JP5860514B2 - ロッキング椅子 - Google Patents
ロッキング椅子 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5860514B2 JP5860514B2 JP2014166846A JP2014166846A JP5860514B2 JP 5860514 B2 JP5860514 B2 JP 5860514B2 JP 2014166846 A JP2014166846 A JP 2014166846A JP 2014166846 A JP2014166846 A JP 2014166846A JP 5860514 B2 JP5860514 B2 JP 5860514B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rubber
- support device
- back support
- base
- main
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Chairs Characterized By Structure (AREA)
- Chairs For Special Purposes, Such As Reclining Chairs (AREA)
- Health & Medical Sciences (AREA)
- Dentistry (AREA)
- General Health & Medical Sciences (AREA)
Description
「脚の上端に設けたベースと、前記ベースの上方に配置した座と、前記ベースに後傾動自在に連結した背支持装置と、前記背支持装置に設けた背もたれと、前記背支持装置の後傾動に抵抗を付与するゴムとを有しており、前記背支持装置の傾動中心の後ろに、前記ゴムが、前記背支持装置に設けた上受け部材と前記ベースに設けた下受け部材とで上下から挟圧されるように配置されている」、というロッキング椅子であって、
「前記ゴムは、側面視で前記背支持装置の傾動中心に向けて上下間隔が狭まる扇形又は台形状になっており、かつ、側面視において前記ゴムの上面の前向き延長線と下面の前向き延長線とが前記背支持装置の傾動中心かその近くを通るように設定することにより、前記ゴムが略均等に押されるようになっており、
更に、前記受け部材とゴムとの重合面の前後中途部に、ストッパーピンと溝条との組み合わせ又は突条と溝条との組み合わせより成るストッパー部が、前記背支持装置の傾動軸線と平行に延びるように設けられている」
という構成になっている。
図1に示すように、椅子は、脚支柱(ガスシリンダ)1のみを表示した脚装置、脚支柱1の上端に固定したベース2、ベース2の上方に配置した座体3、着座した人がもたれ掛かり得る背もたれ4を有している。なお、ベース2にはオプション品として肘掛け装置を取り付けることができる。図2から理解できるように、座体3は、合成樹脂製の座板(座インナーシェル)5とその上面に重ね配置したクッション材6とを有しており、クッション材6にはクロス等の表皮材が張られている。
以下、各部の詳細を説明する。まず、ベース2と揺動部材18とバックフレーム10との関係を説明する。既述のとおり、ベース2は上向きに開口した箱型の形態であり、例えば図5に示すように、ベース2の内部のうち略中央部に、側断面下向き開口コの字型の第1インナーブラケット31を溶接しており、この第1インナーブラケット31とベース2の底板とにブッシュ32を固着し、このブッシュ32に脚支柱1を下方から嵌着している。
例えば図10に示すように、メイン押圧部材38とベース2との間には左右一対のメインゴム40を配置しており、メインゴム40は、ベース2に取り付けた下受け部材41に装着されている。従って、メイン押圧部材38は請求項に記載した上受け部材に該当している。非ロッキング状態でも、メインゴム40は、メイン押圧部材38と下受け部材41との間で圧縮されている。すなわち、メインゴム40には、初期荷重(プリテンション)が掛かっている。メインゴム40や下受け部材41は、揺動部材18の回動支点よりも後ろに配置されている。
次に、操作ユニット29を、主として図12,13を参照して説明する。まず、主としてロック切り換え装置を説明する。既述のとおり、操作ユニット29は、操作機構部27とこれが取り付いた背面カバー28とで構成されている。
次に、操作機構部27のうちサブゴム43を説明する。既述のとおり、サブゴム43は中心軸54を有している。例えば図13(B)から理解できるように、中心軸54の先端部は、背面カバー28における他方のアウターリブ28aで支持されており、先端には、抜け止めのためスナップリング73を装着している。そして、中心軸54のうち、背面カバー28のインナーリブ60と他方のアウターリブ28aとの間には、例えば図9や図11(B)に示すように、スライダー74とこれを左右動させる作動カム75とが嵌まっている。
既述のように、メインゴム40及びサブゴム43を側面視扇形(又は台形状)に形成しているため、ロッキングに際して両ゴム40,43には全体にわたって均等な押圧力が作用しており、このため、耐久性に優れていると共に、後傾の度合いと抵抗の増大の度合いとを均等な関係に保持して、快適なロッキング状態を得ることができる。
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、ロッキングに際して座部が上昇及び後退動しない椅子にも適用できることはいうまでもない(但し、ロッキングに際して座が上昇すると、人の体重の一部が背もたれを戻す方向に作用しており、このためゴムに対する負担が少なっているので、本願発明の適用対象として好適であると言える。)。また、本願発明は、弾力調節装置を備えていない椅子にも適用できることは言うまでもない。上記の実施形態ではゴムは押圧部材を介して加圧されているが、揺動部材のような背支持装置で直接に加圧することも可能である。
2 ベース
3 座体
4 背もたれ
7 座受け体
10 背支持装置を構成するバックフレーム
18 背支持装置を構成する揺動部材
19 背支持装置及び背もたれの回動支点を成す第1軸
38 メイン押圧部材(上受け部材)
40 メインゴム
41 下受け部材
42 メイン凹所
43 サブゴム
44 サブ受け部
45 逃がし部
46 ストッパー部を構成するストッパーピン
46′ ストッパー部を構成する突条
47 ストッパー部を構成する溝条
74 スライダー
Claims (2)
- 脚の上端に設けたベースと、前記ベースの上方に配置した座と、前記ベースに後傾動自在に連結した背支持装置と、前記背支持装置に設けた背もたれと、前記背支持装置の後傾動に抵抗を付与するゴムとを有しており、
前記背支持装置の傾動中心の後ろに、前記ゴムが、前記背支持装置に設けた上受け部材と前記ベースに設けた下受け部材とで上下から挟圧されるように配置されている構成であって、
前記ゴムは、側面視で前記背支持装置の傾動中心に向けて上下間隔が狭まる扇形又は台形状になっており、かつ、側面視において前記ゴムの上面の前向き延長線と下面の前向き延長線とが前記背支持装置の傾動中心かその近くを通るように設定することにより、前記ゴムが略均等に押されるようになっており、
更に、前記受け部材とゴムとの重合面の前後中途部に、ストッパーピンと溝条との組み合わせ又は突条と溝条との組み合わせより成るストッパー部が、前記背支持装置の傾動軸線と平行に延びるように設けられている、 - 更に、前記上下受け部材のうち少なくともいずれか一方に、前記ゴムが全体的に入り込んで後ろ向き移動することを阻止する凹所が形成されている、
請求項1に記載したロッキング椅子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014166846A JP5860514B2 (ja) | 2014-08-19 | 2014-08-19 | ロッキング椅子 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014166846A JP5860514B2 (ja) | 2014-08-19 | 2014-08-19 | ロッキング椅子 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009249961A Division JP2011092475A (ja) | 2009-10-30 | 2009-10-30 | ロッキング椅子 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014210207A JP2014210207A (ja) | 2014-11-13 |
JP5860514B2 true JP5860514B2 (ja) | 2016-02-16 |
Family
ID=51930413
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014166846A Active JP5860514B2 (ja) | 2014-08-19 | 2014-08-19 | ロッキング椅子 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5860514B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6860320B2 (ja) * | 2016-10-06 | 2021-04-14 | コクヨ株式会社 | 椅子 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2598744Y2 (ja) * | 1993-06-30 | 1999-08-16 | アイリスオーヤマ株式会社 | 椅子の背もたれ板支持部 |
-
2014
- 2014-08-19 JP JP2014166846A patent/JP5860514B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014210207A (ja) | 2014-11-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3974636B2 (ja) | 椅子用基板および椅子 | |
JP2011103933A (ja) | 椅子 | |
JP5538817B2 (ja) | ロッキング椅子 | |
JP5779020B2 (ja) | ロッキング椅子 | |
JP5860514B2 (ja) | ロッキング椅子 | |
JP5860513B2 (ja) | 椅子 | |
JP2019216860A (ja) | 椅子 | |
JP2011092475A (ja) | ロッキング椅子 | |
JP6172988B2 (ja) | 椅子 | |
JP5601818B2 (ja) | ロッキング椅子 | |
JP5771383B2 (ja) | ロッキング椅子 | |
JP5936104B2 (ja) | 椅子 | |
JP6518073B2 (ja) | 椅子 | |
JP5571353B2 (ja) | 椅子 | |
JP5571352B2 (ja) | ロッキング椅子 | |
JP6533394B2 (ja) | 椅子 | |
JP2011092474A (ja) | ロッキング椅子 | |
JP6469337B2 (ja) | 椅子 | |
JP5989999B2 (ja) | 椅子 | |
JP7385405B2 (ja) | 椅子 | |
JP4761755B2 (ja) | 椅子 | |
JP2017169965A (ja) | 椅子 | |
JP7448354B2 (ja) | 椅子 | |
JP6916693B2 (ja) | 椅子 | |
JP6185231B2 (ja) | 椅子 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20140819 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20150415 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20150422 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20150622 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20151118 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20151218 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5860514 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |