JP7824844B2 - 駐車ブレーキ構造を有する車椅子 - Google Patents
駐車ブレーキ構造を有する車椅子Info
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Description
主車輪を備えた車椅子の所定取付け位置に駐車ブレーキ構造を取り付ける取付け部材と、
基端部が枢支され、前記主車輪のタイヤ面の主軸の延びる方向に対して交差する方向に回動自在に構成された圧接レバー部と、
前記圧接レバー部を前記主車輪の前記タイヤ面に圧接した状態を維持するための圧接状態維持手段と、を有する駐車ブレーキ構造を有する車椅子であって、
前記圧接レバー部が、前記タイヤ面から離れた位置にあるロック解除状態と、
前記圧接レバー部が、前記主車輪の前記タイヤ面に圧接した回動位置において固定されるロック状態と、
を取り得る構成となっており、
前記所定取付け位置が、前記車椅子を押す介助者が立った状態で前記圧接レバー部を操作できる前記車椅子の上方側取付け位置に設定されており、
前記所定取付け位置において、前記取付け部材に対する前記圧接レバー部の前記基端部の取付け位置を上下方向に調整する調整手段を備えていることを特徴とする。
以下、図面を参照しつつ、本発明に係る一実施形態である、駐車ブレーキ構造を有する車椅子(以下、適宜、単に車椅子と略称する)について詳細に説明する。
図1は車椅子の略横方向から見た外観を示す斜視図であり、図2は車椅子の後方向から見た外観を示す斜視図である。
図1に示すように、この車椅子1は、一対の略L字形のメインフレーム4,4の後方側折曲位置近くに、後輪となる一対の主車輪5,5を設けるとともに、メインフレーム4,4の先端側に一対の前輪6,6を設けている。メインフレーム4,4の地面に対して略平行なフレーム部分は、サイドフレーム7,7として構成され、そのサイドフレーム7,7に座面部8を架け渡すように設けている。
また、主車輪5,5の高さ位置よりも少しだけ高い位置に前方に延びるように一対のアームレスト11,11が背柱フレーム9,9にそれぞれ設けられている。
ここで、「主車輪5のタイヤ面13の主軸14」とは、図3に示すように、車椅子1のタイヤ面13を上方から見た場合に、タイヤ面13は、前後方向に延びる帯形面として認識されるが、その帯形面の延びる方向を前記した主軸14としている。
前記した特許請求の範囲に対応する記載の「直角」とはタイヤ面に対する圧接力が直接的に伝わりやすく、駐車ブレーキの実効性を確保できる90°前後の角度範囲を含む意味で用いている。
駐車ブレーキ構造2は、所定取付け位置に少なくとも1つ取付けられる駐車ブレーキである。所定取付け位置は、車椅子1のフレーム等の構成要素に設けられる。
本実施形態に係る車椅子1は、少なくとも一つの上方側取付け位置を有している。上方側取付け位置は、介助者が立った状態で駐車ブレーキ構造の圧接レバー部を操作できる車椅子1の所定位置に設けられる。
通常、駐車ブレーキ構造2は通常、左右一対設けられ、左右の主車輪5,5を固定するように構成される。
以下、本第1実施形態に係る第1駐車ブレーキ構造について、図面に基づいて説明する。
図3~図5に示すように、「取付け部材」は取付け金具25などによって構成され、車椅子の部材の各種の取付け対象に対して良好な状態で取り付ける取付面を備えている。例えば、所定取付け位置が、前記車椅子の背もたれ部を支える背柱フレーム9である場合は、背柱フレーム9の外側円筒面に対応する円筒形状を有していてもよい。また、取付け対象に対して取り付ける手段は、取付ネジ、接着剤等の各種の手段が例示できる。なお、取付け対象は、圧接レバー部の圧接部が届く範囲の部材から選択される。
図5(a)(b)に示す構成では、背柱フレーム9に取付け金具25を取付け、その取付け金具25によって、リンク機構37(図7及び図8参照)の設置位置を上下方向にスライド可能なように構成してある。具体的には、スライド基体26の所定箇所に上下方向に上側長孔27a,下側長孔27bを設け、上側長孔27a,下側長孔27bの固定する位置をそれぞれネジ部材28a,28bによって調整して取り付ける。
前記スライド基体26は前記調整手段の一例である。
以下、第1駐車ブレーキ構造2aのリンク機構37について説明する。
なお、図1~図4に示す回動レバー部材23は、図7及び図8に示す上側操作レバー21,下側圧接レバー22をまとめて簡略化して描いたものである。したがって、図1~図4に示す回動レバー部材23は、図7及び図8に示すような上側操作レバー21,下側圧接レバー22をそれぞれ有した構成になっている。
スライド基体26には、左右両側の主車輪から見て横方向内側の上側位置に第1支軸16を立設し、横方向外側の下側位置に第2支軸17を立設してある。そして、短いリンク杆である第1リンク18の基端部を第1支軸16に回動自在に支持してある。また、第1リンク18の他端部は第1回動接続部19によって、上側操作レバー21と回動自在に接続してある。
図8に示す状態において、上側操作レバー21は、基端部側が略45°の角度で内側斜め上側に傾いた上向き部31を備えた棒形部材であり、上向き部31から外側に延びる操作杆部41を有している。
なお、下側圧接レバー22は、前記した圧接レバー部の一例である。
第2回動接続部20は、上側操作レバー21と下側圧接レバー22との間の回動動作を良好に行えるように中央部よりも基端部側に設けられている。
第2支軸17から第2回動接続部20までの長さは、第1リンク18の長さとほぼ同等に形成されている。
図7及び図8に示す態様では、上側操作レバー21と下側圧接レバー22は操作杆部41と圧接杆部42がほぼ平行となった状態が示されている。なお、上側操作レバー21,下側圧接レバー22は第2回動接続部20においてそれぞれ独立して回動自在に構成されている。
この構成では、第1支軸16と第2支軸17を固定軸として、第1回動接続部19と第2回動接続部20とがリンク状に移動できる構成になる。
つまり、図7及び図8に示すように、第1回動接続部19及び第2回動接続部20は、第1リンク18、上側操作レバー21、及び下側圧接レバー22間において移動可能な回動接続部として機能することができる。
この実施形態では、前記した「圧接状態維持手段」は、ねじりコイルバネ33のような付勢手段34を含む上記リンク機構37によって構成されていることになる。なお、図4及び図5において符号24は回動レバー部材23の基端部域を覆うカバー部材である。
他には、固定状態を維持する止め具などの機構を流用する構成も考えられる。
介助者は、通常、車椅子を押す場合、グリップハンドル10,10を両手で持って車椅子を押すことになる。この場合、グリップハンドル10,10のブレーキを作動させた状態で、駐車ブレーキをオンにしたい場合があるが、従来の車椅子では、サイドフレームに駐車ブレーキが設けられ、使用者による駐車ブレーキを前提とする場合が多いので、介助者の判断で駐車ブレーキをオン、オフを実行することが難しい場合があった。
実施形態に示される第1駐車ブレーキ構造2a、第1駐車ブレーキ構造変形例2bは前記したような、従来のブレーキ部材、操作レバー部、リンク部材などを使用する構成に比べて、小型化が可能である利点がある。
この実施形態は、所定取付け位置を車椅子1に2箇所設けたことを特徴としている。
即ち、図9に示すように、第1の所定取付け位置として、車椅子1の上方側取付け位置に、第1駐車ブレーキ構造2aを設けるとともに、第2の所定取付け位置として、車椅子1の前方側で主車輪5の前側位置を選ぶとともに、その前側位置に駐車ブレーキ構造36を設ける構成である。なお、前側位置を上下方向下半部又はその周辺域に設けることも可能である。
1つ目は、図9に示すように、第2の所定取付け位置に設けられる駐車ブレーキ構造36は、座面に座る使用者が操作しやすいように、垂直方向に操作レバー48を有する駐車ブレーキ構造を採用する構成である。この場合には、第1の所定取付け位置に取付けられる駐車ブレーキ構造と、第2の所定取付け位置に取付けられる駐車ブレーキ構造とは異なる構成になる。
図10~図13に示される第3実施形態は、第1駐車ブレーキ構造変形例2bを簡単に説明するための実施形態である。
この第1駐車ブレーキ構造変形例2bにおいても、図10のロック解除位置から図11の回動操作状態を経て、図12に示すロック状態になる。
図13はサイドフレーム7(図1参照)自体、又はサイドフレーム7などに付設された固定フレーム38等に第1駐車ブレーキ構造変形例2bを取付けた様子を示す斜視図である。
この構成でも、車椅子1の前方側で主車輪5の上下方向下半部又は上下方向下半部の上側の周辺域位置に第1駐車ブレーキ構造変形例2bを設けている。
また、前記したように各実施形態において、別の構成のリンク機構を採用することを除外するものではない。
これは、走行車の種類によっては、利用者が座ることができる座面を有し、介助者が後方から押す構成のものがあるからである。
2:駐車ブレーキ構造
2a:第1駐車ブレーキ構造
2b:第1駐車ブレーキ構造変形例
5:主車輪
9:背柱フレーム
12:背もたれ部
13:タイヤ面
14:タイヤ面の主軸
21:上側操作レバー(操作レバー部の一例)
22:下側圧接レバー(圧接レバー部の一例)
25:取付け金具(取付け部材の一例)
26:スライド基体(調整手段の一例)
27a:上側長孔
27b:下側長孔
28a,b:固定ネジ
33:ねじりコイルバネ(付勢手段の一例)
Claims (4)
- 主車輪を備えた車椅子の所定取付け位置に駐車ブレーキ構造を取り付ける取付け部材と、
基端部が枢支され、前記主車輪のタイヤ面の主軸の延びる方向に対して交差する方向に回動自在に構成された圧接レバー部と、
前記圧接レバー部を前記主車輪の前記タイヤ面に圧接した状態を維持するための圧接状態維持手段と、を有する駐車ブレーキ構造を有する車椅子であって、
前記圧接レバー部が、前記タイヤ面から離れた位置にあるロック解除状態と、
前記圧接レバー部が、前記主車輪の前記タイヤ面に圧接した回動位置において固定されるロック状態と、
を取り得る構成となっており、
前記所定取付け位置が、前記車椅子を押す介助者が立った状態で前記圧接レバー部を操作できる前記車椅子の上方側取付け位置に設定されており、
前記所定取付け位置において、前記取付け部材に対する前記圧接レバー部の前記基端部の取付け位置を上下方向に調整する調整手段を備えていることを特徴とする、駐車ブレーキ構造を有する車椅子。 - 前記上方側取付け位置が、前記車椅子の背もたれ部を支える背柱フレームの後方位置であることを特徴とする請求項1に記載の、駐車ブレーキ構造を有する車椅子。
- 前記タイヤ面の主軸の延びる方向に対して前記圧接レバー部が交差する角度が直角であることを特徴とする請求項1に記載の、駐車ブレーキ構造を有する車椅子。
- 前記所定取付け位置を前記車椅子の前記上方側取付け位置に設けることに加え、前記所定取付け位置が、前記車椅子の前方側で前記主車輪の上下方向下半部位置にも設けられていることを特徴とする請求項1に記載の、駐車ブレーキ構造を有する車椅子。
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| JP2022122324A JP7824844B2 (ja) | 2022-07-29 | 2022-07-29 | 駐車ブレーキ構造を有する車椅子 |
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