JPS6030132Y2 - ステアリングホイ−ル - Google Patents
ステアリングホイ−ルInfo
- Publication number
- JPS6030132Y2 JPS6030132Y2 JP7103479U JP7103479U JPS6030132Y2 JP S6030132 Y2 JPS6030132 Y2 JP S6030132Y2 JP 7103479 U JP7103479 U JP 7103479U JP 7103479 U JP7103479 U JP 7103479U JP S6030132 Y2 JPS6030132 Y2 JP S6030132Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hard material
- material part
- rim
- hard
- spacer
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Steering Controls (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はステアリングホイールに係り、木質部と軟質樹
脂部よりなるいわゆるコンビネーションハンドルの安全
構造に関する。
脂部よりなるいわゆるコンビネーションハンドルの安全
構造に関する。
従来のコンビネーションを第1図ないし第3図について
説明する。
説明する。
リムaの硬質材部すは木製、キャストウッド、フェノー
ル樹脂等で□構成され、軟質材部Cはポリウレタン樹脂
、軟質塩化ビニル樹脂等で構成されている。
ル樹脂等で□構成され、軟質材部Cはポリウレタン樹脂
、軟質塩化ビニル樹脂等で構成されている。
又硬質材部すと軟質材部Cとの継目は第2図に示すよう
に硬質材部すの小径部dが軟質材部C中に挿入されてい
る。
に硬質材部すの小径部dが軟質材部C中に挿入されてい
る。
このような構成において車が衝突した場合運転者がハン
ドルのA部に当るとスポークeのつけ根の部分Bにおい
て芯金fが屈曲し、リムaは第3図に示すように折曲し
、硬質材部すの小径部dが突出して運転者がけがをする
危険性があり、特に小径部dが破損してエツジ状にささ
くれた場合は危険性が大である。
ドルのA部に当るとスポークeのつけ根の部分Bにおい
て芯金fが屈曲し、リムaは第3図に示すように折曲し
、硬質材部すの小径部dが突出して運転者がけがをする
危険性があり、特に小径部dが破損してエツジ状にささ
くれた場合は危険性が大である。
本考案は以上の問題に鑑み、リムを構成する硬質材部と
軟質材部間に半硬質材よりなる環状スペーサを挾持させ
、この一端に形成した筒状部を硬質材部の外周に嵌合し
、硬質材部と軟質材部間でリムが折曲した場合半硬質ス
ペーサで硬質材部を覆うようにしたものである。
軟質材部間に半硬質材よりなる環状スペーサを挾持させ
、この一端に形成した筒状部を硬質材部の外周に嵌合し
、硬質材部と軟質材部間でリムが折曲した場合半硬質ス
ペーサで硬質材部を覆うようにしたものである。
次に本考案の実施例の構成を添附図面第4図ないし第7
図について説明する。
図について説明する。
1はリムで、木製の硬質材部2とポリウレタン樹脂又は
軟質塩化ビニル樹脂よりなる軟質材部3より構成されて
いる。
軟質塩化ビニル樹脂よりなる軟質材部3より構成されて
いる。
又リム1の軟質材部3とこれに接続される硬質材部2の
両端部には芯金4が挿入され、この芯金4にスポーク5
の一端が固定され、スポーク5の他端は中心にシャフト
取付孔6を有するハブコアー7に埋設されている。
両端部には芯金4が挿入され、この芯金4にスポーク5
の一端が固定され、スポーク5の他端は中心にシャフト
取付孔6を有するハブコアー7に埋設されている。
又スポーク5とハブコアー□7はカバー8に被覆されて
いる。
いる。
更に硬質材部2と軟質材部3の接合部9にはポリエステ
ルエラストマー、ポリウレタンエラストマー等の半硬質
材よりなる環状のスペーサ10が挾持され、スペーサ1
0の外周に形成された筒状部11は硬質材部2の端部外
周に嵌着され、他端内周に形成した小径筒状部12は軟
質材部3中に挿入された硬質材部2の小径挿入部13に
外接嵌着され、この挿込部13よりも深く軟質材部3中
に挿入され、先端には軟質材部3に喰い込む鈎型係止部
14が形成されている。
ルエラストマー、ポリウレタンエラストマー等の半硬質
材よりなる環状のスペーサ10が挾持され、スペーサ1
0の外周に形成された筒状部11は硬質材部2の端部外
周に嵌着され、他端内周に形成した小径筒状部12は軟
質材部3中に挿入された硬質材部2の小径挿入部13に
外接嵌着され、この挿込部13よりも深く軟質材部3中
に挿入され、先端には軟質材部3に喰い込む鈎型係止部
14が形成されている。
次にリム1の製作に際してはハブコアー7から突出した
スポーク5の端部に円弧状の芯金4,4を溶接固定し、
この芯金4,4の両端部に夫々スペーサ10を嵌挿して
おき、次に上下に2分割された硬質材部2,2を芯金4
の端部を挾んで上下を接着し、次にスペーサ10を硬質
材部2の外周と挿込部13の外周に嵌着する。
スポーク5の端部に円弧状の芯金4,4を溶接固定し、
この芯金4,4の両端部に夫々スペーサ10を嵌挿して
おき、次に上下に2分割された硬質材部2,2を芯金4
の端部を挾んで上下を接着し、次にスペーサ10を硬質
材部2の外周と挿込部13の外周に嵌着する。
次にこのように組立てた部材を軟質材部3の成型金型に
インサートし、軟質材部3を一体に射出成型する。
インサートし、軟質材部3を一体に射出成型する。
次に以上の実施例の作用を説明する。
第7図に示すようにリム1が硬質材部2と軟質材部3の
接続部附近で折曲った場合軟質材部3は変形するが硬質
材部2は割れようとする。
接続部附近で折曲った場合軟質材部3は変形するが硬質
材部2は割れようとする。
このとき半硬質材よりなるスペーサ10の筒状部11が
硬質材部2の端部外周を覆っているため割れを防止でき
、万−割れた場合も破片が突出したり飛散することがな
い。
硬質材部2の端部外周を覆っているため割れを防止でき
、万−割れた場合も破片が突出したり飛散することがな
い。
又スペーサ10の鈎型係止部14が軟質材部3中に係合
しているから折曲時にスペーサ10の小径筒状部12が
軟質材部3より突出せずに変形し、硬質材部2の挿込部
13や芯金4が露出するのを防止する。
しているから折曲時にスペーサ10の小径筒状部12が
軟質材部3より突出せずに変形し、硬質材部2の挿込部
13や芯金4が露出するのを防止する。
更に硬質材部2の挿込部13をスペーサ10の小径筒状
部12で覆っているのでリム1が折曲したとき挿込部1
3の先端に割れが発生してもこれに外装嵌挿されたスペ
ーサ10の小径筒状部12によって割れが硬質材部2に
向って伝達される力が吸収され、硬質材部2の外周に割
れが発生するのが防止される。
部12で覆っているのでリム1が折曲したとき挿込部1
3の先端に割れが発生してもこれに外装嵌挿されたスペ
ーサ10の小径筒状部12によって割れが硬質材部2に
向って伝達される力が吸収され、硬質材部2の外周に割
れが発生するのが防止される。
又芯金4が不連続の遠吠であることはスペーサ10の挿
入に便利であるばかりでなく、全環状のものに比べて全
体の重さを軽くすることにもなる。
入に便利であるばかりでなく、全環状のものに比べて全
体の重さを軽くすることにもなる。
尚スペーサ10の小径筒状部12に鈎型係止部14を形
成しない場合もリム1が折曲した場合第8図に示すよう
に半硬質の小径筒状部12が硬質の挿込部13を覆って
いるため硬質材部2の端部や挿込部13が直接露出する
ことながなく、安全であると共に割れの発生を防止でき
る。
成しない場合もリム1が折曲した場合第8図に示すよう
に半硬質の小径筒状部12が硬質の挿込部13を覆って
いるため硬質材部2の端部や挿込部13が直接露出する
ことながなく、安全であると共に割れの発生を防止でき
る。
又第9図に示すように硬質材部2に挿込部13が形成さ
れない場合はスペーサ10の筒状部11で硬質材部2の
端部外周を覆うことにより折曲時に硬質材部2の端部が
露出しても半硬質のスペーサ10に覆われているため安
全であると共に割れの発生を防止できる。
れない場合はスペーサ10の筒状部11で硬質材部2の
端部外周を覆うことにより折曲時に硬質材部2の端部が
露出しても半硬質のスペーサ10に覆われているため安
全であると共に割れの発生を防止できる。
本考案によれば、リムを構成する硬質材部と軟質材部の
接合部に半硬質材よりなる環状スペーサを挟着させ、こ
のスペーサの一端に硬質材部の端部外周に嵌着される筒
状部を一体に形成したから、車の衝突時等に運転者がリ
ムに激突して硬質材部と軟質材部との接合部で折曲した
場合硬質材部の端部が半硬質のスペーサの筒状部で覆わ
れているため端部が割れたり折れたりして破片が突出し
て運転者を傷つけるおそれがない。
接合部に半硬質材よりなる環状スペーサを挟着させ、こ
のスペーサの一端に硬質材部の端部外周に嵌着される筒
状部を一体に形成したから、車の衝突時等に運転者がリ
ムに激突して硬質材部と軟質材部との接合部で折曲した
場合硬質材部の端部が半硬質のスペーサの筒状部で覆わ
れているため端部が割れたり折れたりして破片が突出し
て運転者を傷つけるおそれがない。
また、硬質材部と軟質材部とよりなるリムに埋設される
芯金は硬質材部に不連続部を有するためこの不連続部か
ら環状のスペーサを芯金に嵌挿することができる。
芯金は硬質材部に不連続部を有するためこの不連続部か
ら環状のスペーサを芯金に嵌挿することができる。
また、芯金の不連続部はリムの硬質材部にあるため、不
連続部によりリムの機械的強度が低下するおそれもない
。
連続部によりリムの機械的強度が低下するおそれもない
。
さらに、軟質材部を成型するに際し予め芯金に硬質材部
とこの硬質材部の端部にスペーサを嵌着して金型中にイ
ンサートするため半硬質のスペーサが金型と硬質材部間
に介在され金型に密着するから、パリの発生が防止され
ると共に木質の硬質材部を金型で傷つけるようなおそれ
もない。
とこの硬質材部の端部にスペーサを嵌着して金型中にイ
ンサートするため半硬質のスペーサが金型と硬質材部間
に介在され金型に密着するから、パリの発生が防止され
ると共に木質の硬質材部を金型で傷つけるようなおそれ
もない。
第1図ないし第3図は従来のステアリングホイールの説
明図、第4図は本考案の実施の一例を示すステアリング
ホイールの正面図、第5図は同上一部の拡大断面図、第
6図は同上スペーサの斜視図、第7図は同上リムの折曲
時の状態を示す一部の拡大断面図、第8図は同上性の実
施例のリムの折曲状態を示す一部の拡大断面図、第9図
は同上性の実施例を示すリムの一部の拡大断面図である
。 1・・・・・・リム、2・・・・・・硬質材部、3・・
・・・・軟質材部、4・・・・・・芯金、9・・・・・
・接合部、10・・・・・・スペーサ、11・・・・・
・筒状部。
明図、第4図は本考案の実施の一例を示すステアリング
ホイールの正面図、第5図は同上一部の拡大断面図、第
6図は同上スペーサの斜視図、第7図は同上リムの折曲
時の状態を示す一部の拡大断面図、第8図は同上性の実
施例のリムの折曲状態を示す一部の拡大断面図、第9図
は同上性の実施例を示すリムの一部の拡大断面図である
。 1・・・・・・リム、2・・・・・・硬質材部、3・・
・・・・軟質材部、4・・・・・・芯金、9・・・・・
・接合部、10・・・・・・スペーサ、11・・・・・
・筒状部。
Claims (1)
- 硬質材部と合成樹脂製軟質材部を環状に連繋して構成さ
れたリムと、このリムに埋設され前記硬質材部に不連続
部を有する芯金と、前記硬質材部と軟質材部の接合部に
挟着され一端に前記硬質材部の端部外周に嵌着される筒
状部を一体に゛形成した半硬質材よりなる環状スペーサ
とより構成されたことを特徴とするステアリングホイー
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7103479U JPS6030132Y2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | ステアリングホイ−ル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7103479U JPS6030132Y2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | ステアリングホイ−ル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS55170168U JPS55170168U (ja) | 1980-12-06 |
JPS6030132Y2 true JPS6030132Y2 (ja) | 1985-09-10 |
Family
ID=29304747
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7103479U Expired JPS6030132Y2 (ja) | 1979-05-25 | 1979-05-25 | ステアリングホイ−ル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6030132Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6402014B2 (ja) * | 2014-12-05 | 2018-10-10 | 株式会社東海理化電機製作所 | ステアリングホイール |
JP6371734B2 (ja) * | 2015-04-06 | 2018-08-08 | 株式会社東海理化電機製作所 | ステアリングホイール |
-
1979
- 1979-05-25 JP JP7103479U patent/JPS6030132Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS55170168U (ja) | 1980-12-06 |
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