JP2004281203A - ロータリースイッチ - Google Patents

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JP2004281203A
JP2004281203A JP2003070130A JP2003070130A JP2004281203A JP 2004281203 A JP2004281203 A JP 2004281203A JP 2003070130 A JP2003070130 A JP 2003070130A JP 2003070130 A JP2003070130 A JP 2003070130A JP 2004281203 A JP2004281203 A JP 2004281203A
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cylindrical
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Mitsuaki Kameda
光昭 亀田
Onkyoku Kyo
恩旭 卿
Takayumi Furuya
孝由美 古谷
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Marelli Corp
Original Assignee
Calsonic Kansei Corp
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Abstract

【課題】基板上の部品搭載スペースの拡大を図ったロータリースイッチを提供する。
【解決手段】基板Pに固定される筒状の固定部3と、固定部3に同心状かつ回転可能に取り付けられた筒状のダイヤルスイッチ部2とを備え、固定部3は、径方向に張り出すと共にダイヤルスイッチ部2を回転可能に支持するフランジ部13を有し、フランジ部13の端面を基板Pに対向させて取り付けるようにしたロータリースイッチであって、フランジ部13の端面に突出部15を設けてフランジ部13と基板Pとの間に部品搭載スペースSを形成したことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子機器に備えられるロータリースイッチに関し、特に、車両用空調装置の操作部のように、小さい基板上に多数の部品が搭載される電子機器に備えられるロータリースイッチの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】
図5は従来のこの種のロータリースイッチの一例を示す側面断面図である。このロータリースイッチは、プッシュスイッチ部101と、このプッシュスイッチ部101の周囲に配されたダイヤルスイッチ部102とを備えている。
【0003】
プッシュスイッチ部101は、基板P’に固定される筒状の固定部103に軸方向に摺動自在に支持された筒状のスイッチノブ104と、このスイッチノブ104の上面を覆うように取り付けられた透光性を有する意匠プレート105とを備えている。プッシュスイッチ部101を押し下げることにより基板P’上に搭載されたプッシュスイッチ本体106が押圧される。
【0004】
意匠プレート105は、基板P’上に搭載されたバルブ107により照明される。また、意匠プレート105には、プッシュスイッチ本体106が押圧されたか否かを示すためのインジケータ108が取り付けられており、固定部103に形成された円筒状部109に収納されたLED110の光が導光部材111により導かれてインジケータ108が発光するようになっている。
【0005】
また、固定部103は、径方向に張り出したフランジ部112を有しており、このフランジ部112には固定接点(図示せず)が設けられている。
【0006】
ダイヤルスイッチ部102は、フランジ部112に同心状かつ回転可能に支持された筒状の可動接点113と、この可動接点113の外側に同心状に配された筒状のダイヤルノブ114と、このダイヤルノブ114を可動接点113に連結固定する連結部材115とを備えている。ダイヤルノブ114には、意匠プレート105に対する回転度合いを示すインジケータ116が設けられている。可動接点113に取り付けられたLEDホルダ117に支持されたLED118の光がダイヤルノブ114に内蔵された導光部材119により導かれてインジケータ116が発光するようになっている(下記特許文献1参照)。
【0007】
【特許文献1】
特開2000−16058号公報
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来のロータリースイッチでは、フランジ部112が基板P’に近接しており、これによって基板P’上の部品搭載スペースが制限されるため、基板P’が大きくなったり、枚数が多くなったりするという問題点が有った。
【0009】
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、基板上の部品搭載スペースの拡大を図ったロータリースイッチを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1記載の発明は、基板Pに固定される筒状の固定部3と、固定部3に同心状かつ回転可能に取り付けられた筒状の回転部2とを備え、固定部3は、径方向に張り出すと共に回転部2を回転可能に支持するフランジ部13を有し、フランジ部13の端面を基板Pに対向させて取り付けるようにしたロータリースイッチであって、フランジ部13の端面に突出部15を設けてフランジ部13と基板Pとの間に部品搭載スペースSを形成したことを特徴としている。
【0011】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のロータリースイッチにおいて、突出部15は筒状に形成され、その内部には、インジケータ用の光源11を収納する隔室10が設けられたことを特徴としている。
【0012】
また、請求項3記載の発明は、請求項1又は請求項2記載のロータリースイッチにおいて、フランジ部13から基板Pに向かって突出する端子14aの基端部を覆う端子補強部16をフランジ部13に設けたことを特徴としている。
【0013】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、突出部15が基板Pとの間に部品搭載スペースSを形成することにより、基板P上に搭載される部品の数を増やすことができるため、基板Pを小型化することができたり、基板Pの枚数を減らしたりすることができる。
【0014】
請求項2記載の発明によれば、光源11の光もれが無くなり、他の光源の光に干渉するのを防止することができる。また、複数の隔室10を設けることで複数のインジケータ9を備えることができる。
【0015】
請求項3記載の発明によれば、端子14aが折れ曲がりにくくなるため、端子14aの先端部を基板Pの孔に挿入する作業を作業性良く行うことができ、生産性が向上する。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施形態であるロータリースイッチの正面図、図2は図1のロータリースイッチの一部破断側面図、図3は図1のロータリースイッチの側面断面図、図4は図3のA−A線断面図である。
【0017】
このロータリースイッチは車両用空調装置の操作部の一部を成すもので、図1に示すように、プッシュスイッチ部1と、このプッシュスイッチ部1の周囲に配された回転部としてのダイヤルスイッチ部2とを備えている。なお、図2、図3において、Cは操作部の筐体である。
【0018】
図3に示すように、プッシュスイッチ部1は、基板Pに固定される筒状の固定部3に軸方向に摺動自在に支持された筒状のスイッチノブ4と、このスイッチノブ4の上面を覆うように取り付けられた透光性を有する意匠プレート5とを備えている。意匠プレート5には、シルク印刷等により意匠(図1参照)が施されている。プッシュスイッチ部1を押し下げることにより基板P上に搭載されたプッシュスイッチ本体6がスイッチノブ4の押圧部4aにより押圧される。
【0019】
基板P上には複数個のLED7(図4参照)が搭載されており、このLED7の光は導光部材8により導かれて意匠プレート5を照明する。また、意匠プレート5には、プッシュスイッチ部1でいずれのモードが選択されたかを示すためのインジケータ9が二個取り付けられており(図1参照)、固定部3に形成された一対の隔室10(図4参照)内に収納された光源としてのLED11の光がそれぞれ導光部材12により導かれてインジケータ9が発光するようになっている。
【0020】
固定部3は、径方向に張り出したフランジ部13を有しており、このフランジ部13には固定接点14が取り付けられている。そして、フランジ部13における基板Pと対向する端面には円筒状の突出部15が設けられている。この突出部15はフランジ部13と一体的に形成されており、フランジ部13を基板Pから所定距離離間させて基板Pとの間に部品搭載スペースSを形成している。これによって基板P上に搭載される部品の数を増やすことができるため、基板Pを小型化することができたり、基板Pの枚数を減らしたりすることができる。
【0021】
なお、前記隔室10は突出部15内部に設けられている。このような隔室10を設けることで、LED11の光もれが無くなり、LED7の光に干渉するのを防止することができる。また、複数の隔室10を設けることで複数のインジケータ9を備えることができる。さらに、導光部材12の形状を変更することでインジケータ9の位置を自由に設定することができるため、インジケータ9の位置が異なる複数種類のロータリースイッチ間で、意匠プレート5やスイッチノブ4以外の部品を共通化することができる。
【0022】
固定接点14は、基板Pに向かって延びる細長い端子14aを有しており、その先端部は基板Pに形成された孔に挿入されている。フランジ部13には、この端子14aの基端部を覆うと共にフランジ部13に対して固定する端子補強部16が一体的に形成されている。このように構成することで、端子14aの先端部を基板Pの孔に挿入する際に端子14aが折れ曲がりにくくなり、挿入作業がスピードアップするため生産性が向上する。
【0023】
ダイヤルスイッチ部2は、フランジ部13に同心状かつ回転可能に支持された筒状の可動接点17と、この可動接点17に同心状かつ回転しないように取り付けられた筒状のダイヤルノブ18を備えている。
【0024】
ダイヤルノブ18には、意匠プレート5に対する回転度合いを示すインジケータ19が設けられている。可動接点17には軸方向に延びるLED収納孔20が形成されており、ここに収納されたチップLED21の光が導光部材22により導かれてインジケータ19が発光するようになっている。なお、導光部材22とインジケータ19は一体的に形成されている。
【0025】
上記のように構成されたロータリースイッチにおいて、プッシュスイッチ部1を押圧することで、車両用空調装置が、外気導入モード、内気循環モード、オート制御モード(外気導入モードと内気循環モードを自動的に切り換える)とのいずれかが設定される。外気導入モードでは図1の左側のインジケータ9のみが発光し、内気循環モードでは図1の右側のインジケータ9のみが発光し、オート制御モードでは各LED9が消灯するようになっている。また、ダイヤルスイッチ部2を回転させることで車室内の設定温度を変化させることができる。図1に示すように、本実施形態では設定可能な温度範囲は18〜32℃で、インジケータ19の意匠プレート5に対する位置でどの温度に設定したかが示される。
【0026】
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で上記実施形態に種々の変形を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるロータリースイッチの正面図。
【図2】図1のロータリースイッチの一部破断側面図。
【図3】図1のロータリースイッチの側面断面図。
【図4】図3のA−A線断面図。
【図5】従来のロータリースイッチの側面断面図。
【符号の説明】
2 ダイヤルスイッチ部(回転部)
3 固定部
13 フランジ部
15 突出部
S 部品搭載スペース
P 基板

Claims (3)

  1. 基板(P)に固定される筒状の固定部(3)と、固定部(3)に同心状かつ回転可能に取り付けられた筒状の回転部(2)とを備え、固定部(3)は、径方向に張り出すと共に回転部(2)を回転可能に支持するフランジ部(13)を有し、フランジ部(13)の端面を基板(P)に対向させて取り付けるようにしたロータリースイッチであって、フランジ部(13)の端面に突出部(15)を設けてフランジ部(13)と基板(P)との間に部品搭載スペース(S)を形成したことを特徴とするロータリースイッチ。
  2. 突出部(15)は筒状に形成され、その内部には、インジケータ用の光源(11)を収納する隔室(10)が設けられたことを特徴とする請求項1記載のロータリースイッチ。
  3. フランジ部(13)から基板(P)に向かって突出する端子(14a)の基端部を覆う端子補強部(16)をフランジ部(13)に設けたことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のロータリースイッチ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006260943A (ja) * 2005-03-17 2006-09-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 照光付き回転型電子部品の実装構造
KR100857372B1 (ko) 2007-04-23 2008-09-05 현대자동차주식회사 복합스위치의 다이얼노브 조명구조
JP2011000914A (ja) * 2009-06-16 2011-01-06 Autonetworks Technologies Ltd 車載用スイッチ

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