JP2007273337A - レバー・スイッチ装置 - Google Patents
レバー・スイッチ装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2007273337A JP2007273337A JP2006098958A JP2006098958A JP2007273337A JP 2007273337 A JP2007273337 A JP 2007273337A JP 2006098958 A JP2006098958 A JP 2006098958A JP 2006098958 A JP2006098958 A JP 2006098958A JP 2007273337 A JP2007273337 A JP 2007273337A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lever
- base
- switch device
- guide
- support shaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Switches With Compound Operations (AREA)
Abstract
【課題】 スイッチ切り換えの信頼性向上を可能とする。
【解決手段】 ベース11に対して外周側に配置されたレバー本体5と、ベース11の内周側に貫通配置されたレバー・ガイド15と、レバー・ガイド15の内周に貫通配置されたレバー19とを備え、レバー・ガイド15の端部21に、ベース11の内周側を抜けてレバー19の端部21側でベース11の面27に係合するクリック係合用の爪部23を備え、レバー19の端部25側に、レバー・ガイド15の爪部23に隣接して配置されたピン35の一端を固定し、ピン35の他端を、ベース11の外周側に回転可能に支持された回動ノブ9に結合し、レバー19の端部25に、支持軸部31を設け、ベース11に、支持軸部31を回転自在に支持する軸支持部33を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
【解決手段】 ベース11に対して外周側に配置されたレバー本体5と、ベース11の内周側に貫通配置されたレバー・ガイド15と、レバー・ガイド15の内周に貫通配置されたレバー19とを備え、レバー・ガイド15の端部21に、ベース11の内周側を抜けてレバー19の端部21側でベース11の面27に係合するクリック係合用の爪部23を備え、レバー19の端部25側に、レバー・ガイド15の爪部23に隣接して配置されたピン35の一端を固定し、ピン35の他端を、ベース11の外周側に回転可能に支持された回動ノブ9に結合し、レバー19の端部25に、支持軸部31を設け、ベース11に、支持軸部31を回転自在に支持する軸支持部33を設けたことを特徴とする。
【選択図】 図1
Description
本発明は、自動車のコンビネーション・スイッチ等に適用されるレバー・スイッチ装置に関する。
従来のこの種のレバー・スイッチ装置としては、例えば図3〜図6に示すようなものがある。図3は、レバー・スイッチ装置の外観図、図4は、操作レバーの一部を示す断面図、図5は、図4に直交する回転ノブ周辺の断面図、図6は、スイッチ周辺の断面図である。
図3のレバー・スイッチ装置101は、自動車のコンビネーション・スイッチに備えられるもので、ステアリング・コラムに取り付けられている。
前記レバー・スイッチ装置101は、操作レバー103を備え、操作レバー103の全体で、例えばターン・シグナル・スイッチ操作用、ヘッド・ライト切り換えスイッチ操作用に設定されている。
前記操作レバー103は、レバー本体105、固定ノブ107、第1,第2回動ノブ109,111を備えている。
図4のように、前記レバー本体105は、ベース113の外周側に配置され、ベース113の内周側にレバー・ガイド115が嵌合配置されている。レバー・ガイド115の内周には、レバー117が貫通配置され、回転自在に支持されている。
図4,図5のように、前記レバー117の端面119は、ベース113の面121に突き当てられ、端部にピン123の一端が固定され、ピン123の他端は、第1回動ノブ109に結合されている。
前記第1回動ノブ109は、ベース113に支持さればね124で付勢されたボール125により回動操作に節度感が与えられている。
図6のように、前記レバー117の先端には、歯車形状の操作杆127が設けられ、極盤129側に回転可能に支持された可動子131に噛み合っている。
そして、第1回動ノブ109を回動操作するとピン123を介してレバー117が回転する。
前記レバー117の回転により操作杆127を介して可動子131が回転し、スイッチ動作が行われ、例えばワイパー及びワイパー・ウォッシャが作動する。
かかる構造のレバー・スイッチ装置101において、前記レバー117の操作杆127側の回転ガタは、第1回動ノブ109、ベース113、レバー117、及びレバー・ガイド115により規制している。
すなわち、第1回動ノブ109は、節度ボール125により回転方向に位置決められ、この第1回動ノブ109に対してピン123により結合されているレバー117が回転方向に位置決められ、操作杆127を回転方向に位置決めている。
前記レバー117は、端面119がベース113の面121に突き当てられ、軸心方向に位置決められ、操作杆127の同方向への位置決めがなされている。
前記レバー117は、レバー・ガイド115に回転ガイドされ、レバー・ガイド115は、ベース113に嵌合して位置決められている。
従って、レバー117の前記ガタ規制により、操作杆127の動作を正確に行わせることができる。
しかし、レバー117は、ベース113に嵌合支持されたレバー・ガイド115により回転ガイドされているため、レバー117、レバー・ガイド115、及びベース113間に径方向のガタがあると、レバー117がガタによって偏芯回転して操作杆127による可動子131の切り換えにばらつきが発生し、スイッチ切り換えの信頼性向上に限界を招く恐れがあった。
解決しようとする問題点は、レバーよる切り換えにばらつきが発生し、スイッチ切り換えの信頼性向上に限界を招く恐れがあった点である。
本発明は、スイッチ切り換えの信頼性向上を可能とするため、レバーの端部に、支持軸部を設け、ベースに、支持軸部を回転自在に支持する軸支持部を設けたことを最も主要な特徴とする。
本発明のレバー・スイッチ装置は、レバーの端部に、支持軸部を設け、ベースに、支持軸部を回転自在に支持する軸支持部を設けたため、レバーの端部をベースに回転支持させることができ、レバーの径方向のガタ規制に対してレバー、レバー・ガイド、及びベース間の径方向のガタが入り込むのを抑制することができ、レバーのガタによる偏芯回転が抑制され、スイッチ切り換えの信頼性を向上することができる。
スイッチ切り換えの信頼性向上を可能にするという目的を、レバーの端部をベースに支持させることで実現した。
[レバー・スイッチ装置]
図1,図2のレバー・スイッチ装置1は、自動車のコンビネーション・スイッチに備えられるもので、コンビネーション・スイッチは、ステアリング・コラムに取り付けられている。
図1,図2のレバー・スイッチ装置1は、自動車のコンビネーション・スイッチに備えられるもので、コンビネーション・スイッチは、ステアリング・コラムに取り付けられている。
前記レバー・スイッチ装置1は、操作レバー3を備え、操作レバー3の全体で、例えばターン・シグナル・スイッチ操作用、ヘッド・ライト切り換えスイッチ操作用に設定されている。
前記操作レバー3は、レバー本体5、固定ノブ7、回動ノブ9を備えている。
前記レバー本体5は、ベース11の外周側に配置され、レバー本体5の端部がベース11に固定されている。ベース11の内周側の貫通孔13に、レバー・ガイド15が嵌合支持され、レバー・ガイド15の内周の貫通孔17に、レバー19が貫通配置され、回転自在に支持されている。レバー・ガイド15の端部21には、クリック係合用の爪部23が設けられている。爪部23は、ベース11の貫通孔13を軸方向一方側(図1では右側)から同他方(同左側)へ抜けて前記レバー19の端部25側で前記ベース11の面27に係合している。面27は、ベース11の凹部29の一側に位置している。
前記レバー19の端部25には、支持軸部31が設けられている。支持軸部31は、レバー19よりも細く段付き状に形成されて、段付き部は、テーパー面32となっている。
前記ベース11には、前記支持軸部31を回転自在に支持する軸支持部33が設けられている。軸支持部33は、凹部29側に開口しており、支持軸部31を凹部29内から差し込み、回転支持する構成となっている。前記テーパー面32は、前記軸支持部33の凹部29側開口周囲に当接して位置決められる。
前記レバー19の端部25側には、前記レバー・ガイド15の爪部23に隣接して配置されたピン35の一端が固定されている。ピン35の他端は、前記ベース11の外周側でベース11及び固定ノブ7に回転可能に支持された回動ノブ9に結合されている。
前記回動ノブ9を回動操作するとピン35を介してレバー19が回転する。レバー19の回転により歯車形状の操作杆を介してスイッチ・ケース側の可動子が噛み合い回転し、スイッチ動作により、例えばワイパー及びワイパー・ウォッシャが作動する。回動ノブ9は、ベース11に支持され、ばねで付勢されたボールにより回動操作に節度感が与えられている。
なお、前記固定ノブ7には、スライド・ノブ37と押釦39とが設けられている。スライド・ノブ37に設けた摺動接片41とベース11に設けた固定接点43で定速走行スイッチが形成され、スライド・ノブ37をスライドさせることにより摺動接片41が固定接点43と接離して、定速走行制御装置のON、OFFが切り替えられる。スライド・ノブ37は、カム部45を備え、このカム部45にベース11にばね47で付勢されて保持されたボール49が押し付けられ、切り替えられたONまたはOFFの位置が保持される。なお、スライド・ノブ37をON位置からOFF位置と反対方向へさらにスライドさせて復帰(R/A)位置とすることができる。但し、この位置では保持されず、カム部45の斜面によりON位置へ戻るよう付勢される。
前記押釦39は、固定ノブ37の開口端に復帰ばね51による付勢状態で配置された自動復帰型で、押釦39に設けた摺動接片53とベース11に設けた固定接点55とで速度設定スイッチが形成され、押釦39を押し込むことにより摺動接片53が固定接点55と接続して、定速走行の速度設定スイッチが作動する。
[実施例1の効果]
本発明実施例1のレバー・スイッチ装置1は、レバー19の端部25に、支持軸部31を設け、ベース11に、支持軸部31を回転自在に支持する軸支持部33を設けたため、レバー19の端部25をベース11に回転支持させることができ、レバー11の径方向のガタ規制に対してレバー19、レバー・ガイド15、及びベース11間の径方向のガタが入り込むのを抑制することができる。
本発明実施例1のレバー・スイッチ装置1は、レバー19の端部25に、支持軸部31を設け、ベース11に、支持軸部31を回転自在に支持する軸支持部33を設けたため、レバー19の端部25をベース11に回転支持させることができ、レバー11の径方向のガタ規制に対してレバー19、レバー・ガイド15、及びベース11間の径方向のガタが入り込むのを抑制することができる。
また、レバー19の軸心方向のガタ規制は、軸支持部33の凹部29側の開口に支持軸部33のテーパー面32が当接することで確実に行われる。
従って、レバー19のガタによる偏芯回転を抑制することができ、スイッチ切り換えの信頼性を向上させることができる。
さらに、前記レバー19の支持軸部31が軸支持部33に支持されない構造では、以下のような不具合があった。すなわち、レバー・ガイド15の組み込により爪部23が貫通孔17を抜けて面27にクリック係合するとき、貫通孔17により爪部23が径方向へ力を受け、この力がレバー19の端部25に径方向に伝達される。この力の伝達によりレバー19の端部25が撓む。このとき、回動ノブ9は節度用のボールにより位置決められているからピン35が撓み、レバー19が僅かに回転することになる。このレバー19の回転に連動するスイッチ・ケース側の操作杆及び可動子が連動し、切換位置が変化することになる。
これに対し、本実施例1の構造では、レバー19の支持軸部31が軸支持部33に支持されている構造であり、組み付け時にレバー19が爪部23から前記のような力を受けても、レバー19が回転することはなく、組み付け時に切換位置が変化することを抑制し、正確な切換操作を行わせることができる。
すなわち、従来のレバー117のガタ規制が、第1回動ノブ109、ベース113、レバー117、及びレバー・ガイド115の4部品で行われていたのに対し、本実施例1では、回動ノブ9、ベース11、レバー19の3部品にすることができ、回動ノブ9の回転をレバー19を介して可動子側に伝達する回転ロスを減らし、スイッチ切り換えの信頼性を向上させることができる。
1 レバー・スイッチ装置
3 操作レバー
5 レバー本体
9 回動ノブ
11 ベース
15 レバー・ガイド
19 レバー
21 端部
23 爪部
27 面
31 支持軸部
33 軸支持部
35 ピン
3 操作レバー
5 レバー本体
9 回動ノブ
11 ベース
15 レバー・ガイド
19 レバー
21 端部
23 爪部
27 面
31 支持軸部
33 軸支持部
35 ピン
Claims (3)
- ベースに対して外周側に配置されたレバー本体と、
前記ベースの内周側に嵌合配置されたレバー・ガイドと、
前記レバー・ガイドの内周に貫通配置されたレバーとを備えたレバー・スイッチ装置において、
前記レバーの端部に、支持軸部を設け、
前記ベースに、前記支持軸部を回転自在に支持する軸支持部を設けた
ことを特徴とするレバー・スイッチ装置。 - 請求項1記載のレバー・スイッチ装置であって、
前記レバー・ガイドの端部に、前記ベースの内周側を一方側から他方側へ抜けて前記レバーの端部側で前記ベースの面に係合するクリック係合用の爪部を備え、
前記レバーの端部側に、前記レバー・ガイドの爪部に隣接して配置されたピンの一端を固定し、
前記ピンの他端を、前記ベースの外周側に回転可能に支持された回動ノブに結合した
ことを特徴とするレバー・スイッチ装置。 - 請求項1又は2記載のレバー・スイッチ装置であって、
前記支持軸部は、前記レバーよりも細く段付き状に形成された
ことを特徴とするレバー・スイッチ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006098958A JP2007273337A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | レバー・スイッチ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2006098958A JP2007273337A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | レバー・スイッチ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007273337A true JP2007273337A (ja) | 2007-10-18 |
Family
ID=38675916
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2006098958A Pending JP2007273337A (ja) | 2006-03-31 | 2006-03-31 | レバー・スイッチ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007273337A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019209126A1 (en) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | Merit Poland Spółka Z Ograniczoną Odpowiedzialnością | Self-returning rotary switch assembly, in particular of a steering wheel column integrated module of an automotive vehicle |
-
2006
- 2006-03-31 JP JP2006098958A patent/JP2007273337A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019209126A1 (en) * | 2018-04-24 | 2019-10-31 | Merit Poland Spółka Z Ograniczoną Odpowiedzialnością | Self-returning rotary switch assembly, in particular of a steering wheel column integrated module of an automotive vehicle |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007186118A (ja) | シフト装置 | |
JP4104179B2 (ja) | 車両用ノブスイッチ | |
EP2492142B1 (en) | Turn signal switch device | |
JP3765550B2 (ja) | 車載用ノブスイッチ装置 | |
JP4369937B2 (ja) | 回転型ライトスイッチ | |
US8907240B2 (en) | In-vehicle lever switch device | |
EP2067659B1 (en) | Lever switch device | |
JP2007012365A (ja) | ストークスイッチ | |
JP5789539B2 (ja) | 車載用レバースイッチ装置 | |
JP4813386B2 (ja) | シフトレバー装置 | |
JP2007273337A (ja) | レバー・スイッチ装置 | |
JP4308238B2 (ja) | ストークスイッチ装置 | |
JP2009004322A (ja) | 操作装置及び操作システム | |
JP2009277431A (ja) | ストークスイッチ装置 | |
WO2019054153A1 (ja) | シフト装置 | |
JP3477671B2 (ja) | 操作切替装置 | |
US7572992B2 (en) | Lever switch | |
EP2130719B1 (en) | Lever switch device | |
JP2014028610A (ja) | シフトレバー装置 | |
JP2008192417A (ja) | ターンシグナルスイッチ装置 | |
JP4289452B2 (ja) | コンビネーションスイッチ及びその組み付け装置 | |
JP2002343196A (ja) | スイッチ装置 | |
JP2008021552A (ja) | 回転操作装置 | |
JPH0736338Y2 (ja) | カメラのレンズ鏡筒 | |
JP2009140774A (ja) | レバースイッチ装置 |