JP5374129B2 - ロッキング椅子 - Google Patents

ロッキング椅子 Download PDF

Info

Publication number
JP5374129B2
JP5374129B2 JP2008313170A JP2008313170A JP5374129B2 JP 5374129 B2 JP5374129 B2 JP 5374129B2 JP 2008313170 A JP2008313170 A JP 2008313170A JP 2008313170 A JP2008313170 A JP 2008313170A JP 5374129 B2 JP5374129 B2 JP 5374129B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
torsion bar
base
arm
hardness
support material
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008313170A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010119798A (ja
Inventor
浩 岩淵
信治 井上
良浩 松沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Corp
Original Assignee
Itoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Corp filed Critical Itoki Corp
Priority to JP2008313170A priority Critical patent/JP5374129B2/ja
Publication of JP2010119798A publication Critical patent/JP2010119798A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5374129B2 publication Critical patent/JP5374129B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本願発明は、ロッキング用ばねとしてトーションバーを使用しているロッキング椅子に関するものである。
背もたれがばねの弾性に抗して後傾動するロッキング椅子において、ロッキングのためのばねとしてトーションバーを使用することが行われている。この場合、トーションバーは左右方向に延びるように配置されており、その左右両端部を回転不能に保持して、左右両端部に背フレームを固定することにより、背フレームがトーションバーをねじり変形させながら後傾動するようになっている。トーションバーを使用すると、例えばコイルばねを使用した場合に比べてロッキング機構をコンパクト化できる利点がある。
一般に、トーションバーは筒体で覆われており、筒体がベースに回転可能に保持されていて筒体が背フレームと一体に回転(回動)するタイプと、筒体がベースに回転不能に保持されていて、背フレームが筒体に対して回動するタイプとがある。
トーションバー方式のロッキング椅子において、ロッキングに際しての身体に対する背もたれの反力(すなわち、ばねの硬さ)を調節する手段としては、トーションバーの左右略中間部に硬さ調節用アームを相対回動不能に取り付け、ベースの外側からの操作によって硬さ調節用アームを回動させるようにしている。
そして、硬さ調節用アームを回動操作する具体的な構造として、特許文献1には、硬さ調節用アームをトーションバーの手前側に延びるように配置して、ベースに下方から貫通した摘まみ付きボルトをベースに回転自在で上下動不能に保持すると共に、摘まみ付きボルトを硬さ調節用アームに取り付けたナットにねじ込むことが開示されている。
また、特許文献2には、硬さ調節用アームをトーションバーの後ろに延びるように配置して、硬さ調節用アームとベースとの間に、側面視において上面が傾斜したカム体(公報の名称はウエッジ42)を前後移動自在に配置し、前後方向に延びる摘まみ付きボルトでカム体を前後動させる構造が開示されている。この特許文献2では、摘まみはベースの前面部に露出している。
特開2002−142898号公報 特開2001−029165号公報
さて、人がトーションバーの初期弾性力を調節する場合、ある程度調節してから実際に背もたれにもたれ掛かって硬さを確認する、という手順を採るのが普通であり、従って、椅子の使用者は腰掛けた状態で摘まみ等の操作具を簡単に操作できるのが望ましい。
しかし、特許文献1,2のようにベースの下面部や前面部に摘まみが配置されていると、椅子の使用者は前かがみになって摘まみを回転操作せねばならず、摘まみを操作しにくいという問題がある。また、摘まみを操作するに際しては人は両足を開いて、開いた両足の間から手を座の下方に伸ばすという動作をせねばならないため、使用者が女性の場合に心理的な抵抗が大きいという問題もある。また、特許文献1では、トーションバーの弾性復元力やロッキングに際してのモーメントが、ボルトとナットとのねじ合わせ部に軸方向の引っ張り力として集中的に作用するため、強度的な不安が残るという問題もある。
他方、特許文献2ではくさび部材は硬さ調節用アームとベースとの間に挟まれているため、トーションバーのねじり弾性力やロッキング椅子に伴うモーメントが硬さ調節用アームを前後移動させるためのボルトに作用することはなく、このため強度面での不安はないが、硬さ調節用アームはトーションバーの後ろに向けて延びているため、背もたれの後傾を規制するロック機構や座を高さ調節する昇降作動機構を配置する場合に、硬さ調節用アームが邪魔になることがあるという問題もある。
本願発明は、このような現状を改善すすることを課題とするものである。
本願発明は、脚装置の上端に設けたベースに、前記ベースを横切る方向に延びる左右長手のトーションバーが配置されており、前記トーションバーのうちその左右両端部には、背もたれが取り付く背フレームが相対回転不能に保持され、前記トーションバーのうち左右略中間部には、当該トーションバーの軸心と直交した方向に延びる硬さ調節用アームが相対回転不能に保持されており、前記硬さ調節用アームをトーションバーの軸心回りに回動させるとトーションバーの初期弾性力が調節される、という基本構成になっている。
そして、請求項1の発明は、上記基本構成に加えて、まず、前記ベースに、前記硬さ調節用アームに当接してトーションバーのねじり変形を可能ならしめるサポート材が、前記ベースの左側方又は右側方からの操作で左右移動するように配置されており、前記サポート材と硬さ調節用アームとの当接面のうち何れか一方又は両方をトーションバーの軸線に対して傾斜した傾斜支持面と成すことにより、前記サポート材の左右移動にて硬さ調節用アームが回動するようになっている(第1の付加構成)。
更に請求項1では、前記サポート材は、前記トーションバーと同じ方向に延びる軸心回りに回動しつつ左右移動し得る状態でベースに取り付けられており、前記サポート材に、前記硬さ調節用アームに当接する略左右長手の第1傾斜支持面が、回動軸心からの距離が左右方向に行くに従って徐々に変化するように形成されている一方、前記硬さ調節用アームには、前記サポート材の第1傾斜支持面と面接触する第2傾斜支持面が形成されており、前記サポート材が左右移動しつつ側面視で回動することにより、前記第1傾斜支持面と第2傾斜支持面とが常に面接触している(第2の付加構成)。
請求項の発明は、請求項において、前記硬さ調節用アームはトーションバーの手前側に延びており、このため前記サポート材もベースのうちトーションバーの手前側の位置に配置されており、ベースの側面の外側に、サポート材を左右移動させるための回転式の摘まみが配置されている。更に請求項の発明では、請求項1又は2において、前記ベースには、前記サポート材が配置された下向き開口凹所を形成しており、前記硬さ調節用アームを前記下向き開口凹所に露出させている。
更に請求項4の発明は、上記基本構成に第1の付加構成を加えた構成において、前記ベースには、前記左右の背フレームに固定された左右筒体がトーションバーの軸心回りに回転し得るように取り付けられており、前記左右筒体には、前記硬さ調節用アームと略対称状の姿勢でトーションバーの後ろ側に延びるロック用アームが相対回転不能に固定されており、前記ロック用アームの回動をロック機構で規制することにより、背もたれの傾動が規制されている。
本願発明(各請求項の発明)では、硬さ調節用アームを回動させる調節はベースの左側方又は右側方の部位において行われるため、椅子の使用者は着座したままで自然な姿勢で操作具を違和感なく操作できる。特に、両足を閉じた状態で操作できるため、椅子の使用者が女性であっても何の抵抗もなく操作できる。また、トーションバーの弾性復元力及びロッキングに伴うモーメントはサポート材で支持されるため、荷重を安定的に保持できて強度面でも有利である。
さて、特許文献2の場合、くさび部材の傾斜面に硬さ調節用アームが当接しているが、硬さ調節用アームが回動しつつくさび部材に当接した状態を保持するには、硬さ調節用アームは椅子の側面視で点接触状態でくさび部材に当たっておらねばならず、このため硬さ調節用アーム及びくさび部材に擦れによる磨耗が発生し易くなったり、大きな摩擦抵抗が生じて操作しづらくなったりすることが懸念される。
これに対して本願発明では、硬さ調節用アームとサポート材とは面接触状態が保持されるため、それら硬さ調節用アームとサポート材とは高い耐久性を確保できると共に、単位面積当たりの当接圧力を小さくして硬さ調節用アームを軽い力で動かすことができる。この点は本願発明の大きな利点の一つである。
請求項の場合、硬さ調節用アームをトーションバーの後ろ側に延ばしてサポート材をトーションバーの後ろに配置することも可能であるが、請求項のように硬さ調節用アームをトーションバーの手前に延ばす構成を採用すると、請求項のようにトーションバーの後ろのスペースに背もたれのロック機構を配置するにおいて、当該ロック機構のレイアウトの自由性が向上する利点がある。また、人が摘まみを回転させる場合、腕(手首)が胴体の後ろにずれると摘まみを掴みにくくなるが、請求項では摘まみをできるだけ前に位置させることができるため、摘まみの回転操作を無理なく楽に行えるという利点もある。
硬さ調節用アームをトーションバーの手前に延びる構成にすると、硬さ調節用アームには、トーションバーの弾性復元力及びロッキング時のモーメントにより、先端が上向き動させられるような外力が作用する。従って、硬さ調節用アームはサポート材によって上から支持しておく必要がある。そして、請求項の構成を採用すると、硬さ調節用アームに作用した荷重はベースの上部で支持されるため、高い支持強度を確保することができる。
さて、背フレームはトーションバーの左右端部に固定されているので、背もたれの姿勢をロック機構でロックする場合、ロック機構はトーションバーの左右略中間部箇所に配置するのが力学的に有利である。他方、硬さ調節用アームはその機能からしてトーションバーの左右中間部に取り付けられている。すなわち、硬さ調節用アームとロック機構とは共にトーションバーの左右中間部に配置されることにる。しかして、請求項の構成を採用すると、硬さ調節用アームと背もたれロック機構とが前後に振り分けて配置されるため、硬さ調節用アームとロック機構とを設計する上で設計の自由性が高い。なお、請求項2〜4はそれぞれ独立した請求項たり得る。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は、事務用に多用されている回転椅子に適用している。以下の説明(及び請求項)では方向を特定するための「前後」「左右」の文言を使用するが、これは人が普通に腰掛けた状態を基準にしている。
(1).椅子の概要
まず、図1〜図5に基づいて椅子の概要を説明する。図1のうち(A)は椅子の斜視図、(B)は背もたれの部分的な一部破断正面図、図2は側面図、図3はロッキング機構を示すための斜視図である。これら図1,2に示すように、椅子は、主要要素として、脚支柱2を有する脚装置1、脚支柱2の上端に固定されたベース3、ベース3の上方に配置された座4、背もたれ5を構成するバックフレーム8、背もたれ5に取付けられたヘッドレスト装置6を備えている。
脚装置1は放射状に延びる複数本の枝足を備えており、各枝足の先端にはキャスタを設けている。脚支柱2は伸縮自在なガスシリンダを使用している。椅子はまた、ベース3の左右両側において前後方向に延びる背フレーム7を有しており、背フレーム7の後部に上向きに延びる背支柱7aを一体に設け、左右の背支柱7aに正面視略四角形のバックフレーム8がねじで固定されている。バックフレーム8にはメッシュ状のシート材9を張っている。従って、本実施形態ではバックフレーム8とシート材9とで背もたれ5が構成されている。
背フレーム7はその前端部を中心にして後傾するようにベース3に筒体10で連結されている。詳細は後述するが、筒体10の内部にはばね手段の一例としてのトーションバーが内蔵されており、背もたれ5はトーションバーの弾性に抗して後傾動する。図1(A)及び図3に示す符号11はランバーサポート、図4に示す符号12はロッキング時にランバーサポート11を相対的に前進動させるためのリアリンクである。
図3はベース3及び座4の部分の分離図、図4はロッキング機構を説明するための分離斜視図、図5のうち(A)はロッキング機構を示すための下方視の分離斜視図、(B)は作動模式図である。図3に示すように座4は樹脂製のインナーシェル13にクッション材14を張った構造であり、インナーシェル13はその下方に配置した樹脂製のアウターシェル15に固定されている。アウターシェル15はその下方に配置された平面視略四角形の中間部材16に前後位置調節可能に取り付けられている。中間部材16の左右両側面には補助枠材17が前後スライド可能に取り付けられている。
他方、図5に明瞭に示すように、ベース3の前部側面には左右一対の支持筒18を左右外向きに突設しており、この支持筒18に下フロントリンク19が回転自在に嵌め込まれている。下フロントリンク19には上フロントリンク20が中間ピン21を介してスライド自在で抜け不能に嵌め込まれている。中間ピン21は中間部材16の前部に下向き突設したフロントブラケット22に連結されており、また、上フロントリンク20の上端部は補助枠材17に上ピン23で連結されている。
詳細は省略するが、アウターシェル15は中間部材16にて前後スライド可能に支持されつつ、補助枠材17に対して前後位置調節可能に連結されており、図2に表示した座面レバー24を上向きに起こし回動させると、アウターシェル15の補助枠材17に対する前後位置を調節できる。
図5に示すように、中間部材16の後部にはリアブラケット25が下向きに突設されており、このリアブラケット25の下端と背フレーム7とが、図4に示すリアピン26で連結されている。リアピン26は、背フレーム7の内側面に形成したガイド長穴27に固定ブッシュ28及びスライドブッシュ29を介してスライド自在に嵌まっている。そして、図5(B)に示すように、上下のフロントリンク19,20が後傾動しつつ、リアピン26が背フレーム7のガイド長穴27をスライドすることにより、背フレーム7の後傾動が許容される。
この場合、上下のフロントリンク19,20が相対的にスライドしつつ全体として後傾することにより、アウターシェル15(及び座4)は後退及び後傾しつつ中間部材16に対して相対的に後退動する。つまり、座4は中間部材16よりも大きな割合で後退するのであり、これにより、座4と背もたれ5との間隔ができるだけ一定化されて、いわゆるシャツめくれ現象(或いは背ずれ現象)を防止又は著しく抑制できる。
図4に示すよう、既述のリアリンク12は、中間部材16と背フレーム7とにピン30,31で連結されている。また、リアリンク12は、背フレーム7における背支柱7aの内側面に沿って略上向きに延びる起立部12aを有しており、起立部12aの上端部に既述のランバーサポート11を取り付けている。ロッキングすると、リアリンク12は全体的に後傾しつつ、その上端は背支柱7aに対して相対的に後退する。その結果、ロッキング時には背もたれ5のシート材10は緩む。また、詳細は省略するが、ロッキングするとヘッドレスト装置6はリアリンク12の働きによって前傾動する。
図1に示すように、アウターシェル15の右側面部には、背もたれ5の後傾動を規制するためのロック用レバー33と、座4の高さを調節ための昇降用レバー34とが前後に並んで配置されている(両レバー33,34の前後位置は任意に設定できる。)。両レバー33,34は、着座した人が指を当てて上向きに引くと回動する。両レバー33,34の動きは、図2に示す索導管35,36によって作動部材に伝えられる。敢えて述べるまでもないが、索導管35,36はチューブの中にワイヤーがスライド自在に嵌まった構造であり、レバー33,34の操作により、ワイヤーが引かれたり戻ったりする。
(2).ベースとその周辺部の構造の概略
次に、ベース3とその周辺部の構造の概略を、主として図6〜図10に基づいて説明する。図6は分離斜視図、図7は背フレーム7を分離した平面図、図8はベース3を後ろから見た斜視図、図9は下方から見たベース3と背フレーム7との分離斜視図、図10は(A)(B)とも部材の分離平面図である。
ベース3はアルミダイキャストのような金属成形品であり、全体的には平面視で前後に長い長方形であり、その前部を除いて概ね上向きに開口した形態になっている。ベース3の後端部に脚支柱2が嵌まっている。ベース3のうちやや前寄り部位には、その左右側部を上向きに開口させた軸受け凹所38が形成されており、この軸受け凹所38に筒体10が嵌まっている。筒体10は、上下分離式の樹脂製ブッシュ39,40を介してベース3に回転自在に嵌まっている。ブッシュ39,40は押さえ板41で上下離反不能に保持されており、押さえ板41はベース3にビスで固定されている。
左右筒体10の基部は、正面視で略上向き開口コの字形のセンターブラケット42に溶接で固定されている。すなわち、左右筒体10の基部をセンターブラケット42の側板42aに溶接している。従って、左右の筒体10はセンターブラケット42と共に一体に回転(回動)する。筒体10は、センターブラケット42の側板42aを貫通して内側に入り込んで内向き端部10aを有しており、内向き端部10aに樹脂製のリング43を外側から嵌め込んでいる。
筒体10の内部にはトーションバー44が配置されている。トーションバー44は、多数枚の帯状板ばねを重ねることで全体として角柱状になっている。筒体10はトーションバー44の外接円よりも大きい内径のパイプを素材にして製造されており、その外端部に角形の保持部45が潰し加工されており、保持部45にトーションバー44の端部が相対回転不能に嵌め込まれている。また、筒体10の外端部には後ろ向きに延びる補助ブラケット46が溶接によって固定されており、補助ブラケット46が背フレーム7の前端部に固定されている。
図6に示すように、補助ブラケット46は正面視で断面コの字の形態を成している一方、図9に示すように、背フレーム7の内側面には補助ブラケット46が嵌合する凹所47を形成しており、このため、筒体10と背フレーム7とはしっかりと固定されている。
センターブラケット17は、筒体16が溶接された左右の側板17aを有しており、当然ながらトーションバー21は側板17aに非接触状態で貫通している。例えば図6や図9に示すように、トーションバー44のうちセンターブラケット42の内部に入り込んだ部位には、前向きに延びる硬さ調節用アーム48が相対回転不能に嵌め込まれている。また、図9に示すように、ベース3のうち軸受け凹所38より手前側の部位には下向き開口凹所49が形成されており、この下向き開口凹所49に硬さ調節用アーム48を回動させるためのサポート材50が配置されている。
サポート材50にはトーションバー44と平行に延びる左右長手のハンドル軸51が挿通しており、ハンドル軸51はベース3の支持筒18に貫通している。そしてハンドル軸51の一端部に摘まみ52が固定されており、摘まみ52を回転操作するとサポート材50が左右移動し、これによって硬さ調節用アーム48が回動し、その結果、トーションバー44の初期弾性力が変化する。例えば図4に示すように、ベース3には上カバー53と下カバー54とを装着している。
(3).ロッキング弾力調節機構
次に、硬さ調節用アーム48やサポート材50等で構成されているロッキング弾力調節機構の詳細を、従前の図に加えて図11〜図14も参照して説明する。図11は(A)(B)ともベース3を下方から見た斜視図、図12は(A)(B)とも主要部材の平面図、図13は要部の側断面図、図14は図13の XIV-XIV視断面図である
硬さ調節用アーム48は金属製であり、例えば図10から理解できるように、筒体10の内向き端部10aに嵌まっているリング43に上方から重なる張り出し部55を設けている。このため、トーションバー44に曲げ荷重が作用することを防止又は著しく抑制できる。例えば図11(A)や図13に示すように、ベース3は、センターブラケット42等が配置されている上向きの凹所とサポート材50が配置されている下向き開口凹所49とを仕切る壁56を有しているが、この壁56に、硬さ調節用アーム48をベース3の下向き開口凹所49に露出させるための窓穴57が空いている。
そして、例えば図12に示すように、硬さ調節用アーム48のうち下向き開口凹所49に位置した部位はサポート材50が上方から重なっており、従って、硬さ調節用アーム48にはサポート材50が重なる当接面が存在するが、この当接面を正面視で傾斜した第2傾斜支持面58と成している。本実施形態では、第2傾斜支持面58は摘まみ52から遠ざかるほど下に向かうように傾斜しているが、逆向きの傾斜であってもよい。図13に示すように、ベース3には、硬さ調節用アーム48の回動範囲を規制する上ストッパー部59と下ストッパー部60とが形成されている。
サポート材50は樹脂製又は金属製であり、その上部にハンドル軸(ねじ軸)51が挿通されている。また、例えば図12(A)に示すように、サポート材50の左右略中間部にはナット61が回転不能に嵌め込まれており、ハンドル軸51はこのナット61にねじ込まれている。ハンドル軸51は、ベース3の支持筒18に当接するスナップリング62によって軸方向に移動不能に保持されており、このため、摘まみ52に掴んでハンドル軸51を回転させるとサポート材50は左右移動する。
そして、例えば図12〜図14に示すように、サポート材50には、硬さ調節用アーム48の第2傾斜支持面58に密着する第1傾斜支持面63が形成されている。当然ながら、第2傾斜支持面58はハンドル軸51の軸線に対して傾斜しており、ハンドル軸51の長手方向に長く延びている。
硬さ調節用アーム48が回動すると、第2傾斜支持面58と例えばベース3の上面との相対姿勢が変化する。つまり、第2傾斜支持面58の任意の一点から立ち上げた垂線を想定すると、この垂線は、硬さ調節用アーム48の回動によってハンドル軸51に対して遠近移動する。従って、サポート材50が側面視での姿勢を変えることなく単に左右移動するに過ぎない場合は、硬さ調節用アーム48とサポート材50とは、面接触するのは両者が特定の角度になっている状態のみであり、他の角度においては両者は線接触又は点接触することなる。
これに対して本実施形態では、サポート材50はハンドル軸51の軸心回りに回動するようになっており、このため、硬さ調節用アーム48の回動角度に関係なく、サポート材50の第1傾斜支持面63と硬さ調節用アーム48の第2傾斜支持面58とは面接触状態が保持される。このため、サポート材50は樹脂製であっても高い耐久性を確保できる。
また、サポート材50の上端部はハンドル軸51の軸心回りに延びる円弧面64になっており、この円弧面64がベース3に形成した円弧状凹所65に当接している。このため、サポート材50はその回動姿勢に関係なく広い面積でベース3に支持されており、従って、硬さ調節用アーム48を介して作用した大きな荷重を的確に支持できる。また、ハンドル軸51に曲げ力が作用することなくて、ハンドル軸51とサポート材50とにこじれが生じることはないため、摘まみ52の回転操作も軽快に行える。これらは本実施形態の利点の一つである。
(4).ロック機構・昇降作動機構
次に、従前の図に加えて図15〜図17も参照して背もたれ5のロック機構と座の昇降作動機構とを説明する。図15のうち(A)は両機構の平面図、(B)はロック機構を後ろから見た分離斜視図、図16は両機構を後ろから見た斜視図、図17はロック機構を後ろから見た分離斜視図である。
例えば図13に示すように、センターブラケット42にはブロック状の第1ロック体67がビスで固定されており、例えば図17に示すように、第1ロック体67の後面には左右横長のロック溝68が多段に形成されている。
第1ロック体67の後ろ側には、水平旋回することで第1ロック体67のロック溝68に嵌脱する第2ロック体69が配置されている。第2ロック体69は平面視で略左右方向に延びる形態であり、その一端部(右端部)を中心にして水平回動するようにベース3に設けたボス体70(図8に明示している)に嵌め込まれている。また、例えば図15(B)に示すように、第2ロック体69の基端部にはくびれ部71が形成されており、ボス体70にL型の連動板72を回転自在に嵌め込んで、連動板72の下端の切欠き73を第2ロック体69のくびれ部70に嵌合させている。従って、連動板72と第2ロック体69とは一体に水平旋回(回動)する。
また、ボス体70には、連動板72の上端と第2ロック体69との間に位置するロータ74が回転自在に嵌め込まれている。ロータ74にはコイル式トーションばね75が嵌め込まれており、コイル式トーションばね75により、第2ロック体69は第1ロック体67から離脱する方向に付勢されている。
第2ロック体69には第1ロック体67によって上向きの大きな荷重が掛かる。そこで、第1ロック体67の荷重を的確に支持できるように、例えば図13や図17に示すように、第2ロック体69を上方から支持する補助支持体76をベース3に固定している。補助支持体76は上向き開口コの字状でかつ状態に左右のフラップ77を有しており、一方のフラップ77は既述のボス体70にビス78で固定されており、他のフラップ77はベース3のランド部79(図8参照)にビスで固定されている。
更に、ロータ74の上端にはアーム片80が固着されており、アーム片80の先端に設けた係合穴81に、前後方向に移動するスライダー82が係止している。スライダー82に上向きピン部83を突設し、このピン部83をアーム片80の係合穴81に嵌め入れているが、ビスで係止することも可能である。スライダー82は、ベース3に固定されたケース84に前後移動自在に装着されている。スライダー82の前後動によってロータ74が回動することを許容するため、アーム片80の係合穴81は長穴になっている。また、例えば図17に示すように、ケース84にはノック式ボールペンと同様の位置保持機構が内蔵されており、スライダー82が後ろ側に引き移動されると、その引き移動により、前進状態と後退状とに交互に保持される。
更に述べると、ケース84の中空部内でかつスライダー82の手前側に、スライド自在で回転不能な第1部材85と、回転自在な第2部材86とが、第2部材86が第1部材85の手前に位置するようにして配置されており、第2部材86の先端にロック用索導管35のワイヤー87が抜け不能に当接しており、スライダー82の後ろにはコイルばね88が配置されている。ロック用索導管35はベース3の後部にビスで固定されたリアホルダー89に後ろ向き移動不能に嵌め込まれており、コイルばね88はリアホルダー89とスライダー82との間に介在している。
ロック用レバー33の引き操作によってロック用索導管35のワイヤー87(図17参照)が引かれてスライダー82が後ろ向きに引っ張られるが、ロック用レバー33を引いて戻し、また引いて戻すという操作を繰り返すことにより、第2部材86が回転しながら前進位置の保持と後退位置の保持とを交互に繰り返し、その結果、スライダー82は前進位置と後退位置とに交互に位置が変わり、従って、第2ロック体69は第1ロック体67のロック溝68に嵌合するロック状態とロック溝68から離脱するフリー状態とに交互に切り替わる。
そして、第2ロック体69が第1ロック体67の任意のロック溝68に嵌まることにより、背もたれ5の後傾角度(回動不能に後傾した角度)を段階に調節できる。また、第2ロック体69が第1ロック体67のいずれかのロック溝68に嵌合した状態で背もたれ5に荷重が掛かっていない場合、第2ロック体69はロック溝68との間に強い摩擦が生じているが、その状態でスライダー82はコイル状トーションばね75を弾性変形させることで後退可能であり、そして、人が背もたれ5にもたれ掛かることで第1ロック体67が僅かに回動すると、第2ロック体69とロック溝68との間の摩擦抵抗がなくなり、すると、第2ロック体69はコイル状トーションばね75の弾性力によってフリー姿勢に水平旋回する。
例えば図16から理解できるように、昇降作動機構は、脚支柱2のプッシュバルブを押し下げる第1レバー91と、第1レバー91を回動操作する第2レバー92とを備えている。両レバー91,92は支軸部93を有しており、支軸部93はベース3に形成した軸受け溝94(図8参照)に嵌まっている。支軸部94は、リアホルダー89によって上向き抜け不能に保持されており、また、リアホルダー89には、両レバー91,92を上向きに露出させるための逃がし穴が空いている。
第2レバー92は側面視略三角形になっていて上端部に昇降用索導管36におけるワイヤー95が係止されている。昇降用レバー34を引くとワイヤー95を介して第2レバー92が回動し、すると第1レバー91が第2レバー92の押圧作用によって下向き回動し、これによって脚支柱2のプッシュバルブが押し下げられる。昇降用索導管36もリアホルダー89に前向き移動不能に保持されている。
(5).弾力調節機構とロック機構及び昇降作動機構との関係
本実施形態では、硬さ調節用アーム48とサポート材50とを中核とする弾力調節機構とロック機構及び昇降作動機構とは、トーションバー44を挟んで前後に配置されている。このため、各機構は、スペースの制約を受けることなく無理のない状態に設計することができる。
また、本実施形態では、ベース3には、ロック用索導管35と昇降用索導管36とが左右に分離して前後長手の姿勢で配置されており、両索導管35,36の配置に対応して、スライダー82やレバー91,92のような可動部材も左右に分けて配置されている。このため、ロック機構と昇降機構ともスペース上の無理を受けることなく配置でき、このため設計上の制約が少ない。この点も本実施形態の利点の一つである。
(6).その他
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば上記の実施形態は座が背もたれにシンクロして後退しつつ後傾するタイプに適用しているが、背もたれのみが後傾するタイプにも適用できることは言うまでもない。敢えて述べるまでもないが、劇場用椅子のような固定式椅子にも適用できる。
また、ベースの背フレーム等の具体的な構造は必要に応じて設定できる。トーションバーは束ね方式に限らず1本棒の方式でもよい。或いは、一直線に延びる2本のトーションバーを使用して、両トーションバーの隣り合った端部を硬さ調節用アームに相対回転不能に保持させることも可能である。ベースや背フレームの素材や加工方法は任意に設定できるのであり、例えば板金製とすることも可能である。
本願発明の実施形態を示す図で、(A)は椅子の斜視図、(B)は背もたれの部分的な一部破断正面図である。 椅子の側面図である。 ロッキング機構を示すための斜視図である。 ロッキング機構を説明するための分離斜視図である。 (A)はロッキング機構を示すための下方視の分離斜視図、(B)は作動模式図である。 要部の分離斜視図である。 背フレームを分離した要部の平面図である。 ベースを後ろから見た斜視図である。 ベースと背フレームとを下方から見た分離斜視図である。 (A)(B)とも部材の分離平面図である。 (A)(B)ともベース3を下方から見た斜視図である。 (A)(B)とも主要部材の平面図である。 要部の側断面図である。 図13の XIV-XIV視断面図である。 (A)はロック機構と昇降作動機構との平面図、(B)はロック機構を後ろから見た分離斜視図である。 両機構を後ろから見た斜視図である。 ロック機構を後ろから見た分離斜視図である。
1 脚装置
3 ベース
4 座
5 背もたれ
7 背フレーム
10 筒体
38 軸受け凹所
42 センターブラケット
44 トーションバー
48 硬さ調節用アーム
49 下向き開口凹所
50 サポート材
51 ハンドル軸
52 摘まみ
58 第2傾斜支持面
63 第1傾斜支持面
67 第1ロック体
69 第2ロック体
91,92 昇降作動用レバー

Claims (4)

  1. 脚装置の上端に設けたベースに、前記ベースを横切る方向に延びる左右長手のトーションバーが配置されており、前記トーションバーのうちその左右両端部には、背もたれが取り付く背フレームが相対回転不能に保持され、前記トーションバーのうち左右略中間部には、当該トーションバーの軸心と直交した方向に延びる硬さ調節用アームが相対回転不能に保持されており、前記硬さ調節用アームをトーションバーの軸心回りに回動させるとトーションバーの初期弾性力が調節されるものであり、
    更に、前記ベースに、前記硬さ調節用アームに当接してトーションバーのねじり変形を可能ならしめるサポート材が、前記ベースの左側方又は右側方からの操作で左右移動するように配置されており、前記サポート材と硬さ調節用アームとの当接面のうち何れか一方又は両方をトーションバーの軸線に対して傾斜した傾斜支持面と成すことにより、前記サポート材の左右移動にて硬さ調節用アームが回動するようになっている構成であって、
    前記サポート材は、前記トーションバーと同じ方向に延びる軸心回りに回動しつつ左右移動し得る状態でベースに取り付けられており、前記サポート材に、前記硬さ調節用アームに当接する略左右長手の第1傾斜支持面が、回動軸心からの距離が左右方向に行くに従って徐々に変化するように形成されている一方、
    前記硬さ調節用アームには、前記サポート材の第1傾斜支持面と面接触する第2傾斜支持面が形成されており、前記サポート材が左右移動しつつ側面視で回動することにより、前記第1傾斜支持面と第2傾斜支持面とが常に面接触している、
    ロッキング椅子。
  2. 前記硬さ調節用アームはトーションバーの手前側に延びており、このため前記サポート材もベースのうちトーションバーの手前側の位置に配置されており、ベースの側面の外側に、サポート材を左右移動させるための回転式の摘まみが配置されている、
    請求項1に記載したロッキング椅子。
  3. 前記ベースには、前記サポート材が配置された下向き開口凹所を形成しており、前記硬さ調節用アームを前記下向き開口凹所に露出させている、
    請求項1又は2に記載したロッキング椅子。
  4. 脚装置の上端に設けたベースに、前記ベースを横切る方向に延びる左右長手のトーションバーが配置されており、前記トーションバーのうちその左右両端部には、背もたれが取り付く背フレームが相対回転不能に保持され、前記トーションバーのうち左右略中間部には、当該トーションバーの軸心と直交した方向に延びる硬さ調節用アームが相対回転不能に保持されており、前記硬さ調節用アームをトーションバーの軸心回りに回動させるとトーションバーの初期弾性力が調節されるものであり、
    更に、前記ベースに、前記硬さ調節用アームに当接してトーションバーのねじり変形を可能ならしめるサポート材が、前記ベースの左側方又は右側方からの操作で左右移動するように配置されており、前記サポート材と硬さ調節用アームとの当接面のうち何れか一方又は両方をトーションバーの軸線に対して傾斜した傾斜支持面と成すことにより、前記サポート材の左右移動にて硬さ調節用アームが回動するようになっている構成であって、
    前記ベースには、前記左右の背フレームに固定された左右筒体がトーションバーの軸心回りに回転し得るように取り付けられており、前記左右筒体には、前記硬さ調節用アームと略対称状の姿勢でトーションバーの後ろ側に延びるロック用アームが相対回転不能に固定されており、前記ロック用アームの回動をロック機構で規制することにより、前記背もたれの傾動が規制されている、
    ッキング椅子。
JP2008313170A 2008-10-21 2008-12-09 ロッキング椅子 Active JP5374129B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008313170A JP5374129B2 (ja) 2008-10-21 2008-12-09 ロッキング椅子

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008270746 2008-10-21
JP2008270746 2008-10-21
JP2008313170A JP5374129B2 (ja) 2008-10-21 2008-12-09 ロッキング椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010119798A JP2010119798A (ja) 2010-06-03
JP5374129B2 true JP5374129B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=42321657

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008313170A Active JP5374129B2 (ja) 2008-10-21 2008-12-09 ロッキング椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5374129B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5597044B2 (ja) * 2010-06-30 2014-10-01 タカノ株式会社 椅子
KR200468333Y1 (ko) * 2011-06-10 2013-08-07 (주) 파트라 의자의 틸팅 장치

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1308075B1 (it) * 1999-06-04 2001-11-29 Pro Cord Srl Sedia con sedile oscillante
JP4256043B2 (ja) * 1999-11-09 2009-04-22 株式会社岡村製作所 椅子の背凭れ等の付勢力調節装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010119798A (ja) 2010-06-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6343118B2 (ja) ネスティング可能な椅子
JP5763881B2 (ja) ロッキング椅子
WO2006033339A1 (ja) リクライニング椅子における背凭れの傾動装置
JP2008104568A (ja) 椅子
JP5374129B2 (ja) ロッキング椅子
JP4950701B2 (ja) 椅子
JP2010051614A (ja) 肘掛け装置
JP2008168150A (ja) 椅子における背凭れ等の傾動装置
JP5026783B2 (ja) 椅子
JP2004049717A (ja) 椅子における背凭れ等の傾動装置
JP5936104B2 (ja) 椅子
KR101788642B1 (ko) 의자용 등받이 슬라이드 장치
JP2007135625A (ja) リクライニング椅子
JP4629395B2 (ja) リクライニング椅子における背凭れの傾動装置
JP2010125061A (ja) 椅子
JP3154256U (ja) テーブル付チェア
JPH11253264A (ja) 椅子の支持機構
JP2004049714A (ja) 椅子における背凭れ等の傾動装置
JP2010051612A (ja) 肘掛け装置付き椅子
JP2004049713A (ja) 椅子における背凭れ等の傾動装置
JP6307042B2 (ja) 椅子
JP4932146B2 (ja) リクライニング椅子における背凭れの傾動装置
JP5022049B2 (ja) 椅子の製造方法
JP5989999B2 (ja) 椅子
JP4761755B2 (ja) 椅子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111207

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130612

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130828

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5374129

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350