JP2015035296A - 回転検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ガタつきによる操作感触への影響が低減された回転検出装置を提供することを目的とする。【解決手段】回転検出装置101は、筒状部3sを有した回転部材3と、回転部材3の筒状部3sに挿通されるホルダ部材H1と、回転部材3の回転を検出する回転検出手段5と、を備え、ホルダ部材H1が、回転動作の回転軸3jと略平行な第1平面H1pを有する台座部31と、第1平面H1pと略直交する第2平面H1vを有する基部11と、を有し、第2平面H1vに沿って回転検出手段5が配置され、回転部材3が筒状部3sの中心に向かって延設して形成された延設部13と延設部13から回転軸3jに沿って突出した突部(51、61)とを有し、回転部材3がホルダ部材H1に配設された際に、回転部材3が回転検出手段5を覆うように配置され、突部(51、61)が回転検出手段5と連結され、回転部材3の回転を回転検出手段5に伝達することを特徴とする。【選択図】図5

Description

本発明は、筒状のハウジングの外周に沿って回転操作が可能な操作部を有した回転検出装置に関し、特に、揺動可能なストークスイッチ等と称せられる車載用ノブスイッチに適用される回転検出装置に関する。
一般的に自動車のステアリングコラムの近傍には、ワイパーやヘッドライト等の動作を制御するためのストークスイッチと称せられる車載用ノブスイッチが配設されている。
この車載用ノブスイッチの従来例として、特許文献1では、図11に示すような車載用ノブスイッチ900が提案されている。図11は、従来例に係わる車載用ノブスイッチ900の分解斜視図である。図11に示す車載用ノブスイッチ900は、コンビネーションスイッチの一部を構成する筒状のハウジング901と、このハウジング901の内部に収納保持されたホルダ902と、このホルダ902に固定された回路基板903と、この回路基板903に実装されたプッシュスイッチ912やスライドスイッチ等の各種電気部品と、操作リング部905及び筒状駆動部906を一体化してなる回転体904と、プッシュスイッチ912を押圧操作する操作キー907と、揺動操作用の操作ノブ908等を備えて構成される。
このように構成された車載用ノブスイッチ900において、ユーザが操作リング部905を回転操作すると、筒状駆動部906が操作リング部905と一体的に回転し、この筒状駆動部906の螺旋状孔906bと係合したスライダ915の垂下片915bの先端部と連動するようになる。つまり、回転体904(筒状駆動部906)の回転に伴って、螺旋状孔906bの内壁面が垂下片915bを駆動するため、スライダ915が直線的に移動するようになっている。その結果、スライダ915に取着されている摺動子915aと回路基板903の下面に形成されているスライドスイッチ用固定接点との接触位置が変化し、操作リング部905の回転操作に応じた電気信号が回路基板903から外部回路へ出力され、回転検出が好適に行われる。
特開2008−192559号公報
しかしながら、従来例の構成においては、筒状駆動部906の螺旋状孔906bのカム溝と螺旋状孔906bと係合するスライダ915の垂下片915bとを用い、回転運動を直線運動に変換しているので、複雑な構造となっている。このため、各部品の寸法公差の累計により、螺旋状孔906bと垂下片915bとのガタつきが懸念され、このガタつきによる操作感触への影響の虞があった。
本発明は、上述した課題を解決するもので、ガタつきによる操作感触への影響が低減された回転検出装置を提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明の回転検出装置は、操作者により回転動作が行われる筒状部を有した回転部材と、該回転部材の前記筒状部に挿通されるホルダ部材と、該ホルダ部材に保持され回転部材の回転を検出する回転検出手段と、を備えた回転検出装置であって、前記ホルダ部材が、前記回転動作の回転軸と略平行な第1平面を有する台座部と、前記第1平面と略直交する第2平面を有する基部と、を有し、前記第2平面に沿って前記回転検出手段が配置され、前記回転部材が、前記筒状部の中心に向かって延設して形成された延設部と、該延設部の前記回転軸が貫く位置から前記回転軸に沿って前記延設部から突出して形成された突部を有し、前記回転部材が前記ホルダ部材に配設された際に、前記回転部材が前記回転検出手段を覆うように配置されるとともに、前記突部が前記回転検出手段と連結され、前記回転部材の回転を前記回転検出手段に伝達することを特徴としている。
これによれば、本発明の回転検出装置は、回転部材の回転を回転検出手段に直接伝達することができる簡易な構成となっているので、回転部材のガタつきが低減される。このことにより、ガタつきによる操作感触への影響が低減された回転検出装置を提供することができる。
また、本発明の回転検出装置は、前記延設部の位置に対応する前記台座部には、前記第1平面から突出した突設部を有し、前記回転部材の前記回転動作により、前記延設部と前記突設部とが当接することを特徴としている。
これによれば、回転部材の回転動作をホルダ部材の突設部が受け止めることとなる。このため、ホルダ部材の台座部の第1平面で受け止めることと比較して、受け止める面積(当接する面積)を小さくすることができる。このことにより、当接時の音を小さくすることができ、操作者の操作感触をより向上させることができる。
また、本発明の回転検出装置は、前記回転部材が前記ホルダ部材に配設された際に、前記筒状部の内側には、複数の凹部と凸部とが交互に設けられた段差部が形成され、前記ホルダ部材には、該段差部と対向する位置に、前記段差部に向かって付勢される接触部材が設けられていることを特徴としている。
これによれば、回転部材の回転動作に伴って、この段差部が接触部材と当接しながら移動するようになる。このことにより、接触部材が凸部を乗り越えて凹部に移動した際に、カクカクと音がするとともに、操作者に対してカクカクとした操作感触を与えるようになり、操作者の操作感触をより一層向上させることができる。
また、本発明の回転検出装置は、前記段差部の形成範囲における前記回転軸との角度が、前記回転動作の回転角度と略同一であることを特徴としている。
これによれば、回転部材の回転動作の範囲でのみ、段差部と接触部材とを当接させるようにできる。このため、常に段差部と接触部材とを当接させることができるとともに、形成範囲の両端で回転動作を規制することができる。このことにより、操作者に対して常にカクカクとした操作感触を与えることができるとともに、回し過ぎ等の余計な回転動作を防ぐことができる。
本発明の回転検出装置は、回転部材の回転を回転検出手段に直接伝達することができる簡易な構成となっているので、回転部材のガタつきが低減される。このことにより、ガタつきによる操作感触への影響が低減された回転検出装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態の回転検出装置を説明する図であって、図1(a)は、回転検出装置が適用される車載用ノブスイッチの斜視図であり、図1(b)は、車載用ノブスイッチの分解斜視図である。 本発明の第1実施形態の回転検出装置を説明する図であって、図2(a)は、図1(a)に示すP部の拡大分解斜視図であり、図2(b)は、図2(a)の組図(斜視図)である。 本発明の第1実施形態の回転検出装置を説明する図であって、図3(a)は、図2(b)のZ1側から見た上面図であり、図3(b)は、図3(a)の回転部材を省略した上面図である。 本発明の第1実施形態の回転検出装置を説明する図であって、図4(a)は、図3(a)のY2側から見た側面図であり、図4(b)は、図3(b)のY2側から見た側面図である。 本発明の第1実施形態の回転検出装置を説明する図であって、図3(a)に示すV−V線における断面図である。 本発明の第1実施形態の回転検出装置の回転部材を説明する図であって、図6(a)は、図1(b)に示すX1方向側の上方から見た上方斜視図であり、図6(b)は、図1(b)に示すX1方向側の下方から見た下方斜視図である。 本発明の第1実施形態の回転検出装置の他の回転部材を説明する図であって、図7(a)は、図1(b)に示すX2方向側の上方から見た上方斜視図であり、図7(b)は、図1(b)に示すX2方向側の下方から見た下方斜視図である。 本発明の第1実施形態の回転検出装置のホルダ部材を説明する図であって、図8(a)は、図1(b)に示すX2方向側の上方から見た上方斜視図であり、図8(b)は、図1(b)に示すX1方向側の上方から見た上方斜視図である。 本発明の第1実施形態の回転検出装置を説明する図であって、図3(a)に示すIX−IX線における断面図である。 本発明の第1実施形態の回転検出装置を説明する図であって、図10(a)は、図2(b)のX2側から見た正面図であり、図10(b)は、図10(a)に示す正面図から回転部材を右回転させた正面図である。 従来例に係わる車載用ノブスイッチの分解斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態の回転検出装置101を説明する図であって、図1(a)は、回転検出装置101が適用される車載用ノブスイッチN501の斜視図であり、図1(b)は、車載用ノブスイッチN501の分解斜視図である。
本発明の第1実施形態の回転検出装置101は、図1(a)に示す車載用ノブスイッチN501に適用される。また、図1(a)に示す車載用ノブスイッチN501は、操作者により操作される操作ノブN510と、操作ノブN510を揺動可能に支持する本体部N550と、から構成されている。
操作ノブN510には、図1(b)に示すように、回転動作が行われる回転部材3を有した回転検出装置101と、回転検出装置101と電気的に接続されたフレキシブルプリント基板(FPC、Flexible printed circuits)515と、回転検出装置101のホルダ部材H1の一部を収容する一対のハウジング(511、521)と、を備えている。また、本体部N550には、図1(b)に示すように、操作ノブN510を揺動動作可能に支持する揺動部材553と、この揺動部材553を収容する本体側ケース557及び本体側カバー(558a、558b)と、を備えている。なお、図1(b)には、揺動部材553の一部のみを示しており、揺動部材553の詳細な構成部品は示していない。
そして、車載用ノブスイッチN501は、操作者による操作ノブN510の揺動操作を受けて入力操作が行われるともに、操作者による回転部材3の回転操作を受けて入力操作が行えるようになっている。
図2は、本発明の第1実施形態の回転検出装置101を説明する図であって、図2(a)は、図1(a)に示すP部の拡大分解斜視図であり、図2(b)は、図2(a)の組図(斜視図)である。図3は、本発明の第1実施形態の回転検出装置101を説明する図であって、図3(a)は、図2(b)のZ1側から見た上面図であり、図3(b)は、図3(a)の回転部材3を省略した上面図である。図4は、本発明の第1実施形態の回転検出装置101を説明する図であって、図4(a)は、図3(a)のY2側から見た側面図であり、図4(b)は、図3(b)のY2側から見た側面図である。
本発明の第1実施形態の回転検出装置101は、図2ないし図4に示すように、操作者により回転動作が行われる回転部材3(3A、3B)と、回転部材3に挿通されるホルダ部材H1と、回転部材3の回転を検出する回転検出手段5(5A、5B)と、を備えて構成されている。他に、回転検出装置101には、回転検出手段5とフレキシブルプリント基板515との間を電気的に接続している配線基板(図示していない)と、回転部材3Aと回転部材3Bとの間に配設されたリング状のスペーサ部材19と、を備えている。
図5は、本発明の第1実施形態の回転検出装置101を説明する図であって、図3(a)に示すV−V線における断面図である。図6は、本発明の第1実施形態の回転検出装置の回転部材3Aを説明する図であって、図6(a)は、図1(b)に示すX1方向側の上方から見た上方斜視図であり、図6(b)は、図1(b)に示すX1方向側の下方から見た下方斜視図である。図7は、本発明の第1実施形態の回転検出装置のもう一方の回転部材3Bを説明する図であって、図7(a)は、図1(b)に示すX2方向側の上方から見た上方斜視図であり、図7(b)は、図1(b)に示すX2方向側の下方から見た下方斜視図である。
回転検出装置101の回転部材3は、2つの回転部材3A及び回転部材3Bを備えており、ポリブチレンテレフタレート(PBT、polybutylene terephthalate)等の合成樹脂材を用いて射出成形法により、図2、図6及び図7に示すように、いずれも筒状の筒状部3sを有した形状に形成されている。更に、回転部材3(3A、3B)は、図6(b)及び図7(b)に示すように、筒状部3sの中心に向かって延設して形成された扇状の延設部13(13A、13B)と、延設部13の先端側に設けられた突部33(33A、33B)と、を有して構成される。そして、操作者によりこの回転部材3が回転操作され、回転部材3の回転動作が行われるようになる。なお、本発明の第1実施形態では、筒状部3sが単純な円形状をしているが、回転部材3の回転動作が損なわれない形状であれば、単純な円形状に限定されるものではない。例えば、多角形の形状や外表面に凹凸を有した形状であっても良い。
回転部材3の延設部13は、図2、図6及び図7に示すように、筒状部3sの一端側の内周の一部から延設して形成され、筒状部3sの中心に向かって徐々に狭くなっている扇形状をしている。また、回転部材3の突部33は、延設部13の先端側に設けられ、図5に示すように、回転軸3jが貫く延設部13(13A、13B)の位置から回転軸3jに沿って突出して形成されている。なお、回転部材3Bには、外観を構成する側に、筒状部3sと同じ外径のカバー部材93が設けられており、車載用ノブスイッチN501の外観の一部を構成している。
また、筒状部3sの内側には、図6(a)、(b)及び図7(a)、(b)に示すような、複数の凹部53rと凸部53tとが交互に設けられた段差部53(53A、53B)が形成されている。この段差部53の凹部53r及び凸部53tは、筒状部3sの一端側の反対側である他端側から一端側に向けて、交互に列をなして形成されている。
図8は、本発明の第1実施形態の回転検出装置のホルダ部材H1を説明する図であって、図8(a)は、図1(b)に示すX2方向側の上方から見た上方斜視図であり、図8(b)は、図1(b)に示すX1方向側の上方から見た上方斜視図である。図9は、本発明の第1実施形態の回転検出装置101を説明する図であって、図3(a)に示すIX−IX線における断面図である。
回転検出装置101のホルダ部材H1は、回転部材3と同様に、ポリブチレンテレフタレート(PBT、polybutylene terephthalate)等の合成樹脂材を用いて射出成形法により、図2、図3(b)、図4(b)及び図8に示すように、円柱状の基部11と、基部11の両側に設けられた半円柱状の台座部31(31A,31B)とを有して構成されている。そして、回転検出装置101が組み立てられた際には、ホルダ部材H1は、回転部材3の筒状部3sに挿通される。
ホルダ部材H1の台座部31(31A、31B)には、図8に示すように、半円柱状の平面である第1平面H1p(H1p、H1p)を有しており、この第1平面H1pは、図5に示すように、回転軸3jと略平行になっている。また、台座部31Aには、図8(a)に示すように、第1平面H1pから突出した直方体形状の突設部51を2つ(図中に示す51a、51b)有するとともに、台座部31Bには、図8(b)に示すように、第1平面H1pから突出した直方体形状の突設部61を2つ(図中に示す61a、61b)有している。そして、回転部材3(3A、3B)がホルダ部材H1に配設された際には、この突設部51が回転部材3Aの延設部13Aの位置に対応しているとともに、この突設部61が回転部材3Bの延設部13Bの位置に対応している。なお、突設部(51、61)の形状がいずれも直方体形状であるが、この形状に限らず、四角柱形状や半球形状でも良い。
ホルダ部材H1の基部11には、図8(a)に示すように、一方側に台座部31Aの第1平面H1pと略直交する第2平面H2v(H2v)を有するとともに、図8(a)に示すように、一方側に台座部31Bの第1平面H1pと略直交する第2平面H2v(H2v)を有している。
また、回転部材3Aがホルダ部材H1に配設された際に、ホルダ部材H1の基部11には、図9に示すように、回転部材3Aの段差部53Aと対向する位置に、凹状の溝部11rが形成されている。そして、この溝部11rには、弾性を有した付勢部材であるコイルばね57が配設され、更に、このコイルばね57に付勢された球状の接触部材17が配設されて、段差部53Aに向かって接触部材17が段差部53Aを付勢している。これにより、回転部材3Aの回転動作に伴って、この段差部53Aが接触部材17と当接しながら移動するようになる。このため、接触部材17が段差部53Aの凸部53tを乗り越えて凹部53rに移動した際に、カクカクと音がするとともに、操作者に対してカクカクとした操作感触を与えるようになる。このことにより、操作者の操作感触を向上させることができる。
また、図示はしていないが、回転部材3Bの段差部53Bと対向する位置にも、凹状の溝部が形成されており、この溝部にコイルばね57と接触部材17を配設し、接触部材17が段差部53Bを付勢するようにしている。これにより、回転部材3Bの回転動作に伴って、カクカクと音がするとともに、操作者に対してカクカクとした操作感触を与えるようになる。このことにより、操作者の操作感触を向上させることができる。なお、接触部材17として、球状の鉄球を好適に用いているが、材料及び形状はこれに限るものではない。また、付勢部材として、コイルばね57を好適に用いているが、コイルばね57に限るものでもない。
回転検出装置101の回転検出手段5は、図3(b)及び図5に示すように、2つ用いており、一方の回転検出手段5Aが基部11の第2平面H2vに沿って配置されているとともに、他方の回転検出手段5Bが基部11の第2平面H2vに沿って配置されている。そして、2つの回転検出手段5(5A、5B)は、ホルダ部材H1の基部11に保持されている。
また、回転検出手段5は、一般に使用される回転型可変抵抗器を用いており、詳細な図示はしていないが、外ケース5k内に、パターン状の抵抗体が設けられた基板と抵抗体を摺動する端子部を有した摺動子と抵抗体と接続して外ケース5k外に延設された外部取出し端子とを有して構成されている。また、外ケース5kの中央部分には、穴部が設けられており、この穴部には摺動子のベース部が露出している。そして、このベース部を回転操作することにより、摺動子の端子部が抵抗体を摺動するようになっている。
そして、回転部材3(3A、3B)のそれぞれがホルダ部材H1に配設された際に、回転部材3(3A、3B)が回転検出手段5(5A、5B)を覆うように配置されるとともに、回転部材3の突部33が摺動子のベース部と係合され、回転検出手段5(5A、5B)のそれぞれと連結されるようになる。これにより、回転部材3の回転を回転検出手段5に直接伝達することができる。このため、簡易な構成となり、回転部材3のガタつきがより低減される。このことにより、ガタつきによる操作感触への影響が一層低減された回転検出装置101を提供することができる。
次に、回転部材3の回転動作について簡単に説明する。図10は、本発明の第1実施形態の回転検出装置101を説明する図であって、図10(a)は、図2(b)のX2側から見た正面図であり、図10(b)は、図10(a)に示す正面図から回転部材3Aを右回転させた正面図である。
図10(a)に示す回転部材3Aは、左回転の回転動作が行われた状態を示しており、回転部材3Aの回転動作が連続して行われた後に、回転部材3Aの延設部13Aの側壁13aがホルダ部材H1の突設部51aに当接して、回転部材3Aの左回転の回転動作が止められる(図10(a)に示す状態)。一方、回転部材3Aの右回転の回転動作が連続して行われた後に、回転部材3Aの延設部13Aの側壁13bがホルダ部材H1の突設部51bに当接して、回転部材3Aの回転動作が止められる(図10(b)に示す状態)。なお、図示はしないが、回転部材3Bについても同様にして、回転部材3Bの延設部13Bの側壁(図7(a)に示す13c、13d)がホルダ部材H1の突設部61(図8(b)に示す61a、61b)に当接して、回転部材3Bの回転動作が止められる。
このようにして、図10に示すように、回転部材3Aの回転動作をホルダ部材H1の突設部51(51a、51b)が受け止めることとなる。このため、ホルダ部材H1の台座部31Aの第1平面H1pで受け止めることと比較して、受け止める面積(当接する面積)を小さくすることができる。このことにより、当接時の音を小さくすることができ、操作者の操作感触をより向上させることができる。また、前述したように、突設部(51、61)の形状を半球形状にした場合、受け止める面積(当接する面積)を更に小さくすることができるので、当接時の音をより小さくすることができ、操作者の操作感触をより一層向上させることができる。
また、この突設部51(51a、51b)の高さをそれぞれ調節することにより、回転動作の回転角度を調節することもできる。
また、図10(b)に示す回転部材3Aの回転角度KAが約90°になるように構成されており、図10に示すように、段差部53Aの形成範囲SAにおける回転軸3jとの形成角度(角度)JAが、この回転角度KAと略同一になるように構成されている。これにより、回転部材3Aの回転動作の範囲でのみ、段差部53Aと接触部材17とを当接させるようにできる。このため、常に段差部53Aと接触部材17とを当接させることができるとともに、形成範囲SAの両端で回転動作を規制することができる。このことにより、操作者に対して常にカクカクとした操作感触を与えることができるとともに、回し過ぎ等の余計な回転動作を防ぐことができる。なお、回転部材3Bも同様で、段差部53Bの形成範囲SAにおける回転軸3jとの形成角度JAが、この回転角度KAと略同一になるように構成されている。
また、本発明の第1実施形態のように、延設部13が約90°の扇形状で約90°の回転角度KAの場合、延設部13の延出している延出範囲と段差部53の複数の凹部53rと凸部53tとが交互に設けられた形成範囲SAとが略同一になっている。このようにして、延設部13の両側の側壁(13a及び13bと13c及び13d)の位置と突設部(51と61)の位置とで回転角度KAが決まり、その回転角度KAに合わせて段差部53の形成範囲SAが決まるようになる。
以上のように構成された本発明の第1実施形態の回転検出装置101における、効果について、以下に説明する。
本発明の第1実施形態の回転検出装置101は、回転部材3(3A、3B)がホルダ部材H1に配設された際には、回転部材3に形成された延設部13(13A、13B)の突部33(33A、33B)が回転検出手段5(5A、5B)と連結されるので、回転部材3の回転を回転検出手段5に直接伝達することができる。このため、簡易な構成となり、回転部材3のガタつきが低減される。このことにより、ガタつきによる操作感触への影響が低減された回転検出装置101を提供することができる。
また、回転部材3の回転動作により、回転部材3の延設部13とホルダ部材H1の突設部(51、61)とが当接するので、回転部材3の回転動作をホルダ部材H1の突設部(51、61)が受け止めることとなる。このため、ホルダ部材H1の台座部31の第1平面H1pで受け止めることと比較して、受け止める面積(当接する面積)を小さくすることができる。このことにより、当接時の音を小さくすることができ、操作者の操作感触をより向上させることができる。また、この突設部(51、61)の高さをそれぞれ調節することにより、回転動作の回転角度KAを調節することもできる。
また、回転部材3の筒状部3sの内側に形成された段差部53と対向する位置に、段差部53に向かって付勢される接触部材17がホルダ部材H1に設けられているので、回転部材3の回転動作に伴って、この段差部53が接触部材17と当接しながら移動するようになる。このことにより、接触部材17が凸部53tを乗り越えて凹部53rに移動した際に、カクカクと音がするとともに、操作者に対してカクカクとした操作感触を与えるようになり、操作者の操作感触をより一層向上させることができる。
また、段差部53の形成範囲SAにおける回転軸3jとの角度が回転部材3の回転動作の回転角度KAと略同一であるので、回転部材3の回転動作の範囲でのみ、段差部53と接触部材17とを当接させるようにできる。このため、常に段差部53と接触部材17とを当接させることができるとともに、形成範囲SAの両端で回転動作を規制することができる。このことにより、操作者に対して常にカクカクとした操作感触を与えることができるとともに、余計な回転動作を防ぐことができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、例えば次のように変形して実施することができ、これらの実施形態も本発明の技術的範囲に属する。
<変形例1>
上記第1実施形態では、回転部材3を2つ(3A、3B)と回転検出手段5を2つ(5A、5B)を設けた構成にしたが、1組の回転部材及び回転手段でも良いし、2組以上でも良い。
<変形例2>
上記第1実施形態では、回転部材3Aと回転部材3Bとの間に、相互の干渉を避けるためにすべりの良いスペーサ部材19を配設した構成にしたが、必ずしもスペーサ部材19を要するものではない。
本発明は上記実施の形態に限定されず、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更することが可能である。
H1 ホルダ部材
11 基部
31、31A、31B 台座部
51、51a、51b、61、61a、61b 突設部
3、3A、3B 回転部材
3j 回転軸
3s 筒状部
13、13A、13B 延設部
33、33A、33B 突部
53、53A、53B 段差部
5、5A、5B 回転検出手段
17 接触部材
H1p、H1p、H1p 第1平面
H2v、H2v、H2v 第2平面
JA 形成角度(角度)
KA 回転角度
SA 形成範囲
101 回転検出装置

Claims (4)

  1. 操作者により回転動作が行われる筒状部を有した回転部材と、該回転部材の前記筒状部に挿通されるホルダ部材と、該ホルダ部材に保持され回転部材の回転を検出する回転検出手段と、を備えた回転検出装置であって、
    前記ホルダ部材は、前記回転動作の回転軸と略平行な第1平面を有する台座部と、前記第1平面と略直交する第2平面を有する基部と、を有し、
    前記第2平面に沿って前記回転検出手段が配置され、
    前記回転部材は、前記筒状部の中心に向かって延設して形成された延設部と、該延設部の前記回転軸が貫く位置から前記回転軸に沿って前記延設部から突出して形成された突部を有し、
    前記回転部材が前記ホルダ部材に配設された際に、
    前記回転部材が前記回転検出手段を覆うように配置されるとともに、前記突部が前記回転検出手段と連結され、前記回転部材の回転を前記回転検出手段に伝達することを特徴とする回転検出装置。
  2. 前記延設部の位置に対応する前記台座部には、前記第1平面から突出した突設部を有し、
    前記回転部材の前記回転動作により、前記延設部と前記突設部とが当接することを特徴とする請求項1に記載の回転検出装置。
  3. 前記回転部材が前記ホルダ部材に配設された際に、
    前記筒状部の内側には、複数の凹部と凸部とが交互に設けられた段差部が形成され、
    前記ホルダ部材には、該段差部と対向する位置に、前記段差部に向かって付勢される接触部材が設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の回転検出装置。
  4. 前記段差部の形成範囲における前記回転軸との角度は、前記回転動作の回転角度と略同一であることを特徴とすることを特徴とする請求項3に記載の回転検出装置。
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