JP2006311900A - 身体支持装置 - Google Patents

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    • A47C7/462Support for the head or the back for the back with special, e.g. adjustable, lumbar region support profile; "Ackerblom" profile chairs adjustable by mechanical means

Abstract

【課題】ランバーサポートを備えた椅子において、使用者の身体に対するランバーサポートのフィットとクッション性とを向上させる。
【手段】ランバーサポート15は合成樹脂板からなっていて、その左右両端部にホルダー部35を設けている。バックフレーム13を構成するサイドメンバー13aには、ランバーサポート15のホルダー部35にブラケット29を固着し、ブラケット29には、ホルダー部35が上下動自在に抱持する支杆29aが形成されている。ホルダー部35の内部に左右方向のクリアランスを形成している。ホルダー部35が背もたれ4の左右内側に水平動することにより、ランバーサポート15が大きく撓み変形することが許容される。
【選択図】 図6

Description

本願発明は、椅子やベッドのような身体支持装置に関するものである。
椅子の背もたれにおいて、着座した人の腰や背を部分的に強く押すためのランバーサポートを設けることが行われている。その一例として特許文献1では、背板の前面にクッション材を張った背もたれにおいて、ランバーサポートを背もたれの左右全長にわたって延びる長さに形成し、ランバーサポートを表皮材とクッション材との間に挟み込んだ構成が記載されている。
また、特許文献2には、前後に開口したバックフレームにネット状のバックシートを張った構造の背もたれにおいて、バックフレームの左右サイドメンバーにランバーサポートを上下動自在に取付けることが記載されている。
特許第3616977号公報 特開2004−141677号公報
ところで、ランバーサポートが硬過ぎると人に違和感を与えることがある。従って、着座した人の身体にフィットするようにランバーサポートも弾性変形することが好ましい。特に、特許文献2のように背もたれ荷重をバックシートで支えるいわゆるネット椅子の場合は、ランバーサポートは薄いシートを介して人に当たるため、適度の弾性を持っているのが好ましいといえる。
この点について特許文献1では、ランバーサポートを板状に形成して、周囲に切欠きを形成することで弾性変形しやすくしているが、ランバーサポートは表皮材とクッション材との間に挟まれているに過ぎないため、ネット椅子には適用できないという問題がある。
また、ランバーサポートにクッション材を設けることも他の文献で提案されているが、ランバーサポートの平面視でのプロフィールは予め決まっていてランバーサポートの全体が変形するものではないため、高いフィット性を得難い場合がある。
他方、特許文献1に記載されているランバーサポートを特許文献2のようなネット椅子のバックフレームに取り付けることも考えられる。すなわち、ランバーサポートの左右両端をバックフレームのサイドメンバーに固定することが考えられる。しかし、この場合、ランバーサポートは伸び変形することは殆どないため、背もたれ荷重が作用しても平面視での形態は殆ど変化はなく、このため高いフィット性は期待し難い。
本願発明は、このような現状を改善することを課題とするものである。ところで、高さ調節可能な従来のランバーサポートは、ランバーサポートの左右両端部に手を当てて上下動させるようになっているのが一般的であるが、ランバーサポートは腰や脇腹の高さに位置しているため、高さ調節するに際して人は両手を曲げて背もたれの後ろ側に回さなければならないため、腕に負担が掛かってランバーサポートの高さ調節が厄介であった。本願発明はこの問題を解消することも課題としている。
本願発明は、前記したように椅子のランバーサポートの問題点を契機として成されたものであるが、発明の本質的機能は身体支持装置に広く適用できるものであり、そこで、請求項1の発明は身体支持装置を対象としている。
すなわち請求項1の発明に係る身体支持装置は、人の身体の押圧力を受ける支持板と、前記支持板がその縁部において取付くフレームとを備えており、前記支持板は人の身体の押圧力によって撓み変形し得る弾性板からなっており、この支持板を、人の身体の押圧力によって縁部がずれ移動し得る状態で前記フレームに取り付けている。
請求項2の発明は請求項1の発明を椅子に適用したもので、この発明において、前記支持板は椅子の背もたれに設けたランバーサポートである一方、前記フレームは椅子の背もたれを構成するバックフレームになっている。
そして、前記バックフレームの左右両側部を構成する上下長手の左右サイドメンバーに、当該サイドメンバーの内側に位置した上下方向に延びる支杆を設ける一方、前記ランバーサポートの左右両側部には、前記支杆を抱持するホルダー部を設けており、ホルダー部の上下長さよりも前記支杆の上下長さを大きくすることによってランバーサポートを高さ調節可能となし、更に、前記ホルダー部の内部の空間の左右横幅を前記支持杆の左右横幅よりも大きくすることによってホルダー部が左右動することを許容しており、更に、前記バックフレームには、可撓性を有するネット状のバックシートが少なくともランバーサポートの手前に位置するように張られている。
請求項3の発明は、請求項2において、前記ランバーサポートの左右両端部のうち一方又は両方に、着座した人が摘まみ得る操作部を下向きに延びるように設けている。
請求項1の発明によると、支持板に人の身体の押圧力が作用すると、支持板の側部がフレームに対してずれ移動することにより、支持板は身体の側に向けて凹となるように大きく撓み変形することができる。このため、人は高いフィット性を得ることができる。
特に、請求項2,3のように椅子のランバーサポート支持機構に適用すると、ランバーサポートは着座した人の背面にフィットするように大きく弾性変形し得るため、使用者に快適な座り心地を提供することができる。また、請求項3のように構成すると、ランバーサポートを高さ調節するための操作部は下方に延びているため、着座した人は腕を大きく曲げることなく自然な状態で操作部に手を当てることができ、このため、ランバーサポートの高さ調節を至極容易に行うことができる。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態は椅子の背もたれに適用している。
(1).概要
図1は正面図、図2は左側面図である。これらの図面から理解できるように、本実施形態は事務用等の回転椅子に適用しており(勿論、パイプ椅子等の非回転式椅子や講堂用椅子のような固定式椅子にも適用できる)、椅子は、キャスター及びガスシリンダ式脚柱を備えた脚1と、脚柱の上端に固定した支持ベース2と、座3と背もたれ4とを備えている。
支持ベース2は上向きに開口した箱状の形態であり、その前部には中間支持体5が左右長手の第1軸6によって傾動自在に取付け(連結)されており、座体3はこの中間支持体5に前後位置調節可能に装着されている。また、支持ベース2の前後略中間部には背受け部材7が左右長手の第2軸8によって後傾動自在に連結されており、背受け部材7の前後中途部と中間支持体5とは左右長手の第3軸9によって相対傾動自在に連結されている。
詳細は省略するが、第1軸6は支持ベース2に対して前後動可能に挿通されており、かつ、第1軸6は支持ベース2の内部に配置したばね(図示せず)によって後方から支持されている。このため、座体3は背もたれ4の後傾動に連動して(シンクロして)後傾しつつ後退動する。
背受け部材7と支持ベース2とはガスシリンダ10で連結されており、ガスシリンダ10をロック状態とフリー状態とに切り換え操作することにより、背もたれ4は、背受け部材7の外面側に配置したレバー11の回動操作により、自在に後傾動するフリー状態と任意の姿勢で後傾不能に保持されたロック状態とに切り換えることができる。図示していないが、ガスシリンダの前端部は支持ベースの後端部に突設したブラケットにピンで回動可能に取付けられている。
図3は背受け部材7を上方から見た斜視図、図4は背受け部材7ひっくり返した状態での斜視図である。両図に示すように背受け部材7の後部は左右に張り出していて張り出し部の手前に入り隅部12が形成されており、左側の入り隅部12にレバー11を配置している。このように構成すると、レバー11がバックフレーム13の外側にはみ出ることを防止できるため、体裁が良いと共に例えば人の衣服がレバー11に引っ掛かるといったことも防止できる。
背もたれ4は、サイドメンバー13a及びその上端に繋がったアッパーメンバー13bとから成るバックフレーム13と、このバックフレーム13に被さった袋状のバックシート14を備えている。バックフレーム13は背もたれ4の外形を構成するもので、バックフレーム13で囲われた部分は前後に開口して空間になっている。バックシート14の内部に、ランバーサポート15が上下動自在に配置されている。
(2).背もたれの基本構造
次に、背もたれ4とその取付け構造の詳細を図5以下の図面も参照して説明する。図5(A)は背もたれ4のうち下半部の縦断側面図、図5(B)は背もたれ4の上端部の縦断側面図、図6はバックシート14の大部分を省略した状態での背もたれ4の正面図、図7のうち(A)はランバーサポート15の平面図、(B)は(A)の B-B視断面図、(C)はランバーサポート15の取付け構造を示す分離平断面図、(D)はランバーサポート15を取り付けるためのキャッチ部材16の斜視図、(E)はランバーサポート15の部分的な斜視図、図8は図6の VIII-VIII視断面図、図9は作用を示す平断面図である。
図3に示すように、背受け部材7は、左右の前向きアーム7aを備えており、このアーム7aの上面にブリッジ状ブラケット18をねじ止めで固定している。背受け部材7はその左右アーム7aの先端が第2軸8によって支持ベース2に連結されており、ブリッジ状ブラケット18に取り付けた軸受け部材(図示せず)に第3軸9が保持されている。
背受け部材7はアルミダイキャストのような金属の一体成形品であり、その後部は平坦部7bとなっており、平坦部7bの後端にはその上下にはみ出た後ろ壁部7cが左右略全長にわたって延びるように形成されている。平坦部7bの上面のうち後ろ壁部7cの手前側には左右に分離した土手部7dが上向きに突設されており、土手部7dと後ろ壁部7cとの間が、バックシート15の下端を固定するための縁部材固定部7eになっている。
背受け部材7の左右両張り出し部には、バックフレーム13のサイドメンバー13aを取付けるための起立部7fを設けている。起立部7fはバックフレーム13のサイドメンバー13aと同じ平面形状であり、サイドメンバー13aは連結軸20を介して起立部7fに固定されている。バックフレーム13のサイドメンバー13aは断面略楕円形の中空パイプを素材として製造しており、その下端の内部には、連結軸20を嵌めるための中子体(図示せず)が固着されている。
詳細は省略するが、背受け部材7は下向きに開口しており、その内部に、ガスシリンダ10を取付けるための金具19や、ガスシリンダ10を操作するための操作軸、操作軸を保持する軸受け部材等を配置している。
背受け部材7の起立部7fとバックフレーム13のサイドメンバー13aとはビスによって連結軸20に抜け不能に保持されている。バックフレーム13のアッパーメンバー13bとサイドメンバー13aとは、両者に貫通した中子体(図示せず)を介して連結されている。なお、バックフレーム13を背受け部材7と一体構造とすることも可能である。逆に、背受け部材7を複数のパーツで構成することも可能である。
バックシート14は適度の空隙を有する織地又は編地を素材として製造されており、袋状であることから表面部14aと裏面部14bを有する。そして、図5に示すように、表面部14aの下端縁と裏面部14bの下端縁とは、それぞれ樹脂板又は金属板から成る平面視弓形(緩い曲率の三日月状)の縁部材21,22に縫い付け(溶着や接着でも良い)によって離脱不能に固定されている。
縁部材21,22は背受け部材7における縁部材固定部7eに殆どずれない状態に嵌まる寸法に設定されている。本実施形態では、バックシート14の表面部14aに固着した縁部材21に複数本(4本)のボルト(ねじ軸)23を左右適宜間隔で下向き突設する一方、裏面部14bの下端に固着した縁部材22にはボルト23が貫通する通穴24を形成しており、両縁部材21,22を重ねた状態でボルト23を背受け部材7に設けた取付け穴25に上方から貫通して、ボルト23にナット26をねじ込むことにより、両縁部材21,22に背受け部材7に締結している。勿論、バックシート14は他の方法で背受け部材7に固定してもよい。
(3).ランバーサポート
ランバーサポート15は合成樹脂製で全体として板状に形成されており、図6に示すように、人の背面を受ける正面視略長方形の主体部15aと、主体部15aの左右両端から下方に延びる上下長手の操作部15bとを備えている。このため、正面視で下向き開口コ字状の形態をなしている。操作部15bの下端には、人が指で摘むことのできる平板状の摘まみ15cを形成している。
ランバーサポート15の摘まみ15cは、バックフレーム13におけるサイドメンバー13aの手前側に位置して水平状の姿勢になっており、このため、着座した人は無理なく摘まみ15cを摘むことができる。また、摘まみ15cはバックフレーム13の左右外側にはみ出ていないため、摘まみ15cに物が引っ掛かったり衝突して破損したりすることを防止できる。図1に示すように、ランバーサポート15の摘まみ15cが外側に露出することを許容するため、バックシート14の左右両端のコーナー部には切欠き27を形成している。
図6に示すように、バックフレーム13における左右サイドメンバー13aには、ランバーサポート15を取り付けるためのブラケット29に取付けられている。ブラケット29は例えば丸棒材からなっていて正面視コ字状の形態を成しており、このため、サイドメンバー13aと略平行に延びる上下長手の支杆29aを備えている。
図7や図8に示すように、ランバーサポート15における主体部15aの左右両端部の裏面には、ブラケット29の支杆29aの裏側に位置したキャッチ部材16を取付けている。キャッチ部材16は、サイドメンバー13aに近い部分が厚肉のなる平面視でL字状に形成しており(コ字状でもよい)、厚肉の部分に第1係合穴31を形成して、この第1係合穴31に、ランバーサポート15に形成したボス32を嵌め入れている。
更に、キャッチ部材16のうちサイドメンバー13aから遠い部分(背もたれの中央より部分)に、段部を有する第2係合穴33を形成し、この第2係合穴33に、ランバーサポート15の背面に形成した係合爪34を弾性に抗しての嵌め入れている。係合爪34は、平面視で先端が背もたれ4の中央部に向けて突出した鉤状になっている。
この場合、係合爪34はその鉤部が背もたれ4の左右内側に向いているので、ランバーサポート15が撓んだ状態で係合爪34と第2係合穴33とは互いに噛み合い勝手になっており、キャッチ部材16が外れてしまう不測の事態を防止できる。
また、ランバーサポート15における主体部15aの左右両端部は前方と後方とに突出した厚肉になっているが、図7(A)に明示するように、厚肉部の後ろ向きに突出した部分のうちキャッチ部材16が重なる部分だけを後方に向けて突出しないように切欠くことにより(切欠き部を符号15a″で示している)、キャッチ部材16を上下ずれ不能に位置決めしている。なお、キャッチ部材16はランバーサポート15の主体部15aにワンタッチで取り付けることができる。
ランバーサポート15とキャッチ部材16とにより、ブラケット29の支杆29aを抱持するホルダー部35が形成されている。そして、ホルダー部35の内部の空間35aの左右幅Lをブラケット29の支杆29aの横幅(本例では外径)よりも大きい寸法(数倍程度)に設定することにより、ホルダー部35に、当該ホルダー部35がある程度の寸法Lだけ左右移動し得るクリアランスを設けている。
ランバーサポート15のホルダー部35は後方からカバーで覆われている。この点を図10に基づいて説明する。図10のうち(A)はランバーサポート15を省略した状態での正面図、(B)は(A)のB−B視断面図、(C)はカバー37の斜視図である。カバー37は合成樹脂製で正面視半円状に形成されており、その上下両端部の前面に、ブラケット19の上下水平部に上下内側から嵌まる係止爪38を設けている。カバー37の存在により、人がバックシート14の裏面部14bを介してホルダー部35に触れてもホルダー部35が変形したり破損したりすることはくなく、また、ホルダー部45は透けて見えないため美観にも優れている。
(4).まとめ
以上の構成において、着座した人体圧が背もたれ4に作用すると、ランバーサポート15の左右両端部がブラケット29に対して左右ずれ移動することにより、図9に示すようにランバーサポート15が大きな曲率で前向き凹状に変形することが許容される。このため、着座した人はに対するフィット性が高く、人は快適な座り心地を得ることができる。また、既述のとおり、摘まみ15cに指を掛けることによってきわめて簡単に高さ調節をすることができる。なお、ランバーサポート15はバックシート14の表面部14aで後方に押されているため、自然にずり下がることはない。
本実施形態では、背もたれ4に対する押圧力(体圧)は一次的にはバックシート14で支持される。バックシート14が伸びながらランバーサポート15も撓み変形する。すなわち、バックシート14の弾性的な伸びとランバーサポート15の撓み変形との弾性抵抗が人に対するクッション作用を果たしている。
ランバーサポート15は適宜の弾性復元力(弾性係数)を備えている必要がある。そしで、適度の弾性復元力を得る手段としして、本実施形態では、例えば図7(B)に示すように、主体部15aの上下両端縁にリブ36を形成している。リブ36の本数や大きさには任意に設定できる。また、主体部15aの左右両端部は若干の寸法だけ前向きに突出した厚肉状の膨れ部15a′になっている。これは、人の身体が当たるエリアを画定するものである。
(6).その他
本願発明は上記の実施形態の他にも様々に具体化することができる。例えば椅子の適用する場合、適用対象は必ずしもランバーサポートには限らず、椅子の座又は背もたれのインナーシェルを本願発明の支持板となして、これにクッションを張るなどしてもよい(クッションを張らずにシェルをむき出しのままにすることも可能である)。また、ネット椅子に適用する場合、バックシートは袋状でなくても良いことはいうまでもない。
また、ホルダー部はランバーサポート等の支持板に一体成形することも可能であり、また、具体的な形状は必要に応じて自由に設定できる。上記の実施形態では椅子の背もたれに適用したことからランバーサポートを左右両端部においてブラケットで支持していたが、例えば座のインナーシェルに適用する場合、前後左右の4つの辺をシートフレームでずれ可能に支持することも可能である。
本願発明の実施形態に係る椅子の正面図である。 椅子の左側面図である。 背受け部材を上方から見た斜視図である。 背受け部材をひっくり返した状態での斜視図である。 背もたれの縦断側面図である。 バックシートの大部分を省略した状態での背もたれの正面図である。 ランバーサポートの構造を示す図である。 図6の VIII-VIII視断面図である。 図9は作用を示す平断面図である。 カバーを示す図である。
符号の説明
4 背もたれ
13 バックフレーム
13a サイドメンバー
14 バックシート
15 ランバーサポート
15a 主体部
15b 操作部
15c 摘まみ
16 キャッチ部材
35 ホルダー部

Claims (3)

  1. 人の身体の押圧力を受ける支持板と、前記支持板がその縁部において取付くフレームとを備えており、前記支持板は人の身体の押圧力によって撓み変形し得る弾性板からなっており、この支持板を、人の身体の押圧力によって縁部がずれ移動し得る状態で前記フレームに取り付けている、
    身体支持装置。
  2. 前記支持板は椅子の背もたれに設けたランバーサポートである一方、前記フレームは椅子の背もたれを構成するバックフレームであり、
    前記バックフレームの左右両側部を構成する上下長手の左右サイドメンバーに、当該サイドメンバーの内側に位置した上下方向に延びる支杆を設ける一方、
    前記ランバーサポートの左右両側部には、前記支杆を抱持するホルダー部を設けており、ホルダー部の上下長さよりも前記支杆の上下長さを大きくすることによってランバーサポートを高さ調節可能となし、更に、前記ホルダー部の内部の空間の左右横幅を前記支持杆の左右横幅よりも大きくすることによってホルダー部が左右動することを許容しており、
    更に、前記バックフレームには、可撓性を有するネット状のバックシートが少なくともランバーサポートの手前に位置するように張られている、
    請求項1に記載した身体支持装置としての椅子。
  3. 前記ランバーサポートの左右両端部のうち一方又は両方に、着座した人が摘まみ得る操作部を下向きに延びるように設けている、
    請求項2に記載した身体支持装置としての椅子。
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