JP6402014B2 - ステアリングホイール - Google Patents

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本発明は、加飾部が設けられたステアリングホイールに関する。
下記の特許文献1には、リム芯金に加飾部としてのフィニッシャ及び被覆部が取付けられたステアリングホイールが開示されている。
特開2000−85587号公報
特許文献1のステアリングホイールでは、フィニッシャに設けられた係止部及び嵌着爪部をリム芯金の貫通孔及び被覆部にそれぞれ係合させることにより、フィニッシャがリム芯金に取付けられている。このようなステアリングホイールでは、特に長手方向端部において、温度等の周囲環境の影響によってフィニッシャが大きく反り上がり易い。
本発明は上記事実を考慮し、加飾部の反り上がりを効果的に抑制することができるステアリングホイールを提供することを目的とする。
請求項1に記載のステアリングホイールは、リム部に設けられ、長手方向端部から突出する突出部が設けられた加飾部と、前記突出部を前記リム部に固定する固定部材と、を備える。
上記構成によれば、加飾部に長手方向端部から突出する突出部が設けられており、突出部が固定部材でリム部に固定されることによって加飾部がリム部に固定される。このため、特に加飾部の長手方向端部がリム部から反り上がることを効果的に抑制することができる。
請求項2に記載のステアリングホイールは、請求項1に記載のステアリングホイールにおいて、前記固定部材は、前記加飾部と前記突出部との境界部分を覆っている。
上記構成によれば、固定部材が加飾部と突出部との境界部分を覆っている。このため、固定部材を加飾部と突出部との境界部材として用いることができる。
請求項3に記載のステアリングホイールは、請求項1又は2に記載のステアリングホイールにおいて、前記固定部材は、前記リム部の外周面を全周に亘って覆っている。
上記構成によれば、固定部材がリム部の外周面を全周に亘って覆っている。このため、突出部を確実に固定することができる。
請求項4に記載のステアリングホイールは、請求項1〜3のいずれか1項に記載のステアリングホイールにおいて、前記加飾部は、前記リム部の外周面の一部分に設けられている。
上記構成によれば、加飾部がリム部の外周面の一部分に設けられている場合であっても、突出部を固定部材で固定することにより加飾部が反り上がることを抑制することができる。
請求項5に記載のステアリングホイールは、請求項1〜4のいずれか1項に記載のステアリングホイールにおいて、前記突出部の外側面は、前記加飾部の外側面より前記リム部側に位置する。
上記構成によれば、突出部の外側面が加飾部の外側面よりリム部側に位置している。このため、突出部の外側面を固定部材で固定した際に、固定部材の外側面が加飾部の外側面より突出することを抑制することができる。
本発明によれば、加飾部の反り上がりを効果的に抑制することのできるステアリングホイールを提供することができる。
本発明の実施形態に係るステアリングホイールの第1製造段階を示す車両後方から見た正面図である。 本発明の実施形態に係るステアリングホイールの第2製造段階を示す車両後方から見た正面図である。 本発明の実施形態に係るステアリングホイールの完成段階を示す車両後方から見た正面図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施形態に係るステアリングホイールにおける、加飾部を固定部材で固定する工程を示す斜視図である。
以下、本発明の実施形態に係るステアリングホイール10について、図1〜図4に従って説明する。なお、図1〜図3において車両右側を矢印RHで示し、上側を矢印UPで示す。ステアリングホイール10は、車両の運転席に対向する位置に配置されており、運転席に着座する乗員(運転手)によって把持され周方向へ回転操作可能とされている。
図1に示すように、ステアリングホイール10は、金属製の芯金12から構成されており、芯金12の中央部分には板状のボス部14が設けられている。ボス部14は、円柱状のステアリングシャフト16の車両後側端(上端)に固定されており、ステアリングホイール10(芯金12)は、ステアリングシャフト16に一体回転可能に支持されている。これにより、乗員がステアリングホイール10を周方向へ回転操作することで、ステアリングシャフト16が軸周りに回転されて、車両が操舵される。
ボス部14の外周部分には、長尺板状のスポーク部18が3本一体に設けられており、スポーク部18は、ボス部14から車両右側、車両左側及び下側(ステアリングホイール10及びステアリングシャフト16の径方向外側)へ延伸されている。
スポーク部18の延伸方向中間部には、板状の延出部18Aが一体に形成されており、延出部18Aは、スポーク部18の延伸周方向全体においてスポーク部18から延出されている。また、3本のスポーク部18の延伸先端(芯金12の外周部分)には、把持部としての正面視円環状のリム部20が一体に設けられており、リム部20は、ステアリングシャフト16と同軸上に配置されている。
リム部20の周方向(延伸方向)の一部分(図1における上側)には、加飾部としての木部材22(本杢材)が接着固定されている。木部材22は、リム部20の周方向に沿って延伸されて湾曲されるとともに、リム部20の外周面(断面外周側)の一部を覆っている。
また、図1、図4(A)に示すように、木部材22の長手方向両端部には、長手方向外側に突出する突出部24が設けられている。突出部24は木部材22と一体形成されており、突出部24のリム部20(芯金12)に対向する外側面は木部材22のリム部20に対向する外側面より一段低くされ、リム部20側に位置している。
図2に示すように、木部材22の突出部24の外側面には、リム部20の外周面を全周に亘って覆う固定部材としての円筒状のピース26が取付けられている。なお、ピース26は、図4(A)に示すように、樹脂から成る半円筒状の一対の部分体26A、26Bで構成されており、部分体26Aの内周面には凹部25が形成されている。
部分体26A、26Bによって木部材22の突出部24及びリム部20を挟込むことにより、部分体26Aの凹部25に突出部24が嵌合される。また、部分体26A、26B同士を接着することにより、ピース26とともに突出部24がリム部20に固定される。
図4(B)に示すように、ピース26の長手方向の長さは、突出部24の木部材22からの突出長さと略同等とされており、ピース26を突出部24に取付けることによって突出部24がピース26内に納まり、木部材22と突出部24との境界部分がピース26によって覆われる。なお、ピース26のリム部20に対向する外側面は木部材22のリム部20に対向する外側面より低くされ、リム部20側に位置している。
図2、図4(C)に示すように、リム部20の木部材22及びピース26が取付けられている部分以外の部分は、ポリウレタン等の樹脂から成る内部材28によって覆われている。内部材28は、スポーク部18の延出部18Aまで延伸されてスポーク部18及び延出部18Aに成形されるとともに、スポーク部18の延伸周方向全体を覆っており、外周面が延出部18Aの外側面と面一にされている。
また、内部材28は、リム部20の周方向に沿って延伸されてピース26の両端部に成形されており、外周面がピース26の外側面と面一にされている。さらに、図3、図4(C)に示すように、内部材28の外周面には、革30が巻付けられている。
リム部20の周方向における木部材22が取付けられている部分では、革30の幅方向(短手方向)の両端部は木部材22と内部材28との間に巻込まれて固定されている。また、リム部20の周方向における木部材22が取付けられていない部分では、革30の幅方向の両端部は例えば縫製によって革30同士が連結されている。
また、革30の長手方向の両端部は、木部材22の長手方向端部とピース26との間(境界部分)に巻込まれて固定されており、図4(C)に示すように、革30の外側面が木部材22の外側面と面一にされている。なお、スポーク部18では、革30は延出部18Aに巻掛けられて固定されている。
本実施形態によると、木部材22の長手方向両端部に突出部24が設けられており、ピース26の部分体26A、26Bで挟込まれることにより突出部24がリム部20に固定されている。このため、木部材22の長手方向両端部がリム部20から反り上がることを抑制することができ、木部材22が革30に対し浮上がることを効果的に抑制することができる。
また、リム部20の周方向において、ピース26が木部材22と突出部24との境界部分を覆っている。このため、ピース26と木部材22との間に革30を巻込んで固定することができるとともに、ピース26を境界部材として用いることにより、リム部20の外周面に内部材28を形成する際に内部材28がピース26より木部材22側へ流入することを抑制することができる。
さらに、乗員がステアリングホイール10の革30部分を把持した際に、内部材28の弾性収縮による革30のリム部20側への沈み込みをピース26によって抑制することができる。このため、木部材22と内部材28の境界部分において、木部材22の外側面と革30の外側面との高さを面一に保つことができる。
また、ピース26はリム部20の外周面を全周に亘って覆っているため、より確実に木部材22の突出部24をリム部20に固定することができる。また、部分体26A、26B同士を接着することによってリム部20にピース26を固定することができるため、リベット等のようにリム部20に直接固定する構成に比べて固定が容易であり、リム部20に穴を形成する必要がないためリム部20を傷つけることがない。
また、突出部24の外側面が木部材22の外側面より低くされ、また、突出部24の外側面に取付けられるピース26の外側面も木部材22の外側面より低くされている。このため、突出部24の外側面及びピース26の外側面が木部材22の外側面より突出することを抑制することができるとともに、内部材28に革30を巻付けた際に革30の外側面と木部材22の外側面とを面一にすることができる。
なお、本発明について実施形態の一例を説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々の実施形態が可能である。
例えば、上記実施形態では、リム部20(芯金12)の外周面の一部分に木部材22が設けられていたが、外周面の全周に亘って木部材22が設けられていてもよい。また、その場合、突出部24は、木部材22とともにリム部20の外周面の全周に亘って設けられていてもよく、部分的に設けられていてもよい。
また、突出部24が木部材22の長手方向両端部に設けられていたが、長手方向一端部のみに設けられていてもよい。さらに、ピース26は、突出部24のみを覆うようにリム部20の外周面の一部分に取付けられていてもよい。
また、上記実施形態では、図4に示すように、リム部20に木部材22を接着固定して木部材22の突出部24をピース26で固定した後、リム部20の木部材22及びピース26が取付けられている部分以外の部分を内部材28によって覆い、その後、内部材28に革30を巻付けることによってステアリングホイール10が形成されていた。
しかしながら、リム部20の木部材22及びピース26が取付けられる部分以外の部分を内部材28によって覆った後、リム部20に木部材22を接着固定して木部材22の突出部24をピース26で固定し、その後、内部材28に革30を巻付けることによってステアリングホイール10が形成されていてもよい。
10 ステアリングホイール
20 リム部
22 木部材(加飾部)
24 突出部
26 ピース(固定部材)

Claims (5)

  1. リム部に設けられ、長手方向端部から突出する突出部が設けられた加飾部と、
    一対の部分体が設けられ、前記部分体同士が接着されて前記突出部を前記リム部に固定する固定部材と、
    を備える、ステアリングホイール。
  2. 前記固定部材は、前記加飾部と前記突出部との境界部分を覆っている、請求項1に記載のステアリングホイール。
  3. 前記固定部材は、前記リム部の外周面を全周に亘って覆っている、請求項1又は2に記載のステアリングホイール。
  4. 前記加飾部は、前記リム部の外周面の一部分に設けられている、請求項1〜3のいずれか1項に記載のステアリングホイール。
  5. 前記突出部の外側面は、前記加飾部の外側面より前記リム部側に位置する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のステアリングホイール。
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