JPS638165Y2 - - Google Patents

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JPS638165Y2
JPS638165Y2 JP10363181U JP10363181U JPS638165Y2 JP S638165 Y2 JPS638165 Y2 JP S638165Y2 JP 10363181 U JP10363181 U JP 10363181U JP 10363181 U JP10363181 U JP 10363181U JP S638165 Y2 JPS638165 Y2 JP S638165Y2
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JP10363181U
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は農用トラクター後部の作業機装着装置
に関するものである。
(ロ) 従来技術 三点リンク式作業機装着装置は1本のトツプリ
ンクと2本のロアリンクによりロータリー耕耘装
置等の作業機を枢結するのであるが、枢結部にピ
ンを嵌入して連結しているので、該ピンと嵌入孔
の挿入用のガタの為に路上走行時等に不要な騒音
を発生するのである。
その中でも特にトツプリンク及びトツプリンク
ヒツチ部分は、作業中にも押す力や引く力がかか
つてくる為に不必要なガタがあると、オペレータ
ーには耳障りがガチヤガチヤという音が作業中ず
つと続くのである。
この騒音を失くす為にトツプリンクヒンジとト
ツプリンクヒツチの間にカムを設けて、該カムを
締めつけることによりガタを失くす方法が同一出
願人より実願昭54−167862号(実開昭56−85507
号)として出願されているのである。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 しかし該従来の技術においては、1本のバネに
より上下のバネの両方を押しており、また該カム
のカム面に対するカム面がトツプリンクヒンジの
側に設けられて折らず、また該カムが枢支ピンを
枢支軸として回動するカムに構成されていた為
に、上下のカムの締めつけ力が相違することによ
り、一方のピンのみを強く締めて他方のピンのガ
タが残るというカムの締付力のアンバランスがあ
つたのである。
本考案は上下方向の2つのカムの締付力を均一
にして効率よく枢支ピンのガタを取ろうとするも
のである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、次に該目的
を達成する為の構成を説明すると。
トラクターの後部から突出したトツプリンクヒ
ンジ19に、左右平行の2枚の板よりなるトツプ
リンクヒツチ1L・1Rを嵌装し、トツプリンク
ヒツチ1L・1Rの間に嵌装した摺動板18の上
下中央部に仕切板20を固設突出し、トツプリン
クヒンジ19の後面に略仕切板20に対応する位
置にて折曲がつた側面視「く」の字形のカム面1
9c・19dを設け、該仕切板20により仕切ら
れた摺動板18の上下の前面と、カム面19c・
19dとの間にカム23・24を介装し、仕切板
20の上下面とカム23・24との間にバネ2
1・22を介装したものである。
(ホ) 実施例 本考案の目的・構成は以上の如くであり、添付
の図面に示した実施例の構成に基づいて本考案の
構成を説明すると。
第1図は農用トラクターの三点リンク式作業機
装着装置にロータリー耕耘装置を装着した状態の
図面である。
農用トラクターの後輪2・2間にリアアクスル
ケース4を配置し、リアアクスルケース4の下方
両側にロアリンク7・7を枢支し突出している。
リアアクスルケース4の上部中央にトツプリンク
ヒンジ19を設け、トツプリンクヒツチ1を該ト
ツプリンクヒンジ19に2本の枢支ピン29a・
29bで枢結している。この枢支ピン29a・2
9bのガタを失くそうとするものである。
リアアクスル4の上部の油圧ケースよりリフト
アーム8が回動自在に設けられ、該リフトアーム
8の先端にリフトリンク17が枢結され、リフト
リンク17の下端はロアリンク7の中途部に枢結
されている。トツプリンクヒツチ1の先端にトツ
プリンク3が枢結され、トツプリンク3の後端は
トツプリンクマスト9に枢結されている。
リアアクスルケース4の後面よりPTO軸5が
突設され、該PTO軸5からユニバーサルジヨイ
ント6を介してロータリー耕耘装置のベベルギア
ボツクスに動力が伝えられている。ベベルギアボ
ツクスよりメインビーム内の伝達軸を介して、動
力伝達ケース16に動力が伝えられ耕耘爪15が
駆動される。又ベベルギアボツクスより尾輪支持
杆11が枢支突出され、尾輪支持杆11に尾輪取
付杆13を介して尾輪12が設けられている。該
尾輪12の高さを尾輪調節ハンドル10にて調節
し耕深を調節する。14はリヤカバーである。
第2図は本考案のガタ除去装置の側面断面図、
第3図はトツプリンクヒツチの平面図、第4図は
同じく側面図、第5図はカム24の展開図、第6
図はカム24の側面図、第7図は同じく前面図、
第8図は下面図である。
農用トラクター側へ固設したトツプリンクヒン
ジ19の後面に「く」の字形に2つのカム面19
c・19dを構成している。そして2枚の左右平
行板により構成したトツプリンクヒツチ1L・1
Rの内側にカムの摺動板18を固設している。摺
動板18の上下中央部に仕切板20を固設突出し
ている。トツプリンクヒツチ1はその強度を補強
する為に左右の2枚のトツプリンクヒツチ1L・
1Rの間にU字形の補強板18を溶接固定してい
る。
第2図において、トツプリンクヒンジ19L・
19Rの傾斜面19cと摺動板18の間の上方へ
のカム23を介装し、カム23と仕切板20の間
にバネ21を付勢している。
又トツプリンクヒンジ19L・19Rの傾斜面
19dと摺動板18の間に下方へのカム24を介
装し、仕切板とカム24の間にバネ22を介装し
ている。カム23の上面中央部の孔と仕切板20
の孔20a及びカム24のボルト25を貫いて締
めつけボルト26を貫設している。
トツプリンクヒンジ19のトツプリンクヒツチ
1の装着時には、カム23・24が上下に拡がり
勝手になることにより枢支ピン29a・29bが
入りにくくなるので、締め付けボルト26を締め
上げてストツパー27とボルト25の間でカム2
3・24を縮めて挿入しやすくして、トツプリン
クヒツチ1の組立てを容易にしている。
トツプリンクヒンジ19は左右の板19L・1
9Rより構成されており、第3図の如くトツプリ
ンクヒツチ1L・1Rの間に介装されて、枢支ピ
ン29a・29bで連結されている。
カム24は形状は第5図より第8図に示されて
おり、「コ」の字形に折り曲げた板材の折曲部2
4a・24bがトツプリンクヒンジ19の傾斜面
19c・19dに接当されている。
該実施例においては、トツプリンクヒツチ1
L・1Rの間に摺動板18が設けて、該摺動板1
8の上下中央部に仕切板20を設けた実施例を開
示しているが、トツプリンクヒンジ19L・19
Rの間に摺動板18を設け仕切板20を配置し
て、トツプリンクヒツチ1L・1Rの前端にカム
面を設けも良いことは勿論である。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので、次のような
効果を奏するものである。
第1に、従来の技術においては、1本のバネに
より上下のカムの両方を押圧しており、またカム
体にのみカム面が構成されておりトツプリンクヒ
ツチにもトツプリンクヒンジにもカム面が構成さ
れておらず、該カム体が枢支ピンを中心に回動可
能に枢支されている為に、上下のカムの嵌入状態
に偏りが発生するのである。
特に、上下の一方のカムが先に嵌入すると、該
カムの押圧力により、トツプリンクヒツチが上下
どちらかの枢支ピンの位置でカムの押圧力により
回動してしまい、他方の枢支ピンの側はカムの嵌
入する空間を閉鎖してしまうのでカムが十分に嵌
入出来ないのである。
故に上下どちらかのカムにより上下の枢支ピン
の部分のガタを取ることとなり、ガタが完全には
取れないという不具合いが有つたものである。
本考案においては、トツプリンクヒンジ19
L・19Rの側にもカム23・24のカム面に対
応するカム面19c・19dを設け、またカム2
3・24が上下摺動するものであり、枢支ピン2
9a・29bを中心に回動するものでもなく、ま
た上部のバネ21・22を別々に構成したことに
より、両カムを均等にトツプリンクヒンジに押し
当てて押すことができるから、枢支ピン29a・
29bのガタが偏りなくとれるのである。
第2に、バネ21・22により適当な付勢力に
よりカム23・24を押すので、トツプリンク3
に不可抗力の過負荷がかかつた時にはバネが適当
に縮小してこれを逃げることができ、安全装置の
役目もしているのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は農用トラクターの三点リンク式作業機
装着装置にロータリー耕耘装置を装着した状態の
図面、第2図は本件考案のガタ除去装置の側面断
面図、第3図はトツプリンクヒツチの平面図、第
4図は同じく側面図、第5図はカム24の展開
図、第6図はカム24の側面図、第7図は同じく
前面図、第8図は下面図である。 1……トツプリンクヒツチ、3……トツプリン
ク、8……摺動板、19……トツプリンクヒン
ジ、20……仕切板、21,22……バネ、2
3,24……カム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. トラクターの後部から突出したトツプリンクヒ
    ンジ19に、左右平行の2枚の板よりなるトツプ
    リンクヒツチ1L・1Rを嵌装し、トツプリンク
    ヒツチ1L・1Rの間に嵌装した摺動板18の上
    下中央部に仕切板20を固設突出し、トツプリン
    クヒンジ19の後面に略仕切板20に対応する位
    置にて折曲がつた側面視「く」の字形のカム面1
    9c・19dを設け、該仕切板20により仕切ら
    れた摺動板18の上下の前面と、カム面19c・
    19dとの間にカム23・24を介装し、仕切板
    20の上下面とカム23・24との間にバネ2
    1・22を介装したことを特徴とする農用トラク
    ターのトツプリンクヒツチ。
JP10363181U 1981-07-13 1981-07-13 農用トラクタ−のトップリンクヒッチ Granted JPS5810612U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10363181U JPS5810612U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 農用トラクタ−のトップリンクヒッチ

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10363181U JPS5810612U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 農用トラクタ−のトップリンクヒッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5810612U JPS5810612U (ja) 1983-01-24
JPS638165Y2 true JPS638165Y2 (ja) 1988-03-11

Family

ID=29898238

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10363181U Granted JPS5810612U (ja) 1981-07-13 1981-07-13 農用トラクタ−のトップリンクヒッチ

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JP (1) JPS5810612U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0455442Y2 (ja) * 1986-09-09 1992-12-25
JPH01119671U (ja) * 1988-02-03 1989-08-14

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Publication number Publication date
JPS5810612U (ja) 1983-01-24

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