JP2000195362A - スイッチ装置 - Google Patents

スイッチ装置

Info

Publication number
JP2000195362A
JP2000195362A JP10373797A JP37379798A JP2000195362A JP 2000195362 A JP2000195362 A JP 2000195362A JP 10373797 A JP10373797 A JP 10373797A JP 37379798 A JP37379798 A JP 37379798A JP 2000195362 A JP2000195362 A JP 2000195362A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
operation member
moderation
push
light
push operation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10373797A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Ishiguro
和義 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
Priority to JP10373797A priority Critical patent/JP2000195362A/ja
Priority to DE1999608076 priority patent/DE69908076T2/de
Priority to EP19990125564 priority patent/EP1017077B1/en
Publication of JP2000195362A publication Critical patent/JP2000195362A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H25/00Switches with compound movement of handle or other operating part
    • H01H25/06Operating part movable both angularly and rectilinearly, the rectilinear movement being along the axis of angular movement
    • H01H25/065Operating part movable both angularly and rectilinearly, the rectilinear movement being along the axis of angular movement using separate operating parts, e.g. a push button surrounded by a rotating knob
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H9/00Details of switching devices, not covered by groups H01H1/00 - H01H7/00
    • H01H9/18Distinguishing marks on switches, e.g. for indicating switch location in the dark; Adaptation of switches to receive distinguishing marks
    • H01H9/182Illumination of the symbols or distinguishing marks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 プッシュ操作部材とロータリー操作部材とを
有するものにおいて、使用部品点数の削減と、全体の薄
形化を図る。 【解決手段】 第1のプッシュ操作部材21及び第2の
プッシュ操作部材22を、ともに光ガイド部材9に組付
け、該プッシュ操作部材21,22の組付けに従来のも
ののような専用のホルダを必要としないようにした。
又、ロータリー操作部材36のロータリー操作に節度を
与える節度ピースは、ロータリー操作部材36の内周部
に一体に形成し、別部品として必要としないようにし
た。そして更に、節度ピースと節度凹部19はロータリ
ー操作部材36の径方向に対向するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプッシュ操作部材と
ロータリー操作部材とを有するスイッチ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車両の空気調和用のス
イッチ装置として、プッシュ操作部材とロータリー操作
部材とを有するものが供されている。このものの場合、
プッシュ操作部材は専用のホルダにプッシュ操作可能に
組付けられ、このプッシュ操作部材のプッシュ操作によ
り第1のスイッチ要素が操作されるようになっている。
【0003】又、上記プッシュ操作部材に対しては、発
光体と、光ガイド部材とが設けられ、発光体の発した光
を光ガイド部材でガイドして、プッシュ操作部材が有す
る光透過部に透過させるようになっている。そして、ロ
ータリー操作部材は上記プッシュ操作部材用のホルダの
外周囲にロータリー操作可能に設けられ、そのロータリ
ー操作により第2のスイッチ要素が操作されるようにな
っている。
【0004】更に、ロータリー操作部材とプッシュ操作
部材用のホルダとの一方には節度凹部が形成され、他方
に節度ボールが圧縮コイルスプリングと共に設けられ、
その圧縮コイルスプリングのばね力により節度ボールが
節度凹部に係合して、ロータリー操作部材のロータリー
操作に節度を与えるようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のものの場
合、使用する部品点数が多くてコスト高になっていた。
又、それらの部品うち、特に光ガイド部材とプッシュ操
作部材用のホルダ、並びに節度ボール及び圧縮コイルス
プリングと節度凹部は、それぞれロータリー操作部材の
軸方向に重ねる組立て構造であり、全体にそのロータリ
ー操作部材の軸方向に厚形化していた。
【0006】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、使用部品点数の削減と、全
体の薄形化を図ることのできるスイッチ装置を提供する
にある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のスイッチ装置は、発光体と、この発光体の
発した光をガイドする光ガイド部材と、この光ガイド部
材にガイドされた光を透過する光透過部を有し、光ガイ
ド部材にプッシュ操作可能に組付けられたプッシュ操作
部材と、このプッシュ操作部材のプッシュ操作により操
作される第1のスイッチ要素と、上記光ガイド部材の外
周囲にロータリー操作可能に設けられたロータリー操作
部材と、このロータリー操作部材のロータリー操作によ
り操作される第2のスイッチ要素と、上記光ガイド部材
の内周部と上記ロータリー操作部材の外周部とのうちの
一方に形成された節度凹部と、上記光ガイド部材の外周
部と上記ロータリー操作部材の内周部とのうちの他方
に、前記節度凹部と径方向に対向するように一体に形成
され、その節度凹部と係合して上記ロータリー操作部材
のロータリー操作に節度を与える節度ピースとを具備し
て成ることを特徴とする。
【0008】このものによれば、プッシュ操作部材は光
ガイド部材に組付けており、該プッシュ操作部材の組付
けに専用のホルダを必要としない。又、節度ピースは、
光ガイド部材の外周部とロータリー操作部材の内周部と
のうちの他方に一体に形成しており、別部品として必要
としない。そして、上述のプッシュ操作部材の組付けに
専用のホルダを必要としないのに加えて、節度ピースと
節度凹部はロータリー操作部材と光ガイド部材との間で
ロータリー操作部材の径方向に対向するものであり、軸
方向の薄形化が可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両の空気調和用
のスイッチ装置に適用した一実施例につき、図面を参照
して説明する。まず図1には、車両、中でも自動車のイ
ンストルメントパネルに設けられる空気調和用のスイッ
チ装置を縦断面で示しており、図2には同スイッチ装置
を横断面で示し、更に図3は同スイッチ装置を分解状態
で示している。
【0010】これら図1ないし図3において、取付ベー
スでもある回路基板1には、発光体であるLED2を実
装すると共に、これの上下両側に位置してタクトスイッ
チ3,4を実装している。このタクトスイッチ3,4は
角筒状の被操作部3a,4aが押込まれることによりオ
ンされるもので、常時は該被操作部3a,4aを押込前
のオフ位置に保持する復帰スプリング等の保持手段(図
示せず)を有している。又、そのうちの上方のタクトス
イッチ3にはLED5を被操作部3aの内方に位置させ
て組込んでいる。
【0011】加えて、回路基板1のLED2の左右の両
側には、図2及び図3に示すように、取付孔6,6を形
成しており、更に、これら取付孔6,6及びタクトスイ
ッチ3,4の周囲部には、環状の共通固定接片7と、こ
れの外周囲で等間隔に並ぶ例えば7つの切換固定接片
8,8,…を設けている。
【0012】上記取付孔6,6は光ガイド部材9を取付
けるためのもので、光ガイド部材9はアクリル樹脂など
光透過性を有する合成樹脂から成っている。この光ガイ
ド部材9は外形が厚みのある円板状を成すものであり、
その中央部の裏側(図中回路基板1側)にはLED収容
凹部10を形成し、その左右両側にねじ込穴11,11
を前記回路基板1の取付孔6,6と同間隔にて形成して
いる。
【0013】又、この光ガイド部材9の中央部の表側
(図中反回路基板1側)には、斜め上方に指向する斜面
12aを有する放光用凹部12と、斜め下方に指向する
斜面13aを有する放光用凹部13とを形成しており、
その上下両側にタクトスイッチ収容孔14,15を形成
し、左右両側に軸収容孔16,16を形成している。加
えて、軸収容孔16,16の各外側壁部にはそれぞれ軸
受孔17,18,17,18を形成しており、そして、
光ガイド部材9の外周部には一方(図中回路基板1側)
の端縁部に寄せて多数の節度凹部19,19,…を、前
記切換固定接片8,8,…の配列ピッチと同ピッチで形
成している。
【0014】この構成で、光ガイド部材9は、ねじ込穴
11,11を前記回路基板1の取付孔6,6に合致させ
て、回路基板1の裏側からねじ20,20をそれぞれ取
付孔6,6を通しねじ込穴11,11にねじ込んで締付
けることにより、回路基板1に取付けている。しかし
て、この光ガイド部材9の取付状態では、LED収容凹
部10により前記LED2を収容し、タクトスイッチ収
容孔14,15により前記タクトスイッチ3,4を収容
している。
【0015】これに対して、プッシュ操作部材は、上側
の第1のプッシュ操作部材21と、下側の第2のプッシ
ュ操作部材22との2つが存し、それぞれ半円板状を成
している。この両プッシュ操作部材21,22の各弧状
部の外周部にはつば部23,24を形成しており、各弦
状部の両側裏面にはアーム部25,25,26,26を
突出形成し、このアーム部25,25,26,26の各
先端部外側面に軸部27,27,28,28を突出形成
している。
【0016】このほか、これら両プッシュ操作部材2
1,22は、光透過部29,30を「A/C」及び「M
ODE」の字形にて有しており、この光透過部29,3
0以外、両プッシュ操作部材21,22は遮光性を有し
ている。又、両プッシュ操作部材21,22の各弧状部
中央の裏面には2つずつの操作部31,31,32,3
2を突出形成している。この操作部31,31,32,
32はそれぞれ前記タクトスイッチ3,4の被操作部3
a,4aに対応するものであり、詳細にはその被操作部
3a,4aの左右の両側壁部の端面を押込むべく、該被
操作部3a,4aの左右の両側壁部とほゞ同間隔を有
し、各先端部を弧状に形成している。
【0017】更に、第1のプッシュ操作部材21の操作
部31,31間部分にはレンズ収容孔33を形成してい
て、これにレンズ34を組込んでいる。又、第1のプッ
シュ操作部材21の弦状部裏面には、図1に示すよう
に、反弧状部側へ延びる遮光片35を形成している。
【0018】この構成で、両プッシュ操作部材21,2
2は、それぞれ軸部27,27,28,28を前記光ガ
イド部材9の軸収容孔16,16に収容して、軸受孔1
7,17,18,18に弾性的に挿入し、操作部31,
31,32,32の各先端部を前記タクトスイッチ34
の被操作部3a,4aの左右の両側壁部の端面に当接さ
せている。
【0019】なお、軸部27,28には上記軸受孔1
7,18に対する挿入を容易にするための斜面27a,
28a(図2及び図3参照)をあらかじめ形成してい
る。又、この光ガイド部材9に対する両プッシュ操作部
材21,22の組込みは、第1のプッシュ操作部材21
の組込みを、第2のプッシュ操作部材22の組込みより
先に行うことにより、遮光片35が第2のプッシュ操作
部材22の裏側にまで位置して両プッシュ操作部材2
1,22間の隙間を塞ぐようにしている。
【0020】一方、ロータリー操作部材36は光ガイド
部材9及び両プッシュ操作部材21,22を囲繞するリ
ング状を成すもので、合成樹脂製であり、その外周部に
は使用者の指のかかりを良くするためのローレット部3
7を形成し、このほか、軸方向の一方(図中反回路基板
1側)の端縁部には内つば部38を形成し、他方(図中
回路基板1側)の端縁部に外つば部39を形成してい
る。
【0021】又、このロータリー操作部材36の内周部
には、図2及び図3に示すように、節度ピース40とバ
ランスピース41とを対称配置にてそれぞれ合成樹脂の
型成形により一体に形成している。この節度ピース40
及びバランスピース41は共に前記光ガイド部材9の外
周部より若干径大な弧状を成すもので、それぞれ中央部
をロータリー操作部材36に揺動可能に連ねており、そ
のうちの節度ピース40は両端部の内側に前記節度凹部
19,19,…の一つ一つに係合する凸部42を、その
節度凹部19の数ピッチ(例えば2ピッチ)分の間隔で
有している。
【0022】更に、このロータリー操作部材36の上記
外つば部39の裏面には、可動接片43とバランス接片
44とを対称配置にてそれぞれねじ45,46により取
付けている。これら可動接片43及びバランス接片44
のうち、可動接片43は共通可動接片部43aと切換可
動接片部43bとを有するもので、その共通可動接片部
43aとバランス接片44とが前記共通固定接片7と対
応し、切換可動接片部43bが切換固定接片8,8,…
と対応している。
【0023】この構成で、ロータリー操作部材36は前
記両プッシュ操作部材21,22及び光ガイド部材9を
囲繞して、内つば部38により前記両プッシュ操作部材
21,22のつば部(外つば部)23,24を覆いつ
つ、可動接片43の共通可動接片部43aとバランス接
片44を共通固定接片7に当接させ、切換可動接片部4
3bを切換固定接片8,8,…の配列部に当接させてい
る。
【0024】そして更に、ロータリー操作部材36に
は、パネル47の孔部48を嵌合し、該孔部48の内周
部に形成した押え部49により外つば部39を覆いつ
つ、該パネル47を回路基板1に結合し、もって空気調
和用スイッチ装置の全体を組立てている。
【0025】次に、上記構成のものの作用を述べる。ま
ず、第1のプッシュ操作部材21をプッシュ操作する
と、該第1のプッシュ操作部材21は軸部27,27を
中心に回路基板1側へ回動して操作部31,31により
タクトスイッチ3の被操作部3aを押込み、該タクトス
イッチ3をオンさせる。これにより、自動車の図示しな
い空気調和用の制御装置が冷却装置を作動させ、同時に
LED5を発光させる。このLED5から発せられた光
はレンズ34を通して第1のプッシュ操作部材21の前
方に放出されるものであり、それによって上記冷却装置
が作動したことの表示をする。操作後、第1のプッシュ
操作部材21はタクトスイッチ3の被操作部3aが復帰
スプリング等の保持手段の付勢力により復帰されること
に伴って復帰される。又、この状態から、第1のプッシ
ュ操作部材21を再度プッシュ操作すると、該第1のプ
ッシュ操作部材21は上述同様に回動してタクトスイッ
チ3の被操作部3aを再度押込み、該タクトスイッチ3
を再度オンさせる。これにより、前記制御装置は冷却装
置を停止させ、同時にLED5を消光させて、冷却装置
の作動表示を停止する。
【0026】そして、更に第1のプッシュ操作部材21
をプッシュ操作すると、該第1のプッシュ操作部材21
は更に上述同様に回動してタクトスイッチ3の被操作部
3aを押込み、該タクトスイッチ3をオンさせる。これ
により、前記制御装置は冷却装置を再び作動させ、同時
にLED5を発光させて、冷却装置の作動表示をする。
【0027】すなわち、第1のプッシュ操作部材21を
プッシュ操作するごとに、自動車の空気調和装置におけ
る冷却装置の作動、作動停止、並びにLED5による冷
却装置の作動表示、表示停止が交互に行われるのである
(第1のプッシュ操作部材21の「A/C」の文字表示
(光透過部29)は、第1のプッシュ操作部材21が冷
却装置の作動、作動停止用であることを示している)。
【0028】一方、第2のプッシュ操作部材22をプッ
シュ操作すると、該第2のプッシュ操作部材22は軸部
28,28を中心に回路基板1側へ回動して操作部3
2,32によりタクトスイッチ4の被操作部4aを押込
み、該タクトスイッチ4をオンさせる。これにより、前
記制御装置が冷却装置の作動モード(例えば強弱など)
を変更させる。この場合も、操作後、第2のプッシュ操
作部材22はタクトスイッチ4の被操作部4aが復帰ス
プリング等の保持手段の付勢力により復帰することに伴
って復帰される。
【0029】又、この状態から、第2のプッシュ操作部
材22を再度プッシュ操作すると、該第2のプッシュ操
作部材22は上述同様に回動してタクトスイッチ4の被
操作部4aを再度押込み、該タクトスイッチ4を再度オ
ンさせる。これにより、前記制御装置は冷却装置の作動
モードを更に変更させる。
【0030】すなわち、第2のプッシュ操作部材22を
プッシュ操作するごとに、自動車の空気調和装置におけ
る冷却装置の作動モードの変更が行われるのである(第
2のプッシュ操作部材22の「MODE」の文字表示
(光透過部30)は、第2のプッシュ操作部材22が冷
却装置の作動モードの変更用であることを示してい
る)。
【0031】又、夜間には自動車のライトスイッチを作
動させることにより、LED2が発光し、このLED2
の発した光が光ガイド部材9中を通って放光用凹部1
2,13の斜面12a,13aから放出されることによ
り、第1のプッシュ操作部材21の光透過部29(「A
/C」の文字)、及び第2のプッシュ操作部材22の光
透過部30(「MODE」の文字)を明るく浮かび上が
らせる。
【0032】この場合、第1のプッシュ操作部材21裏
側の遮光片35はLED2の発した光が第1のプッシュ
操作部材21と第2のプッシュ操作部材22との間の隙
間から漏れるのを防止するものとして有効に機能する。
しかして、上記タクトスイッチ3,4は、第1のプッシ
ュ操作部材21及び第2のプッシュ操作部材22の各プ
ッシュ操作により操作される第1のスイッチ要素として
機能するものである。
【0033】これに対して、ロータリー操作部材36を
ロータリー操作すると、可動接片43とバランス接片4
4とが一体に回動し、そのうちの可動接片43は、共通
可動接片部43aが回路基板1の共通固定接片7前面を
摺動し、切換可動接片部43bが切換固定接片8,8,
…の配列部の前面を摺動して、該切換固定接片8,8,
…の一つ一つに順次接触する。これにより、共通固定接
片7と切換固定接片8,8,…の一つ一つとの間が順次
閉成され、これに応じて、前記制御装置は自動車の空気
調和装置における、例えば風の吹出しをする吹出口の切
換えをする。
【0034】又、この場合、ロータリー操作部材36の
ロータリー操作に伴って、節度ピース40とバランスピ
ース41とが一体に回動し、そのうちの節度ピース40
は、光ガイド部材9の外周部を摺動しつつ、切換可動接
片部43bが切換固定接片8,8,…の一つ一つに接触
するごとに、凸部42を光ガイド部材9外周部の節度凹
部19,19,…の一つ一つに係合させ、ロータリー操
作部材36のロータリー操作に節度を与える。
【0035】加えて、ロータリー操作部材36のロータ
リー操作に伴い、バランスピース41は節度ピース40
との対称位置で光ガイド部材9の外周部を摺動し、又、
バランス接片44は可動接片43との対称位置で共通固
定接片7の前面を摺動し、それぞれロータリー操作部材
36の径方向及び軸方向のバランスを保つ。しかして、
上記可動接片43と共通固定接片7及び切換固定接片
8,8,…は、ロータリー操作部材36のロータリー操
作により操作される第2のスイッチ要素として機能する
ものである。
【0036】このように本構成のものでは、プッシュ操
作部材は、第1のプッシュ操作部材21及び第2のプッ
シュ操作部材22ともに、光ガイド部材9に組付けてお
り、該プッシュ操作部材21,22の組付けに従来のも
ののような専用のホルダを必要としない。又、節度ピー
ス40は、ロータリー操作部材36の内周部に一体に形
成しており、別部品として必要としない。これらによ
り、使用部品点数の削減を達成でき、コストの低廉化が
できる。
【0037】そして、上述の第1及び第2のプッシュ操
作部材21,22の組付けに専用のホルダを必要としな
いのに加えて、節度ピース40と節度凹部19,19,
…はロータリー操作部材36と光ガイド部材9との間で
ロータリー操作部材36の径方向に対向するものであ
り、これらによって、軸方向の薄形化ができる。
【0038】なお、光ガイド部材9によりガイドする光
を発する発光体としては、LEDに限られず、ランプ等
であっても良い。又、他のLEDもそれぞれランプ等に
変えて実施するようにしても良い。更に、プッシュ操作
部材は上述のプッシュ・プッシュ操作されるものに限ら
れず、プッシュ・プル操作されるものであっても良い。
加えて、節度凹部と節度ピースとについては、上述とは
逆に、節度凹部をロータリー操作部材の内周部に形成
し、節度ピースを光ガイド部材の外周部に一体に形成す
るようにしても良い。
【0039】そして、スイッチ装置全体としては、車両
の空気調和用のものに限られず、スイッチ装置全般とし
て広く適用できる。このほか、なお、本発明は上記し且
つ図面に示した実施例にのみ限定されるものではなく、
要旨を逸脱しない範囲内で適宜変更して実施し得る。
【0040】
【発明の効果】以上の記述で明らかなように、本発明の
スイッチ装置によれば、プッシュ操作部材とロータリー
操作部材とを有するものにおいて、使用部品点数の削減
と、全体の薄形化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示す縦断側面図
【図2】横断面図
【図3】分解斜視図
【符号の説明】
2はLED(発光体)、3,4はタクトスイッチ(第1
のスイッチ要素)、7は共通固定接片(第2のスイッチ
要素)、8は切換固定接片(第2のスイッチ要素)、9
は光ガイド部材、16は軸収容孔、17,18は軸受
孔、19は節度凹部、21は第1のプッシュ操作部材、
22は第2のプッシュ操作部材、25,26はアーム
部、27,28は軸部、29,30は光透過部、36は
ロータリー操作部材、40は節度ピース、43は可動接
片(第2のスイッチ要素)を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光体と、 この発光体の発した光をガイドする光ガイド部材と、 この光ガイド部材にガイドされた光を透過する光透過部
    を有し、光ガイド部材にプッシュ操作可能に組付けられ
    たプッシュ操作部材と、 このプッシュ操作部材のプッシュ操作により操作される
    第1のスイッチ要素と、 前記光ガイド部材の外周囲にロータリー操作可能に設け
    られたロータリー操作部材と、 このロータリー操作部材のロータリー操作により操作さ
    れる第2のスイッチ要素と、 前記光ガイド部材の内周部と前記ロータリー操作部材の
    外周部とのうちの一方に形成された節度凹部と、 前記光ガイド部材の外周部と前記ロータリー操作部材の
    内周部とのうちの他方に、前記節度凹部と径方向に対向
    するように一体に形成され、その節度凹部と係合して前
    記ロータリー操作部材のロータリー操作に節度を与える
    節度ピースとを具備して成ることを特徴とするスイッチ
    装置。
JP10373797A 1998-12-28 1998-12-28 スイッチ装置 Pending JP2000195362A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10373797A JP2000195362A (ja) 1998-12-28 1998-12-28 スイッチ装置
DE1999608076 DE69908076T2 (de) 1998-12-28 1999-12-21 Schalteranordnung
EP19990125564 EP1017077B1 (en) 1998-12-28 1999-12-21 Switch assembly

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10373797A JP2000195362A (ja) 1998-12-28 1998-12-28 スイッチ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000195362A true JP2000195362A (ja) 2000-07-14

Family

ID=18502775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10373797A Pending JP2000195362A (ja) 1998-12-28 1998-12-28 スイッチ装置

Country Status (3)

Country Link
EP (1) EP1017077B1 (ja)
JP (1) JP2000195362A (ja)
DE (1) DE69908076T2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100453126B1 (ko) * 2002-04-29 2004-10-15 씨멘스브이디오한라 주식회사 엘이디 조명 버튼장치
KR100877827B1 (ko) * 2002-07-29 2009-01-12 한라공조주식회사 복합 스위치

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10016180C2 (de) * 2000-03-31 2002-01-31 Audi Ag Multifunktionsbedienelement
DE10059793B4 (de) * 2000-12-01 2014-03-27 Volkswagen Ag Multifunktions-Bedieneinrichtung für ein Kraftfahrzeug
FR2825833B1 (fr) * 2001-06-07 2003-09-19 Valeo Electronique Dispositf de commande pour vehicule automobile destine notamment a piloter un ordinateur de bord
FR2830676B1 (fr) * 2001-10-05 2004-01-30 Valeo Climatisation Tableau de commande modulaire
DE10239387B4 (de) * 2002-03-01 2011-04-07 Volkswagen Ag Versenkbarer Schalter
DE102005032508B4 (de) * 2004-07-15 2021-05-20 BSH Hausgeräte GmbH Bedienelement mit Leuchtquelle
JP4540511B2 (ja) * 2005-03-10 2010-09-08 アルプス電気株式会社 複合入力装置
PL1865526T3 (pl) * 2006-06-06 2014-06-30 Whirlpool Co Urządzenie do wyboru programu do urządzeń gospodarstwa domowego
ES2471968T3 (es) 2007-05-25 2014-06-27 Electrolux Home Products Corporation N.V. Elemento de conmutación para un aparato, especialmente para un aparato doméstico
CN101667501B (zh) * 2008-09-05 2011-06-22 鸿富锦精密工业(深圳)有限公司 集成输入单元
DE102011106784A1 (de) 2011-07-06 2013-01-10 Volkswagen Aktiengesellschaft Bedieneinheit für eine Funktionseinrichtung und Fahrzeug mit einer solchen Bedieneinheit, insbesondere zum Bedienen einer Klimatisierungsanlage
JP6936972B2 (ja) * 2017-10-31 2021-09-22 トヨタ自動車株式会社 車載用照明装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2699871B1 (fr) * 1992-12-28 1995-02-17 Valeo Thermique Habitacle Tableau de commande de chauffage ou climatisation de véhicule.

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100453126B1 (ko) * 2002-04-29 2004-10-15 씨멘스브이디오한라 주식회사 엘이디 조명 버튼장치
KR100877827B1 (ko) * 2002-07-29 2009-01-12 한라공조주식회사 복합 스위치

Also Published As

Publication number Publication date
DE69908076D1 (de) 2003-06-26
DE69908076T2 (de) 2003-11-20
EP1017077B1 (en) 2003-05-21
EP1017077A1 (en) 2000-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7381128B2 (en) Operating device of air conditioner for vehicle
US6420667B1 (en) Compound switch device
EP1742240B1 (en) Dial type switch mechanism
US5180050A (en) Pushbutton rotary switch
JP2000195362A (ja) スイッチ装置
KR100509585B1 (ko) 스위치장치
US20070045093A1 (en) Push button switch with backlight function
EP1518728B1 (en) Operating device of air conditioner for vehicle
JP3500066B2 (ja) ダイヤル式スイッチ
JP4293059B2 (ja) ダイヤル式スイッチの照明構造
WO2011118769A1 (ja) スイッチ付き照明ユニット
JP3018028B2 (ja) ロータリースイッチのノブ照明機構
JP4263572B2 (ja) 車両用空調装置の操作装置
JP2010257654A (ja) スイッチ
JPH10294031A (ja) 操作装置
JP7177679B2 (ja) 照明構造
JP7136677B2 (ja) 操作装置
JP2000311552A (ja) 操作ユニット
JP3744737B2 (ja) ダイヤル式スイッチ
JP2002287840A (ja) 操作装置
JP2003151405A (ja) 回転型スイッチ装置
JP2004136840A (ja) ヒーターコントロール装置
JP2004103376A (ja) スイッチ装置
JPH0567068U (ja) 電子機器の操作装置
JP2004281203A (ja) ロータリースイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20040302

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Effective date: 20040308

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 5

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090312

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 6

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100312

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110312

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120312

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130312

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140312

Year of fee payment: 10