JPH11321487A - 車両用コンビネーションスイッチの構造 - Google Patents

車両用コンビネーションスイッチの構造

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JPH11321487A
JPH11321487A JP14666598A JP14666598A JPH11321487A JP H11321487 A JPH11321487 A JP H11321487A JP 14666598 A JP14666598 A JP 14666598A JP 14666598 A JP14666598 A JP 14666598A JP H11321487 A JPH11321487 A JP H11321487A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ホーンピースを容易に組付けることができる車
両用コンビネーションスイッチを提供すること。 【解決手段】車両用コンビネーションスイッチは、回転
するハンドルの下面に固着され、ホーン等の電気回路し
接続した摺接リングに接触するホーンピース36をベー
ス1に配設している。ベース1は、ホーンピース36の
導電性金属棒36aを上下動自在に挿入する貫通孔1e
と、該ベース1の下面の前記貫通孔1eの周囲に形成し
た囲い1fとを備えている。ホーンピース36は、前記
摺接リングに摺接する前記金属棒36aと、該導電性金
属棒36aの下端に設置し、第1極盤20の盤面に配置
したターミナルブロック20eに接触する弾性接片36
bとを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の車両用
コンビネーションスイッチを介してハンドルに設置した
ホーンと車体とを電気接続するホーンピースを備えた車
両用コンビネーションスイッチの構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、この種の技術としては、例え
ば米国特許第3710049号公報に開示された技術が
ある。この従来の技術は、ハンドルの下面に設置した接
点リングと、コードに加締固定した端子との間にホーン
ピースを介在させて、ハンドルのホーンスイッチ部と電
源とを接続している。前記ホーンピースは、上端を前記
接点リングに摺接して、下端を端子に加締固定し、かつ
スプリングで上方向に付勢されている。該ホーンピース
は、スイッチベースに上下動自在に挿入されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のホーンピースは、コードの端子に加締固定して
いるので部品の組付作業性が悪いという問題点がある。
【0004】本発明は、ホーンピースを容易に組付ける
ことができる車両用コンビネーションスイッチの構造を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1の発明
は、前述した従来の技術の問題点を解消すべく発明した
ものであり、回転するハンドルの下面に固着され、ホー
ン等の電気回路を接続した摺接リングに接触するホーン
ピースをベースに配設した車両用コンビネーションスイ
ッチにおいて、前記ベースが、前記ホーンピースの導電
性金属棒を上下動自在に挿入する貫通孔と、該ベースの
下面の前記貫通孔の周囲に形成した囲いとを備え、前記
ホーンピースが、前記摺接リングに摺接する前記金属棒
と、該導電性金属棒の下端に設置し、第1極盤の盤面に
立設したターミナルブロックに接触する弾性接片とを備
えたことでなる。
【0006】また、請求項2の発明は、前記請求項1の
発明において、前記ホーンピースが、下方に向けて2つ
の弾性接片を有し、前記ターミナルブロックが、前記2
つの弾性接片が圧接する導電板でなり、前記第1極盤
が、前記導電板をインサート成形すると共に、前記ホー
ンピースを上方向に付勢するスプリングを支持する突棒
を前記導電板と導電板との間に突設したことでなる。
【0007】また、請求項3の発明は、前記請求項2の
発明において、前記導電板及び前記弾性接片が、第1極
盤をベースの下面に組付けたとき、前記囲いに嵌入した
ことでなる。
【0008】また、請求項4の発明は、前記請求項3の
発明において、前記囲いが、前記弾性接片が係合するガ
イドを内設したことでなる。
【0009】また、請求項5の発明は、前記請求項3、
又は4の発明において、前記囲いが、前記弾性接片を支
持する支持部を内設したことでなる。
【0010】
【発明の実施の形態】まず、図1乃至図5に基づき本発
明の実施形態を詳述する。1は、自動車用コンビネーシ
ョンスイッチのベースであり、ステアリングコラム(図
示せず)にネジ止めされる。該ベース1は、キャンセル
突起2aを有する円筒管2を中央にスプリング17を介
して回動自在に軸支し、右側に第1のスイッチ3、左側
に第2のスイッチ4を該ベース1の左右方向から差し込
み装着し、上側に第3のスイッチ5を配設している。
【0011】第1のスイッチ3は、例えば、ターンシグ
ナルスイッチ、パッシングスイッチ、メイン・ディマ切
換えスイッチ、及び前照灯スイッチ、フォグランプスイ
ッチの機能を備えている。該第1のスイッチ3は、第1
レバー6を矢印A、又はBの左右方向に操作すると方向
指示灯が点滅するターンシグナルスイッチの機能を有す
る。該第1のスイッチ3は、第1レバー6を矢印Cの上
方向に操作すると前照灯が一時的に点灯するパッシング
スイッチの機能を有する。また、該第1のスイッチ3
は、第1レバー6を矢印C、又はD方向の上下方向に操
作すると前照灯のメインとディマの切換えを行うメイン
・ディマスイッチの機能を有する。
【0012】また、第1のスイッチ3は、第1レバー6
の先端部に設けた回動ノブ7を矢印E、F方向に回動操
作することで、前照灯とスモールランプを点灯・消灯さ
せる前照灯スイッチの機能を有する。
【0013】第2のスイッチ4は、例えば、ワイパー・
ウォッシャスイッチの機能を有する第2レバー8を揺動
自在に軸支している。該第2レバー8は、前記第1レバ
ー6と同様に矢印M,N,P,Qの前後上下の方向に揺
動操作できる。
【0014】前記第1のスイッチ3の第1レバー6は、
軸6aを中心に矢印C、及びD方向に回動する。該第1
レバー6は、略筒状の操作体で、前記軸6aの近傍の下
側に第1操作杆6bとシャフト10を挿通する貫通孔6
dを形成し、先端側に節度体9a及び節度ばね9を配設
する盲孔6cを穿設している。該第1レバー6は、回動
ノブ7側の端部に前記貫通孔6dに連続形成した開口部
6eを形成している。該開口部6e内には、前記シャフ
ト10を支持する円筒形状部(図示せず)と、節度ばね
11及び節度体12を挿設する盲孔(図示せず)とを形
成している。該開口部6eは、ラッパ状に開いた状態に
形成しており、該開口部6eには節度ばね11、節度体
12、回動ノブ7、を介してキャップ13を配設してい
る。
【0015】該第1レバー6は、矢印C,D方向に揺動
操作すると、前記第1操作杆6bに係合している第1可
動子14が矢印G、H方向に直線移動して、可動接点1
4aが第1極盤20の固定接点20aに接触してON
し、メイン・ディマの切換え、及びパッシングが行われ
る。前記軸6aは、可動部材16の軸穴16aに軸合し
ている。
【0016】前記シャフト10は、一端に第2可動子1
5に係合する第2操作杆10a、他端に回動ノブ7内に
形成した係止孔(図示せず)に係止する爪10bを形成
した棒状部材である。該シャフト10は、前記第1レバ
ー6の貫通孔6dに挿入し、爪10bを回動ノブ7に係
止することで、前記第1レバー6に回動自在に挿入され
る。
【0017】回動ノブ7は、前記シャフト10の端部に
固着しかつ前記開口部6eに回動自在に配置される。該
回動ノブ7は、矢印E、又はF方向に回動操作すること
で、シャフト10の他端に固着した第2操作杆10a
が、第2可動子15を矢印I、又はJ方向に直線移動し
て、可動接点15aが第1極盤20の固定接点20bに
接触してONし、前照灯を点灯・消灯させる。キャップ
13は、回動ノブ7の開口端を閉塞する蓋部材である。
【0018】前記可動部材16は、ベース1の軸筒部1
bの周囲に揺動自在に配置される略リング形状の部材
で、一端にラチェット18を揺動自在に係止し、他端に
前記第1レバー6を揺動操作自在に軸支している。該可
動部材16は、前記軸穴16aの下方部位に形成した支
軸16bを前記ベース1の軸穴1aに軸合して、前記第
1レバー6及び回動ノブ7と共に支軸16bを中心とし
て矢印A,Bの前後方向に揺動する。
【0019】該可動部材16の下面には、先端に可動接
点19及び接点ばね19aを弾装した第3操作杆16c
を垂下し、第1レバー6を矢印A,B方向に揺動操作す
ると、可動部材16が支軸16bを中心として矢印K,
L方向に回動して可動接点19が固定接点20cに接触
してONし、左右の方向指示灯が点滅する。
【0020】該可動部材16は、支軸16bを軸穴1a
に軸装し、該支軸16bの側面側を支柱1cで揺動範囲
を規制し、かつ支軸16bの上方部位を支持板22で押
さえて、支軸16bが軸穴1aから脱落することを阻止
している。前記支持板22は、ベース1の上面にねじ止
めされる。
【0021】前記第3操作杆16cは、前記軸穴1aと
軸筒部1bとの間に穿設した貫通孔1gを挿通して第1
極盤20の上方部位に配置される。前記貫通孔1gは、
切欠部41aを第3操作杆16cに係合したフィルム状
部材41で閉塞している。該フィルム状部材41は、貫
通孔1gからベース1の下方に配置した第1極盤20の
盤面上等に塵埃が侵入することを阻止する板部材であ
る。
【0022】前記ラチェット18は、可動部材16の端
部に揺動自在に係止し、節度溝18aに節度支持体23
に支持され節度ばね24に付勢された節度体25が圧接
して支持されている。該ラチェット18は、円筒管2側
の両端に、第1レバー6を矢印A,Bの前後方向に揺動
操作しかつハンドルを回転操作したときに、キャンセル
突起2aに衝当するキャンセルカム部18bを形成して
いる。前記節度支持体23は両側面に弾性係止片23a
を形成し、該弾性係止片23aがベース1の盤面に形成
した2つの支持片1d,1d間に挟持されて固定され
る。
【0023】前記第1極盤20は、盤面に前記固定接点
20a,20b,20c,20dとターミナルブロック
20eとを配設し、下面に前記固定接点20a,20
b,20c,20dに導通した各端子(図示せず)を有
するコネクタ20fを一体形成している。該第1極盤2
0は、ベース1の第1レバー6側の下面にネジ止めされ
る。
【0024】ターミナルブロック20eは、図3及び図
4に示すようにホーンピース36の弾性接片36bが接
触する2つの導電板20g,20hと、該導電板20
f,20gの中央に突設しかつスプリング37が遊嵌す
る突棒20iとでなる。導電板20g,20hは、前記
コネクタ20fに内設した端子に連続する導電性金属板
でなり第1極盤20にインサート成形される。該導電板
20g,20hは、ホーン回路に電気的に接続されてい
る。
【0025】該導電板20g,20h及び固定接点20
a,20b,20c,20dは、一枚の金属板をフープ
成形等で、第1極盤20と共に一度で成形する。導電板
20g,20hは、端子20jと一体の金属板で第1極
盤20にインサート成形される。該導電板20g,20
hは、第1極盤20をベース1の下面に設置したとき、
先端が前記ベース1の下面の貫通孔1eの周囲に形成し
た囲い1fに挿入される。
【0026】該囲い1fは、図5に示すように断面が四
角形の筒状のもので、ベース1の下面に一体形成され
る。該囲い1fは、ターミナルブロック20eを覆うカ
バー機能と、弾性接片36bがターミナルブロック20
eに挿入されるときのガイド機能と、弾性接片36bが
外力を受けて変形することを防止する機能と、を兼備し
ている。
【0027】該囲い1fは、開口端に、弾性接片36b
が囲い1f内に挿入し易くする面取1hを形成してい
る。該囲い1f内には、前記面取1hから少し奥から底
面にかけて、弾性接片36bの四角を支持するガイド1
iと、前記弾性接片36bが回動することを阻止する支
持部1jと、を形成している。前記ガイド1iは、図5
に示すように導電板20g,20hの内側面にほぼ一致
させて部位に形成する。支持部1jは、囲い1f内に対
向して配置した2つの半円柱形状の突起でなる。該支持
部1jは、前記囲い1fに挿入された弾性接片36bの
中央部が位置する部位に、該弾性接片36bが嵌入でき
る幅の間隔をおいて配置される。
【0028】前記ホーンピース36は、導電性金属棒3
6aと、該金属棒36aに加締固定した弾性接片36b
とでなる。該ホーンピース36は、ベース1に穿設した
貫通孔1eに上下動自在に挿入し、下端をスプリング3
7で上方向に付勢されて、端部がハンドル(図示せず)
の下面に設置した摺接リング(図示せず)に常時圧接し
ている。
【0029】前記スプリング37は、突棒20iに挿入
して支持されている。前記ホーンピース36は、ターミ
ナルブロック20eにスプリング37を介して弾性接片
36bを導電板20g,20h間に設置し、かつ金属棒
36aを貫通孔1eに挿入し第1極盤20をベース1に
ネジ止めすることで支持される。前記貫通孔1eは、周
囲を円筒状に形成して、ホーンピース36がガタ付きな
く上下動できるように支持している。
【0030】金属棒36aは、例えば銅製でなり、下端
部に弾性接片36bを加締固定している。弾性接片36
bは、導電性金属板ばね材で形成されたもので、両側先
端が半円状に形成している。
【0031】前記第2レバー8は、節度ばね42及び節
度体43を介して第3可動子26の横穴26aに挿入し
て軸棒27で、矢印M,Nの上下方向に揺動自在に軸支
されている。該第2レバー8は、矢印M,Nの上下方向
に揺動操作すると、該第2レバー8の基端部の下面に形
成した第5操作杆8aが第4可動子28を矢印R,Sの
方向に回動させ、可動接点29が固定接点30aに接触
してONし、ワイパウオッシャスイッチが作動する。
【0032】前記第4可動子28は、中央部に前記第5
操作杆8aに係合する円弧形状穴28aに遊嵌し、一端
に回動軸28b、他端に可動接点29を設置し、前記回
動軸28bを中心として矢印R,S方向に回動自在に軸
支されている。
【0033】該第2レバー8は、矢印P,Qの前後方向
に揺動操作すると、該第2レバー8の基端部を挿入した
第3可動子26が回動軸26bが矢印T,Uの方向に回
動して、該第3可動子26の下面に設置した可動接点3
1が固定接点30bに接触して、ワイパーが順次に間
欠、低速、高速に切り替わって作動する。前記第3可動
子26は、一端に前記横穴26a、他端に節度ばね32
及び節度体33を挿入する盲孔26c、下面に前記横穴
26aに連続し第5操作杆8aを配置する縦穴(図示せ
ず)を穿設している。
【0034】前記固定接点30a及び固定接点30bを
備えた第2極盤30は、基板34に載設した電気部品3
4aを配置する空間を有する略L字型のもので、ベース
1の第2レバー8側の下面にネジ止めされる。該第2極
盤30は、端部に電源に接続するコネクタ30cを一体
形成している。該基板34の下面には、例えば透明樹脂
でなるカバー35を設置している。
【0035】前記第2レバー8は、図3に示すように開
口端部8bに極盤44、可動接点45、接点ばね46、
節度体47、節度ばね48、第2回動ノブ49を介して
止め輪50で保持している。51は、第2回動ノブ49
の先端側の開口部を閉塞するキャップである。前記第2
回動ノブ49は、例えば第2レバー8を間欠(INT)
位置に操作したときに作動するワイパボリュウムであ
る。該第2回動ノブ49は、矢印V,W方向に回動操作
すると、可動接点45が極盤44の盤面に配置した可変
抵抗に接触してワイパの間欠作動の周期を調整する。5
2は、第2レバー8を挿通して極盤44と電源とを電気
的に接続するコードである。
【0036】前記第3のスイッチ5は、例えばハザード
スイッチでなり、ベース1の前方部位に設置される。該
第3のスイッチ5は、ノブ38と、該ノブ38の端部に
連結した第5可動子39と、該第5可動子39に弾装さ
れた可動接点40と、該可動接点40が接触する固定接
点20dと、前記ノブ38に弾装した節度ばね53と、
節度体54と、でなる。
【0037】本発明の実施形態は、以上のような構成で
あり、その作用を詳述する。ホーンピース36を組付け
るときは、まずスプリング37を突棒20iに挿入す
る。ホーンピース36は、金属棒36aをベース1の下
側から貫通孔1eに挿入し、弾性接片36bを囲い1f
内に挿入する。弾性接片36bは、囲い1fの奥のガイ
ド1iに係合する。
【0038】第1極盤20は、導電板20g,20hを
囲い1fに挿入してベース1の下面にネジ止めする。導
電板20g,20hを囲い1f内に挿入すると、該導電
板20g,20hの内側には、前記弾性接片36b及び
スプリング37が配置されることになる。
【0039】ベース1をステアリングコラムにネジ止め
し、かつハンドルをステアリングシャフトにネジ止めす
ると、ホーンピース36は、ハンドルに押圧されて下降
する。そして、弾性接片36bは、囲い1f内から下降
して、図4の想像線で示すように導電板20g,20h
の中央に位置するようになる。このとき、弾性接片36
bの先端の湾曲した接触部分は、ガイド1i面と導電板
20g,20hとの幅はほぼ一致するため、ガイド1i
面から導電板20g,20hの内側へスムーズに摺動し
て移行する。
【0040】上述したように、ホーンピース36、スプ
リング37、ベース1、及び第1極盤20の組付けは、
全部上下方向に移動して行う単純な作業なため、機械に
よる組付けを容易に行うことができる。
【0041】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、次のような効果がある。本発明の請求項1の発明
は、回転するハンドルの下面に固着され、ホーン等の電
気回路を接続した摺接リングに接触するホーンピースを
ベースに配設した車両用コンビネーションスイッチにお
いて、前記ベースが、前記ホーンピースの導電性金属棒
を上下動自在に挿入する貫通孔と、該ベースの下面の前
記貫通孔の周囲に形成した囲いとを備え、前記ホーンピ
ースが、前記摺接リングに摺接する前記金属棒と、該導
電性金属棒の下端に設置し、第1極盤の盤面に立設した
ターミナルブロックに接触する弾性接片とを備えたこと
で、ホーンピースの組付作業を簡単にすることができ
る。
【0042】本発明の請求項2の発明は、前記請求項1
の発明において、前記ホーンピースが、下方に向けて2
つの弾性接片を有し、前記ターミナルブロックが、前記
2つの弾性接片が圧接する導電板でなり、前記第1極盤
が、前記導電板をインサート成形すると共に、前記ホー
ンピースを上方向に付勢するスプリングを支持する突棒
を前記導電板と導電板との間に突設したことで、前記ホ
ーンピース、スプリング、ベース、及び第1極盤の組付
けは、全部上下方向に移動して行う単純な作業となり、
機械による組付けを容易に行うことができる。またター
ミナルブロックを第1極盤にインサート成形したこと
で、部品点数及び組付工数を削減してコストを低減する
ことができる。
【0043】本発明の請求項3の発明は、前記請求項2
の発明において、前記導電板及び前記弾性接片が、第1
極盤をベースの下面に組付けたとき、前記囲いに嵌入し
たことで、ホーンピースの弾性接片と、該弾性接片に接
触するターミナルブロックとの接触部分を前記囲いで覆
い外力等を受けて変形する保護することができる。
【0044】本発明の請求項4の発明は、前記請求項3
の発明において、前記囲いが、前記弾性接片が係合する
ガイドを内設したことで、ベースの下面に第1極盤を挿
着するときに、ホーンピースの弾性接片を真っすぐに下
降させて、2つの導電板の間に挿入配置することがで
き、組付作業を簡素化し、機械による組付けを容易に行
うことができる。
【0045】本発明の請求項5の発明は、前記請求項
3、又は4の発明において、前記囲いが、前記弾性接片
を支持する支持部を内設したことで、ホーンピースが振
動や衝撃等で回動することを防止して、ホーンピースと
ターミナルブロックとの接触を常に安定した接触状態に
保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す図面で、平面図であ
る。
【図2】本発明の実施形態を示す図面で、正面図であ
る。
【図3】本発明の実施形態を示す図面で、分解斜視図で
ある。
【図4】図1の矢視X−X線方向拡大断面図である。
【図5】本発明の実施形態を示す図面で、ベースの囲い
の底面図である。
【符号の説明】
1 ベース 1e 貫通孔 1f 囲い 1i ガイド 1j 支持部 20 第1極盤 20e ターミナルブロック 20g,20h 導電板 20i 突棒 36 ホーンピース 36a 導電性金属棒 36b 弾性接片 37 スプリング

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転するハンドルの下面に固着され、ホ
    ーン等の電気回路を接続した摺接リングに接触するホー
    ンピース(36)をベース(1)に配設した車両用コン
    ビネーションスイッチにおいて、 前記ベース(1)は、前記ホーンピース(36)の導電
    性金属棒(36a)を上下動自在に挿入する貫通孔(1
    e)と、該ベース(1)の下面の前記貫通孔(1e)の
    周囲に形成した囲い(1f)とを備え、 前記ホーンピース(36)は、前記摺接リングに摺接す
    る前記金属棒(36a)と、該導電性金属棒(36a)
    の下端に設置し、第1極盤(20)の盤面に立設したタ
    ーミナルブロック(20e)に接触する弾性接片(36
    b)とを備えたことを特徴とする車両用コンビネーショ
    ンスイッチの構造。
  2. 【請求項2】 前記請求項1の発明において、 前記ホーンピース(36)は、下方に向けて2つの弾性
    接片(36b)を有し、 前記ターミナルブロック(2
    0e)は、前記2つの弾性接片(36b)が圧接する導
    電板(20g,20h)でなり、 前記第1極盤(20)は、前記導電板(20g,20
    h)をインサート成形すると共に、前記ホーンピース
    (36)を上方向に付勢するスプリング(37)を支持
    する突棒(20i)を前記導電板(20g)と導電板
    (20h)との間に突設したことを特徴とする車両用コ
    ンビネーションスイッチの構造。
  3. 【請求項3】 前記請求項2の発明において、 前記導電板(20g,20h)及び前記弾性接片(36
    b)は、第1極盤(20)をベース(1)の下面に組付
    けたとき、前記囲い(1f)に嵌入したことを特徴とす
    る車両用コンビネーションスイッチの構造。
  4. 【請求項4】 前記請求項3の発明において、 前記囲い(1f)は、前記弾性接片(36b)が係合す
    るガイド(1i)を内設したことを特徴とする車両用コ
    ンビネーションスイッチの構造。
  5. 【請求項5】 前記請求項3、又は4の発明において、 前記囲い(1f)は、前記弾性接片(36b)を支持す
    る支持部(1j)を内設したことを特徴とする車両用コ
    ンビネーションスイッチの構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN104802700A (zh) * 2015-05-11 2015-07-29 南洋汽摩集团有限公司 集成式汽车组合开关总成

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