JP2024009622A - ヘッドレスト及び車椅子 - Google Patents

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剛 大久保
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Abstract

【課題】着座者に合わせてヘッドレストを適切な角度に調整可能であって、簡易な構造のヘッドレストを提供する。【解決手段】ヘッドレスト1であって、ヘッドレスト本体100と、ヘッドレスト本体100の背面にヘッドレスト本体100の左右方向に沿って設けられる板バネ10と、ヘッドレスト本体100に対する板バネ10の位置を固定してヘッドレスト本体100の角度を固定する固定機構20と、を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、ヘッドレスト及び車椅子に関する。
着座する者の頭部を支持するヘッドレストを備える、車椅子、車両に取り付けられる椅子、家具としての椅子がある。
特許文献1には、3分割されたヘッドレストであって、中央部ヘッドレストの両側部に配置され中央部ヘッドレストと蝶番などで接続された脇部ヘッドレストが、前方に向かって閉じる方向に可動できる車椅子のヘッドレストが開示されている。
特開2007-54181号公報
ヘッドレストには、着座者の身体の大きさや姿勢に応じて適切な角度に調整して使用したいというニーズがある。特許文献1には、左右のヘッドレストである脇部ヘッドレストが屈曲する角度を調整できることが記載されている。しかしながら、特許文献1には、脇部ヘッドレストの角度を調整する機構について具体的な開示がない。
ここで、例えば、ラチェット機構を用いてヘッドレストの角度を調整することが考えられるが、調整機構が大掛かりになるため、ヘッドレストの設計が複雑化してしまう。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、着座者に合わせてヘッドレストを適切な角度に調整可能であって、簡易な構造のヘッドレストを提供することを目的とする。
本発明のある態様によれば、ヘッドレスト本体と、前記ヘッドレスト本体の背面に前記ヘッドレスト本体の左右方向に沿って設けられる板バネと、前記ヘッドレスト本体に対する前記板バネの位置を固定して前記ヘッドレスト本体の角度を固定する固定手段と、を備えることを特徴とするヘッドレスト。
上記の態様では、着座者に合わせてヘッドレストを適切な角度に調整可能であって、簡易な構造のヘッドレストを提供できる。
本発明の実施形態に係るヘッドレストを背面から見た図である。 本発明の実施形態に係る屈曲した状態のヘッドレストを背面から見た斜視図である。 本発明の実施形態に係るヘッドレストを真上から見て屈曲にともなう動きを説明する図である。 本発明の実施形態に係るヘッドレストを取り付けた車椅子の背面図である。
以下、図面を参照して本実施形態について説明する。
まず、図1及び図2を参照して、本発明の実施形態に係るヘッドレスト1の構成について説明する。ヘッドレスト1は、図2に示すように着座者2の頭部を左右から包むように角度をつけて固定された状態(屈曲された状態)にすることができる。以下では、ヘッドレスト1を説明する方向について、着座者2の頭部と接する側を表または正面とし、その正面に後頭部を接する着座者2の左右側を「左右」とする。
図1、図2に示すように、ヘッドレスト1は、着座者2の頭部を支持するヘッドレスト本体100と、ヘッドレスト本体100の背面にヘッドレスト本体100の左右方向に沿って設けられる板バネ10と、ヘッドレスト本体100に対する板バネ10の相対位置を固定してヘッドレスト本体100の角度を固定する固定手段としての固定機構20と、ヘッドレスト本体100を支持する湾曲部材30と、を備える。
ヘッドレスト本体100は、左右方向に3分割されており、中央クッション部材40と、左クッション部材50と、右クッション部材60と、下地70と、を有する。図2に示すように、左クッション部材50及び右クッション部材60は、一枚の下地70を介して中央クッション部材40と繋がっている。下地70は、中央クッション部材40と左クッション部材50の境界である境界部70aと、中央クッション部材40と右クッション部材60の境界である境界部70bと、を有する。ヘッドレスト本体100は、境界部70a,70bにおいて屈曲する。なお、ヘッドレスト本体100には、中央クッション部材40と、左クッション部材50と、右クッション部材60を一体に包むカバー(図示省略)を取り付けることで、下地70を省略し、そのカバーに下地70の機能を代替させることもできる。
図2に示すように、中央クッション部材40は、着座者2の頭部を支持するための中央クッション部41と、中央クッション部41の背面に下地70を介して取り付けられた中央ベースプレート42と、を有する。左クッション部材50は、左クッション部51と、左クッション部51の背面に下地70を介して取り付けられた左ベースプレート52を有する。右クッション部材60は、右クッション部61と、右クッション部61の背面に下地70を介して取り付けられた右ベースプレート62を有する。中央ベースプレート42、左ベースプレート52、及び右ベースプレート62は、金属製の平板である。
板バネ10は、弾性変形可能な金属製の板状部材である。板バネ10は、板バネ10の中央部がネジ23によって中央ベースプレート42に取り付けられる。また、板バネ10は、ヘッドレスト本体100の背面に左右方向に並んで設けられた複数の板バネ通し24に挿通されてヘッドレスト本体100に保持される。本実施形態では、板バネ10はステンレス鋼である。
固定機構20は、固定具としてのネジ21と、ネジ21が挿通する長孔22と、を有する。長孔22は、板バネ10の両端付近に板バネ10の長手方向に沿って形成される。ネジ21は、頭部21aとネジ部(図示省略)を有し、左ベースプレート52及び右ベースプレート62の背面に設けられたネジ穴(図示省略)に締結されて板バネ10をヘッドレスト本体100に固定する。ネジ21が緩んだ状態、つまり、固定機構20による固定が解除された状態では、長孔22がネジ21に対してスライド可能である。頭部21aは指先で駆動可能な大きさである。
本実施形態では、固定手段は、ネジ21と長孔22を有する固定機構20として説明するが、固定手段は、板バネ10をヘッドレスト本体100に対して固定及び解除可能な既存の手段を採用することができる。例えば、固定手段として、板バネ10とヘッドレスト本体100に、互いに着脱できる面ファスナーを設けてもよい。
ここで、板バネ10の作用について説明する。図1に示すように、板バネ10は、外力が付与されていない状態では、平らな状態である。
そして、図2に示すように、ヘッドレスト本体100を屈曲させた状態において、固定機構20によって板バネ10をヘッドレスト本体100に固定すると、板バネ10は弾性変形し屈曲した状態を維持する。つまり、板バネ10は、固定機構20と共にヘッドレスト本体100の角度を固定するための部材である。また、板バネ10を屈曲させた際に、板バネ10は、板バネ通し24によりヘッドレスト本体100から離間することが抑制され、ヘッドレスト本体100の背面に沿って弾性変形することができる。
板バネ10は、ネジ21を締め込むことによる締結力によって左ベースプレート52(または右ベースプレート62)に押圧されて左ベースプレート52(または右ベースプレート62)に固定される。本実施形態において、左ベースプレート52及び右ベースプレート62の背面に設けられたネジ穴は、それぞれ単数として説明するが複数でもよい。
図2の状態において、左のネジ21を緩め固定機構20による固定が解除されると、板バネ10の復元力によって左クッション部材50は中央クッション部材40に対して平らな状態になる。同様に、右のネジ21を緩め固定機構20による固定が解除されると、板バネ10の復元力によって右クッション部材60は中央クッション部材40に対して平らな状態になる。
図2において、左のネジ21を緩めた状態で左クッション部材50を境界部70aにおいて屈曲させると、板バネ10の左半分は、中央クッション部材40及び左クッション部材50の背面よりも外側(着座者2の位置とは反対側)で屈曲し、板バネ10の左端部10aは、左クッション部材50に対する相対位置が屈曲量に応じて境界部70a側へ移動する。この板バネ10の左端部10aの移動に伴い、長孔22はネジ21に対してスライドする。右クッション部材60を屈曲させた場合の長孔22に対するネジ21のスライド動作についても同様である。
ネジ21と長孔22の位置関係は、図1に示すように、ヘッドレスト本体100が屈曲していない状態では、ネジ21は長孔22内において境界部70a,70b側に位置する。これに対して、図2に示すように、左クッション部材50が屈曲した状態では、左のネジ21は長孔22の板バネ10内において左端部10a側に位置する。具体的には、板バネ10が屈曲するほどネジ21は長孔22内において板バネ10の端部側に位置する。
このように、板バネ10及び固定機構20により、ヘッドレスト本体100を任意の角度に屈曲させてからヘッドレスト本体100の角度を固定することができるため、ヘッドレスト本体100の角度を無段階に固定することができる。つまり、ヘッドレスト本体100の角度の調整機構としてラチェット機構を用いた場合は、ラチェット機構内の歯車の歯に応じた角度においてのみヘッドレスト本体100の角度を固定することになるが、板バネ10及び固定機構20によれば、そのような制約がない。また、左の固定機構20と右の固定機構20は独立した構造であるため、左クッション部材50の角度と右クッション部材60の角度を独立して固定することができる。なお、ヘッドレスト本体100は、前方へ屈曲させるだけでなく、後方へ屈曲させることもできる。
次に、湾曲部材30について説明する。図2に示すように、湾曲部材30は、後方へ湾曲した板状の部材であり、湾曲部材30の内側のスペースは、ヘッドレスト本体100を屈曲させた際の中央クッション部材40の収容スペースとして機能する。湾曲部材30の両端部は、左クッション部材50及び右クッション部材60の背面にそれぞれ設けられた回転軸26を介してヘッドレスト本体100に取り付けられる。回転軸26は、ヘッドレスト本体100を屈曲させる時の左右クッション部材50,60の回転中心軸であるとともに、板バネ10を跨ぐように設けられるため、板バネ通し24と同様に板バネ10を保持する機能も有する。なお、回転軸26は、板バネ10を跨ぐように設けられなくてもよく、板バネ10の上方又は下方に設けられてもよい。
図1に示すように、湾曲部材30の中央部にはネジ孔31が形成され、ネジ(図示省略)によって、図2に示す支持柄32が湾曲部材30に取り付けられる。支持柄32は、図4で説明するように、ヘッドレスト1を車椅子200やその他の椅子のフレームに取り付けるための支持部材である。
次に、図3を参照してヘッドレスト本体100の屈曲動作について説明する。図3に示す(a)はヘッドレスト本体100が屈曲していない状態であり、(b)はヘッドレスト本体100が屈曲した状態にある。図3では、ヘッドレスト本体100が屈曲しても湾曲部材30の位置が変わらない機能を有することを示すために、同図に示した(a)及び(b)のヘッドレスト1の左右の回転軸26が一点破線の直線上に位置するように表している。
図3(a)は、固定機構20による固定を解除した状態であり、ヘッドレスト本体100は、板バネ10の復元力によって平らな状態にある。具体的には、中央クッション部材40、左クッション部材50、及び右クッション部材60は、板バネ10に沿って平らな状態となっている。
図3(b)は、ヘッドレスト本体100を屈曲させてから固定機構20によりヘッドレスト本体100に対する板バネ10の位置を固定した状態である。(a)の状態から左右のクッション部材50,60を前方へ屈曲させることで、左クッション部材50及び右クッション部材60は、それぞれ矢印b1に示すように回転軸26を中心として回転する。この時、左右のクッション部材50,60は、回転軸26より外側(左クッション部材50であれば、その左側であって中央クッション部材40から離れている側。右クッション部材60であれば、その右側であって中央クッション部材40から離れている側)が前方へ回転し、回転軸26より内側(左クッション部材50であれば、その右側であって中央クッション部材40に近い側。右クッション部材60であれば、その左側であって中央クッション部材40に近い側)が後方へ回転する。そのため、回転軸26より内側(中央クッション部材40の側)に位置する境界部70a及び境界部70bも後方へ移動し、矢印b2に示すように境界部70a及び境界部70bと共に中央クッション部材40が湾曲部材30の内側に向けて(つまり、後方へ)移動する。
この時、板バネ10は、後方へ移動する中央クッション部材40に引っ張られ、これにともない板バネ10の左端部10a及び右端部10bは、矢印b3に示すように境界部70a,70b側へ移動する。そして、この際、長孔22がネジ21に対してスライドする。
このように、ヘッドレスト本体100を屈曲させると、左右のクッション部材50,60は、回転軸26を中心として回転するため、中央クッション部材40が後方へ移動する。中央クッション部材40の後方への移動量は、境界部70a,70bが回転軸26を中心としてどれだけ後方へ回転するかによる。このため、回転軸26を中央クッション部材40に近い位置に設けると中央クッション部材40の後方への移動量は小さくなり、回転軸26を中央クッション部材40から遠い位置に設けると中央クッション部材40の後方への移動量が大きくなる。
ヘッドレスト本体100の屈曲は、ネジ21を解除した状態において、左右のクッション部材50,60を手前に屈曲させるか、又は、中央クッション部材40を後方へ押し込むことによって行われる。
このようなヘッドレスト本体100の屈曲動作により、左右のクッション部材50,60の屈曲量に応じて中央クッション部材40が後方へ移動するため、ヘッドレスト1にリクライニング機能がもたらされる。また、屈曲時に中央クッション部材40が後方へ移動することで、着座者2の頭部が後ろに下がって頭部が支持され易くなり頭部の支持が安定する。
次に、図4を参照して、ヘッドレスト1が取り付けられる車椅子200について説明する。
図4に示すように、車椅子200は、灰色に表す椅子本体となる椅子フレーム210に、車輪220、ひじ掛け230、及びヘッドレスト支持フレーム240が取り付けられる。ヘッドレスト1は、ヘッドレスト支持フレーム240を介して椅子フレーム210に取り付けられる。車椅子200には、このほかにも介助者が操作するための一対のハンドル等が取り付けられるが、図示を省略する。
ヘッドレスト支持フレーム240は、パイプ241を上下に調整可能な上下調整部242と、パイプ243の角度を前後方向に調整する角度調整部244と、支持柄32を把持する共に、支持柄32の前後位置を調整する把持部245と、を有する。角度調整部244による前後方向の角度調整により、中央クッション部材40の傾きが調整され、把持部245による前後方向の調整により、中央クッション部材40の前後位置が調整される。
このように、ヘッドレスト1は、上下調整部242によって高さが調整可能であり、角度調整部244によって前後方向の角度が調整可能であり、把持部245によって前後方向の位置が調整可能である。このため、ヘッドレスト本体100の屈曲角度の調整と相まって、車椅子200は、着座者2の身体の大きさや姿勢に応じてヘッドレスト1を適切な角度に調整することが可能である。
なお、ヘッドレスト1は、支持柄32なしに椅子フレーム210に支持されてもよい。この場合、湾曲部材30がヘッドレスト支持フレーム240に直接取り付けられて椅子フレーム210に支持されてもよい。
以下、本発明の実施形態の構成、作用、及び効果を説明する。
ヘッドレスト1は、ヘッドレスト本体100と、ヘッドレスト本体100の背面にヘッドレスト本体100の左右方向に沿って設けられる板バネ10と、ヘッドレスト本体100に対する板バネ10の位置を固定してヘッドレスト本体100の角度を固定する固定機構20と、を備える。
この構成によれば、ヘッドレスト1の角度を調整する構造は、ヘッドレスト本体100に沿って設けられる板バネ10と、ヘッドレスト本体100に対する板バネ10の位置を固定する固定機構20とであるため、簡易な構造である。したがって、ヘッドレスト1を着座者2に合わせた適切な角度に容易に調整することができる。また、板バネ10及び固定機構20は、安価な部材により構成されるため、角度を調整可能なヘッドレスト1を安価に製造することができる。
固定機構20は、板バネ10の長手方向に沿って板バネ10に形成される長孔22と、長孔22に挿通されて板バネ10をヘッドレスト本体100に固定するネジ21と、を有する。
この構成によれば、固定機構20は、ネジ21及び長孔22の2つのみで構成され、部品点数が少ない。特に、長孔22は、板バネ10に形成され板バネ10の一部として構成されるため、固定機構20をより少ない部品で構成できる。また、固定機構20は、ネジ21に対して長孔22をスライドさせる機構であるため、ヘッドレスト本体100の角度を無段階に調整できるため、着座者2の身体の大きさや姿勢に応じて適切な角度に調整して使用することができる。
ヘッドレスト1は、椅子フレーム210に支持され湾曲した板状の湾曲部材30をさらに備え、ヘッドレスト本体100は、中央に設けられる中央クッション部材40と、中央クッション部材40の左右に設けられる左クッション部材50及び右クッション部材60と、を有し、湾曲部材30は、左クッション部材50及び右クッション部材60の背面に設けられた回転軸26を介して左クッション部材50及び右クッション部材60を回転自在に支持し、固定機構20による固定が解除された状態では、左クッション部材50または右クッション部材60が回転軸26を中心に回転するのに伴い、中央クッション部材40が湾曲部材30の内側に向けて移動する。
この構成によれば、椅子本体に支持されるとともに両端部において左クッション部材50及び右クッション部材60を回転自在に支持する湾曲部材30は、ヘッドレスト本体100を屈曲させても椅子本体に対する位置が変わらない。そして、回転軸26を中心として左クッション部材50または右クッション部材60が回転するのに伴い中央クッション部材40が湾曲部材30の内側へ移動するため、ヘッドレスト1にリクライニング機能がもたらされる。また、ヘッドレスト本体100の屈曲時に中央クッション部材40が後方へ移動することで、着座者2の頭部が後ろに下がって頭部が支持され易くなり頭部の支持が安定する。
車椅子200は、ヘッドレスト1を備える。
この構成によれば、着座者2の頭部を左右から包み込むように支持可能な車椅子200が提供される。車椅子200の着座者2は症状や体調によって頭部が傾き易い場合があることから、左右方向のそれぞれにおいて独立して屈曲角度を調整可能なヘッドレスト1が取り付けられた車椅子200は有用である。また、ヘッドレスト1の角度を固定する構造は上述のとおり簡易かつ安価であるため、ヘッドレスト1の屈曲角度を調整可能な車椅子200を簡易かつ安価に提供することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態は本発明の適用例の一部を示したに過ぎず、本発明の技術的範囲を上記実施形態の具体的構成に限定する趣旨ではない。
1 ヘッドレスト
10 板バネ
20 固定機構
21 ネジ
22 長孔
23 ネジ
24 板バネ通し
26 回転軸
30 湾曲部材
32 支持柄
40 中央クッション部材
50 左クッション部材
60 右クッション部材
70 下地
70a,70b 境界部
100 ヘッドレスト本体
200 車椅子

Claims (4)

  1. ヘッドレスト本体と、
    前記ヘッドレスト本体の背面に前記ヘッドレスト本体の左右方向に沿って設けられる板バネと、
    前記ヘッドレスト本体に対する前記板バネの位置を固定して前記ヘッドレスト本体の角度を固定する固定手段と、を備える
    ことを特徴とするヘッドレスト。
  2. 前記固定手段は、
    前記板バネの長手方向に沿って前記板バネに形成される長孔と、
    前記長孔に挿通されて前記板バネを前記ヘッドレスト本体に固定する固定具と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドレスト。
  3. 湾曲した板状の湾曲部材をさらに備え、
    前記ヘッドレスト本体は、中央に設けられる中央クッション部材と、前記中央クッション部材の左右に設けられる左クッション部材及び右クッション部材と、を有し、
    前記湾曲部材は、前記左クッション部材及び前記右クッション部材の背面に設けられた回転軸を介して前記ヘッドレスト本体を回転自在に支持し、
    前記固定手段による固定が解除された状態では、前記左クッション部材または前記右クッション部材が前記回転軸を中心に回転するのに伴い、前記中央クッション部材が前記湾曲部材内に向けて移動する
    ことを特徴とする請求項1に記載のヘッドレスト。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載のヘッドレストを備えることを特徴とする車椅子。
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