JP2002313191A - 車両用レバースイッチの構造 - Google Patents

車両用レバースイッチの構造

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JP2002313191A
JP2002313191A JP2001110465A JP2001110465A JP2002313191A JP 2002313191 A JP2002313191 A JP 2002313191A JP 2001110465 A JP2001110465 A JP 2001110465A JP 2001110465 A JP2001110465 A JP 2001110465A JP 2002313191 A JP2002313191 A JP 2002313191A
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lever
knob
switch
fixed
flange
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JP2001110465A
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Yasuo Miyase
泰夫 宮瀬
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Niles Parts Co Ltd
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Niles Parts Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両用レバースイッチにおいて、2系統の回
動ノブを備え、それぞれ少なくも3位置選択可能とす
る。 【解決手段】 3重構造の操作レバー100において、
第2レバー104の外方端に固定体110を介して固定
ノブ21を取り付け、固定体の鍔部111と固定ノブの
間に第1回動ノブ120を支持配置し、鍔部と第1レバ
ー103の間に第2回動ノブ130を支持配置する。第
1回動ノブ120は第3レバー105に連結されて、ケ
ース1内の第3可動子64を回転させて第1のスイッチ
を切り替える。第2回動ノブ130と鍔部には対向する
固定接点と可動接点を設けて第2のスイッチとする。第
1、第2回動ノブ120、130で操作されるスイッチ
はいずれも接点が回転形式であるから接点を余裕をもっ
て配置でき、各回動ノブはそれぞれ3位置以上の切り替
え位置を選択可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レバーの先端部に
回動ノブを備える車両用レバースイッチの構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】車両には種々のスイッチが設置され、操
作性向上のためその多くのスイッチをステアリングコラ
ム部にいわゆるコンビネーションスイッチとして集中さ
せるようにしている。このコンビネーションスイッチは
操作レバーが付設されて、その操作により種々のスイッ
チを作動させるレバースイッチとして構成される。この
ような車両用レバースイッチとして、本出願人が先に提
案し、特開2000−57906号公報に開示されたも
のがある。
【0003】図6はこのレバースイッチの要部外観を示
す。操作レバー50全体を互いに直交する2平面内で回
動可能としてターンシグナルスイッチ、ヘッドライト切
替スイッチを作動させ、また操作レバー50の軸まわり
に回動する回動ノブ4を備えてワイパスイッチを、同じ
く軸まわりに回動可能の第1レバー3によりウォッシャ
スイッチを作動させる。さらに、操作レバー50の先端
部にはスライドノブ16と押釦17を備えて定速走行制
御装置のスイッチを作動させるようになっている。
【0004】上記提案のレバースイッチの内部構造を図
7、図8により簡単に説明する。操作レバー50は、先
端部を除く略全長にわたって、外筒を形成する第1レバ
ー3の内側に第2レバー6および第3レバー22を備え
た3重構造となっている。図示しないステアリングコラ
ム側に取り付けられた固定側のケース1に対して、可動
盤24が軸部24dまわりに左右方向に回動可能に支持
され、さらに可動盤24には、操作レバーの第2レバー
6がその左右に突出した軸部6d(図6参照)を回動支
持軸Zとして上下方向に回動可能に支持されている。
【0005】第2レバー6は回動支持軸Zを挟んで操作
部(回動支持軸Zより外方部分)と反対方向に延びる延
長部6eを備え、その先端にはばね25で付勢されたボ
ール26を保持して、可動盤24に形成されたカム部2
4bにボール26を押し付けるようになっている。これ
により、クリック機構が形成され、操作レバー50が図
示のロービーム位置あるいは図示位置から回動させたハ
イビーム位置に保持される。なお、操作レバー50をロ
ービーム位置からハイビーム位置と反対方向へ回動させ
てパッシング位置とすることができるが、この位置では
保持されず、カム部24bの斜面によりロービーム位置
へ戻るよう付勢される。
【0006】ケース1のカム部24bの下方に位置する
部位にはアーム体27の軸部27aが支持され、アーム
体27の当接部27bが第2レバー6の延長部6eの下
面に当接し、当接部27bに関して軸部27aと反対側
先端の押圧部27cが極盤10に支持された第2可動子
29を押圧している。第2可動子29はばね28で図に
おいて上方へ付勢され、アーム体27に押されてスライ
ドして、ディマースイッチを切り替える。
【0007】第2レバー6を貫通する第3レバー22
は、第1レバー3の外方端の先まで延びて、その先端は
第1レバー3と隣接する回動ノブ4に連結されている。
第3レバー22はその内方端に歯車形状の操作杆22a
を備え、この操作杆22aは極盤10に取り付けた第2
基板32に回転可能に支持される第3可動子34と噛み
合っている。第3可動子34に設けた可動接点と第1基
板14に設けた固定接点とでワイパスイッチが構成され
ている。回動ノブ4を回転させると第3可動子34が回
転し、これによりワイパスイッチが作動して、ワイパの
速度切り替えや間欠作動など3位置以上の切り替えが行
われる。
【0008】第1レバー3は第2レバー6に支持されて
回動可能となっており、とくに図8に示すように、その
内方端には操作杆3aが設けられて、上下にスライド可
能な第1可動子8をプッシュロッド7を介して押圧する
ようになっている。第1可動子8は復帰ばね9で上方へ
付勢されており、第1レバー3を回動させると、第1可
動子8がスライドしてワイパウォッシャスイッチが作動
し、第1レバー3を解放すると自動復帰する。
【0009】第2レバー6の先端には固定体18を介し
て固定ノブ21が固定され、固定ノブ21にはスライド
ノブ16と押釦17が設けられている。スライドノブ1
6はカム部16dを備え、このカム部16dにばね19
cで付勢されて固定体18に保持されたボール20cが
押し付けられるようになっており、スライドノブ16を
スライドさせることにより定速走行制御装置のON、O
FFが切り替えられるとともにその位置が保持される。
【0010】押釦17は固定ノブ21の開口端に復帰ば
ね53で付勢されて配置され、自動復帰型に構成され
て、押し込むことにより定速走行の速度設定スイッチが
作動する。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、特開2
000−57906号公報に開示されたレバースイッチ
では、操作レバー50全体の回動によりターンシグナル
スイッチおよびヘッドライト切替スイッチを作動させる
ほか、操作レバー上の第1レバー3で2位置の選択、ス
ライドノブ16で3位置の選択、回動ノブ4で3位置以
上の選択、そして押釦17で2位置の選択をそれぞれ行
うことができる。ところで、さらに利便性を向上させる
ために、操作レバーでさらに他のスイッチを作動可能に
するため、より多くの位置を選択可能にしたいという要
求がある。しかしながら、上記の構成において選択位置
を増すことには困難がある。
【0012】例えば、フォグランプも操作レバーの操作
対象に加えようとする場合、上記の構成中では、ワイパ
ウォッシャとワイパスイッチは関連性が強いから、ワイ
パウォッシャの操作をワイパスイッチ用の回動ノブ4へ
移せば、それにより空くことになる第1レバー3がフォ
グランプの操作用として着目されることになる。回動ノ
ブ4は3位置以上が設定可能であるから、ワイパスイッ
チに加えてワイパウォッシャの作動切り換えを行うこと
は可能である。
【0013】一方、第1レバー3で作動される第1可動
子8は、限られたスペースのなかで第3レバー22の歯
車形状の操作杆22aと噛み合って回転して大きなスペ
ースを占める第3可動子34に隣接するため、直線的に
スライドする態様にせざるを得ない。そのため、第1レ
バー3による第1可動子8の駆動は第1可動子8のスラ
イド方向に対して斜めに回動する操作杆3aで中間に介
在するプッシュロッド7を押圧して行うこととなり、し
かも第1レバー3は左右、上下にも回動するので、第1
可動子8の基準位置のばらつきが大きい。
【0014】この結果、第1可動子8に対応させた接点
位置の間隔を広く設定しなければならないので、第1レ
バー3の回動で作動させるスイッチはウォッシャスイッ
チのようにONとOFFのみの2位置をとるものに限定
される。そのため、フォグランプを車両の前後に備え
て、フロントフォグランプとリヤフォグランプとを個別
に作動させようとするときには、従来の第1レバー3で
は対応できない。
【0015】また、造形上の観点から第1レバー3を回
動ノブ4と同様の小幅のリング状ノブに置き換えたいと
いう要求もあるが、第1レバー3で作動させるべき第1
可動子8とこれに対応するスイッチの接点構造がケース
1内にあるため、これも実現が困難である。したがって
本発明は、2系統の回動ノブを備え、それぞれ少なくも
3位置選択可能とした車両用レバースイッチの構造を提
供することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】このため、請求項1の本
発明は、第1レバーの内側に順次に第2レバーおよび第
3レバーを重ね、第2レバーがケースに回動支持された
操作レバーにおいて、第2レバーの外方端に、鍔部を備
える固定体を固定し、鍔部の両側にそれぞれ第1回動ノ
ブと第2回動ノブを配置し、第3レバーは第2レバーと
相対回転可能で、その内方端にケース内に回転支持され
た可動子と連結する操作杆を備え、第1回動ノブは第3
レバーの外方端に連結されて、第1回動ノブの回転によ
り可動子に設けた第1の可動接点とケース内に設けた第
1の固定接点で形成される第1のスイッチを作動させ、
第2回動ノブは第2の可動接点を備えて、当該第2回動
ノブの回動により切り替えられる第2のスイッチを形成
しているものとした。操作レバー上に固定体の鍔部を挟
んで2つの回動ノブを並べて配置でき、それぞれ別個の
スイッチを操作できる。上記第2のスイッチは、請求項
2のように、固定体の鍔部の第2回動ノブ側側面に第2
の固定接点を設け、第2の可動接点は第2の固定接点に
対向して設けることができる。
【0017】請求項3の発明は、固定体の鍔部より外方
にさらにスライドノブと押釦とを支持する固定ノブが取
り付けられ、スライドノブと押釦にそれぞれ設けた第3
および第4の可動接点と対応して固定体に設けた第3お
よび第4の固定接点とで第3および第4のスイッチが形
成されているものとした。操作レバー上で多数のスイッ
チ操作が可能となる。
【0018】請求項4の発明は、第1回動ノブが固定ノ
ブと鍔部に両端を支持され、第2回動ノブが鍔部と第1
レバーに両端を支持されているものとした。第1、第2
回動ノブがそれぞれ両端を隣接の部材で支持されている
ので、ぶれやずれがなく滑らかに回動できる。
【0019】請求項5の発明は、とくに第1のスイッチ
および第2のスイッチが、それぞれ3以上の切り替え位
置を有しているものとしている。切り替え位置が多数で
あるため各スイッチの適用範囲が広がる。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は実施の形態を示す外観図、図2は断
面図である。ケース1から延びる操作レバー100は、
外方端に固定ノブ21を備え、この固定ノブにはスライ
ドノブ16と押釦17が設けられている。さらに固定ノ
ブ21より内方側には、第1回動ノブ120と第2回動
ノブ130が隣接して設けられている。本実施の形態で
は、スライドノブ16と押釦17は定速走行制御装置
(CRUISE)のスイッチ操作用となっている。ま
た、第1回動ノブ120はワイパ(WIPER)および
ワイパウォッシャ(WASHER)のスイッチ操作用に
設定され、第2回動ノブ130はフォグランプ(FO
G)のスイッチ操作用に設定されている。
【0021】操作レバー100は、その回動支持軸Zか
ら外方において、外筒を形成する第1レバー103の内
側に第2レバー104および第3レバー105を備えた
3重構造となっている。第2レバー104は可動盤24
内で回動支持軸Zから延びる延長部6eを備え、その先
端にはばね25で付勢されたボール26を保持して、可
動盤24に形成されたカム部24bにボール26を押し
付けるようになっており、これにより、クリック機構が
形成されている。第2レバー104の操作部の外方端に
は固定体110が取り付けられている。
【0022】第2レバー104を貫通する第3レバー1
05は、第1レバー103の外方端の先まで延びて、固
定体110の後述する空洞部114において、その先端
がピン23で第1回動ノブ120に連結されている。第
3レバー105はその内方端に歯車形状の操作杆22a
を備え、この操作杆22aは極盤10に取り付けた第2
基板62に回転可能に支持される第3可動子64と噛み
合っている。第1回動ノブ120を回転させると第3可
動子64が回転し、第3可動子64に設けた可動接点が
第1基板66に設けた固定接点上を摺動してワイパ/ウ
ォッシャスイッチが形成される。これにより、ワイパの
速度切り替えやワイパウォッシャ作動など3位置以上の
切り替えが行われる。第1レバー103は、回動支持軸
Zより外方側で図示省略のキーにより第2レバー104
の外周に固定されている。
【0023】第2レバー104の外方端には固定体11
0を介して固定ノブ21が固定され、固定ノブ21には
スライドノブ16と押釦17が設けられている。スライ
ドノブ16に設けた摺動接片16aと固定体110に設
けた固定接点18pとで定速走行スイッチが形成され、
スライドノブ16をスライドさせることにより摺動接片
16aが固定体110側の固定接点18pと接離して、
定速走行制御装置のON、OFFが切り替えられる。ス
ライドノブ16はカム部16dを備え、このカム部16
dに固定体110にばね19cで付勢されて保持された
ボール20cが押し付けられるようになっており、切り
替えられたONまたはOFFの位置が保持される。な
お、スライドノブ16をON位置からOFF位置と反対
方向へさらにスライドさせて復帰(R/A)位置とする
ことができるが、この位置では保持されず、カム部16
dの斜面によりON位置へ戻るよう付勢される。
【0024】押釦17は固定ノブ21の開口端に復帰ば
ね53で付勢されて配置された自動復帰型で、押釦17
に設けた摺動接片17bと固定体110に設けた固定接
点18nとで速度設定スイッチが形成され、押釦17を
押し込むことにより摺動接片17bが固定体110側の
固定接点18nと接続して、定速走行の速度設定スイッ
チが作動する。
【0025】操作レバー100における以上の構成およ
びケース1内の構成は、第1レバー103が第2レバー
104に対して非回転で、第1レバー103の内方端に
操作杆3aを備えないこと、ならびに該操作杆により上
下スライドするプッシュロッド7と第1可動子8、およ
びこれに対応するワイパウォッシャスイッチの接点構造
を廃して、ウォッシャスイッチの接点を第3可動子64
および第1基板66間にワイパ/ウォッシャスイッチと
して合体させたほかは、図7に示した従来例のものと実
質同じである。したがって、特開2000−57906
号公報を引用して詳細な説明は省略する。
【0026】つぎに、本実施の形態では、第1回動ノブ
120に隣接して、第2回動ノブ130が設けられてい
る。図3は、これらの回動ノブまわりを示す拡大断面図
である。第1および第2回動ノブ120、130を支持
する固定体110は、その主要部が、鍔部111と、そ
の内方および外方へ延びる円筒部112および係合部1
13からなり、係合部113における鍔部111側端に
は空洞部114が切り欠かれている。なお、円筒部11
2の下面には配線結着部140とコネクタ部142が設
けられている。
【0027】円筒部112には空洞部114まで貫通し
て延びる軸穴115が設けられ、第2レバー104の外
方端の外周に嵌め込まれる。第2レバー104と軸穴1
15には図示しないキーとキー溝が形成されて互いに回
動しないようになっており、第2レバー104は空洞部
114に突出して、先端に形成された爪107により固
定体110を抜け止めしている。
【0028】固定体110の空洞部114に対応する位
置には、第1回動ノブ120がその内方端を鍔部111
の外肩部に支持されて配置されている。また、第3レバ
ー105の先端が第2レバー104の先端からさらに突
出して空洞部114に臨んでおり、この空洞部114に
おいて第1回動ノブ120と第3レバー105とがピン
23により連結されている。固定体110の係合部11
3には固定ノブ21が取り付けられ、第1回動ノブ12
0の外方端は固定ノブ21の肩部に支持されている。後
掲の図5に示すように、第1回動ノブ120はその内径
側にカム部4aを備え、係合部113にばね19bで径
方向外方へ付勢されて保持されたボール20aがこのカ
ム部4aに押し付けられて、第1回動ノブ120の所定
の回動位置ごとに当該位置を保持するようになってい
る。
【0029】図3に戻って、固定体110の円筒部11
2上には、第2回動ノブ130がその外方端を鍔部11
1の内肩部に支持され、内方端を第1レバー103の肩
部に支持されて配置されている。第2回動ノブ130の
内径部には、ばね132で軸方向外方へ付勢された可動
接点131が設けられ、鍔部111の内方側面に設けら
れた固定接点116(後掲の図4参照)とでフォグラン
プスイッチが構成されている。フォグランプスイッチは
車両前方に向けて設置されたフロントフォグランプを点
灯させるFR(フロントフォグ)、OFF(オフ)およ
び車両後方に向けて設置されたリヤフォグランプを点灯
させるRR(リヤフォグ)の3位置を有する(図1参
照)。
【0030】図4は固定体110の図3におけるA−A
矢視図である。鍔部111の内方側面は配線結着部14
0およびコネクタ部142を除いて開放されているの
で、周方向に3位置以上の固定接点116(116a、
116b、116c)を余裕をもって配設できる。固定
接点116は固定体110の円筒部112内を延びて、
下面のコネクタ部142の端子につながっている。な
お、図2に示すように、配線結着部140とコネクタ部
142からはリード線118が第1レバー103と第2
レバー104間に形成された通路を経てケース1側へ導
かれている。また、係合部113の固定接点18p、1
8nはそれぞれ固定体110内を内方方向へ延びて一部
は配線結着部140、他の一部はコネクタ部142の端
子につながっている。
【0031】図5に示すように、第2回動ノブ130の
内径部にはさらに、軸方向内方へ向いたカム部133が
形成され、ばね134で軸方向外方へ付勢されて第1レ
バー103に保持されたボール135がこのカム部13
3に押し付けられるようになっている。このクリック機
構により、第2回動ノブ130はフォグランプスイッチ
の切り替え位置に対応する所定の回動位置ごとに当該位
置を保持するようになっている。
【0032】実施の形態は以上のように構成され、第1
〜第3レバー103〜105からなる操作レバーにおい
て、第2レバー104の外方端に鍔部111を有する固
定体110を介して固定ノブ21を取り付け、第3レバ
ー105の外方端と連結させた第1回動ノブ120を固
定ノブ21と鍔部111の肩部間に支持するとともに、
第2回動ノブ130を鍔部111と第1レバー103の
肩部間に支持し、第3レバー105の内方端に設けた操
作杆22bをケース1側のスイッチの回転する第3可動
子64と噛み合わせ、また第2回動ノブ130に取り付
けた可動接点131と鍔部111の内方側面に設けた固
定接点116とでもスイッチを形成するものとしたの
で、第1回動ノブ120と第2回動ノブ130とでそれ
ぞれ別個の少なくも3位置のスイッチが操作可能となっ
た。
【0033】これにより、固定ノブ21に設けたスライ
ドノブ16と押釦17で操作するスイッチを加えて、全
体として従来よりスイッチ位置数を増大させることがで
きる。なお、実施の形態では第2回動ノブ130をフォ
グランプスイッチの操作用としたが、これに限定され
ず、第1回動ノブ120および第2回動ノブ130のい
ずれも回動タイプのスイッチであることから3位置以上
のスイッチ切り替えが可能であって、それぞれ任意のス
イッチに振り当てることができる。
【0034】さらには、第3レバー105に連結する第
1回動ノブ120を第2回動ノブ130より外方に配置
したが、両回動ノブの位置関係を逆にしてもよい。そし
てまた、第2回動ノブ130に関して、実施の形態では
固定接点116を鍔部111に設けて第2回動ノブで操
作されるスイッチを固定体110との間に形成し、カム
部133と協動してクリック機構を形成するばね134
とボール135を第1レバー103に設けたが、これに
限定されず、第2回動ノブ130で操作されるスイッチ
を第1レバー103との間に形成し、クリック機構を固
定体110との間に設けることもできる。
【0035】
【発明の効果】以上のとおり、本発明は、ケースから延
びて外側から順次第1、第2、第3レバーの3重構造の
操作レバーにおいて、第2レバーに鍔部を備える固定体
を固定して、鍔部の両側にそれぞれ第1回動ノブと第2
回動ノブを配置し、第1回動ノブの回動により第3レバ
ーを介してケース内の第1のスイッチを作動させ、第2
回動ノブは第2の可動接点を備えて、その回動により切
り替えられる第2のスイッチを形成しているものとした
ので、操作レバー上にそれぞれ別個のスイッチを操作可
能の2つの回動ノブを並べて配置でき、利便性が向上す
る。
【0036】また、固定体の鍔部より外方にさらにスラ
イドノブと押釦とを支持する固定ノブを取り付け、スラ
イドノブと押釦にそれぞれ可動接点を設けて第3および
第4のスイッチを形成することにより、操作レバー上で
さらに多数のスイッチ操作が可能となる。
【0037】さらに、第1回動ノブが固定ノブと鍔部に
両端を支持され、第2回動ノブが鍔部と第1レバーに両
端を支持されているものとすることにより、両回動ノブ
がぶれやずれがなく高い剛性で支持され、滑らかに回動
できる。またとくに、第1のスイッチおよび第2のスイ
ッチが、それぞれ3以上の多数の切り替え位置を有する
ものとすることにより、これらに対応する第1回動ノブ
あるいは第2回動ノブの操作対象の設定の自由度が広が
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示す外観図である。
【図2】実施の形態を示す断面図である。
【図3】回動ノブまわりを示す拡大断面図である。
【図4】図3におけるA−A矢視図である。
【図5】回動ノブまわりを示す拡大断面図である。
【図6】従来のレバースイッチの要部外観を示す図であ
る。
【図7】従来例の断面図である。
【図8】従来例の断面図である。
【符号の説明】
1 ケース 4a、16d、24b、133 カム部 6d 軸部 6e 延長部 10 極盤 16 スライドノブ 16a、17b 摺動接片 16c、19b、25、28、132、134 ばね 17 押釦 18n、18p、116a、116b、116c 固
定接点 20a、20c、26、135 ボール 21 固定ノブ 22a 操作杆 23 ピン 24 可動盤 24d 軸部 27 アーム体 27a 軸部 27b 当接部 27c 押圧部 29 第2可動子 53 復帰ばね 62 第2基板 64 第3可動子 66 第1基板 100 操作レバー 103 第1レバー 104 第2レバー 105 第3レバー 107 爪 110 固定体 111 鍔部 112 円筒部 113 係合部 114 空洞部 115 軸穴 118 リード線 120 第1回動ノブ 130 第2回動ノブ 131 可動接点 140 配線結着部 142 コネクタ部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1レバーの内側に順次に第2レバーお
    よび第3レバーを重ね、第2レバーがケースに回動支持
    された操作レバーにおいて、前記第2レバーの外方端
    に、鍔部を備える固定体を固定し、前記鍔部の両側にそ
    れぞれ第1回動ノブと第2回動ノブを配置し、前記第3
    レバーは第2レバーと相対回転可能で、その内方端にケ
    ース内に回転支持された可動子と連結する操作杆を備
    え、前記第1回動ノブは前記第3レバーの外方端に連結
    されて、第1回動ノブの回転により前記可動子に設けた
    第1の可動接点と前記ケース内に設けた第1の固定接点
    で形成される第1のスイッチを作動させ、前記第2回動
    ノブは第2の可動接点を備えて、当該第2回動ノブの回
    動により切り替えられる第2のスイッチを形成している
    ことを特徴とする車両用レバースイッチの構造。
  2. 【請求項2】 前記第2のスイッチは、前記固定体の鍔
    部の第2回動ノブ側側面に第2の固定接点が設けられ、
    前記第2回動ノブの第2の可動接点が前記第2の固定接
    点に対向して設けられていることを特徴とする請求項1
    記載の車両用レバースイッチの構造。
  3. 【請求項3】 前記固定体には前記鍔部より外方に、ス
    ライドノブと押釦とを支持する固定ノブが取り付けら
    れ、前記スライドノブと押釦にそれぞれ設けた第3およ
    び第4の可動接点と対応して前記固定体に設けた第3お
    よび第4の固定接点とで第3および第4のスイッチが形
    成されていることを特徴とする請求項1または2記載の
    車両用レバースイッチの構造。
  4. 【請求項4】 前記第1回動ノブは前記固定ノブと鍔部
    に両端を支持され、前記第2回動ノブは前記鍔部と第1
    レバーに両端を支持されていることを特徴とする請求項
    3記載の車両用レバースイッチの構造。
  5. 【請求項5】 前記第1のスイッチおよび第2のスイッ
    チが、それぞれ3以上の切り替え位置を有していること
    を特徴とする請求項1、2、3または4記載の車両用レ
    バースイッチの構造。
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