JPS6224908Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6224908Y2
JPS6224908Y2 JP1977052718U JP5271877U JPS6224908Y2 JP S6224908 Y2 JPS6224908 Y2 JP S6224908Y2 JP 1977052718 U JP1977052718 U JP 1977052718U JP 5271877 U JP5271877 U JP 5271877U JP S6224908 Y2 JPS6224908 Y2 JP S6224908Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
insulator
knob
shaft
spring
contact piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1977052718U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS53148184U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1977052718U priority Critical patent/JPS6224908Y2/ja
Publication of JPS53148184U publication Critical patent/JPS53148184U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPS6224908Y2 publication Critical patent/JPS6224908Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Switches With Compound Operations (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は自動車の走行速度を一定に保持したい
ときに操作する自動車用スピードセツトスイツチ
に関するものである。
従来、この種自動車用スピードセツトスイツチ
は、昭和46年2月16日付発行されたTOYOYA新
型車解説書に開示しているように自動車のハンド
ルコラムに本体をレバー構造に形成したスイツチ
が存在している。
そして、かかる従来の技術によれば、スイツチ
ノブを回動自在に構成し、このノブを回動操作す
ることにより自動車の速度をコントロールし得る
ように図られている。
しかし、従来の技術においてはスイツチノブを
回動自在に構成するためには、例えば、ノブ内部
に節度ボールや節度受ベース等の構成部品を収納
することが必要であり、構造が極めて複雑であり
組付性が悪く、また部品点数が増大し部品管理工
数が増大する欠点があつた。
また、スイツチノブを回動操作するとき瞬時に
左右回動を行なう場合、誤操作し易く、操作性に
劣るものであつた。
本考案の目的は叙上した従来の技術に存在する
問題点を解決するための新規な構造を有する自動
車用スピードセツトスイツチを提供するにある。
すなわち、本考案はスイツチ本体の端部に押釦
を配設し、この押釦をプツシユ操作することによ
り、自動車の走行速度を一定にするための電気回
路へ信号を付与することができる構成とし、構造
簡単であり組付性がすぐれ、かつ部品点数の削減
を企画し、操作性の良好な自動車用スピードセツ
トスイツチを提供することを目的としたものであ
る。
以下、本考案に係る自動車用スピードセツトス
イツチを図面に基づいて詳細に説明する。
1はシヤフトであり、端部にスプリング承支用
インシユレータ2を介してノブ3を止めねじ(図
示せず)により螺着しており、ノブ1の操作で自
動車用負荷回路を切り替えるべく他端部をスイツ
チ(図示せず)に接続している。
該自動車用負荷回路とは、尾灯、前照灯、方向
指示灯の作動回路等である。
該シヤフト1は鞘4に挿装され、シヤフト1の
一端部に固着されたノブ3には押釦5を装着して
いる。
スプリング承支用インシユレータ2は、接点圧
用スプリング8及びスプリング14のスプリング
受けの役目をし、シヤフト1の先端部に挿入し、
かつ止めねじによりシヤフト1に螺着される。該
スプリング承支用インシユレータ2は、U字型可
動接片6が摺接する部分の外径をU字型可動接片
6の内径よりわずかに短かくしている。
また、押釦5にはU字型可動接片6を熱加締め
しており、U字型可動接片6はスプリング承支用
インシユレータ2と鞘4との間に形成された間隙
へ挿入されている。
尚上記U字型可動接片6の端部には可動接点と
して作動する突状7が形成されている。
スプリング承支用インシユレータ2と押釦5の
間には接点用スプリング8を介設しており、該接
点用スプリング8により押釦5は押圧されてい
る。スプリング承支用インシユレータ2は、接点
用スプリング8を移動することなく支持するため
に、接点用スプリング8を受ける面に凸部を形成
している。
9はインシユレータであり、溝10により1対
の半月状固定接片11を位置決めかつ固着すると
ともに鞘4に挿装された際回動を阻止する如く突
部12を有している。
而してインシユレータ9は鞘4へ挿装されると
ともに半月状固定接片11はインシユレータ9と
鞘4とによつて挾持される。ところで半月状固定
接片11はリード線接続部16を内側へ折り曲げ
ており、段部17と協動してインシユレータ9へ
嵌着される。該インシユレータ9はまた孔13を
有していて該シヤフト11を回動自在に挿通して
いる。
なお該半月状固定接片11は鞘4の内側へ相対
向して1対が周設される。
上記鞘4に収容されたインシユレータ9とスプ
リング承支用インシユレータ2とにはスプリング
14を介設していてインシユレータ9の抜けを阻
止するとともにノブ3を付勢する。図中15はリ
ード線である。
本考案に係る自動車用スピードセツトスイツチ
は上記した構成であるので、押釦5を押圧すれば
可動接片6の突状7が半月状固定接片11へ摺動
して接触しスイツチONするのである。
而してこのスイツチを自動車の走行速度を一定
にするための電気回路(図示せず)を作動すべく
接続しておけば、押圧操作することにより自動車
の走行速度を一定に保持するために使用すること
ができる。
ここにおいて本自動車用スピードセツトスイツ
チは可動接片6の突条7と半月状固定接片11と
の接触が摺動的に行なわれるのでスイツチ作用が
確実に行なわれる。また、本自動車用スピードセ
ツトスイツチは、ハンドルの近傍の方向指示器を
操作するためのレバースイツチの先端部に配設し
ているため、操作しやすく安全運転に支障を来す
ことがない。
そして、ノブ3を回動操作すれば前記した自動
車用負荷回路が作動される。而してU字型可動接
片6の突状7は半月状固定接片11へそのいずれ
かの位置へ接触可能であるのでノブ3の操作にか
かわりなくいつでもスイツチ作動できる。U字型
可動接片6は、近傍にスプリング承支用インシユ
レータ2を内設しているため、外力等により内側
に変形することがない。
また半月状固定接片11はそのリード線接続部
16を内側へ折り曲げているのでリード線15の
接続が容易であるとともに装着時邪魔にならな
い。またこれとともにリード線接続部16と段部
17とでインシユレータ9を挾持するようにして
いるので、インシユレータ9へ嵌着し鞘4へ挿装
すれば動くことはない。
次に本考案に係る自動車用スピードセツトスイ
ツチの組付けについて詳述する。
まず、リード線15を溶着し、かつインシユレ
ータ9を介在した半月状固定接片11を鞘4内に
挿入固定し、シヤフト1にスプリング14及びス
プリング承支用インシユレータ2を挿入する。次
にU字型可動接片6を熱加締めした押釦5をノブ
3に挿入し、かつ接点用スプリング8をU字型可
動接片6内に挿入する。次に該ノブ3を鞘4に嵌
合し、かつ止ねじにより、ノブ3及びスプリング
承支用インシユレータ2をシヤフト1に螺着す
る。
すなわち、本考案に係る自動車用スピードセツ
トスイツチは、半月状固定接片11、インシユレ
ータ9、スプリング14、スプリング承支用イン
シユレータ2、押釦5、U字型可動接片6及び接
点用スプリング8を鞘4とノブ3の間から挿入す
ることのみにより組付け、かつ止めねじ1本によ
り各部材を固定しているため組付けの作業性が良
好である。
以上の説明から明らかな如く、本考案に係る自
動車用スピードセツトスイツチは、シヤフトの先
端にノブを嵌挿し、更に、該ノブの先端部位に押
釦を配設し、この押釦にU字型可動接片を固着す
ると共に、スイツチ本体内部に半月状固定接片を
固設したので、自動車の定速走行を操作しようと
するとき該押釦をプツシユ操作するのみでよく操
作性にすぐれるものである。
また、シヤフト、スプリング承支用インシユレ
ータ及びノブを止めねじにより固定し組付が簡単
であり、組付性が良好であり、鞘及びノブに内設
される各部品は、鞘とノブが嵌合する所の1箇所
から挿入し、組付けられるため作業を迅速に行な
うことができ、部品点数が少く、部品管理工数を
低減することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車用スピードセツト
スイツチの好適な実施例を示す断面図であり、第
2図はその接点構造を示す斜視図である。第3図
は固定接片を固定するインシユレータを示す側面
図である。 1……シヤフト、2……スプリング承支用イン
シユレータ、3……ノブ、4……鞘、5……押
釦、6……U字型可動接片、7……突状、8……
接点用スプリング、9……インシユレータ、11
……半月状固定接片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 端部に中空のノブをスプリング承支用インシユ
    レータを介してねじにより固着し、前記ノブ操作
    で自動車用負荷回路を切り替えるシヤフトと、該
    シヤフトを挿装する鞘と、該鞘の内側へ圧挿かつ
    固着され上記シヤフトを回動自在に挿通するイン
    シユレータと、インシユレータによつて位置決め
    かつ固定されるとともに鞘内側に周設した1対の
    半月状固定接片と、前記ノブ端部へ進退自在に挿
    装される押釦へ装着されると共に前記スプリング
    承支用インシユレータとノブとの間に挿通保持さ
    れ、該押釦操作で該1対の半月状固定接片に接触
    するU字型可動接片と、前記押釦とスプリング承
    支用インシユレータの間に介在された接点圧用ス
    プリングと、前記インシユレータとスプリング承
    支用インシユレータの間に介在されたスプリング
    とを具備することを特徴とする自動車用スピード
    セツトスイツチ。
JP1977052718U 1977-04-27 1977-04-27 Expired JPS6224908Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977052718U JPS6224908Y2 (ja) 1977-04-27 1977-04-27

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1977052718U JPS6224908Y2 (ja) 1977-04-27 1977-04-27

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS53148184U JPS53148184U (ja) 1978-11-21
JPS6224908Y2 true JPS6224908Y2 (ja) 1987-06-25

Family

ID=28944423

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1977052718U Expired JPS6224908Y2 (ja) 1977-04-27 1977-04-27

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6224908Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS421073Y1 (ja) * 1966-03-12 1967-01-23

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5438545Y2 (ja) * 1974-09-17 1979-11-16

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS421073Y1 (ja) * 1966-03-12 1967-01-23

Also Published As

Publication number Publication date
JPS53148184U (ja) 1978-11-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH056599U (ja) レバースイツチ装置
US6091033A (en) Vehicle-mounted knob switch device
JPH0950735A (ja) 車両用ターンシグナルスイッチのキャンセル機構
JP4104179B2 (ja) 車両用ノブスイッチ
JPH11506992A (ja) 方向指示キャンセル機構
US4006328A (en) Steering column mounted multiple switch assembly
JP2565582Y2 (ja) レバースイッチ
JPS6224908Y2 (ja)
JPH10172389A (ja) レバースイッチ装置
JPH0212095Y2 (ja)
JPH0922641A (ja) 車両用レバースイッチの構造
JPS5846913Y2 (ja) 車両用方向指示装置
JP2008130497A (ja) スイッチ装置
JPS6324031Y2 (ja)
JPS6245428Y2 (ja)
JPH0739149Y2 (ja) 車両用ノブスイッチ
JPS5816435Y2 (ja) 自動車の警報用スイツチ給電装置
JPH0413245Y2 (ja)
JP2515002Y2 (ja) スイッチ装置
JPS588582Y2 (ja) 方向指示器の節度装置
JPS6334186Y2 (ja)
JPH0513645Y2 (ja)
JPH0635081Y2 (ja) 自動車用ドアハンドル装置
JPH0323629Y2 (ja)
JPH0743904Y2 (ja) 車両用ライティングスイッチの自動復帰機構