JP6518073B2 - 椅子 - Google Patents
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「背もたれを、強度メンバーとしてのバックフレームとその前側に重ね配置されたフロント部材とを有する構成としており、前記フロント部材の少なくとも一部が押さえ部材によってバックフレームから離脱不能に保持されている」
という基本構成において、
「前記フロント部材は前後に開口した枠状の形態であって、このフロント部材に、可撓性シート材が、手前から後ろ側に巻き込まれた状態に取り付けられている一方、前記押さえ部材は前記バックフレームにビスで固定されており、前記押さえ部材に、 前記可撓性シート材を介してフロント部材に当接する樹脂製の緩衝材を設けている」
という特徴を有している。
「前記バックフレームはベースに後傾動可能に取り付けられていて、前記バックフレームは、レバー操作によって作動するロック体を備えたロック装置により、後傾動自在なフリー状態と後傾動不能なロック状態とに切り替えられるようになっている一方、
前記押さえ部材は前記バックフレームの下部に固定されており、
前記ベースに、前記ロック体が、前記押さえ部材の前進動を阻止して前記背もたれをロック状態に保持するロック姿勢と、押さえ部材の前進動を許容して前記背もたれをフリー状態に保持するフリー姿勢とに切り替え自在となるように配置されている」
という構成になっている。
本願では、方向を特定するため前後や左右の文言を使用するが、これらの文言は、椅子に普通に腰掛けた人が向いた状態を基準にしている。正面視は、椅子に腰掛けた人と対向した方向から見た状態である。
まず、図1〜4に基づいて概要を説明する。本実施形態の椅子は、事務用に広く使用されている回転椅子であり、椅子は、ガスシリンダとしての脚支柱を有する脚装置1と、脚装置1で支持されたベース2と、ベース2の上に配置した座3と、着座者がもたれ掛かり得る背もたれ4とを備えている。ベース2は板金製であり、図3(A)のとおり、上向きに開口した箱状の形態を成している。
次に、図5〜11も参照して背もたれ4の詳細を説明する。バックフレーム9の各メンバー9a〜9cは、基本的には前向きに開口してチャンネル構造(溝形構造)になっており、フロント部材8は、バックフレーム9の溝を塞ぐような状態で配置されている。
フロント部材8への可撓性シート材10の取り付けは、既述のとおり、縁部材15を嵌め込むことで行われるが、下部材27aを屈曲させた状態では可撓性シート材10を弛ませることができるため、フロント部材8への可撓性シート材10の取り付けをごく簡単に行える(可撓性シート材10は、人手や治具で張った状態に保持していなくても、フロント部材8に取り付けることができる。)。
次に、背もたれ4を後傾自在なフリー状態と後傾不能なロック状態とに切り替えるロック装置を、主として図12〜15を参照して説明する。まず、ロック装置の前提になるロッキング機構から説明する。既に述べたが、ベース2は上向きに開口した箱状の形態を成しており、その形態は図12,13に示されている。ベース2は前後に長い形態であり、その後端に、ベース2の左右外側に突出したガイド軸34を設けている。
次に、緩衝材を備えた構造を、図16〜18を参照して説明する。この形態は、基本的には図1〜図15の形態と共通しており、図1〜図15の形態との相違点は、押さえ部材12の形態のみである。従って、既述形態と共通した部分は同じ符号を付して説明は省略する。
本願発明は、他にも様々に具体化できる。
3 座
4 背もたれ
8 フロント部材
8a サイドメンバー
8b アッパメンバー
8c ロアメンバー
9 背もたれのバックフレーム
10 可撓性シート材(メッシュ材)
12 押さえ部材
15 縁部材
27a フロント部材を構成する下部材
27b フロント部材を構成する上部材
41 ロック装置を構成する軸受け部材
43 ロックレバー
44 ロック装置を構成するロック用ロッド
33 ロック装置を構成するロック体
56 緩衝材
Claims (4)
- 背もたれを、強度メンバーとしてのバックフレームとその前側に重ね配置されたフロント部材とを有する構成としており、前記フロント部材の少なくとも一部が押さえ部材によってバックフレームから離脱不能に保持されている構成であって、
前記フロント部材は前後に開口した枠状の形態であって、このフロント部材に、可撓性シート材が、手前から後ろ側に巻き込まれた状態に取り付けられている一方、
前記押さえ部材は前記バックフレームにビスで固定されており、前記押さえ部材に、 前記可撓性シート材を介してフロント部材に当接する樹脂製の緩衝材を設けている、
椅子。 - 前記押さえ部材はフロント部材の一部を手前から押さえており、前記フロント部材のうち押さえ部材で押さえ保持されている部分を除いた部分は、係合手段によって前記バックフレームから離脱不能に保持されている、
請求項1に記載した椅子。 - 前記フロント部材の下部が前記押さえ部材でバックフレームに離脱不能に保持されており、前記押さえ部材の全部又は大部分が座面よりも下方に配置されている、
請求項1又は2に記載した椅子。 - 前記バックフレームはベースに後傾動可能に取り付けられていて、前記バックフレームは、レバー操作によって作動するロック体を備えたロック装置により、後傾動自在なフリー状態と後傾動不能なロック状態とに切り替えられるようになっている一方、
前記押さえ部材は前記バックフレームの下部に固定されており、
前記ベースに、前記ロック体が、前記押さえ部材の前進動を阻止して前記背もたれをロック状態に保持するロック姿勢と、押さえ部材の前進動を許容して前記背もたれをフリー状態に保持するフリー姿勢とに切り替え自在となるように配置されている、 請求項1〜3のうちのいずれかに記載した椅子。
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