JP2001076572A - 防水スイッチ構造 - Google Patents

防水スイッチ構造

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JP2001076572A
JP2001076572A JP24872299A JP24872299A JP2001076572A JP 2001076572 A JP2001076572 A JP 2001076572A JP 24872299 A JP24872299 A JP 24872299A JP 24872299 A JP24872299 A JP 24872299A JP 2001076572 A JP2001076572 A JP 2001076572A
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rubber
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JP24872299A
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Osamu Tanihira
修 谷平
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Original Assignee
Seiko Instruments Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 耐水性を要求される電子機器において、イン
ジケータ部を有するスイッチの構造を実現する。 【解決手段】 本発明のスイッチ構造では、透明プラス
チックの導光部品をゴム製スイッチ中央に圧入すること
により、基板上の照光式スイッチの光を外部に導光する
ことが可能となり、安定したスイッチ操作感を実現し
た。また、ゴム製スイッチ外周部にケースでつぶされる
リブと、導光部品の圧入により耐水性に強い構造とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐水性を考慮した
電子機器におけるインジケータ付きスイッチ構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来インジケータ部を有するスイッチ構
造としては、キートップが透明なゴム素材や透明なプラ
スチック素材のものが使われていることが多い。電子機
器本体に防水性を求める場合のスイッチ構造は、キート
ップを透明なゴム製のものとし直下の近いところに照光
式のスイッチを配するものがほとんどであった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、透明なゴム素
材を使用したキートップの場合、ゴムの硬度を柔らかく
すると基板上に配したスイッチを押す力が安定せずスイ
ッチのクリック感が不明瞭となってしまうことを嫌い、
スイッチ直下の近いところに照光式スイッチを配するた
めに、前期スイッチを実装するための専用基板を用意す
る必要があった。逆にゴム硬度を硬くすると、ゴム本体
が持つフリクションが硬くなるため同じくクリック感が
不明瞭となったり、耐水性のために配したリブの反発が
高くなることによるケースの変形や耐水性が悪化するな
どの問題があった。
【0004】また、透明なプラスチック素材を使用した
キートップの場合、ケースとキートップの間に隙間が生
じるため、耐水性を高めることは困難であった。したが
って本発明の目的は、視認性の高いインジケータ機能を
有し、安定したクリック感を実現する防水スイッチを提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、軟質のゴム製キートップの中央に、透明材
料で成形された硬質な導光部品を挿入し、外装ケースに
ゴム部を固定した。なお、ゴム製キートップへの導光部
品の圧入方法として、ゴム製キートップにアンダーカッ
ト部とスリットを設け、導光部品に配したフランジ部収
める構造とし、操作するときの外力で容易に外れにくい
構造とした。
【0006】前記キートップが操作されるとゴムのフラ
ンジ部が変形し、中央の透明かつ硬質のプラスチック部
品が基板上に配された照光式スイッチを押下する。前記
スイッチから発した光は、透明なプラスチック部品から
直接の導光と、有色のゴム製キートップとの境界面で反
射をくり返し、外部に視認性の高いインジケータとして
発光する。
【0007】また、前記ゴム製キートップの外周に設け
たリブ構造を構造体で圧縮し、さらには導光部を前記ゴ
ム製キートップの中央に圧入する事により耐水性に強い
スイッチ構造とした。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す実施例に基づき
本発明を具体的に説明する。図1は、本発明のおけるゴ
ム製キートップ1と、その中央部に圧入する導光部品2
を示した立面図である。ゴム製キートップ1はスリット
1dを有しているため、図2で示すアンダーカット部1
cまで導光部品2のフランジ2aを圧入することが可能
である。
【0009】図2は、図1にて示したゴム製キートップ
1と導光部品2を電子機器の外装ケース5と内部構造6
の間に固定し、電子機器内部に照光式スイッチ3を配し
た基板4を組立てた状態を示す断面図である。導光部品
2にはフランジ構造2aを有しており、キートップ1の
有するアンダーカット部1cに組立てることによりスイ
ッチ操作したときの外力で容易に外れにくい構造とし
た。
【0010】キートップ1は、外装ケース5と内部構造
6に固定される際、キートップ外周リブ1aを圧縮する
構造とし、かつ導光部品2はゴム製キートップ1に圧入
されているため、外部からの浸水を防いでいる。本構造
において、ゴム製キートップ1が押されるとゴム製キー
トップ1の有するフランジ部1bが変形し、導光部品2
が照光式スイッチ3を押下する。導光部品2は硬質の透
明プラスチックで成形されているため、照光式スイッチ
3のクリック感が明確に伝わる。
【0011】前記導光部品2のように硬質な部品をゴム
製キートップに圧入しているため、このスイッチの操作
面から基板4までの距離が長い場合でも、スイッチを配
した別な基板・部品を設けることなくクリック感の明確
なスイッチ構造が実現できた。次に、照光式スイッチ3
が押され発光すると、透明なプラスチック素材を使用し
ている導光部品2は、照光式スイッチ3の発する光を導
光する。この際、導光部品2をまっすぐ抜ける光と斜面
2bやゴム製キートップ1との境界面で反射される光に
よって指向性が広く、視認性の高いインジケータが実現
できた。
【0012】なお、本発明におけるゴム製キートップの
色を暗い色にするとさらに視認性の高いインジケータ機
能を提供できる。また、電子機器の特性に合わせ導光部
品2の傾斜2bの角度を変更し指向性を高めることも可
能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、ゴムキートップの
外周にリブ機構を設けることと、中央に導光部品を圧入
することにより、防水スイッチ構造を実現できた。ま
た、中央の導光部品に硬質・透明な材料を選定すること
により明確な操作感と視認性の高いインジケータを提供
できた。
【0014】一般に外観に面する構造を多く設けると、
電子機器の防水性を高めるための部品が増えてしまうた
め不利ではあるが、本発明のとおり省スペース内に構造
を複合させたことにより、少ない部品構成で安価な防水
型電子機器を実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例による、ゴム製キートップと中
央部に圧入する導光部品の立面図である。
【図2】本発明の実施例による、ゴム製キートップ、導
光部品、基板、照光式スイッチを電子機器構造内に配し
た状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ゴム製キートップ 1a 外周リブ 1b フランジ部 1c アンダーカット部 1d スリット 2 導光部品 2a フランジ部 2b 斜面 3 照光式スイッチ(発光部を有するスイッチ) 4 基板 5 外装ケース 6 内部構造

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装ケースと、キートップと、照光式ス
    イッチからなる防水スイッチ構造であって、 前記キートップは、その内部を貫通する透光性の導光部
    を備え、 該導光部の一端面は前記照光式スイッチに面して配置さ
    れ、 前記キートップは、さらに、その外周にリブを有し、該
    リブが前記外装ケースに圧接されて固定されていること
    を特徴とする防水スイッチ構造。
  2. 【請求項2】 前記導光部を、前記キートップに圧入し
    て構成したことを特徴とする請求項1に記載の防水スイ
    ッチ構造。
  3. 【請求項3】 前記キートップは、その内部にアンダー
    カット部を有し、前記導光部は、その外周にフランジ部
    を有し、該アンダーカット部と、該フランジ部とが係合
    していることを特徴とする請求項2に記載の防水スイッ
    チ構造。
JP24872299A 1999-09-02 1999-09-02 防水スイッチ構造 Withdrawn JP2001076572A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2051270A1 (de) * 2007-10-19 2009-04-22 Ziehl-Abegg AG Einstellmechanik mit integrierter Leuchtanzeige
WO2012105587A1 (ja) * 2011-02-02 2012-08-09 シャープ株式会社 スイッチ構造および空気調和機
JP2016154431A (ja) * 2015-02-13 2016-08-25 株式会社マキタ 発光表示部

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