JPH01119425A - 自動変速機用シフトレバーのロック装置 - Google Patents

自動変速機用シフトレバーのロック装置

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JPH01119425A
JPH01119425A JP27717087A JP27717087A JPH01119425A JP H01119425 A JPH01119425 A JP H01119425A JP 27717087 A JP27717087 A JP 27717087A JP 27717087 A JP27717087 A JP 27717087A JP H01119425 A JPH01119425 A JP H01119425A
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shift lever
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shift
locking
lock
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Junichi Miyagi
淳一 宮城
Isao Shimazu
島津 勲
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Mannoh Industrial Co Ltd
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、例えばエンジンの作動状態において自動変速
機用のシフトレバ−をパーキングレンジにシフトした後
は、ブレーキペダルを踏込まない限り、このシフトレバ
−をロック状態に保持する自動変速機用シフトレバ−の
ロック装置に関するものである。
〈従来の技術〉 この種の自動変速機用シフトレバ−のロック装置として
は、例えば実開昭57−163427弓公報で開示され
ている構造のものが知られている。
すなわち、この公報で開示されているロック装置は、ブ
レーキペダルの踏込み、あるいはパーキングブレーキを
効かせるための操作を行なわずしてシフトレバ−をニュ
ートラルレンジ(あるいはパーキングレンジ)からドラ
イブレンジやリバースレンジへシフト操作しようとして
も、この操作はソレノイドによって阻止されるようにな
っている。
そして、このソレノイドは上記のブレーキペダル及びパ
ーキングブレーキの操作によって切換えられるスイッチ
からの電気信号により、シフトレバ−のシフト操作が可
能な、状態に作動する。
なお、このロック装置においては、車両走行中の車速セ
ンサからの電気信号によって上記ソレノイドの電気回路
をオフに保ち、このソレノイドが不必要に作動するのを
回避している。
〈発明が解決しようとする問題点〉 上記の公報に示されているロック装置において、シフト
レバ−をロックする場合には、まずこのシフトレバ−が
パーキングレンジ(あるいはニュートラルレンジ)ヘシ
フトされたことをスイッチやセンサによって検出するこ
とが必要である。そして、検出後は所定のタイミングで
前記のソレノイドをロック状態に作動させなければなら
ない。このことは、シフトレバ−の操作とソレノイドの
作動とのタイミング設定が難しく、またシフトレバ−の
シフト位置を検出するスイッチやセンサ類が故障しやす
いといった問題が生じ、あるいはm選的にも複雑となる
また、ブレーキオンシフト機能及びイグニッションキー
のインタロック機能を、ケーブル等の機械式作動系によ
って行なうことも可能であるが、この場合にはシフトレ
バ−のロック解除に要する力がある程度大きいため、プ
レー4ペダル及びイグニッションキーの操作に悪影響を
及ぼすこととなる。
本発明は、このような問題点を解決し、加えてシフトレ
バ−のロック解除機構をコンパクトとし、かつその取回
しも容易どすることを、その目的と16ものである。
く問題点を解決するための手段〉 上記の問題点を解決するため、本発明は次のように構成
している。
すなわち、実施例に対応する第2図及び第3図で示すよ
うに、シフトレバ−10にはセレクトスプリング17に
よって常にセレクト操作方向の一方向へ付勢力を与えて
いる。そして、このシフトレバ−10のパーキングレン
ジPのシフトポジションに配置されたロック部材42は
、常時はこのパーキングレンジPにシフトされたシフト
レバ−10を受承できる待機位置に回動保持されている
また、このロック部材42はシフトレバ−10の受承に
より、前記セレクトスプリング17の作用を受けてシフ
トレバ−10の操作を阻止するロック位置に回動できる
ようになっている。
第一・係止部材45及び第二係止部材53は、ロック位
置に回動したときの上記ロック部材42にそれぞれ係止
し、このロック部材42をその回動位置で保持可能であ
る。また、第一作動リンク50及び第二作動リンク56
は、直線方向の作動入力を受けて上記のロック部材42
に対する第一係止部材45及び第二係止部材53の個々
の係止をそれぞれ解除する位置に回動可能となっている
一方、クロスジ11フト60の軸上には第一ベルクラン
ク62及び第二ベルクランク63がそれぞれ配置されて
いる。そして、第一ベルクランク62はブレーキペダル
の踏込みに連動するケーブル64を通じて回動動作を受
けるようになっている。
また、第二ベルクランク63はイグニッションキーの操
作に連動するケーブル65を通じて回動動作を受けるよ
うになっている。
ブレーキペダルの踏込み及びイグニッションキーのロッ
ク操作位置以外の位置への操作に伴う第一及び第二ベル
クランク62.63の回動動作は、上記の第一及び第二
作動リンク50.56に対して第一及び第二ロッド52
.58を通じて直線方向の作動入力として個別に伝達さ
れるようになっている。
く作 用〉 上記の構成において、シフトレバ−10がパーキングレ
ンジ以外のシフトポジションにあるとき、ロック部材4
2は上述した待機位置に回動保持されている。そこで、
シフトレバ−10をパーキングレンジにシフト操作する
と、このシフトレバ−10の一部がロック部材42に受
承される。これと同時にシフトレバ−10に作用してい
る前記セレクトスプリング17の弾りにより、ロック部
材42はシフトレバ−10と共にそのシフト操作を阻止
するロック位置に回動し、かつ前記の第一係止部材45
との係止によってその状態が保持される。 つまり、シ
フトレバ−10がパーキングレンジにシフト操作されれ
ば、これに伴う機械的な動きによってシフトレバ−10
がセルフロックされることとなる。
そして、このセルフロックがエンジン作動中に行なわれ
た場合、前記の第二係止部材53はロック部材42に対
して係止されず、ロック部材42は第一係止部材45の
みによってロック位置に保持されている。
したがって、ロック解除に際してはブレーキペダルを踏
込むことで、前記の第一ベルクランク62及び第一ロッ
ド52を通じて第一作動リンク50を回動させる。これ
により、ロック部材42に対する第一係止部材45の係
止が解除され、シフトレバ−10のロックは解除されて
、そのシフト操作が可能となる。
また、エンジンの停止時、つまりイグニッションキーが
ロック操作位置にある状態でシフトレバ−10がセルフ
ロックされたときには、第二係止部材53もロック部材
42に係止した状態に保持される。したがって、この状
態ではブレーキペダルを踏込んでロック部材42に対す
る第一係止部材45の係止を解除しても、ロック部@4
2は第二係止部材53の係止によってロック位置に保持
され、シフトレバ−10もロック状態に保持されたまま
となる。
なお、ロック部材42に対する第二係止部材53の係止
を解除するには、イグニッションキーをロック操作位置
以外の位置に操作することで、第二ベルクランク63及
び第二ロッド58を通じて第二作動リンク56を回動さ
せればよい。
〈実施例〉 次に本発明の実施例を図面によって説明する。
まず、自動変*機用の可倒式シフトレバー装置を一部断
面で表した第1図、第1図のm −i縮拡大断面を表し
た第2図において、シフトレバ−10はシフトノブ11
を備えたアッパレバ一部10Aと、フロア側のOアレパ
一部10Bとに分割されている。このアッパレバ一部1
0Aの下端には円筒軸12が固定されている。また、0
アレバ一部10Bにおいてその上端には支持部13が固
定され、下端には円筒軸14が固定されている。
一方、車両のフロア上に組付けられるボトムプレート2
0(第1図参照)の上面には、前記ロアレバ一部10B
の円筒軸14が、ブラケット24に支持されたボルト1
6によってその軸心回りに回動できるように軸支されて
いる。また、ロアレバ一部10Bの前記支持部13には
、アッパレバ一部10Aの円筒軸12がボルト15によ
り、その軸心回りに回動できるように支持されている。
上記のアッパレバ一部10A及びロアレバ一部10Bの
それぞれの円筒軸12.14を支持しているボルト15
.16の軸線は互いに直交する方向に設定されている。
つまり、シフトレバ−10は前記のボルト16を回動支
点として第1図の矢印で示す方向へシフト操作可能であ
る。また、アッパレバ一部10Aについては、ロアレバ
一部10Bに対して前記のボルト15を回動支点として
第2図の矢印で示す方向へのセレクト操作が可能である
上記アッパレバ一部10Aの円筒軸12外周に番よセレ
クトスプリング17が組付けられている。
このセレクトスプリング17において1方へ突出させた
中間部は、アッパレバ一部10Aの外周に係止しており
、その両端部はロアレバ一部10Bの前記支持部13の
一部に係止している。これによってセレクトスプリング
17の弾力は、アッパレバ一部10Aを前記ボルト15
を支点として常に第2図の左向き矢印方向へ回動させる
ように作用している。
なお、第1図で示すように上記ロアレバ一部10[3の
円筒軸14外周には、コントロールレバー18の基端が
固定されている。このコントロールレバー18は、シフ
トレバ−10を上述したように第1図の矢印方向へシフ
ト操作したとき、これに連動して前記のボルト16の軸
心回りに回動する。このコントロールレバー18の回動
動作は、その自由端に連結されるコントロールケーブル
(図示しない)の往復動作に変換され、このケーブルを
通じて自動変速機にシフト動作が伝えられる。
前記ボトムプレート20の上面には、下面開放形のコの
字状に曲げ形成されたデイテントプレート21が固定さ
れている。このデイテントプレート21の土壁には、シ
フトレバ−10のシフト操作方向に延びるステップ状の
デイテント溝22が形成されており、ここにはシフトレ
バ−10を構成する前記のアッパレバ一部10Aが挿通
位置している。
なお、第1図、第2図ならびに後述する第3図は共にシ
フトレバ−10をパーキングレンジPの位置にシフトし
た状態を示している。このパー二1ングレンジPの箇所
において、上記デイテントプレート21にはそのデイテ
ント1is22に連通して助手席側(第2図の左側)へ
延びる可倒案内溝23が形成されている。
上記の1イデントプレート21の外側は、第1図及びシ
フトレバ−装置の外観斜視図を表した第8図から明らか
なように、ボックス状に形成された樹脂製のカバー25
によって覆われている。このカバー25の上壁には、前
記デイプントプレート21のデイテント溝22に対応さ
せたステップ形状のシフト溝26が形成されている。こ
のカバー25においてデイテントプレート21の可倒案
内溝23と対応する箇所には、同じく可倒案内溝27が
そのシフト溝26に連通させて形成されている。なお、
カバー25におけるシフト溝26に沿った表面には、前
記シフトレバ−10のシフトポジションと対応させて各
レンジの表示が付さ°れている。
上記カバ−250上壁部内面には、シフトレバ−10の
シフト操作に連動してスライドするスライドカバー28
が組付けられている。このスライドカバー28はシフト
レバ−10がいかなるシフトポジションにある場合でも
、カバー25のシフト溝26を常に覆った状態に保って
いる。ただし、このスライドカバー28は、シフトレバ
−10をパーキングレンジPのシフトポジションに操作
したとき、前記デイテントプレート21及びカバー25
のそれぞれの可倒案内溝23.27と連通ずるように対
応させて形成した切欠溝29を備えている。
したがって、シフトレバ−10を図面で示すようにパー
キングレンジPのシフトポジションに操作したときには
、アッパレバ一部10Aを前記デイテントプレート21
及びカバー25の各可倒案内溝23.27に沿って第6
図の仮想線で示すように助手席側へ倒すことができる。
ただし、デイテントプレート21の内壁面には、その可
倒案内溝23を塞ぐように位置したストッパー30が回
動自在に組付けられている。このストッパー30により
、アッパレバ一部10Aは倒れないように保持されてい
る。
そこで、アッパレバ一部10Aを倒す場合には、上記カ
バー25の外側からストッパー30の操作ノブ31を操
作し、このストッパー30を可倒案内溝23から後退さ
せる。これによってアッパレバ一部10Aは、可倒案内
溝23.27に沿って第6図の仮想線で示すように倒さ
れることとなる。
次に前記シフトレバ−10のロック装置について説明す
る。まず、第1図〜第3図から明らかなように、前記パ
ーキングレンジPと対応する箇所におけるデイテントプ
レート21の側壁には、ロック装置のベース40が複数
本のボルト41によって固定されている。このベース4
0の土壁面は、デイテントプレート21の上壁面より僅
かに下方に位置しており、相互の間に空間を構成してい
る。
そして、この空間には主として第2図及び第3図から明
らかなように、ロック部材42、第一及び第二係止部材
45.53がそれぞれの軸44゜46.54により、上
記のベース40に対して回動できるように組付けられて
いる。
上記ロック部材42の外周には、前記パーキングレンジ
Pのシフトポジションに操作されたシフトレバ−10の
一部を受承可能な凹部43が形成されている。また、ロ
ック部材42の軸44の外周には第一スプリング48が
組付けられていて、このスプリング48の一端はロック
部材42の係止孔42cに係合し、他端は第一係止部材
45の係止部45cに係合している。このスプリング4
8の弾力は、ロック部材42をその軸44回りに反時計
回り方向へ回動させるように作用し、同時に第一係止部
材45をその軸46回りに時計回り方向へ回動させるよ
うに作用している。
上記の第一スプリング48の作用を受けているロック部
材42は、第3図で示すようにその突起42aが第一係
止部材45の逃がし部45bに位置した状態に保持され
、これら両部材42.45はその状態で安定している。
そして、このときのロック部材42の回動位置が、パー
キングレンジPにシフト操作されてきたシフトレバ−1
0を、その凹部43で受承できる待機位置である。
また、上記の第一係止部材45にはビン47が固定され
ている。このビン47は、ベース40の土壁に形成され
た円弧状の孔49を貝通しでこのベース40の下方に突
出している。
上記ベース40の側壁には、第2図から明らかなように
第一作動リンク50が軸51によって回動自在に組付け
られている。この作動リンク50の一端50aは、上記
の第一係止部材45に固定されたビン47に対して当接
可能に位置している。
また、この第一作動リンク50の他端50bには第一ロ
ッド52がM結されている。
上記の第二係止部材53の軸54の外周には、第ニスプ
リング55が組付けられていて、このスプリング55の
一端は上記ベース40の係止孔40aに係合し、他端は
第二係止部材53の係止孔53bに係合している。そし
て、この第ニスプリング55の弾力は、第二係止部材5
3をその軸54回りに反時計回り方向へ回動させるよう
に作用している。
上記ベース40において第二係止部材53が配置されて
いる側の側壁には、第2図のTV−IV線断面を表した
第4図からも明らかなように、第二作動リンク56が@
57によって回動自在に組付けられている。この作動リ
ンク56の一端56aは、上記第二係止部材53の背面
に対して当接可能に位置している。また、この第二作動
リンク56の他端56bには第二ロッド58が連結され
ている。
上記ボトムプレート20の上面には第1図及び第2図で
示すように、クロスシャフト60の両端部がそれぞれブ
ラケット61によって支持されている。このクロスシャ
フト60には、その軸上において個別に回動可能な第一
及び第二ベルクランク62.63がそれぞれ設けられて
いる。そして、第一・ベルクランク62における一方の
レバ一部62aには、前記の第一作動リンク50に連結
された第一ロッド52が連結され、他方のレバ一部62
bには、後述するブレーキペダル66の踏込みに連動す
るケーブル64が連結されている。
また、第二ベルクランク63における一方のレバ一部6
3bには、前記の第二作動リンク56に連結された第二
ロッド58が連結され、他方のレバ一部63aには後述
するイグニッション、ヤー67の操作に運動するケーブ
ル65が連結されている。
上記の各ケーブル64.65及びこれに関連する各部材
の作動原理図を、作図の便宜上展開状態で表した第9図
において、第一作動リンク50に作動を与える上記のケ
ーブル64はプレーヤペダル66の踏込み操作に連動し
て張力を受けるように取り回しされており、第二作動リ
ンク56に作動を与えるケーブル65はイグニッション
キー67をロック操作位置に操作することで張力を受け
るように取り回しされている。
上記のように構成した自動変速機用シフトレバ−のロッ
ク装置において、いまシフトレバ−10はパーキングレ
ンジP以外のシフトポジションにあり、かつエンジンは
作動状態(イグニッションキー67がオン操作位置に操
作された状態)にあるものとする。このとき、前記のロ
ック部材42は例えば第3図で示す待機位置に保持され
ている。
そこで、シフトレバ−10がパーキングレンジPにシフ
ト操作されると、このシフトレバ−10の一部、つまり
アッパレバ一部10Aの一部がロック部材42の凹部4
3に受承される。これと同時にアッパレバ一部10Aは
、前記セレクトスプリング17の弾力により、そのセレ
クト方向に関して第2図及び第3図で示す位置から第5
図及び第6図で示す位置まで移動し、すでに説明したよ
うに第8図で示されているストッパー30に7ツパレバ
一部10Aが当接するこ、とで停止する。
このアッパレバ一部10Aの移動、つまりシフトレバ−
10のセレクト方向の動作により、前記のロック部材4
2は第一スプリング48の弾力に抗して第6図で示すロ
ック位置まで回動する。このとき、ロック部材42はそ
の突起42aが第一係止部材45の逃がし部45bから
これに続く突起45aを乗り越え、これによってそのロ
ック位置に保持される。この状態においてシフトレバ−
10は、第5図及び第6図で示すようにロック部材42
の凹部43により、パーキングレンジPにおいてセルフ
ロックされる。
なお、エンジンの作動状態においては第9図で示すイグ
ニッションキー67がオンの操作位置にあるため、第二
作動リンク56は第3図及び第4図で示づ回動位置にあ
る。したがって、第二係止部材53はこれに作用してい
る第ニスプリング55の付勢力により、第3図で示すよ
うにロック部材42に対して係止不能な状態に位置して
いる。
そこで、上記のようにシフトレバ−10がパーキングレ
ンジPの箇所でセルフロックされた状態において、第9
図で示すイグニッションキー67をそれまでのオン操作
位置から図面で示すロック操作位置へ回動操作すると、
これに連動するケーブル65、第二ベルクランク63及
び第二ロッド58の動きを通じて第二作動リンク56が
、第4図で示す状態から第5図の■−■線断面を表した
第7図で示す状態に回動する。これにより、第二係止部
材53は第二作動リンク56に押されて第ニスプリング
55の弾力に抗しつつ時計回り方向に回動し、その先端
53aがロック部、材42の突起42bに係止する(第
6図参照)。
なお、ロック部材42が第3図で示す持機位Tにあると
きには、上記の第二係止部材53はその時計回り方向の
回動が不能である。したがって、上記のイグニッション
キー67をそのオン操作位置からロック操作位置へ回動
操作するには、シフトレバ−10をパーキングレンジP
にシフト操作した後でなければ行えない。
さて、第5図及び第6図で示すシフトレバ−10のロッ
ク状態において、このロックを解除するには、まずイグ
ニッションキー67をロック操作位置からスタート操作
位置に操作してエンジンを始動させる。このときのイグ
ニッションキー67の回動によって上記の第二作動リン
ク56が、ケーブル65、第二ベルクランク63及び第
二ロッド58の動きを通じて第7図で示す状態から再び
第4図で示す状態に回動操作される。この結果、第二係
止部材53はこれに作用している第ニスプリング55の
弾力によって反時計回り方向に回動し、その先端53a
がロック部材42の突起42bから外れる。
次に、第9図で示すプレー1ペダル66を踏込むと、こ
れに連動するケーブル64、第一ベルクランク62及び
第一ロッド52の動きを通じて前記の第一作動リンク5
0が第5図において反時計回り方向へ回動する。これに
より、第一作動リンク5oの・一端50aが第一係止部
材45のビン47を、第5図及び第6図で示す状態から
左方向へ押し動かす。これに伴い第一係止部材45が第
6図において反時計回り方向へ回動し、ロック部材42
の突起42aに対する第一係止部材、45の係止が解除
される。この状態において、ロック部材42はその軸4
4回りに自由に回転できる状態となる。
そこで、シフトレバ−10を第5図及び第6図で示す状
態からセレクトスプリング17の弾力に抗して第2図及
び第3図で丞す位置へセレクト操作すれば、ロック部材
42は占び第2図及び第3図に示す待機位置に回動する
。そして、シフトレバ−10についてはそのロック状態
が解除されたこととなり、パーキングレンジPから任意
のシフトポジシコンにシフト操作可能となる。
上述したようにイグニッションキー67がロック操作位
置にあるとき、つまりエンジンの停止状態においては、
まずこのイグニッションキー67を操作してエンジンを
始動させた後でなければ、仮にブレーキペダル66を組
込んでもシフトレバ−10のロック解除は不能である。
なお、エンジンの作動状態においてシフトレバ−10を
ロックした場合には、ブレーキペダル66を踏込むこと
でそのロック解除がなされる。
〈発明の効果〉 本発明は、パーキングレンジのシフトポジションに操作
されたシフトレバ−の受承可能なロック部材を、このシ
フトレバ−に作用しているセレクトスプリングの弾力に
よってロック位置へ回動可能とし、かつこの状態で第一
及び第二の各係止部材のうちの少なくとも一方をロック
部材に係止させてロック位置に保持するように構成した
ことにより、シフトレバ−をパーキングレンジにシフト
操作づれば、このシフトレバ−がセルフロックされる。
しかも、このロック部材の待機位置は機械的に決定され
ることから、シフトレバ−のロック及びロック解除の再
現性がよく、その信頼性が高まるとともに、ロック部材
の待機位置をスイッチやセンサー類によって検出する構
成のものと比較して部品の故障等といった不都合が回避
される。
さらに本発明は、ブレーキペダル及びイグニッションキ
ーの操作を、ケーブル、ベルクランク及びロッドを通じ
て前記ロック部材に対する第一及び第二係止部材の係止
を個別に解除するための作動入力として伝達し、これに
よってシフトレバ−のブレーキオンシフト機能とイグニ
ッションキーのインタI」ツク機能とを果しているため
、上記ロック部材のロック解除は小さい力でシフトレバ
−のロック解除を行なうことができ、ブレーキペダル及
びイグニッションキーの操作力に恩彰胃を及ぼすことが
防止できる。また、このロック解除の“ための機構がコ
ンパクトとなり、その作動伝達のための取囲しも容易と
なる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図はロック装置を備
えた自動変速機用の可倒式シフトレバー装置を表した断
面図、第2図は第1図のu−n線拡大断面図、第3図は
第2図の■−■線断面図、第4図は第2図のrV−rV
線断面図、第5図はシフトレバ−のロック状態を第2図
と対応させて表した断面図、第6図は第5図の■−■轢
断面図、第7図は第5図の■−■線断向図、第8図はシ
フトレバ−装置の外観斜視図、第9図はロック装置の作
動機構を部品の展開状態で表した概略図である。 10・・・シフトレバ− 17・・・セレクトスプリング 42・・・ロック部材 45・・・第一係止部材 50・・・第一作動リンク 52・・・第・ロッド 53・・・第二係止部材 56・・・第二作動リンク 58・・・第二ロッド 60・・・クロスシャフト 62・・・第一ベルクランク 63・・・第二ベルクランク 64 、65・・・ケーブル 66・・・ブレーキペダル 67・・・イグニッションキー P・・・パーキングレンジ 出願人  トヨタ自動車株式会社

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 シフト操作及びこのシフト操作方向と直交する方向へセ
    レクト操作可能なシフトレバーに対し、常にセレクト操
    作方向の一方向へセレクトスプリングによつて付勢力を
    与えている構成の自動変速機用シフトレバーにおいて、 前記シフトレバーのパーキングレンジのシフトポジショ
    ンに配置されて常時はパーキングレンジにシフトされた
    シフトレバーの受承可能な待機位置に回動保持され、こ
    のシフトレバーに作用している前記セレクトスプリング
    の弾力を受けたときにシフトレバーの操作を阻止するロ
    ック位置に回動可能なロック部材と、 前記のロック位置に回動したときのロック部材に係止し
    て同ロック部材をその状態に保持可能な第一及び第二の
    各係止部材と、 直線方向の作動入力を受けて前記のロック部材に対する
    第一係止部材及び第二係止部材の個々の係止をそれぞれ
    解除する位置に回動可能な第一作動リンク及び第二作動
    リンクと、 クロスシャフト上に配置されてブレーキペダルの踏込み
    に連動するケーブルを通じて回動動作を受ける第一ベル
    クランクと、 同じくクロスシャフト上に配置されてイグニッションキ
    ーの操作に連動するケーブルを通じて回動動作を受ける
    第二ベルクランクと、 ブレーキペダルの踏込み及びイグニッションキーのロッ
    ク操作位置以外の位置への操作に伴う第一及び第二ベル
    クランクの回動動作を前記の第一及び第二作動リンクに
    対して直線方向の作動入力として個別に伝達する第一及
    び第二ロッドとを備えてなる自動変速機用シフトレバー
    のロック装置。
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