JPH09189353A - シフトレバー装置 - Google Patents

シフトレバー装置

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JPH09189353A
JPH09189353A JP11939796A JP11939796A JPH09189353A JP H09189353 A JPH09189353 A JP H09189353A JP 11939796 A JP11939796 A JP 11939796A JP 11939796 A JP11939796 A JP 11939796A JP H09189353 A JPH09189353 A JP H09189353A
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shift
shift lever
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Masaya Nishimura
昌也 西村
Hajime Iwata
肇 岩田
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Tokai Rika Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡素な構造のキーインタロック機構を備
え、特定の条件下において確実にキーインタロック状態
とすることができ、しかも限られた狭い空間内にコンパ
クトに配置できるシフトレバー装置を得る。 【解決手段】 車両用変速機のシフト操作用シフトレ
バー16を装着したハウジングとなるシフトレバーボッ
クス14の外側面上にシフトレバー16が所定のシフト
レンジ位置にあるとき、所定条件に従ってキーインター
ロックを行うキーインターロック機構を装着する。車両
用変速機のシフト操作用シフトレバー装置におけるイン
ターロック機構をロック部材48と、ロックレバー40
と、ロック腕部36及びロック解除保持腕部34を有す
るロックリンク部材とを用いた簡素な構造に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両における変速
機のシフト操作に用いられる、キーインターロック機
構、及びシフトロック機構を設けたシフトレバー装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】近時、車両の自動変速機は多段変速仕様
化しており、シフトレンジが多数設定される傾向にあ
る。このため、この多数設定された複数のシフトレンジ
を選択できるシフトレバー装置が要求されている。
【0003】このような車両の自動変速機をシフト操作
するためのシフトレバー装置には、シフトレバーを車両
前後方向のみならず車両左右方向にもシフト操作してシ
フト位置を選択する構成の所謂ゲート(ジグザグ操作)
式のシフトレバー装置が提案されている。
【0004】すなわち、ジグザグ操作式のシフトレバー
装置は、シフトレバーの操作方向が車両前後方向及び左
右方向(所謂、ジグザグ)に設定されていて、例えば、
シフトレバーがPシフトレンジに選択された場合にシフ
トレバーを車両左右方向へ移動し、次いで車両後方向へ
移動させるという二操作で、Rシフトレンジへ移るシフ
ト操作が可能とされている。
【0005】さらに、シフトレバー装置には、電気式シ
フトロックシステムを装備するものも用いられている。
このシフトロックシステムは、電気式シフトロック機構
と、電気式キーインタロック機構とを備えている。この
電気式シフトロック機構は、車両のフロアに設置したシ
フト装置本体内部におけるシフトレバーの近傍にソレノ
イド等の電気式アクチュエータを設け、シフトレバーを
Pシフトレンジから他のRシフトレンジ等へ操作する際
にブレーキ操作をしない限りアクチュエータがシフトレ
バーに係合して他のシフトレンジへのシフト操作を阻止
するように構成されている。
【0006】また、電気式キーインタロック機構は、ス
テアリングコラムのステアリングロックボディに装着さ
れたキーインタロックソレノイドの作動により、キーシ
リンダと連動しているカムの動きを規制することによっ
てシフトレバーがパーキングレンジ位置以外ではロック
ピンをロック側に動かし、シフトレバーがパーキングレ
ンジ位置にある時のみキーインタロックソレノイドによ
りロックピンを解除側に動かしてイグニッションキーを
抜くことができるように構成されている。
【0007】しかしながら、このような電気式キーイン
ターロック機構付きシフトロック機構を備えたシフトレ
バー装置では、キーインタロックソレノイド、シフトレ
バーのパーキング位置検出用のスイッチの信号をキーイ
ンタロックソレノイドとシフト側ソレノイドに伝えるコ
ントローラ、更にはワイヤハーネス等の高価な部品が必
要であり、全体としてコスト高になるという欠点があ
り、このための更なる対策が望まれていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実を考
慮し、簡素な構成により、特定の条件下において確実に
キーインターロック状態とすることができ、しかも限ら
れた狭い空間内にコンパクトに配置できるキーインター
ロック機構を具備するシフトレバー装置を得ることが目
的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
シフトレバー装置は、車両用変速機をシフト操作するよ
う連動され、移動操作により複数のシフトレンジの内の
一つのシフトレンジを選択可能とするシフトレバーと、
シフトレバーを装着した部材から立設した壁部と、壁部
の外側面上に装着され、シフトレバーが所定のシフトレ
ンジ位置にあるとき、所定条件に従ってキーのロック又
は解除を行うキーインターロック機構、及び所定条件に
従ってシフトロック又は解除を行うシフトロック機構
と、を有することを特徴とする。
【0010】上述のように構成することにより、キーイ
ンタロック機構部が壁部の側面にコンパクトに設置され
るので、このキーインタロック機構付きシフトレバー装
置を車両の限られた狭い空間内にコンパクトに配置でき
る。
【0011】本発明の請求項2に係るシフトレバー装置
は、車両用変速機をシフト操作するよう連動され、移動
操作により複数のシフトレンジの内の一つのシフトレン
ジを選択可能とするシフトレバーと、シフトレバーに連
動動作するロック部材と、キーの所要の操作に連動され
たロックリンク部材と、ロックリンク部材に設けられ、
シフトレバーがパーキングロック位置にあるとき、キー
の所要の操作でロック部材に係合されてシフトレバーの
パーキングシフトレンジ以外への移動を阻止するととも
に、キーの所要の操作とは逆方向の操作でロック部材か
ら解離され、シフトレバーのパーキングシフトレンジ以
外への移動を可能とするよう構成されたロック腕部と、
ロックリンク部材に一体形成されたロック解除保持腕部
と、ロックリンク部材のロック腕部をロック部材に係合
された状態で、シフトレバーをパーキングロック位置以
外のシフトレンジ位置へ移動する動作に連動してロック
解除保持腕部に係合するとともに、シフトレバーのパー
キングロック位置への移動に連動して、ロック解除保持
腕部から解離するよう構成されたロックレバーと、を有
することを特徴とする。
【0012】上述のように構成することにより、キーイ
ンタロック機構部がロック部材と、ロックレバーと、ロ
ック腕部およびロック解除保持腕部を有するロックリン
ク部材とを用いた簡素な構造に構成でき、機械的に確実
な動作が期待できる。
【0013】本発明の請求項3に係るシフトレバー装置
は、シフト操作用のシフトレバーが車体へ支持されて乗
員の操作用とされるシフトレバー装置であって、車体へ
取り付けられ、シフトレバーが貫通すると共にシフト操
作ストロークの中間部でシフト操作方向と交差する方向
へセレクト操作できるガイド孔を備えたハウジングと、
ガイド孔の長手方向端部側方位置でハウジングに設けら
れシフト位置を表示するランプ取り付け部と、ハウジン
グ内であって、ガイド孔の長手方向延長上に配置され、
シフト操作方向と直交方向に駆動力を生ずる駆動手段
と、ハウジングの側壁に形成され、シフトレバーから突
出したディテントピンを受け入れるディテント溝と、デ
ィテント溝付近のハウジングの側壁外周へ移動可能に取
り付けられ、駆動手段によって移動されてディテントピ
ンのディテント溝特定位置への移動を制御するカムスト
ッパと、を有することを特徴とする。
【0014】上述のように構成することにより、ハウジ
ング内部でシフトレバーがシフト操作ストロークの中間
部でシフト操作方向と交差する方向へセレクト操作する
ため、ハウジング内部でのシフトレバーの移動用空間を
広く設定しなければならないシフトレバー装置であって
も、全体を小型化し、車両内の狭い空間内に設置可能と
する。請求項4に係る発明は、請求項3記載のシフトレ
バー装置において、カムストッパの移動位置を検出する
スイッチがハウジング側壁へ設けられ、このスイッチの
検出信号によってキーインターロック用駆動手段を作動
させるようにしたことを特徴とする。
【0015】上述のように構成することにより、カムス
トッパの移動動作に関連してスイッチをオン、オフ操作
し、自動的にキーインターロックと、シフトインターロ
ックとの動作を実行可能とする。
【0016】本発明の請求項5に係るシフトレバー装置
は、車両用変速機をシフト操作するよう連動され、移動
操作により複数のシフトレンジの内の一つのシフトレン
ジを選択可能とするシフトレバーと、前記シフトレバー
に連動動作するロックカムと、キーの所要の操作に連動
されたストッパカムと、前記ストッパカムに設けられ、
前記シフトレバーがパーキング位置にあるとき、前記キ
ーの所要の操作で前記ストッパカムが回動されたとき、
前記ロックカムの制止壁に係合して前記シフトレバーが
パーキングシフトレンジ以外へ回動することを阻止する
とともに、前記キーの前記所要の操作とは逆方向の操作
で前記ロックカムから解離され、前記シフトレバーのパ
ーキングシフトレンジ以外への移動を可能とするよう構
成されたロックカム用腕部と、前記ストッパカムに設け
られ、前記シフトレバーに装着されたディテントピンが
ディテント穴のPレンジ用凹部内に位置するとき、前記
Pレンジ用凹部内から前記ディテントピンが抜け出すの
を阻止するとともに、前記キーの所要の操作で前記スト
ッパカムが回動されたとき、前記ディテントピンが前記
Pレンジ用凹部から脱出可能とするよう構成された制止
腕部と、を有することを特徴とする。
【0017】上述のように構成することにより、ディテ
ントピンがディテント穴のPレンジ用凹部から抜け出さ
ないようにしてシフトレバーのシフト操作を阻止すると
ともに、ストッパカムがロックカムの回動を制止するこ
とによってシフトレバーのシフト操作を阻止するので、
シフトレバーのシフト操作が2重に阻止されることにな
り、シフト操作阻止の構造上の強度を増し、阻止動作を
確実にする。
【0018】また、シフトレバーのディテントピンは、
ストッパカム及びキーインターロック機構を操作するも
のではなく、独立して動作するので、このディテントピ
ンを操作するシフトレバーのノブボタンの操作力をディ
テントピン操作のためだけの小さな力に設定し、このノ
ブボタン操作フィーリングを向上可能とする。
【0019】本発明の請求項6に係るシフトレバー装置
は、車両用変速機をシフト操作するよう連動され、移動
操作により複数のシフトレンジの内の一つのシフトレン
ジを選択可能とするシフトレバーと、前記シフトレバー
のシフト操作方向に交わる方向へ向けて配置されたシフ
トロック用ソレノイド装置と、前記シフトロック用ソレ
ノイド装置における前進、後退動作を行なうストッパロ
ッド部材の一部に設けた被動用案内部と、前記被動用案
内部に対応した位置に配置されたロック解除ボタンの操
作に連動して前記被動用案内部に直接的に作用し、前記
ストッパロッド部材にロック解除動作を行なわせるよう
前記ロック解除ボタンに一体的に設けられた操作支杆
と、を有することを特徴とする。
【0020】上述のように構成することにより、ロック
解除ボタンを操作することにより、中間に連動部材を介
在させることなく、操支杆部により直接的に、シフトロ
ック用ソレノイド装置の被動案内部に作用して、これに
ロック解除動作を行わせる。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の第1実施の形態に係るシ
フトロックシステムを具備するシフトレバー装置では、
その主要部分が、図1に斜視図にて示されているよう
に、シフトレバー本体部10にキーインターロック手段
としてのキーシリンダ部12が接続されている。
【0022】このシフトレバー本体部10は、ハウジン
グとしてのシフトレバーボックス14の内部に装着され
たシフトレバー16と、金属又は合成樹脂等で製作され
たシフトレバーボックス14の外側面部に装着されたキ
ーインタロック機構部とを有する。
【0023】シフトレバー16は、その基端部を軸棒1
8に対し、軸ピン20によって軸支されている。さら
に、軸棒18はシフトレバーボックス14に軸支されて
いる。すなわち、シフトレバー16は、所謂フック継ぎ
手に軸支される如く、軸棒18と軸ピン20との直交す
る2軸の回りにそれぞれ所定角度回動可能に軸支され、
移動操作可能に構成されている。
【0024】シフトレバー16には、その基端部から所
定距離だけ離れた位置に、ミッションケーブル22の一
端部が固着されている。このミッションケーブル22の
他端部は図示しない自動変速機に接続され、そのシフト
操作を行えるようにされている。
【0025】また、シフトレバー16は、その自由端部
側がシフトレバーボックス14の上面部に穿設されたシ
グザグ形状のガイド穴部24に貫通され、シフトレバー
16の自由端グリップ部がシフトレバーボックス14の
上方へ延出されている。
【0026】このガイド穴部24は、ガイド穴部24の
一端部のパーキング(P)セレクト位置で図1に示すシ
フトレバーボックス14の長手方向に対して横方向に延
びるよう形成され、シフトレバー16を図2に示すパー
キング位置としてのロック解除位置16Aとパーキング
ロック位置としてのロック可能位置16Bとに揺動可能
なように構成されている。
【0027】シフトレバー本体部10におけるシフトレ
バーボックス14の一側面である壁部には、キーインタ
ロック機構部が装着されている。このため、シフトレバ
ーボックス14の一側面には、略十字形状の補強板26
がビス28によって締結されている。この補強板26の
中央部には軸部材30が突設されており、この軸部材3
0にはロックリンク部材32が軸支されている。
【0028】このロックリンク部材32は、図1及び図
3に示すように、全体がTを横にした形状に形成され、
その交差中央部に形成した軸筒部に軸部材30が通され
て軸線に対し傾動しないように軸支され、その交差中央
部から、ロック解除保持腕部34と、ロック腕部36
と、連動腕部38とが放射線方向に延びるよう設けられ
ている。
【0029】ロック解除保持腕部34は、その自由端部
が矩形厚肉板状に形成され、ロックレバー40に臨まさ
れている。このロックレバー40は、軸棒40Aの自由
端にレバー40Bを固着して構成されたもので、その軸
棒40A部分がシフトレバーボックス14の側面所定位
置に穿孔された挿通孔に摺動自在に挿着されている。さ
らに、軸棒40Aのシフトレバーボックス14内にある
自由端部には、ピン42を貫通させて突設し、このピン
42とシフトレバーボックス14の内壁との間に圧縮コ
イルばね44を架設し、ロックレバー40が図2の矢印
A方向に引き込まれるように付勢し、常時はレバー40
Bがシフトレバーボックス14の外壁の挿通孔周台部4
6に当たる位置に位置するようにされている。
【0030】そして、レバー40Bの自由端部は、挿通
孔周台部46に当接する位置でロック解除保持腕部34
に係合可能に構成されている。また、ロックレバー40
は、そのシフトレバーボックス14内の軸棒40A自由
端部がシフトレバー16の一部に当接し、シフトレバー
16のロック解除位置16Aとロック可能位置16Bと
の揺動動作に連動してシフトレバーボックス14から出
入する動作を行う。そして、図1および図2に示すよう
に、ロックレバー40がシフトレバー16に押されてシ
フトレバーボックス14から突出された状態で、レバー
40Bがロック解除保持腕部34から解離するように構
成されている。
【0031】ロックリンク部材32のロック腕部36
は、その先端部が鉤状に形成されていて、ロック部材4
8に係合離脱可能に構成されている。このロック部材4
8は、板カム状に形成され、その周側面の一部にロック
腕部36の先端鉤部が係合するよう、ロック部材48の
回転中心に対する放射線方向に沿った係合周辺50が形
成されている。
【0032】このロック部材48は、図4にも示すよう
に、シフトレバー16を軸支する軸棒18のシフトレバ
ーボックス14から外方に突出した端部に、軸棒18と
一体に回動するよう固着されている。そして、シフトレ
バー16がパーキングシフトレンジ位置にあるときロッ
ク部材48にロック腕部36が係合離脱可能に構成され
ている。
【0033】ロックリンク部材32の連動腕部38に
は、その自由端部に固定ピン54が突設され、この固定
ピン54にキーケーブル52の一端部が固定されてい
る。このキーケーブル52の他端部は、キーシリンダ部
12に接続連動されている。
【0034】このキーシリンダ部12は、キー56が鍵
穴に差し込まれ、ロック位置からオン位置に回された状
態でキーケーブル52が送りだされロックリンク部材3
2を矢印B方向へ回動可能状態とし、かつ、キーシリン
ダ部12からキー56が引き抜かれ、又はキーシリンダ
部12に差し込まれたキー56がオン位置以外の所定位
置にある状態でキーケーブル52をキーシリンダ部12
側に引き込みロックリンク部材32を図1に示す状態か
ら矢印B方向に回動しないように止め置くよう構成され
ている。
【0035】本第1実施の形態に係るシフトロックシス
テムを具備するシフトレバー装置では、シフトレバーボ
ックス14の内部に図示しない電気式シフトロック機構
が装着されている。
【0036】なお、キーインターロック機構部は、連動
腕部38の固定ピン54に固定されたケーブル52に連
動して用いられるものであればよく、種々の構成のイン
ターロック機構を利用できる。これとともに、例えば、
その他のインターロック機構を調整装置を介して組み合
わせケーブル52に連動させるように構成する等、複数
のインターロックを組み合わせてロックリンク部材32
に連動させるように構成してもよい。
【0037】さらに、上述のキーインタロック機構は、
シフトレバーボックス14の外側面ばかりでなく、他の
部所に配置してもよい。
【0038】次に、上述のように構成された本第1実施
の形態におけるフトレバー装置の作用、および動作を説
明する。
【0039】まず、シフトレバー16が、ガイド穴部2
4のパーキングシフト位置から他のリバース(R)、ニ
ュートラル(N)、又はドライブ(D)等の他のレンジ
へ移動操作不能とされるパーキングシフトロック状態で
は、図1、図2に示されるように、ロック腕部36がロ
ック部材48に係合するとともに、キーシリンダ部12
がキーケーブル52を引くことにより、ロックリンク部
材32を回動不能な状態に保持している。このときに
は、キーシリンダ部12からキー56が引き抜かれ、又
はキー56がオン位置以外の所定位置にある。
【0040】次に、パーキングシフトロックを解除する
場合には、まずキー56をキーシリンダ部12に差し込
み、オン位置に回動する。すると、キーシリンダ部12
からキーケーブル52が引き出されるので、ロックリン
ク部材32が図1の矢印B方向に所要角回動し、ロック
腕部36がロック部材48から解除されシフトレバー1
6はパーキングシフト位置から他のリバース(R)、ニ
ュートラル(N)、又はドライブ(D)等の他のレンジ
へ移動可能となる。
【0041】そして、ブレーキが踏まれシフトロック機
構が解除された状態では、シフトレンジ選択操作可能状
態とされ、ブレーキが踏まれることなく、シフトロック
機構がロック状態にある場合には、シフトレンジ選択操
作不能状態となる。
【0042】またこのとき、シフトレバー16が図2の
ロック可能位置16Bからロック解除位置16Aへと揺
動動作されると、ロックレバー40は図2の矢印A方向
へ移動するようばね44によって付勢されるので、ロッ
クリンク部材32が図3の位置まで移動した状態で矢印
A方向へ移動しレバー40Bが挿通孔周台部46に当接
し、かつレバー40Bの自由端部がロック解除保持腕部
34に係合し、ロックリンク部材32が矢印Bと逆方向
に回動しないように保持する。
【0043】これにより、シフトレバー16をロック解
除位置16Aからロック可能位置16Bへと揺動動作す
ることによりロックリンク部材32を移動してロック解
除保持腕部34から解除しないかぎり、シフトレバー1
6のシフトチェンジ操作を自由に行える。
【0044】さらに、図3に示す如くロックレバー40
とロック解除保持腕部34とが係合している状態では、
キーケーブル52をキーシリンダ部12に引き込み不能
なので、キーシリンダ部12に差し込まれたキー56を
引き抜くことが出来ない状態となっている。
【0045】次に、パーキングシフトロック解除状態か
ら、パーキングシフトロック状態に移行する場合には、
シフトレバー16をロック可能位置16Bに移動操作
し、次いでキー56をロック以外の位置に回動すると、
キーケーブル52がキーシリンダ部12に引き込まれ
て、ロック腕部36がロック部材48と係合した図1に
示す状態となる。なお、この状態ではキー56をキーシ
リンダ部12から自由に引き抜く事が出来る。
【0046】本第1実施の形態では、シフトレバー本体
部10におけるシフトレバーボックス14の縦側面に機
械式キーインタロック機構部を配置したので、この機械
式キーインタロック機構部を備えたシフトレバー本体部
10を車両の狭い空間内にコンパクトに配置できる。ま
た、電気式キーインタロックに比べ、スイッチ回路を削
減し、キー回路に接続されたコントローラ、更にはワイ
ヤハーネス等の高価な部品が不要なので、省スペース化
を図ることができるとともに、廉価な製品を提供でき
る。
【0047】なお、本第1実施の形態では、機械式キー
インタロック機構部をシフトレバーボックス14の縦側
面に配置した構成について説明したが、本発明はこれに
限定されるものではなく、シフトレバー16を装着した
部材から立設した壁部(ブラケット等の支持部材を含
む)に機械式キーインタロック機構部を配置して構成し
ても良い。また、ジグザグ操作式のシフトレバー装置に
機械式キーインタロック機構を装着する構成に限定され
るものではなく、シフトレバー16を直動する方式のシ
フトレバー装置に機械式キーインタロック機構を装着す
るよう構成しても良い。この場合には、シフトレバー1
6をパーキング位置から更に直動した位置にパーキング
ロックのシフト位置を新設するように構成し、ロックレ
バー40がシフトレバー16に連動して移動される方向
を変更する等の設計変更をすればよい。
【0048】次に、本発明の第2実施の形態に係るシフ
トレバー装置について、図5〜図10により説明する。
このシフトレバー装置の主要部分が、図5に斜視図にて
示されているように、シフトレバー本体部10は、ハウ
ジングとしてのシフトレバーボックス14に対し、シフ
トレバー16が直線状のシフト操作ストロークの中間部
でシフト操作方向と交差する方向へセレクト操作可能に
装着されている。
【0049】このため、シフトレバーボックス14の車
室内に向けた上板部84には、シフト操作用ガイド孔6
0と、これと連通するセレクト操作用ガイド孔62とが
穿設されている。このシフト操作用ガイド孔60は、直
線状の長溝に形成され、その中間部には、直角に交差し
て連通するように直線短溝に形成されたセレクト操作用
ガイド孔62が一体的に設けられている。
【0050】このシフト操作用ガイド孔60は、シフト
レバー16をP、R、N、D、2、Lの位置にシフトチ
ェンジ操作させるためのガイド孔である。またセレクト
操作用ガイド孔62は、シフトレバー16をDレンジか
らMレンジ(マニュアルレンジ)にセレクト操作させる
ためのガイド孔である。なお、マニュアルレンジにセレ
クトされた場合には、図示しないステアリングホイルの
近傍に配置されたマニュアルシフト装置によってシフト
操作が行われるように切換られる。
【0051】図9に示すように、シフトレバーボックス
14に装着されるシフトレバー16は、その基端部を軸
受筒体64に一体的に固着された支持ブラケット66に
挿通され抜け止めされた軸ピン68によって、所定角回
動自在に軸支されている。また、軸受筒体64には、車
体へ支持される図示しない軸棒が軸挿され、この軸棒が
シフトレバーボックス14内に配置されている。このシ
フトレバー16は、その基端部分を、軸ピン68の軸線
Pと、この軸ピン68の軸線に対し、所定間隔離れた位
置に位置するとともにシフトレバー16の軸線に直交す
る平面上に投影されたとき直交する軸受筒体64の軸線
Oとの回りに、それぞれ所定角度回動可能に軸支され、
移動操作可能に構成されている。
【0052】シフトレバー16の支持ブラケット66に
は、操作腕部70が延出して形成されており、その自由
端部には、図示しない自動変速機に接続されたシフト操
作用のミッションケーブルが接続される。
【0053】さらに、シフトレバー16の中間部所定位
置には、矩形板を折曲形成した支板72が、シフトレバ
ー16の軸線と直交する方向に延出するよう一体的に固
着されている。この支板72の自由端部には、ホルダ筒
体74を、その軸線がシフトレバー16の軸線と平行と
なるように取り付けられている。このホルダ筒体74は
有底の筒体で、その筒穴内に、圧縮コイルばね76を入
れ、その上から摺動体78を挿入し、かつ抜け落ちない
ように装着し、この摺動体78がばね76により、その
先端をホルダ筒体74から突出する方向に付勢されるよ
うにされている。なお、シフトレバー16の中間部に
は、図5にも示すようにディテントピン80を貫通させ
る摺動孔82が穿設されている。
【0054】図5、及び図9にも示すように、シフトレ
バーボックス14の上板部84の表面、すなわちボック
ス内側面上には、シフト操作用ガイド孔60及びセレク
ト操作用ガイド孔62に平行に隣接した位置で、シフト
レバー16と一体に移動する摺動体78の移動範囲位置
に、節度感付与のためのシフト用摺接台部材86と、セ
レクト用摺接台部材88とが一体的に設けられている。
【0055】シフト用摺接台部材86は、その表面86
Aが、シフトレバー16の軸受筒体64を中心とする円
弧状に構成されており、この表面86Aにはシフトレバ
ー16の各シフト位置であるP、R、N、D、2、Lの
各シフトレンジ位置に対応して、摺動体78の頭部を受
ける各浅凹部90が適宜間隔で設けられている。これら
各浅凹部90の間には、三角形の山状に突設された凸部
92が形成されている。
【0056】この凸部92の高さを等しくすることによ
り、シフト用摺接台部材86の表面86A上をばね76
に付勢されながら摺動体78が摺動する際、各凸部92
を乗り越えるときの節度感が均等になる。
【0057】また、シフト用摺接台部材86のDレンジ
用浅凹部90から直角に突設されたセレクト用摺接台部
材88には、表面86AへMレンジ用浅凹部94が設け
られ、これとDレンジ用浅凹部90との間には三角形の
山状に突設された凸部96が形成されている。このセレ
クト用摺接台部材88の表面88Aは、シフトレバー1
6を支持ブラケット66に軸支する軸ピン68の軸線を
中心とする円弧状に構成されている。
【0058】よって、セレクト用摺接台部材88の表面
上を摺動体78が摺動するときに生ずる節度感を、シフ
ト用摺接台部材86上を摺動するときの節度感と同等に
設定することができる。
【0059】シフトレバーボックス14の上板部84の
裏面における、シフト用摺接台部材86、セレクト用摺
接台部材88及びこれらに関連したシフトレバー16、
摺動体78等と干渉せず、邪魔にならない位置には、ラ
ンプ取り付け部98が設けられている。このランプ取り
付け部98は、側面形状が台形状となるように、上板部
84の表面に凹部を一体に形成してある。このランプ取
り付け部98の凹部入口である矩形開口部は、その長手
方向がシフト用摺接台部材86と平行に形成されてい
る。さらに、このランプ取り付け部98の矩形小底面部
100の中央部には、ランプ取り付け孔102が設けら
れている。なお、上板部84のランプ取り付け部98の
長手方向端部には、ロック解除ボタン設置用の透孔99
が穿設されている。
【0060】シフトレバーボックス14の内部におけ
る、シフト操作用ガイド孔60のPレンジ位置から外れ
た内奥部位置には、シフト操作用ガイド孔60の長手方
向に直交する方向に、シフトロック用ソレノイド部材1
04が配置されている。このシフトロック用ソレノイド
部材104は、ソレノイドの作用で操作杆106を突出
没入操作するよう構成されている。この操作杆106に
は、ジョイント部材108を介してストッパロッド11
0が接続されている。このストッパロッド110の自由
端部は、シフトレバーボックス14の側板部112にお
ける所定位置に穿孔した通し孔114に、自由端を通し
孔114(図6)から延出又は引き込み可能に挿通され
ている。
【0061】シフトレバーボックス14における側板部
112の所定位置には、シフトレバー16に突出して装
着されたディテントピン80の自由端部を臨ませるため
の開口であるディテント穴116が穿設されている。
【0062】このディテント穴116は、そのシフトレ
バー16の自由端側の周辺部に、Pレンジ用凹部11
8、Rレンジ用凹部120、N、D、2レンジ用凹部1
22、Lレンジ用凹部124が設けられている。
【0063】シフトレバーボックス14における側板部
112のディテント穴116のPレンジ用凹部118に
近接した所定位置には、板状ストッパカム126が軸部
材128によって回動自由に軸支されて側板部112に
沿って配置されている。なおこの板状ストッパカム12
6は、ディテントピン80により操作されない限り、そ
の自重によって図8の状態に吊り下がるように構成され
ている。
【0064】このストッパカム126は、ディテントピ
ン挿通溝部130と、リミットスイッチ操作部132
と、ストッパロッド110の制止用当接部134とを有
する。
【0065】ストッパカム126のディテントピン挿通
溝部130は、ディテントピン80を通す長溝状に形成
され、ストッパカム126の回動によってディテント穴
116のPレンジ用凹部118部分に重なる位置(図
6、7)から外れる位置(図8)の各状態となるように
構成されている。
【0066】また、ストッパカム126のリミットスイ
ッチ操作部132の回動範囲内の所定2箇所には、シフ
トソレノイド用リミットスイッチ136とキーソレノイ
ド用リミットスイッチ138とが配置され、ストッパカ
ム126が一方、又は他方へ所定角度回動したときに、
図6〜8のようにリミットスイッチ操作部132が、こ
れらのシフトソレノイド用リミットスイッチ136と、
キーソレノイド用リミットスイッチ138とをオン、オ
フ操作するように構成されている。
【0067】さらに、ストッパカム126の制止用当接
部134の回動範囲内の所定位置に通し孔114が位置
し、この通し孔114から延出したストッパロッド11
0によって図7のようにストッパカム126が制止され
るようにするとともに、通し孔114内にストッパロッ
ド110が引き込まれた場合には、(図8のように)ス
トッパカム126が、この通し孔114の位置を自由に
通過可能に構成されている。
【0068】シフトレバーボックス14の側板部112
に設置された、シフトソレノイド用リミットスイッチ1
36は、図示しない中央制御装置等を介してシフトロッ
ク用ソレノイド部材104に接続されている。また、キ
ーソレノイド用リミットスイッチ138は、図示しない
中央制御装置等を介して、図10に示すキーインターロ
ック機構のキーインターロックソレノイド140に接続
されている。
【0069】このキーインターロック機構は、図示しな
いステアリングコラムのステアリングロックボデーに取
り付けられたキーインターロックソレノイド140の作
動により、ロックピン142を動かし、キーシリンダー
144と連動しているカム146の動きを制限する。こ
れによりシフトレバー16がP位置にない場合には、A
CCからLOCK位置へのキー56の移動が制限される
ように構成されている。
【0070】次に、上述のように構成された本第2の実
施の形態におけるシフトレバー装置の作用、及び動作を
説明する。
【0071】シフトレバー装置におけるシフトレバー1
6がPレンジ位置にシフト操作されている場合には、図
6に示すようにディテントピン80はディテント穴11
6のPレンジ用凹部118の最奥部に位置する。この状
態では、ディテントピン80は、ストッパカム126の
挿通溝部130に嵌まっていて、ストッパカム126を
軸部材128の回りに矢印C方向に回動し保持してい
る。そして、ストッパカム126は、そのリミットスイ
ッチ操作部132がシフトソレノイド用リミットスイッ
チ136をオン操作している。
【0072】このためシフトソレノイド用リミットスイ
ッチ136のオン信号を受けた中央制御装置の指令で、
シフトロック用ソレノイド部材104が駆動され、スト
ッパロッド110を、通し孔114から延出させた状態
を保持している。さらに、この図6に示す状態では、ス
トッパカム126のリミットスイッチ操作部132が、
キーソレノイド用リミットスイッチ136をオフ動作さ
せているので、中央制御装置の指令で、キーインターロ
ックソレノイド140がロックピン142を引き込み、
カム146から解離させているので、キー56をACC
からLOCK位置に回して引き抜き自由な状態とされて
いる。
【0073】次に、図6の状態から、シフトレバー16
の自由端部に装着されたノブボタンを押し操作すると、
これに連動してディテントピン80が図7に示す如く押
し下げられる。すると、この動作に連動して、ストッパ
カム126が図7の矢印Cと逆方向に回動し、制止用当
接部134がストッパロッド110の位置まで移行す
る。
【0074】このとき、ストッパロッド110が通し孔
114から延出して制止用当接部134に当った場合に
は、ストッパカム126は、図7の状態で制止される。
この状態では、ディテントピン80が、挿通溝部130
とPレンジ用凹部118とで囲まれた空間内にあって、
ディテント孔116の他のレンジ側へ移動できないよう
に制止されるシフトロック状態とされる。
【0075】また、この状態ではストッパカム126の
リミットスイッチ操作部132によって、シフトソレノ
イド用リミットスイッチ136のオン状態が図6の状態
から継続されるとともに、キーソレノイド用リミットス
イッチ138がオン状態とされ、その信号により中央制
御装置を介して、キーインターロックソレノイド140
が作動し、キー56がキーシリンダ144から抜けない
状態に設定される。
【0076】上述のようにストッパカム126がストッ
パロッド110により動作を制限されているとき、又は
シフトレバー16のディテントピン80に連動するノブ
を操作する以前に、キー56がオン位置に回動され、か
つ運転手がブレーキを踏み込んでいることが図示しない
中央制御装置に接続するセンサで検出されると、中央制
御装置の指令で、シフトロック用ソレノイド部材104
が作動され、ストッパロッド110が通し孔114内に
引き込まれて、ストッパロッド110がストッパカム1
26から解離され、シフトロックが解除される。
【0077】このシフトロック解除状態では、シフトレ
バーのノブの押し操作によりディテントピン80をシフ
トレバー16の基端側へさらに移動し、ストッパカム1
26を矢印Cと逆方向へさらに回動し、図8の状態に至
る。この図8の状態では、ディテントピン80はPレン
ジ用凹部118から離脱した状態にあるので、シフトレ
バー16を軸受筒体64の軸芯回りに回動するシフト操
作をすることにより、他のR、N、D、2、Lレンジに
シフトすることが可能となる。また図5に示す如く、シ
フトレバー16をDレンジにシフトした場合には、シフ
トレバー16を軸ピン68の軸芯の回りに回動するセレ
クト操作をすることにより、DレンジとMレンジとの切
換え操作を実行可能とする。さらに、シフトレバー16
をシフト操作してディテントピン80が、挿通溝部13
0から離脱しているときには、ストッパカム126は、
その自重により、図8に示す位置を保持している。
【0078】このストッパカム126が図8に示す位置
にある場合には、シフトソレノイド用リミットスイッチ
136がオフ状態とされ、その信号を受けた中央制御装
置の指令により、シフトロック用ソレノイド部材104
がストッパロッド110を通し孔114に引き込んで、
ストッパカム126の制止を解除した状態を保持するよ
うに設定している。
【0079】さらに、キーソレノイド用リミットスイッ
チ138は、図7に示す状態から図8に示す状態に移行
しても、そのままオン状態を維持しているので、キー5
6がACCからLOCK位置に移行できないように制限
されている。
【0080】次に、シフトレバー16をR、N、D、
2、LのレンジからPレンジにシフト操作する場合に
は、まず、シフトレバー16のノブを操作して、ディテ
ントピン80をシフトレバー16の基端側へ移動してP
レンジ位置にシフト操作し、ノブを離す。すると、ディ
テントピン80はストッパカム126の挿通溝部130
に入り、ディテントピン80が図示しない弾性体の付勢
力でシフトレバー16の自由端側へ復帰する動作によっ
て、ストッパカム126を矢印C方向に回動する。
【0081】そして、ストッパカム126が図7の位置
に至ると、シフトソレノイド用リミットスイッチ136
がオン動作され、その信号を受けた中央制御装置の指令
によって、シフトロック用ソレノイド104が作動さ
れ、ストッパロッド110が通し孔114からストッパ
カムを制動可能な位置まで延出される。
【0082】ストッパカム126は図7の状態からディ
テントピン80に操作されて、さらに矢印C方向に回動
し、図6の状態に移行する。すると、キーソレノイド用
リミットスイッチ138がオン動作され、その信号を受
けた中央制御装置が、キーインタロックソレノイド14
0を駆動して、キー56をACC位置からLOCK位置
に移動し、引き抜き可能なように、キーインタロックを
解除する。また、このとき、シフトソレノイド用リミッ
トスイッチ136は前述の通りオン状態を維持してい
る。
【0083】なお、上述した本第2実施の形態における
以上説明した以外の構成、作用、及び効果は前述した第
1実施の形態と同様であるので、同一部材には同一符号
を付すこととし、その詳細な説明を省略する。
【0084】次に、本発明の第3実施の形態に係るシフ
トレバー装置について、図11〜図14により説明す
る。このシフトレバー装置の主要部分が、図11に斜視
図にて示されているように、シフトレバー本体部10
は、ハウジングとしてのシフトレバーボックス14に対
し、シフトレバー16が直線状のシフト操作方向へセレ
クト操作可能に装着されている。
【0085】このため、シフトレバーボックス14の車
室内に向けた上板部84には、シフト操作用ガイド孔6
0が穿設されている。このシフト操作用ガイド孔60
は、直線状の長溝に形成されている。
【0086】このシフト操作用ガイド孔60は、シフト
レバー16をP、R、N、D、2、Lの位置にシフトチ
ェンジ操作させるためのガイド孔である。
【0087】図11に示すように、シフトレバーボック
ス14に装着されるシフトレバー16は、その基端部を
軸棒200によって、所定角回動自在にシフトレバーボ
ックス14に対し軸支されている。
【0088】シフトレバー16には、図示しない操作腕
部が延出して形成されており、その自由端部には、同じ
く図示しない自動変速機に接続されたシフト操作用のミ
ッションケーブルが接続される。
【0089】また、シフトレバー16の中間部には、デ
ィテントピン80を貫通させる摺動孔82が穿設されて
いる。
【0090】図11〜図14に示すように、シフトレバ
ーボックス14における側板部112の所定位置には、
シフトレバー16に突出して装着されたディテントピン
80の自由端部を臨ませるための開口であるディテント
穴116が穿設されている。
【0091】このディテント穴116は、そのシフトレ
バー16の自由端側の周辺部に、Pレンジ用凹部11
8、Rレンジ用凹部120、N、D、2レンジ用凹部1
22、Lレンジ用凹部124が設けられている。
【0092】シフトレバーボックス14の内部には、シ
フトロックユニット202が配置されている。このシフ
トロックユニット202は、シフトロックプレート20
4をソレノイドアクチェータ206で移動操作するよう
に構成されている。このシフトロックプレート204の
自由端部分には、ディテント穴116のPレンジ用凹部
118部分に位置するディテントピン80を受け入れる
ための逆コ字状に切欠された係止凹部208が形成され
ている。
【0093】シフトレバーボックス14の側板部112
には、シフトレバー16の軸棒200の端部を突出さ
せ、この軸棒200の端部を突出させ、この軸棒200
の突出部分にロックカム210が一体的に固着され、軸
棒200と一体に回動するようにされている。このロッ
クカム210には、その回転中心から遠い外周面として
形成された制止周部212と、その回転中心から近い外
周面として形成された逃げ周部214と、これらの間に
放射線方向に沿って形成された制止壁216とが形成さ
れている。
【0094】シフトレバーボックス14における側板部
112のディテント穴116のPレンジ用凹部118側
所定位置には、板状ストッパカム218が軸部材220
によって回動自由に軸支されて側板部112に沿って配
置されている。
【0095】このストッパカム218には、ディテント
ピン制止腕部222と、ロックカム用腕部224と、ケ
ーブル操作腕部226が設けられている。
【0096】このディテントピン制止腕部222は、軸
部材220を中心とした、その所定の回動位置でその自
由端部がPレンジ用凹部118の底部近傍に位置し、そ
の自由端外側面がディテントピン80をPレンジ用凹部
118から引き出せないように制止し得るよう形成され
ている。
【0097】ストッパカム218におけるロックカム用
腕部224は、その自由端部がロックカム210側へ向
けて鉤形に折曲形成され、その自由端面が制止周部21
2上、又は逃げ周部214上に載るようにされるととも
に、その鉤形に折曲された自由端部縦側面が制止壁21
6に当接してロックカム210の矢印E方向への回動を
制止するように構成されている。
【0098】ストッパカム218におけるケーブル操作
腕部226は、軸部材220から所定長さ延ばされた棒
状に形成され、その自由端部に止めピン228が突設さ
れ、この止めピン228にキーケーブル52の一端部が
固定されている。このキーケーブル52の他端部は、図
示しないキーシリンダ部に接続連動されている。
【0099】このキーシリンダ部は、キーが鍵穴に差し
込まれ、ロック位置からオン位置に回された状態でキー
ケーブル52が送りだされストッパカム218を矢印E
方向へ回動可能状態とし、かつ、キーシリンダ部からキ
ーが引き抜かれ、又はキーシリンダ部に差し込まれたキ
ーがオン位置以外の所定位置にある状態でキーケーブル
52をキーシリンダ部側に引き込みストッパカム218
を図12に示す状態から矢印Eと逆方向に回動しないよ
うに止め置くよう構成されている。
【0100】なお、キーインターロック機構部は、ケー
ブル操作腕部226の止めピン228に固定されたケー
ブル52に連動して用いられるものであればよく、種々
の構成のインターロック機構を利用できる。これととも
に、例えば、その他のインターロック機構を調整装置を
介して組み合わせケーブル52に連動させるように構成
する等、複数のインターロックを組み合わせてストッパ
カム218に連動させるように構成してもよい。
【0101】次に、上述のように構成された本第3実施
の形態におけるフトレバー装置の作用、および動作を説
明する。
【0102】まず、シフトレバー16が、シフト操作用
ガイド孔60のパーキングシフト位置から他のリバース
(R)、ニュートラル(N)、又はドライブ(D)等の
他のレンジへ移動操作不能とされるパーキングシフトロ
ック状態では、図11、図12に示されるように、キー
シリンダ部がキーケーブル52を引くことにより、スト
ッパカム218を矢印Eと逆方向へ回動不能な状態に保
持している。このときには、キーシリンダ部からキーが
引き抜かれ、又はキーがオン位置以外の所定位置にあ
る。この状態では、ストッパカム218の制止腕部22
2が、ディテントピン80の一方の端部をディテント孔
116のPレンジ用凹部118から出ないように制止す
る。さらに、ストッパカム218のロックカム用腕部2
24が逃げ周部214上に位置し、ロックカム210の
制止壁216に当接し、ロックカム210を矢印E方向
へ回動しないように制止するので、このロックカム21
0と一体のシフトレバー16もPレンジ位置からR、N
等の他のレンジ位置へ回動しないように制止されてい
る。
【0103】また、シフトロックユニット202のシフ
トロックプレート204の係止凹部208にディテント
ピン80の他方の端部が入った状態で、このシフトロッ
クプレート204がソレノイドアクチェータ206に制
動されているので、ディテントピン80は、ディテント
穴116のPレンジ用凹部118から出ないように制止
されている。
【0104】すなわち、ディテントピン80は、その両
自由端部がシフトロックユニット202とストッパカム
218とによって、両端支持梁の状態で支持されている
ので、シフトレバー16の自由端部に装着した図示しな
いディテントピン操作用ノブボタンを大きな力で操作し
ても、ディテントピン80が斜めになってPレンジ用凹
部118から外れるようなことを防止し、ディテントピ
ン80を確実にPレンジ用凹部118内に保持できる。
【0105】また、シフトレバー16がパーキングシフ
トロック状態にある場合には、シフトレバー16をP位
置からR、N等のシフト位置方向へ移動しようとする力
が、ディテントピン80とPレンジ用凹部118との
間、及びロックカム210とストッパカム218との間
の2箇所の係合部によって受けられるので、大きな荷重
に耐えられるような構成となっている。
【0106】次に、パーキングシフトロックを解除する
場合には、まずキーをキーシリンダ部に差し込み、オン
位置に回動する。すると、キーシリンダ部からキーケー
ブル52が引き出されるので、ストッパカム218が図
11の矢印Eと逆方向に所要角回動し、図13の状態と
なって制止腕部222がディテントピン80から解除さ
れるとともに、ロックカム用腕部224がロックカム2
10から解除され、さらに、ブレーキが踏まれシフトロ
ックユニット202のシフトロックプレート204を移
動自由に解除された状態では、シフトレンジ選択操作可
能状態とされ、シフトレバー16はパーキングシフト位
置から他のリバース(R)、ニュートラル(N)、又は
ドライブ(D)等の他のレンジへ移動可能となる。
【0107】また、図13に示すようにシフトレバー1
6のノブボタンを押してディテントピン80をPレンジ
用凹部118から鎖線で示すように引き出してから、シ
フトレバー16を回動することにより、図14に示す如
く、ストッパカム218が図の矢印Eと逆方向に所定角
回動され、かつシフトレバー16がPレンジ以外の所望
のレンジへ移動操作されている状態では、ストッパカム
218のロックカム用腕部224が制止周部212上に
あって、ストッパカム218の矢印E方向への回動を制
止しているため、キーケーブル52をキーシリンダ部に
引き込み不能なので、キーシリンダ部に差し込まれたキ
ーを引き抜くことが出来ない状態となっている。また、
キーケーブル56が接続されたストッパカム218は、
シフトレバー16のノブボタンで操作されないから、そ
の分だけこのノブボタンの操作力を大きくしないように
できる。
【0108】次に、パーキングシフトロック解除状態か
ら、パーキングシフトロック状態に移行する場合には、
シフトレバー16をパーキングシフト位置に移動操作
し、シフトレバー16のノブボタンを離し、ティテント
ピン80がストッパカム218を制止しないようPレン
ジ用凹部118の最奥部に入れ、次いでキーをロック位
置に回動すると、キーケーブル52がキーシリンダ部に
引き込まれて、ストッパカム218がディテントピン8
と係合するとともに、シフトロックユニット202の係
止凹部208にディテントピン80が係合した図11に
示す状態となる。なお、この状態ではキーをキーシリン
ダ部から自由に引き抜く事が出来る。
【0109】本第3実施の形態では、シフトレバー本体
部10におけるシフトレバーボックス14の縦側面に機
械式キーインタロック機構部を配置したので、この機械
式キーインタロック機構部を備えたシフトレバー本体部
10を車両の狭い空間内にコンパクトに配置できる。ま
た、電気式キーインタロックに比べ、スイッチ回路を削
減し、キー回路に接続されたコントローラ、更にはワイ
ヤハーネス等の高価な部品が不要なので、省スペース化
を図ることができるとともに、廉価な製品を提供でき
る。
【0110】なお、上述した本第3実施の形態における
以上説明した以外の構成、作用、及び効果は前述した第
1実施の形態と同様であるので、同一部材には同一符号
を付すこととし、その詳細な説明を省略する。
【0111】次に、本発明の第4実施の形態に係るシフ
トレバー装置について、図15〜図19により説明す
る。このシフトレバー装置の主要部分が図15〜図17
に示されているように、シフトレバー本体部10は、ハ
ウジングとしてのシフトレバーボックス14に対し、シ
フトレバー16が直線状のシフト操作方向へセレクト操
作可能に装着されている。
【0112】このため、シフトレバーボックス14の車
室内に向けた上板部84には、シフト操作用ガイド孔6
0が穿設されている。このシフト操作用ガイド孔60
は、直線状の長溝に形成されている。
【0113】このシフト操作用ガイド孔60は、シフト
レバー16をP、R、N、D、2、Lの位置にシフトチ
ェンジ操作させるためのガイド孔である。
【0114】図18に示すように、シフトレバーボック
ス14に装着されるシフトレバー16は、その基端部を
軸棒250によって、所定角回動自在に軸支されてい
る。
【0115】図16に示すように、シフトレバー16に
は、操作腕部252が設けられており、その自由端部に
は、図示しない自動変速機に接続されたシフト操作用の
ミッションケーブル254が接続されている。
【0116】また、シフトレバー16の中間部には、図
16にも示すようにディテントピン80を貫通させる摺
動孔82が穿設されている。
【0117】図15に示すように、シフトレバーボック
ス14の内部における、シフト操作用ガイド孔60のP
レンジ位置から外れた内奥部位置には、シフト操作用ガ
イド孔60の長手方向に直交する方向に、シフトロック
用ソレノイド装置256が配置されている。このシフト
ロック用ソレノイド装置256は、操作杆260を突出
没入操作するソレノイド258を用いて構成されてい
る。この操作杆260には、ストッパロッド部材262
が取り付けられている。図18にも示すようにこのスト
ッパロッド部材262は、その胴部264の先端部に制
止棒部266が一体に突設され、その後端側に伝動部2
74が一体に設けられている。この胴部264は矩形柱
状に形成され、その中央部には、有底穴268が穿設さ
れている。この有底穴268内に操作杆260の自由端
部を挿入し、この胴部264と操作杆260とに止めピ
ン270を貫通して挿着し、操作杆260に胴部264
が一体に締結されている。この胴部264とソレノイド
258との間には、圧縮コイルばね272を、そのコイ
ル部分の中に操作杆260を挿通させて配置し、操作杆
260及びストッパロッド部材262がソレノイド25
8から延出する方向に押し出されるよう付勢されてい
る。
【0118】この胴部264に設けられる制止棒部26
6は、円柱状に形成され、その軸芯が操作杆260と同
軸となるように構成されている。この制止棒部266の
自由端部は、シフトレバーボックス14の側面部所定位
置に穿孔された透孔288を貫通して外方へ延出するよ
う配置されている。
【0119】また、伝動部274は、胴部264の上板
部84に近い部分から、ソレノイド258にかけて延出
するよう形成されている。この伝導部274の自由端側
の操作杆260のストローク長に対応した所定長さ部分
は、自由端にかけて上板部84側へ斜面状に傾斜する滑
らかな表面を有する被動用案内面276に形成されてい
る。
【0120】図15、及び図18にも示すように、スト
ッパロッド部材262の被動用案内面276の直上位置
に対応するシフトレバーボックス14の上板部84に
は、ロック解除ボタン機構が配設されている。このた
め、上板部84の所定位置には、有底筒状の支持筒部2
78が一体に設けられている。この支持筒部278の底
面部には、透孔状の通し孔280が穿設されている。
【0121】図18に示すように支持筒部278には、
ロック解除ボタン282が装着されている。このロック
解除ボタン282は、上板部84の上方へ臨まされる操
作用頭部282Aから操作支杆部282Bと、抜け止め
支杆部282Cとが一体的に延出して形成されている。
この操作支杆部282Bは、長い柱状に形成され、その
自由端部が半球状に形成されるとともに、この自由端部
が被動用案内面276の近傍に臨まされている。
【0122】また、抜け止め支杆部282Cは、ロック
解除ボタン282の押し操作ストロークに対応した所定
長さに形成され、その自由端部には抜け止め用返り爪部
284が形成されている。この返り爪部284は、支持
筒部278の口端部に係合してロック解除ボタン282
が上板部84の上方へ抜け出さないように制止する。
【0123】また、操作用頭部282Aの底面と、支持
筒部287の底面との間には、圧縮コイルばね286が
架設され、ロック解除ボタン282が上板部84の上方
へ突出する方向に付勢されている。
【0124】このように支持筒部278に装着されたロ
ック解除ボタン282は、操作者に押し操作されること
により、圧縮コイルばね286の付勢力に抗して押し込
まれる。そして操作支杆部282Bが、シフトロック用
ソレノイド装置256における被動用案内面276に当
接し、その斜面上を摺動することにより、ストッパロッ
ド部材262を圧縮コイルばね272の付勢力に抗しな
がら、操作杆260をソレノイド258に押し込みつ
つ、矢印F方向へ移動する。
【0125】図19に示すように、このストッパロッド
部材262の動作によって、透孔288から延出してい
た制止棒部266の自由端部が、シフトレバーボックス
14の側面内側へ引き込まれる。
【0126】また、操作者がロック解除ボタン282か
ら手を離すと、このロック解除ボタン282は、圧縮コ
イルばね286の付勢力によって、図18に示した状態
に復帰する。これとともに、ストッパロッド部材262
も圧縮コイルばね272の付勢力によって図18に示し
た状態に復帰する。
【0127】本第4実施の形態では、シフトロック用ソ
レノイド装置256を非通電時にロックするいわゆるノ
ーマルロック方式としたので、ソレノイド258に通電
してもストッパロッド部材262が矢印F方向へ引き込
み動作されないときに、ロック解除ボタン282を押し
て、ストッパロッド部材262を矢印F方向へ移動操作
できる。
【0128】図15〜図19に示すように、シフトレバ
ーボックス14における側板部112の所定位置には、
シフトレバー16に突出して装着されたディテントピン
80の自由端部を臨ませるための開口であるディテント
穴116が穿設されている。
【0129】このディテント穴116は、そのシフトレ
バー16の自由端側の周辺部に、Pレンジ用凹部11
8、Rレンジ用凹部120、N、D、2レンジ用凹部1
22、Lレンジ用凹部124が設けられている。
【0130】シフトレバーボックス14における側板部
112のディテント穴116のPレンジ用凹部118に
近接した所定位置には、板状ストッパカム300が軸部
材302によって回動自由に軸支されて側板部112に
沿って配置されている。
【0131】このストッパカム300は、ディテントピ
ン挿通溝部304と、リミットスイッチ操作部306
と、ストッパロッド部材262の制止用当接部308と
キーケーブル用接続ピン310とを有する。
【0132】ストッパカム300のディテントピン挿通
溝部312は、ディテントピン80を通す長溝状に形成
され、ストッパカム300の回動によってディテント穴
116のPレンジ用凹部118部分に重なる位置(図1
6)から外れる位置(図17)の各状態となるように構
成されている。
【0133】また、ストッパカム300のリミットスイ
ッチ操作部306の回動範囲内の所定箇所には、シフト
ソレノイド用リミットスイッチ314が配置され、スト
ッパカム300が一方、又は他方へ所定角度回動したと
きに、図16と図17とに示すようにリミットスイッチ
操作部314が、シフトソレノイド用リミットスイッチ
314をオン、オフ操作するように構成されている。
【0134】さらに、ストッパカム300の制止用当接
部308の回動範囲内の所定位置に前述した透孔288
が位置し、この透孔288から延出したストッパロッド
部材262の制止棒部266によって図16のようにス
トッパカム300が矢印G方向の回動を制止されるよう
にするとともに、透孔288内に制止棒部266が引き
込まれた場合には、(図17のように)ストッパカム3
00が、この透孔288の位置を自由に通過可能に構成
されている。
【0135】シフトレバーボックス14の側板部112
に設置された、シフトソレノイド用リミットスイッチ3
14は、図示しない中央制御装置等を介してシフトロッ
ク用ソレノイド装置256に接続されている。ストッパ
カム300に突設された接続ピン310には、図示しな
いステアリングコラムのステアリングロックボディーに
取り付けられた機械式キーインターロック機構に接続す
るキーケーブル316の一端部が接続されている。これ
によりシフトレバー16がP位置にない場合には、この
キーインターロック機構により、ACCからLOCK位
置へのキーの移動が制限されるように構成されている。
【0136】次に、上述のように構成された本第4の実
施の形態におけるシフトレバー装置の作用、及び動作を
説明する。
【0137】シフトレバー装置におけるシフトレバー1
6がPレンジ位置にシフト操作されている場合には、図
16に示すようにディテントピン80はディテント穴1
16のPレンジ用凹部118の最奥部に位置する。この
状態では、ディテントピン80は、ストッパカム300
の挿通溝部304に嵌まっていて、ストッパカム300
を軸部材302の回りに矢印Gと逆方向に回動し保持し
ている。そして、ストッパカム300は、そのリミット
スイッチ操作部306がシフトソレノイド用リミットス
イッチ314をオン操作している。
【0138】このためシフトソレノイド用リミットスイ
ッチ314のオン信号を受けた中央制御装置の指令で、
シフトロック用ソレノイド258への通電が断たれ、ス
トッパ部材262の制止棒部266を透孔288から延
出させた状態を保持している。さらに、この図16に示
す状態では、ストッパカム300のリミットスイッチ操
作部306が、キーインターロックのキーケーブル31
6を引き出していないので、図示しない機械式キーイン
ターロック機構によりキーをACCからLOCK位置に
回して引き抜き自由な状態とされている。
【0139】次に、図16の状態から、シフトレバー1
6の自由端部に装着されたノブボタンを押し操作する
と、これに連動してディテントピン80が押し下げら
れ、この動作に連動してストッパカム300が図17の
矢印G方向に回動しようとする。
【0140】このとき、ストッパロッド部材262の制
止棒部266が透孔288から延出して制止用当接部3
08に当っている場合には、ストッパカム300は、図
16の状態で制止される。この状態では、ディテントピ
ン80が、挿通溝部312とPレンジ用凹部118とで
囲まれた空間内にあって、ディテント孔116の他のレ
ンジ側へ移動できないように制止されるシフトロック状
態とされる。
【0141】前述のようにシフトレバー16のシフトチ
ェンジ操作をしようとした際、シフトレバー16のディ
テントピン80に連動するノブを操作する以前に、運転
手がブレーキを踏み込んでいることが図示しない中央制
御装置に接続するセンサで検出されると、中央制御装置
の指令で、シフトロック用ソレノイド258が作動さ
れ、ストッパ部材262の制止棒部266が透孔288
内に引き込まれて、制止棒部266がストッパカム30
0から解離され、キーがオン位置に回動されているとキ
ーインターロックが解除される。
【0142】このロック解除状態では、シフトレバー1
6のノブの押し操作によりディテントピン80をシフト
レバー16の基端側へさらに移動し、ストッパカム30
0を矢印G方向へさらに回動し、図17の状態に至る。
この図17の状態では、ディテントピン80はPレンジ
用凹部118から離脱した状態にあるので、シフトレバ
ー16を軸棒250の軸回りに回動するシフト操作をす
ることにより、他のR、N、D、2、Lレンジにシフト
することが可能となる。
【0143】このストッパカム300が図17に示す位
置にある場合には、シフトソレノイド用リミットスイッ
チ314がオフ状態とされ、その信号を受けた中央制御
装置の指令により、シフトロック用ソレノイド258が
ストッパロッド部材262の制止棒部266を透孔28
8に引き込んで、ストッパカム300の制止を解除した
状態を保持するように設定されている。
【0144】さらに、キーケーブル316は、図17に
示すように引き操作されているので、キーインターロッ
ク機構により、キーはACCからLOCK位置に移行で
きないように制限されている。
【0145】次に、シフトレバー16をR、N、D、
2、LのレンジからPレンジにシフト操作する場合に
は、まず、シフトレバー16のノブを操作して、ディテ
ントピン80をシフトレバー16の基端側へ移動してP
レンジ位置にシフト操作し、ノブを離す。すると、ディ
テントピン80はストッパカム300の挿通溝部304
に入り、ディテントピン80が図示しない弾性体の付勢
力でシフトレバー16の自由端側へ復帰する動作によっ
て、ストッパカム300を矢印Gと逆方向に回動する。
【0146】そして、ストッパカム300が図16の位
置側となると、シフトソレノイド用リミットスイッチ3
14がオン動作され、その信号を受けた中央制御装置の
指令によって、シフトロック用ソレノイド258が作動
され、ストッパロッド部材262の制止棒部266が透
孔288からストッパカム300を制動可能な位置まで
延出される。
【0147】このときのストッパカム300の回動によ
って、キーケーブル316は戻し動作され、これに連動
するキーインタロック機構を操作して、キーをACC位
置からLOCK位置に移動し、引き抜き可能なように、
キーインタロックを解除する。また、前述したように、
本第4実施の形態のシフトレバー装置では、シフトレバ
ーボックス14における一方の端部に、シフトレバー1
6のシフト操作方向に直交する方向に向けてシフトロッ
ク用ソレノイド装置256を配置したので、このシフト
レバーボックス14の同じく一方の端部側に配置したロ
ック解除ボタン282で中間に連動部材を介在させるこ
となく直接的にシフトロック用ソレノイド装置256の
シフトロック解除操作を行なうようにし、構成を簡素化
できる。
【0148】また、シフトロック用ソレノイド装置25
6により、シフトロックと、キーインターロックとの動
作に用いるストッパカム300の回動を制止し、又は制
止解除をする操作を、中間に連動部材を介在させること
なく直接的に行なえるようにし、構成を簡素化できる。
【0149】なお、上述した本第4実施の形態における
以上説明した以外の構成、作用、及び効果は前述した第
1及び第2実施の形態と同様であるので、同一部材には
同一符号を付すこととし、その詳細な説明を省略する。
【0150】
【発明の効果】以上説明した如く本発明に係るシフトレ
バー装置は、簡素な構造により、特定の条件下において
キーインタロック機構により確実にキーインタロック状
態とすることができ、しかもこのキーインタロック機構
を限られた狭い空間内にコンパクトに配置できるという
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態に係るシフトレバー装
置の主要部の構成を示す一部破断した斜視図である。
【図2】本発明の第1実施の形態に係るシフトレバー装
置の主要部の構成を示す縦断面図である。
【図3】本発明の第1実施の形態係るシフトレバー装置
におけるキーインタロック機構の主要部の構成を示す要
部正面図である。
【図4】本発明の第1実施の形態に係るシフトレバー装
置の軸棒とロック部材との結合部を取り出して示す要部
断面図である。
【図5】本発明の第2実施の形態に係るシフトレバー装
置の主要部の構成を示す一部破断した概略斜視図であ
る。
【図6】本発明の第2実施の形態係るシフトレバー装置
におけるパーキング状態にあるキーインタロック及びシ
フトインターロックの主要部の構成を示す要部正面図で
ある。
【図7】本発明の第2実施の形態係るシフトレバー装置
におけるシフトロック状態にあるキーインタロック及び
シフトインターロックの主要部の構成を示す要部正面図
である。
【図8】本発明の第2実施の形態係るシフトレバー装置
におけるシフトロックとキーインタロックの解除状態に
あるキーインタロック及びシフトインターロックの主要
部の構成を示す要部正面図である。
【図9】本発明の第2実施の形態係るシフトレバー装置
におけるシフトレバーの基端部と、シフトレバーボック
スの上板部の裏面とを示す一部破断した概略斜視図であ
る。
【図10】本発明の第2実施の形態係るシフトレバー装
置に接続される、キーシリンダ部分を取り出して示す概
略斜視図である。
【図11】本発明の第3実施の形態に係わるシフトレバ
ー装置の主要部の構成を示す要部概略斜視図である。
【図12】本発明の第3実施の形態に係わるシフトレバ
ー装置におけるパーキング状態にあるキーインターロッ
ク及びシフトインターロックの主要部の構成を示す要部
正面図である。
【図13】本発明の第3実施の形態に係わるシフトレバ
ー装置におけるキーインターロック及びシフトインター
ロックの解除状態を示す要部正面図である。
【図14】本発明の第3実施の形態に係わるシフトレバ
ー装置におけるシフトレバー装置をパーキング位置以外
にシフト操作した状態を示すキーインターロック及びシ
フトインターロックの主要部の要部正面図である。
【図15】本発明の第4実施の形態に係わるシフトレバ
ー装置を示す部分断面平面図である。
【図16】本発明の第4実施の形態に係わるシフトレバ
ー装置を示す部分断面側面図である。
【図17】本発明の第4実施の形態に係わるシフトレバ
ー装置を示す部分断面側面図である。
【図18】本発明の第4実施の形態に係わるシフトレバ
ー装置におけるシフトロック状態に示す図15のXVI
II−XVIII線による縦断面図である。
【図19】本発明の第4実施の形態に係わるシフトレバ
ー装置におけるシフトロック解除状態を示す図15のX
VIII−XVIII線に対応する縦断面図である。
【符号の説明】
10 シフトレバー本体部 12 キーシリンダ部 14 シフトレバーボックス (壁部) 16 シフトレバー 18 軸棒 32 ロックリンク部材 34 ロック解除保持腕部 36 ロック腕部 38 連動腕部 40 ロックレバー 48 ロック部材 52 キーケーブル 56 キー 60 シフト操作用ガイド孔 62 セレクト操作用ガイド孔 64 軸受筒体 68 軸ピン 78 摺動体 80 ディテントピン 84 上板部 86 シフト用摺接台部材 88 セレクト用摺接台部材 98 ランプ取り付け部 104 シフトロック用ソレノイド部材 110 ストッパロッド 112 側板部 114 通し孔 116 ディテント穴 126 ストッパカム 128 軸部材 130 挿通溝部 132 リミットスイッチ操作部 134 制止用当接部 136 シフトソレノイド用リミットスイッチ 138 キーソレノイド用リミットスイッチ 200 軸棒 202 シフトロックユニット 210 ロックカム 212 制止周部 214 逃げ周部 216 制止壁 218 ストッパカム 222 制止腕部 224 ロックカム用腕部 226 ケーブル操作腕部 256 シフトロック用ソレノイド装置 258 ソレノイド 260 操作杆 262 ストッパロッド部材 266 制止棒部 276 被動用案内部 278 支持筒部 282 ロック解除ボタン 282B 操作支杆部 300 ストッパカム

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両用変速機をシフト操作するよう連動
    され、移動操作により複数のシフトレンジの内の一つの
    シフトレンジを選択可能とするシフトレバーと、 前記シフトレバーを装着した部材から立設した壁部と、 前記壁部の外側面上に装着され、前記シフトレバーが所
    定のシフトレンジ位置にあるとき、所定条件に従ってキ
    ーのロック又は解除を行うキーインターロック機構、及
    び所定条件に従ってシフトロック又は解除を行うシフト
    ロック機構と、 を有することを特徴とするシフトレバー装置。
  2. 【請求項2】 車両用変速機をシフト操作するよう連動
    され、移動操作により複数のシフトレンジの内の一つの
    シフトレンジを選択可能とするシフトレバーと、 前記シフトレバーに連動動作するロック部材と、 キーの所要の操作に連動されたロックリンク部材と、 前記ロックリンク部材に設けられ、前記シフトレバーが
    パーキングロック位置にあるとき、前記キーの所要の操
    作で前記ロック部材に係合されて前記シフトレバーのパ
    ーキングシフトレンジ以外への移動を阻止するととも
    に、前記キーの前記所要の操作とは逆方向の操作で前記
    ロック部材から解離され、前記シフトレバーのパーキン
    グシフトレンジ以外への移動を可能とするよう構成され
    たロック腕部と、 前記ロックリンク部材に一体形成されたロック解除保持
    腕部と、 前記ロックリンク部材の前記ロック腕部を前記ロック部
    材に係合された状態で、前記シフトレバーをパーキング
    ロック位置以外のシフトレンジ位置へ移動する動作に連
    動して前記ロック解除保持腕部に係合するとともに、前
    記シフトレバーのパーキングロック位置への移動に連動
    して、前記ロック解除保持腕部から解離するよう構成さ
    れたロックレバーと、 を有することを特徴とするシフトレバー装置。
  3. 【請求項3】 シフト操作用のシフトレバーが車体へ支
    持されて乗員の操作用とされるシフトレバー装置であっ
    て、 車体へ取り付けられ、シフトレバーが貫通すると共にシ
    フト操作ストロークの中間部でシフト操作方向と交差す
    る方向へセレクト操作できるガイド孔を備えたハウジン
    グと、 前記ガイド孔の長手方向端部側方位置でハウジングに設
    けられシフト位置を表示するランプ取り付け部と、 前記ハウジング内であって、前記ガイド孔の長手方向延
    長上に配置され、シフト操作方向と直交方向に駆動力を
    生ずる駆動手段と、 前記ハウジングの側壁に形成され、前記シフトレバーか
    ら突出したディテントピンを受け入れるディテント溝
    と、 前記ディテント溝付近のハウジングの側壁外周へ移動可
    能に取り付けられ、前記駆動手段によって移動されてデ
    ィテントピンのディテント溝特定位置への移動を制御す
    るカムストッパと、 を有することを特徴とするシフトレバー装置。
  4. 【請求項4】 前記カムストッパの移動位置を検出する
    スイッチがハウジング側壁へ設けられ、このスイッチの
    検出信号によってキーインターロック用駆動手段を作動
    させるようにしたことを特徴とする請求項3記載のシフ
    トレバー装置。
  5. 【請求項5】 車両用変速機をシフト操作するよう連動
    され、移動操作により複数のシフトレンジの内の一つの
    シフトレンジを選択可能とするシフトレバーと、 前記シフトレバーに連動動作するロックカムと、 キーの所要の操作に連動されたストッパカムと、 前記ストッパカムに設けられ、前記シフトレバーがパー
    キング位置にあるとき、前記キーの所要の操作で前記ス
    トッパカムが回動されたとき、前記ロックカムの制止壁
    に係合して前記シフトレバーがパーキングシフトレンジ
    以外へ回動することを阻止するとともに、前記キーの前
    記所要の操作とは逆方向の操作で前記ロックカムから解
    離され、前記シフトレバーのパーキングシフトレンジ以
    外への移動を可能とするよう構成されたロックカム用腕
    部と、 前記ストッパカムに設けられ、前記シフトレバーに装着
    されたディテントピンがディテント穴のPレンジ用凹部
    内に位置するとき、前記Pレンジ用凹部内から前記ディ
    テントピンが抜け出すのを阻止するとともに、前記キー
    の所要の操作で前記ストッパカムが回動されたとき、前
    記ディテントピンが前記Pレンジ用凹部から脱出可能と
    するよう構成された制止腕部と、 を有することを特徴とするシフトレバー装置。
  6. 【請求項6】 車両用変速機をシフト操作するよう連動
    され、移動操作により複数のシフトレンジの内の一つの
    シフトレンジを選択可能とするシフトレバーと、 前記シフトレバーのシフト操作方向に交わる方向へ向け
    て配置されたシフトロック用ソレノイド装置と、 前記シフトロック用ソレノイド装置における前進、後退
    動作を行なうストッパロッド部材の一部に設けた被動用
    案内部と、 前記被動用案内部に対応した位置に配置されたロック解
    除ボタンの操作に連動して前記被動用案内部に直接的に
    作用し、前記ストッパロッド部材にロック解除動作を行
    なわせるよう前記ロック解除ボタンに一体的に設けられ
    た操作支杆部と、 を有することを特徴とするシフトレバー装置。
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