JP2003162337A - シフトロック装置 - Google Patents

シフトロック装置

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JP2003162337A
JP2003162337A JP2001361301A JP2001361301A JP2003162337A JP 2003162337 A JP2003162337 A JP 2003162337A JP 2001361301 A JP2001361301 A JP 2001361301A JP 2001361301 A JP2001361301 A JP 2001361301A JP 2003162337 A JP2003162337 A JP 2003162337A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 部品点数の増加を防いで小型化し、複数の選
択位置のそれぞれでシフトレバーをロックできるシフト
ロック装置を提供する。 【解決手段】 シフトレバー15はシフトゲート14に沿っ
て前後方向及び左右方向に操作可能に支持されている。
ストッパプレート82には、R位置とN位置との間におい
てシフトレバー15の移動を規制可能な第1規制部95と、
N位置とS位置との間においてシフトレバー15の移動を
規制可能な第2規制部96とが形成されている。ストッパ
プレート82は、上下方向に延びる図示しない軸によって
孔101において貫通され、この軸回りに回動可能に支
持されている。ストッパプレート82は、第1規制部95が
R位置とN位置との間に移動し、第2規制部96がN位置
とS位置との間に移動してR位置、N位置、S位置のい
ずれか一箇所でシフトレバー15をロック可能なロック位
置と、ロック解除位置とに回動可能になっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシフトロック装置に
係り、詳しくはシフトバイワイヤ方式におけるシフトレ
バーを備えたシフト装置に好適なシフトロック装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の変速機の接続状態の切り換え
には、近年、シフトレバー等の切換え操作をセンサによ
って検知して電気的な切換え信号に変換し、その信号に
よってアクチュエータを作動させ、そのアクチュエータ
により変速機の接続状態を切り換える、いわゆるシフト
バイワイヤ方式が開発されている。こうしたシフトバイ
ワイヤ方式におけるシフト装置では、リンク機構等の機
械的な構成が低減され、小型化が容易となる。このた
め、比較的小さな力でシフト切り換えが可能になるとと
もに、車室内におけるシフト装置のレイアウトに自由度
を増することができるようになっている。
【0003】このようなシフトバイワイヤ方式における
シフト装置には、シフトレバーの選択位置として駐車位
置Pを備えず、シフトレバーが後退位置Rや前進位置に
位置する状態で、車両のイグニッションをオフにするよ
うに構成されるものがある。
【0004】このシフト装置を備える車両を、駐停車す
る場合には、例えば坂道停車等、状況に応じてシフトレ
バーを適切な選択位置に操作して駐停車することがあ
る。例えば、上り坂で停車する場合には、車両が後退し
て坂を下ることを規制するように、シフトレバーを前進
位置に位置させて停車する。また、例えば下り坂で停車
する場合には、車両が前進して坂を下ることを規制する
ように、シフトレバーを後退位置Rに位置させて停車す
る。
【0005】車両は、このように、状況に応じてシフト
レバーを適切な選択位置に位置させた後、シフトレバー
をその選択位置にロックして駐停車することが考えられ
る。シフトレバーのロック装置には、例えば、シフトレ
バーの各選択位置ごとに対応させてそれぞれソレノイド
を取り付け、対応するソレノイドのプランジャを突出さ
せることによりシフトゲートを塞ぎ、シフトレバーをロ
ックする構成が考えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、シフトレバ
ーの各選択位置ごとにそれぞれソレノイドを取り付ける
と、ソレノイドの数が増加し、コスト高になる。また、
ソレノイドを取り付けるためのスペースが、数の増加と
ともに大きくなり、シフト装置の小型化に支障を来た
す。
【0007】本発明は前述した事情に鑑みてなされたも
のであって、部品点数の増加を防いで小型化し、複数の
選択位置のそれぞれでシフトレバーをロックできるシフ
トロック装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の発明では、車両の変速機の接続
状態を切り換えるために、シフトゲートにおける各選択
位置に操作され、第1方向及び第2方向へ操作可能なシ
フトレバーを備えるシフト装置におけるシフトロック装
置であって、前記第1方向に並ぶ所定の選択位置間にお
いて、前記シフトレバーの第1方向への移動を規制可能
な第1規制部と、前記第2方向に並ぶ所定の選択位置間
において、前記シフトレバーの第2方向への移動を規制
可能な第2規制部とのうち、少なくともいずれか一方を
備えるとともに前記規制部を複数備えるロック部材を、
前記第1方向に延びる線と第2方向に延びる線とを含む
面に対して垂直な軸回りに回動可能に支持し、前記ロッ
ク部材は、前記シフトレバーを前記選択位置において前
記規制部によりロック可能なロック位置と、前記各規制
部が前記シフトレバーの移動を規制しないロック解除位
置とに回動可能なことを要旨とする。
【0009】この発明によれば、ロック部材が回動され
てロック位置に配置されると、ロック部材に第1規制部
が備えられている場合には、ロック部材と一体で回動す
る第1規制部により、第1方向に隣り合って並ぶ所定の
選択位置間をシフトレバーが移動できなくなる。また、
ロック部材に第2規制部が備えられている場合には、ロ
ック部材と一体で回動する第2規制部により、第2方向
に隣り合って並ぶ所定の選択位置間をシフトレバーが移
動できなくなる。ロック部材には、規制部が複数備えら
れているため、一つのロック部材により、部品点数の増
加を防いで、複数の選択位置のそれぞれでシフトレバー
をロックできる。例えば、ロック部材をソレノイドで回
動させる場合、ロック部材を一つのソレノイドによって
回動可能に構成することにより、複数のソレノイドを備
える場合に比べて、コストを抑えるとともに小型化でき
る。
【0010】また、ロック部材には、規制部が複数備え
られているため、シフトレバーをロックする選択位置の
配置に応じて、例えば第1規制部及び第2規制部の両方
を備えるようにロック部材を構成できる。また、第1規
制部のみを複数備えて第2規制部を備えないようにロッ
ク部材を構成したり、第2規制部のみを複数備えて第1
規制部を備えないようにロック部材を構成することもで
きる。
【0011】請求項2に記載の発明では、請求項1に記
載の発明において、前記ロック部材には、前記ロック解
除位置において、前記シフトレバーの移動を規制しない
形状に形成された溝部が形成され、前記溝部に、前記第
1規制部及び前記第2規制部が設けられたことを要旨と
する。
【0012】この発明によれば、溝部はシフトゲートに
対応するように形成すればよいため、形成しやすく、ロ
ック部材を形成しやすい。請求項3に記載の発明では、
請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記ロッ
ク部材が前記ロック位置で、前記シフトレバーが中立位
置の状態において、前記シフトレバーが前記第1規制部
及び第2規制部の一方に当接され、前記シフトレバーが
他の選択位置側へ付勢されることにより、前記ロック部
材が前記ロック解除位置側へ回動され、前記中立位置か
ら前記他の選択位置へ前記シフトレバーを移動可能に構
成されたことを要旨とする。
【0013】この発明によれば、シフトレバーが中立位
置でロック部材がロック位置に回動された場合、シフト
レバーを第1規制部及び第2規制部の一方に当接させ
て、他の選択位置、例えば後退位置又は前進位置に操作
すると、シフトレバーが後退位置又は前進位置に移動さ
れる。そして、後退位置又は前進位置でシフトレバーが
ロックされる。このため、例えば坂道停車等のように、
中立位置でシフトレバーをロックすることが好ましくな
い場合において、シフトレバーが中立位置でロック部材
がロック位置に回動された状態でも、シフトレバーを中
立位置から後退位置又は前進位置に移動してロックでき
る。
【0014】請求項4に記載の発明では、請求項1〜請
求項3のいずれか一項に記載の発明において、前記ロッ
ク部材が前記ロック位置で、前記シフトレバーが前記規
制部と係合した状態で、該シフトレバーが他の選択位置
側に付勢されても、前記ロック部材がロック解除方向の
力を受けないように形成されていることを要旨とする。
【0015】この発明によれば、運転者が誤ってシフト
レバーを他の選択位置へ移動させるのを防止できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明をシフトバイワイヤ
方式におけるシフトレバーを備えたシフト装置のシフト
ロック装置に具体化した一実施形態を図1〜図4に従っ
て説明する。
【0017】図1(a)はシフト装置の模式分解斜視図
を示し、図1(b)はディテント凹部の模式拡大図を示
し、図2はシフト装置の模式斜視図を示す。図2に示す
ように、シフト装置11は、ほぼ箱状のケースとしての
ベースハウジング12を備えている。ベースハウジング
12は、下端部のフランジを介して、車両のフロアコン
ソールFに締結固定されている。
【0018】ベースハウジング12の上部には、カバー
プレート13が被せられている。カバープレート13に
は、シフトゲート14が形成されている。シフトゲート
14からは、シフトレバー15が上方に延びている。シ
フトレバー15の上端部には球状のノブ16が取り付け
られている。
【0019】また、ベースハウジング12にはセンサユ
ニット21が取り付けられている。シフトゲート14
は、車両の前後左右方向にそれぞれ延びる十字状のゲー
トにおいて、さらに、十字の左側の端部から前方に延び
るゲートが形成された形状になっている。シフト装置1
1は、ノブ16が操作されてシフトレバー15がシフト
ゲート14におけ左側の前端部(R位置)に操作される
と、車両の変速機が後退状態Rに切り換えられるように
構成されている。また、シフトレバー15が、十字の左
端部(N位置)に操作されると、変速機は中立状態Nに
切り換えられるように構成されている。N位置がシフト
レバー15の中立状態になっている。また、シフトレバ
ー15が、十字の中央部(S位置)に操作されると、変
速機はシーケンシャル状態Sに切り換えられるように構
成されている。
【0020】また、シーケンシャル状態において、シフ
トレバー15が十字の前端部(+位置)に操作される
と、変速機は一段上の接続状態に切り換えられるように
構成されている。また、この状態でノブ16から手を離
すと、シフトレバー15が再びS位置に戻るように構成
されている。また、シフトレバー15が十字の後端部
(−位置)に操作されると、変速機は一段下の接続状態
に切り換えられ、シフトレバー15が再びS位置に戻る
ように構成されている。また、シーケンシャル状態Sに
おいて、シフトレバー15が十字の右端部(S/A位
置)に操作されると、自動変速状態(オートマチック状
態)Aに切り換えられるように構成されている。また、
オートマチック状態Aにおいて、シフトレバー15がS
位置に戻っても、オートマチック状態Aのままであるよ
うに構成されている。また、オートマチック状態Aにお
いて、シフトレバー15がS/A位置に操作されると、
シーケンシャル状態Sに切り換えられるように構成され
ている。車両は、シーケンシャル状態S及び自動変速状
態Aのときに前進するようになっており、S位置が前進
位置になっている。
【0021】シフト装置の操作においては、操作力を解
除してもシフトレバーが選択位置に保持されるステーシ
ョナリー操作モードと、操作力を解除するとシフトレバ
ーが基準位置に戻るモメンタリー操作モードとがある。
この実施形態のシフト装置11では、R、N、S位置間
の操作が、操作時にノブ16から手を離してもシフトレ
バー15が選択位置に保持されるステーショナリー操作
モードであるように構成されている。また、S位置、+
位置、−位置、S/A位置間の操作は、操作時にノブ1
6から手を離すとシフトレバー15が基準位置としての
S位置に戻るモメンタリー操作モードであるように構成
されている。図2では、ステーショナリー操作モードを
白塗りの矢印で図示し、モメンタリー操作モードを黒塗
りの矢印で図示している。
【0022】この実施形態では、R位置とN位置とを切
り換える方向となる車両における前後方向が第1方向で
あり、この方向をシフト方向と称する。+位置と−位置
とを切り換える方向もシフト方向である。また、N位置
とS/A位置とを切り換える方向となる車両における左
右方向が第2方向であり、この方向をセレクト方向と称
する。また、カバープレート13には、各R、N、+、
−、S/A位置に対応して、それぞれR、N、+、−、
S/Aの文字が表示されている。
【0023】図1(a)に示すように、ベースハウジン
グ12内には、リテーナ23が配置されている。リテー
ナ23の下部には、シャフト24が貫通している。シャ
フト24は、ベースハウジング12内の図示しない支持
部に回動可能に支持されており、リテーナ23は、シャ
フト24と一体で回動するように形成されている。シャ
フト24は、左側から右側に向かって延びるように配置
されており、リテーナ23及びシャフト24は、前後方
向(シフト方向)に回動可能になっている。
【0024】リテーナ23の上部には、シフトレバー1
5の下部が、セレクトピン25を介して回動可能に支持
されている。セレクトピン25は、前方から、後方に向
かって延びるように配置されている。シフトレバー15
の下部は、コ字状に形成され、リテーナ23の上部を挟
むような形状に形成されている。セレクトピン25は、
トーションスプリング26を貫通し、さらにシフトレバ
ー15の下部とリテーナ23の上部とを貫通した状態
で、止め輪27によって抜け止めされている。
【0025】シフトレバー15は、リテーナ23に対し
て左右方向(セレクト方向)に回動可能になっている。
リテーナ23が前後方向(シフト方向)に回動可能で、
シフトレバー15がリテーナ23に対して左右方向(セ
レクト方向)に回動可能であるため、シフトレバー15
は前後左右方向に回動可能になっている。
【0026】ベースハウジング12の上部は、ほぼドー
ム状に形成されており、このドーム部31には、カバー
プレート13のシフトゲート14と同様のゲート32が
形成されている。ドーム部31の上には、同様のドーム
形状のスライドカバー33が、ドーム部31に対して摺
動可能に配置されている。スライドカバー33は、ドー
ム部31より径が小さく形成されており、中央に、シフ
トレバー15の貫通孔が形成されている。スライドカバ
ー33は、ベースハウジング12とカバープレート13
との間に収容されている。シフトレバー15は、ゲート
32を貫通し、スライドカバー33の貫通孔、カバープ
レート13のシフトゲート14を順に貫通して、シフト
ゲート14の上方に露出し、先端にノブ16が取り付け
られている。スライドカバー33は、シフトレバー15
の移動に伴ってドーム部31上を摺動し、ゲート32を
カバーすることが可能になっている。
【0027】シフトレバー15の下部には、斜め上方に
向かって延びるようにピン収容凹部35が形成されてい
る。ピン収容凹部35には、ディテントピン36と、デ
ィテントピン36を上方に付勢するスプリング37とが
収容されている。ドーム部31の下面には、ディテント
ピン36に対向するようにディテント凹部38が形成さ
れている。
【0028】ディテント凹部38は、シフトゲート14
と同様な形状に形成されている。図1(b)に示すよう
に、ディテント凹部38は、シフトレバー15がR位置
のときにディテントピン36が係合する第1凹部41
と、シフトレバー15がN位置のときにディテントピン
36が係合する第2凹部42と、ほぼト字状で、シフト
レバー15がモーメンタリー操作モードのときにディテ
ントピン36が係合する第3凹部43とを備えている。
第1及び第2凹部41,42間と、第2及び第3凹部4
2,43間とは、第1〜第3凹部41〜43より浅い凹
部に形成されている。また、第3凹部43は、シフトレ
バー15がS位置のときにディテントピン36と対向す
る部分が、他の部分より深く形成されている。
【0029】このため、シフトレバー15は、R,N,
S位置間の操作において、ディテントピン36が第1〜
第3凹部41〜43に係合することによって、ノブ16
から手を離してもシフトレバー15が各選択位置に保持
されるステーショナリー操作モードを構成可能になって
いる。また、シフトレバー15は、S位置、+位置、−
位置、S/A位置間の操作において、ノブ16から手を
離すとシフトレバー15がS位置に戻るモメンタリー操
作モードを構成可能になっている。また、S/A位置か
らS位置にシフトレバー15が戻る力は、トーションス
プリング26の付勢力によってももたらされるようにな
っている。
【0030】図1(a)及び図2に示すように、ベース
ハウジング12において、シャフト24が延びる方向と
交差する面を備える右側壁50には、センサユニット2
1が取り付けられている。センサユニット21は、扁平
な四角箱状に形成されている。図1(a)に示すよう
に、ベースハウジング12の右側壁50には、センサユ
ニット21を取り付けるための取付凹部52が形成され
ている。センサユニット21は、取付凹部52に一部収
容された状態で、ベースハウジング12に取り付けられ
ている。
【0031】図3はセンサユニットの模式断面図を示
す。図1(a)及び図3に示すように、センサユニット
21は、扁平な有底四角箱状のケース53と、ケース5
3を覆うカバープレート54とを備えている。ケース5
3は、取付凹部52に収容されている。
【0032】ケース53内には、PCボード55が収容
されている。PCボード55は、ケース53に締結固定
されている。PCボード55は、ケース53より上下方
向において短く形成され、ケース53の下部とは対向し
ないように配置されている。また、PCボード55の縁
部にはコネクタ55aが取りつけられている。
【0033】ベースハウジング12の右側壁50及びケ
ース53には、それぞれの下部に、シャフト24の貫通
孔57,58が対向するように形成されている。シャフ
ト24の先端部は、貫通孔57,58を貫通してセンサ
ユニット21内に位置している。シャフト24の先端部
は、PCボード55よりカバープレート54側に位置し
ている。また、リテーナ23には、右側壁50に至るま
でのシャフト24を支持する支持筒23aが形成されて
いる。
【0034】シャフト24の先端部には、ほぼ扇形状の
プレート61が取り付けられている。プレート61の下
部には、ほぼリング状のマグネット62が取り付けられ
ている。マグネット62は、シャフト24によって貫通
されている。プレート61及びマグネット62は、シャ
フト24と一体で回動可能になっている。マグネット6
2は、周方向に極性が変化するように着磁されている。
【0035】PCボード55の下部には、マグネット6
2の上部と対向する位置に、第1MRE素子63aと第
2MRE素子63bとが取り付けられている。第1及び
第2MRE素子63a,63bは、車両における前後方
向に並ぶように取り付けられており、後側に第1MRE
素子63aが取り付けられ、前側に第2MRE素子63
bが取り付けられている。各第1,第2MRE素子63
a,63bは、シャフト24と一体で回動するマグネッ
ト62の磁束の変化をそれぞれ検出可能になっている。
【0036】各第1,第2MRE素子63a,63b
は、シフトレバー15と一体で回動するマグネット62
の磁束の変化に基づいて、三種類のアナログの出力信号
を出力可能になっている。この実施形態では、シフトレ
バー15がR位置及び+位置の一方に位置するときに、
各第1,第2MRE素子63a,63bは信号V1を出
力可能になっている。また、シフトレバー15がN位
置、S位置及びS/A位置のいずれかの場合、各第1,
第2MRE素子63a,63bは信号V2を出力可能に
なっている。また、シフトレバー15が−位置の場合、
各第1,第2MRE素子63a,63bは信号V3を出
力可能になっている。このように、マグネット62と各
第1,第2MRE素子63a,63bとによって、シフ
トレバー15のシフト方向の変化が検知可能になってい
る。
【0037】プレート61の上部には、突片64が形成
されている。この実施形態では、プレート61におい
て、車両における前側に、突片64が形成されている。
PCボード55には、プレート61と対向する面の上部
に、第1フォトインタラプタ71と第2フォトインタラ
プタ72とが取り付けられている。第1及び第2フォト
インタラプタ71,72は、断面コ字状で、発光部と受
光部とが対向して形成され、プレート61の回動によ
り、突片64によって遮光状態になるように形成されて
いる。第1及び第2フォトインタラプタ71,72は、
車両における前後方向に並ぶように取り付けられてお
り、前側に第1フォトインタラプタ71が取り付けら
れ、後側に第2フォトインタラプタ72が取り付けられ
ている。プレート61、マグネット62、第1,第2M
RE素子63a,63b、突片64、第1及び第2フォ
トインタラプタ71,72によって第1センサ機構が構
成されている。
【0038】この実施形態では、シフトレバー15がR
位置及び+位置の一方に位置するときに、第1及び第2
フォトインタラプタ71,72はともに受光状態になる
ように構成されている。また、シフトレバー15がN位
置、S位置及びS/A位置のいずれかの場合、シフトレ
バー15と一体で回動する突片64によって、第1フォ
トインタラプタ71は遮光状態になり、第2フォトイン
タラプタ72は受光状態のままとなるように構成されて
いる。また、シフトレバー15が−位置の場合、第1及
び第2フォトインタラプタ71,72は、突片64によ
ってともに遮光状態になるように構成されている。この
ように、第1及び第2フォトインタラプタ71,72と
突片64とによるデジタルの出力信号によっても、シフ
トレバー15のシフト方向の変化が検知可能になってい
る。
【0039】上記のように、シフトレバー15のシフト
方向の変化は、マグネット62、第1,第2MRE素子
63a,63bの組によるアナログの出力信号による検
知と、第1及び第2フォトインタラプタ71,72と突
片64の組によるデジタルの出力信号による検知とによ
り、二重に検知可能に構成されている。第1,第2MR
E素子63a,63bからの信号と、第1及び第2フォ
トインタラプタ71,72による信号とは、OR回路で
処理されて、変速機における接続状態の切換制御用の電
子制御装置(ECU)に入力されるように構成されてい
る。このため、第1,第2MRE素子63a,63b
と、第1及び第2フォトインタラプタ71,72との一
方が故障した場合でも、他方によって支障なくシフトレ
バー15のシフト方向の変化を検知可能になっている。
【0040】PCボード55には、シフトレバー15側
の面のほぼ中央部に、第1マイクロスイッチ73と第2
マイクロスイッチ74とが取り付けられている。第1及
び第2マイクロスイッチ73,74は、車両における前
後方向に並ぶように取り付けられており、前側に第1マ
イクロスイッチ73が取り付けられ、後側に第2マイク
ロスイッチ74が取り付けられている。第1及び第2マ
イクロスイッチ73,74には、それぞれレバー73
a,74aが斜めに傾いた状態で設けられている。第1
及び第2マイクロスイッチ73,74は、各レバー73
a,74aが途中まで押された中押しの状態と、レバー
73a,74aがフルに押された状態とで、それぞれ異
なる信号を出力可能に構成されている。第1及び第2マ
イクロスイッチ73,74によって第2センサ機構が構
成されている。
【0041】ベースハウジング12の右側壁50及びケ
ース53には、第1及び第2マイクロスイッチ73,7
4と対向する位置に、ほぼ四角形状の貫通孔75,76
が形成されている。貫通孔75,76の大きさは、第1
及び第2マイクロスイッチ73,74を合わせた大きさ
より大きく形成されている。第1及び第2マイクロスイ
ッチ73,74は、貫通孔75を貫通し、レバー73
a,74aの一部が、貫通孔76を貫通している。
【0042】シフトレバー15には、第1及び第2マイ
クロスイッチ73,74の間に向かって延びるように、
突部77が形成されている。突部77の先端部には、筒
部78が被せられている。筒部78の先端には、断面ほ
ぼコ字状のスイッチ接触部79が取りつけられている。
スイッチ接触部79は、第1及び第2マイクロスイッチ
73,74と対向し、第1及び第2マイクロスイッチ7
3,74を操作可能に形成されている。筒部78内に
は、突部77の先端と、スイッチ接触部79との間に、
スプリング80が収容されている。
【0043】第1及び第2マイクロスイッチ73,74
は、シフトレバー15がS位置のときに、スイッチ接触
部79によってレバー73a,74aが中押しされ、シ
フトレバー15がS/A位置のときに、スイッチ接触部
79によってレバー73a,74aがフルに押されるよ
うに構成されている。そして、シフトレバー15が、S
位置、S/A位置及び両方の間以外のときは、スイッチ
接触部79はレバー73a,74aに接触しないように
構成されている。このため、シフトレバー15がN位置
のとき、スイッチ接触部79はレバー73a,74aに
接触しないように構成されている。このように、第1及
び第2マイクロスイッチ73,74、スイッチ接触部7
9によって、シフトレバー15のセレクト方向の変化が
検知可能になっている。
【0044】ECUは、シフトレバー15のシフト方向
及びセレクト方向についての位置を、各方向についての
検知信号から把握し、把握したシフトレバー15の位置
に基づいて、車両の変速機を切り換えるアクチュエータ
に、所定の操作信号を出力するように構成されている。
【0045】また、スプリング80は、スイッチ接触部
79がレバー73a,74aを押すときの衝撃を吸収す
るように構成されている。また、スプリング80は、シ
フトレバー15がS/A位置のときに、オーバーストロ
ークによってスイッチ接触部79が第1及び第2マイク
ロスイッチ73,74に過度の荷重をかけないように、
オーバーストロークを吸収可能になっている。
【0046】図1(a)に示すように、ベースハウジン
グ12内には、ドーム部31の下方に、シフトロック装
置81が取り付けられている。図4(a)はシフトレバ
ーのロック解除状態を示す模式部分平面図であり、図4
(b)はロック状態を示す模式部分平面図である。
【0047】シフトロック装置81は、ロック部材とし
てのストッパプレート82と、吸引ソレノイド83とを
備えている。ストッパプレート82には、シフトゲート
14と対応する形状の溝部84が形成され、溝部84に
はシフトレバー15が貫通している。ストッパプレート
82は、図4(a)ではロック解除位置に位置し、図4
(b)ではロック位置に位置している。
【0048】図4(a)に示すように、溝部84は、シ
フトゲート14と対応する部分に加え、さらに、R位置
に対応する箇所から左方に延びる第1凹部91が形成さ
れた形状に構成されている。また、溝部84は、さら
に、N位置に対応する箇所から左方に延びる第2凹部9
2が形成され、S位置に対応する箇所に対して左前に第
3凹部93が形成された形状に構成されている。このた
め、ストッパプレート82は、第1凹部91と第2凹部
92の間の部分が、R位置とN位置との間に向かって延
びる第1規制部95になっている。また、ストッパプレ
ート82は、第3凹部93とR位置との間の部分が、N
位置とS位置との間に向かって延びる第2規制部96に
なっている。
【0049】ストッパプレート82には、第2凹部92
に対して後方の角部に、上下方向に延びる孔101が形
成されている。ストッパプレート82は、ベースハウジ
ング12内に形成された上下方向に延びる図示しない軸
によって孔101が貫通されており、ベースハウジング
12の上部で、この軸周りに回動可能に支持されてい
る。
【0050】ストッパプレート82には、孔101が形
成された角部に対して対角線上に位置する角部に、吸引
ソレノイド83のプランジャ102と係合可能な係合部
103が形成されている。プランジャ102は、スプリ
ング104を貫通し、先端部において係合部103に係
合されている。ストッパプレート82が吸引ソレノイド
83によって回動可能になるように、プランジャ102
は、その延びる方向が、ストッパプレート82の回動に
おける接線方向と同じになるように構成されている。ま
た、係合部103は、溝部84の回動によってプランジ
ャ102に対する角度が変化しても、常にプランジャ1
02の先端部と係合するように、該先端部を覆うような
形状に形成されている。
【0051】シフトロック装置81は、車両のイグニッ
ションがオンの状態では、吸引ソレノイド83が通電状
態になり、図4(a)に示すように、プランジャ102
が吸引されて、シフトゲート14がストッパプレート8
2によって妨げられず、シフトレバー15のロックが解
除された状態になるように構成されている。
【0052】また、シフトロック装置81は、イグニッ
ションがオフの状態では、吸引ソレノイド83が非通電
状態になり、スプリング104の付勢力によって、スト
ッパプレート82が孔101を中心にして、図4(a)
において時計方向に回動されるように構成されている。
このようなストッパプレート82の回動により、シフト
ゲート14は、図4(b)に示すように、R位置とN位
置との間が第1規制部95によって塞がれ、N位置とS
位置との間が第2規制部96によって塞がれるように構
成されている。また、シフトロック装置81は、シフト
ゲート14のR位置と、溝部84の第1凹部91とが重
なるとともに、シフトゲート14のN位置、S位置と、
溝部84の第2凹部92、第3凹部93とがそれぞれ重
なるように構成されている。このように、シフトロック
装置81は、シフトレバー15がR位置、S位置、N位
置のいずれかでイグニッションがオフになると、ストッ
パプレート82が回動され、シフトレバー15がロック
されるように構成されている。
【0053】また、第1規制部95は、その両側面部が
斜めに形成されており、ストッパプレート82がロック
位置の状態で、シフトレバー15が第1規制部95と係
合して、該シフトレバー15がN位置からR位置側、又
はR位置からN位置側に付勢されても、ストッパプレー
ト82がロック解除位置と反対側に付勢されるような形
状になっている。このため、シフトレバー15のロック
が外れないようになっている。
【0054】同様に、第2規制部96も、その両側面部
が斜めに形成されており、ストッパプレート82がロッ
ク位置の状態で、シフトレバー15が第2規制部96と
係合して、該シフトレバー15がN位置からS位置側、
又はS位置からN位置側に付勢されても、ストッパプレ
ート82がロック解除位置と反対側に付勢される。この
ため、シフトレバー15のロックが外れないようになっ
ている。
【0055】次に、上記のように構成されたシフトロッ
ク装置の作用を説明する。イグニッションがオンの状態
では、吸引ソレノイド83が通電状態で、図4(a)に
示すように、スプリング104の付勢力に抗してプラン
ジャ102が吸引されており、シフトレバー15のロッ
クが解除された状態になっている。
【0056】また、シフトレバー15がR位置の場合、
イグニッションがオフの状態になると、吸引ソレノイド
83が非通電状態になり、スプリング104の付勢力に
よって、ストッパプレート82が孔101を中心にし
て、時計方向に回動される。このため、図4(b)に示
すように、シフトゲート14においてR位置とN位置と
の間の部分が第1規制部95によって塞がれ、シフトレ
バー15がR位置でロックされる。また、シフトゲート
14のR位置と、溝部84の第1凹部91とが重なり、
シフトレバー15は第1凹部91内に収容されるため、
ストッパプレート82は支障なく回動する。
【0057】シフトレバー15がR位置でロックされた
状態で、イグニッションがオンになると、吸引ソレノイ
ド83が通電状態になり、スプリング104の付勢力に
抗してプランジャ102が吸引されて、ストッパプレー
ト82が101を中心にして反時計方向に回動される。
このため、図4(a)に示すように、第1規制部95が
左に移動して、シフトゲート14が塞がれなくなり、シ
フトレバー15のロックが解除される。
【0058】また、シフトレバー15がS位置の場合、
イグニッションがオフの状態になると、スプリング10
4の付勢力によってストッパプレート82が時計方向に
回動され、図4(b)に示すように、シフトゲート14
においてN位置とS位置との間の部分が第2規制部96
によって塞がれ、シフトレバー15がS位置でロックさ
れる。また、シフトゲート14のS位置と、溝部84の
第3凹部93とが重なり、シフトレバー15は第3凹部
93内に収容されるため、ストッパプレート82は支障
なく回動する。
【0059】シフトレバー15がS位置でロックされた
状態で、イグニッションがオンになると、吸引ソレノイ
ド83が通電状態になり、ストッパプレート82が反時
計方向に回動され、図4(a)に示すように、第1規制
部95が左に移動して、シフトゲート14が塞がれなく
なり、シフトレバー15のロックが解除される。
【0060】また、シフトレバー15がN位置でイグニ
ッションがオフになっても、溝部84が回動され、第1
規制部95及び第2規制部96によって、シフトレバー
15がN位置にロックされる。
【0061】この実施形態は、以下のような効果を有す
る。 (1)ストッパプレート82には、第1規制部95と第
2規制部96とが形成されており、ストッパプレート8
2が回動されることにより、第1規制部95がR位置と
N位置との間を塞ぐとともに、第2規制部96がN位置
とS位置との間を塞ぐことが可能になっている。このた
め、R位置、S位置、N位置のいずれかでシフトレバー
15をロックするロック部材を、ストッパプレート82
の一部品によって構成でき、部品点数を低減できる。
【0062】(2)ストッパプレート82は1個の吸引
ソレノイド83で回動可能であるため、ソレノイドを複
数取り付ける場合に比べて、部品点数を低減でき、シフ
トロック装置81の小型化を図ることができる。
【0063】(3)溝部84は、シフトゲート14と対
応した形状に形成されているため、比較的形成しやす
い。 (4)ストッパプレート82は、ベースハウジング12
の上部に取り付けられているため、それより下に取り付
けられる場合に比べて、ストッパプレート82がシフト
レバー15と当接する箇所がシフトレバー15の回転軸
から離れ、人が操作するノブ16に近くなっている。よ
って、てこの原理により、シフトレバー15がストッパ
プレート82に当接するときにストッパプレート82に
かかる力は、ストッパプレート82がシフトレバー15
の回転軸の近くに取り付けられる場合に比べて小さくな
る。
【0064】(5)第1及び第2規制部95,96は、
側面部が斜めに形成されており、ストッパプレート82
がロック位置で、シフトレバー15が第1又は第2規制
部95,96と係合した状態で、シフトレバー15が他
の選択位置側に付勢されても、ストッパプレート82が
ロック解除方向の力を受けないようになっている。この
ため、運転者が誤ってシフトレバー15を他の選択位置
へ移動させるのを防止できる。
【0065】なお、実施形態は上記に限らず、例えば以
下のように変更してもよい。 ・第1及び第2規制部95,96の形状は、上記に限ら
れず、例えば、ストッパプレート82がロック位置で、
シフトレバー15がN位置の状態において、シフトレバ
ー15をN位置からR位置及びS位置の一方に移動可能
な形状に形成してもよい。例えば、第1規制部95のN
位置側の先端部を削り、図5に示すように、ストッパプ
レート82がロック位置の状態で、第1規制部111の
先端部が、基部側より、N位置のシフトレバー15から
離れるように形成する。同様に、第2規制部96のN位
置側の先端部を削り、図5に示すように、第2規制部1
12の先端部が、基部側より、N位置のシフトレバー1
5から離れるように形成してもよい。
【0066】この場合、N位置のシフトレバー15を第
1規制部111に当て、シフトレバー15をR位置側に
付勢すると、ストッパプレート82がロック解除位置側
に回動して第1規制部111がシフトゲート14から引
っ込み、シフトレバー15がR位置に移動される。シフ
トレバー15がR位置に移動された後、スプリング10
4の付勢力によってストッパプレート82が再びロック
位置に回動され、第1規制部111によって再びR位置
とN位置との間が塞がれるため、シフトレバー15がR
位置でロックされる。
【0067】同様に、N位置のシフトレバー15を第2
規制部112に当て、シフトレバー15をS位置側に付
勢すると、ストッパプレート82がロック解除位置側に
回動して第2規制部112がシフトゲート14から引っ
込み、シフトレバー15がS位置に移動される。その
後、再び第2規制部112によってS位置とN位置との
間が塞がれるため、シフトレバー15がS位置でロック
される。
【0068】この場合、例えば坂道停車等において、シ
フトレバー15がN位置でイグニッションをオフにして
ストッパプレートがロック位置に移動された場合、イグ
ニッションをオンにせず、オフのままで、シフトレバー
15をR位置又はS位置に移動させてロックできる。例
えば下り坂で停車する場合、車両が前進して坂を下るこ
とを規制するように、シフトレバー15をN位置からR
位置に移動させてロックできる。また、上り坂で停車す
る場合、車両が後退して坂を下ることを規制するよう
に、シフトレバー15をN位置からS位置に位置させて
ロックできる。
【0069】・ストッパプレートには、第1規制部と第
2規制部との両方が形成されることに限られず、例えば
第1規制部のみを複数形成するとともに、第2規制部を
形成しなくてもよい。
【0070】例えば、R位置の前方にP(パーキング)
位置を形成して、P位置、R位置、N位置が前後方向
(第1方向)に直線上に並ぶように構成する。この場
合、ストッパプレートには、R位置とN位置との間を規
制可能な第1規制部95に加えて、P位置とR位置との
間でシフトレバー15の移動を規制可能な別の第1規制
部を形成することにより、合計2個の第1規制部を形成
してもよい。
【0071】・ストッパプレートには、第1規制部と第
2規制部との両方が形成されることに限られず、例えば
第2規制部のみを複数形成するとともに、第1規制部を
形成しなくてもよい。
【0072】例えば、N位置の左方にP位置を形成し
て、P位置、N位置、S位置が左右方向(第2方向)に
直線上に並ぶように構成する。この場合、ストッパプレ
ートには、N位置とS位置との間を規制可能な第2規制
部96に加えて、P位置とR位置との間でシフトレバー
15の移動を規制可能な別の第2規制部を形成すること
により、合計2個の第2規制部を形成してもよい。
【0073】・ストッパプレート82は、吸引ソレノイ
ド83によって回動されることに限られず、例えば、手
動操作で回動してもよい。例えば、カバープレート13
及びドーム部31に、指を入れることが可能な孔を形成
し、この孔に指を入れて、指でストッパプレート82を
回動し、シフトレバー15をロック位置へ、又はロック
解除位置へ回動してもよい。
【0074】この場合、ロック位置とロック解除位置と
のそれぞれでストッパプレート82を回動規制するた
め、例えばストッパプレート82に、回動規制用のピン
を上下動可能に備え付けるとともに、別のプレートに、
前記ピンと係合可能な凹部を、ロック位置用とロック解
除位置用とに対応させてそれぞれ形成する。そして、こ
の回動規制用のピンを指で操作して、ピンを対応する凹
部に差し込むことによってストッパプレート82をロッ
ク位置又はロック解除位置に回動規制し、ピンと凹部と
の係合を解除することによってストッパプレート82を
回動可能にする。この場合、電気配線を省略してシフト
ロック装置を構成できる。
【0075】・ソレノイドは、励磁時にプランジャを吸
引する吸引ソレノイドであることに限られず、例えば、
励磁時にプランジャを突出するタイプのソレノイドであ
ってもよい。この場合、ソレノイドへの通電時にストッ
パプレート82がロック位置になり、非通電時にロック
解除位置になるように、例えば、係合部103と孔10
1とを結ぶ線に対して吸引ソレノイド83と対称な位置
にソレノイドを配置するとともに、係合部103を、ソ
レノイド側を向くように上記の場合と逆向きに形成す
る。また、非励磁時にストッパプレート82をロック位
置に回動するように、引張ばねをロック位置側に付勢す
るようにしてストッパプレート82に取り付ける。
【0076】・ストッパプレートがロック位置で、シフ
トレバー15が規制部と係合した状態で、該シフトレバ
ー15が他の選択位置側に付勢されても、ストッパプレ
ートがロック解除位置方向の力を受けないように形成す
るのであれば、第1及び第2規制部の側面部は、斜めに
形成されることに限られない。例えば第1及び第2規制
部の側面部を、支障が出ない程度に曲面状に形成しても
よい。
【0077】・シフトゲートの形状は、前記の形状に限
られず、他の形状に変更してもよい。この場合、変更し
たシフトゲートに対応するように溝部84、第1規制部
及び第2規制部を変更して形成する。
【0078】・溝部84は、シフトゲート14に対応す
る形状に形成されることに限られず、例えば、ほぼ楕円
の孔状に形状にし、この楕円の内側に向かうように第1
及び第2規制部95,96を形成してもよい。
【0079】・ロック部材は、ストッパプレート82の
ように形成されることに限られず、例えば、第1規制部
95及び第2規制部96を備えるのであれば、他の部分
を除いた形状に形成してもよい。この場合、シフトロッ
ク装置及びシフト装置のより一層の小型化を図ることが
できる。
【0080】・ストッパプレートには、規制部が合計で
2個形成されることに限られず、例えば3個以上形成し
てもよい。例えば、第1規制部を2個形成するととも
に、第2規制部を1個形成してもよい。
【0081】・ストッパプレートには、規制部が複数形
成されることに限られず、規制部を1個だけ形成しても
よい。例えば、ストッパプレートに第1規制部を1個だ
け形成して、第2規制部を形成しなくてもよい。また、
ストッパプレートに第2規制部を1個だけ形成して、第
1規制部を形成しなくてもよい。
【0082】・マグネット62の磁束を検知するMRE
素子は、第1,第2MRE素子63a,63bのように
2個取り付けられることに限られず、例えば3個以上取
り付けてもよい。また、MRE素子を1個だけ取り付け
てもよい。
【0083】・マグネット62に対向して、第1,第2
MRE素子63a,63bが取り付けられることに限ら
れず、例えばホール素子を取り付けてもよい。 ・シフト装置11はフロアコンソールFに設けられるこ
とに限られず、例えばインストルメントパネルや、ステ
アリングシャフトを備えるコラム等に設けてもよい。ま
た、ドアに設けてもよい。
【0084】・シフトレバーの操作を検知するセンサ
は、前記センサユニット21のように構成されることに
限られず、例えば、シフトレバー15の各選択位置ごと
にそれぞれセンサを取り付けてもよい。
【0085】・シャフト24が車両の左右方向に延び、
セレクトピン25が前後方向に延びるように構成される
ことに限られず、シャフト24が車両の前後方向に延
び、セレクトピン25が左右方向に延びるように形成し
てもよい。この場合、センサユニットは、ベースハウジ
ング12の前面又は後面に取り付ける。
【0086】次に、上記実施形態から把握できる技術的
思想について、以下に追記する。 (1) 請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載の発
明において、前記ロック部材は、一つのソレノイドと、
ソレノイドの付勢方向と反対方向に付勢可能なスプリン
グとにより回動可能に構成されている。
【0087】(2) 請求項1〜請求項4のいずれか一
項に記載の発明において、前記ロック部材は、手動操作
で回動可能に構成されている。 (3) 請求項1に記載の発明において、前記ロック部
材には、前記第1規制部が複数形成されるか又は前記第
2規制部が複数形成されている。
【0088】
【発明の効果】以上、詳述したように、請求項1〜請求
項4に記載の発明によれば、部品点数の増加を防いで小
型化し、複数の選択位置のそれぞれでシフトレバーをロ
ックできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)はシフト装置の模式分解斜視図、(b)
はディテント凹部の模式拡大図。
【図2】シフト装置の模式斜視図。
【図3】センサユニットの模式断面図。
【図4】(a)はシフトレバーのロック解除状態を示す
模式部分平面図、(b)はロック状態を示す模式部分平
面図。
【図5】別例を示す模式平面図。
【符号の説明】
14…シフトゲート、15…シフトレバー、81…シフ
トロック装置、82…ロック部材としてのストッパプレ
ート、84…溝部、95,111…第1規制部、96,
112…第2規制部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3D040 AA01 AA14 AA34 AB01 AC17 AC19 AC20 AC21 AC55 AC58 AC59 AC60 AC62 AD02 AD06 AE12 AE19 AF08 3J070 AA03 BA04 BA07 BA41 BA71 CB39 CC71 CD01 CD06 CD21 CE01 DA01 EA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両の変速機の接続状態を切り換えるた
    めに、シフトゲートにおける各選択位置に操作され、第
    1方向及び第2方向へ操作可能なシフトレバーを備える
    シフト装置におけるシフトロック装置であって、 前記第1方向に並ぶ所定の選択位置間において、前記シ
    フトレバーの第1方向への移動を規制可能な第1規制部
    と、前記第2方向に並ぶ所定の選択位置間において、前
    記シフトレバーの第2方向への移動を規制可能な第2規
    制部とのうち、少なくともいずれか一方を備えるととも
    に前記規制部を複数備えるロック部材を、前記第1方向
    に延びる線と第2方向に延びる線とを含む面に対して垂
    直な軸回りに回動可能に支持し、 前記ロック部材は、前記シフトレバーを前記選択位置に
    おいて前記規制部によりロック可能なロック位置と、前
    記各規制部が前記シフトレバーの移動を規制しないロッ
    ク解除位置とに回動可能なことを特徴とするシフトロッ
    ク装置。
  2. 【請求項2】 前記ロック部材には、前記ロック解除位
    置において、前記シフトレバーの移動を規制しない形状
    に形成された溝部が形成され、前記溝部に、前記第1規
    制部及び前記第2規制部が設けられたことを特徴とする
    請求項1に記載のシフトロック装置。
  3. 【請求項3】 前記ロック部材が前記ロック位置で、前
    記シフトレバーが中立位置の状態において、前記シフト
    レバーが前記第1規制部及び第2規制部の一方に当接さ
    れ、前記シフトレバーが他の選択位置側へ付勢されるこ
    とにより、前記ロック部材が前記ロック解除位置側へ回
    動され、前記中立位置から前記他の選択位置へ前記シフ
    トレバーを移動可能に構成されたことを特徴とする請求
    項1又は請求項2に記載のシフトロック装置。
  4. 【請求項4】 前記ロック部材が前記ロック位置で、前
    記シフトレバーが前記規制部と係合した状態で、該シフ
    トレバーが他の選択位置側に付勢されても、前記ロック
    部材がロック解除方向の力を受けないように形成されて
    いることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一
    項に記載のシフトロック装置。
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