JP2008285022A - ステアリングホイール - Google Patents
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Abstract
【課題】装飾シートの取付けが容易なステアリングホイールを提供する。
【解決手段】芯金6に合成樹脂層7をモールデングして成るリブ基体9に、帯状の装飾シート10を被せて該装飾シート10の両側端を会合させ、それらの側縁に跨げてステープル11を打ち込むことによって、装飾シート10をリブ基体9に係止させている。ステープル11は、例えば合成樹脂によって形成されていてもよいし、金属によって芯材を形成し、その芯材に合成樹脂をコーティングして構成してもよい。
【選択図】図3
【解決手段】芯金6に合成樹脂層7をモールデングして成るリブ基体9に、帯状の装飾シート10を被せて該装飾シート10の両側端を会合させ、それらの側縁に跨げてステープル11を打ち込むことによって、装飾シート10をリブ基体9に係止させている。ステープル11は、例えば合成樹脂によって形成されていてもよいし、金属によって芯材を形成し、その芯材に合成樹脂をコーティングして構成してもよい。
【選択図】図3
Description
本発明は、ステアリングホイールに係わり、特に、芯金を包むようにして合成樹脂層を形成して成るリム基体に皮革等の装飾シートを被覆したステアリングホイールに関する。
芯金を包むようにして合成樹脂層を形成して成るリム基体に皮革等の装飾シートを被覆したステアリングホイールは既に知られている(例えば、特許文献1)。この特許文献1のステアリングホイールでは、リム基体をその外周側から装飾シートで包み込んだ上、その装飾シートの両側縁を、リム基体の内周面に形成した楔着用溝部に挿入し、その両側縁を楔着用溝部内で仮止めし、その楔着用溝部にシート張着用線体を打ち込んで装飾シートをリム基体に一体化している。
特開平11−255129号公報(図1参照)
ところで、特許文献1のステアリングホイールにおける装飾シートの取付けは、装飾シートの両側縁を楔着用溝部内に挿入させ、その両側縁を仮止めした後に、楔着用溝部内にシート張着用線体を打ち込む作業が必要であり、その作業が煩雑になっていた。
本発明の目的は、リム部を構成するリム基体に皮革等の装飾シートを容易に取付けることができるステアリングホイールを提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、芯金を包むように合成樹脂層を形成して成るリブ基体に、帯状の装飾シートを被せて該装飾シートの両側端を会合させ、それらの側縁に跨げてステープルを打ち込むことによって、装飾シートをリブ基体に係止させることを特徴とする。
第2の発明は、上記第1の発明において、前記ステープルを、合成樹脂によって形成したことを特徴とする。
第3の発明は、上記第1の発明において、前記ステープルは、金属によって芯材を形成し、該芯材に合成樹脂をコーティングして成ることを特徴とする。
第4の発明は、上記第1〜第3のいずれかの発明において、前記ステープルは、両端に形成される針に加えて、中間にも針を備えていることを特徴とする。
本発明によれば、リム基体を包んだ装飾シートの両側縁を跨ぐようにしてステープルを打ち込むだけで、装飾シートをリム基体に係止することができるので、装飾シートの取付けが極めて容易になる。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1は、本実施形態のステアリングを備えた車両を表す概念的な斜視図である。
図1は、本実施形態のステアリングを備えた車両を表す概念的な斜視図である。
図1において、ステアリングホイール1は、コラム2内に挿嵌されたステアリングシャフト(図示せず)の室内端に設置される。このステアリングホイール1は、ステアリングシャフトに固設されるパッド部3と、該パッド部から放射方向に延びるスポーク部4と、該スポーク部の外端に結合されるリム部5とによって構成されている。
図2は、ステアリングホイールの正面図、図3は、図2におけるリム部のA−A線断面図、図4は、図3におけるB部拡大図である。
ステアリングホイール1には、パッド部3,スポーク部4およびリム部5にわたって一体に形成された芯金6が配置され、スポーク部4およびリム部5に対応する芯金6を包むようにて合成樹脂層7が形成され、さらに、芯金6と合成樹脂層7とによって構成されるスポーク基体8およびリム基体9に天然皮革または人工皮革等の装飾シート10が被覆されている。
芯金6は、アルミニウムやマグネシウム等の合金をダイキャスト成形することによって形成され、合成樹脂層7は、ポリプロピレン樹脂,ウレタン樹脂等をモールディング成形することによって形成されている。
装飾シート10は、リム基体9の全周とほぼ同じ長さの帯状部と、該帯状部の一部に、幅方向両外方にそれぞれ延設された張出部とによって形成されている。
そして、装飾シート10を、帯状部の幅方向断面が、リム基体9の直径方向の断面形状に倣って円弧状に、かつ、帯状部の長手方向が、リム基体9の周方向の形状に倣った形状に変形させる。このように変形させた装飾シート10の帯状部をリム基体9に被せるとともに、張出部をスポーク基体7に被せる。
そして、被覆シート10の帯状部の両側縁を冶具等によって引き寄せながら会合させ、その両側縁に跨げてステープル11をリム基体9の合成樹脂層7に打ち込んで、装飾シート10をリム基体9に固定する。
このようにして装飾シート10がリム基体9に固定されたステアリングホイール1は、ステープル11の主部11aが装飾シート10内に埋め込まれた状態に維持される。
以上のように構成した本実施形態によれば、リム基体9を包んだ装飾シート10の両側縁を跨ぐようにしてステープル11を打ち込むだけで、装飾シート10をリム基体9に係止することができるので、装飾シート10の取付けが極めて容易になる。
なお、上記実施形態では、装飾シート10をリム基体9およびスポーク基体8に施した例を示しているが、装飾シート10をリム基体9だけに施してもよく、リム基体9の一部に施してもよい。
また、上記実施形態では、図5(a)に示すような2本の針部11b,11bを有するステープル11を使用しているが、図5(b)に示すように、針部11b,11bの中間に針部11cを付加したものを使用してもよい。この場合、針部11bと針部11cとによってステープル11の主部11aの半部、即ち、装飾シート10の一方の側縁を支持し、他の針部11bと針部11cとによって主部11aの他の半部、即ち、装飾シート10の他方の側縁を支持することになり、装飾シート10をより確実にリム基体9に係止することができる。
また、ステープル11は、金属、合成樹脂等によって形成することができるが、触感の観点から合成樹脂製が好ましい。しかし、合成樹脂の場合には、強度的に劣ることが考えられるので、その場合には、金属製の基体に合成樹脂をコーティングしたものを使用することが好ましい。また、ステープル11は、装飾シート10の色に合わせるように、着色したものが好ましい。
また、ステープル11の係止力が弱い場合には、ステープル11の針部11b,11cに、突起や返り等の膨出部を形成することが好ましい。
1 ステアリングホイール
5 リム部
6 芯金
7 合成樹脂層
9 リム基体
10 装飾シート
11 ステープル
5 リム部
6 芯金
7 合成樹脂層
9 リム基体
10 装飾シート
11 ステープル
Claims (4)
- 芯金を包むように合成樹脂層を形成して成るリブ基体に、帯状の装飾シートを被せて該装飾シートの両側端を会合させ、それらの側縁に跨げてステープルを打ち込むことによって、装飾シートをリブ基体に係止したことを特徴とするステアリングホイール。
- 前記ステープルを、合成樹脂によって形成したことを特徴とする請求項1記載のステアリングホイール。
- 前記ステープルは、金属によって芯材を形成し、該芯材に合成樹脂をコーティングして成ることを特徴とする請求項1記載のステアリングホイール。
- 前記ステープルは、両端に形成される針に加えて、中間にも針を備えていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載のステアリングホイール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007132290A JP2008285022A (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | ステアリングホイール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007132290A JP2008285022A (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | ステアリングホイール |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008285022A true JP2008285022A (ja) | 2008-11-27 |
Family
ID=40145182
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007132290A Withdrawn JP2008285022A (ja) | 2007-05-18 | 2007-05-18 | ステアリングホイール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2008285022A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8330805B2 (en) | 2008-07-28 | 2012-12-11 | Sony Corporation | Stereoscopic image display apparatus and method of manufacturing the same |
US8416285B2 (en) | 2008-07-28 | 2013-04-09 | Sony Corporation | Stereoscopic image display apparatus and method of manufacturing the same |
US8421852B2 (en) | 2008-07-28 | 2013-04-16 | Sony Corporation | Method for manufacturing stereoscopic image display apparatus and stereoscopic image display apparatus |
-
2007
- 2007-05-18 JP JP2007132290A patent/JP2008285022A/ja not_active Withdrawn
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US8330805B2 (en) | 2008-07-28 | 2012-12-11 | Sony Corporation | Stereoscopic image display apparatus and method of manufacturing the same |
US8416285B2 (en) | 2008-07-28 | 2013-04-09 | Sony Corporation | Stereoscopic image display apparatus and method of manufacturing the same |
US8421852B2 (en) | 2008-07-28 | 2013-04-16 | Sony Corporation | Method for manufacturing stereoscopic image display apparatus and stereoscopic image display apparatus |
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