JP2017169965A - 椅子 - Google Patents

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智昭 市川
Tomoaki Ichikawa
智昭 市川
武人 山本
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武人 山本
田中 健志
Kenji Tanaka
健志 田中
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Abstract

【課題】簡単な構成でありながら、背を後傾可能とする。具体的には、シェル構造材だけで、椅子の背もたれとして十分な弾力性と剛性とを併せ持ち後傾可能とする。
【解決手段】背部1と座部2及び座部2を支える脚3を備える椅子において、少なくとも背部1が可撓性のある合成樹脂製であり、座部2と背部1とが左右に配置された2箇所の背座連繋部4で連結されると共に少なくとも左右の背座連繋部4の間では分離され、かつ背座連繋部4の間で分離された背部1あるいは座部2のいずれか一方の端部から他方の座部2あるいは背部1の裏面側に潜り込むように延びる尾部5が備えられ、該尾部5が可撓性を有し、座部2あるいは背部1に対して摺動するようにしている。
【選択図】図3

Description

本発明は、傾動可能な背凭れを備える椅子に関する。さらに詳述すると、本発明は、椅子の背もたれを合成樹脂の力だけで後傾可能にすると共に復元させる機構を備えた椅子に関するものである。
従来から、背支桿あるいは背凭れ支柱を備えず、背と座とが1枚もののシェル構造(背座一体構造物)で構成された椅子はある。この場合、背凭れには背を支持するための剛性が必要であることから、背は一般に硬く撓み難い構造とされる。このため、単に座るだけの椅子であって、リクライニング性は全くないものである。また、場合によってはフィット感の向上のために樹脂そのものの撓みが利用されているときもある。しかしながら、プラスチック製シェル構造材に弾性が有るといっても、合板等の剛体に比べて弾性が僅かに増加している程度であり、依然として十分な背凭れの後傾が実現できるものではない。
そこで、従来より、背と座及び座を支える脚を備える椅子、なかでも、ミーティングチェアと呼ばれる4本脚を有してスタッキングできる椅子などにおいて、弾性要素を含む連結材を介して背もたれを後傾可能に備える椅子(特許文献1,2)や、軸受け機構を介して前後方向に揺動可能に脚フレームに支持される背凭れ支持フレームに対して体重感知部や反力機構を組み込むことで背凭れに対して反力を与えると共に原位置に復帰させる椅子(特許文献3)が提案されている。
具体的には、特許文献1記載の椅子の場合、弾性変形をすることができる少なくとも1つの弱くなった領域を備えるプラスチック材料からなるもたれ部と、該もたれ部の両側に一体化して形成された2つの垂直材と、垂直材の下端に一体化して形成され、背もたれを支持構造に接続する2つの接続要素とを備え、背もたれが、もたれ部を構成する材料と異なる材料からなる弾性強化要素を備え、かつ、もたれ部より高い曲げ剛性を垂直材に付与するように垂直材に一致する領域にのみ配置されるようにしたものである。弾性要素は、背もたれから分離された構成要素であり、背凭れに力が加わらない時に垂直材の曲率に近似する予め設定された曲率を有するバネ鋼でできた2つのロッドによって形成されている。そして、この弾性要素の上下両端が背凭れの管状の垂直材及び脚を構成する支持構造の管状の支持部材との間に跨がるように挿入することで、背凭れと座を支える支持構造と連結すると共に、側面の垂直材に一致する領域においてのみ局所的に強化した背もたれを構成するようにしている。
また、特許文献2記載の椅子は、弾性部材を介して背もたれを脚フレームに取り付けて、弾性的に休止位置に付勢され、ユーザの背中によって後方に押されると傾くことができる、傾動可能なバックレスト(背凭れ)を備えている。バックレストは一対の弾性装置によってベース構造に連結され、各弾性装置が、バックレストの管状部分に挿入される上側支持部と、ベース構造の管状要素に挿入される下側支持部と、上側支持部と下側支持部との間で傾動を可能にする、撓み変形可能な弾性要素とを備える。弾性要素は、例えば、互いに並んで固定された一連の長尺な可撓性金属板によって構成され、バックレストの最も後方に傾斜した位置を決定するセクターによって、中央の伸張部が包囲されて弾性装置の移動を止める停止装置が構成されている。
さらに、特許文献3記載の椅子は、前方の軸受け機構で後端側を昇降可能に脚フレームに支持された座の下に、後方の軸受け機構で軸周りに前後方向に揺動可能に脚フレームに支持されるL形の背凭れ支持フレームを備え、該背凭れ支持フレームの先端で座の後端側を昇降可能に支持する一方、背凭れ支持フレームと脚フレームとの間にコイルスプリングを使用した反力機構を介在させて背凭れフレームに支持される背凭れに対して反力を与えると共に原位置に復帰させるようにしている。
特開2008−194467号公報 特開2010−110626号公報 特開2012−249826号公報
しかしながら、いずれの場合にも、合成樹脂の力だけで背部の後傾の際の反力や復元力を発揮させることができず、弾性要素を含む弾性構造や反力機構などを必要とすることから、構造が複雑となる。
また、特許文献1,2記載の椅子の場合には、背凭れ支持部に弾性部材を配置する必要が有り、構造が複雑となってしまう。また、背凭れを支持する箇所での撓み変形を行うため、強度との関係上、後傾角度を大きくするためには太さの太い支持部とする必要が生じ、外観を損ねる問題が伴う。
さらに、特許文献3の記載の椅子の場合、座下に軸受け機構や反力機構、体重感知部などを配置する必要があり、構造が複雑となってしまう。また、座下に機構部を設けることで座の厚みが大きくなってしまい、外観が悪くなってしまうと共に、スタッキング椅子に適用しようとする場合には、スタッキング方向に嵩張ることでスタッキング効率が悪くなる問題を有する。
本発明は、簡単な構成でありながら、背が後傾する椅子の構造を提供することを目的とする。具体的には、本発明は、シェル構造材だけで、椅子の背もたれとして十分な弾力性と剛性とを併せ持ち後傾可能な椅子を提供することを目的とする。
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、背部と座部及び座部を支える脚を備える椅子において、少なくとも背部は可撓性のある合成樹脂製であり、座部と背部とは左右に配置された2箇所の背座連繋部で連結されると共に少なくとも左右の背座連繋部の間では分離され、かつ背座連繋部の間で分離された背部あるいは座部のいずれか一方の端部から他方の座部あるいは背部の裏面側に潜り込むように延びる尾部を備え、尾部は可撓性を有し、座部あるいは背部に対して摺動するようにしている。
また、本発明にかかる椅子において、背部と座部とは互いに独立した別部品であり、背部と座部が左右一対の背座連繋部において連結されていることが好ましい。
また、本発明にかかる椅子において、背座連繋部で座部と背部とが回動可能に連結されていることが好ましい。
また、本発明にかかる椅子は、背座連繋部の間で分離された背部あるいは座部のいずれか一方の端部から一体成形されて他方の座部あるいは背部の裏面側に潜り込むように延びる尾部を備え、他方の座部あるいは背部との接触により反力を生み出すことが好ましい。
また、本発明にかかる椅子は、座部あるいは背部の裏面に尾部を収容する収容部を備えることが好ましい。
また、本発明にかかる椅子は、尾部が潜り込む座部あるいは背部には尾部が突き当たることで尾部の摺動を規制するストッパ部が備えられていることが好ましい。
さらに、本発明かかる椅子において、ストッパ部は座部あるいは背部に装着可能な分離された部品であり、座部あるいは背部にはストッパ部を装着可能とする装着箇所を尾部の摺動方向に離間させて複数有していることが好ましい。
請求項1記載の椅子によれば、着座者が背部に凭れ掛かると、背部素材の弾性で撓みつつ、背部あるいは座部のいずれか一方の端部から他方の座部あるいは背部の裏面側に潜り込む尾部が摺動する逃げを設けている(動きを可能にしている)ことから、背部が撓み易く、より快適なベンディング機能と、それに因るリクライニングによりリフレッシュし易い、長時間のミーティグにも対応できる座り心地の椅子を提供できる。つまり、シェル構造材だけで成る椅子でありながら、椅子の背もたれとして十分な弾力性と剛性とを併せ持ち後傾可能な椅子を提供することができる。この椅子は、オフィス用途にもインテリア用途にも使える快適さを兼ね備えるものとなる。
しかも、この椅子は、尾部が座部の裏面に接触することで摩擦抵抗に因る接触拘束が起こり、背もたれにかかる外力に対する反力が発生すると共に、尾部が撓むことによって背部を元の位置に押し戻そうとする復元力を蓄えることから、背部及び両端の背座連繋部の復元力と相俟って背部を原位置に復元させるより高い弾性力を得ることができる。つまり、弾性素材と弾性構造との組み合わせだけの簡単な構成でありながら、背部が後傾する椅子を提供することができる。
また、座部あるいは背部の裏面に尾部を重ねるだけの簡単な構成であり、嵩張らず厚みを採らないので、スタッキング椅子などに適用した場合にもスタッキング効率が上がる。しかも、ベンディング機構を背座のシェルで完結させているため、様々な形式の脚との組み合わせが容易になる。加えて、シンプルなベンディング機構であることから、外観に与える影響も少ない。依って、椅子の用途に応じて適した脚を選ぶことができ、デザイン性を向上させ得る。
請求項2記載の椅子では、背部と座部とが別体であるため、射出成形する場合の型構造が簡単にできるので、成形が容易であると共に型コストが安価になり、製造コストを抑えることができる。また、座部と背部で異なる材料を使えることから、要求される強度に応じて使い分けることができる。さらに、背部と座部の色の組み合わせが自由になるので、色の組み合わせのバリエーションが多彩となる。しかも、背部と座部の組み合わせも自由に変更可能とすることができる。
請求項3記載の発明では、背部と座部とが左右一対の背座連繋部で回動可能に連結されて滑節点を構成しているので、背凭れに着座者が凭れかかると、背部が内向きに回転するような挙動をとる。これによって、尾部がより沈み込み易くなり、背部が撓み易くなる。
また、請求項4記載の発明によれば、背座連繋部の間で分離された背部あるいは座部のいずれか一方の端部から一体成形されて他方の座部あるいは背部の裏面側に潜り込むように延びる尾部を備え、他方の座部あるいは背部との接触により反力を生み出すようにしているので、背部あるいは座部のいずれか一方と一体成形された尾部が他方の座部あるいは背部と接触することにより、より高い弾性力を得ることができる。即ち、素材弾性の組み合わせによる快適性の実現が可能となる。
また、請求項5記載の発明によれば、尾部とこれが接触する相手側部材即ち座部あるいは背部の裏面とが接触する部位が収容部に収容されて覆われるので、目隠しとなって外観・美観を損なうことが少ないし、指詰め防止ともなる。
また、収容部は、尾部が接触する相手側部材として機能させること、即ち尾部が接触し後傾しようとする背部に対して反力を生み出す反力付与機構として利用することも可能である。この場合には、尾部が座部あるいは背部の裏面に当接しながら摺動すると同時に、座部あるいは背部の裏面と対向する収容部の底面とも接触して反力を発生させることができるので、背部にかかる反力が大きくなり、より大きな荷重に耐え得る。
また、請求項6記載の発明によれば、尾部は、座部に設けたストッパ部に突き当たることで位置規制されるので、背部が撓みすぎないようにできる。しかも、左右の背座連繋部のみで2点支持されているときには、背部が弾性変形し易いが、ストッパ部に尾部の先端が突き当たることによって3点支持に変移すると支持剛性が高まり背部の硬さが増すことで反力が強くなる。これによって、ストッパに尾部が突き当たる前と後とで反力が変化する2段階ロッキングが実現できる。
さらに、請求項7記載の発明によれば、ストッパ部を座部あるいは背部に装着する位置を尾部の摺動方向にずらすことができるので、スライダの最大摺動位置を変更することで背の後傾度合いを調整することができる。即ち、尾部が突き当たる位置を変更することで反力と撓み量を調整することができる。
本発明を4本脚タイプの固定脚椅子に適用した実施形態の一例を示す分解斜視図である。 同椅子の前方上から見た斜視図である。 同椅子の後方下から見た斜視図である。 同椅子の背面図である。 同椅子の中央縦断面図である。
以下、本発明の構成を図面に示す実施形態に基づいて詳細に説明する。
図1〜図5に本発明を4本脚タイプの固定脚椅子に適用した実施形態の一例を示す。この椅子は、スチールパイプ脚を用いたパイプ椅子であって、主に背部1と座部2および脚部3とから構成されている。この椅子において、少なくとも背部1は可撓性のある合成樹脂製であり、座部2と背部1とは左右に配置された2箇所の背座連繋部4で連結されると共に少なくとも左右の背座連繋部4の間では分離され、かつ背座連繋部4の間で分離された背部1あるいは座部2のいずれか一方の端部から他方の座部2あるいは背部1の裏面側に潜り込むように延びる尾部5を備えている。尾部5は可撓性を有し、その自由端側が座部2あるいは背部1に対して摺動するように設けられている。
この4本脚タイプの椅子は、例えば、図1に示すように、門形に曲げ加工された前脚3aと後脚3bとがそれらの頂部を2本の縱接ぎ管3cで相互に溶接付けされることによって、座部2を受支える枠形の座受け部13が脚頂部に形成され、縱接ぎ管3cに開けられた通孔を通すねじ11で座部2のねじ止め用ボス部(例えばナットがインサートされている凸部)10にねじ止めされることによって、脚部3に座部2が取り付けられている。この4本脚タイプの椅子においても、図4及び図5に示すように、前脚3aの幅間隔よりも後脚3bの幅間隔が広く構成されると共に前脚3aが前方へ、後脚3bが後方へそれぞれ傾斜をもつように形成されることによって、上下に積み重ねて収納することができる椅子(一般にはスタッキング椅子と呼ばれる)として構成されている。尚、本実施形態においては、上下に積み重ねて収納することができる椅子(一般にはスタッキング椅子と呼ばれる)に適用した例を挙げて説明するが、これに特に限られるものではなく、非スタッキング椅子として実施することも可能であることは言うまでもない。さらには、ベンディング機構を背座のシェルで完結するようにしているので、脚部3が座部2のみを支持するタイプのものであれば、どのような形式の脚部3でも実施可能であることは言うまでもない。
本実施形態では、背部1と座部2とが別々の部品として製作された2ピースシェルチェア(2Piece Shell Chair)として構成され、背部1の下端縁1aから一体成形された尾部5が座部2の裏面側に向けて延びるように形成されている例を示す。この椅子においては、背部1と座部2とは互いに分離された2部材であり、尾部5を挟んでその左右の背座連繋部4で背部1と座部2とが連結される。尚、本発明にかかる椅子は、少なくとも背部1が可撓性を有する素材、例えば合成樹脂製であることが求められているが、座部2は可撓性を有する素材であることが求められるものではない。特に、2ピースシェルチェアとして構成される場合には、座部2は、例えばナイロンやポリプロピレンなどの可撓性に富む合成樹脂などの可撓性を有する素材で構成する必要はなく、場合によっては合板製や金属製であっても良いが、好ましくは背部1と同質の可撓性を有する素材で構成することである。この場合、弾性素材と弾性構造との組み合わせだけの簡単な構成でありながら、背部1がより後傾し易い椅子を提供することができる。
背部1を構成するシェル構造材は、可撓性に富むプラスチック例えばナイロンやポリプロピレンなどの射出成形品からなる任意形状の薄板構造物であって、その底辺の一部例えば中央部に相手部材たる座部2の裏側(下)に潜り込むように垂れ下がると共に前に向けて巻きこんだ尾部5が設けられている。尾部5は背座連繋部4の間の中央の一箇所に設けられることで、背部1に働く反力に左右でばらつきが生ずることがなく、安定した支持を得ることができる。
ここで、尾部5は、内側に巻きこむように湾曲しながら前方へ突出する形状とされていて、相手側部材例えば座部2の裏面に弾力的に接触して摺動する、弾性構造となるように設けられている。尾部5の弾力は、シェル構造材の材質、厚さ、形状などによって変化するものであり、その大きさは自由に設定することができる。このプラスチック製シェル構造材は、プラスチック自体の弾性を利用するため、背部1としての強度を保ち得る範囲で可能な限り薄肉とすることが好ましい。
この尾部5は、図示の例では背部1の中央に例えば背部1の幅の1/3程度の幅の1本の尾部5を形成しているが、これに特に限られるものではなく、場合によってはより幅広いものとしても良いし、複数本に分割して設けても良いし、中央以外の場所例えば左右に分離させて配置したり、さらには1つの尾部5を途中から複数に分岐させたものとしても良い。いずれにしても、相手側部材に弾力的に接触して摺動する、弾性構造を採りうるものであれば良い。換言すれば、座部2の後端2aの両側から立ち上がる背座連繋部4と尾部5との間に形成される空間・孔12の抜き幅、両側の背座連繋部4の立ち上がり方、リブ(図示省略)の有無などによって、背部1並びに背座連繋部4の支持剛性を調整することも可能である。
ここで、背部1と座部2とは一体成形品でも良いが、本実施形態の場合には、互いに独立した背部1と座部2が左右一対の背座連繋部4において連結される2ピース構造としている。このため、略L形に屈曲する背部1と座部2とを射出成形により一体的に成形する場合に比べて、射出成形金型の構造が複雑でなく成形し易いことから、製造コストを安価にできる。しかも、座部2と背部1で異なる材料を使えることから、要求される強度に応じて使い分けることができるし、着色も必要に応じて異なるものとすることができる。
また、尾部5は、可撓性のある合成樹脂製の背部1と一体成形されて、背部1の左右一対の背座連繋部4の間の下端1aから座部2の下に潜り込むように延び、座部2に対して摺動可能に備えられている。即ち、尾部5は可撓性の有る材料、例えばポリプロピレン(P.P.)やナイロンなどの合成樹脂で背部1と一体成形されている。尚、本実施形態の場合、尾部5は、背座連繋部4の間の背部1の下端1aから座部2の裏面側に潜り込むように背部1と一体成形されて座部2の裏面に対して摺動可能とされているが、これに特に限られるものではなく、背座連繋部4の間で分離された背部1あるいは座部2のいずれか一方の端部1a,2aから他方の座部2あるいは背部1の裏面側に潜り込むように延びて接触することにより反力を生じさせるものであればどのような形態あるいは材質のものでも良い。例えば、図示していないが、尾部5は、座部2の後端2aから座部2と一体成形されることによって、背部1の裏面側に延びるように設けられても良い。また、場合によっては、背部1あるいは座部2とは別体の弾性素材、例えばポリプロピレン(P.P.)やナイロンなどの可撓性に富む合成樹脂あるいはばね鋼などによる板ばねによって尾部5が形成され、背部1あるいは座部2の端部に固着されても良い。
ここで、尾部5は、例えば、尾部5が宛がわれる相手側部材、本実施形態では座部2の尾部5が宛がわれる部分の裏面の湾曲とは異なる曲率であり、相手側部材の裏面よりも大きな曲率(曲率半径が小さい)で内巻きに湾曲するように形成されている。これによって、尾部5は、相手側部材即ち座部2の裏面に対して強く押しつけられ、摩擦抵抗で接触拘束が起こり、それに応じた反力が発生し易い。したがって、尾部5が相手側部材に沿って摺動している間は、反力が発生し続ける。
他方、尾部5が接触する相手側部材、本実施形態の場合には座部2の裏面には、尾部5を収容する収容部6が備えられている。因みに、座部2の後端から尾部5が背部1の裏面側に延びる場合には、背部1の裏面側に収容部6が設けられることとなる。この収容部6は、主に、尾部5とこれが接触する相手側部材例えば座部2の裏面(場合によっては背部11の裏面)とが接触する部位の目隠しとして、あるいは指詰め防止手段としての観点から設けられるものである。したがって、尾部5と座部2の裏面あるいは背部1の裏面とが接触する部位を敢えて目隠しなどが必要ないときには、収容部6は設けられないこともある。尚、本実施形態の場合、収容部6は、例えば射出成形などによって座部2と一体成形されている。収容部6は座部2あるいは背部1と一体成形することが製造上好ましいが、場合によっては別体成形されたものを接着あるいはビス止め、リベット止めなどで固定するようにしても良い。
この収容部6の座部2の裏面からの高さは、例えば図4及び図5に示すように、座部2を受け支える脚部2の枠形の座受け部13の座部裏面からの高さ内に収まるものとされていることが好ましい。換言すれば、収容部6の床面からの高さは、収容部6の前方で座部2を受支えるように裏面に固定される脚部2の座受け部13よりも下にはみ出さない高さに設定されていることが好ましい。この場合、収容部6によってスタッキング効率を低下させることがない。
また、収容部6は、場合によっては尾部5が接触する相手側部材として機能させるもの、即ち尾部5が接触し後傾しようとする背部1に対して反力を生み出す反力付与機構としても利用されることもある。例えば、尾部5の自由端側が宛がわれる相手側部材の裏面に設けられる収容部6の底面即ち相手側部材の裏面と対向する収容部6の内側の面に尾部5の裏面側を接触させながら収容部6内で摺動させるように設けても良い。この場合の収容部6は、図示の如く、尾部5の前端部分を完全に包囲して被覆する形状・ポケット状でなくとも良く、図示していないが例えばコ形を向かい合わせるような形状(中央部分にスリットが存在して、尾部5を押し当てる部分が両端に存在するような形態)でも良い。勿論、目隠しあるいは指詰め防止手段として設けられる収容部6においても、必ずしも尾部5の前端部分を完全に包囲して被覆する形状・ポケット状でなくとも良く、目隠しあるいは指詰め防止手段としての機能を損なわない範囲においてスリットや孔などを設けても支障はない。
座部2あるいは背部1の裏面若しくは収容部6には、尾部5が突き当たってそれ以上の尾部5の摺動を阻止する位置規制機構として機能するストッパ部7を備えることが好ましい。本実施形態の場合、収容部6を奥の方が行き止まりとなっているポケット状に形成することで、奥の突当りの壁(奥行き方向の壁)を尾部5の位置規制を行うストッパ部7として機能させるようにしている。尚、ストッパ部7は収容部6とは別個に設けることも可能であり、このような場合には収容部6にはストッパ部7を兼ねる突当りの壁で奥を塞がなくとも良く、行き止まりの無い奥行き方向に貫通した空間であっても良い。
尚、ストッパ部7は、本実施形態の場合、収容部6の奥の突当りの壁を利用しているが、これに特に限られるものではなく、収容部6とは別個の存在として、例えば図示していないが、座部2あるいは背部1の裏面に備える突起や突条のようなものでも良い。特に、収容部6を設けない場合においては、座部2あるいは背部1の裏面に設けた1つあるいは複数の突起ないし突条などであっても良い。さらには、ストッパ部7は固定的なものである必要はなく、場合によっては位置可変なものであっても良い。例えば、図示していないが、ストッパ部7は収容部6あるいは座部2ないし背部1の裏面に直接装着可能な分離された部品であり、収容部6あるいは座部2ないし背部1の裏面にはストッパ部7を装着する装着箇所を摺動方向に離間させて複数備えるようにしても良い。例えば、収容部6に底面側あるいは側方から係止片を挿入可能なスリットを尾部5の摺動方向に離間させて1ないし2以上設け、収容部6から独立したプレートのようなストッパ部7を差し込むスリットを切り替えることで、尾部5の当接位置を前後方向に調整可能とすることができる。これによれば、背部1の後方に最も傾動する位置の調整並びに撓み量の調整を可能とすることができる。つまり、ストッパ部7の位置を調整することで、初期ロックまたは後傾角度の規制も可能である。また、場合によっては、収容部6の奥の突当りの壁あるいは座部2ないし背部1の裏面から起立する支承部(図示省略)に摺動方向に例えば送りねじ機構等を用いて尾部5の摺動方向に移動可能に備える可動壁でストッパ部を構成するようしても良い。
背部1と座部2との連結は、少なくとも尾部5が形成されている部分を除いて行われる。2ピース構造の本実施形態の場合、座部2の後端2aから鉛直方向に起立した背座連繋部4を座部2と一体成形し、背座連繋部4の上端部分を背部1の裏面側に設けたビス止め用の突起9にビス8で回転可能に連結(滑節点)して、座部2と背部1とを一体化している。そして、予め別体として成形された背部1と座部2とが左右2箇所の背座連繋部4の間では分離された構造とされている。背部1と座部2の背座連繋部4における連結は、連結解除可能なビス8ないしボルト・ナットなどの締結手段あるいはリベットなどでの半永久締結手段で回転可能に連結することにより、背部1が内側に回動可能に支持される滑節点を構成している。この場合、左右の背座連繋部4だけで支持された背部1が滑節点を中心に内側に回転するような挙動をとるので、尾部5がより沈み込み易くなり、背部1が撓み易くなる。しかも、背座連繋部4における座部2と背部1との連結は、ビス止め用の突起9を介して少ない面積で接触(点接触)させて回転可能に連結(滑節点)しているので、背部1の回動がしやすい。尚、本実施形態において背座連繋部4は、着座者の腰部に適合した曲面の一部を構成するように、鉛直面並びに水平面の双方において僅かに湾曲した形状で、座部2の後端2aの両側から立ち上げられているが、この形状に特に限られるものではない。そして、この背座連繋部4は、相手部材、本実施形態では背部1の裏面側に自由端側が廻されて背部1の両側のビス止め用の突起9に宛がわれるようにして連結されている。
ここで、背部1と座部2との背座連繋部4を介した連結は、安定支持を図る上で座部2と背部1の左右両端において行われているが、この位置に特に限られるものではない。必要に応じて、尾部5寄りの位置で行っても良い。
背座連繋部4は、本実施形態の場合、座部2と一体成形されて座部2の後端2aから背部1の背後に向けて延びるように起立するように成形されているが、場合によっては背部1と一体成形されて背部1の下端1aから座部2の裏面に向けて潜り込むように垂下させるように設けても良い。また、背部1と座部2とが予め一体成形される場合には、背座連繋部4は所謂括れ部として形成され、積極的に該背座連繋部4の変形によって背部1が倒れ易くなるように設けられている。即ち、左右の背座連繋部4は背部1と座部2との境界となる括れ部であって、背座連繋部4を含めて背部1が後傾可能に支持されている。
さらに、本実施形態では、背座連繋部4における背部1と座部2との連結は回転可能な連結(滑節点)とされているが、これに特に限られるものではなく、ボンドなどの接着剤を用いた接着により完全固定とすることも可能である。
また、背部1と座部2を予め別体成形する場合には、背部1と座部2の樹脂素材は同じであっても、異なっていても、どちらでも良いが、背部1のリクライニング性をより高めには背部1のみならず双方とも可撓性に富む材料、例えばポリプロピレンや塩化ビニールなどで成形することが好ましい。また、場合によっては、尾部5だけを可撓性のある素材で形成してそれを剛性の高い素材から成る座部2に取り付けて用いることも可能である。
以上のように構成された椅子によれば、着座者が背部1に寄り掛かったとき、尾部5は構造的に弾性を有し、適宜荷重で変形し得る。また、プラスチック製背部1そのものの撓みによっても弾力性を得る。同時に、左右の背座連繋部4もある程度後方に撓むので、それによっても背部1が後傾すると共に復元力を蓄えることとなる。したがって、シェル構造材においては、適度の弾性と復元力を与えることが可能であり、その結果、弾性素材と弾性構造との組み合わせだけの簡単な構成でありながら、背部が後傾する椅子を提供することができる。
即ち、着座者が背部1に凭れかかると、尾部5が座部2の裏面に沿って摺動しながら収容部6の奥に滑り込む。このとき、尾部5は座部2の裏面(あるいは場合によっては収容部6の底面)に接触しているので、摩擦抵抗で尾部5の接触拘束が起こり、背部1にかかる外力に抗する力(反力)が発生する。同時に、尾部5が変形することにより、背部1を復元させる(原位置に押し戻そうとする)力を発生させる。依って、プラスチック製シェル構造材以外の弾性要素を含む弾性構造や反力機構、軸受け機構などを用いずに、弾性素材と弾性構造との組み合わせでより高い弾性力を得ることができ、変形・復元を可能にすることができる。
さらに、尾部5がポケット状の収容部6の奥の突当りの壁(ストッパ部7)に突き当たることで、それ以上の尾部5の動き・逃げが生じないようにして、背部が撓みすぎないようにする。同時に、収容部6の奥の突当りの壁(ストッパ部7)に尾部5の先端が突き当たることで3点支持となって支持剛性を高めるので背部1の硬さが増すことで反力がさらに強くなる。即ち、背部1が撓み過ぎることがなく、プラスチックから成るシェル構造材が十分に背部1としての役割を果たすことができる。この場合、ストッパに尾部が突き当たる前と後とで反力が変化する2段階ロッキングが実現できる。
本発明者等の非線形解析によると、尾部5を座部2の裏面に対して摺動可能に接触させる(接触拘束)ことで、背部1の変位が完全拘束状態(座部2に対して背部1及び尾部5が最初から完全に拘束されている状態)に比べて約40%増えた。つまり、背部1が撓み易くなったことが明らかにされた。このときのシェル構造に働く最大主応力は背座連繋部4に発生し、変位は背部1の上に行くほど大きくなって行き、背部1の上端で最大変位となることが判明した。同時に、左右の背座連繋部4の間の尾部5にも応力が発生し、変位と反力が発生していることが判明した。つまり、背部1は背座連繋部4並びにその間の尾部5付近からのベンディングに因るリクライニングで全体的に後傾することが明きらかになった。
なお、上述の形態は本発明の好適な形態の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。例えば、上述の実施形態では、4本脚のスタッキング椅子に本発明を適用した場合について主に説明したが、特定の脚構造に限られるものではなく、前脚3a部ないし後脚3b部のいずれか一方で座部2を支持する上フレーム部と床面に当接する下フレーム部(脚座とも呼ばれる)とが繋がれて全体として逆コの字形を成すカンチ式脚タイプ(逆カンチ式脚タイプも含む)や回転脚タイプであっても良いし、場合によっては1本のパイプを連続的に折り曲げることによって矩形の環状に形成された左右一対の脚を脚継ぎ部材で連結して成るサークル脚タイプであっても良い。また、スタッキングを可能とする脚構造にも限られない。
また、上述の実施形態では、座部2と背部1とが分離されて別々に成形されたものを連結して一体化する2ピースシェルチェアとしているが、これに特に限られるものではなく、射出成形や3Dプリンタなどによって、背部1と座部2とが予め一体成形された1ピースシェルチェア(1Piece Shell Chair)として構成されても良い。この場合、背部1と座部2とを繋ぐ左右の背座連繋部4は連続的に形成される括れ部であって、その間に尾部5及び尾部5を挟んだ一部領域で背部1と座部2とが分離された領域を備える1部材として構成される。このとき、尾部5が摺動する相手側部材(例えば座部2あるいは背部1)の曲率よりも大きな曲率で湾曲した尾部5を前述の相手側部材に対して接触させた状態で一体成形することが難しいときには、相手側部材の裏面に設けられる収容部6の底面即ち相手側部材の裏面と対向する収容部6の内側の面に尾部5の裏面側を接触させながら収容部6内で摺動させるように設けても良い。
さらに、上述の実施形態では、ストッパ部7としては、尾部5が接する相手側部材の裏面に設けられるか、あるいは収容部6に備えられる、度当たり的な例を挙げて説明したが、これに特に限られるものではなく、例えば尾部5の先端にU形の刺す股部を形成し、この刺す股部を相手側部材の縁に嵌め込むことで、自由に摺動可能とすると共に、摺動時には刺す股部と相手側部材との摩擦で反力を発生させ、突き当たった後には、尾部5の移動を阻止して弾発力を蓄え、或る一定位置でそれ以上摺動できずに尾部5を撓ませバネ材として復元力を蓄えるものとして機能させることも可能である。
1 背部
2 座部
3 脚部
4 背座連繋部(背支持部)
5 尾部
6 収容部(ポケット部)
7 ストッパ部
8 座部と背部とを回動可能に連結する連結手段

Claims (7)

  1. 背部と座部及び前記座部を支える脚を備える椅子において、
    少なくとも前記背部は可撓性のある合成樹脂製であり、
    前記座部と前記背部とは左右に配置された2箇所の背座連繋部で連結されると共に少なくとも左右の前記背座連繋部の間では分離され、
    かつ前記背座連繋部の間で分離された前記背部あるいは前記座部のいずれか一方の端部から他方の前記座部あるいは前記背部の裏面側に潜り込むように延びる尾部を備え、
    前記尾部は可撓性を有し、前記座部あるいは前記背部に対して摺動することを特徴とする椅子。
  2. 前記背部と前記座部とは互いに独立した別部品であり、前記背部と前記座部が左右一対の前記背座連繋部において連結されていることを特徴とする請求項1記載の椅子。
  3. 前記背座連繋部は前記座部と前記背部とを回動可能に連結していることを特徴とする請求項2記載の椅子。
  4. 前記背座連繋部の間で分離された前記背部あるいは前記座部のいずれか一方の端部から一体成形されて他方の座部あるいは背部の裏面側に潜り込むように延びる尾部を備え、他方の前記座部あるいは前記背部との接触により反力を生み出すことを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の椅子。
  5. 前記座部あるいは前記背部の裏面に前記尾部を収容する収容部を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の椅子。
  6. 前記尾部が潜り込む前記座部あるいは前記背部には前記尾部が突き当たることで前記尾部の摺動を規制するストッパ部が備えられていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の椅子。
  7. 前記ストッパ部は前記座部あるいは前記背部に装着可能な分離された部品であり、前記座部あるいは前記背部には前記ストッパ部を装着可能とする装着箇所を前記尾部の摺動方向に離間させて複数有していることを特徴とする請求項6記載の椅子。
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