218994A JPH1153997A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 車両用レバースイッチの構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1153997A true JPH1153997A (ja) 1999-02-26

Family

ID=16728608

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9218994A Pending JPH1153997A (ja) 1997-07-31 1997-07-31 車両用レバースイッチの構造

Country Status (4)

Country Link
US (1) US6011225A (ja)
EP (1) EP0894666B1 (ja)
JP (1) JPH1153997A (ja)
DE (1) DE69838930T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011090501A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Alps Electric Co Ltd レバー操作装置

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3495259B2 (ja) * 1998-07-31 2004-02-09 ナイルス株式会社 車両用レバースイッチの構造
US6444929B1 (en) * 2000-03-23 2002-09-03 Valeo Electrical Systems, Inc. Multi-function stalk switch with zero backlash drive gear pair
US6396011B1 (en) * 2000-03-23 2002-05-28 Valeo Electrical Systems, Inc. Multi-function switch lever apparatus
JP3837324B2 (ja) * 2001-11-28 2006-10-25 ナイルス株式会社 車両用レバースイッチの構造
JP4092916B2 (ja) * 2002-01-21 2008-05-28 松下電器産業株式会社 車両用レバースイッチ
JP4830910B2 (ja) * 2007-03-01 2011-12-07 パナソニック株式会社 レバースイッチ
FR2968610B1 (fr) * 2010-12-14 2013-01-11 Sc2N Sa Module de commande sous-volant et manette de commutation

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2018027B (en) * 1978-03-28 1982-06-23 Lucas Industries Ltd Electrical switch
FR2607962B1 (fr) * 1986-12-03 1989-03-31 Jaeger Perfectionnements aux articulations de levier de commande pour commutateur electrique
DE69013221T2 (de) * 1989-05-23 1995-05-24 Valeo Electronique Hilfsplatine am Armaturenbrett eines Kraftfahrzeugs.
US5259262A (en) * 1992-05-22 1993-11-09 Itt Corporation Non-involute gear
JP3172658B2 (ja) * 1995-07-05 2001-06-04 ナイルス部品株式会社 レバースイッチ装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011090501A (ja) * 2009-10-22 2011-05-06 Alps Electric Co Ltd レバー操作装置

Also Published As

Publication number Publication date
US6011225A (en) 2000-01-04
EP0894666A2 (en) 1999-02-03
EP0894666B1 (en) 2008-01-02
EP0894666A3 (en) 2003-03-26
DE69838930T2 (de) 2008-12-11
DE69838930D1 (de) 2008-02-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3495259B2 (ja) 車両用レバースイッチの構造
US6025565A (en) Lever switch for vehicles
JPH10106399A (ja) 車両用コンビネーションスイッチの構造
JPH1153997A (ja) 車両用レバースイッチの構造
JP2000067702A (ja) 車載用ノブスイッチ装置
JPH1125804A (ja) 車両用レバースイッチの構造
JP3765550B2 (ja) 車載用ノブスイッチ装置
JP3837324B2 (ja) 車両用レバースイッチの構造
JP3832842B2 (ja) 車両用レバースイッチの構造
JPH1125807A (ja) 車両用レバースイッチの構造
JP3865213B2 (ja) 車両用レバースイッチの構造
JPH10172388A (ja) 車両用レバースイッチの構造
JPH11250773A (ja) 車両用レバースイッチ
JPH11219641A (ja) 車両用ターンシグナルスイッチの構造
JP3437474B2 (ja) 車両用スイッチの構造
JPH0431687Y2 (ja)
JP3944376B2 (ja) 車両用レバースイッチ
JPH11162300A (ja) 車両用レバースイッチの構造
JPS6121844A (ja) 車両用自己調整ディマスイッチ
JP2000322982A (ja) 車両用レバースイッチ
JP2001023478A (ja) 車両用レバースイッチ
JP2000357435A (ja) 車両用スイッチ装置
JP2001052571A (ja) スライドスイッチの構造
JP2000195380A (ja) ハ―ネスの固定構造
JP3935554B2 (ja) 回転型電気部品の取付構造