JP6585023B2 - 椅子の背もたれの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、事務用に好適に用いられる椅子の製造方法に関し、特に、その背もたれの製造方法に関するものである。
椅子において、背もたれを、フレーム材にメッシュ素材(ネット素材)等からなる可撓性を備えたシート材(本明細書において、単に、「シート材」という。)を張設した構造にすることは広く行われている。
そして、シート材をフレーム材に張った状態で取り付ける方法の一つとして、例えば、シート材の周縁に縁部材を縫着等で固定しておいて、この縁部材をフレーム材の外周に形成した溝条に嵌め込む方式が採用されている(例えば、特許文献1参照。)。
この方式の場合、シート材をフレーム材への取り付けを簡単に行える利点がある反面、シート材をフレーム材に張った状態で取り付けるために強い力を必要としたり、フレーム材に取り付けたシート材が弛んだ状態になりやすいという問題があった。
一方、この問題に対処するものとして、フレーム材の一部を構成する縁部材を回動させることで、シート材に張力を付与するようにすることも提案されている(特許文献2参照。)。
この方式の場合、上記問題点を解消できる反面、構造が複雑になるという問題があった。
特開2006−110000号公報 特開2013−244253号公報
本発明は、上記従来のフレーム材にシート材を張設した背もたれを備えた椅子の有する問題点に鑑み、簡易な構造で、容易にシート材をフレーム材に張った状態で取り付けることができ、かつ、その状態を維持できるようにした椅子の背もたれの製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の椅子の背もたれの製造方法は、フレーム材にシート材を張設した椅子の背もたれの製造方法において、前記フレーム材を、背もたれ支持体に取り付けられる環状の後フレームと、該後フレームの前面に、シート材を張設した状態で取り付けられる、後フレームと略同形状の環状の前フレームとで構成し、前フレームを、環状の一辺を部分的に欠いた形状の第1前フレーム片と、該第1前フレーム片の欠いた部分に中心側から嵌め込んで前フレームを形成する第2前フレーム片とで構成し、かつ、無負荷状態の第1前フレーム片の欠いた部分の辺方向の寸法より第2前フレーム片の辺方向の寸法を大きく形成するようにしてなり、第1前フレーム片及び第2前フレーム片に、両者を分離した状態で、シート材を仮張りし、第1前フレーム片の欠いた部分に第2前フレーム片を中心側から嵌め込んで前フレームを形成することにより、シート材を前フレームに張った状態で取り付けるようにすることを特徴とする。
また、前記第1前フレーム片の欠いた部分及び第2前フレーム片が、略台形状をしてなるようにすることができる。
また、前記シート材の周縁部を、第1前フレーム片及び第2前フレーム片に、それぞれシート材固定片を介して、取り付けるようにすることができる。
本発明の椅子の背もたれの製造方法によれば、フレーム材にシート材を張設した椅子の背もたれ構造において、前記フレーム材を、背もたれ支持体に取り付けられる環状の後フレームと、該後フレームの前面に、シート材を張設した状態で取り付けられる、後フレームと略同形状の環状の前フレームとで構成し、前フレームを、環状の一辺を部分的に欠いた形状の第1前フレーム片と、該第1前フレーム片の欠いた部分に中心側から嵌め込んで前フレームを形成する第2前フレーム片とで構成し、かつ、無負荷状態の第1前フレーム片の欠いた部分の辺方向の寸法より第2前フレーム片の辺方向の寸法を大きく形成するようにすることにより、分離した状態で無負荷状態の第1前フレーム片及び第2前フレーム片にシート材を仮張りし、この状態で、第1前フレーム片の欠いた部分に第2前フレーム片を中心側から嵌め込んで前フレームを形成することにより、シート材は、第1前フレーム片の欠いた部分が拡げられる方向及び第2前フレーム片が中心側から外周側に移行する方向の張力を受けることによって、簡易な構造で、容易にシート材をフレーム材に張った状態で取り付けることができ、かつ、その状態を維持できる。
また、前記第1前フレーム片の欠いた部分及び第2前フレーム片が、略台形状をしてなるようにすることにより、第1前フレーム片の欠いた部分に第2前フレーム片を中心側から円滑に嵌め込んで前フレームを形成することができる。
また、前記シート材の周縁部を、第1前フレーム片及び第2前フレーム片に、それぞれシート材固定片を介して、取り付けるようにすることにより、シート材の第1前フレーム片及び第2前フレーム片に簡易かつ確実に取り付けることができる。
本発明の椅子の背もたれの製造方法を適用した椅子の一実施例を示し、(a)は正面図、(b)は背面図、(c)は右側面図である。 同椅子の背もたれ支持体及び背もたれを示す左側から見た縦断面図である。 同椅子の背もたれ構造を示す分解斜視図である。 同椅子の背もたれの前フレームを示し、(a)は分解した状態の背面図、(b)は組み立てた状態の背面図である。 同椅子の背もたれの前フレームを示し、(a)は組み立てた状態の正面図、(b)は組み立てた状態(シート材あり)の背面図である。 同椅子の背もたれを示し、(a)は前フレームの背面側から見た斜視図、(b)は後フレームの前面側から見た斜視図である。
以下、本発明の椅子の背もたれの製造方法の実施の形態を、図面に基づいて説明する。
図1〜図6に、本発明の椅子の背もたれの製造方法を適用した椅子の一実施例を示す。
この椅子1は、事務用に好適に用いられるもので、椅子本体2から延設した背もたれ支持体3に対して、背もたれ4を昇降可能に取り付けるようにしている。
ところで、背もたれ4は、フレーム材5にシート材6を張設したものからなり、フレーム材5を、背もたれ支持体3に取り付けられる環状の後フレーム51と、この後フレーム51の前面に、シート材6を張設した状態で取り付けられる、後フレームと略同形状の環状の前フレーム52とで構成し、前フレーム52を、環状の一辺を部分的に欠いた形状の第1前フレーム片52aと、第1前フレーム片52aの欠いた部分に中心側から嵌め込んで前フレーム52を形成する第2前フレーム片52bとで構成し、かつ、無負荷状態の第1前フレーム片52aの欠いた部分の辺方向の寸法L11、L12より第2前フレーム片52bの辺方向の寸法L21、L22を大きく形成するようにするようにしている。
なお、本実施例においては、第1前フレーム片52aの欠いた部分を、前フレーム52の下辺に設定するようにしたが、他の箇所、例えば、上辺に設定することもできる。
そして、第1前フレーム片52aの欠いた部分及び第2前フレーム片52bが、略台形状をしてなるようにすることができる。
ここで、無負荷状態の第1前フレーム片52aの欠いた部分の辺方向の寸法L11、L12より第2前フレーム片52bの辺方向の寸法L21、L22を、それぞれ20〜70mm程度、好ましくは、30〜50mm大きく形成するようにすることができる。
また、第1前フレーム片52aの欠いた部分と第2前フレーム片52bの接触面は、ガイドレール等の摺動面として構成することができる。
これにより、第1前フレーム片52aの欠いた部分に第2前フレーム片52bを中心側から円滑に嵌め込んで前フレームを形成することができる。
また、シート材6を前フレーム52の第1前フレーム片52a及び第2前フレーム片52bに取り付けるに当たって、シート材6の周縁部を、第1前フレーム片52a及び第2前フレーム片52bに、それぞれシート材固定片53a、53b、53c及びシート材固定片53dを介して、取り付けるようにしている。
ここで、シート材6の周縁部の所定箇所に、シート材固定片53a、53b、53c及びシート材固定片53dを固定するために、縫着、ステープル、接着等の任意の固着手段を用いることができる。
これにより、シート材6の第1前フレーム片52a及び第2前フレーム片52bに簡易かつ確実に取り付けることができる。
ここで、後フレーム51と前フレーム52、第1前フレーム片52aと第2前フレーム片52b、第1前フレーム片52a及び第2前フレーム片52bとシート材固定片53a、53b、53c及びシート材固定片53dの取り付けは、係止爪同士、係止爪と係止穴の組み合わせ等の任意の嵌着構造を採用することができる。
次に、この椅子の背もたれの組み立て方法について説明する。
まず、分離した状態で無負荷状態の第1前フレーム片52a及び第2前フレーム片52bに、周縁部の所定箇所にシート材固定片53a、53b、53c及びシート材固定片53dを固定したシート材6を仮張りする。なお、この状態では、シート材6は、弛まないようにする必要があるが、張力を付与しない。
この状態で、第1前フレーム片52aの欠いた部分に第2前フレーム片52bを中心側から嵌め込んで前フレーム52を形成することにより、シート材6が、第1前フレーム片52aの欠いた部分が拡げられる方向及び第2前フレーム片52bが中心側から外周側に移行する方向の張力を受けることによって、簡易な構造で、容易にシート材6を前フレーム52に張った状態で取り付けることができ、かつ、その状態を維持できる。
このようにして、シート材6を張設した前フレーム52を、後フレーム51の前面に取り付けることによって、背もたれ4を形成することができる。
この場合、後フレーム51は、剛性を有する構造体で構成されているため、前フレーム52を後フレーム51の前面に嵌着することによって、前フレーム52の形状を、シート材6に最終の張力が加わるように維持するようにする。
以上、本発明の椅子の背もたれの製造方法について、その実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例に記載した構成に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において適宜その構成を変更することができるものである。
本発明の椅子の背もたれの製造方法は、簡易な構造で、容易にシート材をフレーム材に張った状態で取り付けることができ、かつ、その状態を維持できることから、事務用の椅子の用途に好適に用いることができるほか、広く各種の椅子の用途に用いることができる。
1 椅子
2 椅子本体
3 背もたれ支持体
4 背もたれ
5 フレーム材
6 シート材
51 後フレーム
52 前フレーム
52a 第1前フレーム片
52b 第2前フレーム片
53a、53b、53c、53d シート材固定片

Claims (3)

  1. フレーム材にシート材を張設した椅子の背もたれの製造方法において、前記フレーム材を、背もたれ支持体に取り付けられる環状の後フレームと、該後フレームの前面に、シート材を張設した状態で取り付けられる、後フレームと略同形状の環状の前フレームとで構成し、前フレームを、環状の一辺を部分的に欠いた形状の第1前フレーム片と、該第1前フレーム片の欠いた部分に中心側から嵌め込んで前フレームを形成する第2前フレーム片とで構成し、かつ、無負荷状態の第1前フレーム片の欠いた部分の辺方向の寸法より第2前フレーム片の辺方向の寸法を大きく形成するようにしてなり、第1前フレーム片及び第2前フレーム片に、両者を分離した状態で、シート材を仮張りし、第1前フレーム片の欠いた部分に第2前フレーム片を中心側から嵌め込んで前フレームを形成することにより、シート材を前フレームに張った状態で取り付けるようにすることを特徴とする椅子の背もたれの製造方法
  2. 前記第1前フレーム片の欠いた部分及び第2前フレーム片が、略台形状をしてなることを特徴とする請求項1に記載の椅子の背もたれの製造方法
  3. 前記シート材の周縁部を、第1前フレーム片及び第2前フレーム片に、それぞれシート材固定片を介して、取り付けるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載の椅子の背もたれの製造方法
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