JPH11219641A - 車両用ターンシグナルスイッチの構造 - Google Patents

車両用ターンシグナルスイッチの構造

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JPH11219641A
JPH11219641A JP3241998A JP3241998A JPH11219641A JP H11219641 A JPH11219641 A JP H11219641A JP 3241998 A JP3241998 A JP 3241998A JP 3241998 A JP3241998 A JP 3241998A JP H11219641 A JPH11219641 A JP H11219641A
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JP
Japan
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lever
shaft
cam guide
cam
movable
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Application number
JP3241998A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Yokoyama
敏明 横山
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Niles Parts Co Ltd
Original Assignee
Niles Parts Co Ltd
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Publication date
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  • Switches With Compound Operations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】カムガイドの動き、及び操作フィーリングが良
好なターンシグナルスイッチを提供すること。 【解決手段】ターンシグナルスイッチは、レバー3と共
に軸部24dを中心として回動する可動盤24と、該可
動盤24の上面24k上に配設したカムガイド48と、
該カムガイド48を付勢するコイルスプリング49と、
ケース1の開口部を閉塞する蓋部材50に両端を支持し
た板ばね47と、該板ばね47に付勢され、軸46aの
上端を蓋部材50の長孔50aに軸合し、該軸46aの
下端を可動盤24の上面に形成した溝24gに遊嵌する
と共に、一端にカムガイド48に圧接する端部46d、
他端に衝当部46cを有する。カムガイド48は、可動
盤24の上面24kの左右に形成した支柱24i,24
i、及び側壁24p間に、軸部24dの方向に移動自在
に介在している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の方向指示
灯を点滅させる車両用ターンシグナルスイッチの構造に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の技術としては、例え
ば実開昭62−202714号公報に開示された技術が
ある。この従来のターンシグナルスイッチのキャンセル
機構の技術は、操作レバーを左または右の方向指示位置
に操作した状態で前記操作レバーを手で方向指示灯の点
滅作動状態を保持し、かつハンドルをターンシグナルの
キャンセル方向に回動した場合、キャンセル筒体の突起
に衝当したキャンセルカムがカムガイドを押圧して横方
向に移動させる構造になっている。そして、カムガイド
は、中央をコイルスプリングの弾性力で押圧することで
保持されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のターンシグナルスイッチのキャンセル機構は、
コイルスプリングをカムガイドの移動方向に対して直交
する方向に配置しているので、該カムガイドを保持する
スプリングの弾発力を強くする必要がある。このため、
従来の技術においては、カムガイドの動きが悪く、かつ
各部材を動かすのに前述した点滅作動状態を手で保持し
キャンセル方向にハンドルを回転操作したときに引っ掛
かり感があり、操作フィーリングが悪いという問題点が
ある。
【0004】本発明は、前述したカムガイドの動き、及
び操作フィーリングが良好なターンシグナルスイッチを
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、前述した従来の技術の問題点を解消すべく発明した
ものであり、レバーと共に軸部を中心として回動する可
動盤と、該可動盤の上面上に配設したカムガイドと、該
カムガイドを付勢するコイルスプリングと、ケースの開
口部を閉塞する蓋部材に両端を支持した板ばねと、該板
ばねに付勢され、軸の上端を前記蓋部材の長孔に軸合
し、該軸の下端を可動盤の上面に形成した溝に遊嵌する
と共に、一端に前記カムガイドに圧接する端部、他端に
衝当部を有するキャンセルカムと、を備えた車両用ター
ンシグナルスイッチにおいて、前記カムガイドは、可動
盤の上面の左右に形成した支柱、及び側壁間に、前記軸
部の方向に移動自在に介在したことでなる。
【0006】また、請求項2の発明は、前記請求項1記
載の発明において、前記カムガイドは、両側面に突片を
形成し、前記可動盤の支柱は、前記突片の上側に重なる
ように配置した第1支持片を形成したことでなる。
【0007】また、請求項3の発明は、前記請求項1、
又は2記載の発明において、前記可動盤の側壁は、前記
軸部の近傍に形成すると共に、かつ前記カムガイドの上
面を支持する第2支持片を形成したことでなる。
【0008】また、請求項4の発明は、前記請求項1、
2、又は3記載の発明において、前記キャンセルカム
は、前記端部を略扇形に形成したことでなる。
【0009】また、請求項5の発明は、前記請求項1、
2、3、又は4記載の発明において、前記カムガイド
は、前記キャンセルカムが圧接する箇所に第1傾斜面
と、該第1傾斜面に連続形成した第2傾斜面を形成した
ことでなる。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、図1、乃至図6に基づき本
発明の実施の形態を詳述する。1は、自動車用コンビネ
ーションスイッチ2のボディ(図示せず)の例えば左側
に挿着されるケースである。図1等に示す該ケース1及
びコンビネーションスイッチ2は、車体の左側のハンド
ルの近傍に取付けられるスイッチであり、以下本発明の
一実施の形態として、左ハンドル車用のスイッチを詳述
する。尚、右ハンドル車用に使用する場合は、ケース
1、コンビネーションスイッチ2、及び後述する全部品
を対称にすることで、適宜に使用できる。
【0011】前記ボディは、中央にステアリングシャフ
ト(図示せず)を挿通する円筒管を有し、例えば、左側
に前記ケース1を左方向から差し込み装着し、ステアリ
ングコラム(図示せず)にネジ止めされる。
【0012】前記コンビネーションスイッチ2は、例え
ば、ターンシグナルスイッチ、パッシングスイッチ、メ
イン・ディマ切換えスイッチ、及びワイパウォッシャス
イッチの機能を備えている。前記コンビネーションスイ
ッチ2は、第1レバー3を矢印A,Bで示す左右方向に
操作すると、方向指示灯が点滅するターンシグナルスイ
ッチの機能を有する。
【0013】該コンビネーションスイッチ2は、図1に
示すように、第1レバー3を矢印Cで示す上方向に操作
すると前照灯が一時的に点灯するパッシングスイッチの
機能を有する。また、該コンビネーションスイッチ2
は、第1レバー3を矢印C,Dで示す上下方向に操作す
ると、前照灯のメインとディマの切換えを行うメイン・
ディマスイッチの機能を有する。
【0014】また、コンビネーションスイッチ2は、第
1レバー3を矢印Eで示す方向に回動操作すると、ワイ
パ3,4を回動作動させ、かつフロントガラスにウォッ
シャ液を噴射するワイパウォッシャスイッチの機能を有
する。また、該第1レバー3の先端側に隣設した回動ノ
ブ4は、矢印G、又はHで示す方向に回動操作すると、
ワイパを各速度、及び間欠的に作動させるワイパスイッ
チの機能を備えている。
【0015】前記第1レバー3は、図1及び図3に示す
ように前記回動ノブ4側の一端部の径が長く、前記ケー
ス1側の他端部の径が短い略円筒状をしている。該第1
レバー3は、ケース1側端部の周囲にラッパ状に開口し
たブーツ5を遊嵌すると共に、その開口内に筒体でなる
第2レバー6を挿入している。該第1レバー3は、第2
レバー6の筒部6aの軸心線を中心に矢印Eで示す方向
に回動し、矢印Fで示す方向に自動復帰するワイパウォ
ッシャスイッチを操作するものである。
【0016】該第1レバー3は、ケース1側の端部に、
第1可動子8を上下方向に作動させるプッシュロッド7
に圧接した操作杆3aを突設している。該操作杆3a
は、前記第1レバー3の他端部に形成した突片でなり、
該第1レバー3と共に回動して、前記プッシュロッド7
の上端を押圧して上下動させる。
【0017】前記プッシュロッド7は、図1に示すよう
に金属製棒状部材である。該プッシュロッド7は、可動
盤24の開口部24eの底面に形成した孔24h及びケ
ース1の筒状部1hに上下動自在に挿入して支持されて
いる。該プッシュロッド7は、復帰ばね9に付勢された
第1可動子8に押圧されて、常に上端が操作杆3aに圧
接している。
【0018】前記ブーツ5は、図1及び図3に示すよう
に略ラッパ状に開口し、ケース1に取付けることで、第
2レバー6の基端部6c及び可動盤24を乗員から見え
なく目隠しするものである。該ブーツ5は、裏面側下面
に設けた貫通孔5aに、ケース1の凸部1iを嵌入し、
該ケース1と蓋部材50とで挟持して固定される。
【0019】前記第1可動子8は、図1に示すように上
部にプッシュロッド7を載置し、下面に復帰ばね9を介
して、極盤10の開口部10aの内底に配置し、側面に
接点ばね11を介して可動接点板12を係止している。
該第1可動子8は、第1基板14側の側面に前記接点ば
ね11が没入する盲孔8aを穿設し、下面に前記復帰ば
ね9が没入する盲孔(図示せず)を穿設している。
【0020】該第1可動子8は、上面に、前記プッシュ
ロッド7の下端部が圧接する当接面8bを形成してい
る。該第1可動子8は、第2基板32に垂直に形成した
案内溝32eに係合するガイド突起8cを、第2基板3
2側の側面の上下に複数形成している。該第1可動子8
は、前記第1レバー3を回動操作すると、プッシュロッ
ド7に押圧され、案内溝32eに案内されて上下動す
る。そして、可動接点板12が固定接点14eに接触す
るとONして、ワイパウォッシャが作動する。
【0021】第1基板14は、図1に示すように固定接
点14d,14eを印刷し、電子素子13と端子盤15
の半田付け部15bを半田付けしたプリント基板であ
る。電子素子13は、間欠ワイパ回路等を構成する抵抗
体等でなる。端子盤15は、端子15aと一体の半田付
け部15bをインサート成形している。前記第1基板1
4、及び端子盤15は、開口部10a内に挿入してケー
ス1の内底面1dの下面で挟持し、かつ、端子15aを
コネクタ部10b内に挿通して固定される。
【0022】前記第1基板14は、例えばプリント基板
でなり、後述する軸棒32aを軸止する軸穴14aと、
端子15aの半田付け部15bを嵌入するスルーホール
14bと、第2基板32の係止突棒32bが係合する貫
通穴14cと、を穿設している。該第1基板14は、第
1可動子8を配置する表面側に、前記固定接点14d,
14eと端子盤15を固着している。固定接点14d
は、軸穴14aの周囲に円弧状に、かつ略2列に配置し
てなる。固定接点14eは、前記第1レバー3を回動操
作し、可動接点板12が下降したときに接触する位置に
配置する。
【0023】前記端子盤15は、図1に示すように下面
に端子15aを突出し、該端子15aと一体の半田付け
部15bを側面から突出し、かつ該端子15a及び該半
田付け部15bをインサート成形してなる。該端子盤1
5は、第2基板32に突設した軸棒32aが係合する貫
通穴15cを、略中央に穿設している。該端子盤15
は、下端部を開口部10aの内底に嵌合すると共に、端
子15aをコネクタ部10bに挿着し、半田付け部15
bを第1基板14のスルーホール14bに半田付けし、
かつ軸棒32aが貫通穴15cに嵌着することで固定さ
れる。
【0024】前記第1レバー3は、図1に示すように回
動ノブ4側の開口部3cの内側、スチールボール17、
及び節度ばね16が没入する盲孔3bを穿設している。
該スチールボール17は、節度ばね16に付勢され、固
定体18の略中央に設けた鍔部18aの第1レバー3側
の側面に形成した節度溝(図示せず)に圧接し、前記第
1レバー3を自動的に復帰させる。
【0025】固定体18は、図1に示すように第1レバ
ー3の開口部3cに挿入し、筒部6aの先端が挿着され
る筒部18bと、節度ばね19及びスチールボール20
を外周方向に出没自在に配設した前記鍔部18aと、固
定ノブ21を固着する係止部18cと、を形成してい
る。該固定体18は、第1レバー3及び筒部18bを挿
通した筒部6aの先端の係止爪6bが、前記鍔部18a
に隣設した切欠部18dの縁に係止することで、第2レ
バー6に固定される。前記第1レバー3は、筒部6aを
遊挿し、一端に基端部6c、他端に鍔部18aを設けた
ことで、第2レバー6に回動自在に配置される。
【0026】前記鍔部18aの外周部には、前記節度ば
ね19及びスチールボール20を挿入する盲孔18gを
穿設し、かつその周囲に前記回動ノブ4を配置してい
る。該回動ノブ4の内面には、スチールボール20が圧
接する節度溝4aと、鍔部18aの側面に摺接する突起
4bを形成している。また、前記係止部18cには、固
定ノブ21の内部に形成した案内溝(図示せず)に係合
する突片18cと、固定ノブ21の開口端に設けた係止
片21aに係合する爪18fを形成している。
【0027】前記第2レバー6は、基端部6cの両側
に、可動盤24の軸穴24aに軸合する軸部6dを突設
している。該第2レバー6、第1レバー3、及び第3レ
バー22は、前記軸部6dを中心として共に矢印C,D
で示す方向に揺動する。該基端部6cは、一方側に軸部
6dを突出形成し、他端側に節度ばね25、スチールボ
ール26を挿設する節度体配設突起6eを形成してい
る。節度ばね25に付勢されたスチールボール26は、
可動盤24の内壁に形成された節度溝24bに圧接して
いる。
【0028】前記節度体配接突起6eは、下側に、アー
ム体27の当接部27bを押圧する押圧面6fを形成し
ている。該第2レバー6は、第1レバー3を矢印C,D
で示す方向に操作すると、軸部6dを中心として共に上
下動し、、前記アーム体27を揺動させる。
【0029】該アーム体27は、図1に示すように軸部
27a、当接部27b、及び押圧部27cと、それらを
連結する第1アーム27d、及び第2アーム27eとで
なる。該アーム体27は、略円柱状の軸部27aをケー
ス1に形成した軸支溝1aに軸合し、かつ該ケース1と
可動盤24の下面とで回動自在に挟持される。
【0030】前記軸支溝1aは、図1に示すようにアー
ム体27の軸部27aと、該軸部27aの近傍の第1ア
ーム27dが没入する上面が略T字状態の盲孔で、ケー
ス1の内底面1d上の隅に形成される。ケース1は、該
軸支溝1aに隣接してアーム体27の第2アーム27e
と、可動盤24の突起24cを揺動自在に挿入配置する
貫通穴1eを穿設している。該貫通穴1eは、軸支溝1
aとの対向位置に、第2アーム27eが挿通し、かつ押
圧部27cが当接する切欠部1fを形成している。
【0031】前記当接部27bは、前記押圧部6fに圧
接される箇所で、円柱状をしている。前記押圧部27c
は、スプリング28に付勢された第2可動子29を矢印
Q,Rで示す方向に抗して上下動させる箇所である。該
押圧部27cは、第2アーム27eの下端から突出した
円柱状のものである。該押圧部27cは、ケース1の内
底面1dの下面と、第2可動子29との間に配置され
る。そして、該押圧部27cには、常にスプリング28
に付勢された第2可動子29が圧接している。
【0032】前記第1アーム27dは、軸部27aから
当接部27bに水平方向に伸びている。第2アーム27
eは、当接部27bから斜め下方に下がっている。尚、
該アーム体27は、例えば、軸部27aから当接部27
bまでの長さより、軸部27aから押圧部27cまでの
長さを長くする。
【0033】これにより、該アーム体27は、押圧面6
fに押圧されて、一端の軸部27aを中心として矢印
U,Vで示す方向に回動したとき、アーム体27の他端
にある押圧部27cが当接部27bより長い距離を移動
する。すなわち、第2可動子29は、第2レバー6との
間にアーム体27を介在したことで、矢印Q,Rで示す
方向に上下移動するストロークの移動距離が拡大され
る。
【0034】該第2可動子29は、図1に示すように側
面に、接点ばね30を出没自在に挿入する盲孔29bを
穿設し、かつ前記接点ばね30を介して可動接点板31
を係止している。該第2可動子29は、下面にスプリン
グ28を出没自在に挿入する盲孔(図示せず)を穿設し
ている。前記第1レバー3を矢印C,Dで示す方向に操
作すると、第2可動子29がアーム体27に押圧されて
上下動して開閉し、メイン・ディマの切り換え、及びパ
ッシングが行われる。前記可動接点板31は、第2可動
子29が矢印Q,Rで示す方向に上下動すると、第2基
板32に設けた固定接点32cに接触してONする。
【0035】該第2基板32は、第2可動子29側に側
面に、前記固定接点32cを配設し、かつ第2可動子2
9のガイド凸部29aが係合するガイド溝(図示せず)
を形成している。該第2基板32は、第1基板14側の
側面に軸棒32a、係止突棒32b,32d、及び案内
溝32eを形成している。該第2基板32は、下面に前
記固定接点32cに導通した端子33をインサート成形
して突出している。
【0036】該第2基板32は、下端部を極盤10の開
口部10aの内底に嵌着すると共に、ケース1で開口部
10aを閉塞することで、開口部10aの底面とケース
1の内底面1dの下面とで挟持されて固定される。ま
た、該第2基板32は、前記端子33を極盤10のコネ
クタ部10b内に挿着し、かつ軸棒32aを第1基板1
4の軸穴14aに嵌合し、係止突棒32bを貫通穴15
cに、係止突棒32dを貫通穴14cに各々係合するこ
とで、更に堅固に極盤10内に固定される。
【0037】前記軸棒32a、及び係止突棒32b,3
2dは、例えば、樹脂等で第2基板32と共に一体に形
成してなる。該軸棒32aの長さは、先端が軸穴14a
を挿通して第1基板14から突出する長さとする。前記
係止突棒32b及び32dは、例えば同一形状のもので
なり、先端中央に割り溝を形成して弾性を有し、かつ貫
通穴15c,14cの縁に係止する爪を形成している。
該係止突棒32bは、第2基板32の上方から第1基板
14に向けて突出形成される。前記係止突棒32dは、
第2基盤32の下方から端子盤15に向けて突出形成さ
れる。
【0038】前記固定ノブ21は、固定体18の係止部
18cに係合し、かつ係止片21aを突片18eに係止
することで、固定体18に固着される。これにより、該
固定ノブ21、固定体18及び第2レバー6は、共に一
体に動く。前記第3レバー22は、一端に前記回動ノブ
4を固着し、他端に歯車形状の操作杆22aを有し、第
2レバー6内に回動自在に挿入している。前記回動ノブ
4は、第3レバー22の軸棒22cを筒部6a内に挿通
し、ピン23を挿入する先端部の孔22dを固定体18
の切欠部18d内に配置した状態で、前記ピン23を回
動ノブ4の貫通孔4cから挿入して貫通させて孔22d
に嵌着することで、前記第3レバー22に固定される。
【0039】前記操作杆22aは、第3レバー22の一
端に一体成形、又は軸止した歯車形状のもので、略扇形
をした歯型状の噛合部22bを有する伝達部材である。
該操作杆22aの先端部の噛合部22bは、第3レバー
22の中心線に対して斜め下方向に突出している。操作
杆22aは、常時、第3可動子34の歯車状の噛合部3
4aに噛合している。
【0040】該第3レバー22は、前記回動ノブ4を矢
印G,Hで示す方向に回動操作すると、矢印Y,Zで示
す方向に回動して、操作杆22aが前記第3可動子34
を矢印M,Pで示す方向に回動させる。また、該操作杆
22aは、第1レバー3を矢印C,Dで示す方向に操作
すると、該噛合部22bが傾いた状態で第3可動子34
の噛合部34aに噛合する。
【0041】前記第3可動子34は、中心に軸穴34b
を穿設し、該軸穴34bに前記第2基板32の軸棒32
aを挿入し、かつ該軸棒32aの先端を第1基板14の
軸穴14aに軸止することで、回動自在に軸支される。
該第3可動子34は、軸穴34bの周囲に導電性金属板
ばね材料でなる略円弧状の可動接片35を固着してい
る。該可動接片35は、第3可動子34が矢印M,Pで
示す方向に回動することで、第1基板14に配設した固
定接点14dに接触して、例えば間欠ワイパ、ワイパ低
速、ワイパ高速に順次に作動させる。
【0042】前記可動盤24は、図1、図2及び図3に
示すようにケース1の内底面1d上に載置し、上面の軸
部24dを蓋部材50の軸穴50bに軸合することで回
動自在に支持される。該可動盤24は、第1レバー3を
矢印A,Bで示す方向に操作すると、第2レバー6と共
に、軸部24dを中心に矢印I,Jで示す方向に回動す
る。可動盤24は、第4可動子37の係合部37aに係
合する突起24cを下面に突出形成している。該第4可
動子37は、下面に接点ばね38を介して可動接点板3
9を係止している。
【0043】該第4可動子37は、図1に示すように第
1レバー3を矢印A,Bで示す方向に揺動操作すると、
可動盤24が矢印I,Jで示す方向に回動し、該可動盤
24に連動して、可動接点板39と共に矢印S,Tで示
す方向に移動する。該第4可動子37は、ケース1の内
底面1dの下面と、第3基板40の盤面との間に介在さ
れる。該第4可動子37は、第3基板40の盤面の縁4
0aに案内されて、矢印S,Tで示す方向に直線移動す
る。
【0044】該第4可動子37は、上面に可動盤24の
下端の突起24cを介入する2枚の突片でなる係合部3
7aを形成し、下面に接点ばね38を出没自在に挿入す
る盲孔(図示せず)を穿設している。該可動接点板39
は、第3基板40の固定接点41に接触することで、方
向指示器を作動させ、方向指示灯が点滅する。
【0045】第3基板40は、固定接点41と、該固定
接点41に導通している端子42とをインサート成形等
で固着している。該第3基板40は、極盤10の収納部
10cに嵌合し、かつ端子42を極盤10の下方から突
出している。
【0046】前記可動盤24は、前記第1レバー3を配
設する側に第2レバー6の基端部6cを所望角度だけ回
動可能に収納する開口部24eを形成し、該開口部24
eの略反対側に節度ばね43、及び節度体44を出没自
在に収納する節度体挿入筒部24fを突設している。該
節度体44は、先端に、節度溝1b,1cに圧接する球
子45を回転自在に軸支している。
【0047】前記ケース1は、図1に示すように上面に
可動盤24、キャンセルカム46、板ばね47、カムガ
イド48、及びコイルスプリング49を介在して蓋部材
50をネジ止めして閉塞している。該ケース1は、下面
にプッシュロッド7、第1可動子8、第1基板14、端
子盤15、第2基板32、第3可動子34、及び第2可
動子29等を介在して極盤10で閉塞している。前記ケ
ース1は、前記各部品を収納して、ボディに嵌合し、か
つネジ止めされる。
【0048】キャンセルカム46は、図1及び図2に示
すように上下に軸46aを有し、下側の軸46aを可動
盤24の溝24gに遊嵌し、上側の軸46aを蓋部材5
0の長孔50aに遊嵌し、かつ係合溝46bに板ばね4
7を挿入している。
【0049】該キャンセルカム46は、第1レバー3を
矢印A,Bで示す方向に揺動操作した場合、溝24g内
の山状側壁24nの先端に圧接していた下側の軸46a
が、該山状側壁24nの麓24r,24s側に移動す
る。このとき、上側の軸46aは、長孔50a内をキャ
ンセル筒体51側方向に直線移動する。略扇形の端部4
6dは、第1レバー3を矢印A及びBの左右方向指示位
置に回動操作すると、押圧部48c,48dの第2傾斜
面48h,48hに圧接する。
【0050】該キャンセルカム46は、この状態でハン
ドルを回転操作すると、該ハンドルと同回転するキャン
セル筒体51のキャンセル突起51aに衝当して、軸4
6aを中心に矢印で示すK及びL方向に回動する。前記
板ばね47は、両端を蓋部材50に保持し、中央部でキ
ャンセルカム46を押圧して付勢し、該キャンセルカム
46を元の位置に自動復帰させる。
【0051】カムガイド48は、図1、図2及び図4に
示す略コ字状の部材で、第1レバー3側の側面中央に盲
孔48a、左右側面に突片48b,48b、左右先端に
押圧部48c,48d、下面に係合凸部48eを形成し
ている。該カムガイド48は、可動盤24の上面24k
上に載置すると共に、下面の係合凸部48eを案内溝2
4mに、矢印で示すW及びX方向に移動可能に配置す
る。
【0052】また、該カムガイド48は、押圧部48
c,48dの両側面48fを左右の支柱24i,24i
の間に介在することで、その移動が左右の支柱24i,
24iの内面により前記矢印で示すW及びX方向に案内
される。また、該カムガイド48は、側壁24pから突
出した第2支持片24q,24qと、第1支持片24
j,24jとで上側から支持されている。
【0053】盲孔48aは、カムガイド48をキャンセ
ルカム46側に付勢するコイルスプリング49を挿入す
る穴である。突片48b,48bは、可動盤24の支柱
24i,24iの上面から横方向に突出した第1支持片
24j,24jに当接するカムガイド48の当接箇所
で、該カムガイド48の左右側面に形成している。
【0054】押圧部48c,48dは、キャンセルカム
46の第1レバー3側の端部46dに圧接する箇所で、
カムガイド48の左右先端部に突出形成している。該押
圧部48c,48dは、図2及び図4に示すように各々
に第1傾斜面48gと、該第1傾斜面48gに連続した
第2傾斜面48h,48hを形成している。係合凸部4
8eの長さは、案内溝24mの幅とほぼ同じ長さとし、
該係合凸部48eを案内溝24mに係合することで、カ
ムガイド48が移動可能な方向を矢印で示すW及びX方
向にのみ規制する。
【0055】前記コイルスプリング49は、一端を前記
盲孔48aに嵌入し、他端を軸部24dの近傍に形成し
た側壁24pに圧接している。蓋部材50は、ケース1
の上側開口端に嵌着される。キャンセル筒体51は、ス
テアリングシャフトと共に矢印で示すα及びβ方向に回
転する。
【0056】本発明の実施の形態は、以上のような構成
であり、その作用を詳述する。第1レバー3がニュート
ラル位置Nにあるときは、可動盤24は、前記第1レバ
ー3の中心線に沿った状態にある。該可動盤24の溝2
4gに下側の軸46aを遊嵌したキャンセルカム46
は、下側の軸46aが山状側壁24nの先端部に圧接し
ている。これにより、該キャンセルカム46は、前記第
1レバー3側に寄っている。該キャンセルカム46の上
側に軸46aは、長孔50aの軸穴50b側に寄ってい
る。キャンセルカム46の衝当部46cは、キャンセル
突起51aの回転移動軌跡の外側にあり、ステアリング
と共にキャンセル筒体51が回転しても、キャンセル突
起51aが衝当部46cに衝当することがない。
【0057】カムガイド48は、コイルスプリング49
に押圧されて、係合凸部48eが案内溝24mのキャン
セル筒体51側の側壁に圧接して静止している。第4可
動子37は、第3基板40上の固定接点41に非接触
で、OFF状態である。節度ばね43に付勢された球子
45は、OFF位置用の節度溝1bに係合して、前記第
1レバー3のニュートラル位置Nの状態を保持してい
る。
【0058】第1レバー3を矢印Bで示す左方向指示位
置方向に操作すると、図5に示すように該第1レバー
3、第2レバー6、第3レバー22、及び可動盤24が
軸部24dを中心回動する。可動盤24は、矢印Jで示
す方向に回動し、下面の突起24cが第4可動子37を
矢印Sで示す方向に移動させる。球子45は、OFF位
置用の節度溝1bから隣設した左方向指示位置用の節度
溝1cに移動して係合し、前記第1レバー3の左右方向
指示位置Bの状態を保持する。
【0059】可動盤24が矢印Jで示す方向に回動した
ことで、該可動盤24上に載置したキャンセルカム46
は、下側の軸46aが山状側壁24nから麓24r側に
移動する。該キャンセルカム46の上側の軸46aは、
長孔50a内をキャンセル筒体51側に移動し、衝当部
46cがキャンセル突起51aの回転移動軌跡内に移動
する。第4可動子37は、第3基板40の両端に突設し
た縁40aに案内されて、矢印Sで示す方向に直線移動
し、可動接点板39が固定接点41に接触して左右方向
指示灯が点滅する。
【0060】図5に示すこの状態で、ハンドルを矢印α
で示す左方向に回転操作すると、キャンセル筒体51の
キャンセル突起51aがキャンセルカム46の衝当部4
6cに衝当し、該キャンセルカム46を矢印Lで示す方
向に回動させる。更にハンドルを矢印αで示す左方向回
転操作すると、キャンセル突起51aがキャンセルカム
46と非接触状態になり、該キャンセルカム46は板ば
ね47に付勢されて矢印Kで示す方向に回動し、図5に
示す状態に戻る。
【0061】この図5で示す状態において、ドライバー
がこの左方向指示位置Bに第1レバー3を手で握って保
持し、ハンドルを矢印βで示す右方向指示位置側に回転
操作する。キャンセル筒体51は、ハンドルと共に矢印
βで示す方向に回転して、キャンセル突起51aがキャ
ンセルカム46の衝当部46cに衝当する。該キャンセ
ルカム46は、キャンセル突起51aに押圧されて、軸
46aを中心に矢印Kで示す方向に回転する。該キャン
セルカム46の端部46dは、カムガイド48の押圧部
48dを押圧して、該カムガイド48が矢印Xで示す方
向に移動して図6に示す状態になる。端部46dがカム
ガイド48に接触する箇所は、第2傾斜面48h,48
hから第1傾斜面48g,48gに摺接して移動する。
【0062】このとき、カムガイド48は、両側側面4
8fが2つの支柱24i,24iの間に介在され、上面
を第1支持片24j,24j及び第2支持片24q,2
4qで支持され、かつ底面の係合凸部48eが案内溝2
4mに係合していることで案内され、真っすぐにガタ付
きなくスムーズに矢印Xで示す方向に移動する。コイル
スプリング49は、中心線に沿ってカムガイド48に押
圧されて、圧縮するのでカムガイド48の動きがスムー
ズである。第1レバー3は、第1レバー3を手で保持し
ているので、可動盤24及び第4可動子37が静止状態
にある。
【0063】更にハンドルを矢印βで示す右方向に回転
操作すると、キャンセル突起51aが移動してキャンセ
ルカム46と非接触状態になる。すると、該キャンセル
カム46は、板ばね47の弾性で矢印Lで示す方向に回
転して図5の状態に戻る。カムガイド48は、キャンセ
ルカム46が回転したことで、該キャンセルカム46と
の接触位置が押圧部48dの先端部分から第2傾斜面4
8h,48hに移動して、コイルスプリング49に押圧
されて矢印Wで示す方向に移動し、図5の元の位置に復
帰する。
【0064】前述した図5で示す左方向指示位置Bの状
態で、第1レバー3を解放しハンドルを矢印βで示す右
方向指示位置側に回転操作する。キャンセル筒体51
は、ハンドルと共に矢印βで示す方向に回転して、キャ
ンセル突起51aがキャンセルカム46の衝当部46c
に衝当する。該キャンセルカム46は、キャンセル突起
51aに押圧されて、軸46aを中心に矢印Kで示す方
向に回転する。該キャンセルカム46の端部46dは、
カムガイド48の押圧部48dを押圧する。
【0065】このとき、カムガイド48は、コイルスプ
リング49の弾発力が可動盤24を支持している節度ば
ね43の弾発力より強力なため、該カムガイド48は移
動せず、可動盤24が矢印Iで示す方向に回動し、元の
OFF状態に復帰する。第1レバー3は、矢印Aで示す
方向に回動して元のニュートラル位置Nに自動復帰す
る。第4可動子37は、可動盤24の突起24cに引か
れて矢印Sで示す方向に移動し、元のOFF状態にな
り、方向指示灯が消灯する。
【0066】そして、前記第1レバー3を反対の矢印A
で示す右方向指示位置方向に操作すると、各部材が前述
した矢印Aで示す方向のときとは反対に移動する。
【0067】第1レバー3を矢印Cで示す方向に引き上
げ操作すると、該第1レバー3、第2レバー6、及び第
3レバー22が軸部6dを中心に回動する。アーム体2
7は、当接部27bが第2レバー6の押圧面6fに押圧
されて、軸部27aを中心として矢印Uで示す方向に回
動する。前記当接部27b及び押圧部27cは、軸部2
7aを中心に、軸部27aから押圧部27cまでの長さ
を半径として、矢印U,Vで示す方向に回転する。第2
可動子29は、該アーム体27により第2レバー6の押
圧面6fのストロークの移動距離を拡大されて伝達さ
れ、大きく矢印Qで示す方向に下降して、パッシング、
及びメイン・ディマスイッチが開閉する。
【0068】第1レバー3を矢印Eで示す方向に回動操
作すると、該第1レバー3は第3レバー22の軸心線を
中心として、回動する。操作杆3aは、第1レバー3と
共に矢印Eで示す方向に回動して、プッシュロッド7を
下降させる。該プッシュロッド7は、第1可動子8、及
び可動接点板12を下降させ、該可動接点板12が固定
接点14eに接触して、ワイパウォッシャが作動する。
【0069】該第1レバー3から手を離すと、該第1レ
バー3は、節度ばね16に付勢されたスチールボール1
7が固定体18の節度溝に案内されて移動し、元のOF
F位置に復帰する。プッシュロッド7及び第1可動子8
は、復帰ばね9に付勢されて元のOFF位置に復帰し、
ワイパウォッシャが停止する。
【0070】回動ノブ4を矢印Gで示す方向に回動操作
すると、該回動ノブ4に軸止した第3レバー22が矢印
Yで示す方向に同回動する。該第3レバー22は、操作
杆22aが共に回動して、第3可動子34を矢印Mで示
す方向に回動させる。可動接片35は、第3可動子34
と共に回動して固定接点14dに接触し、ワイパが間欠
的に作動する。更に回動ノブ4を矢印Gで示す方向に回
動すると、前述した各部材が回動して、ワイパ連続的に
低速に作動する。更に回動ノブ4を矢印Gで示す方向に
回動操作すると、ワイパの速度が高速に切り替わる。
【0071】前記回動ノブ4を矢印Hで示す方向に回動
操作すると、第3レバー22及び操作杆22aは、矢印
Zで示す方向に回動する。可動接片35は、前記操作杆
22aに噛合した第3可動子34と共に、矢印Pで示す
方向に回動してワイパの低速位置、間欠位置、及びOF
F位置に順次切り替わり、元のOFF位置に復帰する
と、ワイパが停止する。
【0072】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、次のような効果がある。本発明の請求項1の発明
は、レバーと共に軸部を中心として回動する可動盤と、
該可動盤の上面上に配設したカムガイドと、該カムガイ
ドを付勢するコイルスプリングと、ケースの開口部を閉
塞する蓋部材に両端を支持した板ばねと、該板ばねに付
勢され、軸の上端を前記蓋部材の長孔に軸合し、該軸の
下端を可動盤の上面に形成した溝に遊嵌すると共に、一
端に前記カムガイドに圧接する端部、他端に衝当部を有
するキャンセルカムと、を備えた車両用ターンシグナル
スイッチにおいて、前記カムガイドは、可動盤の上面の
左右に形成した支柱、及び側壁間に、前記軸部の方向に
移動自在に介在したことで、カムガイドの動きをスムー
ズにすることができる。
【0073】請求項2の発明は、前記請求項1記載の発
明において、前記カムガイドは、両側面に突片を形成
し、前記可動盤の支柱は、前記突片の上側に重なるよう
に配置した第1支持片を形成したことで、カムガイドを
下面、上面、及び側面から支持して該カムガイドの直線
移動をガイドして滑らかに摺動させることができる。
【0074】請求項3の発明は、前記請求項1、又は2
記載の発明において、前記可動盤の側壁は、前記軸部の
近傍に形成すると共に、かつ前記カムガイドの上面を支
持する第2支持片を形成したことで、更にカムガイドの
動きをガイドしてガタ付きを防止することができる。
【0075】請求項4の発明は、前記請求項1、2、又
は3記載の発明において、前記キャンセルカムは、前記
端部を略扇形に形成したことで、キャンセルカムの回動
抵抗を軽減し、該キャンセルカムの移動及び回転をスム
ーズにすることができる。
【0076】請求項5の発明は、前記請求項1、2、
3、又は4記載の発明において、前記カムガイドは、前
記キャンセルカムが圧接する箇所に第1傾斜面と、該第
1傾斜面に連続形成した第2傾斜面を形成したことで、
カムガイドの動きを滑らかにし、第1レバーを保持し
て、キャンセル方向にハンドルを回転操作したときの抵
抗感を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す図面で、一部断面を
有する分解斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態を示す図面で、要部拡大分
解斜視図である。
【図3】本発明の実施の形態を示す図面で、中央部を縦
断面した斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態を示す図面で、カムガイド
の拡大底面図である。
【図5】本発明の実施の形態を示す図面で、第1レバー
を左方向指示位置に操作したときの状態を示す説明図で
ある。
【図6】本発明の実施の形態を示す図面で、第1レバー
を左方向指示位置に操作しかつその状態を手で保持し、
キャンセル筒体を右方向に回転操作したときの状態を示
す説明図である。
【符号の説明】
2 ケース 3 第1レバー 24 可動盤 24d,46a 軸部 24g 溝 24i 支柱 24j 第1支持片 24k 上面 24p 側壁 24q 第2支持片 46 キャンセルカム 46c 衝当部 46d 端部 47 板ばね 48 カムガイド 48b 突片 48g 第1傾斜面 48h 第2傾斜面 49 コイルスプリング 50 蓋部材 50a 長孔 51 キャンセル筒体 51a キャンセル突起

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レバー(3)と共に軸部(24d)を中
    心として回動する可動盤(24)と、該可動盤(24)
    の上面(24k)上に配設したカムガイド(48)と、
    該カムガイド(48)を付勢するコイルスプリング(4
    9)と、ケース(1)の開口部を閉塞する蓋部材(5
    0)に両端を支持した板ばね(47)と、該板ばね(4
    7)に付勢され、軸(46a)の上端を前記蓋部材(5
    0)の長孔(50a)に軸合し、該軸(46a)の下端
    を可動盤(24)の上面に形成した溝(24g)に遊嵌
    すると共に、一端に前記カムガイド(48)に圧接する
    端部(46d)、他端に衝当部(46c)を有するキャ
    ンセルカム(46)と、を備えた車両用ターンシグナル
    スイッチにおいて、 前記カムガイド(48)は、可動盤(24)の上面(2
    4k)の左右に形成した支柱(24i,24i)、及び
    側壁(24p)間に、前記軸部(24d)の方向に移動
    自在に介在したことを特徴とする車両用ターンシグナル
    スイッチの構造。
  2. 【請求項2】 前記請求項1記載の発明において、 前記カムガイド(48)は、両側面に突片(48b,4
    8b)を形成し、前記可動盤(24)の支柱(24i,
    24i)は、前記突片(48b,48b)の上側に重な
    るように配置した第1支持片(24j,24j)を形成
    したことを特徴とする車両用ターンシグナルスイッチの
    構造。
  3. 【請求項3】 前記請求項1、又は2記載の発明におい
    て、 前記可動盤(24)の側壁(24p)は、前記軸部(2
    4d)の近傍に形成すると共に、かつ前記カムガイド
    (48)の上面を支持する第2支持片(24q,24
    q)を形成したことを特徴とする車両用ターンシグナル
    スイッチの構造。
  4. 【請求項4】 前記請求項1、2、又は3記載の発明に
    おいて、 前記キャンセルカム(46)は、前記端部(46d)を
    略扇形に形成したことを特徴とする車両用ターンシグナ
    ルスイッチの構造。
  5. 【請求項5】 前記請求項1、2、3、又は4記載の発
    明において、 前記カムガイド(48)は、前記キャンセルカム(4
    6)が圧接する箇所に第1傾斜面(48g,48g)
    と、該第1傾斜面(48g,48g)に連続形成した第
    2傾斜面(48h,48h)を形成したことを特徴とす
    る車両用ターンシグナルスイッチの構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100384755B1 (ko) * 2001-06-20 2003-05-23 현대자동차주식회사 자동차의 다기능 스위치
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WO2013038786A1 (ja) 2011-09-13 2013-03-21 本田技研工業株式会社 車両用ターンシグナルスイッチ装置

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