JP5936104B2 - 椅子 - Google Patents
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前記背もたれは、着座した人の腰部を後ろから支える側断面視前向き突形のランバーサポート部を有している一方、
前記背フレームは、前記背もたれのランバーサポート部よりも下に位置した基部と、この基部から前記背もたれにおけるランバーサポート部の左右端部に向けて延びるように二股状に分岐した左右一対の背支柱とを有しており、
前記背もたれは、前記ランバーサポート部の左右側部を中心にして前後に回動させ得るように前記背支柱の上端部に連結されており、このため前記背もたれは、上端と下端とが前後逆方向に移動するように回動することによって側面視の姿勢が変わるようになっており、
更に、前記背もたれの下端部の左右中間部が、前記背もたれの側面視姿勢を変え得るように前記背フレームの基部に初期角度調節装置を介して連結されており、前記背もたれの上端は自由端になっている。
本願は請求項8の椅子を含んでおり、この椅子は、
座とその後ろに配置した背もたれとを有しており、前記背もたれは、前記座の下方から後ろに延びる背フレームに取り付けられている構成であって、
前記背もたれは、着座した人の腰部を後ろから支える側断面視前向き突形のランバーサポート部を有している一方、
前記背フレームは、前記背もたれのランバーサポート部よりも下に位置した基部と、この基部から上向きに突出した背支柱とを有しており、
前記背もたれは、前記ランバーサポート部の高さの位置を中心にして前後に回動させ得るように前記背支柱に連結されており、このため前記背もたれは、上端と下端とが前後逆方向に移動するように回動することによって側面視の姿勢が変わるようになっており、
前記背もたれの下端部が、前記背もたれの下端部の手前か又は下方に位置した操作部を有する初期角度調節装置を介して前記背フレームの基部に連結されており、このため、前記背もたれは上端が自由端になっている。
まず、第1実施形態に係る椅子の概要を、主として図1〜図3に基づいて説明する(椅子の基本構成は各実施形態とも共通している。)。本実施形態は事務用等に多用されている回転椅子に適用しており、椅子は、脚支柱1(図1(C)参照)のみを表示している脚装置と、脚支柱1の上端に固定したベース2と、ベース2の上に配置した座3と、着座した人がもたれ掛かり得る背もたれ4とを有している。ベース2は上向きに開口した箱状に形成されている。
次に、各部位の詳細を、図4以下の図面も参照して説明する。まず、背もたれ4の詳細とその取り付け構造を説明する。図1(A)に簡単に表示するように、背もたれ4は、ポリプロピレン等の樹脂の成形品である背インナーシェル18と、その前面に張ったクッション19と、クロス等の表皮材20とを有している。従って、背もたれ4の外形は背インナーシェル18の外形と同じになる。
背インナーシェル18の下端部は、その左右中間部が初期角度調節装置15を介して第2背フレーム8に連結されている。この点を次に説明する。
さて、ユーザーによっては、背もたれ4の初期姿勢調節機能を必要としない場合もあり得る。そこで、本実施形態では、初期角度調節装置15を使用せずに、背もたれ4の姿勢を一定に保持したままにすることも可能にしている。すなわち、本実施形態では、初期角度調節装置15を使用せずに姿勢固定手段を使用することにより、背もたれ4の初期姿勢を一定に保持することも可能である。この点を次に説明する。
以上の構成において、操作具40を外側に引いて(後退させて)、ロックピン41をロック体45のロック穴46から抜いて他のロック穴46に嵌め直すことにより、背もたれ4の初期姿勢を3段階に調節できる。
次に、図12,13に示す第2実施形態を説明する。この実施形態では、背フレーム60は単一構造になっており、背フレーム60の後端に背支柱14を一体に設けている。背インナーシェル18のランバーサポート部22が背支柱14の上端に連結されている点は、第1実施形態と同じである。
次に、図14〜16に示す第3実施形態を説明する。この実施形態では、図示しない背フレームの左右中間部に側面視で前傾姿勢の背支柱72を設け、背支柱72の上端部に側面視く字形の回動部材73を左右横長のピン74で連結し、回動部材73ので上半部に背インナーシェル18を固定している。背支柱72は背フレーム(図示ぜず)に固定されるようになっているが、背フレームと一体構造にするのが好ましい。
次に、図17〜図22に示す第4実施形態を説明する。この第4実施形態は第2実施形態とほぼ共通しており、そこで、第2実施形態と共通する部分については同じ符号を付して説明はなるべく省略し、主に相違点を説明する。また、背フレームは基本に第1実施形態と同じ構造になっており、第2背フレーム8に軸受けリブ61を設けている。
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、本願発明は背もたれがロッキングしない椅子にも適用できる。また、背もたれの形態・構造も様々に具体化できる。例えばフレームにメッシュを張った構造を採用したり、クッションを備えずに軟質の背板を露出させた構成なども採用できる。
3 座
4 背もたれ
7 第1背フレーム
8 第2背フレーム
13 第2背フレームの基部
14,72 背支柱
15 初期角度調節装置
18 背インナーシェル
22 ランバーサポート部
23 サイド連結部
29 軸受け部
30 ボス部
35,64 初期角度調節装置を構成するロア連結部
40 初期角度調節装置を構成する操作具
45 初期角度調節装置を構成するロック体
46 ロック穴
48 センターガード
53 サイドガード
54 サイド規制体
62 初期角度調節装置を構成する周面カム
65 背もたれのロア連結部
73 回動部材
Claims (8)
- 座とその後ろに配置した背もたれとを有しており、前記背もたれは、前記座の下方から後ろに延びる背フレームに取り付けられている構成であって、
前記背もたれは、着座した人の腰部を後ろから支える側断面視前向き突形のランバーサポート部を有している一方、
前記背フレームは、前記背もたれのランバーサポート部よりも下に位置した基部と、この基部から前記背もたれにおけるランバーサポート部の左右端部に向けて延びるように二股状に分岐した左右一対の背支柱とを有しており、
前記背もたれは、前記ランバーサポート部の左右側部を中心にして前後に回動させ得るように前記背支柱の上端部に連結されており、このため前記背もたれは、上端と下端とが前後逆方向に移動するように回動することによって側面視の姿勢が変わるようになっており、
更に、前記背もたれの下端部の左右中間部が、前記背もたれの側面視姿勢を変え得るように前記背フレームの基部に初期角度調節装置を介して連結されており、このため、前記背もたれは上端が自由端になっている、
椅子。 - 前記背フレームは、ばね手段に抗して後傾動するように脚の上端に設けたベースに連結されており、前記背フレームのうち前記ベースよりも後ろで座面よりも低い部位に前記初期角度調節装置を設けている、
請求項1に記載した椅子。 - 前記初期角度調節装置の操作具は、前記背もたれの下端部の手前か又は下方に位置している、
請求項1又は2に記載した椅子。 - 前記ランバーサポート部の前面は平断面視で前向き凹状に形成されており、このため前記ランバーサポート部の左右両端部は左右中間部よりも手前側に位置しており、前記ランバーサポート部の左右両端部を前記背フレームに回動自在に連結している、
請求項1〜3のうちのいずれかに記載した椅子。 - 前記初期角度調節装置は、左右スライド式の操作具と、前記操作具のスライド操作に基づいて進退動するストッパーと、前記背もたれの下端部に設けたロック部とを有しており、前記背もたれの初期角度を変えた各姿勢において前記ストッパーとロック部とが嵌合可能で、前記操作具をスライド操作してストッパーを後退させると前記ストッパーとロック部との嵌合が解除される、
請求項1〜4のうちのいずれかに記載した椅子。 - 前記初期角度調節装置は、左右横長の軸心回りに回転する操作具と、同じく左右横長の軸心回りに回転する周面カムとを有しており、前記周面カムには回転軸心からの距離が相違する複数のカム面を有しており、前記背もたれの下端部を前記複数のカム面に選択的に支持することにより、前記背もたれの初期姿勢を複数段階に変更可能である、
請求項1〜4のうちのいずれかに記載した椅子。 - 前記周面カムは、回転軸心方向に突出した左右一対の筒部を有しており、この筒部に前記操作具の一部が相対回転不能に貫通している一方、
前記背フレームには、前記操作具を回転自在に保持する左右一対の軸受けリブが、当該左右軸受けリブの間に前記周面カムが配置されるようにして設けられており、前記左右軸受けリブの内側面に、前記周面カムの筒部が嵌まる上下長手の長溝を相対向するように形成しており、前記周面カムは、その姿勢を傾けた状態で左右軸受けリブの間に挿入してから姿勢を戻すという操作により、前記筒部を前記長溝に嵌め込むことが可能になっている、
請求項6に記載した椅子。 - 座とその後ろに配置した背もたれとを有しており、前記背もたれは、前記座の下方から後ろに延びる背フレームに取り付けられている構成であって、
前記背もたれは、着座した人の腰部を後ろから支える側断面視前向き突形のランバーサポート部を有している一方、
前記背フレームは、前記背もたれのランバーサポート部よりも下に位置した基部と、この基部から上向きに突出した背支柱とを有しており、
前記背もたれは、前記ランバーサポート部の高さの位置を中心にして前後に回動させ得るように前記背支柱に連結されており、このため前記背もたれは、上端と下端とが前後逆方向に移動するように回動することによって側面視の姿勢が変わるようになっており、
更に、前記背もたれの下端部が、前記背もたれの下端部の手前か又は下方に位置した操作部を有する初期角度調節装置を介して前記背フレームの基部に連結されており、このため、前記背もたれは上端が自由端になっている、
椅子。
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