JPH04127102U - ロータリ作業機のエプロン枢着部カバー装置 - Google Patents

ロータリ作業機のエプロン枢着部カバー装置

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JPH04127102U
JPH04127102U JP4247391U JP4247391U JPH04127102U JP H04127102 U JPH04127102 U JP H04127102U JP 4247391 U JP4247391 U JP 4247391U JP 4247391 U JP4247391 U JP 4247391U JP H04127102 U JPH04127102 U JP H04127102U
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muddy water
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JP4247391U
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克成 長屋
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小橋工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ロータリ作業機によって跳ね上げられた土や
泥水がエプロンの外側に落下し、あるいはエプロン枢着
部に詰まるのを防止できるようにしたロータリ作業機の
エプロン枢着部カバー装置を提供する。 【構成】 シールドカバー1の後端部付近にエプロン3
の上端部が枢着されるロータリ作業機において、シール
ドカバー1の後端部とエプロン3の上端部とに跨って両
者の内側を覆うゴムカバー7を設け、ロータリ作業機に
よって跳ね上げられた土や泥水をゴムカバー7によって
エプロン3の内側に落下させる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ロータリや代かきハローなど耕耘用や代かき用に使用される各種の ロータリ作業機におけるエプロン枢着部のカバー装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来一般に、耕耘用や代かき用に使用されるロータリ作業機には、ロータやハ ローなどの上部を覆うシールドカバーが設けられ、またこのシールドカバーの後 端部付近にはエプロンが設けられている。このエプロンは耕耘面を鎮圧し、ある いは代かき面を均平にするためのものであり、シールドカバーの後端部付近に上 端部が枢着されて前後に揺動自在となっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、前記シールドカバーの後端部とエプロンの上端部との間にはスキマ が開いているため、ロータリ作業機によって跳ね上げられた土や泥水がこのスキ マからエプロンの外側に落下して耕耘面や代かき面を荒すという問題があった。
【0004】 また、跳ね上げられた土や泥水がエプロンの枢着部に詰まってエプロンの揺動 が重くなり、エプロンとして充分機能しなくなったり、あるいはエプロンの枢着 部にサビが発生してエプロンの損傷が早まることも問題となっていた。
【0005】 そこで本考案は、ロータリ作業機によって跳ね上げられた土や泥水がエプロン の外側に落下し、あるいはエプロン枢着部に詰まるのを防止できるようにしたロ ータリ作業機のエプロン枢着部カバー装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的のため本考案は、シールドカバーの後端部付近にエプロンの上端部が 枢着されるロータリ作業機において、シールドカバーの後端部とエプロンの上端 部とに跨って両者の内側を覆うゴムカバーを設けたことを手段としている。
【0007】
【作用】
このような手段を採用したことにより、ロータリ作業機によってエプロンの上 端部付近に跳ね上げられた土や泥水は、ゴムカバーに当たってエプロンの内側に 落下するのであり、エプロンの外側に落下したり、あるいはエプロン枢着部に詰 まるのが防止される。
【0008】 従って、エプロンにより鎮圧され、あるいは均平された耕耘面や代かき面は、 土や泥水によって荒されることなく良好な状態に保持される。また、エプロンは 揺動が重くならず、所期の機能を充分発揮して鎮圧あるいは均平作用する。さら に、エプロンは枢着部のサビの発生が抑制されて損傷しにくくなる。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を添付の図面に基づいて具体的に説明する。 本考案の第1実施例を示す図1において、符号1はロータリ作業機としての代 かきハローに装備されたシールドカバーであり、回転駆動されるハロー2の上部 を覆っている。また符号3はエプロンであり、その上端部の幅方向の左右両端部 がヒンジピン4を介してサイドカバー5に枢着され、前後に揺動自在となってい る。
【0010】 ここで、エプロン3の上端部はシールドカバー1の後端部付近に臨んでおり、 両者の間にはスキマ6が開いている。そこでこのスキマ6を内側から覆うように シールドカバー1の後端部とエプロン3の上端部とに跨る横長のゴムカバー7が 設けられる。
【0011】 前記ゴムカバー7はエプロン3と略同一の幅寸法を有するもので、その上端部 のみが押え板8を介してシールドカバー1の後端部内側に設けられた支持板部1 aにボルト・ナット9で固定されている。そしてこのゴムカバー7は、中間部が 押え板8により支持されることで、自由状態の下端部がエプロン3の内面に当接 している。
【0012】 次に、このように構成された本考案の第1実施例につき、その作用を説明する 。 ロータリ作業機として代かきハローを使用した代かき作業において、ハロー2 の回転により跳ね上げられる泥水は、シールドカバー1、サイドカバー5及びエ プロン3により外方への飛散が防止される。そして特に、エプロン3の上端部付 近に跳ね上げられた泥水は、シールドカバー1の後端部とエプロン3の上端部と の間のスキマ6から流出したり、あるいはエプロン3の枢着部に詰まったりする ことなく、ゴムカバー7に当たってエプロン3の内側に落下する。
【0013】 ここで、エプロン3の内面に当接するゴムカバー7の下端部は自由状態である から、エプロン3は代かき面の凹凸に応じて自由に前後揺動できる。そこで、エ プロン3はその機能により代かき面を均平にならしてゆく。
【0014】 このようにこの第1実施例においては、シールドカバー1の後端部とエプロン 3の上端部との間のスキマ6からエプロン3の外側に泥水が流出しないので、エ プロン3により均平にされた代かき面は泥水の落下により荒されることなく良好 な状態に保持される。
【0015】 また、ヒンジピン4により枢着されるエプロン3の枢着部に泥水が詰まること がないので、エプロン3は前後揺動が重くならず、代かき面の凹凸に応じて良好 に均平作用する。しかもエプロン3は、泥水によってその枢着部にサビが発生す るのが抑制さるので、損傷しにくくなる。
【0016】 図2は本考案の第2実施例を示している。この第2実施例は、前記ゴムカバー 7及び押え板8を変更したものであり、スキマ6を内側から覆うように設けられ るゴムカバー10は、その上端部が当金11を介して支持板部1aにボルト・ナ ット12で固定され、またその下端部が当金13を介してエプロン3の内面にボ ルト・ナット14で固定されている。そしてこのゴムカバー10は、エプロン3 の揺動に支障を来さないように中間部に弛みが与えられている。
【0017】 このように構成された第2実施例においては、シールドカバー1の後端部とエ プロン3の上端部との間のスキマ6からエプロン3の外側に泥水が流出するのを ゴムカバー10が阻止するのであり、前記実施例と略同様の作用効果が得られる 。そして特に、ゴムカバー10は上下の端部が固定されてシール性が高いので、 エプロン3外側への泥水の流出やエプロン3枢着部への泥水の詰まりをより確実 に防止することができる。
【0018】 なお、本考案はロータリや代かきハローに限らず、エプロンを有する各種のロ ータリ作業機に適用できるものである。
【0019】
【考案の効果】
以上説明したとおり本考案によれば、ロータリ作業機によってエプロンの上端 部付近に跳ね上げられた土や泥水は、ゴムカバーに当たってエプロンの内側に落 下するのであり、エプロンの外側に落下したり、あるいはエプロン枢着部に詰ま るのが防止される。
【0020】 従って、エプロンにより鎮圧され、あるいは均平された耕耘面や代かき面を土 や泥水によって荒すことなく良好な状態に保持することができる。また、エプロ ンは揺動が重くならず、所期の機能を充分発揮して鎮圧あるいは均平作用する。 さらに、エプロンは枢着部のサビの発生が抑制されて損傷しにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す断面図である。
【図2】本考案の第2実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1 シールドカバー 1a 支持板部 2 ハロー 3 エプロン 4 ヒンジピン 5 サイドカバー 6 スキマ 7 ゴムカバー 8 押え板 9 ボルト・ナット 10 ゴムカバー 11 当金 12 ボルト・ナット 13 当金 14 ボルト・ナット

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シールドカバーの後端部付近にエプロン
    の上端部が枢着されるロータリ作業機において、シール
    ドカバーの後端部とエプロンの上端部とに跨って両者の
    内側を覆うゴムカバーを設けたことを特徴とするロータ
    リ作業機のエプロン枢着部カバー装置。
JP1991042473U 1991-05-10 1991-05-10 ロータリ作業機のエプロン枢着部カバー装置 Expired - Fee Related JP2542030Y2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012228274A (ja) * 2012-08-29 2012-11-22 Kobashi Kogyo Co Ltd ロータリ作業機のロータリカバー

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51136859A (en) * 1975-05-22 1976-11-26 Kimura Kk Method of producing rice confection
JPS5714001U (ja) * 1980-06-28 1982-01-25
JPS6231018A (ja) * 1985-08-01 1987-02-10 Fuji Photo Film Co Ltd 磁気記録媒体およびその製造方法
JPH01124304A (ja) * 1987-11-06 1989-05-17 Touyoushiya:Kk ロータリー耕耘作業機と、そのリヤカバーによる耕深の自動制御方法

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