JP3328548B2 - ロータリ作業機の土付着防止用弾性板固定方法 - Google Patents
ロータリ作業機の土付着防止用弾性板固定方法Info
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Description
下側に、作業ロ−タにより耕起された土が付着するのを
防止する土付着防止用弾性板をほぼ所定の空間を開けて
張設するロータリ作業機の土付着防止用弾性板固定方法
に関する。
チ機構を介して昇降可能に装着され、水平方向に延びる
作業ロ−タの上方をシールドカバーにより覆い、該シー
ルドカバーの下側に、作業ロ−タにより耕起された土が
付着するのを防止する土付着防止用弾性板(ゴム板)を
張設するロータリ作業機が知られている。そして、上記
土付着防止用弾性板をシールドカバーの下面に密着する
ように張設するか、あるいは、土付着防止用弾性板を設
けたシールドカバーを部分的に窓状に除去して、土付着
防止用弾性板への土の付着を防止するようにしていた。
土付着防止用弾性板をシールドカバーの下面に密着する
ように張設した場合には、土付着防止用弾性板の弾性力
が弱まって、付着した土の剥離性が良くなくなる。ま
た、シールドカバーを部分的に窓状に除去した場合に
は、土付着防止用弾性板の弾性力が向上して土の剥離性
は良くなるが、土付着防止用弾性板の耐久性が悪くな
る、等の問題点があった。
防止用弾性板の上面との間にほぼ一定の空間(1cm程
度)を設けて、土付着防止用弾性板はほぼ一定の弾性力
を有して土の付着を防止しながらも、土付着防止用弾性
板に大きな衝撃が加わっても土付着防止用弾性板はシー
ルドカバーと接して損傷せず、耐久性が向上するように
したロータリ作業機の土付着防止用弾性板固定方法を提
供することを目的とする。
めに本発明は、 A.トラクタの後部に3点リンクヒッチ機構を介して昇
降可能に装着され、水平方向に延びる作業ロ−タ12の
上方をシールドカバー20により覆い、該シールドカバ
ー20の下側に、作業ロ−タ12により耕起された土が
付着するのを防止する土付着防止用弾性板30を張設す
るロータリ作業機1を前提としている。
ルドカバー20の前端部に形成した下方に突出するカー
ル部分20aとシールドカバー20の後端部で下方に突
出形成したリヤフレーム31との間に、シールドカバー
20の下面と土付着防止用弾性板30の上面との間にほ
ぼ一定の空間Sを設けて固定し、該土付着防止用弾性板
30の両側端部下面を、上記シールドカバー20の両側
端部において縦方向に設けられる土付着防止板27を固
定する係止板28の上面28aで支持したことを特徴と
している。
面を、上記シールドカバー20本体に対してほぼ所定間
隔下方へ突出させ、該土付着防止用弾性板30の両側端
部下面を、上記シールドカバー20の両側端部において
縦方向に設けられる土付着防止板27を固定する係止板
28の上面28aで支持したことを特徴としている。
付着防止用弾性板固定方法は、.土付着防止用弾性板
を、シールドカバーの前端部に形成した下方に突出する
カール部分とシールドカバーの後端部で下方に突出形成
したリヤフレームとの間に、シールドカバーの下面と土
付着防止用弾性板の上面との間にほぼ一定の空間を設け
て固定することで、作業ロ−タにより耕起された土が付
着しても、耕耘土壌中に混ざっている土塊や石が土付着
防止用弾性板に当たって弾性振動させ、土は剥離されて
落下し、土の付着を防止する。
記シールドカバー本体に対してほぼ所定間隔下方へ突出
させたことで、土付着防止用弾性板とシールドカバー本
体との間隔が確実に確保され、また、土付着防止用弾性
板のシールドカバー本体位置への取付け、取り外しが容
易に行える。
を、上記シールドカバーの両側端部において縦方向に設
けられる土付着防止板を固定する係止板の上面で支持し
たことで、土付着防用弾性止板を、シールドカバーとほ
ぼ所定間隔を開けて支持する支持構造が簡略化され、し
かも、土付着防用弾性止板のシールドカバーとの間隔保
持が確実に行われる。
の図面を参照して具体的に説明する。図1及び図2にお
いて、符号1は左右方向の長さが長く耕耘機能を持つ耕
耘ロータリである。この耕耘ロータリ1の前部には、図
示しないトラクタのトップリンクとロアーリンクとから
なる周知の3点リンクヒッチ機構に連結されるトップマ
スト2とロアーリンク連結部3が設けられ、耕耘ロータ
リ1はトラクタの後部に昇降可能に装着される。また、
トラクタのPTO軸から、ユニバーサルジョイント、伝
動シャフト等を介して、耕耘ロータリ1の前側左右中央
部に設けられた変速ギヤボックス4から前方に突出して
いる入力軸4aに動力が伝達される。
フレームを兼ね、伝動シャフト5を内装した伝動フレー
ム6、及び中空の支持フレーム7が水平方向に延設され
ている。この伝動フレーム6の側端部にはチェン伝動ケ
ース8が垂設され、また、支持フレーム7の側端部には
側部フレーム9がチェン伝動ケース8と対向して垂設さ
れている。このチェン伝動ケース8の下端部と側部フレ
ーム9の下端部との間にロータリ軸10が軸架されてい
る。このロータリ軸10の軸周には多数の耕耘爪11が
取付けられて耕耘ロ−タ12を構成している。そして、
入力軸4aに伝達された動力はギヤボックス4内でギヤ
変速され、伝動シャフト5を回転させてチェン伝動ケー
ス8を介してロータリ軸10を回転駆動し、耕耘ロ−タ
12を所定方向に回転させて耕耘作業を行う。
12の耕深を調節するための、左右一対のゲージホイー
ル13が設けられている。このゲージホイール13は、
本体フレーム14から前方に突出するように固定された
ホイールブラケット15の上下方向のホイールアーム挿
通部15aに、ゲージホイール13を下端部に軸支した
ホイールアーム13aを、その軸心線がホイールアーム
挿通部15aの軸心線と同じになるようにして挿通し、
ホイールアーム挿通部15aに形成したピン穴15b
(2個)とホイールアーム13aに形成した多数のピン
穴13bの一つを合致させ、そこに係止ピン16を挿通
してゲージホイール13を上下調節して固定するように
している。
操作用グリップ17が設けられ、この上下操作用グリッ
プ17の取付け具17aの下端部と上記ホイールアーム
挿通部15aの上端部にはそれぞれバネ座18が固設さ
れ、このバネ座18,18間に、バランサーとしてのコ
イルバネ19を介装し、ホイールアーム13aを上方に
向け付勢している。
ー20により覆われ、このシールドカバー20の左右両
側端部には側部カバー21が設けられている。上記シー
ルドカバー20の後端部には枢支部22を介してエプロ
ン23の前端部が上下回動可能に枢支され、このエプロ
ン23の左右両側部にも側部カバー23aが設けられて
いる。このエプロン23の上面と本体フレームとの間に
はコンプレッションロッド24が設けられ、このコンプ
レッションロッド24には、ロックピン25が設けられ
ていて、エプロン23をはね上げた状態でロック可能と
なっている。
バー部26の内面(チェン伝動ケース8及び側部フレー
ム9の内面側)に、作業ロ−タ12により耕起された土
が付着するのを防止する合成樹脂製の土付着防止板27
を設けている。この土付着防止板27は、その上端部を
係止板28によりサイドカバー部26に対して挟みつけ
るようにして係止し、土付着防止板27の下部を部分的
に、サイドカバー部26に対し表面側に突出部のないサ
ラボルト29により3箇所固定している。
に示すように、作業ロ−タ12により耕起された土が付
着するのを防止するゴム板(土付着防止用弾性板)30
を張設している。このゴム板30は、その上面とシール
ドカバー20の下面との間にほぼ一定の空間S(ほぼ1
cm)を設けて、前端部をシールドカバー20のカール
部分20aにサラボルト30aにより、後端部を当て板
付ボルト・ナット30bによりリヤフレーム31にそれ
ぞれ固着している。
部を上記カール部分20aを利用してシールドカバー2
0本体と所定間隔開け、また、後端部はシールドカバー
20本体の後端部20bが固定されたリヤフレーム31
に対して所定間隔開けて突出させている。また、ゴム板
30の両側端部下面は、上記シールドカバー20の両側
端部に設けられる土付着防止板27を固定する係止板2
8の上面により支持されている。
業機の土付着防止用弾性板固定方法によれば、以下の効
果を奏することができる。
カバー20の前端部に形成した下方に突出するカール部
分20aとシールドカバー20の後端部で下方に突出形
成したリヤフレーム31との間に、シールドカバー20
の下面と土付着防止用弾性板30の上面との間にほぼ一
定の空間Sを設けて固定したので、作業ロ−タ12によ
り耕起された土が土付着防止用弾性板30に付着して
も、耕耘土壌中に混ざっている土塊や石が土付着防止用
弾性板30に当たってシールドカバー20との空間Sで
弾性振動させ、土は剥離されて落下し、土の付着を防止
することができる。
を、上記シールドカバー20本体に対してほぼ所定間隔
下方へ突出させたので、土付着防止用弾性板30とシー
ルドカバー20本体との間隔が確実に確保される。ま
た、土付着防止用弾性板30のシールドカバー20本体
位置への取付け、取り外しを容易に行うことができる。
面を、上記シールドカバー20の両側端部において縦方
向に設けられる土付着防止板27を固定する係止板28
の上面28aで支持したので、土付着防用弾性止板30
を、シールドカバー20とほぼ所定間隔を開けて支持す
る支持構造を簡略化することができる。しかも、土付着
防用弾性止板30のシールドカバー20との間隔保持を
確実に行うことができる。
ある。
b ピン穴 14 本体フレーム 15 ホイールブラケット 15a ホイールアーム挿
通部 15b ピン穴 16 係止ピン 17 上下操作用グリップ 17a 取付け具 18 バネ座 19 コイルバネ 20 シールドカバー 20a カール部分 20b
後端部 21 側部カバー 22 枢支部 23 エプロン 23a 側部カバー 24 コンプレッション 25 ロックピン 26 サイドカバー部 27 土付着防止板 28 係止板 28a 上面 29 サラボルト 30 ゴム板(土付着防止用弾性板) 30a サラボ
ルト 30b 当て板付ボルト・ナット 31 リヤフレーム S シールドカバーの下面とゴム板の上面との空間
Claims (2)
- 【請求項1】 トラクタの後部に3点リンクヒッチ機構
を介して昇降可能に装着され、水平方向に延びる作業ロ
−タ(12)の上方をシールドカバー(20)により覆
い、該シールドカバー(20)の下側に、作業ロ−タ
(12)により耕起された土が付着するのを防止する土
付着防止用弾性板(30)を張設するロータリ作業機
(1)において、 上記土付着防止用弾性板(30)を、シールドカバー
(20)の前端部に形成した下方に突出するカール部分
(20a)とシールドカバー(20)の後端部で下方に
突出形成したリヤフレーム(31)との間に、シールド
カバー(20)の下面と土付着防止用弾性板(30)の
上面との間にほぼ一定の空間(S)を設けて固定し、該
土付着防止用弾性板(30)の両側端部下面を、上記シ
ールドカバー(20)の両側端部において縦方向に設け
られる土付着防止板(27)を固定する係止板(28)
の上面(28a)で支持したことを特徴とするロータリ
作業機の土付着防止用弾性板固定方法。 - 【請求項2】 上記土付着防止用弾性板(30)の取付
け面を、上記シールドカバー(20)本体に対してほぼ
所定間隔下方へ突出させ、該土付着防止用弾性板(3
0)の両側端部下面を、上記シールドカバー(20)の
両側端部において縦方向に設けられる土付着防止板(2
7)を固定する係止板(28)の上面(28a)で支持
したことを特徴とする請求項1記載のロータリ作業機の
土付着防止用弾性板固定方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP16597097A JP3328548B2 (ja) | 1997-06-23 | 1997-06-23 | ロータリ作業機の土付着防止用弾性板固定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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---|---|---|---|
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Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH119002A JPH119002A (ja) | 1999-01-19 |
JP3328548B2 true JP3328548B2 (ja) | 2002-09-24 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP (1) | JP3328548B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3492225B2 (ja) * | 1999-01-19 | 2004-02-03 | 松下電器産業株式会社 | 送受信装置 |
JP6646951B2 (ja) * | 2015-06-08 | 2020-02-14 | 松山株式会社 | 農作業機 |
JP6968407B2 (ja) * | 2017-07-14 | 2021-11-17 | 小橋工業株式会社 | 農作業機 |
-
1997
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