JP2006260943A - 照光付き回転型電子部品の実装構造 - Google Patents

照光付き回転型電子部品の実装構造 Download PDF

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巧 西本
Atsushi Sugawara
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    • H01H2219/062Light conductor

Abstract

【課題】電子機器の操作部に用いられる照光付き回転型電子部品の実装構造に関し、操作つまみの照度が向上されたものを提供することを目的とする。
【解決手段】電子機器の配線基板11に取り付けられた回転型エンコーダ20の中空孔22に透光材料からなる導光体23が装入され、その下端が中空孔22内に取り付けられたLED15の直上部に位置し、LED15からの光が中空孔22内の空気中を通過しないで操作つまみ12の上面に届くように構成した。
【選択図】図1

Description

本発明は、各種電子機器の操作部に用いられる照光付き回転型電子部品の実装構造に関するものである。
近年、AV機器等の各種電子機器は、小型化や低背化などが進んでおり、また操作つまみを内部から照光する実装形態も増えており、その照光状態としても明るくて視認し易いものが要望されている。
それら電子機器に使用される従来の照光付き回転型電子部品の実装構造について、回転型エンコーダを事例として説明する。
図5は従来の照光付き回転型エンコーダの実装構造を示す断面図である。
同図に示す10は従来の回転型エンコーダであり、まずその構成について説明する。
同図において、1は外形が略円環状に構成された絶縁樹脂製のケースで、その略円環状の内周壁を構成する部分が円筒部1Aとなり、この円筒部1Aの内側が中空孔2となっている。そして、略円環状のケース1は上方に開口しており、その開口内底面に固定接点3が所定のパターンで配置され、その固定接点3と導通した端子4はケース1の外方に延出されている。
そして、5は中央部が貫通した絶縁樹脂製の操作軸で、略円筒状の操作部5Aの下方に設けられたフランジ部5B下面には摺動接点6が取り付けられている。この操作軸5は、ケース1に対し略円筒状の操作部5Aの内面と前記円筒部1Aの外面とが回転可能なように組み合わされて配されている。
そして、7は前記ケース1の開口部分を塞ぐようにケース1に取り付けられた金属板製のカバーであり、前記円筒部1Aおよびその外周側に組み合わされた前記操作部5Aは、カバー7の中央の孔から上方に突出している。
以上のように、回転型エンコーダ10は構成されている。
そして、この回転型エンコーダ10は、電子機器(図示せず)の配線基板11上に前記端子4がはんだ付けされて取り付けられている。また、その操作部5Aには操作つまみ12が装着されており、前記操作つまみ12の上部は電子機器のパネル13の孔13Aから突出している。そして、回転型エンコーダ10の中空孔2内の位置には、押圧操作によりON信号を発生するプッシュオンスイッチ14および照光部材としてのLED15が配され、それらの端子14Aおよび15Aもそれぞれはんだ付けされて配線基板11に取り付けられている。
そして、前記操作つまみ12は、外側の外周部12Aと内側の中央部12Bとからなる二重構成となっており、外周部12Aは操作軸5の操作部5Aに取り付けられて、この外周部12Aを回転することにより操作軸5の回転が可能となっている。
一方、前記外周部12Aの回転に応じて回転しないように構成されている中央部12Bは、上下移動が可能なように円筒部1Aに組み合わされている。そして、中央部12Bにおける前記LED15上に対応する位置には、アクリル樹脂などの光透過性の透光材料からなる導光部12Cが嵌め込まれている。また、同じく前記プッシュオンスイッチ14に対応する位置には、下方に向けて垂下した押圧部12Dが設けられ、その下端はプッシュオンスイッチ14の駆動部14B上面に当接している。
そして、当該構成とされたものは、操作つまみ12の外周部12Aを回転させると、回転型エンコーダ10の操作軸5が回転されて、フランジ部5B下面に装着された摺動接点6が固定接点3上を回転摺動し、摺動接点6と固定接点3とが電気的に接離してエンコーダ信号を発生する。
また、操作つまみ12の中央部12Bを押圧すると、押圧部12Dがプッシュオンスイッチ14の駆動部14Bを押下してスイッチが動作し、ON信号を発生させると共にLED15が発光し、その光で中空孔2上に位置する操作つまみ12の導光部12Cの部分が照光される。
そして、その中央部12Bは、押圧操作をされていない通常状態では、押圧部12Dがプッシュオンスイッチ14の駆動部14Bから上方への付勢力を受けており、押圧操作をやめると、プッシュオンスイッチ14がOFF状態になると共に、LED15は消灯し、中央部12Bは元の上方位置に戻るものであった。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2001−229779号公報
しかしながら前記従来の照光付き回転型エンコーダ(照光付き回転型電子部品)の実装構造においては、操作つまみ12の導光部12Cが、円筒部1Aで構成される中空孔2上に配されLED15に対して離れた位置に配置されていたため、その導光部12Cを明るい照光状態とするにはLED15として高輝度タイプのものを用いる必要があり、価格的に高くなりやすいという課題がある。また、配線基板11上に取り付けられたLED15と操作つまみとの間の空間内で光が乱反射して操作つまみ12の導光部12Cに届く光の量が少なくなり、照度が低下するという課題もあった。
本発明は、このような従来の課題を解決するものであり、操作つまみに導かれるまでの光のロスの削減ができて操作つまみの照度が向上された照光付き回転型電子部品の実装構造を提供することを目的とする。
前記目的を達成するために本発明は、以下の構成を有するものである。
本発明の請求項1に記載の発明は、軸方向に貫通した中空孔を有する回転型電子部品と、この回転型電子部品を装着する配線基板と、前記中空孔内で前記配線基板に装着された照光部材とを備え、前記中空孔内に導光体が装入されて、その導光体が前記照光部材に対応され、前記照光部材から発光された光が前記導光体により前記中空孔上方に導かれることを特徴とする照光付き回転型電子部品の実装構造としたものであり、中空孔内に装入された導光体により、照光部材からの光を、空間内の空気中を通過する際のように乱反射させることなく効率良く中空孔の上方に導くことができ、これにより、操作つまみに導かれるまでの光のロスの削減ができて操作つまみの照度が向上されたものにできるという作用を有する。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、照光部材として、表面実装型のものが用いられたものであり、中空孔を小さくできると共に、高さ方向も低くでき、小型、低背化が図れたものにできるという作用を有する。
請求項3に記載の発明は、請求項1記載の発明において、導光体の外周側面が鏡面状になされているものであり、導光体の側面外方への光の漏れが少なくでき、照光部材からの光を効率良く上方に導くことができるという作用を有する。
請求項4に記載の発明は、請求項1記載の発明において、回転型電子部品に、配線基板面上で照光部材の周囲を囲む突起を配設したものであり、配線基板面に沿う方向への光の漏れが低減でき、さらに効率のよいものにできるという作用を有する。
請求項5に記載の発明は、請求項1記載の発明において、中空孔に装入された導光体に代えて、導光部が設けられた操作つまみを、その導光部を前記中空孔に装入させるようにして回転型電子部品に取り付けたものであり、導光体の機能を操作つまみに兼ねさせたので、構成部材が少なくできるという作用を有する。
以上のように本発明によれば、回転型電子部品の軸方向に貫通した中空孔内に導光体を装入して、照光部材に対応させたので、光を効率良く中空孔の上方に導くことができて照度の向上された照光付き回転型電子部品の実装構造が実現できるという有利な効果が得られる。
以下、本発明の実施の形態について、図1〜図4を用いて説明する。
なお、回転型電子部品としては、従来のものと同様に回転型エンコーダを事例として説明を行う。また、従来の技術の項で説明した構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を簡略化する。
(実施の形態1)
図1は本発明の第1の実施の形態による照光付き回転型エンコーダ(回転型電子部品)の実装構造を示す断面図で、同図に示す20が回転型エンコーダであり、従来同様にその構成から説明する。
同図において、21は、外形が略円環状で上方開口に構成された絶縁樹脂製のケースであり、その略円環状を構成する内周壁部分が円筒部21Aとなり、その内側が中空孔22となっている。そして、その開口内底面には固定接点3が配置されて、固定接点3と繋がった端子4はケース21外方に延出されている。
そして、操作軸5は、略円筒状の操作部5A内面が前記円筒部21Aの外面に回転可能に嵌合され、その下方のフランジ部5B下面に固着された摺動接点6は、ケース21の開口内底面に弾接している。
そして、ケース21には、開口部分を塞ぐようにカバー7が取り付けられている。
以上の部分は、従来のものとほぼ同様であるが、当該回転型エンコーダ20は、ケース21の円筒部21Aで構成される中空孔22内の位置に、光透過性の透光材料からなる導光体23が装入状態に保持された構成となっている。つまり円筒部21Aには中空孔22側に突出した保持部が設けられており、その保持部によって導光体23が保持されている。
そして、前記のように構成された回転型エンコーダ20は、電子機器(図示せず)の配線基板11上に端子4がはんだ付けされて取り付けられている。また、回転型エンコーダ20の中空孔22内における配線基板11上の所定位置には、プッシュオンスイッチ14とLED15がはんだ付けされている。
そして、前記操作軸5には、外周部12Aと中央部12Bからなる二重構成の操作つまみ12が装着され、操作つまみ12の上部は電子機器のパネル13の孔13Aから突出して操作可能となっている。
その操作つまみ12は、外周部12Aが操作部5Aに取り付けられ、中央部12Bは中空孔22を構成する円筒部21Aに対し上下移動可能に組み合わされている。その中央部12Bには、前記LED15に対応する位置に光透過性の透光材料からなる導光部12Cが嵌め込まれている。また、中央部12Bの下面から下方に突出形成された押圧部12Dの下端は、前記プッシュオンスイッチ14の駆動部14Bに当接している。
そして、前記中空孔22内に装入された導光体23は、例えば略棒状で、その下端がLED15の直上部に位置し、かつ円筒部21Aの上端と同じ高さに位置する上端は、プッシュオンスイッチ14の操作距離よりわずかに大きい距離をあけて操作つまみ12の導光部12Cに対峙している。
そして、前記構成とされたものにおいて、操作つまみ12の外周部12Aを回転させると、外周部12Aに一体的に固定された回転型エンコーダ20の操作軸5が回転し、フランジ部5B下面の摺動接点6が固定接点3上を回転摺動してエンコーダ信号を発生する。
また、操作つまみ12の中央部12Bを押下すると、その中央部12Bが下方に移動して、押圧部12D下面がプッシュオンスイッチ14の駆動部14Bを押圧してスイッチが動作しON信号を発生すると共に、LED15が発光する。
そのLED15からの光は、LED15の直上部に配置された導光体23内に入り、その導光体23内を透過して、上方の操作つまみ12の導光部12Cに届き、当該個所が照光される。
このとき、本実施の形態によるものは、中空孔22内に導光体23を配し、かつその下端をLED15の直上部に位置させているので、従来のような中空孔内の空間を通過する際の光の乱反射や散乱の発生を防止でき、LED15から発光された光を効率良く導光体23内を透過させて中空孔22の上方に導くことができ、照度の向上が図られたものにできる。
そして、操作つまみ12の中央部12Bの押下をやめると、プッシュオンスイッチ14が自己復元力により、元のOFF状態に戻ると共に、LED15の照光が停止され、中央部12Bもプッシュオンスイッチ14の駆動部14Bからの付勢力によって元の上方位置に戻る。なお、図示などはしないが、中央部12Bを常に上方側に付勢するばねを操作つまみ12に組み込むと、押圧力を加えていない時は、前記ばねの付勢力により、中央部12Bが確実に上方位置に維持されるものになる。
以上のように、当該構成のものは、LED15からの光を効率良く中空孔22の上方に導くことができるため、操作つまみ12の導光部12Cにおける照度の向上が図れたものにできる。
なお、回転型エンコーダとして従来の回転型エンコーダ10を用いて上述の思想に応じたものとすることもできる。
例えば、図2に示すように、外側が外周部24A、内側が中央部24Bの二重構成とされ、その中央部24Bに下方に突出する光透過性の透光材料からなる導光部24Cが配された操作つまみ24を用い、その導光部24Cを回転型エンコーダ10の中空孔2内に装入させ、その下端位置を、配線基板11上に端子15Aがはんだ付け装着されたLED15の直上部に対向配置させるように組み込めばよい。なお、この構成のものも、操作つまみ24の外周部24Aは、操作軸5を回転操作可能なように回転型エンコーダ10の操作部5Aに取り付けられ、中央部24Bは上下移動可能に円筒部1Aに組み合わせられている。
つまり、この図2のものは、前述の中空孔22内に装入状態となる導光体23を回転型エンコーダ20に配する代わりに、操作つまみ24の導光部24C自身の下方部を長く形成したものとし、その導光部24C自身を、回転型エンコーダ10の中空孔2内のLED15の直上部まで装入させて配置したものである。なお、その導光部24Cの下端は、操作つまみ24の中央部24Bを押してプッシュオンスイッチ14を押圧操作しても、LED15と接しないようにプッシュオンスイッチ14の操作距離よりわずかに大きい距離をあけてLED15の上方に維持されている。その他の構成は、図1のものと同じであるので詳細説明は省略する。
この形態のものも、LED15から発光された光は、中空孔2内の空気中を殆ど通過することなく、その直上部に配された操作つまみ24の導光部24C内に入り、導光部24Cの中を通過した光でその上面部分が照光されるものにできる。したがって、この形態のものも、LED15からの光を効率良く操作つまみ24の上面まで届けることができ、照度の向上されたものにできる。また、導光部24Cを操作つまみ24に一体としてあるため、構成部材も少なくなる。
(実施の形態2)
図3は本発明の第2の実施の形態による照光付き回転型エンコーダ(回転型電子部品)の実装構造を示す断面図である。なお、実施の形態1の構成と同一構成の部分には同一符号を付して、詳細な説明を省略する。
同図に示す30が回転型エンコーダであり、その構成をまず説明する。
同図において、31は、上方開口の略箱型で、その開口内底面の中央位置には上下に貫通する中孔31Aを備えると共に、その中孔31Aを中心として下面から略筒状に突出形成された筒状突起部31Bを有したケースである。そのケース31の前記開口内底面には、所定パターンに形成された固定接点33が配されている。
35は、上方部分が略棒状の操作部35Aに形成されると共に、その下方にフランジ部35Bが一体形成された操作軸であり、前記フランジ部35Bがケース31の開口部内に収納されるようにして配されている。
そして、この操作軸35は、下方から上方まで貫通する中空孔32を有し、この中空孔32に、外周側面が鏡面状になされたアクリル樹脂などの透光材料からなる棒状の導光体41が嵌め込まれている。その導光体41の上端位置は、操作部35Aの上面位置と略同一面を構成している。そして、導光体41の下端は、前記操作軸35の配置状態で、ケース31の中孔31A内に位置している。
そして、ケース31の開口部上面は、軸受37で覆われると共に、前記操作軸35の操作部35Aは、軸受37の支持孔で回転可能に保持され、上方に突出している。
操作軸35のフランジ部35B下面には、ケース31の前記開口内底面に配された固定接点33に弾接する摺動接点36が固着されている。
なお、34は、前記固定接点33からケース31外に導出された端子である。
以上のように回転型エンコーダ30は構成され、電子機器(図示せず)の配線基板38に端子34がはんだ付けされて装着されている。
そして、その中空孔32内の位置にあたる配線基板38上には、照光部材としての表面実装型LED40がはんだ付けされて配されている。そして、前述した回転型エンコーダ30の操作軸35に配された導光体41下端は、表面実装型LED40の直上部に隙間を殆どあけないで対向している。
なお、表面実装型LED40は厚みが薄く小型化されているので、それに応じて配される導光体41を嵌め込むための操作軸35の中空孔32も小さいものですむと共に、高さ方向側の寸法も低いものにでき、照光付き回転型エンコーダ30の実装構造として小型化、低背化が図れたものにできる。
そして、操作軸35上端には、操作つまみ39が取り付けられており、その操作つまみ39の上部は、電子機器のパネル16に設けられた孔16Aから突出し、指などにより回転操作できるようになっている。
この操作つまみ39には、透明な透光材料からなる導光部39Aが嵌め込まれており、その導光部39A下面は操作軸35の中空孔32に装入された導光体41の上面に対面している。
また、前記ケース31の下面に突出形成されている前記筒状突起部31Bは、前記配線基板38への実装状態で、その下端が配線基板38上に対し殆ど隙間なく当接状態で位置しており、表面実装型LED40は、前記筒状突起部31Bで周囲近傍位置を囲まれる形態になされている。
そして、当該構成のものは、操作つまみ39を回転すると、回転型エンコーダ30の操作軸35が回転し、フランジ部35B下面の摺動接点36が固定接点33上を回転摺動して、摺動接点36と固定接点33との電気的な接離によりエンコーダ信号を発生させる。また表面実装型LED40が発光されると、その光が直上部の導光体41内を透過し、更に操作つまみ39に嵌め込まれた導光部39Aを透過して当該上面部分が照光される。
このとき、ケース31の下面から配線基板38側に略円筒状に突出した筒状突起部31Bは、配線基板38上に隙間をあけない状態で表面実装型LED40の周囲近傍位置を囲む配置となっているので、表面実装型LED40からの光が配線基板38面の方向に漏れることを防止することができ、操作つまみ39上面の照光状態はより効率よくなされるものとなる。
なお、当該構成のように操作軸35の中空孔32に嵌め込む導光体41の外周側面を鏡面状になしたものとすると、表面実装型LED40からの光が導光体41内を透過する際に、導光体41内で外側方向に進む光が鏡面化された外周側面で反射され、その外周側面からの光漏れが少なくできて好ましい。
なお、導光体41の外周側面にアルミニウム蒸着などにより反射皮膜を形成したものとすると、透過する光が内部で全反射されるようになるため、更に効率の良いものになる。
また、図3に示した操作軸35内に嵌め込まれた導光体41に代えて、図4に示すような形態としてもよい。
つまり、図4に示すように、操作つまみ53に嵌め込まれた導光部53Aが下方に長く延設され、その下端が表面実装型LED40の直上部に位置するように回転型エンコーダ50の操作軸51に設けられた中空孔52内に装入されたものとしてもよい。なお、その他の構成は図3に示したものと同じであるので説明は省略する。
この形態のものは、操作つまみ53を回転操作すると、回転型エンコーダ50からエンコーダ信号が発生され、表面実装型LED40が発光すると、その光が直上部に位置する操作つまみ53に備えられた導光部53A内に入り、その内部を透過した光で操作つまみ53上面に露出した導光部53A部分が照光される。
このものも、表面実装型LED40からの光は、直上部に位置する導光部53A内にすぐ入るため、空気中での乱反射など少なく操作つまみ53上面まで前記光が効率良く届くものとなり、照度の向上された照光付き回転型エンコーダの実装構造として有用なものである。なお、当該構成のものは、導光部53Aを操作つまみ53に一体化させているので、回転型エンコーダ50の中空孔52に導光体を備えさせる必要がなく、構成部材も少なくなる。
なお、前記に説明したいずれの形態のものも、例えば可変抵抗器や回転型スイッチなどの回転型電子部品全般に適用可能なものである。
本発明による照光付き回転型電子部品の実装構造は、回転型電子部品の中空孔内に配された照光部材に導光体を対応させて装入したものであるため、照光部材からの光を効率良く操作つまみまで導くことができ、操作つまみの照度が向上されたものにできるという効果を有し、各種電子機器の操作部等に有用である。
本発明の第1の実施の形態による照光付き回転型エンコーダの実装構造を示す断面図 同操作つまみの導光部が中空孔内に装入された形態の照光付き回転型エンコーダの実装構造を示す断面図 本発明の第2の実施の形態による照光付き回転型エンコーダの実装構造を示す断面図 同操作つまみの導光部が中空孔内に装入された形態の照光付き回転型エンコーダの実装構造を示す断面図 従来の照光付き回転型エンコーダの実装構造を示す断面図
符号の説明
1,21,31 ケース
1A,21A 円筒部
2,22,32,52 中空孔
3,33 固定接点
4,14A,15A,34 端子
5,35,51 操作軸
5A,35A 操作部
5B,35B フランジ部
6,36 摺動接点
7 カバー
10,20,30,50 回転型エンコーダ
11,38 配線基板
12,24,39,53 操作つまみ
12A,24A 外周部
12B,24B 中央部
12C,24C,39A,53A 導光部
12D 押圧部
13,16 パネル
13A,16A 孔
14 プッシュオンスイッチ
14B 駆動部
15 LED
23,41 導光体
31A 中孔
31B 筒状突起部
37 軸受
40 表面実装型LED

Claims (5)

  1. 軸方向に貫通した中空孔を有する回転型電子部品と、この回転型電子部品を装着する配線基板と、前記中空孔内で前記配線基板に装着された照光部材とを備え、前記中空孔内に導光体が装入されて、その導光体が前記照光部材に対応され、前記照光部材から発光された光が前記導光体により前記中空孔上方に導かれることを特徴とする照光付き回転型電子部品の実装構造。
  2. 照光部材として、表面実装型のものが用いられた請求項1記載の照光付き回転型電子部品の実装構造。
  3. 導光体の外周側面が鏡面状になされている請求項1記載の照光付き回転型電子部品の実装構造。
  4. 回転型電子部品に、配線基板面上で照光部材の周囲を囲む突起を配設した請求項1記載の照光付き回転型電子部品の実装構造。
  5. 中空孔に装入された導光体に代えて、導光部が設けられた操作つまみを、その導光部を前記中空孔に装入させるようにして回転型電子部品に取り付けた請求項1記載の照光付き回転型電子部品の実装構造。
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