JP6518073B2 - 椅子 - Google Patents

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JP6518073B2 JP2015017483A JP2015017483A JP6518073B2 JP 6518073 B2 JP6518073 B2 JP 6518073B2 JP 2015017483 A JP2015017483 A JP 2015017483A JP 2015017483 A JP2015017483 A JP 2015017483A JP 6518073 B2 JP6518073 B2 JP 6518073B2
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本願発明は、主として背もたれの構造に特徴を有する椅子に関するものである。
椅子の背もたれは様々な構造になっているが、オフィス用の椅子の場合は、一般に、クッションタイプとメッシュタイプとに大別される。クッションタイプでは、強度メンバーとしてのバックフレームの前面に樹脂製の背インナーシェル(背板)を配置して、背インナーシェルの前面にクッションを張っており、メッシュタイプでは、前後に開口した枠状のバックフレームにメッシュ材が張られている。
メッシュタイプにおいて、バックフレームにメッシュ材を取り付ける方法の一つとして、可撓性シート材の周縁にテープ状の縁部材を縫着等で固定しておいて、この縁部材をフレーム材の外周に形成した溝条(長溝)に嵌め込むことが行われている。
しかし、このようにフレーム材の外周に縁部材を嵌め込む構成では、可撓性シート材の半周程度は溝条に容易に嵌め込みできるが、可撓性シート材の取り付けが進むに従って可撓性シート材を弾性に抗して引き伸ばす力が強くなるため、最後の部分を嵌め込むには可撓性シート材を強引に引き伸ばさねばならず、このため、可撓性シート材の取り付け作業が非常に面倒であった。
そこで本願出願人は、特許文献1において、可撓性シート材(メッシュ材)の外周の一部を回動式で剛体構造の第2縁部材に取り付けて、まず、可撓性シート材の外周のうち第2縁部材を除いた部分に固定した第1縁部材をフレーム材に取り付け、次いで、第2縁部材を回動させて所定の姿勢にすることで、可撓性シート材をピンと張った状態に保持し得る椅子を開示した。
特開2013−244253号公報
特許文献1によると、第2縁部材を可撓性シート材の表面側に回動させた状態では、可撓性シート材は弛んだ状態になっているため、フレーム材への第1縁部材の取り付を簡単に行うことができ、しかも、第2縁部材の回動操作はテコの原理を利用して軽い力で行える。このため、可撓性シート材の取り付けを簡単に行うことができる。また、可撓性シート材に強い張力(テンション)を掛けることも容易に行えるため、椅子の品質も向上できる。
さて、特許文献1の実施形態では、第1縁部材及び第2縁部材は係合爪のような係合手段によってバックフレームに取り付けており、この係合手段を採用すると、取り付けは容易であるが、例えば可撓性シート材の交換に際して縁部材の取り外しが面倒になる場合も有り得る
縁部材はフロント部材と云えるが、本願発明は、フロント部材の取り付け・取り外しに関する改良の提供を主たる目的としている。
他方、ロッキング椅子では、背もたれを後傾自由なフリー状態後傾不能なロック状態とに切り替えるロック装置を設けることが多く、この場合、ロックレバーで操作される回動式等のロック体をベースに備えたロッキング椅子の場合、ロック体をバックフレームのどこかの部位に当てることによって背もたれをロック状態に保持しているが、バックフレームの構造によっては、ロック体を当てる部位を確保しにくくなったり、設計が面倒になったりするおそれもある。
本願発明は、ロック装置の改善も一つの目的としている。
本願発明は各請求項の構成を含んでいる。このうち請求項1の発明に係る椅子は、
「背もたれを、強度メンバーとしてのバックフレームとその前側に重ね配置されたフロント部材とを有する構成としており、前記フロント部材の少なくとも一部が押さえ部材によってバックフレームから離脱不能に保持されている」
という基本構成において、
「前記フロント部材は前後に開口した枠状の形態であって、このフロント部材に、可撓性シート材が、手前から後ろ側に巻き込まれた状態に取り付けられている一方、前記押さえ部材は前記バックフレームにビスで固定されており、前記押さえ部材に、 前記可撓性シート材を介してフロント部材に当接する樹脂製の緩衝材を設けている」
という特徴を有している。
請求項2の発明は、請求項1において、前記押さえ部材はフロント部材の一部を手前から押さえており、前記フロント部材のうち押さえ部材で押さえ保持されている部分を除いた部分は、係合手段によって前記バックフレームから離脱不能に保持されている。
なお、ここでいう「押さえ部材で押さえ保持されている部分」とは、押さえ部材が当たっている部分という意味ではなく、押さえ部材による押さえ機能が及んでいる部分という意味である。従って、押さえ部材が当たっている部分の近傍部が含まれる場合もある。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記フロント部材の下部が前記押さえ部材でバックフレームに離脱不能に保持されており、前記押さえ部材の全部又は大部分が座面よりも下方に配置されている。
請求項の発明は、請求項1〜3のうちのいずれかにおいて、
前記バックフレームはベースに後傾動可能に取り付けられていて、前記バックフレームは、レバー操作によって作動するロック体を備えたロック装置により、後傾動自在なフリー状態と後傾動不能なロック状態とに切り替えられるようになっている一方、
前記押さえ部材は前記バックフレームの下部に固定されており
前記ベースに、前記ロック体が、前記押さえ部材の前進動を阻止して前記背もたれをロック状態に保持するロック姿勢と、押さえ部材の前進動を許容して前記背もたれをフリー状態に保持するフリー姿勢とに切り替え自在となるように配置されている
という構成になっている。
本願発明によると、フロント部材のうち少なくとも一部が押さえ部材によってバックフレームから離脱不能に保持されるため、押さえ部材を取り付けていない状態では、フロント部材をバックフレームに対して簡単に着脱できる構成にしつつ、椅子としての使用状態では、フロント部材をバックフレームに取り付けた状態に保持できる。従って、椅子としての機能を損なうことなく、フロント部材の取り付け・取り外しや交換を容易に行える。
フロント部材は、押さえ部材の押さえ機能のみでバックフレームから離脱しない状態に保持することも可能であるが、この場合は押さえ部材が大型化して、押さえ部材の取り付けにも手間がかかるおそれがある。
これ対して請求項2の構成を採用すると、フロント部材を、例えば係合爪と係合穴や係合爪同士のような係合手段によってバックフレームに前向き離反不能に保持される部分と、押さえ部材の押さえ機能で前向き離反不能に保持される部分とに構成することにより、押さえ部材でフロント部材の一部を押さえるだけで、フロント部材の全体をバックフレームから離脱不能に保持することができる。そして、係合手段は、例えばフロント部材を上下方向に移動させることで簡単に嵌脱する構成にしておけばよいため、フロント部材の着脱はごく簡単に行える。
請求項3の構成を採用すると、押さえ部材は人目に触れない(又は触れにくい)ため、体裁がよい。
また、本願発明では、押さえ部材に緩衝材を設けているため、押さえ部材を金属製にした場合であっても、可撓性シート材の磨耗を抑制できる利点がある。
請求項の構成を採用すると、フロント部材を押さえるための押さえ部材が背もたれの傾動を制御するロック装置のストッパーに利用されるため、バックフレームの設計の自由性を向上できる。この場合、押さえ部材を椅子の左右中間部に配置すると、ロック状態で着座者が背もたれにもたれかかったときにバックフレームにねじれ力が作用することを防止できるため、好適である。
(A)は実施形態に係る椅子の外観を示す斜視図、(B)は可撓性シート材と座クッションとを省略した状態での斜視図である。 (A)は背もたれの枠組みを示す斜視図、(B)は椅子の側面図である。 (A)は椅子の主要部材の分離斜視図、(B)は背部と押さえ部材との分離斜視図、(C)は押さえ部材を下方から見た斜視図である。 バックフレームと可撓性シート材との分離斜視図であり、(A)は屈曲部を使用姿勢にした状態の図、(B)は屈曲部を手前に回動させた状態の図である。 (A)はバックフレームと可撓性シート材との分離斜視図、(B)はバックフレームの部分的な斜視図である。 可撓性シート材を示す図で、(A)は裏側から見た斜視図、(B)は屈曲部を外した状態での斜視図である。 可撓性シート材の背面図である。 (A)は可撓性シート材とバックフレームとの分離側面図、(B)は屈曲部を回動させた状態での可撓性シート材の斜視図である。 (A)は図7のIXA-IXA 視方向から見た背もたれの断面図、(B)は図6(A)のIXB-IXB 視方向から見た背もたれの平断面図である。 背もたれの下部の中央部の縦断側面図である。 (A)はバックフレームを後ろから見た斜視図、(B)は上カバーを外した状態でのバックフレームの部分斜視図、(B)は上カバーの斜視図である。 椅子の主要部材の分離斜視図である。 (A)はロック状態でのベースの斜視図、(B)はフリー状態でのベースの斜視図である。 (A)はベースを下方から見た分離斜視図、(B)はレバーとロック体との関係を示す分離斜視図である。 (A)はロック体の操作構造を示す分離斜視図、(B)はロック状態での要部の斜視図である。 緩衝材が取付けられた形態を示す図で、(A)は全体の斜視図、(B)は押さえ部材と下部材との関係を示す斜視図である。 (A)(B)とも要部の分離斜視図である。 (A)は要部の縦断側面図、(B)は押さえ部材とバックフレームとの分離斜視図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1〜15では基本形態を示し、図16〜18では緩衝材が付加された形態を示している。図1〜15の形態は、図16〜18の形態の前提になるので、図1〜15の形態も実施形態として説明する。
本願では、方向を特定するため前後や左右の文言を使用するが、これらの文言は、椅子に普通に腰掛けた人が向いた状態を基準にしている。正面視は、椅子に腰掛けた人と対向した方向から見た状態である。
(1).椅子の概要
まず、図1〜4に基づいて概要を説明する。本実施形態の椅子は、事務用に広く使用されている回転椅子であり、椅子は、ガスシリンダとしての脚支柱を有する脚装置1と、脚装置1で支持されたベース2と、ベース2の上に配置した座3と、着座者がもたれ掛かり得る背もたれ4とを備えている。ベース2は板金製であり、図3(A)のとおり、上向きに開口した箱状の形態を成している。
図1から理解できるように、座3は、樹脂製の座インナーシェル5の上面に座クッション6を張った構造であり、座インナーシェル5は、その後部が下向きに回動するように後ろより部位にヒンジ部5aを形成している。すなわち、座インナーシェル5のうちヒンジ部5aよりも手前の部分はベース2に前後スライド自在に装着されており、また、ヒンジ部5aよりも手前の部分には、図2に示す座アウターシェル7が下方から取り付けられている。
図4に明示するように、背もたれ4は、前後に開口した枠状のフロント部材8と、これを後ろから支えるバックフレーム9とを備えており、フロント部材8に、メッシュ材等の可撓性シート材10が張られている。バックフレーム9が椅子としての強度を保持する強度メンバーになっていて、これにフロント部材8が取り付けられている。着座者の体圧はまず可撓性シート材10にかかり、これがバックフレーム9で支持される。
なお、フロント部材8は、シートフレームやインナーフレーム、フロントフレームと呼ぶことも可能であり、他方、バックフレーム9も、アウターフレーム又はリアフレームと呼ぶことが可能である。
例えば図4に示すように、フロント部材8及びバックフレーム9は、それぞれ、上下長手のサイドメンバー8a,9aとその上端に繋がったアッパメンバー8b,9b、及び、左右サイドメンバー8a,9aの下端に繋がったロアメンバー8c,9cを有しており、正面視でやや上窄まりの台形状(略四角形)の形状になっている。フロント部材8及びバックフレーム9とも樹脂の成形品を採用しているが、アルミダイキャスト品や板金加工品を採用することも可能である。
バックフレーム9のロアメンバー9cには、手前に向けて延びる左右一対のアーム部11が一体に形成されており、左右アーム部11の前端に挿通した左右横長のピン(図示せず)が、ベース2に形成した前後長手の長穴に嵌まっており、かつ、前記ピンが挿通しているスライダーに、座インナーシェル5のうちヒンジ部5aの少し手前の部位が固定されている。そして、バックフレーム9は、後傾しつつアーム部11が手前に移動するようにベース2でガイドされる。ロッキング機構の詳細は後述する。
また、座インナーシェル5の後端部は、バックフレーム9のロアメンバー9cに連結されている。従って、背もたれ4が後傾すると、座3は前進しつつその後部が下向きに屈曲する。背もたれ4の後傾動及び座3の前進動は、ベース2に内蔵したばねに抗して行われる。バックフレーム9のロアメンバー9c及びアーム部11には、多数の補強リブを形成している。
(2).背もたれの詳細
次に、図5〜11も参照して背もたれ4の詳細を説明する。バックフレーム9の各メンバー9a〜9cは、基本的には前向きに開口してチャンネル構造(溝形構造)になっており、フロント部材8は、バックフレーム9の溝を塞ぐような状態で配置されている。
具体的には、図9に示すように、バックフレーム9のアッパメンバー9bとサイドメンバー9aとは、後ろ向き凸の山形形状を成しており、図10に示すように、バックフレーム9のロアメンバー9cは略コ字形の断面形状を成している。バックフレーム9のロアメンバー8c,9cは他のメンバーよりも幅(上下幅)が大きいが、これは、大きな荷重が掛かるためである。
図3や図10に示すように、バックフレーム9のロアメンバー9cには、左右横長で金属製の押さえ部材12が4本のビス(図示せず)で固定されている。押さえ部材12のビス挿通穴を図2,3に符号12aで示している。図3では、バックフレーム9に設けた雌ねじ穴を符号12bで示している。なお、図では4本のビスで締結する状態を示しているが、上下いずれかの穴を位置決め穴として、これを、バックフレーム9のアーム部11に設けた位置決めボスに嵌め込むことにより、押さえ部材12を正確に位置決めするのが好ましい。
押さえ部材12は、フロント部材8のロアメンバー8cを手前から押さえる働きと、背もたれ4をロック状態に保持するストッパーの働きとをしている。図3(B)(C)及び図10に示すように、押さえ部材12の左右両端部には、フロント部材8のロアメンバー8cに手前と上から当接する突起片14を設けている。従って、フロント部材8は上向き動不能に保持される。背もたれ4のロッキング椅子をロックする機能は、図10に示すように、ロック体33に後ろから当接することで果たされているが、この点は背もたれ4の説明を終えてから説明する。
例えば図5から理解できるように、フロント部材8の各メンバーは、基本的には板状の構造であり、アッパメンバー8bの左右中間部のみに、厚肉で下方に突出したセンター突起13を設けている。また、図7、図9(B)、図10に示すように、可撓性シート材10の周縁には樹脂シート等の縁部材15が縫着等の手段で固定されており、縁部材15は、フロント部材8の外周の外側から後ろ側に巻き込まれて、フロント部材8の裏面に重なっている。従って、ロアメンバー8cの箇所では、可撓性シート材10は手前から下方に曲がって後ろに巻き込まれている。
図11(A)(B)に示すように、バックフレーム9におけるアッパメンバー9bの後面は、手前側及び下方に抉られたような段部16になっており、この段部16の左右中間部に、ハンガー等を取り付けできるホルダー部17が一体に形成されている。ハンガー等を取り付けない場合は、ホルダー部17は上カバー18で後ろ及び下方から覆われている。
また、図9(A)に示すように、フロント部材8のセンター突起13は、段部16に対して上から貫通している。このため、段部16には、センター突起13が嵌まる位置決め穴19が空いている。このため、フロント部材8のアッパメンバー8bは、バックフレーム9のアッパメンバー9bによって前後ずれ不能に保持されている。
更に、上カバー18には、フロント部材8のセンター突起13に後ろから嵌まる爪20を設けている。このため、フロント部材8は上カバー18によっても、上向きずれ不能に保持されている。なお、センター突起13は位置決め突起と呼ぶことも可能であり、左右中間部のみでなく、他の部位に設けてもよい。個数も任意に設定できる。
例えば図7に示すように、縁部材15は、フロント部材8の裏面に飛び飛びで突設したストッパー突起21に嵌め込まれている。従って、縁部材15には、ストッパー突起21に嵌まる係合穴22の群が形成されている。
なお、縁部材15はシート状である必要はないのであり、例えば金属線材を使用することも可能である。或いは、可撓性シート材10の固定手段としては、可撓性シート材10の周縁部をフロント部材8にタッカーで止めるなど、様々の方法を採用できる。タッカーで止める場合、可撓性シート材10を直接に押さえてもよいし、押さえ板を介して固定してもよい。
フロント部材8をバックフレーム9に取り付ける手段として、本実施形態では、図5,6、9(B)等に示すように、フロント部材8のサイドメンバー8aに下向き鉤状の係止爪23を設ける一方、バックフレーム9のサイドメンバー9aには上下に開口したキャッチ部24を設けて、係合爪23をキャッチ部24に嵌め込んでいる。キャッチ部24はサイドメンバー9aの溝を埋めるような状態で形成されているため、サイドメンバー9aの補強リブとしての役割も果たしている。
フロント部材8におけるサイドメンバー8aのうち、上下に隣り合った係合爪23の間の部位には、細幅の位置決めリブ23′を後ろ向きに突設している一方、バックフレーム9の左右サイドメンバー9aには、位置決めリブ23′が挟み込まれる位置決め溝部24′を形成している。ストッパー突起21は、係合爪23と位置決めリブ23′との間に配置されている。敢えて述べるまでもないが、縁部材15は、係合爪23や位置決めリブ23′に当たらないように形成されている(係合爪23や位置決めリブ23′は、縁部材15に設けた穴から露出させてもよい。)。
図9(B)のとおり、バックフレーム9のサイドメンバー9aは手前に向けて広がるV形になっているので、フロント部材8のサイドメンバー8aを嵌め込むと、係合爪23は、バックフレーム9の溝の奥に向かうように自動的にガイドされる。従って、フロント部材8のサイドメンバー8aをバックフレーム9のサイドメンバー9aに重ねてから下方にずらすと、係合爪23がキャッチ部24にスムースに誘い込まれる。このため、フロント部材8の取り付けをワンタッチ的に簡単かつ正確に行うことができる。
図8(A)に明示すように、バックフレーム9とフロント部材8とは、着座者の腰部のあたりの高さが最も手前に位置するように、側面視で前向きに突の形態に屈曲しており、これにより、可撓性シート材10に、着座者の腰部(特に第3腰椎のあたり)を後ろから支えるランバーサポート部が形成されている。ランバーサポート部は可撓性シート材10に形成されるが、便宜的に、フロント部材8及びバックフレーム9の前向き突出部もランバーサポート部と呼んで、符号25,26を付している。
フロント部材8及びバックフレーム9は、アッパメンバー8b,9b及びロアメンバー8c,9cとも平面視で前向き凹状に湾曲している。このため、可撓性シート材10も全高さにわたって平面視前向き凹状に湾曲している。
例えば図6〜8に示すように、フロント部材8は、ランバーサポート部25の頂点よりもやや上側の部位で上下に分断されており、ロアメンバー8cの全体と左右サイドメンバー8aの下端部とが、下部材27aになっている。従って、下部材27aより上の部分は上部材27bになる。フロント部材8は、サイドメンバー8aとアッパメンバー8bとロアメンバー8cとで構成されていると共に、上部材27bと下部材27aとによっても構成されている。
下部材27aの左右両端に、前向きに開口した軸受け爪28を上向きに突設している一方、上部材27bにおける左右サイドメンバー8aの下端には、左右の後ろ向きリブ29を介して左右横長の支軸30を設けており、軸受け爪28を支軸30に後ろから嵌め込んでいる。従って、下部材27aの回動支点(或いは連結部)は、ランバーサポート部25よりも少し上に位置している。
図6(A)に示すように、軸受け爪28の後面は側面視で半円状の形態を成している一方、図5に示すように、バックフレーム9のサイドメンバー9aには、軸受け爪28が入り込む凹所31形成しており、このため、軸受け爪28は支軸30から抜け不能に保持されている。また、軸受け爪28は、凹所31の内部において、支軸30を中心にして回転させ得る。
(3).背もたれのまとめ
フロント部材8への可撓性シート材10の取り付けは、既述のとおり、縁部材15を嵌め込むことで行われるが、下部材27aを屈曲させた状態では可撓性シート材10を弛ませることができるため、フロント部材8への可撓性シート材10の取り付けをごく簡単に行える(可撓性シート材10は、人手や治具で張った状態に保持していなくても、フロント部材8に取り付けることができる。)。
そして、バックフレーム9へのフロント部材8の取り付けは、フロント部材8の下部材27aを手前に回動させた(屈曲させた)姿勢で、まず上部材27bをバックフレーム9に取り付け、次いで、下部材27aを下向きに回動させて所定に姿勢に戻す、という手順で行われる。
そして、下部材27aを手前に回動させた状態では可撓性シート材10は弛んでいるため、上部材27aは可撓性シート材10による引っ張り作用を受けることなく、バックフレーム9に簡単かつ正確に取り付けることができる。そして、フロント部材8の上部材27bをバックフレーム9に取り付けてから、下部材27aを、椅子として使用する基準姿勢に戻し回動させると、可撓性シート材10はピンと張って、着座者を的確に支持できる。下部材27aの回動操作は、てこの原理を利用して軽い力で簡単に行える。
下部材27aを回動させてバックフレーム9に重ねてから、押さえ部材12をビスでバックフレーム9のロアメンバー9cに固定する。すると、下部材27aは手前側に回動不能な状態に保持されると共に、フロント部材8は全体として上向き動不能に保持される。図1(B)から理解できるように、押さえ部材12は座2の下方に隠れていて視認できないので、押さえ部材12を設けたことで美感が悪化することはない。
押さえ部材12の取り付けは、座3を取り外した状態で行われる。従って、椅子の組み立てに際しては、まず背もたれ4を組み付けて完成させ、それから押さえ部材12の取り付け、座3の取り付けという手順を踏むことになる。
なお、下部材27aの回動支点はランバーサポート部25の頂点の近くに位置しているので、下部材27aを基準姿勢に戻すと、いわゆる支点越えにより、可撓性シート材10の弾性力は下部材27aを基準姿勢に保持するように作用する。また、着座者の体圧も、下部材27aを基準姿勢に保持するように作用する。
従って、押さえ部材12を取り付けるに際して、一々手で下部材27を押さえ保持しておく必要はないが、実施形態では、下部材27a又はロアメンバー9cに、下部材27aをバックフレーム9のロアメンバー9cに重ねると軽く弾性変形して重ね状態を保持する係合爪のような係合手段(図示せず)を設けている。これにより、下部材27aはバックフレーム9に重なった状態に仮保持されるため、押さえ部材12を固定する作業を安全に行える利点がある。
(4).ロック装置
次に、背もたれ4を後傾自在なフリー状態と後傾不能なロック状態とに切り替えるロック装置を、主として図12〜15を参照して説明する。まず、ロック装置の前提になるロッキング機構から説明する。既に述べたが、ベース2は上向きに開口した箱状の形態を成しており、その形態は図12,13に示されている。ベース2は前後に長い形態であり、その後端に、ベース2の左右外側に突出したガイド軸34を設けている。
ベース2の後部はバックフレーム9における左右アーム部11の間に位置しており、バックフレーム9におけるアーム部11の内側面に、ガイド軸34に嵌まるガイド溝穴34′(図10参照)を形成している。ガイド溝穴はおおよそ前後方向に長くて、側面視では、後ろに行くほど高さが高くなるように弓形に傾斜している。従って、ロッキングに際しては、背もたれ4は、後傾しつつ全体的に下降し、かつ、アーム部11は前進する。アーム部11が前進することにより、背もたれ4の上部の後退量あまり大きくしなくても、大きなロッキング角度を得ることができる。
図12に示すように、バックフレーム9における左右アーム部11の前端間には左右横長のスライド軸35が挿通されており、スライド軸35に後部ばね受け36が連結されている。図示は省略するが、後部ばね受け36は、座インナーシェル5のうち、ヒンジ部5a(図1(B)参照)より手前側の部位に取り付けられている。
また、図12,13のとおり、ベース2は左右の上フランジ2aを有するが、上フランジ2aは、座インナーシェル5に設けた抱持部にスライダー(いずれも図示せず)を介して抱持されており、このため、座3は、ベース2に前後スライド自在に装着されている。そして、背もたれ4が後傾すると、スライド軸35と座3とは一緒に前進動して、その前進動は、ベース2に内蔵したばね(圧縮コイルばね)37で弾性的に支持される。すなわち、ロッキングは、ばね37に抗して行われる。ベース2の内部の前端部には、前部ばね受け38を設けている。
図14(図10も参照)から理解できるように、ベース2の下面には補強ブラケット39が溶接によって固定されており、脚支柱(ガススプリング)が嵌め込まれるブッシュ40は、ベース2と補強ブラケット39とで鉛直姿勢に保持されている。そして、補強ブラケット39に、ベース2の下面に重なる後ろ向き張り出し部39aを設け、ベース2のうち後ろ向き張り出し部39aが重なっている部分に、軸受け部材41をビス42(図15(B)参照)で固定している。
なお、図14(B)及び図15では、軸受け部材41が補強ブラケット39に重なるように表示しているが、実際には、両者の間にはベース2の底板が介在している(図10参照)。図15(B)に示すビス42は、ベース2の底板に固定したナット(図示せず)にねじ込まれる。
軸受け部材41は例えば樹脂製であり、その後部に、ロックレバー43に設けたロック用ロッド44の先端支持部44aが嵌まる下向き開口の軸受け溝45を形成しており、ロック用ロッド44の先端支軸部44aが、前後方向に長いロック体33の前端部に挿通・固定されている。ロック体33は樹脂製であるが、ダイキャスト品のような金属製であってもよい。
ロック体33の前端部は、軸受け部材41に上から嵌まっている。従って、軸受け部材41の後部にはロック体33の前部が上から嵌まる凹部47が形成されており、凹部47の左右両側に位置した側板に、軸受け溝45が形成されている。図10のとおり、ロック体33の前端部は凹部47で下向き動不能に保持されているので、ロック用ロッド44の先端支軸部44aは上下動不能に保持されている。
図15に明示するように、ロック用ロッド44は、左右横長の先端支軸部44a及びレバー取り付け部44bと、これらを繋ぐ中間部44cとから成っていて、全体的にはクランク状の形態を成しており、レバー取り付け部44bに後ろ向きのロックレバー43が取り付けられている。そして、図14(A)に示すように、ベース2の底板には、ロック用ロッド44の中間部44cを嵌め込む第1逃がし穴48が形成されている。また、ベース2は樹脂製の下カバー49が下方から覆われているが、下カバー49には、ロック用ロッド44のレバー取り付け部44bが嵌まる第2逃がし穴50を形成している。
図10や図13(A)はロック状態を示しており、この状態では、ロック体33の真後ろに押さえ部材12が位置しているため、押さえ部材12は手前に移動することができず、従って、背もたれ4は後傾不能なロック状態に保持されている。この状態では、ロック体33の前端に設けた下向き鉤状の係合爪51が、軸受け部材41における凹部47の前壁52の上端に嵌合しており、これにより、ロック体33はロック姿勢に保持されている。
押さえ部材12の前端で左右中間部には、ロック体33の後面と面接触させるためのリブ片12cを下向きに曲げ形成している。リブ片12cは、左右のブラケット片12dで補強されている。
他方、ロックレバー43を下側に倒し回動すると、係合爪51を弾性に抗して変形させつつロック体33が後傾してフリー姿勢に移行し、図10に一点鎖線で示すと共に図13(B)に示すように、ロック体33が下に逃げて押さえ部材12の前進が許容される。このため、背もたれ4は後傾自在なフリー状態になる。
図10のとおり、ロック体33がフリー姿勢になると、ロック体33の前部下面が軸受け部材41に設けたストッパー部53に当接すると共に、係合爪51が前壁50に後ろから当接することにより、ロック体33はフリー姿勢に保持される。
図13(B)から理解できるように、軸受け部材41には、昇降レバー54が取り付いて昇降用ロッド55も回動可能に保持されている。すなわち、昇降用ロッド55は前後方向に長い支軸部を有しておリ、この支軸部が、軸受け部材41とベース2とによって回転自在に保持されている。
実施形態では、ロック状態において着座者が背もたれ4にもたれ掛かったときの荷重は、ロック体33に対して、その長手方向の圧縮力として作用する。従って、ロック体33は樹脂製であっても高い支持強度を保持することができる。また、押さえ部材12は金属製であってビスでバックフレーム9に固定されているため、押さえ部材12の支持強度にも問題はない。更に、ロック体33は椅子の左右中間部に位置しているため、ロック状態で着座者が背もたれ4にもたれ掛かっても、背もたれ4がねじり作用を受けることはなくて、バックフレーム9の耐久性に優れている。
(5).緩衝材
次に、緩衝材を備えた構造を、図16〜18を参照して説明する。この形態は、基本的には図1〜図15の形態と共通しており、図1〜図15の形態との相違点は、押さえ部材12の形態のみである。従って、既述形態と共通した部分は同じ符号を付して説明は省略する。
この形態の押さえ部材12は、既述の突起片14は備えておらず、左右全長にわたってフロント部材8の下部材27に当接し得るようになっているが、押さえ部材12を下部材27に直接当てるのではなく、樹脂製の緩衝材56を介して当てている。
緩衝材56は左右横長で手前に開口した形態であり、後端は、下部材27の平面視形状に揃えた平面視形状になっている。また、後端には、下部材27との接触面積をできるだけ大きくするために、上向きのリブ56aを設けている。他方、押さえ部材12の後端には、緩衝材56に嵌まり込むで凸部12eを突設しており、図18に示すように、緩衝材56の内部に設けた係合爪47を押さえ部材12の係合穴58に嵌め込むことにより、抜け不能に保持している。また、図17のとおり、押さえ部材12の凸部12eに後ろ向き開口のスリット59を複数本設ける一方、緩衝材56には、スリット59に嵌まるリブ(図示せず)を設けてることで、ガタ付きを防止している。
この形態では、下部材27は、押さえ部材12によって左右方向に広い範囲で支持されるため、下部材27の特定部位に応力が集中することを防止して、耐久性を向上できる利点がある。また、緩衝材56は樹脂製であるため、可撓性シート材10に当たっても磨耗の問題はなくて、可撓性シート材10の耐久性にも優れている。
(6).その他
本願発明は、他にも様々に具体化できる。
例えば、フロント部材は必ずしも屈曲式に構成する必要はないのであり、フロント部材を下向き動又は上向き動させることでバックフレームに係合させて、押さえ部材によって上下動不能に保持するといったことも可能である。押さえ部材のみでフロント部材を離脱不能に保持することも可能であるが、係合手段と併有するのが好ましいと云える。
バックフレームも前後に開口した形態である必然性はないのであり、カバー状(シェル構造)の形態であってもよい。また、バックフレームは単一構造である必要はなく、複数の部材で構成されていてもよい。
本願発明は、実際に椅子に適用できる。従って、産業上利用できる。
2 ベース
3 座
4 背もたれ
8 フロント部材
8a サイドメンバー
8b アッパメンバー
8c ロアメンバー
9 背もたれのバックフレーム
10 可撓性シート材(メッシュ材)
12 押さえ部材
15 縁部材
27a フロント部材を構成する下部材
27b フロント部材を構成する上部材
41 ロック装置を構成する軸受け部材
43 ロックレバー
44 ロック装置を構成するロック用ロッド
33 ロック装置を構成するロック体
56 緩衝材

Claims (4)

  1. 背もたれを、強度メンバーとしてのバックフレームとその前側に重ね配置されたフロント部材とを有する構成としており、前記フロント部材の少なくとも一部が押さえ部材によってバックフレームから離脱不能に保持されている構成であって、
    前記フロント部材は前後に開口した枠状の形態であって、このフロント部材に、可撓性シート材が、手前から後ろ側に巻き込まれた状態に取り付けられている一方、
    前記押さえ部材は前記バックフレームにビスで固定されており、前記押さえ部材に、 前記可撓性シート材を介してフロント部材に当接する樹脂製の緩衝材を設けている、
    椅子。
  2. 前記押さえ部材はフロント部材の一部を手前から押さえており、前記フロント部材のうち押さえ部材で押さえ保持されている部分を除いた部分は、係合手段によって前記バックフレームから離脱不能に保持されている、
    請求項1に記載した椅子。
  3. 前記フロント部材の下部が前記押さえ部材でバックフレームに離脱不能に保持されており、前記押さえ部材の全部又は大部分が座面よりも下方に配置されている、
    請求項1又は2に記載した椅子。
  4. 前記バックフレームはベースに後傾動可能に取り付けられていて、前記バックフレームは、レバー操作によって作動するロック体を備えたロック装置により、後傾動自在なフリー状態と後傾動不能なロック状態とに切り替えられるようになっている一方、
    前記押さえ部材は前記バックフレームの下部に固定されており
    前記ベースに、前記ロック体が、前記押さえ部材の前進動を阻止して前記背もたれをロック状態に保持するロック姿勢と、押さえ部材の前進動を許容して前記背もたれをフリー状態に保持するフリー姿勢とに切り替え自在となるように配置されている、 請求項1〜3のうちのいずれかに記載した椅子。
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