JP3972612B2 - 複合スイッチ - Google Patents

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    • H01H23/025Light-emitting indicators

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のインスツルメントパネル等に装着され、自動車に搭載された電気装置の動作切り替えを行う複合スイッチに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動車のインスツルメントパネル等に装着されるスイッチは、自動車に搭載された電気装置のそれぞれに対応して個々のスイッチが用いられることが多かった。
【0003】
図10は、このような従来のスイッチを使用したインスツルメントパネルの一例の部分正面図であり、同図において、1はリアウインドワイパーのオン・オフスイッチ、2は洗浄液を噴出させるためのプッシュスイッチである。
【0004】
そして、オン・オフスイッチ1は中立位置から二方向へ切り替え操作をすることができるシーソスイッチで、例えば、図10の右方向へ切り替えたときはリアウインドワイパーを低速で動作させ、左方向へ切り替えた時は、高速で動作させるようになっている。
【0005】
また、プッシュスイッチ2は、手で操作釦を押し込んだ時のみに洗浄液を噴出させ、手を操作釦から離すと自動復帰をして洗浄液の噴出が停止するようになっている。
【0006】
図10では、インスツルメントパネルの一部のみを示しているが、実際には車内空気調整、ドア施解錠、エンターテイメント操作、情報機器操作など多岐にわたる制御、操作を行えるように多くのスイッチをインスツルメントパネルに配列して用いられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のインスツルメントパネルに装着されるスイッチにおいては、それぞれの電気装置に対応する個々のものが用いられるために、種々多くの電気装置が搭載される近年の自動車では、多くのスイッチがインスツルメントパネルに配置されて、運転者が誤操作なく、素早く操作することが困難になり易いという課題があった。
【0008】
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、インスツルメントパネルにスイッチを簡素に配置できると共に、運転者の誤操作を防ぎやすく、素早い操作を行いやすい操作性のよい複合スイッチを提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
【0010】
本発明の請求項1に記載の発明は、シーソスイッチ用操作子と、このシーソスイッチ用操作子の操作面に、この操作面と直交する方向の貫通孔が設けられ、この貫通孔に挿通して上下動可能に配設されたプッシュスイッチ用操作子とを備え、前記シーソスイッチ用操作子が、その上面を箱状の外ケースの上面の開口から突出させて配設されると共に、前記シーソスイッチ用操作子はその側部の回転軸で前記外ケースの側壁に回動可能に支持され、前記プッシュスイッチ用操作子の下端は、前記外ケースの中央部に上下動可能に保持されたスライダーの上端と当接し、前記シーソスイッチ用操作子の前記回転軸の側方に位置する下方延長部および前記スライダーの下端が、それぞれ、前記外ケースの下面の開口に配設された基板上のスイッチユニットを駆動するように当接し、前記シーソスイッチ用操作子を操作したときに、操作後の位置を保持させる節度機構が、前記シーソスイッチ用操作子の下方への突出部および前記外ケースの底部ならびにそれら突出部と底部間に配設された弾性部材とで構成された複合スイッチであって、前記スライダーとプッシュスイッチ用操作子の当接部を前記シーソスイッチ用操作子の回動中心線上に構成した複合スイッチであり、シーソスイッチ用操作子とプッシュスイッチ用操作子を一体的に構成することにより、シーソスイッチとプッシュスイッチの機能を複合させたスイッチを小型で、装着スペースを小さくして構成することができ、インスツルメントパネルにスイッチを簡素に配置できると共に、運転者の誤操作を防ぎやすく、素早く操作できる操作性のよいスイッチ操作構造を提供できると共に、所望の操作力や操作感触など市場の要求に応じた設計の節度機構を容易に設けることができるという作用を有する。
さらに、スライダーとプッシュスイッチ用操作子の当接部をシーソスイッチ用操作子の回動中心線上に構成したものであり、シーソスイッチ用操作子を回動操作したとき、プッシュスイッチ用操作子とスライダーの当接部における摺接移動量を小さくできるので、シーソスイッチ用操作子の繰り返し操作による当接部の摺動磨耗を抑えて操作感触の劣化を抑えることができるという作用を有する。
【0011】
請求項に記載の発明は、請求項1記載の発明において、プッシュスイッチ用操作子は上面視円形で、外縁にシーソスイッチ用操作子に係合する突起状の回転止めを有したものであり、プッシュスイッチ用操作子の繰り返しの操作や自動車の振動によるプッシュスイッチ用操作子の回転を防止でき、プッシュスイッチ用操作子に付された表示等の視認性の劣化を抑えることができるという作用を有する。
【0013】
請求項4に記載の発明は、請求項記載の発明において、スライダーとプッシュスイッチ用操作子の当接部を、スライダー側はシーソスイッチ用操作子の回動中心線と同心の凸状円弧面とし、プッシュスイッチ用操作子側はスライダー側の凸状円弧面の径よりもやや大きい径の凹状円弧面で構成したものであり、シーソスイッチ用操作子を回動操作したとき、プッシュスイッチ用操作子とスライダーの当接部が凹状、凸状で組み合わされているので摺接による操作感触を滑らかなものにすることができ、かつ当接部の面積が確保し易いためプッシュスイッチ用操作子の押圧時にスライダーをスムーズに上下動させることができるという作用を有する。
【0015】
請求項に記載の発明は、請求項記載の発明において、スライダーの中央に上下方向に貫通孔を設け、基板上に発光部材を配置し、前記貫通孔を通して光をプッシュスイッチ用操作子へ導くよう構成したものであり、貫通孔を通して導く光でプッシュスイッチ用操作子表面を照光できるという作用を有する。
【0016】
請求項に記載の発明は、請求項記載の発明において、スライダーの貫通孔に導光体を配設したものであり、発光部材からの光を集光して、プッシュスイッチ用操作子表面を効率高く照光できるという作用を有する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図9を用いて説明する。
【0018】
(実施の形態1)
実施の形態1を用いて、本発明について説明する。
【0019】
図1は本発明の、第1の実施の形態によるスイッチ操作構造およびそれを用いた複合スイッチの断面図、図2は図1の背面側から見た分解斜視図であり、同図において、11は上下面に開口を有する箱状の外ケース、12はシーソスイッチ用操作子としてのシーソボタンであり、その上面が外ケース11の上面の開口から突出している。
【0020】
そして、このシーソボタン12の長手方向の中間に両側方へ突出させて設けられた回転軸12A,12Bが、外ケース11の側壁上端に設けられた軸受11A,11Bに回動可能にはめ込まれて取り付けられている。
【0021】
13はシーソボタン12の中央の円形貫通孔12Cに上下動可能に収納されたプッシュスイッチ用操作子としてのプッシュボタンであり、その上面視は円形で、外周に径方向へ突出したガイドリブ13Aが、シーソボタン12の内側に設けられたガイド部(図示せず)に係合して、プッシュボタン13は回転しないように規制されている。
【0022】
14はプッシュボタン13の下方に配された円筒状のスライダーであり、外ケース11の内部に外ケース11と一体に形成されたガイド壁11C内で上下動可能に保持されると共に、スライダー上端14Aが上記プッシュボタン13の凹状の内側下面13Bに当接している。
【0023】
そして、このスライダー上端14Aは、図3の要部を拡大した断面説明図に示すように、側面視凸状の円弧面で、その円弧の中心はシーソボタン12の回転軸12A,12Bを支持する軸受11A,11Bの中心同士を結んだ線を中心線としており、プッシュボタン13の凹状の内側下面13Bは、スライダー上端14Aの円弧面より少し大きい半径の円弧面となっている。
【0024】
15は、外ケース11の下面の開口を塞ぐように底部にネジ15Aで固着された配線基板であり、この配線基板15は、上面に装着された3個のスイッチユニット16,17,18のオンオフ信号を外部回路(図示せず)へ出力するための接続部として用いるものである。
【0025】
そして、これらのスイッチユニット16,17,18は、それぞれの押圧軸16A,17A,18Aが押圧されてオンとなり、押圧が解除されてオフとなる自動復帰式のものであり、スイッチユニット16は、その押圧軸16Aの上端がスライダー下端14Bに当接するように配設され、また、スイッチユニット17,18は、それらの押圧軸17A,18Aがシーソボタン12の回転軸12A,12Bを結ぶ線の左右側方に設けられた下方延長部12D,12Eの下端に当接するように配設されている。
【0026】
さらに、19は、コイルバネで形成された節度用スプリングであり、その下端で付勢された節度用ボール20と共に、シーソボタン12の長手方向の一方の側部から下方へ突出した筒部12Fに収納され、この節度用ボール20が外ケース11の底部と一体に配設されている波状の節度山部11Dと弾接して節度機構を形成している。
【0027】
つぎに、以上のように構成された複合スイッチの動作について説明する。
【0028】
図4は、本実施の形態による複合スイッチのシーソボタン12を操作した時の要部断面図である。
【0029】
図1に示した、複合スイッチを操作していない状態から、図4のシーソボタン12を操作したときの動作は、例えば、図4の矢印で示すようにシーソボタン12の左側を押圧すると、シーソボタン12は回転軸12A,12Bを中心として左方向へ回動し、シーソボタン12の左側の下方延長部12Dが、スイッチユニット17の押圧軸17Aを押し込んでスイッチユニット17をオンにさせ、配線基板15を介して外部回路へオン信号を出力させることとなる。
【0030】
また、このようにシーソボタン12を操作したときには、上述した節度機構が同時に動作する。
【0031】
すなわち、シーソボタン12の左方向への回動に伴って、シーソボタン12の側部から下方へ突出した筒部12Fが左方向へ回動し、その筒部12Fに収納された節度用ボール20が外ケース11の底部の節度山部11D上を移動する。
【0032】
このとき、節度用ボール20は節度用スプリング19によって節度山部11Dに抗するように付勢されており、山の部分を乗り越えた時点で節度用スプリング19の付勢力を緩和する谷の方向へ急激に移動するので、シーソボタン12の回動動作に節度を発生させ、節度用ボール20が節度山部11Dの谷の部分に落ち込んだ時点でシーソボタン12の回動動作が停止する。
【0033】
つぎに、プッシュボタン13を操作したときの動作について説明する。
【0034】
図1に示した、複合スイッチを操作していない状態からプッシュボタン13を押圧操作したときには、プッシュボタン13の内側下面13Bに当接しているスライダー14が、外ケース11の内部に設けられたガイド壁11C内で下方へ移動し、そのスライダー下端14Bに当接しているスイッチユニット16の押圧軸16Aを押し下げてスイッチユニット16をオンにする。そして、このオン信号は配線基板15を介して外部回路へ出力される。
【0035】
つぎに、プッシュボタン13への押圧力を除去すると、スイッチユニット16の自動復帰力によってスライダー14が上方へ押し上げられ、またそれと共にプッシュボタン13も図1の元の状態に復帰することとなる。
【0036】
また、図4を用いて説明したシーソボタン12を操作した状態において、プッシュボタン13を押圧することによって、スイッチユニット16をオンさせることもできる。
【0037】
すなわち、図4に示すように、シーソボタン12を矢印のように押圧して左方向へ回動操作したとき、プッシュボタン13は、シーソボタン12の円形貫通孔12Cの内壁にガイドされてシーソボタン12と同様に左方向へ傾いた状態となる。このときプッシュボタン13は、その凹状の内側下面13Bが、スライダー上端14Aの凸状で、なおかつシーソボタン12の回動中心と同一中心の円弧面上で移動するので、シーソボタン12の操作感触に引っ掛かり感などの悪影響を及ぼさず、滑らかに移動する。
【0038】
そして、この状態でプッシュボタン13を押圧すると、上記のシーソボタン12が操作されていないときの場合と同様に、スライダー14がガイド壁11C内で下方へ移動し、スイッチユニット16の押圧軸16Aを押し下げてスイッチユニット16をオンにする。
【0039】
このとき、プッシュボタン13は左方向へ傾いた状態ではあるが、その凹状の内側下面13Bが当接しているスライダー上端14Aは凸状の円弧面であるので、当接状態が点当たりなどの不安定なものではなく、プッシュボタン13へ加えられた押圧力が確実にスライダー14へ伝達され、スライダー14をガイド壁11C内で円滑に押し下げることができる。
【0040】
このように本実施の形態によれば、スイッチ操作構造が、シーソボタン12の操作面中央の円形貫通孔12Cにプッシュボタン13を挿通したものであり、シーソボタン12とプッシュボタン13を一体的に構成し、これらのシーソボタン12、プッシュボタン13のそれぞれの操作によって動作するスイッチユニット16,17,18を配設することにより、シーソスイッチとプッシュスイッチの機能を複合させたスイッチを小型で、装着スペースを小さくして構成することができ、インスツルメントパネルにスイッチを簡素に配置できると共に、運転者の誤操作を防ぎやすく、素早く操作できる操作性のよいスイッチ操作構造およびそれを用いた複合スイッチを提供できる。
【0041】
また、上面視円形のプッシュボタン13は、外周に径方向へ突出したガイドリブ13Aを有しており、このガイドリブ13Aがシーソボタン12の内側のガイド部に規制されて、プッシュボタン13の繰り返しの操作や自動車等に装着された場合の振動によるプッシュボタン13の回転を防止でき、プッシュボタン13に付された表示等の視認性の劣化を抑えることができる。
【0042】
さらに、シーソボタン12と共に移動する節度用ボール20と、それを付勢する節度用スプリング19、および外ケースの節度山部11Dの設計によって、シーソボタン12に所望の操作力や操作感触を設定したり、あるいは停止位置を中立位置のみにした自動復帰式など市場の要求に応じた設計の節度機構を容易に設けることができる。
【0043】
(実施の形態2)
実施の形態2を用いて、本発明について説明する。
【0044】
なお、実施の形態1の構成と同一構成の部分には同一符号を付して、説明を簡略化する。
【0045】
図5は本発明の第2の実施の形態による複合スイッチの要部断面図であり、同図において、12はシーソボタン、21はプッシュボタンであり、このプッシュボタン21はその底部に下方へ突出した側面視半球状の回動支点部21Aを有している。
【0046】
そしてこのプッシュボタン21の回動支点部21Aの高さ位置は、外ケース11側壁の軸受11A(11B)の高さ位置、すなわちシーソボタン12の回動支点の高さ位置と同じになっており、この回動支点部21Aの先端がスライダー22の平面状のスライダー上端22Aに当接している。
【0047】
つぎに、本実施の形態の場合の動作について説明する。
【0048】
図6は、上記のように構成された複合スイッチのシーソボタン12の左側を押圧した時の要部断面図であり、プッシュボタン21は実施の形態1の場合と同様に、シーソボタン12の円形貫通孔12Cの内壁にガイドされて左方向へ傾いた状態となる。
【0049】
この時、プッシュボタン21は、平面状のスライダー上端22Aに当接している回動支点部21Aを中心に回動し、しかもその高さ位置はシーソボタン12の回動支点の高さ位置と同じであるので、シーソボタン12の操作感触に引っ掛かり感などの悪影響を及ぼすことがない。
【0050】
そして、図6の状態でプッシュボタン21を押圧操作するときも、その押圧力が回動支点部21Aを介してスライダー22へ安定して伝達され、スライダー22を円滑に移動させることができるものである。
【0051】
さらに本実施の形態によれば、プッシュボタン21とスライダー22の当接部における摺接移動量を小さくできるので、シーソボタン12の繰り返し操作による当接部の摺動磨耗を抑えて操作感触の劣化を抑えることができる。
【0052】
(実施の形態3)
実施の形態3を用いて、本発明について説明する。
【0053】
なお、実施の形態1および2の構成と同一構成の部分には同一符号を付して、説明を簡略化する。
【0054】
図7は本発明の第3の実施の形態による複合スイッチの断面図であり、同図において、11は外ケース、12はシーソボタン、21はプッシュボタン、23はスライダーであり、このスライダー23は、図8の要部斜視図に示すように、その中央に貫通孔23Aを有している。
【0055】
そして、24は発光部材としての発光ダイオードであり、配線基板25上に配設されて外部回路から給電されるようになっている。
【0056】
このように構成された複合スイッチのスイッチ機能に関する動作は実施の形態1および2の場合と同様であるので、説明を省略する。
【0057】
本実施の形態によれば、スライダー23の貫通孔23Aを通して、図7に破線で示すように発光ダイオード24の光をプッシュボタン21へ導くことができ、プッシュボタン21に光透過性の材料を用いて表面を照光させることにより、周囲が暗い場合に視認性をよくして使いやすいものとすることができる。
【0058】
また、図9の要部斜視図に示すように、スライダー23の貫通孔23A内に透明樹脂などで作成した導光体26を配設すれば、発光ダイオード24からの光を集光して、プッシュボタン21表面をより効率高く照光することができる。
【0059】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、シーソスイッチ用操作子とプッシュスイッチ用操作子を一体的に構成することにより、シーソスイッチとプッシュスイッチの機能を複合させたスイッチを小型で、装着スペースを小さくして構成することができ、インスツルメントパネルにスイッチを簡素に配置できると共に、運転者の誤操作を防ぎやすく、素早く操作できる操作性のよいスイッチ操作構造およびそれを用いた複合スイッチを得ることができるという有利な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態によるスイッチ操作構造およびそれを用いた複合スイッチの断面図
【図2】同分解斜視図
【図3】同要部断面説明図
【図4】同要部断面図
【図5】本発明の第2の実施の形態によるスイッチ操作構造およびそれを用いた複合スイッチの要部断面図
【図6】同要部断面図
【図7】本発明の第3の実施の形態によるスイッチ操作構造およびそれを用いた複合スイッチの断面図
【図8】同要部斜視図
【図9】同要部斜視図
【図10】従来のインスツルメントパネルの部分正面図
【符号の説明】
11 外ケース
11A,11B 軸受
11C ガイド壁
11D 節度山部
12 シーソボタン
12A,12B 回転軸
12C 円形貫通孔
12D,12E 下方延長部
12F 筒部
13,21 プッシュボタン
13A ガイドリブ
13B 内側下面
14,22,23 スライダー
14A,22A スライダー上端
14B スライダー下端
15,25 配線基板
16,17,18 スイッチユニット
16A,17A,18A 押圧軸
19 節度用スプリング
20 節度用ボール
21A 回転支点部
23A 貫通孔
24 発光ダイオード
26 導光体

Claims (6)

  1. シーソスイッチ用操作子と、このシーソスイッチ用操作子の操作面に、この操作面と直交する方向の貫通孔が設けられ、この貫通孔に挿通して上下動可能に配設されたプッシュスイッチ用操作子とを備え、前記シーソスイッチ用操作子が、その上面を箱状の外ケースの上面の開口から突出させて配設されると共に、前記シーソスイッチ用操作子はその側部の回転軸で前記外ケースの側壁に回動可能に支持され、前記プッシュスイッチ用操作子の下端は、前記外ケースの中央部に上下動可能に保持されたスライダーの上端と当接し、前記シーソスイッチ用操作子の前記回転軸の側方に位置する下方延長部および前記スライダーの下端が、それぞれ、前記外ケースの下面の開口に配設された基板上のスイッチユニットを駆動するように当接し、前記シーソスイッチ用操作子を操作したときに、操作後の位置を保持させる節度機構が、前記シーソスイッチ用操作子の下方への突出部および前記外ケースの底部ならびにそれら突出部と底部間に配設された弾性部材とで構成された複合スイッチであって、前記スライダーとプッシュスイッチ用操作子の当接部を前記シーソスイッチ用操作子の回動中心線上に構成した複合スイッチ。
  2. 請求項1記載のシーソスイッチ用操作子を操作したときに、操作後の位置を保持させる節度機構に代えて、前記シーソスイッチ用操作子を操作したときに、停止位置を中立位置に自動復帰させる節度機構とした複合スイッチ。
  3. プッシュスイッチ用操作子は上面視円形で、その外縁に、シーソスイッチ用操作子に係合する突起状の回転止めを有した請求項1記載の複合スイッチ。
  4. スライダーとプッシュスイッチ用操作子の当接部を、前記スライダー側はシーソスイッチ用操作子の回動中心線と同心の凸状円弧面とし、前記プッシュスイッチ用操作子側は前記凸状円弧面の径よりもやや大きい径の凹状円弧面で構成した請求項記載の複合スイッチ。
  5. スライダーの中央に上下方向の貫通孔を設け、基板上に発光部材を配置し、前記貫通孔から光をプッシュスイッチ用操作子へ導くように構成した請求項記載の複合スイッチ。
  6. スライダーの貫通孔に導光体を配設した請求項記載の複合スイッチ。
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