JP2003045287A - 車載用スイッチ装置 - Google Patents

車載用スイッチ装置

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JP2003045287A
JP2003045287A JP2001231228A JP2001231228A JP2003045287A JP 2003045287 A JP2003045287 A JP 2003045287A JP 2001231228 A JP2001231228 A JP 2001231228A JP 2001231228 A JP2001231228 A JP 2001231228A JP 2003045287 A JP2003045287 A JP 2003045287A
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JP
Japan
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switch device
vehicle
gear
holder member
case
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JP2001231228A
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Atsuo Takahashi
淳夫 高橋
Takehiko Ito
剛彦 伊藤
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Alps Alpine Co Ltd
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Alps Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の車載用スイッチ装置は、全体の構成が
同一直線上に真っ直ぐである状態に形成されていること
から、この車載用スイッチ装置がステアリングハンドル
の軸方向に対して直交する方向に配設されていると、車
載用スイッチ装置の先端部がステアリングハンドルから
離間した個所に位置し、車載用スイッチ装置の操作が行
い難いという問題があり、操作性の良好な車載用スイッ
チ装置を提供する。 【解決手段】 湾曲したケース2と、ケース内に収納さ
れた屈曲したホルダ部材1と、ホルダ部材に取り付けら
れた複数個の操作部材3と、ホルダ部材の屈曲に対応し
て配設された固定基板9と、固定基板上に配設された複
数個のスイッチ10と、固定基板をホルダ部材に支持す
る取付部材14とを備え、操作部材のそれぞれの操作に
よって、各スイッチが操作されること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ストークスイッチ
等と称せられる車載用スイッチ装置に係り、特に、複数
個の回転ノブが備えられた車載用スイッチ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、車両のステアリングハンドルの
近傍には、ワイパやヘッドライトそれにターンシグナル
等の動作を制御するためのストークスイッチと称せられ
る車載用スイッチ装置が設けられている。
【0003】以下、従来の車載用スイッチ装置の図面を
説明すると、図5は、従来の車載用スイッチ装置を示す
正面図である。
【0004】図5に示すように、車載用スイッチ装置
は、ステアリングコラム(図示せず)に揺動可能に設け
られたストーク101に、カバー102、及びトップカ
バー103が固着され、これらカバー102、及びトッ
プカバー103の間において、第1の回転型操作ノブ1
04、及び第2の回転型操作ノブ105が、ストーク1
01に所定の回転角度範囲内にて、回転操作可能に装着
され、トップカバー103の先端部にプッシュスイッチ
106などがストーク101の軸方向に押圧操作可能に
装着された構成を有している。
【0005】これら第1の回転型操作ノブ104、第2
の回転型操作ノブ105、及びプッシュスイッチ106
は、車両(自動車)に組み込まれる多種多様の車載電装
品の機能を選択する為のものであり、前記の各構成部材
のそれぞれが、同一直線上に真っ直ぐである状態に配置
されるように構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記の従来
の車載用スイッチ装置は、ステアリングハンドルの回転
中心に位置するハンドルの取付部の近傍で、且つ、ステ
アリングハンドルの軸方向に対して直交する方向に配設
されていると、全体の構成が同一直線上に真っ直ぐであ
る状態に形成されていることから、この車載用スイッチ
装置の先端部がステアリングハンドルの操作桿から比較
的離間した個所に位置する。このことから、操作桿の操
作中に、例えば、操作桿を握った状態で、車載用スイッ
チ装置を指先にて操作する際に、指の動作線の距離(移
動距離)が長くなり車載用スイッチ装置の操作が、行い
難いという問題がある。
【0007】本発明は、上述の問題点を解決するもの
で、その目的は、操作性の良好な車載用スイッチ装置を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の車載用スイッチ
装置は、湾曲したケースと、ケース内に収納された屈曲
したホルダ部材と、ホルダ部材に取り付けられた複数個
の操作部材と、ホルダ部材の屈曲に対応して配設された
固定基板と、固定基板上に配設された複数個のスイッチ
と、固定基板をホルダ部材に支持する取付部材とを備
え、操作部材のそれぞれの操作によって、各スイッチが
操作されることである。かかる構成によって、ケースが
湾曲していることから、この車載用スイッチ装置の先端
部をステアリングハンドルの操作桿に近づく位置とする
ように配設すると、車載用スイッチ装置の先端部がステ
アリングハンドルの操作桿に近接した状態に配設される
ことから、ステアリングハンドルの操作桿を握った状態
で、車載用スイッチ装置を指先にて操作する際に、車載
用スイッチ装置を操作する指の動作線の距離(移動距
離)が短くて済み、操作性の向上した車載用スイッチ装
置を提供することが出来る。
【0009】また、本発明の車載用スイッチ装置は、各
スイッチが複数個の操作部材の回転操作、或いはスライ
ド操作によって操作されることである。かかる構成によ
って、スイッチの操作が汎用性を有し、自由度の高い車
載用スイッチ装置を提供することが出来る。
【0010】また、本発明の車載用スイッチ装置は、複
数個の操作部材のそれぞれが筒状に形成された回転ノブ
にて構成され、回転ノブの内壁内には、ホルダ部材と固
定基板とが位置し、回転ノブの回転操作で各スイッチが
操作されることである。かかる構成によって、回転ノブ
の内壁内に、ホルダ部材と固定基板とが位置すること
で、回転ノブと、固定基板に配設されたスイッチとの相
互位置が近い位置に配設されるので、回転ノブの操作に
て直接スイッチが操作できるように構成でき、操作ロス
の無い安定した操作の車載用スイッチ装置を提供するこ
とが出来る。
【0011】また、本発明の車載用スイッチ装置は、複
数個の操作部材は、ケース内に収納され、ケースに形成
された複数個の窓部のそれぞれから各操作部材の一部が
露出されて、各操作部材の露出された部分を操作するよ
うにしたことである。かかる構成によって、窓部から操
作部材の一部が露出された状態の操作部材が操作される
ことから、操作部材の操作が安定した車載用スイッチ装
置を提供することが出来る。
【0012】また、本発明の車載用スイッチ装置は、ケ
ースが互いに分離された複数個の固定ケースと複数個の
可動ケースとから成り、可動ケースが操作部材を兼ねる
と共に、可動ケースの操作によって、各スイッチが操作
されることである。かかる構成によって、可動ケースが
操作部材を兼ねることから可動ケース全体のうちの任意
の個所を指にて掴んで操作できるので、可動ケースの操
作の安定性が一層向上し、操作性の良好な車載用スイッ
チ装置を提供することが出来る。
【0013】また、本発明の車載用スイッチ装置は、回
転ノブの回転操作で共回りする第1のギヤ部材と、第1
のギヤ部材に噛み合わされて回転する第2のギヤ部材
と、第2のギヤ部材に取り付けられ、第2のギヤ部材と
共に回転する回転部材とを有し、各スイッチは、固定接
点と、固定接点に接離する可動接点とで構成され、可動
接点が回転部材に取り付けられると共に、前記固定接点
が前記固定基板に形成され、回転ノブの回転時、第1、
第2のギヤ部材を介して、回転部材が回転して、各スイ
ッチが操作されるようにしたことである。かかる構成に
よって、第1のギヤ部材と、第2のギヤ部材とが確実に
噛み合わされて回転することから回転にロスが生じるこ
とがなく、効率と操作性の良好な車載用スイッチ装置を
提供することが出来る。
【0014】また、本発明の車載用スイッチ装置は、第
1のギヤ部材は、中心部に孔を設けた円環状の基部と、
基部に設けられた歯部とを有すると共に、孔にホルダ部
材を挿通した状態で、回転ノブと共回りするように回転
ノブに結合され、第2のギヤ部材は、歯車部と、歯車部
の中心から直角方向に延出された駆動軸とを有すると共
に、駆動軸がホルダ部材に回転可能に支持された状態
で、歯車部が、歯部に噛み合わされ、回転部材は、保持
部と、可動接点が取り付けられる取付部とを有すると共
に、保持部が駆動軸と共回りするように結合され、回転
部材は、駆動軸を中心として、取付部が回転動作してス
イッチが操作されることである。かかる構成によって、
簡単な構成の部材によって形成されていることから動作
が安定し、効率と操作性の一層良好な車載用スイッチ装
置を提供することが出来る。
【0015】また、本発明の車載用スイッチ装置は、第
2のギヤ部材とスイッチとが回転ノブ内に配置されてい
ることである。かかる構成によって、第2のギヤ部材と
スイッチとの収納が容易で、小型化された車載用スイッ
チ装置を提供することが出来る。
【0016】また、本発明の車載用スイッチ装置は、固
定基板が、硬い材料から成る複数個の補助基板と、複数
個の補助基板を繋ぐように取り付けられた一枚のフレキ
シブルプリント配線基板とで構成され、固定接点が、フ
レキシブルプリント配線基板上に形成されていることで
ある。かかる構成によって、フレキシブルな部分を有す
る固定基板であることから、固定基板の配置の自由度が
向上し、組立が容易で安価な車載用スイッチ装置を提供
することが出来る。
【0017】また、本発明の車載用スイッチ装置は、第
1のギヤ部材の基部の内周壁面に設けられた凹凸部と、
凹凸部と係脱を行う係脱手段とで構成される節度手段を
有し、係脱手段がホルダ部材に配設されたことである。
かかる構成によって、節度手段が簡単な構成であって、
確実な節度感を得ることができる車載用スイッチ装置を
提供することが出来る。
【0018】また、本発明の車載用スイッチ装置は、係
脱手段がホルダ部材に収納されたバネ部材と、バネ部材
に弾接されたボールとにて構成され、ボールが凹凸部に
弾接されていることである。かかる構成によって、係脱
手段が簡単な構成であって、確実な節度感を得ることが
できる車載用スイッチ装置を提供することが出来る。
【0019】また、本発明の車載用スイッチ装置は、屈
曲したホルダ部材がひとつの部材にて構成されているこ
とである。かかる構成によって、構成部材の点数が少な
く、組立が容易で、安価な車載用スイッチ装置を提供す
ることが出来る。
【0020】また、本発明の車載用スイッチ装置は、取
付部材がひとつの線材にて構成されていることである。
かかる構成によって、構成部材の点数が少なく、組立が
容易で、安価な車載用スイッチ装置を提供することが出
来る。
【0021】また、本発明の車載用スイッチ装置では、
ひとつの線材にて構成された取付部材は、略平行に設け
られ、屈曲した一対の線状部と、該一対の線状部の一方
の端部を連結する連結部とで構成され、固定基板の一面
が一対の線状部で押圧されて、固定基板の他面がホルダ
部材に押し付けられ、固定基板が一対の線状部とホルダ
部材との間で挟持されて取り付けられたことである。か
かる構成によって、取付部材の構成が簡単で、且つ、取
り付け構成が容易であることから、安価な車載用スイッ
チ装置を提供することが出来る。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の車載用スイッチ装
置の実施の形態についての図面を説明すると、図1は、
本発明の車載用スイッチ装置の実施の形態を示す分解斜
視図、図2は、本発明の車載用スイッチ装置の実施の形
態を示す断面図、図3は、図2における3−3線での断
面図、図4は、図2における4−4線での断面図ある。
【0023】ホルダ部材1は、合成樹脂材料から成り、
成形加工によって形成され、半円弧状の第1の基体部1
aと、第1の基体部1aから延設され、第1の基体部1
aより僅かに太い半径を有する半円弧状の第1の保持部
1bと、第1の保持部1bから延設され、第1の基体部
1aと同じ半径を有する半円弧状の第2の基体部1c
と、第2の基体部1cから延設され、第2の基体部1c
より僅かに細い半径を有する半円弧状の第2の保持部1
dとを有している。このホルダ部材1は、ひとつの部材
にて構成されている。
【0024】また、第1の基体部1aの軸心と、第1の
保持部1bの軸心と、第2の基体部1cの軸心と、第2
の保持部1dの軸心とはそれぞれが所定の角度で屈曲し
た位置であるように配設されている。即ち、ひとつの部
材にて構成されたホルダ部材1は、屈曲した状態に形成
されている。
【0025】また、第1の基体部1aには、矩形の第1
の摺り落とし部1eと、第1の摺り落とし部1eの中央
部に形成された円形の第1の貫通孔1fと、第1の摺り
落とし部1eの近傍に形成された円形の第1の収納部1
gとが形成されている。また、第2の基体部1cには、
矩形の第2の摺り落とし部1hと、第2の摺り落とし部
1hの中央部に形成された円形の第2の貫通孔1jと、
第2の摺り落とし部1hの近傍に形成された円形の第2
の収納部1kとが形成されている。
【0026】ケース2は、合成樹脂材料から成り、成形
加工によって形成され、断面が半円弧状であって、全体
形状が長手方向に湾曲した第1の固定ケース2aと、第
1の固定ケース2aに対向し、断面が半円弧状であっ
て、同様に湾曲した第2の固定ケース2bとを有してい
る。また、第1の固定ケース2a内には、複数個の略扇
状の仕切板2cが配設され、第2の固定ケース2bに
は、複数個(例えば、2個)の窓部2dが配設されてい
る。
【0027】また、第1の固定ケース2aと、第2の固
定ケース2bとが互いに対向して配設されたとき、全体
形状が略筒状で、且つ、全体形状が長手方向に湾曲した
ケース2が形成される。また、この状態のとき、この湾
曲したケース2内には、屈曲したホルダ部材1が収納さ
れ、第1、第2の摺り落とし部1e、1hの形成されて
いる面側が窓部2dの配設されている第2の固定ケース
2bと対向するように位置している。
【0028】また、この湾曲したケース2は、図示して
いないが一方の端部(付け根側)がステアリングハンド
ルの回転中心に位置するハンドルの取付部の近傍に適宜
手段にて取り付けられ、他方の端部(先端側)がステア
リングハンドルの操作桿側に近づくように湾曲した状態
に配設される。これによって、ケース2の他方の端部側
がステアリングハンドルの操作桿により近接した位置に
配設された状態となる。
【0029】操作部材3は、合成樹脂材料から成り、成
形加工によって形成され、円筒状の操作部3aと、操作
部3aの中心部に設けられた円形の孔3bとを有してい
る。この操作部材3は、複数個(例えば、2個)配設さ
れ、また、この操作部材3は、いわゆる筒状に形成され
た回転ノブにて構成されている。
【0030】第1のギヤ部材4は、合成樹脂材料から成
り、成形加工によって形成され、円環状の基部4aと、
基部4aに設けられた歯部4bと、基部4aの中心部に
設けられた円形の孔4cと、基部4aの内周壁面に設け
られた凹凸部4dとを有している。この第1のギヤ部材
4は、複数個(例えば、2個)配設されている。この第
1のギヤ部材4は、操作部材3の孔3b内に接着など適
宜手段にて取り付けられ、操作部材3のエンドレスな回
転操作で共回りするように結合されている。
【0031】第2のギヤ部材5は、合成樹脂材料から成
り、成形加工によって形成され、歯車部5aと、歯車部
5aの中心から直角方向に延出された円柱状の駆動軸5
bとを有している。また、この第2のギヤ部材5は、複
数個(例えば、2個)配設されている。
【0032】回転部材6は、合成樹脂材料から成り、成
形加工によって形成され、円筒状の保持部6aと、保持
部6aの軸方向に対して直交する方向に延設された略矩
形の取付部6bとを有している。また、取付部6bの底
壁6cには、例えば、弾性導電金属材料から成る可動接
点10aが、カシメ付けなどの適宜手段にて取り付けら
れている。また、この回転部材6は、複数個(例えば、
2個)配設されている。
【0033】また、回転部材6の保持部6aが前記ホル
ダ部材1の前記第1、第2の貫通孔1f、1j内にそれ
ぞれ貫通され、保持部6aが第1、第2の貫通孔1f、
1j内で回転可能に取り付けられると共に、保持部6a
内に第2のギヤ部材5の駆動軸5bが挿入されて取り付
けられ、保持部6aが駆動軸5bと共回りするように結
合されている。また、保持部6aが駆動軸5bと共回り
するとき、回転部材6は、駆動軸5bを中心として取付
部6bが回転動作をするように構成されている。即ち、
第2のギヤ部材5と回転部材6とは、ホルダ部材1に回
転可能に取り付けられている。
【0034】フレキシブルプリント配線基板7は、一枚
のフレキシブルな絶縁材料からなら成り、略帯状のベー
ス基板7aと、ベース基板7a上の所定の個所に形成さ
れた銅箔などの導電材料から成る複数個の固定接点7b
と、固定接点7bに接続された所定の回路パターン(図
示せず)とを有している。
【0035】補助基板8は、合成樹脂材料などから成
り、成形加工によって形成された硬い材料にて構成さ
れ、矩形であって、平板状に形成されている。また、こ
の補助基板8は、複数個(例えば、3個)配設されてい
る。また、この複数個の補助基板8は、各補助基板8の
長手方向に一列に所定の間隔を置いて配置されており、
各補助基板8の一方の表面には、一枚のフレキシブルプ
リント配線基板7が、例えば、接着など適宜手段にて取
り付けられ、この各補助基板8と一枚のフレキシブルプ
リント配線基板7とは一体化されている。この状態のと
き、各補助基板8の間を繋ぐフレキシブルプリント配線
基板7の部分は、フレキシブルであって、湾曲したり、
折れ曲がることが出来るように構成されている。
【0036】そして、一体化された一枚のフレキシブル
プリント配線基板7と複数個の補助基板8とによって、
固定基板9が形成されている。この状態のとき、各固定
接点7bは、各補助基板8に対応した位置に配設されて
いる。また、この固定基板9は、フレキシブルプリント
配線基板7を内側にして半円弧状のホルダ部材1の開放
端側を塞ぐように配設され、この状態のとき、各固定接
点7bが第1、第2の基体部1a、1c内に配設される
と共に、各補助基板8は、それぞれ第1の基体部1aと
第2の基体部1cと第2の保持部1dとの各半円弧状の
開放端を塞ぐように配設されている。
【0037】また、前記フレキシブルプリント配線基板
7上の前記固定接点7bと、前記回転部材6に取り付け
られ、且つ、前記固定接点7bに接離する前記可動接点
10aとによってスイッチ10が構成されている。即
ち、固定接点7bと可動接点10aとは、対向して配設
され、可動接点10aが固定接点7bに弾接されてい
る。
【0038】取付部材14は、弾性を有するひとつの線
材にて構成され、全体形状が略コ字状であって、略平行
に設けられ、屈曲した一対の線状部14aと、該一対の
線状部14aの一方の端部を連結する連結部14bとを
有している。この一対の線状部14aは、連結部14b
側を支点として扇状に開くような弾性力を有している。
この取付部材14の一対の線状部14aが前記複数個の
補助基板8(固定基板9)をホルダ部材1の開放端側に
支持するように配置されている。
【0039】このホルダ部材1への一対の線状部14a
の支持は、扇状に開くような弾性力を有している一対の
線状部14aが、例えば、ホルダ部材1の開放端側に配
設され、ホルダ部材1の内方に突出する一対の係止部1
m(図3参照)の内壁面に弾接・支持されることによっ
て行われる。
【0040】即ち、固定基板9の一方の面が、前記一対
の線状部14aで押圧されて、前記固定基板9の他方の
面が前記ホルダ部材1に押し付けられ、前記固定基板9
が一対の線状部14aとホルダ部材1とで挟持されて取
り付けられている。
【0041】この取付部材14による固定基板9のホル
ダ部材1への取り付けによって、ホルダ部材1と、第2
のギヤ部材5と、回転部材6と、フレキシブルプリント
配線基板7と複数個の補助基板8とによって構成された
固定基板9と、取付部材14とは、組み付けられて一体
化される。
【0042】バネ部材12は、線状の金属材料から成
り、所定の直径を有し、いわゆるコイルバネで形成され
ている。このバネ部材12は、複数個(例えば、2個)
配設され、この各バネ部材12は、前記ホルダ部材1の
前記第1、第2の収納部1g、1k内にそれぞれ収納さ
れている。ボール13は、所定の直径を有し、いわゆる
硬球で形成されている。このボール13は、複数個(例
えば、2個)配設され、前記バネ部材12の一方の端部
にそれぞれ配設される。
【0043】このバネ部材12と、バネ部材12に弾接
されたボール13とによって係脱手段が構成され、この
係脱手段がホルダ部材1の第1、第2の収納部1g、1
k内にそれぞれ収納される。
【0044】また、前述の如く、各部材が一体化された
ホルダ部材1は、各第1のギヤ部材4が取り付けられた
複数個の操作部材3のそれぞれの各孔3b、4c内に挿
通され、そして、このとき、この第2のギヤ部材5は、
歯車部5aが第1のギヤ部材4の歯部4bに噛み合わさ
れる。この歯車部5aと歯部4bとの噛み合わせは、操
作部材3の孔3b内にホルダ部材1を挿通する際に、孔
3b内の空隙部17側にホルダ部材1を寄せた状態で、
第1のギヤ部材4が歯車部5aを乗り越えるように位置
させ、第1のギヤ部材4の孔4c内を歯車部5aが挿通
され、その後、ホルダ部材1に取り付けられた歯車部5
aを歯部4bに噛み合わせるように配設する。
【0045】また、バネ部材12とボール13とで構成
された係脱手段のボール13は、第1のギヤ部材4の凹
凸部4dに弾接される。即ち、ボール13は、前記バネ
部材12と前記凹凸部4dとの間に弾接された状態に配
設され、この係脱手段と凹凸部4dとで節度手段が構成
されている。
【0046】このとき、複数個の操作部材3の孔3bの
内壁が、ホルダ部材1の第1の基体部1aと第2の基体
部1cとの外周表面に摺接した状態で、それぞれ時計方
向、及び反時計方向にエンドレスに回転可能に取り付け
られる。なお、半円弧状の第1、第2の基体部1a、1
cの開放端側と、該開放端側に対向する孔3bの内壁と
の間には、空隙部17が形成されている。
【0047】このとき、固定接点7bと可動接点10a
とで構成された各スイッチ10は、回転ノブである各操
作部材3の孔3b内に配置され、操作部材3を回転させ
ると、第2のギヤ部材5が第1のギヤ部材4を介して回
転され、第2のギヤ部材5に取り付けられた取付部6b
が駆動軸5bを中心として回転動作をすると、可動接点
10aが取付部6bと共に回転動作をし、対向する固定
接点7bとの接離が行われて、スイッチ10の切り換え
が行われる。また、この操作部材3の回転によって、第
1のギヤ部材4が操作部材3と共回りすると共に、前記
節度手段が、操作者に節度感を起生させるように構成さ
れている。
【0048】タクトスイッチ11は、矩形の基体部11
aと、基体部11aから外方に突出する押釦11bとを
有している。このタクトスイッチ11は、フレキシブル
プリント配線基板7の一方の端部の近傍に配設され、補
助基板8によって保持されている。この状態のとき、押
釦11bは、フレキシブルプリント配線基板7の長手方
向に対して、平行な方向に突出して配設されている。
【0049】プッシュノブ15は、合成樹脂材料から成
り、成形加工によって形成され、円形の上壁15aと、
上壁15aの外周縁から直交する方向に延設される側壁
15bと、側壁15bの開放端側から延設された複数個
(例えば、3個)の係止部15cとを有している。この
プッシュノブ15は、複数個の係止部15cが前記ホル
ダ部材1の第2の保持部1dにスナップイン結合などの
適宜手段にて取り付けられている。
【0050】コイルバネ16は、螺旋状に形成された線
材によって構成されている。このコイルバネ16は、プ
ッシュノブ15の上壁15aとタクトスイッチ11との
間に適宜手段にて取り付けられ、プッシュノブ15を外
方に弾圧するように配設されている。この状態で、プッ
シュノブ15をコイルバネ16の弾性力に抗して押圧す
ると、プッシュノブ15がタクトスイッチ11の押釦1
1bを押圧して、タクトスイッチ11がオン操作される
ように配設されている。
【0051】そして、各部材が一体化された前記ホルダ
部材1が挿通された前記操作部材3は、前記第1、第2
の固定ケース2a、2bとによって挟み込まれると共
に、操作部材3が前記ケース2内の仕切板2cによって
仕切られた空間部内に収納され、ケース2に形成された
窓部2dから操作部材3の一部分が露出されて、操作部
材3の露出された一部分を回転操作するように構成され
ている。この状態のとき、操作部材3の操作部3aの外
表面と、ケース2の内表面とは摺接され、操作部材3が
ケース2内にて回転可能に配設されている。
【0052】次に、本発明の車載用スイッチ装置の動作
について説明すると、先ず、ケース2の第2の固定ケー
ス2bの窓部2dから一部分が露出されている操作部材
3(回転ノブ)の露出部を例えば、親指(図示せず)に
て例えば、時計方向に回転操作をすると、操作部材3と
共回りするように配設された第1のギヤ部材4が共に回
転する。この回転は、エンドレスに回転操作することが
できる。
【0053】第1のギヤ部材4の回転に伴って、第1の
ギヤ部材4の歯部4bと噛み合わされている第2のギヤ
部材5の歯車部5aが、駆動軸5bを中心にして回転す
る。このとき、第1のギヤ部材4の凹凸部4dと、凹凸
部4dに弾接しているボール13とバネ部材12とから
成る係脱手段とで構成される節度手段が動作されて、操
作部材3を介して親指(図示せず)に節度感触(クリッ
ク感)を生じるように動作する。
【0054】次に、第2のギヤ部材5の回転によって、
駆動軸5bに回転可能に取り付けられている回転部材6
の取付部6bが駆動軸5bを中心として回転動作をす
る。この取付部6bの回転によって、取付部6bに取り
付けられている可動接点10aがフレキシブルプリント
配線基板7上の固定接点7bと接離し、スイッチ10が
回転操作によって、オン・オフされるように動作する。
【0055】ここで、操作部材3を反時計方向にエンド
レスに回転させてもその動作は、前述の動作と同様であ
るので説明は省略する。このとき、2個の操作部材3
は、それぞれ個別に回転操作することが出来るように動
作する。
【0056】そして、この2個の操作部材3の回転操作
は、例えば、車載用インターネット検索操作システムの
操作に用いられ、ケース2の他方の端部(先端側)にあ
る操作部材3の時計方向、又は反時計方向のエンドレス
の回転操作では、1回転するときに切り換えられる切換
数だけ、表示装置(図示せず)に表示されるインターネ
ット検索のメニュー画面の切換操作が行われ、操作部材
3の1回転によって、初期のメニュー画面に戻ると共
に、反対方向に回転操作をするとメニュー画面の戻し操
作が出来るようになっている。
【0057】また、ケース2の一方の端部(付け根側)
にある操作部材3の時計方向、又は反時計方向のエンド
レスの回転操作では、1回転するときに切り換えられる
切換数だけ、前記切換操作によって選ばれた所定のメニ
ュー画面の内の所望の検索項目への検索切換操作が行わ
れ、操作部材3の1回転によって初期の検索項目に戻る
と共に、反対方向に回転操作をすると検索項目の戻し操
作が出来るように操作される。
【0058】上述の如く、この2個の操作部材3は、エ
ンドレスの回転操作を行うことができるので、例えば、
初期画面に戻る際に時計方向、又は反時計方向の任意の
方向への回転操作によって、簡単に初期画面に戻ること
ができ、良好な操作性を有することになる。
【0059】次に、プッシュノブ15に押圧力を加える
と、プッシュノブ15は、コイルバネ16の弾発力に抗
して、軸方向に押圧移動し、このプッシュノブ15の内
壁面によって、タクトスイッチ11がオン操作される。
また、プッシュノブ15の押圧力を解除すると、プッシ
ュノブ15は、コイルバネ16の弾発力によって、元の
位置に復帰する。
【0060】そして、このタクトスイッチ11のオン操
作で、例えば、車載用インターネット検索操作システム
の操作における、表示装置(図示せず)上にて選択され
たメニュー画面や検索項目の決定操作を行うことが出来
るように動作する。このようにして、2個の操作部材3
の回転操作と、1個のプッシュノブ15の押圧操作とに
よって、所望のインターネット情報の検索表示を行うこ
とが出来るように動作する。
【0061】なお、本発明の車載用スイッチ装置の実施
の形態では、操作部材を回転操作するように形成した
が、これに限定されず、操作部材を、例えば、ホルダ部
材1の第1、第2の基体部1a、1cに沿って、操作部
材の軸方向の所定の移動範囲にスライド操作するように
形成し、スライド操作される操作部材に対応して操作さ
れる所定の接点数を有するスライド型スイッチを配設し
たものであっても良い。
【0062】また、本発明の車載用スイッチ装置の実施
の形態では、固定基板が、補助基板とフレキシブルプリ
ント配線基板とによって形成されているが、これに限定
されず、例えば、硬いプリント配線基板にて形成され、
この硬いプリント配線基板は、屈曲したホルダ部材の開
放端に沿って配設できるように、予め屈曲した一枚もの
であるように構成されたものであっても良い。
【0063】また、本発明の車載用スイッチ装置の実施
の形態では、ケースが長手方向に分割された半円弧状の
第1、第2の固定ケースで形成され、第1、第2の固定
ケースを対向させて配設し、略筒状のケースとしている
が、これに限定されず、ケースを、その長手方向と直交
する方向に、それぞれが比較的短い長さ寸法の略筒状に
分割し、複数個に分離されたそれぞれのケースを長手方
向(同軸上)に連結し、所定の長さ寸法のものであるよ
うに配設し、全体をひとつのケースとして形成し、そし
て分割した複数個のケースの一部は、操作部材を兼ねる
ことにより回転可能な可動ケースとする。そして、この
可動ケースと固定ケースとを交互に連続して連結・配設
するようにしたものであっても良い。従って、可動ケー
スには、操作部材の機能を持たせるために、可動ケース
と共回りする前記第1のギヤ部材が取り付けられ、この
可動ケースの回転操作によって、回転型スイッチが操作
されるように形成したものであっても良い。そして、本
実施の形態では、操作部材の操作は、ケースの窓部のみ
から露出した操作部材の一部分を操作できるように構成
したが、前述の可動ケースと固定ケースとを交互に連続
して配設した構成であると、可動ケース全体のうちの任
意の個所を指にて掴んで操作できるので、可動ケースの
操作の安定性が一層向上し、操作性の良好な車載用スイ
ッチ装置を提供することが出来る。
【0064】
【発明の効果】以上のように、本発明の車載用スイッチ
装置は、湾曲したケースと、ケース内に収納された屈曲
したホルダ部材と、ホルダ部材に取り付けられた複数個
の操作部材と、ホルダ部材の屈曲に対応して配設された
固定基板と、固定基板上に配設された複数個のスイッチ
と、固定基板をホルダ部材に支持する取付部材とを備
え、操作部材のそれぞれの操作にて、各スイッチが操作
されることよって、ケースが湾曲していることから、こ
の車載用スイッチ装置の先端部をステアリングハンドル
の操作桿に近づく位置とするように配設すると、車載用
スイッチ装置の先端部がステアリングハンドルの操作桿
に近接した状態に配設されることから、ステアリングハ
ンドルの操作桿を握った状態で、車載用スイッチ装置を
指先にて操作する際に、車載用スイッチ装置を操作する
指の動作線の距離(移動距離)が短くて済み、操作性の
向上した車載用スイッチ装置を提供することが出来る。
【0065】また、本発明の車載用スイッチ装置は、操
作部材が筒状に形成された回転ノブにて構成され、回転
ノブの内壁内には、ホルダ部材と固定基板とが位置し、
回転ノブの回転操作でスイッチが操作されることによっ
て、回転ノブの内壁内に、ホルダ部材と固定基板とが位
置することで、回転ノブと、固定基板に配設されたスイ
ッチとの相互位置が近い位置に配設されるので、回転ノ
ブの操作にて直接スイッチが操作できるように構成で
き、操作ロスの無い安定した操作の車載用スイッチ装置
を提供することが出来る。
【0066】また、本発明の車載用スイッチ装置では、
操作部材は、ケース内に収納され、ケースに形成された
窓部から操作部材の一部が露出されて、操作部材の露出
された部分を操作するようにしたことによって、窓部か
ら操作部材の一部が露出された状態の操作部材が操作さ
れることから、操作部材の操作が安定した車載用スイッ
チ装置を提供することが出来る。
【0067】また、本発明の車載用スイッチ装置は、回
転ノブの回転操作で共回りする第1のギヤ部材と、第1
のギヤ部材に噛み合わされて回転する第2のギヤ部材
と、第2のギヤ部材に取り付けられ、第2のギヤ部材と
共に回転する回転部材とを有し、スイッチは、固定接点
と、固定接点に接離する可動接点とで構成され、可動接
点が回転部材に取り付けられ、回転ノブの回転時、第
1、第2のギヤ部材を介して、回転部材が回転して、ス
イッチが操作されるようにしたことによって、第1、第
2のギヤ部材が噛み合わされて回転することから、回転
にロスが生じることがなく、操作性の良好な車載用スイ
ッチ装置を提供することが出来る。
【0068】また、本発明の車載用スイッチ装置では、
ひとつの線材にて構成された取付部材は、略平行に設け
られ、屈曲した一対の線状部と、該一対の線状部の一方
の端部を連結する連結部とで構成され、固定基板の一面
が一対の線状部で押圧されて、固定基板の他面がホルダ
部材に押し付けられ、固定基板が一対の線状部とホルダ
部材との間で挟持されて取り付けられたことによって、
取付部材の構成が簡単で、且つ、取り付け構成が容易で
あることから安価な車載用スイッチ装置を提供すること
が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車載用スイッチ装置の実施の形態を示
す分解斜視図である。
【図2】本発明の車載用スイッチ装置の実施の形態を示
す断面図である。
【図3】図2における3−3線での断面図ある。
【図4】図2における4−4線での断面図ある。
【図5】従来の車載用スイッチ装置を示す正面図であ
る。
【符号の説明】
1 ホルダ部材 1a 第1の基体部 1c 第2の基体部 1f 第1の貫通孔 1g 第1の収納部 1j 第2の貫通孔 1k 第2の収納部 2 ケース 2a 第1の固定ケース 2b 第2の固定ケース 2d 窓部 3 操作部材(回転ノブ) 3a 操作部 3b 孔 4 第1のギヤ部材 4a 基部 4b 歯部 4c 孔 4d 凹凸部 5 第2のギヤ部材 5a 歯車部 5b 駆動軸 6 回転部材 6a 保持部 6b 取付部 7 フレキシブルプリント配線基板 7a ベース基板 7b 固定接点 8 補助基板 9 固定基板 10 スイッチ 10a 可動接点 12 バネ部材(係脱手段) 13 ボール(係脱手段) 14 取付部材 14a 一対の線状部 14b 連結部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】湾曲したケースと、該ケース内に収納され
    た屈曲したホルダ部材と、 該ホルダ部材に取り付けられた複数個の操作部材と、 前記ホルダ部材の屈曲に対応して配設された固定基板
    と、 該固定基板上に配設された複数個のスイッチと、 前記固定基板を前記ホルダ部材に支持する取付部材とを
    備え、 前記操作部材のそれぞれの操作によって、前記各スイッ
    チが操作されることを特徴とする車載用スイッチ装置。
  2. 【請求項2】前記各スイッチが前記複数個の操作部材の
    回転操作、或いはスライド操作によって操作されること
    を特徴とする請求項1記載の車載用スイッチ装置。
  3. 【請求項3】前記複数個の操作部材のそれぞれが筒状に
    形成された回転ノブにて構成され、 該回転ノブの内壁内には、前記ホルダ部材と前記固定基
    板とが位置し、 前記回転ノブの回転操作で前記各スイッチが操作される
    ことを特徴とする請求項1、又は2記載の車載用スイッ
    チ装置。
  4. 【請求項4】前記複数個の操作部材は、前記ケース内に
    収納され、前記ケースに形成された複数個の窓部のそれ
    ぞれから前記各操作部材の一部が露出されて、前記各操
    作部材の露出された部分を操作するようにしたことを特
    徴とする請求項1、乃至3のいずれかひとつに記載の車
    載用スイッチ装置。
  5. 【請求項5】前記ケースが互いに分離された複数個の固
    定ケースと複数個の可動ケースとから成り、前記可動ケ
    ースが前記操作部材を兼ねると共に、前記可動ケースの
    操作によって、前記各スイッチが操作されることを特徴
    とする請求項1、乃至3のいずれかひとつに記載の車載
    用スイッチ装置。
  6. 【請求項6】前記回転ノブの回転操作で共回りする第1
    のギヤ部材と、 該第1のギヤ部材に噛み合わされて回転する第2のギヤ
    部材と、 該第2のギヤ部材に取り付けられ、前記第2のギヤ部材
    と共に回転する回転部材とを有し、 前記各スイッチは、固定接点と、該固定接点に接離する
    可動接点とで構成され、 前記可動接点が前記回転部材に取り付けられると共に、
    前記固定接点が前記固定基板に形成され、前記回転ノブ
    の回転時、前記第1、第2のギヤ部材を介して、前記回
    転部材が回転して、前記各スイッチが操作されるように
    したことを特徴とする請求項3、乃至5のいずれかひと
    つに記載の車載用スイッチ装置。
  7. 【請求項7】前記第1のギヤ部材は、中心部に孔を設け
    た円環状の基部と、該基部に設けられた歯部とを有する
    と共に、前記孔に前記ホルダ部材を挿通した状態で、前
    記回転ノブと共回りするように前記回転ノブに結合さ
    れ、 前記第2のギヤ部材は、歯車部と、該歯車部の中心から
    直角方向に延出された駆動軸とを有すると共に、該駆動
    軸が前記ホルダ部材に回転可能に支持された状態で、前
    記歯車部が、前記歯部に噛み合わされ、 前記回転部材は、保持部と、前記可動接点が取り付けら
    れる取付部とを有すると共に、前記保持部が前記駆動軸
    と共回りするように結合され、前記回転部材は、前記駆
    動軸を中心として、前記取付部が回転動作して前記スイ
    ッチが操作されることを特徴とする請求項6記載の車載
    用スイッチ装置。
  8. 【請求項8】前記第2のギヤ部材と前記スイッチとが前
    記回転ノブ内に配置されていることを特徴とする請求項
    6、又は7記載の車載用スイッチ装置。
  9. 【請求項9】前記固定基板が、硬い材料から成る複数個
    の補助基板と、該複数個の補助基板を繋ぐように取り付
    けられた一枚のフレキシブルプリント配線基板とで構成
    され、 前記固定接点が、前記フレキシブルプリント配線基板上
    に形成されていることを特徴とする請求項6、乃至8の
    いずれかひとつに記載の車載用スイッチ装置。
  10. 【請求項10】前記第1のギヤ部材の前記基部の内周壁
    面に設けられた凹凸部と、該凹凸部と係脱を行う係脱手
    段とで構成される節度手段を有し、前記係脱手段が前記
    ホルダ部材に配設されたことを特徴とする請求項6、乃
    至9のいずれかひとつに記載の車載用スイッチ装置。
  11. 【請求項11】前記係脱手段が前記ホルダ部材に収納さ
    れたバネ部材と、該バネ部材に弾接されたボールとにて
    構成され、該ボールが前記凹凸部に弾接されていること
    を特徴とする請求項10記載の車載用スイッチ装置。
  12. 【請求項12】前記屈曲したホルダ部材がひとつの部材
    にて構成されていることを特徴とする請求項1、乃至1
    1のいずれかひとつに記載の車載用スイッチ装置。
  13. 【請求項13】前記取付部材がひとつの線材にて構成さ
    れていることを特徴とする請求項1、乃至12のいずれ
    かひとつに記載の車載用スイッチ装置。
  14. 【請求項14】前記ひとつの線材にて構成された取付部
    材は、略平行に設けられ、屈曲した一対の線状部と、該
    一対の線状部の一方の端部を連結する連結部とで構成さ
    れ、前記固定基板の一面が前記一対の線状部で押圧され
    て、前記固定基板の他面が前記ホルダ部材に押し付けら
    れ、前記固定基板が前記一対の線状部と前記ホルダ部材
    との間で挟持されて取り付けられたことを特徴とする請
    求項13記載の車載用スイッチ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2013168286A (ja) * 2012-02-15 2013-08-29 Alps Electric Co Ltd 車載用レバースイッチ装置
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