JPH10294031A - 操作装置 - Google Patents

操作装置

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Publication number
JPH10294031A
JPH10294031A JP9099988A JP9998897A JPH10294031A JP H10294031 A JPH10294031 A JP H10294031A JP 9099988 A JP9099988 A JP 9099988A JP 9998897 A JP9998897 A JP 9998897A JP H10294031 A JPH10294031 A JP H10294031A
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JP
Japan
Prior art keywords
rotor
rotary knob
circuit board
panel
groove
Prior art date
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Pending
Application number
JP9099988A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Ishiguro
和義 石黒
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokai Rika Co Ltd filed Critical Tokai Rika Co Ltd
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  • Mechanisms For Operating Contacts (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、組み立ての容易化および時間短縮
に寄与する。 【解決手段】 回路基板1には、ロータ8が回動可能に
取付けられている。このロータ8は、円筒状をなしてお
り、その軸方向前端部には、軸方向に延びる溝部9が均
等ピッチで3箇所に形成されている。パネル19にはロ
ータリーノブ22が回動可能に取付けられている。この
ロータリーノブ22は、円筒状をなしており、その軸方
向後端部には、均等ピッチで3箇所に突片部23が形成
されている。ロータ8の溝部9と、ロータリーノブ22
の突片部23とは嵌合されており、このとき、ロータ8
とロータリーノブ22との軸心が若干ずれていると、突
片部23はその弾性変形により溝部9に嵌合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、円筒状の操作部材
の回動操作することにより円筒状の被操作部材を回動さ
せるようにした操作装置に関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、車両のインス
トルメントパネルには、空気吹き出し口の切替のための
操作装置や、エアコンの温度調節のための操作装置等、
各種の操作装置が設けられている。その操作装置の構造
として次のような構造のものがある。すなわち、被操作
部材たるロータの中心部には縦溝を形成し、このロータ
を第1の取付体たる回路基板に回動可能に設ける。ま
た、操作部材たるロータリーノブの中心部には前記縦溝
と嵌合する突部を形成し、このロータリーノブを第2の
取付体たる操作パネルに回動可能に設ける。そして、回
路基板と操作パネルとを、ロータリーノブの中心部の突
部とロータの中心部の縦溝とが嵌合するように位置合わ
せしつつ所定の取付部位に取付ける。
【0003】しかしながら、上記従来構成では、回路基
板と操作パネルとの位置合わせを十分に精度良く行なわ
ないと、ロータリーノブの中心部の突部とロータの中心
部の縦溝とが嵌合しないことがあり、組立にかなりの注
意を払う必要があり、組み立てが面倒でまた時間がかか
るものであった。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、第1の取付体に回動可能に取付け
られた被操作部材と、第2の取付体に回動可能に取付け
られた操作部材とを連結するについて、操作部材から被
操作部材への操作力伝達を良好に図りながら、組み立て
の容易化および時間短縮に寄与できる操作装置を提供す
るにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1の取付体
に回動可能に取付けられた円筒状の被操作部材と、第2
の取付体に回動可能に取付けられ、この取付状態で前記
被操作部材と軸方向に連結される円筒状の操作部材とを
備え、前記操作部材および被操作部材のうちの一方のも
の軸方向端部に、軸方向に延びる溝部を円周複数箇所形
成し、他方のものの軸方向端部に、それぞれ前記溝部よ
り小なる肉厚で弾性変形可能な突片部を形成し、前記溝
部および突片部の嵌合により前記操作部材の回動操作力
を前記被操作部材に伝えるようにしたところに特徴を有
する。
【0006】この構成においては、第1の取付体および
第2の取付体を所定の取付部位に取付ける場合、操作部
材および被操作部材の軸心が若干ずれていたとしても、
操作部材および被操作部材のうちの一方側の溝部に対し
て、他方側の突片部が弾性変形を伴って嵌合する。従っ
て、組み立ての容易化および時間短縮に寄与できる。そ
して、操作部材が回動操作されても、突片部の弾性変形
により嵌合状態が保持されるから、操作部材の回動操作
力が被操作部材に確実に伝えられる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を車両のエアコン操
作装置に適用した一実施例につき図面を参照しながら説
明する。図1には、インストルメントパネルに設けられ
るエアコン操作装置の縦断面を示し、図2には同装置部
分の分解斜視図を示している。これら図1および図2に
おいて、第1の取付体たる回路基板1のほぼ中心部分に
は、タクトスイッチ2およびLED3が取付けられてい
ると共に、ライト孔4が形成され、さらにねじ挿通孔5
が形成されている。また、この回路基板1の周辺部に
は、ほぼ環状配置となるように別のライト孔6が間欠的
に形成されていると共に、ねじ挿通孔7が形成されてい
る。
【0008】被操作部材たるロータ8は、円筒状をなし
ており、その軸方向の一端部たる前端部には、軸方向に
延びる溝部9が均等ピッチで3箇所に形成されている。
また、他端部たる後端部の内周には断面L字状の段部8
aが形成されている。さらに、このロータ8の他端部と
回路基板1との対向部には、図示しないが、ロータ8の
回動によりスイッチ状態が切り替わるスイッチ部(これ
は可動コンタクトと固定コンタクトとから構成される)
が設けられている。
【0009】ホルダ10は、その後端部側に円環状の鍔
部10aを有すると共に、これより前側に延びる矩形筒
部10bを有して構成されている。上記鍔部10aには
1つの節度ホルダ部11が形成されていると共に、2つ
のねじボス部12(一方のみ図示)が形成されており、
また、矩形筒部10bの内面側にはガイド凹部13が形
成されている。
【0010】ノブホルダ14は、矩形筒部14aと、こ
れの前側に延びる小さめの矩形状の短筒部14bとを有
して構成されており、矩形筒部14a外面にはガイド凸
部15が形成され、短筒部14bには、爪部16,16
が形成され、さらに矩形筒部14aから短筒部14bに
かけてライト案内部17が形成されている。このライト
案内部17の前部にはインジケータレンズ18が嵌合配
設されている。
【0011】一方、第2の取付体たるパネル19には、
比較的大きな円形の配置孔部20が形成されており、そ
の内周縁には、取付部たる取付鍔部21が形成されてお
り、この取付鍔部21には凸状部21aと凹状部21b
とが形成されている。なお、この配置孔部20の周囲に
はエアコンの温度を示すための透光可能な目盛り19a
が付されている。
【0012】パネル19に回動可能に取付けられる操作
部材たるロータリーノブ22は、円筒状をなしており、
その軸方向の後端部には、図5に示すように、均等ピッ
チで3箇所に突片部23が形成されており、これは回動
方向(時計方向およびその逆方向)へ弾性変形可能な構
成となっている。図4および図5に示すように、これら
突片部23の中心位置の径寸法raと溝部9の中心位置
の径寸法rbとはほぼ同じ寸法に形成されている。さら
に、この突片部23の肉厚寸法Waは前記溝部9の幅寸
法Wbより小なる肉厚に形成され、また、その径方向の
長さLaは、前記溝部9の径方向の長さLbより長くな
るように設定されている。ロータリーノブ22の後端部
外周には抜止めリブ24が形成されている。さらまた、
周壁の一部には導光部材からなるインジケーター25が
モールドされており、内周壁には節度用の凹凸部26が
形成されている。
【0013】プッシュノブ27は、円形板部27aと、
その後面から後方へ延びるように形成された矩形筒部2
7bとを有して構成されている。円形板部27aには放
光孔部28が形成されていると共に、「A/C」の透光
可能な文字部27cが付されている。また、矩形筒部2
7bには、係合孔部29が形成されている。なお、図2
中、符号30は導光部材からなるライトガイド、符号3
1は箱状のカバーを示す。上記ライトガイド30には、
ねじ挿通孔30a、突起部30bおよび30cが形成さ
れている。
【0014】しかして、前記回路基板1には、ライトガ
イド30、ロータ8、ホルダ10およびノブホルダ14
が取付けられており、この場合、回路基板1とホルダ1
0との間にロータ8を位置させて、ライトガイド30の
ねじ挿通孔30aおよび回路基板1のねじ挿通孔5を通
したねじ32をホルダ10のねじボス部12にねじ締め
することにより、ロータ8を回路基板1とホルダ10と
で回動可能に保持する。また、ノブホルダ14は前記ホ
ルダ10内に移動可能に配置されていて、ガイド凸部1
5がガイド凹部13に摺動可能に嵌合している。この状
態で、LED3がライト案内部17内に位置し、また、
ノブホルダ14の後端がタクトスイッチ2を押圧可能に
位置することになる。さらにライトガイド30の突起部
30bおよび30cが回路基板1のライト孔4および6
に嵌入されている。この回路基板1側の組み立て構成を
図3に示している。
【0015】一方、パネル19にはロータリーノブ22
が回動可能に取付けられている。すなわち、ロータリー
ノブ22の抜止めリブ24を、パネル19の取付鍔部2
1の凹状部21bを通してロータリーノブ22を回転さ
せて抜止めすることにより、このロータリーノブ22を
パネル19に回動可能に取付けている。この場合、ロー
タリーノブ22の通常の回転操作領域では抜けないよう
に前記抜止めリブ24および凸状部21aおよび凹状部
21bの角度位置を設定している。このパネル19側の
組み立て構成も図3に示している。
【0016】しかして、回路基板1側組み立て品とパネ
ル19側組み立て品とをカバー31に取付ける。この場
合、予め、ホルダ10の節度ホルダ部11に、図2に示
す節度スプリング33および節度ボール34を挿入配置
し、また、回路基板1側端の嵌合突起1aをパネル19
の嵌合孔19bに嵌合した状態で、カバー31のねじ挿
通孔31aおよび回路基板1のねじ挿通孔7を通したね
じ35をパネル19の裏面に形成した図示しないねじボ
スに螺合することにより、回路基板1側組み立て品とパ
ネル19側組み立て品とをカバー31に取付ける。
【0017】このような取付け時において、回路基板1
側のロータ8の溝部9と、これと軸方向に対向するパネ
ル19側のロータリーノブ22の突片部23とを嵌合さ
せる。このとき、図6に示すように、ロータ8とロータ
リーノブ22との軸心が若干ずれることがあるが、突片
部23の弾性変形によりこれを溝部9に嵌合する。従っ
て、組み立ての容易化および時間短縮に寄与できるもの
である。なお、この後、プッシュノブ27を押し込んで
その係合孔部29とノブホルダ14の爪部16とを係合
させる。
【0018】組み立て状態を示す図1において、ライト
ガイド30には図示しない光源から光が導入されてお
り、この光は、突起部30bおよび30cから、プッシ
ュノブ27の透光可能な文字部27cを光表示すると共
に、ロータリーノブ22のインジケーター25を光表示
し、さらに目盛り19aを光表示する。
【0019】さて、上述した取付け時において、回路基
板1側のロータ8とパネル19側のロータリーノブ22
との軸心がずれていると、突片部23が、図6に示すよ
うにその弾性変形して溝部9と嵌合する。この状態でロ
ータリーノブ22が回動操作されると、突片部23が逐
次弾性変形することで溝部9との嵌合が保持され、もっ
て、ロータリーノブ22の回動操作力がロータ8が確実
に伝達されてこれが回動される。
【0020】なお、上記実施例ではロータ8に溝部9を
形成し、ロータリーノブ22に突片部23を形成した
が、これら溝部9および突片部23の形成対象は逆でも
良い。また、溝部9および突片部23の径方向長さLb
およびLaは適宜変更しても良い。また、本発明は車両
のエアコン操作装置以外の操作装置全般に広く適用でき
るものである。
【0021】
【発明の効果】本発明は以上の説明から明らかなよう
に、第1の取付体に回動可能に取付けられた被操作部材
と、第2の取付体に回動可能に取付けられた操作部材と
を連結するについて、操作部材から被操作部材への操作
力伝達を良好に図りながら、組み立ての容易化および時
間短縮に寄与できるといった優れた効果を得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すエアコン操作装置の縦
断側面図
【図2】同装置部分の分解斜視図
【図3】組み立て途中状態の斜視図
【図4】ロータの縦断正面図
【図5】ロータリーノブの突片部における縦断正面図
【図6】作用説明のための突片部と溝部との嵌合状態を
示す正面図
【符号の説明】
1は回路基板(第1の取付体)、8はロータ(被操作
体)、9は溝部、10はホルダ、14はノブホルダ、1
9はパネル(第2の取付体)、20は配置孔部、22は
ロータリーノブ(操作部材)、23は突片部、24は抜
け止めリブ、27はプッシュノブを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の取付体に回動可能に取付けられた
    円筒状の被操作部材と、 第2の取付体に回動可能に取付けられ、この取付状態で
    前記被操作部材と軸方向に連結される円筒状の操作部材
    とを備え、 前記操作部材および被操作部材のうちの一方のもの軸方
    向端部に、軸方向に延びる溝部を円周複数箇所形成し、 他方のものの軸方向端部に、それぞれ前記溝部より小な
    る肉厚で弾性変形可能な突片部を形成し、前記溝部およ
    び突片部の嵌合により前記操作部材の回動操作力を前記
    被操作部材に伝えるようにしたことを特徴とする操作装
    置。
JP9099988A 1997-04-17 1997-04-17 操作装置 Pending JPH10294031A (ja)

Priority Applications (1)

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JP9099988A JPH10294031A (ja) 1997-04-17 1997-04-17 操作装置

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JP9099988A JPH10294031A (ja) 1997-04-17 1997-04-17 操作装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7550686B2 (en) 2003-09-16 2009-06-23 Trw Automotive Electronics & Components Gmbh & Co., Kg Rotary switch in a motor vehicle
CN104797393A (zh) * 2012-11-15 2015-07-22 贝尔-赫拉恒温控制有限公司 特别用于车辆零部件的操控装置及其制造方法
CN107768173A (zh) * 2017-11-17 2018-03-06 出门问问信息科技有限公司 旋转调节结构及电子设备

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CN104797393A (zh) * 2012-11-15 2015-07-22 贝尔-赫拉恒温控制有限公司 特别用于车辆零部件的操控装置及其制造方法
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