JP2003023804A - 農作業機 - Google Patents

農作業機

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JP2003023804A
JP2003023804A JP2001220473A JP2001220473A JP2003023804A JP 2003023804 A JP2003023804 A JP 2003023804A JP 2001220473 A JP2001220473 A JP 2001220473A JP 2001220473 A JP2001220473 A JP 2001220473A JP 2003023804 A JP2003023804 A JP 2003023804A
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Japan
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cover plate
elastic cover
cultivating
ground leveling
elastic
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JP2001220473A
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Masaji Tojo
正司 東城
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Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Matsuyama Plow Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 弾性カバー板を損傷しにくくできかつ弾性カ
バー板に土が容易に付着することを防止できる農作業機
を提供する。 【解決手段】 農作業機1は所定方向に回転しながら耕
耘作業をする耕耘体8を備える。耕耘体8の上方位置に
は耕耘体8の回転により跳ね上がる土の飛散を防止する
カバー体11を配置する。耕耘体8の後方位置には整地作
業をする整地体15を上下方向に回動可能に配置する。カ
バー体11と整地体15との間の隙間25を下方から覆うよう
に弾性カバー板26を配置する。弾性カバー板26の前端部
をカバー体11に固着し、後端部を自由端部32とする。弾
性カバー板26は、空間部33を介して弾性変形により揺動
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弾性カバー板を損
傷しにくくでき、かつ、弾性カバー板に土が容易に付着
することを防止できる農作業機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の農作業機は、所定方向に回転しな
がら耕耘作業をする耕耘体を備え、耕耘体の上方位置に
は耕耘体の回転により跳ね上げられる土の飛散を防止す
るカバー体が配置され、耕耘体の後方位置には整地作業
をする整地体が上下方向に回動可能に配置されている。
【0003】また、カバー体と整地体とを跨ぐように弾
性変形可能な弾性カバー板が配置され、弾性カバー板の
前端部がカバー体の内面に固着され、弾性カバー板の後
端部が整地体の内面に固着されている。そして、この弾
性カバー板によって、例えばカバー体の後端部および整
地体の前端部間の隙間から泥土等の土が飛び出ないよう
になっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の農作業機のように、弾性カバー板の前端部がカバー
体の内面に固着されかつ弾性カバー板の後端部が整地体
の内面に固着された構成では、弾性カバー板に無理な力
が作用して弾性カバー板が損傷しやすく、また、弾性カ
バー板に土が容易に付着してしまうという問題がある。
【0005】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、弾性カバー板を損傷しにくくできるばかりでな
く、弾性カバー板に土が容易に付着することを防止でき
る農作業機を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の農作業機
は、所定方向に回転しながら耕耘作業をする耕耘体と、
この耕耘体の上方位置に配置され、前記耕耘体の回転に
より跳ね上げられる土の飛散を防止するカバー体と、前
記耕耘体の後方位置に上下方向に回動可能に配置され、
整地作業をする整地体と、前端部が前記カバー体に固着
され、後端部が前記整地体の内面と対向する自由端部と
なっている弾性変形可能な弾性カバー板と、この弾性カ
バー板の外面と前記整地体の内面との間に形成され、前
記弾性カバー板が弾性変形により揺動することを許容す
る空間部とを備えたものである。
【0007】そして、前端部がカバー体に固着され後端
部が整地体の内面と対向する自由端部となっている弾性
カバー板が、空間部を介して弾性変形により揺動するの
で、弾性カバー板が損傷しにくくなり、弾性カバー板に
土が容易に付着することが防止される。
【0008】請求項2記載の農作業機は、所定方向に回
転しながら耕耘作業をする耕耘体と、この耕耘体の上方
位置に配置され、前記耕耘体の回転により跳ね上げられ
る土の飛散を防止するカバー体と、前記耕耘体の後方位
置に上下方向に回動可能に配置され、整地作業をする整
地体と、後端部が前記整地体に固着され、前端部が自由
端部となって前記カバー体にて下方から支持された弾性
変形可能な弾性カバー板と、この弾性カバー板の外面と
前記整地体の内面との間に形成され、前記弾性カバー板
が弾性変形により揺動することを許容する空間部とを備
えたものである。
【0009】そして、後端部が整地体に固着され前端部
が自由端部となってカバー体にて下方から支持された弾
性カバー板が、空間部を介して弾性変形により揺動する
ので、弾性カバー板が損傷しにくくなり、弾性カバー板
に土が容易に付着することが防止される。
【0010】請求項3記載の農作業機は、請求項1また
は2記載の農作業機において、弾性カバー板は、耕耘体
の後端部と整地体の前端部との間の隙間を下方から覆う
ものである。
【0011】そして、弾性カバー板にて耕耘体の後端部
と整地体の前端部との間の隙間を下方から適切に覆うこ
とが可能であり、その隙間から土が上方に飛び出るよう
なことが防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の農作業機の第1の
実施の形態の構成を図面を参照して説明する。
【0013】図1および図2において、1は農作業機
で、この農作業機1は、走行車としての牽引車であるト
ラクタ(図示せず)に装着して使用する牽引式のロータ
リー、ハロー等で、トラクタの牽引動作により圃場を進
行方向Xである前方に移動しながら、農作業である土作
業(例えば耕耘作業、整地作業)等を行うものである。
なお、図1は圃場で作業中の作業時における農作業機1
の一部を示し、図2は圃場で作業をする前の非作業時に
おける農作業機1全体を示す。
【0014】この農作業機1は、図2に示すように、左
右方向に長手方向を有する細長状の機枠2を備え、この
機枠2の長手方向中央部には入力軸取付部3が取り付け
られ、この入力軸取付部3に入力軸4が回転可能に取り
付けられている。この入力軸4は、図示しないトラクタ
のPTO軸にユニバーサルジョイント等を介して連結さ
れている。
【0015】また、機枠2の長手方向中央部には、3点
連結部等の走行車連結部であるトラクタ連結部5が取り
付けられ、このトラクタ連結部5は、図示しないトラク
タの後部に設けられた3点リンク機構等の作業機昇降用
支持装置である作業機連結部に連結されている。
【0016】また一方、機枠2の長手方向両端部には、
左右一対の側壁フレーム7,7、すなわち例えばブラケ
ットおよびチェーンケースの上端部が取り付けられてい
る。
【0017】そして、左右一対の側壁フレーム7,7の
下部間には、入力軸4から図示しない伝動手段を介して
動力を受けて所定方向に駆動回転しながら耕耘作業をす
るロータリー等の耕耘体8が回転可能に架け渡されてい
る。耕耘体8は、例えば左右方向の回転軸9、この回転
軸9に放射状に取り付けられた耕耘爪10等にて構成され
ている。
【0018】また、左右一対の側壁フレーム7,7の上
部間には、耕耘体8の回転により跳ね上げられる泥土等
の土の上方への飛散を防止するメインカバー板等の板状
のカバー体11が架け渡されている。カバー体11は、耕耘
体8の上方位置に配置され、この耕耘体8の上方を覆っ
ている。また、カバー体11は、左右方向に長手方向を有
する細長略矩形板状に形成され、上方に膨出するように
長手方向に沿ってやや湾曲している。なお、カバー体11
の長手方向両端部には、耕耘体8の回転に基づく土の側
方への飛散を防止するサイドカバー板等の板状の補助カ
バー体12が取り付けられている。
【0019】さらに、カバー体11の後端部には、耕耘体
8の後方で整地作業をする板状の均平板等の整地体15の
上端部である前端部が、整地体取付手段16を介して回動
可能に取り付けられており、この整地体15は、耕耘体8
の後方位置に上端部である前端部を中心として下端部で
ある後端部が昇降するように上下方向に回動可能に配置
されている。
【0020】この整地体取付手段16は、複数箇所で屈曲
した所定形状をなす補強を兼ねた連結部材17を有し、こ
の連結部材17がカバー体11の後端部にこの後端部に沿っ
て取り付けられている。また、連結部材17の所定部位
(例えば左右両端部および中央部)には円筒状の挿通部
18を有する軸受体である軸取付部材19がボルト、ナット
等の固定具20により固定的に取り付けられている。
【0021】一方、整地体15の前端部の所定部位には、
円筒状の軸取付部21が形成され、この軸取付部21に左右
方向の軸体である回動中心軸22が固定的に取り付けられ
ている(図2参照)。また、この回動中心軸22は、挿通
部18に挿通されて軸取付部材19に回動可能に取り付けら
れている。そして、整地体15は、作業時に圃場の凹凸等
に応じて前端部の回動中心軸22を中心として後端部が昇
降するように上下方向に回動可能となっている。
【0022】また一方、図1に示すように、カバー体11
の後端部と整地体15の前端部との間には左右方向に細長
いスリット状の隙間25が形成され、この隙間25の下方位
置に左右方向に長手方向を有する細長略矩形板状の弾性
変形可能なゴム板等の隙間閉塞体である弾性カバー板26
が配置され、この弾性カバー板26は隙間25の下方を覆っ
ている。
【0023】すなわち、耕耘体8の回転により跳ね上げ
られる土が隙間25を通ってこの隙間25から上方に飛び出
でないようその隙間25の下方を覆う弾性カバー板26が、
カバー体11の後端部の内面(耕耘体8側の面である下
面)との対向位置から、整地体15の前端部の内面(耕耘
体8側の面である前面)との対向位置に亘って位置する
ように配置されている。
【0024】この弾性カバー板26の上端部である前端部
(幅方向一端部)が、カバー体11の後端部内面にボル
ト、ナット等の固定具27により同一面状に固着され、固
着端部31となっている。なお、弾性カバー板26の固着端
部31側、すなわち例えば弾性カバー板26の前側略半分
は、カバー体11に取り付けられた支持板である押え板28
によって下方から支持され、耕耘体8と接触しないよう
になっている。
【0025】また、弾性カバー板26の下端部である後端
部(幅方向他端部)は、整地体15の前端部内面と対向す
る自由端部32となって整地体15の前端部内面から離反し
た位置に配置されている。
【0026】そして、図1に示されるように、少なくと
も作業時には弾性カバー板26の自由端部32側の外面(耕
耘体8側とは反対の面である上面)と整地体15の前端部
側の内面との間に比較的広い空間部33が形成され、この
空間部33によって弾性カバー板26の弾性変形に基づく揺
動が許容される。
【0027】すなわち、前端側で片持ち支持された弾性
カバー板26は、耕耘体8側からの土との接触等により外
力を受けると空間部33を介して弾性変形し、この弾性カ
バー板26の自由端部32側が空間部33に対して出入りする
ように上下に揺動する構成となっている。なお、図2に
示すように、整地体15が鉛直面に略沿った非作業時に、
弾性カバー板26の自由端部32は整地体15の内面とは接触
せず、自由端部32側の外面と整地体15の前端部側の内面
との間には空間部33が形成される。
【0028】次に、上記第1の実施の形態の動作等を説
明する。
【0029】トラクタの牽引動作により圃場上で農作業
機1を進行方向Xに移動させると、所定方向に向って回
転する耕耘体8にて耕耘作業が行われ、圃場の凹凸等に
応じて回動中心軸22を中心に回動する整地体15にて整地
作業が行われる。
【0030】この作業の際、耕耘体8の回転により上方
に跳ね上げられた土の一部は、隙間25に向おうとする
が、弾性カバー板26の内面に衝突して接触するため、隙
間25から上方に飛び出ることがなく、整地体15の外面が
土で汚れるようなことがない。また、例えば整地体取付
手段16の軸取付部材19と回動中心軸22との間に土が詰ま
ることがなく、整地体15の回動性が悪くなるようなこと
がない。
【0031】そして、片側のみが固着された片持ち状の
弾性カバー板26は、図1に示すように、耕耘体8の回転
により上方に跳ね上げられた土との接触により外力を受
けると、空間部33を介して弾性変形し、この弾性カバー
板26の自由端部32側が上下に揺動する。このため、耕耘
体8側からの土は、弾性カバー板26の内面に付着せず、
揺れ動く弾性カバー板26によって反発され、圃場に向っ
て落下する。
【0032】このようにして、上記第1の実施の形態に
よれば、前端部が固着端部31としてカバー体11の後端部
内面に固着され、かつ、後端部が自由端部32として整地
体15の前端部内面から離反して配置された弾性カバー板
26が、空間部33を介して弾性変形により揺動する構成で
あるから、従来のように弾性カバー板の前後端部を固着
した構成に比べて、弾性カバー板26を確実に損傷しにく
くできるばかりでなく、弾性カバー板26に土が容易に付
着することを確実に防止できる。
【0033】また、この弾性カバー板26によって耕耘体
8の後端部と整地体15の前端部との間の隙間25を下方か
ら適切に覆うことができるので、その隙間25から土が上
方に飛び出るようなことを適切に防止でき、例えば整地
体15の外面が土で汚れること等を防ぐことができる。
【0034】次に、本発明の農作業機の第2の実施の形
態について図3を参照して説明する。
【0035】図3に示す農作業機1aは、図1に示す農作
業機1の弾性カバー板26とは異なる弾性カバー板26aを
備えている。なお、農作業機1aのその他の構成部材は、
図1に示す農作業機1の構成部材と基本的に同一であ
り、その説明を省略する。
【0036】図3に示すように、カバー体11の本体部11
aの後端部と整地体15の前端部との間に形成されたスリ
ット状の隙間25の下方位置には、左右方向に長手方向を
有する細長略矩形板状の弾性変形可能なゴム板等の隙間
閉塞体である弾性カバー板26aが配置され、この弾性カ
バー板26aが隙間25の下方を覆っている。
【0037】すなわち、耕耘体8の回転により跳ね上げ
られる土が隙間25を通ってこの隙間25から上方に飛び出
でないようその隙間25の下方を覆う弾性カバー板26a
が、カバー体11の本体部11aの後端部の内面との対向位
置から、整地体15の前端部の内面との対向位置に亘って
位置するように配置されている。
【0038】この弾性カバー板26aの下端部である後端
部(幅方向一端部)が、整地体15の前端部内面にボル
ト、ナット等の固定具40により同一面状に固着され、固
着端部41となっている。
【0039】一方、弾性カバー板26aの上端部である前
端部(幅方向他端部)は、自由端部42となってカバー体
11の本体部11aの後端部内面から間隙43を介して離反し
た位置に配置され、本体部11aの後端部に設けられた板
状のカバー板支持部11bにて下方から接離自在に支持さ
れている。
【0040】すなわち、カバー体11の本体部11aの後端
部内面には、支持部材44がボルト、ナット等の固定具45
で固着されることにより板状のカバー板支持部11bが設
けられ、このカバー板支持部11b上に弾性カバー板26aの
自由端部42が載置されて下方から接離自在に支持され、
耕耘体8と接触しないようになっている。
【0041】そして、図3に示されるように、少なくと
も作業時には弾性カバー板26aの両端部を除く部分の外
面(固着端部41および自由端部42以外の部分の外面)と
整地体15の前端部側の内面との間に比較的広い空間部46
が形成され、この空間部46によって弾性カバー板26aの
弾性変形に基づく揺動が許容される。
【0042】すなわち、この弾性カバー板26aは、耕耘
体8側からの土との接触等により外力を受けると空間部
46および間隙43を介して弾性変形し、主として弾性カバ
ー板26aの自由端部42側が空間部46および間隙43に対し
て出入りするように上下に揺動する構成となっている。
【0043】次に、上記第2の実施の形態の動作等を説
明する。
【0044】トラクタの牽引動作により圃場上で農作業
機1aを進行方向Xに移動させると、所定方向に向って回
転する耕耘体8にて耕耘作業が行われ、圃場の凹凸等に
応じて回動中心軸22を中心に回動する整地体15にて整地
作業が行われる。
【0045】この作業の際、耕耘体8の回転により上方
に跳ね上げられた土の一部は、隙間25に向おうとする
が、弾性カバー板26aの内面に衝突して接触するため、
隙間25から上方に飛び出ることがなく、整地体15の外面
が土で汚れるようなことがない。また、例えば整地体取
付手段16の軸取付部材19と回動中心軸22との間に土が詰
まることがなく、整地体15の回動性が悪くなるようなこ
とがない。
【0046】そして、片側のみが固着された片持ち状の
弾性カバー板26aは、図3に示すように、耕耘体8の回
転により上方に跳ね上げられた土との接触により外力を
受けると、空間部46および間隙43を介して弾性変形し、
この弾性カバー板26aの自由端部43側が上下に揺動す
る。このため、耕耘体8側からの土は、弾性カバー板26
aの内面に付着せず、揺れ動く弾性カバー板26によって
反発され、圃場に向って落下する。
【0047】このようにして、上記第2の実施の形態に
よれば、後端部が固着端部41として整地体15の前端部内
面に固着され、かつ、前端部が自由端部42としてカバー
体11の後端部内面から離反して下方から支持された状態
に配置された弾性カバー板26aが、空間部46および間隙4
3を介して弾性変形により揺動する構成であるから、従
来のように弾性カバー板の前後端部を固着した構成に比
べて、弾性カバー板26aを損傷しにくくできるばかりで
なく、弾性カバー板26aに土が容易に付着することを防
止できる。
【0048】また、この弾性カバー板26aによって耕耘
体8の後端部と整地体15の前端部との間の隙間25を下方
から適切に覆うことができるので、その隙間25から土が
上方に飛び出るようなことを適切に防止でき、例えば整
地体15の外面が土で汚れること等を防ぐことができる。
【0049】なお、上記いずれの実施の形態において
も、均平板等の整地体15は、メインカバー板等のカバー
体11の後端部に回動可能に取り付けた構成として説明し
たが、例えば、サイドカバー板等の補助カバー体12に回
動中心軸22等を介して回動可能に取り付けた構成として
もよい。
【0050】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、前端部が
カバー体に固着され後端部が整地体の内面と対向する自
由端部となっている弾性カバー板が、空間部を介して弾
性変形により揺動するので、弾性カバー板を損傷しにく
くできるばかりでなく、弾性カバー板に土が容易に付着
することを防止できる。
【0051】請求項2記載の発明によれば、後端部が整
地体に固着され前端部が自由端部となってカバー体にて
下方から支持された弾性カバー板が、空間部を介して弾
性変形により揺動するので、弾性カバー板を損傷しにく
くできるばかりでなく、弾性カバー板に土が容易に付着
することを防止できる。
【0052】請求項3記載の発明によれば、弾性カバー
板にて耕耘体の後端部と整地体の前端部との間の隙間を
下方から適切に覆うことができ、その隙間から土が上方
に飛び出るようなことを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の農作業機の第1の実施の形態を示す側
面視断面図である。
【図2】同上農作業機の側面図である。
【図3】本発明の農作業機の第2の実施の形態を示す側
面視断面図である。
【符号の説明】
1,1a 農作業機 8 耕耘体 11 カバー体 15 整地体 25 隙間 26,26a 弾性カバー板 32,42 自由端部 33,46 空間部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定方向に回転しながら耕耘作業をする
    耕耘体と、 この耕耘体の上方位置に配置され、前記耕耘体の回転に
    より跳ね上げられる土の飛散を防止するカバー体と、 前記耕耘体の後方位置に上下方向に回動可能に配置さ
    れ、整地作業をする整地体と、 前端部が前記カバー体に固着され、後端部が前記整地体
    の内面と対向する自由端部となっている弾性変形可能な
    弾性カバー板と、 この弾性カバー板の外面と前記整地体の内面との間に形
    成され、前記弾性カバー板が弾性変形により揺動するこ
    とを許容する空間部とを備えたことを特徴とする農作業
    機。
  2. 【請求項2】 所定方向に回転しながら耕耘作業をする
    耕耘体と、 この耕耘体の上方位置に配置され、前記耕耘体の回転に
    より跳ね上げられる土の飛散を防止するカバー体と、 前記耕耘体の後方位置に上下方向に回動可能に配置さ
    れ、整地作業をする整地体と、 後端部が前記整地体に固着され、前端部が自由端部とな
    って前記カバー体にて下方から支持された弾性変形可能
    な弾性カバー板と、 この弾性カバー板の外面と前記整地体の内面との間に形
    成され、前記弾性カバー板が弾性変形により揺動するこ
    とを許容する空間部とを備えたことを特徴とする農作業
    機。
  3. 【請求項3】 弾性カバー板は、耕耘体の後端部と整地
    体の前端部との間の隙間を下方から覆うことを特徴とす
    る請求項1または2記載の農作業機。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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