JPH01124304A - ロータリー耕耘作業機と、そのリヤカバーによる耕深の自動制御方法 - Google Patents

ロータリー耕耘作業機と、そのリヤカバーによる耕深の自動制御方法

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JPH01124304A
JPH01124304A JP62281744A JP28174487A JPH01124304A JP H01124304 A JPH01124304 A JP H01124304A JP 62281744 A JP62281744 A JP 62281744A JP 28174487 A JP28174487 A JP 28174487A JP H01124304 A JPH01124304 A JP H01124304A
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rotary
cover
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Nobuaki Watanabe
渡辺 信章
Yukio Tomizawa
富澤 由貴雄
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TOUYOUSHIYA KK
Toyosha Co Ltd
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TOUYOUSHIYA KK
Toyosha Co Ltd
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Publication date
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  • Soil Working Implements (AREA)
  • Agricultural Machines (AREA)
  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はロータリー耕耘作業機と、そのリヤカバーによ
る耕深の自動制御方法に関する。
〈従来の技術〉 ロータリー耕耘作業機による耕深の度合い変化を、これ
に付属装備されたロータリーリヤカバー(整地板を含む
。)の上下揺動々作によって検知し、その検知信号をト
ラクター機体上に搭載された作業機昇降用油圧シリンダ
ー装置のコントロールバルブへフィードバックさせて、
上記耕深を常時一定に維持すべく、そのバルブの働きに
よりロータリー耕耘作業機を自動的に昇降制御する手段
は公知であり、本出願人も先に特願昭62−51485
号と実願昭62−31017号を提案した。
そして、この先行技術の構成によれば、上記検知信号を
フィードバックさせる前側センサーワイヤーの後端部が
、中継用ホルダーによって作業機着脱用のヒッチフレー
ムへ安定良く保持されていると共に、その保持された前
側センサーワイヤーの後端部と、ロータリー耕耘作業機
に付属する後側センサーワイヤーの前端部とが予じめ分
断されており、その耕耘作業機をヒツチフレームへ連結
した使用時には、両センサーワイヤーが自づと接   
 触し合って、前後方向へ一体連繋的に進退作用するよ
うになっているため、そのヒツチフレームへ耕耘作業機
を着脱操作する毎に、両センサーワイヤーの連繋状態を
−々解いたり、又再度連繋し直す手作業を加える必要が
なく、その意味から実際上著しく便利であると言える。
〈発明が解決しようとする問題点〉 ところが、上記先行技術の構成にとどまる限りでは、そ
のロータリー耕耘作業機に付属装備された後側センサー
ワイヤーが、進退口・ンドの剛性形態として具体化され
ており、それ自身前方への弾圧的な動きをしないので、
耕耘作業中両センサーワイヤーの接触状態が不慮に解か
れてしまいやすく、又ロータリーリヤカバーの過度な上
昇による検知の限界が規定されておらず、その所謂遊び
が多いため、実際上有効な検知範囲内での応答性能を向
上させることができず、耕深制御効果の精度も低下する
ことになる問題がある。
特に、上記ロータリーリヤーカバーをその耕耘作業機に
よる普通耕耘や荒耕し、極細上耕耘、水田代掻きなどの
各種作業条件や土質条件に広く適応させるべく、本出願
人が既に提案した実願昭62−31018号のように、
そのロータリーフロントカバーからの吊り下げ高さにつ
き、予じめ高低変化させて調整セットする特殊型式のロ
ータリー耕耘作業機にあっては、そのリヤカバーのセッ
ト替えを行なう毎に、゛上記剛性なロッド形態をなす後
側センサーワイヤーの作用長さを、例えばターンバック
ルの回動操作などによって、人為的に一々正しく調整し
なければならない。
蓋し、その後側センサーワイヤーの作用長さをロータリ
ーリヤカバーの高低変化に合うよう調整操作して、前側
センサーワイヤーとの確かな連繋状態に保持しなければ
、検知信号を正しくトラクター機体側へフィードバック
させることができず、制御ミスを生ずる結果となるから
である。
又、仮りにその著しく面倒な調整操作を行なったとして
も、上記ターンバックルの回動などによる段階的な人為
調整手段では、精密な調整状態を得ることも困難である
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は上記先行技術の利点を確保しつつ、このような
諸問題の抜本的解決を企図しており、その耕深の自動制
御に供するロータリー耕耘作業機として、第1に耕耘爪
の回転軌跡を上方から覆うように、ロータリーメインフ
レームに固定保持されたフロントカバーの後端部へ、同
じく回転tIt跡の後背面を覆うリヤカバーを第1枢支
ピンによって、 そのフロントカバーに対する吊り下げ高さを、切替レバ
ーの操作により予じめ高低変化させて調整セットできる
ように、且つそのセット後の耕耘作業中には、第1枢支
ピンの廻りに上下揺動作用し得る吊り下げ状態として組
み付けた型式を前提としつつ、 上記第1枢支ピンとの同一軸線上に配設した第3枢支ピ
ンにより、フロントカバーの後端部へ回′動アームの下
端部を枢着し、これと対応位置するリヤカバーの前端部
から連結板を一体的に立設して、その相互間に橋絡する
連結アームの前端部を第4枢支ピンにより上記回動アー
ムの上端部へ、同じく連結アームの後端部を第5枢支ピ
ンにより上記連結板の上端部へ、各々前後方向への回動
自在に組み付ける一方、 上記ロータリーメインフレームとの固定状態として、こ
れから下方へ張り出す支持プレートに、上記回動アーム
と対応位置する押圧アームの下端部を第6枢支ピンによ
り枢着して、その押圧アームの中途部と回動アームの中
途部との相互を、進退ロッドを介して作用的に枢支連結
することにより、 上記第1枢支ピンの廻りに上下揺動するリヤカバーの動
作を検知して、その検知信号を前方へフィードバックさ
せるべく、その揺動4作と連帯して前後方向へ進退作用
するフィードバックリンク機構を形作ると共に、 上記リヤカバーの吊り下げ高さを低く調整セットした当
初における第5枢支ピンの位置をAとし、同じく吊り下
げ高さを高く調整セットした当初における第5枢支ピン
の位置をBとし、更に第4枢支ピンの位置をCと仮定し
た時、その3位置を結ぶ線分によって囲まれる側面視の
仮想三角形が、C位置を頂点とする底辺の垂直な二等辺
三角形となり、且つその頂点のC位置に上記第4枢支ピ
ンを位置決め設定することによって、 そのリヤカバーのセット当初における吊り下げ高さの高
低変化に拘らず、上記フィードバックリンク(幾構の前
後方向に沿う進退作用量を常時一定に不変化したことを
特徴とし、 又、上記と同一型式のロータリー耕耘作業機において、
第2に第1枢支ピンとの同一軸線上に配設した第3枢支
ピンにより、フロントカバーの後端部へ回動アームの下
端部を枢着し、これと対応位置するリヤカバー〇前端部
から連結板を一体的に立設して、その相互間に橋絡する
連結アームの前端部を第4枢支ピンにより上記回動アー
ムの上端部へ、同じく連結アームの後端部を第5枢支ピ
ンにより上記連結板の上端部へ、各々前後方向への回動
自在に組み付ける一方、 上記ロータリーメインフレームとの固定状態として、こ
れから下方へ張り出す支持プレートに、上記回動アーム
と対応位置する押圧アームの下端部を第6枢支ピンによ
り枢着して、その押圧アームと回動アームとの相互間に
介在する進退ロッドの後端部を、その回動アームの中途
部へ枢支連結した後側保持片との固定状態に組み付け、
同じく進退ロッドの前端部を、押圧アームのやはり中途
部へ枢支連結した前側保持片との遊合状態に貫通させる
と共に、その両保持片の相互間へ圧縮コイルバネを介挿
設置することによって、 上記第1枢支ピンの廻りに上下揺動するリヤカバーの動
作を検知して、その検知信号を前方へフィードバックさ
せるべく、その揺動4作と連帯して、圧縮コイルバネに
よる一定な弾圧力のもとに前後方向へ進退作用するフィ
ードバックリンク機構を形作り、 上記リヤカバーの吊り下げ高さを低く調整セットした当
初における第5枢支ピンの位置をAとし、同じく吊り下
げ高さを高く調整セットした当初における第5枢支ピン
の位置をBとし、更に第4枢支ピンの位置をCと仮定し
た時、その3位置を結ぶ線分によって匪まれる側面視の
仮想三角形が、C位置を頂点とする底辺の垂直な二等辺
三角形となり、且つその頂点のC位置に上記第4枢支ピ
ンを位置決め設定することによって、 そのリヤカバーのセット当初における吊り下げ高さの高
低変化に拘らず、上記フィードバックリンク機構の前後
方向に沿う進退作用量を常時一定に不変化したことを特
徴とする。
更に、そのロータリー耕耘作業機のリヤカバーによる耕
深の自動制御方法として、ロータリーメインフレームに
固定保持されたロータリーフロントカバーの後端部へ、
ロータリーリヤカバーを第1枢支ピンと吊り下げ高さ調
整用の切替レバーによって、そのフロントカバーに対す
る吊り下げ高さを予じめ高低変化させて調整セットでき
るように、且つそのセット後の耕耘作業中には、第1枢
支ピンの廻りに上下揺動作用し得る吊り下げ状態として
組み付けた型式のロータリー耕耘作業機を、トラクター
機体の油圧シリンダー装置によって昇降作動されるヒッ
チフレームへ着膜自在に連結して、 ロータリー耕耘作業機による耕深変化をそのリヤカバー
の上下揺動作用として検知し、その検知信号を上記油圧
シリンダー装置のコントロールバルブへフィードバック
させて、上記耕深を常時−定に維持すべく、そのコント
ロールバルブによりロータリー耕耘作業機自身を自動的
に昇降制御するに当り、 上記ロータリー耕耘作業機のフロントカバーに対するリ
ヤカバーの組み付け用第1枢支ピンと同一な軸線上に第
3枢支ピンを配置させて、その第3枢支ピンによりフロ
ントカバーの後端部へ回動アームの下端部を枢着し、こ
れと対応位置するリヤカバー〇前端部から連結板を一体
的に立設して、その相互間に橋絡する連結アームの前端
部を第4枢支ピンにより上記回動アームの上端部へ、同
じく連結アームの後端部を第5枢支ピンにより上記連結
板の上端部へ、各々前後方向への回動自在に組み付け、 上記ロータリーメインフレームとの固定状態として、こ
れから下方へ張り出す支持プレートに、上記回動アーム
と対応位置する押圧アームの下端部を第6枢支ピンによ
り枢着して、その押圧アームの中途部と回動アームの中
途部との相互を、進退ロッドを介して作用的に枢支連結
することにより、 上記第1枢支ピンの廻りに上下揺動するリヤカバーの動
作と連帯しつつ、前後方向へ進退作用するフィードバッ
クリンク機構を形作ると共に、上記リヤカバーの吊り下
げ高さを低く調整セットした当初における第5枢支ピン
の位置をAとし、同じ(吊り下げ高さを高く調整セット
した当初における第5枢支ピンの位置をBとし、更に第
4枢支ピンの位置をCと仮定した時、その3位置を結ぶ
線分によって囲まれる側面視の仮想三角形が、C位置を
頂点とする底辺の垂直な二等辺三角形となり、且つその
頂点のC位置に上記第4枢支ピンを位置決め設定する一
方、 トラクター機体側のヒッチフレームに上記フィードバッ
クリンク機構の押圧アームと接触して、その押圧アーム
との一体連誓的に前後方向へ回動作用する受圧アームを
枢支保持させ、その受圧アームによって進退作用される
センサーワイヤーを、該受圧アームと上記油圧コントロ
ールパルプの相互間へ介挿設置して、 上記リヤカバーのセット当初における吊り下げ高さの高
低変化に拘らず、常に一定不変な検知信号をフィードバ
ックさせて、その油圧コントロールパルプによりロータ
リー耕耘作業機を自動的に昇降制御することを特徴とす
るものである。
〈実施例〉 以下、図示の実施例に基いて本発明の構成を具体的に詳
述すると、第1〜3図はトラクターに対するロータリー
耕耘作業機の連結状態とその分解状態の概略全体を表わ
しており、(I)はロータリー耕耘作業機の総称、(T
)は同じくトラクター機体、(10)はその機体(T)
の後尾に付属固定されたトップリンク取付台であって、
これから後方へ派出する1本のトップリンク(11)と
、トラクター機体(T)自身から同じく後方へ派出する
左右一対のロワーリンク(12)とにより、作業機牽引
用の3点リンク機″構(L)が形作られている。その3
点リンク機構(L)は、トラクター機体(T)上に搭載
の作業機昇降用油圧シリンダー装置(13)により、左
右一対づつのリフトアーム(14)とリフトロッド(1
5)を介して昇降作動されるようになっているが、その
ための上記シリンダー装ff (13)に付属する油圧
コントロールバルブは、図示省略しである。
(16)はトラクター機体(T)の後尾から回転動力を
取り出すPTO軸、(17)はそのPTO軸(16)を
ロータリー耕耘作業[(I)における後述の入力軸と伝
動連結するユニバーサルジヨイント軸であり、図ではこ
れをそのカバーブーツによって示唆している。(F)は
上記3点リンク機構(L)のl& 端部へ、ロータリー
耕耘作業機(1)をすば。
やく着脱できるようにするためのヒッチフレームであり
、前後方向から見た時第9図のようなほぼA字型をなす
ものとして、左右一対の工法がすなスカートアーム(1
8)から枠組み一体化されている。
そして、その中央上端部において上記トップリンク(1
1)の後端部へ、又同じく左右の雨下端部においてロワ
ーリンク(12)の後端部へ、各々枢支ピン(19) 
(20)により連結されていると共に、その中央上端部
と左右の雨下端部には各々吊持フック(21) (22
)も、後方への張り出し状態として付属一体化されてい
るのである。
前方、ロータリー耕耘作業1M(1)について言えば、
(23)はその左右方向に沿って横架するロータリーメ
インフレームであり、その中間部にはギヤケース(24
)が固定設置されている。 (25)はそのギヤケース
(24)から前方へ派出された入力軸であって、これが
トラクター機体(T)のPTO軸(16)と着膜自在に
伝動連結される旨を上記した通りである。
(26)はメインフレーム(23)の一端部がら垂下す
るロータリーチエンケース、(27)は同じく他端部か
らチェノケース(26)との平行状態に垂下されたサイ
ドプレートであり、そのサイドプレート(27)とチェ
ノケース(26)との雨下端部に亘って横架する耕耘爪
軸(28)が、上記入力軸(25)がらの動力により、
図外の伝動チェノを介して回転駆動されるようになって
いる。つまり、図ではサイドドライブ型式のロータリー
耕耘作業機(1)を示しているわけであるが、その耕耘
作業機(1)としてはセンタードライブ型式を採用して
も良いこと、言うまでもない。
(29)は上記爪軸(28)から一体的に植立された複
数の耕耘爪、(30)はギヤケース(24)を挟んで対
峙する左右一対として、ロータリーメインフレーム(2
3)の途上から前方へ一体的に派出されたサポートアー
ムであり、その各個が何れも2枚1組の板材から成ると
共に、その1組の相互間にはロワーピン(31)が水平
な貫通横架状態として設置されている。
又、(32)はギヤケース(24)から前上方へ一体的
に派出されたトップリンクホルダーであって、やはり2
枚1組の板材から成り、その上端部が左右一対のサポー
トアーム(30)から一体的に起立する支持マスト(3
3)と交叉され、且つその交叉部を貫通する水平なトッ
プピン(34)によって連結固定されている。そして、
そのトップピン(34)とロワーピン(31)が、上記
ヒツチフレーム(F)に付属する上下一対の吊持フック
(21) (22)と保税自在に係止され、韮にロータ
リー耕耘作業4131 (1)の全体がトラクター機体
(T)上の油圧シリンダー装置(13)により、昇降作
動されるようになっているのである。
(35)は上記サポートアーム(30)から後方へ派出
されたロータリーカバー用ハンガー枠であり、その回動
ネジハンドル(36)によって前端部を支点としつつ、
昇降操作されるようになっているが、これには第2図に
示唆するような尾輪(37)も付属されることがあり得
る。 (38)はそのネジハンドル(36)を支持すべ
く、トップリンクホルダー(32)から一体的に立設さ
れたステーを示している。
更に、(39)は耕耘爪(29)の回転Vh跡に沿う円
弧形態として、その軌跡の上面を覆うように配置された
ロータリーフロントカバーであり、上記メインフレーム
(23)からの言わば吊り下げ状態に固定保持されてい
る。そして、そのフロントカバー(39)の後端部には
同じく回転軌跡の後背面を覆う口−タリーリャカバ−(
40)が、該フロントカバー(39)からの吊り下げ高
さ(h)を予じめ高低に調整セットでき、しかもその調
整セットされた状態での使用中には、フロントカバー(
39)に対して回動作用する如く、自由な上下揺動々作
を行なえるように枢支保持されているのである。
叩ち、これの明らかな第4〜7図において、(41)は
そのフロントカバー(39)とリヤカバー(40)とを
連結する一定長さの帯状可撓膜であって、ゴムや合成樹
脂などの弾性変形可能な材料から成り、その前後両端部
が両力バー(39) (40)へ何れも下方からの押え
プレート(42) (43)と、複数のボルト(44)
 (45)とによって各々締め付け固定されている。
(46)はフロントカバー(39)の左右両端付近に位
置しつつ、その後端部から上向き一体的に垂立された一
対の両端連結片であり、その各個が2枚1組の板材から
成っている。
(47)はその連結片(46)と正しく対応位置する左
右一対として、リヤカバー(40)の前端部からやはり
上向き一体的に、且つフロントカバー(39)側の上記
連結片(46)よりも背高く立設された両端連結板であ
り、側面視の概して扇型を呈する2枚1組の板材から成
ると共に、その中途高さ位置には後述する切替レバーの
受は入れ孔(48)が各々貫通開口されてもいる。
(49)はフロントカバー(39)とリヤカバー(40
)とを!FJ I8する左右一対のブリッジアームであ
って、その各個が側面視のアーチ型に弯曲する2枚1組
の板片と、その両板片の相互間に介在する前後−対の軸
筒とから組み付け一体化されており、その前端部におい
て軸筒を貫通横架する第1枢支ピン(50)により、フ
ロントカバー(39)の両端連結片(46)へ、又同じ
く中途背部において別な軸筒を貫通横架する第2枢支ピ
ン(51)により、リヤカバー(40)の両端連結板(
47)へ、各々回動自在に連結されている。
(52)は各ブリッジアーム(49)の後部下端位置に
おいて、その両板片の一方に貫通形成された高さ調整長
孔であり、上記第2枢支ピン(51)を中心とする一定
な回動半径(I)に沿う軌跡の円弧開口形態に配置され
ている。 (53)(54)はその長孔(52)の開口
両端部と対向位置する一定間隔を保って、残る他方の板
片に貫通形成された前後一対の高さ調整丸孔であり、そ
の両光孔(53) (54)の何れか一方と長孔(52
)並びに上記レバー受は入れ孔(48)に亘っては、吊
り下げ高さ調整用の切替レバー(55)が串刺し状態に
横架されるようになっている。(5゛6)はそのレバー
(55)に植立された抜は止めピン、(57)は同じく
レバー(55)を丸孔(53) (54)と長孔(52
)への押し込み方向へ弾圧するコイルバネである。
その場合、上記第1枢支ピン(50)と前側関整九孔(
53)との間隔距離(罰)は、同じく第1枢支ピン(5
0)と後側調整丸孔(54)との間隔距離(−2)より
も短かく、且つ上記可撓Iff(41)の一定長さより
も短かく予じめ設定されていると共に、そのブリッジア
ーム(49)の下面が可FIN(41)を円滑に受は入
れ退避させ得る凹曲面として、その凹曲面と可撓膜(4
1)との対面し合う上下相互間に、一定の逃し空11!
 (S)を生成している。
そのため、両端連結板(47)のレバー受は入れ孔(4
8)から後側の調整丸孔(54)と調整長孔(52)に
亘って、上記切替レバー(55)を貫通位置させること
社より、そのブリッジアーム(49)とリヤカバー(4
0)との連結状態を施錠した時には、第6図のように可
撓膜(41)が伸張すると共に、ブリッジアーム(49
)とリヤカバー(40)との交叉角度(θ)が、側面か
ら見てほぼ鈍角に拡大し、フロントカバー(39)との
連結用第1枢支ピン(50)を基準平面とするリヤカバ
ー(40)の上記吊り下げ高さ(h)が低くなり、ロー
タリー耕耘作業機(1)を細土耕耘や水田代掻きなどに
供すべ(、その作業用にふされしい浅い耕深(di)に
対処できる結果となる。
逆に、上記レバー受は入れ孔(48)から前倒の調整丸
孔(53)と調整長孔(52)に亘って、同じく切替レ
バー(55)を貫通位置させることにより、やはりブリ
ッジアーム(49)とリヤカバー(40)とを連結施錠
した時には、第5.7図のように可撓膜(41)が上記
逃し空隙(S)内へ入り込む凸曲形態に収縮変形すると
共に、ブリッジアーム(49)とリヤカバ−(40)と
の上記交叉角度(θ)が、言わば鋭角に縮小して、リヤ
カバー(40)の上記吊り下げ高さ(h)が高くなり、
范にロータリー耕耘作業機(I)を普通耕耘や荒耕しな
どに供すべく、その作業用の深い耕深(d2)に最適な
セット状態となる。
つまり、ロータリー耕耘作業機([)による目的の耕深
に応じて、そのリヤカバー(40)の吊す下げ高さ(h
)を、上記複数の調整丸孔(53) (54)へ択一的
に差し替え操作される切替レバー(55)により、予じ
め高低に調整セットできるようになっているわけである
が、その何れにセット操作した場合でも、リヤカバー(
40)はレバー受は入れ孔(48)並びに調整丸孔(5
3) (54)を貫通する切替レバー(55)と、第2
枢支ピン(51)との所謂2点位置において、ブリッジ
アーム(49)との固定施錠状態に連結一体化される結
果となるため、その使用中フロントカバー(39)に対
しては、リヤカバー(40)とブリッジアーム(49)
が上記第1枢支ピン(50)の廻りに相互の一体となっ
て上下揺動作用する。
そして、このことはリヤカバー(40)の後部下端位置
へ、別個の整地板(58)を付属させても変るものでは
ない。(59)はリヤカバー(40)の中途背部がら枢
支状態に起立された左右一対のバネ受はロッドであり、
何れもその中途高さ位置において、上記したロータリー
カバー用ハンガー枠(35)へ昇降自在に組み付け保持
されている。(60)は整地板(58)へ接地の背圧を
付加するコイルバネであって、バネ受はロッド(59)
に各々捲装されており、そのバネ張力を強弱調整するこ
ともできるようになっている。
更に、上記のようなロータリー耕耘作業機(I)には、
そのリヤカバー(40)の吊り下げ高さ(h)が高低の
何れに調整セットされた場合でも、その使用中における
上下揺動々作を常時正しく検知して、その検知信号をト
ラクター機体(T)、):に搭載されている油圧シリン
ダー装置22(,13)のコントロールバルブへフィー
ドバックさせるためのフィードバックリンク機構も装備
されており、以ってそのバルブによりロータリー耕耘作
業機CI)の耕深を當に一定なものとして、自動的に維
持制御できるようになっている。
即ち、そのフィードバックリンク機構の明らかな第8〜
10図において、引き続く符号(61)は上記ロータリ
ーフロントカバー(39)における左右方向(長手方向
)のほぼ中間に位置しつつ、その後端部から上向き一体
的に垂立された中間連結片であって、上記両端連結片(
46)と同様な2枚1組の板材から成り、これには回動
アーム(62)の下端部が第3枢支ピン(63)によっ
て組み付けられている。その際、第3枢支ピン(63)
は第2.4図から示唆されるように、上記した第1枢支
ピン(50)と同一の軸線(X−X)上に配置横架され
ており、その躍りでは両枢支ピン(50) (63)を
相互の全体的な1本物として横架させてもさしつかえな
い。
(64)はその中間連結片(61)と正しく対応位置す
るように、ロータリーリヤカバー(40)の前端部から
上記両端連結板(47)と同様な上向き一体的に背高く
立設された中間連結板であり、これは1枚の板材から成
る。(65)は上記回動アーム(62)と中間連結板(
64)との前後相互間に橋絡する連結アームであって、
その二叉状の前端部が第4枢支ピン(66)により上記
回動アーム(62)の上端部へ、同じく二叉状の後端部
が第5枢支ピン(67)により中間連結板(64)の上
端部へ、各々回動自在に連結されている。そのため、リ
ヤカバー(40)がフロントカバー (39)に対する
第1枢支ピン(50)の廻りに上下揺動々作を行なう時
には、上記回動アーム(62)が第3枢支ピン(63)
を中心として、自づと前後方向へ回動作用することにな
る。
又、ロータリーメインフレーム(23)からG方へサポ
ートアーム(30)が派出されていることを上記した通
りであるが、そのサポートアーム(30)を形作る板材
には、押圧アーム(68)の支持プレート(69)が下
方への張り出し状態として、複数のボルト(70)など
により接合一体化されている。そして、その支持プレー
ト(69)の張り出し先端位置に、押圧アーム(68)
の下端部が第6枢支ピン(71)によって前後方向への
回動自在に組み付けられている。
その場合、押圧アーム(68)と上記回動アーム(62
)は第2図の平面から見て、前後方向に沿う同一の直線
上に対応配置されており、しかも第1.8図の側面から
見た時には、互いにほぼ同一の高さ位置に臨んでいる。
(72)は押圧アーム(68)と回動アーム(62)と
の相互を作用的に連動連結する一定長さの進退ロッドで
あるが、その前端部は押圧アーム(68)の中途高さ位
置から後方へ派出する前側保持片(73)に対して、遊
合状態に貫通されており、又同じく後端部は回動アーム
(62)の対応する中途高さ位置から逆な前方へ派出す
る後側保持片(74)に対して、ネジ締結手段などによ
り着脱自在に固定されている。
(75) (76)はその前後一対の保持片(73) 
(74)を各々押圧アーム(68)並びに回動アーム(
62)へ組み付けるための第7.8枢支ピン、(77)
は前側保持片(73)に貫通開口されたロッド受は入れ
孔、(78)はその受は入れ孔(77)へ遊合された進
退ロッド(72)の抜は止めストッパー、(79)は後
側保持片(74)と進退ロッド(72)との固定ナツト
である。
更に、(80)は両保持片(73) (74)の前後相
互間に介在しつつ、その進退ロッド(72)に撞装され
た圧縮コイルバネであり、平常時には進退ロッド(72
)の作用長さを一定に規制保持しており、ロータリーリ
ヤカバー(40)が過度に上昇して前方へ押動される押
圧アーム(68)により、後述の受圧アームがヒツチフ
レーム(F)のストッパー片にtE当した非常時には、
逆に進退ロッド(72)を後方へ引っ張る如くに弾圧作
用する。つまり、そのコイルバネ(80)によって押圧
アーム(68)と回動アーム(62)との前後相互間隔
を一定のセット状態に保つと共に、その押圧アーム(6
8)を後述するトラクター機体(T)側の受圧アームへ
、常時確実に安定良(接触させ得るようになっているの
である。
しかも、その弾圧力は進退ロッド(72)のネジ軸部に
螺合された調整ナツト(81)によって、強弱調整する
こともできるようになっている。進退ロッド(72)の
作用長さも、そのネジ軸部に沿う進退操作可能な上記固
定ナラI−(79)によって、予じめ長短に調整するこ
とができる。尚、その進退ロッド(72)がロータリー
メインフレーム(23)と、フロントカバー(39)と
の上下相互間隙を通過する如く、その作用上の安全に配
置されていること、第8図から示唆される通りである。
ロータリーフロントカバー(39)に対するリヤカバー
(40)の吊り下げ高さ(h)を、各種の作業条件や土
質条件に応じて、第6.7−図のように予じめ高低に調
整セットできることは上記した通りであるが、そうする
と回動アーム(62)と押圧アーム(68)並びに進退
ロッド(72)などから形作られるフィードバックリン
ク機構における前後方向への進退作用量が、その吊り下
げ高さ(h)の高いセット時と低いセット時との相互に
おいて異なる結果となり、使用中ロータリーリヤカバー
(40)の上下揺動々作を常時過不足なく検知して、そ
の検知信号を上記リンク機構により、トラクター機体(
T)側の油圧コントロールパルプへ正しくフィードバッ
クさせることができな(なる。又、その予防上フィード
バックリンク機構における就中進退ロッド(72)の作
用長さを常時−調比すべく、人為的に一々調整操作しな
ければならないことにもなる。
そこで、ロータリーリヤカバー(40)の吊り下げ高さ
(h)が高低の何れに調整セットされた時でも、上記フ
ィードバックリンク機構の進退作用量をその相互の等し
くなるように一定不変化する必要があり、そのために回
動アーム(62)と中間連結板(64)との枢支連結上
、その回動アーム(62)と連結アーム(65)との上
記第4枢支ピン(66)が、次の通りに位置決め設定さ
れている。
即ち、これを拡大抽出した第10図の模式図において、
今ロータリーリヤカバー(40)の吊り下げ高さ(h)
を低く取付けセットした当初における上記第5枢支ピン
(67)の位置をAとし、同じく高く取付けセットした
初期における第5枢支ピン(67)の位置をBとし、更
に第4枢支ピン(66)の位置をCと仮定すると、その
3°位置を結ぶ線分によって囲まれる仮想三角形(△A
BC)が、C位置を頂点とする側面視の2等辺三角形と
なり、且つその2等辺三角形の底辺(AB)が垂直線(
Y−Y)となるように、そのC位置において第4枢支ピ
ン(66)により、回動アーム(62)の上端部と連結
アーム(65)の前端部とを組み付けるのである。そし
て、その際には併せて下端部が中間連結片(61)に枢
着された回動アーム(62)の上端部を、予しめ一定の
角度(I)だけ後方へ傾けた起立状態に設定するのであ
る。
このような組立構成とすれば、ロータリーリヤカバー(
40)における吊り下げ高さ(h)の高低変化に拘らず
、その中間連結板(64)と連結アーム(65)を介し
て枢支連結された回動アーム(62)の動きが常に一定
不変となり、その結果このような当初のセット状態にお
いて使用され、その耕耘作業中にリヤカバー(40)が
上下揺動々作を行なった時には、これによって検知され
るロータリー耕耘作業機(1)の耕深変化信号が、回動
アーム(62)から進退ロッド(72)を経て押圧アー
ム(68)へ、そのフィードバックリンク機構の正確な
前後進退運動として伝播され、トラクター機体(T)側
の前方へフィードバックされることになるのである。
その前後方向への進退可能なフィードバックリンク機構
を形作る回動アーム(62)、進退ロッド(72)並び
に押圧アーム(68)などは、リヤカバー(40)の付
属するロータリー耕耘作業機(1)側に装備されている
意味において、上記耕深検知信号の言わば発信系統とし
て機能するが、これに対する受信系統となる構成は、ト
ラクター機体(T)側に次の通り装備されている。
つまり、第8.9図における符号(82)は上記ヒツチ
フレーム(F)の中途高さ位置へ、その前方から溶接な
どにより付属固定された中継台であり、これには正面視
のコ字型をなすワイヤーホルダー (83)が、複数の
ボルト(84)などにより固定設置されている。(85
)は上記押圧アーム(68)に対応する受圧アームであ
って、側面視のほぼL字型板片から成り、その前部上端
位置において枢支ピン(86)により、ワイヤーホルダ
ー(83)の起立壁面に前後方向への回動自在として組
み付け保持されている。
又、その受圧アーム(85)の後部下端位置には、上記
押圧アーム(68)と接触作用する遊転コロ(87)が
軸支されている。(88)は受圧アーム(85)の前方
に向かう回動過多(ロータリーリヤカバーの上昇過多)
を規制するストッパー片であって、ヒッチフレーム(F
)の下端部から前方へ一体的に派出されており、これに
上記コロ(87)が衝当するようになっている。受圧ア
ーム(85)がストッパー片(88)と衝当作用するよ
うに関係設定されているわけであり、従いこれが押圧ア
ーム(68)により前方へ押動されて、ストッパー片(
88)と衝当した時には、上記したように圧縮コイルバ
ネ(80)の後方に向かう弾圧力を生して、その後退す
る進退ロッド(72)によりロータリーリヤカバー(4
0)が下降されることとなっている。
(89)は受圧アーム(85)の中途高さ位置から、ワ
イヤーホルダー(83)のコ字型内部に向かって張り出
し横架された係止ピンであり、これにセンサーワイヤー
(90)の接続用口金(91)が係止連繋されている。
その口金(91)はワイヤーホルダー(83)の下部水
平壁面に安定良く位置決め固定されてもいる。
上記センサーワイヤー(90)の係止ピン(89)には
、そのワイヤー(90)を前方へ戻すべく引っ張るコイ
ルバネ(92)の上端部も係止されている。
そのため、その引っ張り弾圧力を受けた受圧アーム(8
5)は、常に後方へ向かって回動作用する状態となる。
しかも、上記した通り押圧アーム(68)がこれと逆な
前方に向かう回動付勢力を受けているので、蓬に受圧ア
ーム(85)のコロ(87)と押圧アーム(68)は、
耕耘作業中の振動や衝撃に際会するも、相互に決して分
離しない安定・確実な接触状態を維持し得ることとなる
又、ロータリー耕耘作業1! (1)をトラクター機体
(T)側のヒツチフレーム(F)へ連結すせさえすれば
、その受圧アーム(85)と押圧アーム(68)との正
確な接触作用も自づと達成できるのである。尚、上記引
っ張りコイルバネ(92)の下端部は、上記口金(91
)と同じくワイヤーホルダー(83)の下部水平壁面へ
係止されている。
上記センサーワイヤー(90)の前端部は、トラクター
機体(T)における油圧シリンダー装置(13)のコン
トロールパルプから派出されたセンサーレバー(93)
へ枢支連繋されている。その場合、図ではトラクター機
体(T)に軸支された前後方向への回動片(94)と、
その回動片(94)とセンサーレバ−(93)とを枢結
する前後方向への進退アーム(95)を経由させている
が、勿論このような構成に限らない。
又、センサーレバー(93)と油圧コントロールパルプ
との連帯作動機構も図示省略しであるが、要するに耕耘
作業中において、例えば耕地が軟らかくロータリー耕耘
作業機(1)の過度に沈下したような場合には、その作
業tJ31 (1)による耕起土塊の堆積量が背高く増
加し、そのロータリーリヤカバー(40)が上昇するの
で、その上昇の検知信号をトラクター機体(T)側の前
方へフィードバックさせて、油圧コントロールパルプに
よりロータリー耕耘作業機(1)自身を上昇作動させ、
又上記と逆に耕起土塊の堆積量が減少して、リヤカバー
(40)が過度に下降した時には、その下降の検知信号
をやはりフィードバックさせて、ロータリー耕耘作業機
(1)も下降させるべく作動すると云うように、そのコ
ントロールパルプによる油圧シリンダー装置(13)の
制御で以って、ロータリー耕耘作業機(I)の耕深を常
時一定に維持できるようになっておれば足る。その意味
から、上記検知信号によってコントロールパルプを作動
させる機構としても、機械的な手段のみならず、電子回
路による手段を採用することができる。尚、その油圧コ
ントロールパルプがこれに付属するリターンバネなどに
より、平常時の中立状態に保たれていること言うまでも
ない。
く作用〉 上記の構成によれば、ロータリーリヤカバー(40)に
おける吊り下げ高さ(h)の高低変化に拘らず、これが
フロントカバー(39)へ取付けセットされた時には、
そのロータリー耕耘作業機H)側のフィードバックリン
ク機構を形作る押圧アーム(68)と、トラクター機体
(T)側のセンサーワイヤー(90)を保持した受圧ア
ーム(85)との相互が、常に正しく接触し合う作用的
な一体連繋状感に自づと保たれることになるため、耕耘
作業の使用中においてリヤカバー(40)が、令書1図
の矢印(P)で示すように上昇すると、その連結アーム
(65)→回動アーム(62)=O進退ロッド(72)
を経て、押圧アーム(68)が前方への進出状に押動さ
れ、上記センサーワイヤー(90)を逆な矢印(R)の
後方へ引っ張ることとなる。
そして、このように作用する検知信号がトラクター機体
(T)の油圧シリンダー装置(13)に付属するコント
ロールパルプへフィードバックされて、そのパルプの制
御によりリヤカバー(40)の上昇した量だけ、ロータ
リー耕耘作業機N)自身も上昇作動されて、韮に耕深が
一定に保持されるのである。
又、リヤカバー(40)が上記矢印(P)の逆方向へ下
降した時には、そのロータリー耕耘作業機(I)側の押
圧アーム(68)は後方へ退勤して、トラクター機体(
T)側のセンサーワイヤー(90)が反対に前方へ押さ
れることとなり、そのような検知信号のフィードバック
によって、そのリヤカバー(40)の下降した量だけ、
ロータリー耕耘作業機(I)自身も下降されるのであり
、やはり自づと耕深の一定に維持制御される結果となる
。何れにしても、その維持しようとする目的の耕深が油
圧コントロールパルプに付属する手動操作レバーや尾輪
(37)などによって、予じめの一定に設定されている
こと言うまでもない。
そして、このような制御作用はロータリーリヤカバー(
40)をそのフロントカバー(39)に対し、第7図の
ように予じめ高くなる吊り下げ調整状態に取付けセット
しても、又第6図のように予じめ低くなる調整状態に取
付けセットしても、その使用中において相互の等しく且
つ正確に達成されるのであり、従ってそのロータリー耕
耘作業機(T)を普通耕耘や荒耕し、極細上耕耘、水田
代掻きなどの各種作業に広く適応させ得ることとなる。
その場合、ロータリー耕耘作業ta(1)に装備された
フィードバックリンク機構の回動アーム(62)と押圧
アーム(68)は、その相互間に介在する進退ロッド(
72)の圧縮コイルバネ(80)により、非剛性な弾圧
状態のもとて作用的に枢支連結されているため、その押
圧アーム(68)とトラクター機体(T)0!’Jの受
圧アーム(85)との接触状態を、常時安定良く確実に
維持することができ、このことば受圧アーム(85)に
付属する遊転コロ(87)によって、−層効果的になる
ばかりでなく、リヤカバー(4o)の過度な上昇に対し
ても、これを上記圧縮コイルハネ(80)の弾圧作用に
より規制し得るのである。
更に、トラクター機体(T)側のヒッチフレーム(F)
には、上記受圧アーム(85)が前後方向への回動自在
に枢着されている処、その前方に向がう回動過多を規制
するストッパー片(88)もヒツチフレーム(F)に設
置されているので、リヤカバー (40)の過度な上昇
を規定でき、その上下揺動々作の検知精度、延いては耕
深制御効果の精度を向上させ得ると共に、上記圧縮コイ
ルバネ(8o)による弾圧作用とも相俟って、過度に上
昇したりャヵバー(40)をすばやく下降させることが
できるため、本来有効な検知範囲内での制御応答性能も
改善されることとなる。
〈発明の効果〉 以上のように、本発明では耕深の自動制御に供するロー
タリー耕耘作業機として、耕耘爪(29)の回転軌跡を
上方から覆うように、ロータリーメインフレーム(23
)に固定保持されたフロントカバー(39)の後端部へ
、同じく回転軌跡の後背面を覆うリヤカバー(40)を
茅1枢支ピン(50)によって、そのフロントカバー(
39ンに対する吊り下げ高さ(h)を切替レバー(55
)の操作により予じめ高低変化させて調整セットできる
ように、且つそのセット後の耕耘作業中には、第1枢支
ピン(50)の廻りに上下揺動作用し得る吊り下げ状態
として組み付けた型式を前提としつつ、 上記第1枢支ピン(50)との同一軸線(X −X)上
に配設した第3枢支ピン(63)により、フロントカバ
ー(39)の後端部へ回動アーム(62)の下端部を枢
着し、これと対応位置するリヤカバー(40)の前端部
から連結板(64)を一体的に立設して、その相互間に
1喬絡する連結アーム(65)の前端部を第4枢支ピン
(66)により上記回動アーム(62)の上端部へ、同
じく連結アーム(65)の後端部を第5枢支ピン(67
)により上記連結板(64)の上端部へ、各々前後方向
への回動自在に組み付ける一方、 上記ロータリーメインフレーム(23)との固定状態と
して、これから下方へ張り出す支持プレート(69)に
、上記回動アーム(62)と対応位置する押圧アーム(
68)の下端部を第6枢支ピン(71)により枢着して
、その押圧アーム(68)の中途部と回動アーム(62
)の中途部との相互を、進退ロッド(72)を介して作
用的に枢支連結することにより、上記第1枢支ピン(5
0)の廻りに上下揺動するリヤカバー(40)の動作を
検知して、その検知信号を前方へフィードバックさせる
べく、その揺動々作と連帯して前後方向へ進退作用する
フィードバックリンク機構を形作ると共に、 上記リヤカバー(40)の吊り下げ高さ(h)を低く調
整セットした当初における第5枢支ピン(67)の位置
をAとし、同じく吊り下げ高さ(h)J高り調整セット
した当初における第5枢支ピン(67)の位置をBとし
、更に第4枢支ピン(66)の位置をCと仮定した時、
その3位置を結ぶ線分によって囲まれる側面視の仮想三
角形(△ABC)が、C位置を頂点とする底辺(AB)
の垂直な二等辺三角形となり、且つその頂点のC位置に
上記第4枢支ピン(66)を位置決め設定することによ
って、そのリヤカバー(40)のセット当初における吊
り下げ高さ(h)の高低変化に拘らず、上記フィードバ
ックリンク機構の前後方向に沿う進退作用量を常時一定
に不変化しであるため、冒頭に述べた先行技術の問題点
を確実に解消できる効果がある。  −即ち、ロータリ
ーリヤカバー(40)の吊り下げ高さ(h)を、各種の
作業条件や土質条件に応じて予しめ高く調整セットした
り、又低く調整セットしても、その高低変化させる毎に
別途な人為的調整深作を加える必要が一切なく、そのま
まの耕耘作業中において、リヤカバー(40)の上下揺
動々作を自づと検知し、その検知した信号をフィードバ
ックリンク機構の前後進退運動として、トラクター機体
(T)側の前方へ正確にフィードバックさせ得るのであ
る。
その際、特に押圧アーム(68)と回動アーム(62)
との相互間に介在する進退ロッド(72)の前端部を、
押圧アーム(68)の中途部へ枢支連結した前側保持片
(73)との遊合状態に貫通させる一方、同じく進退ロ
ッド(72)の1&端部を、回動アーム(62)のやは
り中途部へ枢支連結した後側保持片(74)との固定状
態に組み付けると共に、その両保持片(73) (74
)の前後相互間へ圧縮コイルバネ(80)を介挿設置し
て、上記フィードバックリンク機構をそのコイルバネ(
80)による一定な弾圧力のもとで、前後方向へ進退作
用させるように構成するならば、耕耘作業中におけるリ
ヤカバー(40)の過度な上昇を効果的に吸収・規制す
ることができるので、実際上有効な検知範囲内での制御
応答性部を向上させ得ると共に、ミスのない高精度な耕
深制御効果も得られることとなる。
そして、トラクター機体(T)側のヒツチフレーム(F
)には、上記ロータリー耕耘作業機(L)におけるフィ
ードバックリンク機構の押圧アーム(68)と接触して
、その押圧アーム(68)との一体連繋的に前後方向へ
回動作用する受圧アーム(85)を枢支保持させると共
に、その受圧アーム(85)によって前後方向へ進退作
用されるセンサーワイヤー(90)を、該受圧アーム(
85)と作業機昇降用油圧シリンダー装W、(13)の
コントロールバルブとの相互間へ介挿設置して、そのヒ
ツチフレーム(F)へ上記のようなロータリー耕耘作業
t、’1(1)を連結使用することにより、そのロータ
リーリヤカバー (40)の上下揺動々作を耕耘作業機
(1)自身の耕深変化信号として検知し、その耕深を常
時一定に維持制御するならば、その耕耘作業機(I)を
普通耕耘や荒耕し、極細上耕耘、水田代掻きなどの各種
作業に供しても、又硬軟変化する各種土質の耕地で使用
するも、これらの諸条件に左右されない常時高精度な耕
深の一定化を自動的に得られると共に、その操作として
も耕耘作業機(Nをトラクター機体(T)側のヒツチフ
レーム(F)へ、ただ単に着脱連結すれば足りる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1.2図はトラクターに対するロータリー耕耘作業機
の連結状態を示す全体概略側面図と平面図、第3図はそ
の分解状態の全体概略側面図、第4図はそのロータリー
フロントカバーとリヤカバーの分解状態を示す斜面図、
第5図は第2図の■−■線に沿う部分拡大断面図、第6
.7図はリヤカバーにおける吊り下げ高さの高低変化す
るセット状態を示す各側面図、第8図はフィードバック
リンク機構を抽出して示す・一部破断の拡大側面図、第
9図はその第8図の前方から見た正面図、第10図はフ
ロントカバーに対するリヤカバーの組み付け作用を示す
側面模式図である。 (F)  ・・・・・ヒツチフレーム (L)  ・・・・・3点リンク機構゛(1)  ・・
・・・ロータリー耕耘作業機(T)  ・・・・□・ト
ラクター機体(13)・・・・・油圧シリンダー装置(
23)・・・・・ロータリーメインフレーム(29)・
・・・・耕耘爪 (30)・・・・・サポートアーム (39)・・・・・ロータリーフロントカバー(40)
・・・・・ロータリーリヤカバー、(41)  ・・・
・・可撓膜 (46) (61)  ・・・連結片 (47) (64)  ・・・連結板・(49)・・・
・・ブリッジアーム (50)・・・・・第1枢支ピン (51)・・・・・第2枢支ピン (55)・・・・・切替レバー (62)・・・・・回動アーム (63)・・・・・第3枢支ピン (65)・・・・・連結アーム (66)・・・・・第4枢支ピン (67)・・・・・第5枢支ピン (68)・・・・・押圧アーム (69)・・・・・支持プレート (71)・・・・・第6枢支ピン (72)・・・・・進退ロッド (73)・・・・・前側保持片 (74)・・・・・後側保持片 (75)・・・・・第7枢支ピン (76)・・・・・第8枢支ピン (79)・・・・・固定ナツト (80)  ・・・・・圧縮コイルバネ(81)・・・
・・調整ナット (82)・・・・・中継台 (83)・・・・・ワイヤーホルダー (85)・・・・・受圧アーム (87)・・・・・遊転コロ (88)・・・・・ストッパー片 (90)・・・・・センサーワイヤー (92)・・・・・引っ張りコイルバネ(h)  ・・
・・・吊り下げ高さ (dl)・・・・・浅い耕深 (d2)・・・・・深い耕深 (X −X)  ・・・軸線 (Y−Y)  ・・・垂直線

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、耕耘爪(29)の回転軌跡を上方から覆うように、
    ロータリーメインフレーム(23)に固定保持されたフ
    ロントカバー(39)の後端部へ、同じく回転軌跡の後
    背面を覆うリヤカバー(40)を第1枢支ピン(50)
    によって、 そのフロントカバー(39)に対する吊り下げ高さ(h
    )を、切替レバー(55)の操作により予じめ高低変化
    させて調整セットできるように、且つそのセット後の耕
    耘作業中には、第1枢支ピン(50)の廻りに上下揺動
    作用し得る吊り下げ状態として組み付けた型式のロータ
    リー耕耘作業機(I)において、 上記第1枢支ピン(50)との同一軸線(X−X)上に
    配設した第3枢支ピン(63)により、フロントカバー
    (39)の後端部へ回動アーム(62)の下端部を枢着
    し、これと対応位置するリヤカバー(40)の前端部か
    ら連結板(64)を一体的に立設して、その相互間に橋
    絡する連結アーム(65)の前端部を第4枢支ピン(6
    6)により上記回動アーム(62)の上端部へ、同じく
    連結アーム(65)の後端部を第5枢支ピン(67)に
    より上記連結板(64)の上端部へ、各々前後方向への
    回動自在に組み付ける一方、 上記ロータリーメインフレーム(23)との固定状態と
    して、これから下方へ張り出す支持プレート(69)に
    、上記回動アーム(62)と対応位置する押圧アーム(
    68)の下端部を第6枢支ピン(71)により枢着して
    、その押圧アーム(68)の中途部と回動アーム(62
    )の中途部との相互を、進退ロッド(72)を介して作
    用的に枢支連結することにより、 上記第1枢支ピン(50)の廻りに上下揺動するリヤカ
    バー(40)の動作を検知して、その検知信号を前方へ
    フィードバックさせるべく、その揺動々作と連帯して前
    後方向へ進退作用するフィードバツクリンク機構を形作
    ると共に、 上記リヤカバー(40)の吊り下げ高さ(h)を低く調
    整セットした当初における第5枢支ピン(67)の位置
    をAとし、同じく吊り下げ高さ(h)を高く調整セット
    した当初における第5枢支ピン(67)の位置をBとし
    、更に第4枢支ピン(66)の位置をCと仮定した時、
    その3位置を結ぶ線分によって囲まれる側面視の仮想三
    角形(△ABC)が、C位置を頂点とする底辺(AB)
    の垂直な二等辺三角形となり、且つその頂点のC位置に
    上記第4枢支ピン(66)を位置決め設定することによ
    って、 そのリヤカバー(40)のセット当初における吊り下げ
    高さ(h)の高低変化に拘らず、上記フィードバツクリ
    ンク機構の前後方向に沿う進退作用量を常時一定に不変
    化したことを特徴とするロータリー耕耘作業機。 2、耕耘爪(29)の回転軌跡を上方から覆うように、
    ロータリーメインフレーム(23)に固定保持されたフ
    ロントカバー(39)の後端部へ、同じく回転軌跡の後
    背面を覆うリヤカバー(40)を第1枢支ピン(50)
    によって、 そのフロントカバー(39)に対する吊り下げ高さ(h
    )を、切替レバー(55)の操作により予じめ高低変化
    させて調整セットできるように、且つそのセット後の耕
    耘作業中には、第1枢支ピン(50)の廻りに上下揺動
    作用し得る吊り下げ状態として組み付けた型式のロータ
    リー耕耘作業機(I)において、 上記第1枢支ピン(50)との同一軸線(X−X)上に
    配設した第3枢支ピン(63)により、フロントカバー
    (39)の後端部へ回動アーム(62)の下端部を枢着
    し、これと対応位置するリヤカバー(40)の前端部か
    ら連結板(64)を一体的に立設して、その相互間に橋
    絡する連結アーム(65)の前端部を第4枢支ピン(6
    6)により上記回動アーム(62)の上端部へ、同じく
    連結アーム(65)の後端部を第5枢支ピン(67)に
    より上記連結板(64)の上端部へ、各々前後方向への
    回動自在に組み付ける一方、 上記ロータリーメインフレーム(23)との固定状態と
    して、これから下方へ張り出す支持プレート(69)に
    、上記回動アーム(62)と対応位置する押圧アーム(
    68)の下端部を第6枢支ピン(71)により枢着して
    、その押圧アーム(68)と回動アーム(62)との相
    互間に介在する進退ロッド(72)の後端部を、その回
    動アーム(62)の中途部へ枢支連結した後側保持片(
    74)との固定状態に組み付け、同じく進退ロッド(7
    2)の前端部を、押圧アーム(68)のやはり中途部へ
    枢支連結した前側保持片(73)との遊合状態に貫通さ
    せると共に、その両保持片(73)(74)の相互間へ
    圧縮コイルバネ(80)を介挿設置することによって、 上記第1枢支ピン(50)の廻りに上下揺動するリヤカ
    バー(40)の動作を検知して、その検知信号を前方へ
    フィードバックさせるべく、その揺動と連帯して、圧縮
    コイルバネ(80)による一定な弾圧力のもとに前後方
    向へ進退作用するフィードバックリンク機構を形作り、 上記リヤカバー(40)の吊り下げ高さ(h)を低く調
    整セットした当初における第5枢支ピン(67)の位置
    をAとし、同じく吊り下げ高さ(h)を高く調整セット
    した当初における第5枢支ピン(67)の位置をBとし
    、更に第4枢支ピン(66)の位置をCと仮定した時、
    その3位置を結ぶ線分によって囲まれる側面視の仮想三
    角形(△ABC)が、C位置を頂点とする底辺(AB)
    の垂直な二等辺三角形となり、且つその頂点のC位置に
    上記第4枢支ピン(66)を位置決め設定することによ
    って、 そのリヤカバー(40)のセット当初における吊り下げ
    高さ(h)の高低変化に拘らず、上記フィードバックリ
    ンク機構の前後方向に沿う進退作用量を常時一定に不変
    化したことを特徴とするロータリー耕耘作業機。 3、進退ロッド(72)をその後側保持片(74)へ螺
    合させて、その固定ナット(79)により進退ロッド(
    72)の作用長さを調整できるように定めると共に、 圧縮コイルバネ(80)の弾圧力をその進退ロッド(7
    2)へ別途螺合させた調整ナット(81)によって、強
    弱変化させ得るように設定したことを特徴とする特許請
    求の範囲・第2項記載のロータリー耕耘作業機。 4、ロータリーメインフレーム(23)に固定保持され
    たロータリーフロントカバー(39)の後端部へ、ロー
    タリーリヤカバー(40)を第1枢支ピン(50)と吊
    り下げ高さ調整用の切替レバー(55)によって、その
    フロントカバー(39)に対する吊り下げ高さ(h)を
    予じめ高低変化させて調整セットできるように、且つそ
    のセット後の耕耘作業中には、第1枢支ピン(50)の
    廻りに上下揺動作用し得る吊り下げ状態として組み付け
    た型式のロータリー耕耘作業機(I)を、トラクター機
    体(T)の油圧シリンダー装置(13)によって昇降作
    動されるヒッチフレーム(F)へ着脱自在に連結して、 ロータリー耕耘作業機(I)による耕深変化を、そのリ
    ヤカバー(40)の上下揺動作用として検知し、その検
    知信号を上記油圧シリンダー装置(13)のコントロー
    ルバルブへフィードバックさせて、上記耕深を常時一定
    に維持すべく、そのコントロールバルブによりロータリ
    ー耕耘作業機(I)自身を自動的に昇降制御する耕深の
    自動制御方法において、 上記ロータリー耕耘作業機(I)のフロントカバー(3
    9)に対するリヤカバー(40)の組み付け用第1枢支
    ピン(50)と同一な軸線(X−X)上に第3枢支ピン
    (63)を配置させて、その第3枢支ピン(63)によ
    りフロントカバー(39)の後端部へ回動アーム(62
    )の下端部を枢着し、これと対応位置するリヤカバー(
    40)の前端部から連結板(64)を一体的に立設して
    、その相互間に橋絡する連結アーム(65)の前端部を
    第4枢支ピン(66)により上記回動アーム(62)の
    上端部へ、同じく連結アーム(65)の後端部を第5枢
    支ピン(67)により上記連結板(64)の上端部へ、
    各々前後方向への回動自在に組み付け、 上記ロータリーメインフレーム(23)との固定状態と
    して、これから下方へ張り出す支持プレート(69)に
    、上記回動アーム(62)と対応位置する押圧アーム(
    68)の下端部を第6枢支ピン(71)により枢着して
    、その押圧アーム(68)の中途部と回動アーム(62
    )の中途部との相互を、進退ロッド(72)を介して作
    用的に枢支連結することにより、 上記第1枢支ピン(50)の廻りに上下揺動するリヤカ
    バー(40)の動作と連帯しつつ、前後方向へ進退作用
    するフィードバックリンク機構を形作ると共に、 上記リヤカバー(40)の吊り下げ高さ(h)を低く調
    整セットした当初における第5枢支ピン(67)の位置
    をAとし、同じく吊り下げ高さ(h)を高く調整セット
    した当初における第5枢支ピン(67)の位置をBとし
    、更に第4枢支ピン(66)の位置をCと仮定した時、
    その3位置を結ぶ線分によって囲まれる側面視の仮想三
    角形(△ABC)が、C位置を頂点とする底辺(AB)
    の垂直な二等辺三角形となり、且つその頂点のC位置に
    上記第4枢支ピン(66)を位置決め設定する一方、 トラクター機体(T)側のヒッチフレーム(F)に、上
    記フィードバックリンク機構の押圧アーム(68)と接
    触して、その押圧アーム(68)との一体連繋的に前後
    方向へ回動作用する受圧アーム(85)を枢支保持させ
    、その受圧アーム(85)によって進退作用されるセン
    サーワイヤー(90)を、該受圧アーム(85)と上記
    油圧コントロールバルブの相互間へ介挿設置して、 上記リヤカバー(40)のセット当初における吊り下げ
    高さ(h)の高低変化に拘らず、常に一定不変の検知信
    号をフィードバックさせて、その油圧コントロールバル
    ブによりロータリー耕耘作業機(I)を自動的に昇降制
    御することを特徴するロータリー耕耘作業機のリヤカバ
    ーによる耕深の自動制御方法。 5、受圧アーム(85)を、その後端部に軸支した遊転
    コロ(87)を介して押圧アーム(68)と接触させる
    と共に、 その受圧アーム(85)の前方に向かう回動過多を、ヒ
    ッチフレーム(F)に付属させたストッパー片(88)
    により規制したことを特徴とする特許請求の範囲・第4
    項記載のロータリー耕耘作業機のリヤカバーによる耕深
    の自動制御方法。 6、押圧アーム(68)をその進退ロッド(72)に捲
    装させた圧縮コイルバネ(80)により、常時前方へ回
    動する状態に付勢する一方、 受圧アーム(85)をこれに係止させた引っ張りコイル
    バネ(92)により、常時後方へ回動する状態に付勢し
    て、その両アーム(68)(85)を相互の弾圧的に接
    触させたことを特徴とする特許請求の範囲・第4項記載
    のロータリー耕耘作業機のリヤカバーによる耕深の自動
    制御方法。
JP62281744A 1987-11-06 1987-11-06 ロータリー耕耘作業機と、そのリヤカバーによる耕深の自動制御方法 Granted JPH01124304A (ja)

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CN106576447A (zh) * 2016-11-29 2017-04-26 湖南春燕机械制造有限公司 一种旋耕机耕深监测控制系统及耕深控制方法
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