JP6041478B2 - 椅子 - Google Patents
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Description
「座と背もたれと背支持フレームとを有しており、
前記背もたれのうちその下端にはロア連結部を設け、前記ロア連結部よりも上の高さ位置には左右のサイド連結部を設けている一方、
前記背支持フレームには、前記背もたれのロア連結部が取り付くロア受け部と、前記背もたれのサイド連結部が取り付く左右のサイド受け部とを設けている構成であって、
前記サイド連結部とサイド受け部とに、前記背もたれをそのロア連結部がロア受け部から手前に離れるように使用姿勢に対して側面視で後傾した取り付け姿勢にすると互いに嵌まり合って、背もたれを前記取り付け姿勢から使用姿勢に戻すと前後方向及び左右方向並びに上下方向に抜け不能に保持される係合部を設けており、
前記ロア連結部をロア受け部に連結すると、前記背もたれが取り付け姿勢に戻り回動することが阻止される」、
という構成になっている。
「前記係合部は、左右に離して配置された内リブと外リブとに連結された左右横長の支軸と、前記支軸が嵌まる切り開き穴を有する軸受け部とから成っており、軸受け部の切り開き穴は、側面視で前記支軸に向けて斜め方向に開口すると共に開口部は幅狭になっている一方、前記支軸は、背もたれを側面視で後傾させた状態でのみ前記切り開き穴に嵌まるように非円形の断面形状になっており、
更に、前記背支持フレームは左右の背支柱を有していて、前記背支柱の上端に、頭部状に膨れたサイド受け部が前向きに開口した状態で形成されており、前記軸受け部と支軸とはサイド受け部の内部に配置されている」、
という構成である。
「前記内外リブと軸受け部との間には隙間が空いており、前記サイド連結部とサイド受け部とのうち前記軸受け部を設けている部分に、前記内外リブのうちいずれか一方又は両方が支軸の軸方向にずれ移動することを規制する規制手段を設けており、更に、前記サイド連結部とサイド受け部とに、背もたれが後ろ向きに押されると互いに面接触する荷重作用部が周方向に広がるように設けられており、
かつ、前記ロア連結部は前後位置調節可能な状態で前記ロア受け部で支持されており、前記ロア連結部の前後位置を変えると背もたれは前記支軸を中心に回動して姿勢が変更される」、
という構成である。
まず、第1実施形態に係る椅子の概要を、主として図1〜図3に基づいて説明する。本実施形態は、事務用等に多用されている回転椅子に適用しており、椅子は、脚支柱1(図1(C)参照)のみを表示している脚装置と、脚支柱1の上端に固定したベース2と、ベース2の上に配置した座3と、着座した人がもたれ掛かり得る背もたれ4とを有している。ベース2は、上向きに開口した箱状に形成されている。
次に、各部位の詳細を図4以下の図面も参照して説明する。まず、背もたれ4の詳細とその取り付け構造を説明する。図1(A)に簡単に表示するように、背もたれ4は、ポリプロピレン等の樹脂の成形品である背インナーシェル18と、その前面に張ったクッション19と、クロス等の表皮材20とを有している。従って、背もたれ4の外形は背インナーシェル18の外形と同じになる。図5に示すように、背インナーシェル18の背面には、縦横に延びる格子状の多数の補強リブ21が形成されている。
背インナーシェル18の下端部は、その左右中間部が初期角度調節装置15を介して第2背支持フレーム8に連結されている。この点を次に説明する。
既述のように、背インナーシェル18のサイド連結部23を背支柱14に取り付けるにおいて、前後方向の抜け止め機能は支軸30と軸受け部29との嵌まり合いで確保し、背もたれ4に作用した荷重の支持は荷重当て部33と荷重受け部32との嵌まり合いで確保し、背インナーシェル18の左右ずれ防止は内リブ31bと規制溝32aとの嵌まり合いで確保しているが、このように各機能を別々の部位に分担させることにより、各々の機能をしっかりと保持することができる。すなわち、取り付けの容易性と荷重の安定した支持と左右ガタつき防止とを、しっかりと確保できる。
次に、初期角度調節装置15の別例である第2実施形態を、図12,13に基づいて説明する。この実施形態では、背支持フレーム60は単一構造になっており、背支持フレーム60の後端に背支柱14を一体に設けている。背インナーシェル18のランバーサポート部22が背支柱14の上端に連結されている点は、第1実施形態と同じである。
次に、サイド連結部22とサイド受け部14aとの連結構造の別例である第3実施形態を説明する。この実施形態は基本的には第1実施形態と類似している。そこで、第1実施形態と同じ部分は同じ符号を付して説明は省略し、主として相違点を説明する。
次に、図16,17に示す第4実施形態を説明する。この第4実施形態は下部の連結手段の別例であり、第2実施形態とほぼ共通している。そこで、第2実施形態と共通する部分については同じ符号を付して説明はなるべく省略し、主に相違点を説明する。なお、背支持フレームは基本に第1実施形態と同じ構造になっており、第2背支持フレーム8に軸受けリブ61を設けている。
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、本願発明は背もたれがロッキングしない椅子にも適用できる。また、背もたれの形態・構造も様々に具体化できる。軸受け部をサイド連結部に設けて、支軸をサイド受け部に設けることも可能である。初期角度調節装置を設ける場合、操作具はスライド式や回転式には限らず、回動式なども採用できる。プッシュボタン付きの操作具を背もたれの下端部に設けて、プッシュボタンを押してロックを解除した状態を保持しつつ操作具を前後移動させて背もたれを回動させるという構成を採用することも可能である。
3 座
4 背もたれ
7 背支持フレームを構成する第1背支持フレーム
8 背支持フレームを構成する第2背支持フレーム
14 背支柱
14a サイド受け部
15 初期角度調節装置
18 背インナーシェル
23 サイド連結部
29 係合部を構成する軸受け部
29a 切り開き穴
29b 規制手段の一例としての外ストッパーリブ
30 係合部を構成する支軸
31a 内リブ
31b 外リブ
32 荷重作用部を構成する荷重受け部
33 荷重作用部を構成する荷重当て部
32a 規制手段の一例としての規制溝
35,64 ロア連結部
61 ロア受け部の一例としての軸受けリブ
E1,E2,E3 隙間
Claims (3)
- 座と背もたれと背支持フレームとを有しており、
前記背もたれのうちその下端にはロア連結部を設け、前記ロア連結部よりも上の高さ位置には左右のサイド連結部を設けている一方、
前記背支持フレームには、前記背もたれのロア連結部が取り付くロア受け部と、前記背もたれのサイド連結部が取り付く左右のサイド受け部とを設けている構成であって、
前記サイド連結部とサイド受け部とに、前記背もたれをそのロア連結部がロア受け部から手前に離れるように使用姿勢に対して側面視で後傾した取り付け姿勢にすると互いに嵌まり合って、背もたれを前記取り付け姿勢から使用姿勢に戻すと前後方向及び左右方向並びに上下方向に抜け不能に保持される係合部を設けており、
前記ロア連結部をロア受け部に連結すると、前記背もたれが取り付け姿勢に戻り回動することが阻止される、
椅子。 - 前記係合部は、左右に離して配置された内リブと外リブとに連結された左右横長の支軸と、前記支軸が嵌まる切り開き穴を有する軸受け部とから成っており、軸受け部の切り開き穴は、側面視で前記支軸に向けて斜め方向に開口すると共に開口部は幅狭になっている一方、前記支軸は、背もたれを側面視で後傾させた状態でのみ前記切り開き穴に嵌まるように非円形の断面形状になっており、
更に、前記背支持フレームは左右の背支柱を有していて、前記背支柱の上端に、頭部状に膨れたサイド受け部が前向きに開口した状態で形成されており、前記軸受け部と支軸とはサイド受け部の内部に配置されている、
請求項1に記載した椅子。 - 前記内外リブと軸受け部との間には隙間が空いており、前記サイド連結部とサイド受け部とのうち前記軸受け部を設けている部分に、前記内外リブのうちいずれか一方又は両方が支軸の軸方向にずれ移動することを規制する規制手段を設けており、更に、前記サイド連結部とサイド受け部とに、背もたれが後ろ向きに押されると互いに面接触する荷重作用部が周方向に広がるように設けられており、
かつ、前記ロア連結部は前後位置調節可能な状態で前記ロア受け部で支持されており、前記ロア連結部の前後位置を変えると背もたれは前記支軸を中心に回動して姿勢が変更される、
請求項2に記載した椅子。
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