JP2603846B2 - ロータリ耕耘作業機 - Google Patents

ロータリ耕耘作業機

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JP2603846B2 JP3656388A JP3656388A JP2603846B2 JP 2603846 B2 JP2603846 B2 JP 2603846B2 JP 3656388 A JP3656388 A JP 3656388A JP 3656388 A JP3656388 A JP 3656388A JP 2603846 B2 JP2603846 B2 JP 2603846B2
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crushed
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修一 小虎
浩二 森川
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KOBASHI INDUSTRIES CO., LTD.
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明はアップカット式のロータリ耕耘作業機に関
し、特に、耕耘ロータを覆うカバー類、砕土レーキを改
良した耕耘作業機に関するものである。
【従来の技術】
従来、アップカット式のロータリ耕耘作業機において
は、耕耘ロータによって耕耘土壌が、耕耘ロータの上方
を通って後方に送られる際、フロントカバー、シールド
カバー、エプロン上側のカバー等に付着し易すいもので
あった。
【発明が解決しようとする課題】
このため、耕耘性能、砕土性能等が低下し、また、耕
耘所要動力も増大するので、作業能率が低下する問題点
があった。また、カバー類に付着した土を落すにも多く
の労力を要するという問題点もあった。 本発明は、上記の課題を解決するためになされたもの
で、カバー類および砕土レーキを改良することによっ
て、土の付着が少く、土が付着した場合でもこれを容易
に落せ、軽量化が図れるようにしたローリ耕耘作業機を
提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために本発明は、アップカット
式のロータリ耕耘作業機において、耕耘ロータのフロン
トカバーを上端側が自由端となる弾性板体で形成し、こ
のフロントカバーの上方を覆うシールドカバーを間隙の
ある金属体で構成すると共に、耕耘ロータの後部上方に
砕土レーキを上下回動可能に設け、この砕土レーキの上
側には土の付着し難い材質のカバー体を設けてその下部
にエプロンを配設してなるものである。
【作用】
上記の構成によって本発明は、フロントカバーおよび
砕土レーキ上側のカバー体への土の付着が少くなり、土
が付着した場合には、シールドカバーの間隙、また、カ
バー体の上面から棒状物で突いて土を落せる。また、カ
バー体をゴム板、合成樹脂板で構成し、さらに、シール
ドカバーをエキスパンドメタルのような間隙のある金属
体で構成することにより軽量化が量られ、所要動力も少
くてすむ。
【実 施 例】
以下、図面を参照して本発明の実施例について説明す
る。 第1図において、符号1はアップカット式のロータリ
耕耘作業機で、この作業機1は、その本体2から前方に
トップマスト3とロアリング連結杆4を突出し、図示し
ないトラクタの後部に設けられた3点リンク機構に連結
されるようになっている。また、本体2から前方に向け
入力軸5が突出していて、この入力軸5にトラクタのPT
O軸からユニバーサルジョイント、プロペラシャフトを
介して動力が伝達されるようにしてある。 上記本体2の中央部下方には、耕耘軸6が、機体の進
行方向と直交し、かつ水平に軸架され、この耕耘軸6の
外周に多数の耕耘爪7が取付けられて耕耘ロータ8を構
成している。耕耘爪7は、その縦刃の終端から直交方向
に横刃を突出し、この横刃にすくい角をもたせたアップ
カット専用爪である。耕耘ロータ8の前側から上方にか
けて、下端を支持フレーム9に固着され、コンプレッシ
ョンロッド10を介して上下動可能に支持されたゴム板か
らなるフロントカバー11が設けられている。このフロン
トカバー11の上端側は自由端となっており、その自由端
側の後半部分の上方にシールドカバー12が設けられてい
る。 このシールドカバー12は、第2図にも示すようにエキ
スパンドメタルで構成されていて、フロントカバー11の
中間部から上端部にかけて、土の付着を少くすると共
に、付着した土はエキスパンドメタルの間隙か棒状物で
突き落せるようになっている。シールドカバー12の後方
には砕土レーキ13が支軸14を中心に上下方向に回動可能
に支持され、支軸14にはレバー15が取付けられていて、
このレバー15を前後に回動することにより、レーキ13の
回動角度が調節可能となっている。 レバー15は、一対のガイド板16に挾まれ状態で前後に
移動可能となっており、ガイド板16には各3個の挿通孔
17が穿設され、この挿通孔17にピン18を選択的に挿通す
ることによってレバー15の移動範囲を規制し、レーキ13
の回動角度が調節されるようになっている。また、レバ
ー15と本体2との間にはコイルばね19が張架されてお
り、砕土レーキ13に過大な負荷が掛ったときには、コイ
ルばね19の弾持力に抗して支軸14を中心に回動させて過
負荷を回避するようにしてある。このコイルばね19は、
第4図の(イ)なしい(ハ)に示すように、レバー15に
対する前後方向の弾発方向を、ガイド板16に対するピン
18の挿入位置によって前後に変え、また、つけ換え可能
にしてもよいものである。 上記砕土レーキ13の支軸14の後方には、第3図にも示
すように、砕土レーキ13の上側に位置して樹脂板20が配
設されている。この樹脂板20は、その支持フレーム21に
窓状に支持されており、樹脂板20の下端に連続してエプ
ロン22が設けられている。樹脂板20およびエプロン22
は、支持フレーム21の一部と本体2との間に設けたコン
プレッションロッド23を介して基端枢支部を中心に上下
に回動できるようになっている。 このような構成のロータリ耕耘作業機1においては、
トップマスト3およびロアリンク連結杆4をトラクタの
3点リンクヒッチに連結し、トラクタのPTO軸から入力
軸5に動力を受けて耕耘ロータ8を第1図の矢印方向
(アップカット方向)に回転させて耕耘作業を行う。耕
耘ロータ8によって耕起された土壌は、フロントカバー
11とロータ8との間を、フロントカバー11の中間から上
端部を押上げてシールドカバー12に押付けるようにして
後方に送られ、砕土レーキ13により砕土されて砕土レー
キ13を通過したものは樹脂板20に当って落下し、エプロ
ン22によって均平される。 ここで、フロントカバー11はゴム板によって構成され
ているので、土が付着し難いと共に、上端側は自由端で
あり、かつ凹凸のあるシールドカバー12に押付けられる
ので土の付着は一層減少する。それでもフロントカバー
11に付着した土壌は、その前部上方およびシールドカバ
ー12の間隙から棒状物で突き落すことができる。 砕土レーキ13では、レーキを通過しないで落下する大
きな土塊の上方に、レーキを通過し、あるいはレーキに
よって砕土された細かい土壌が落下して、下部が荒く上
部が細かい状態の耕耘作業が行われる。また、砕土レー
キ13は、第1図および第4図に示すように、ピン18を挿
通孔17の中間のものに挿通し、コイルばね19をレバー15
から後方に向け弾持することによって、ピン18により規
制された位置より前方に回動することはなく、この規制
位置で砕土作業を行うが、耕耘土壌中に、例えば大きな
石が混入していたり、耕耘土壌の土塊が大きく、かつ固
くて砕土レーキ13に過負荷が掛った場合には、砕土レー
キ13がコイルばね19の弾持力に抗して支軸14を中心に反
時計方向に回動して過負荷を回避し、これにより砕土レ
ーキ13や他の部分の損傷が防止される。さらに、レバー
15に対し、第4図(ロ)および(ハ)に示すように、コ
イルばね19を前側に張設した場合、前側または後側につ
け換え可能とした場合等、各種の使い方ができ、それぞ
れに砕土特性が得られる。 砕土レーキ13を通過して後方に放出される土壌は、樹
脂板20に衝突して落下するが、この樹脂板20においても
土壌は付着し難いが、付着した土壌は、樹脂板20の外側
から樹脂板20に衝撃を与えて落とすことができる。ま
た、樹脂板20およびエプロン22は、コンプレッションロ
ッド23によって上下動してエプロンにより均平性を高め
る。 また、フロントカバー11はゴム板で、シールドカバー
はエキスパンドメタルで、エプロン22上方の板体を樹脂
板20でそれぞれ構成したので、ロータリ耕耘作業機1全
体が軽量となり、所要動力を少くでき、トラクタに装着
するのに有利となる。
【発明の効果】
以上説明したように、本発明のロータリ耕耘作業機に
よれば、以下のような効果を奏することができる。 フロントカバーの上端側を自由端とした弾性板体で
形成したので、耕耘土壌の付着が少く耕耘土壌をスムー
ズに後方に送ることができる。 フロントカバー上方のシールドカバーを間隙のある
金属体で構成したので、軽量となるほか、フロントカバ
ーに土が付着した場合には、シールドカバーの間隙から
棒状体で突いた土を容易に落すことができる。 上下回動可能なレーキ上側のカバー体を、合成樹脂
板のような土が付着し難い板体で構成したので、砕土レ
ーキで砕土されて後方に放てきされる土壌の付着が少
く、砕土性が良好となり、また、カバー体に付着した土
は容易に落すことができる。 フロントカバーおよびレーキ上側のカバー体をゴム
板、合成樹脂板のような非金属体で構成し、また、シー
ルドカバーをエキスパンドメタルのような金属で構成し
たので、全体として軽量化が図れ、所要動力も少くな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すロータリ耕耘作業機の側
面図、第2図はシールドカバーの部分斜視図、第3図は
樹脂板およびエプロンの部分平面図、第4図(イ)ない
し(ハ)は砕土レーキの動作説明図である。 1……ロータリ耕耘作業機、2……本体、3……トップ
マスト、4……ロアリンク連結杆、5……入力軸、6…
…耕耘軸、7……耕耘爪、8……耕耘ロータ、9,21……
支持フレーム、10,23……コンプレッションロッド、11
……フロントカバー、12……シールドカバー、13……砕
土レーキ、14……支軸、15……レバー、16……ガイド
板、17……挿通孔、18……ピン、19……コイルばね、20
……樹脂板、22……エプロン。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アップカット式のロータリ耕耘作業機にお
    いて、 耕耘ロータのフロントカバーを上端側が自由端となる弾
    性板体で形成し、 このフロントカバーの上方を覆うシールドカバーを間隙
    のある金属体で構成すると共に、 耕耘ロータの後部上方に砕土レーキを上下回動可能に設
    け、この砕土レーキの上側には土の付着し難い材質のカ
    バー体を設けてその下部にエプロンを配設してなるロー
    タリ耕耘作業機
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