JP2008168150A - 椅子における背凭れ等の傾動装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造が簡単で、組み付け作業が容易であり、しかも、広幅の座を安定して支持できるようにした椅子における背凭れ等の傾動装置を提供する。
【解決手段】支基5に、背凭れ7を支持する左右1対の背凭れ支持杆12の前端部を左右方向の軸11をもって枢着するとともに、背凭れ支持杆12を背凭れ7が起立する方向に向けて付勢し、両背凭れ支持杆12における枢軸部より若干後方の部分に、上向きの座支持片15を一体的に設け、この座支持片15の上端部と、支基5の前部に左右方向の軸22をもって枢着された上方を向く左右1対の支持リンク19の上端部とを、座8を支持する前後方向を向く左右1対の座支持杆16の後部及び前部にそれぞれ左右方向の軸17,20をもって枢着することにより、座8を、背凭れ7の後傾に連動して、後下方に移動するように支持する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、椅子における背凭れ及び座の傾動装置に関する。
従来のこの種の装置としては、例えば、本出願人の出願に係る特許文献1に記載されているように、脚によって支持された支基に、背凭れを支持する背凭れ支持杆を、後傾可能として枢着するとともに、座を、長孔とピンとの案内手段等をもって、後下方に移動可能として装着し、さらに、背凭れ支持杆と座とを、リンク(傾斜片)をもって互いに連係し、背凭れの後傾に連動して、座が後下方に移動するようにしたものがある。
実開2001−128786号公報
しかし、上述のような従来の装置では、構造が複雑で、組み付け作業が繁雑であり、また座の支持機構が、座の下方の中央部に集中しており、外観はいいが、広幅の座を装着した場合は、座の安定性が悪い等の問題がある。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、構造が簡単で、組み付け作業が容易であり、しかも、広幅の座を安定して支持することができるようにした椅子における背凭れ等の傾動装置を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 脚によって支持された支基に、背凭れを支持する左右1対の背凭れ支持杆における前方を向く下部の前端部を、左右方向を向く軸をもって枢着するとともに、前記背凭れ支持杆を背凭れが起立する方向に向けて付勢し、前記両背凭れ支持杆における枢軸部より若干後方の部分に、上向きの座支持片を一体的に設け、この座支持片の上端部と、支基の前部に左右方向の軸をもって枢着された上方を向く左右1対の支持リンクの上端部とを、座を支持する前後方向を向く左右1対の座支持杆の後部及び前部にそれぞれ左右方向を向く軸をもって枢着することにより、座を、背凭れの後傾に連動して、後下方に移動するように支持する。
このような構成とすると、背凭れ支持杆に、座の後部を支持する座支持片を直接設け、背凭れと座との連係を図っているので、構造が簡単で、組み付け作業が容易であり、しかも、1対の支持リンクと、1対の座支持片とにより、座を安定して支持することができる。
(2) 上記(1)項において、支基内に、背凭れ支持杆を、背凭れが起立する方向に向かって付勢する付勢手段を設けるとともに、支持リンクを起立する方向に向かって付勢する補助的な付勢手段を設ける。
このような構成とすると、支持リンクを直接付勢する付勢手段は、背凭れ支持杆を付勢する付勢手段を補助し、座の前部を前方に確実に復帰させることができる。
(3) 上記(2)項において、補助的な付勢手段を、支基の前部に左右方向を向く軸をもって下端部が枢着された支持リンクを起立する方向に向かって付勢するねじりコイルばねとする。
このような構成とすると、補助的な付勢手段の構造を簡素化することができる。
(4) 上記(3)項において、ねじりコイルばねを、支基の両側壁の前部に設けた外向きの筒部内に配設する。
このような構成とすると、構造を簡素化することができる。
本発明によると、構造が簡単で、組み付け作業が容易であり、しかも、広幅の座を安定して支持することができるようにした椅子における背凭れ等の傾動装置を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、添付図面を参照して説明する。
図1〜図11は、本発明の一実施形態を備える椅子を示す。
図1及び図2に示すように、この椅子は、先端部にキャスタ(1)が設けられた放射状をなす5本の脚杆(2)を有する脚体(3)を備えている。脚体(3)の中央には、ガススプリング(図示略)を備える伸縮式の脚柱(4)が立設されており、脚柱(4)の上端には、支基(5)の後部が固着されている。
支基(5)は、下面が開口するほぼ中空箱状をなし、下面の開口部は、着脱可能なカバー(6)により覆われている。
支基(5)の内部には、後述する背凭れ(7)及び座(8)の復帰用の付勢手段(9)(図4参照)及びその付勢力の切換手段(10)(図6参照)等が設けられているが、それらについては、後に詳細に説明することとして、先に、背凭れ及び座の傾動装置(A)の概略構成について、図1〜図3を参照して説明する。
支基(5)の前後方向の中間部には、左右方向を向く六角柱状の軸(11)が、その中心軸線回りに回動可能として貫通されている。
支基(5)の両側壁(5a)(5a)より左右に突出する軸(11)の両端部には、背凭れ(7)を支持する側面視ほぼL字状の左右1対の背凭れ支持杆(12)(12)の前端部に設けた左右方向を向く筒部(12a)(12a)が固嵌されており、背凭れ(7)及び背凭れ支持杆(12)(12)は、軸(11)と一体となって、軸(11)を中心に後下方に傾動し得るようになっている。
(13)は、背凭れ(7)の上端部に設けられたヘッドレスト、(14)は、左右の背凭れ支持杆(12)における前方を向く下部の中間に起立するように設けられた肘掛けである。
左右の背凭れ支持杆(12)における筒部(12a)と肘掛け(14)との間の中間部には、上向きの座支持片(15)が一体的に設けられており、各座支持片(15)の上端部は、図3に示すように、前後方向を向く左右1対のガイドレール(座支持杆)(16)の後端部内側面に、左右方向を向く軸(17)をもって連結されている。
図3に示すように、左右のガイドレール(16)(16)の前部同士は、左右方向を向く横杆(18)をもってそれぞれ互いに連結されており、また、両ガイドレール(16)における横杆(18)との連結部の外側には、ほぼ上下方向を向く左右1対の支持リンク(19)(19)の上端部が、左右方向を向く軸(20)をもって連結されている。
左右の支持リンク(19)(19)の下端部は、支基(5)の両側壁(5a)(5a)の前部に設けられた外向きの筒部(21)(21)の外側に、左右方向を向く1本の軸(22)をもって枢着され、かつ各筒部(21)内に設けられたねじりコイルばね(23)(図6参照)により、それぞれ図2における反時計回りに付勢されている。
左方の支持リンク(19)の外側における軸(22)の端部には、付勢手段(9)の付勢力調節用の操作レバー(24)が固嵌されている。
左右のガイドレール(16)(16)には、座(8)の下面に短寸の脚片(25)(25)をもって前後の端部が固着された前後方向を向く左右1対の可動レール(26)(26)が、前後方向に位置調節可能として装着されている。なお、この座(8)の前後位置調節機構は、本発明には直接関係しないので詳細な説明は省略する。
かくして、背凭れ支持杆(12)、それと一体の座支持片(15)、支持リンク(19)、ねじりコイルばね(23)、及び支基(5)の内部に設けられた、これから説明する復帰用の付勢手段(9)、並びにその付勢力の切換手段(10)等により、背凭れ及び座の傾動装置(A)が形成されており、背凭れ(7)及び背凭れ支持杆(12)(12)を、軸(11)を中心として後下方に傾動させると、そのときの背凭れ支持杆(12)(12)と一体の座支持片(15)(15)の後傾により、座(8)の後部が後下方に移動させられ、かつそれに連動して、座(8)の前部も、左右の支持リンク(19)(19)が、ねじりコイルばね(23)(23)の付勢力に抗して、後傾することにより、若干後下方に移動させられるようになっている。
なお、この例では、左右のねじりコイルばね(23)(23)は、支基(5)の内部に設けられた復帰用の付勢手段(9)の補助的なものとなっている。
図4に示すように、支基(5)の内部に設けられた付勢手段(9)は、複数(この例では3個)の単位付勢手段(27)(28)(29)からなり、各単位付勢手段(27)(28)(29)は、上述の六角柱状の軸(11)が相対回転不能として嵌合された六角孔(30)を中央に備えるほぼ円筒形の芯材(31)と、この芯材(31)とほぼ同芯をなし、外周面に突設した突部(32)が支基(5)または切換手段(10)に当接することにより、支基(5)に対して回り止めされるようにした外筒(33)と、芯材(31)と外筒(33)との間に充填され、芯材(31)が外筒(33)に対して中心軸線回りに回動することにより弾性変形して、芯材(31)に復帰回動力を付与するようにしたゴムまたは軟質合成樹脂材料等からなる円筒状の弾性体(34)とを備えている。
中央の単位付勢手段(28)は、その左右の単位付勢手段(27)(29)より軸方向の長さを大とすることにより、付勢力も大となるようにしてあり、また、左方の単位付勢手段(27)は、その弾性体(34)の弾性係数が他の単位付勢手段(28)(29)における弾性体(34)のものより大となるように、弾性体(34)の材質を、他の単位付勢手段(28)(29)におけるものと互いに異ならせることにより、付勢力が最も小となるようにしてある。
したがって、この例では、左方の単位付勢手段(27)−右方の単位付勢手段(29)−中央の単位付勢手段(28)の順で、付勢力が漸次増大するように設定してある。
中央の単位付勢手段(28)における外筒(33)の突部(32)は、支基(5)の上壁(5b)の前部中央の下面より垂下する停止片(35)に常時当接している(図7参照)。
最も外側の単位付勢手段(27)(29)と、支基(5)の両側壁(5a)(5a)との間には、中央に六角孔(36)が切設され、かつ外周の下部に下向きの突片(37)が設けられた左右1対の円板(38)(38)が、その六角孔(36)が軸(11)に相対回転不能として嵌合するようにして配設されている。
右方の円板(38)の上部には、支基(5)の上壁(5b)の右側部に形成された前後方向を向く長孔(39)を通って上方に突出し、かつ内側面に放射状の歯(40)が形成された側面視扇形のセクタギヤ(41)が連設されている。
このセクタギヤ(41)は、背凭れ(7)が最も起立した位置(以下初期位置という)で停止しているときにも、背凭れ(7)に、中央の単位付勢手段(28)の付勢力(初期捩回力)を作用させるための機能と、背凭れ(7)を任意の後傾位置でロックさせる機能とを有している。
すなわち、中央の単位付勢手段(28)における外筒(33)の突部(32)が停止片(35)に当接した状態から、セクタギヤ(41)を軸(11)とともに、図7における時計回りに、予め定めた初期捩り角度だけ回動させた状態で、セクタギヤ(41)の前縁に、停止板(42)の後端を当接させて、停止板(42)を支基(5)の上壁(5b)の上面に、止めねじ(43)をもって固着することにより、軸(11)に中央の単位付勢手段(28)の初期捩回力を付与した状態で、軸(11)を、図7における反時計回りに回り止めしておくことができる。
さらに、この状態で、軸(11)の両端部に、初期位置とした背凭れ支持杆(12)(12)の筒部(12a)(12a)を嵌合して固着することにより、初期位置としたときの背凭れ(7)に、中央の単位付勢手段(28)による初期捩回力を付与することができる。
なお、セクタギヤ(41)における背凭れ(7)を任意の後傾位置でロックさせる機能については後述する。
左右の円板(38)(38)における下向きの突片(37)(37)は、最も外側の単位付勢手段(27)(29)における各外筒(33)の外周面の下部に設けられた台座(44)に、止めねじ(45)(45)をもって固着された係止板(46)における外筒(33)より外側方に突出する部分に係合している。
この円板(38)(38)及び係止板(46)は、最も外側の単位付勢手段(27)(29)に、中央の単位付勢手段(28)に付与されるのと同様の初期捩回力を付与するためのものである。
すなわち、最も外側の単位付勢手段(27)(29)において、外筒(33)を軸(11)に対して、上記の中央の単位付勢手段(28)についての初期捩り角度と同一角度だけ図8における反時計回りに回動させた状態で、係止板(46)を、その外端部に円板(38)の突片(37)が係合するようにして、外筒(33)の外周面における台座(44)に、止めねじ(45)(45)をもって固着することにより、中央の単位付勢手段(28)に付与されるのと同様の初期捩回力を、最も外側の単位付勢手段(27)(29)にも付与することができる。
上記のように、すべての単位付勢手段(27)(28)(29)において、外筒(33)を、軸(11)に対して、それぞれ同一の初期捩り角度だけ捩ることによって、背凭れ(7)が初期位置に停止しているとき、すべての単位付勢手段(27)(28)(29)における外筒(33)の突部(32)の位置が揃うようにしてある。
これによって、中央の単位付勢手段(28)における外筒(33)の突部(32)が停止片(35)に当接した状態で、他の単位付勢手段(27)(29)における外筒(33)の突部(32)が、中央の突部(32)より上方に位置し、後述する切換手段(10)における作動部材の左右方向の移動を妨げる等の誤作動のおそれを防止することができ、切換手段(10)の作動に都合がよくなる。
図6に示すように、切換手段(10)は、上述の操作レバー(24)により回転させられるようにした軸(22)と、この軸(22)に左右方向に摺動自在に外嵌され、かつ後方に向かって突出する停止片(47)が、左右の単位付勢手段(27)(29)における外筒(33)の突部(32)と当接しうる作動位置と、それより外側方に外れた不作動位置とに移動可能とした左右1対の作動部材(48)(48)と、軸(22)に固嵌され、軸(22)の回転に伴って、左右の作動部材(48)(48)を互いに独立して内方に向かって移動させる左右1対の円筒カム(移動部材)(49)(50)と、軸(22)に遊嵌して、左右の作動部材(48)(48)間に縮設され、左右の作動部材(48)(48)を互いに離れる方向に付勢する圧縮コイルばね(51)と、支基(5)の両側壁(5a)(5a)の前下部間に架設され、左右の作動部材(48)(48)の停止片(47)を、支基(5)の上壁(5b)と協働して上下から挟み、各作動部材(48)の回り止めと、左右方向の移動のための案内とを果たすガイドバー(52)とを備えている。
左右の円筒カム(49)(50)のカム面(49a)(50a)の形状は、図9の展開図に示すように定めてある。
すなわち、操作レバー(24)を、予め定めた0°位置としたときは、左右の作動部材(48)(48)がともに不作動位置に位置しており、その状態から、操作レバー(24)を90°位置まで回動させると、左方の作動部材(48)のみが、圧縮コイルばね(49)の付勢力に抗して、右方に押動されて、作動位置に位置させられ、右方の作動部材(48)(48)は、元のまま不作動位置に位置する。
その状態から、操作レバー(24)を、さらに180°位置まで回動させると、左右の作動部材(48)(48)がともに左方に移動させられて、左方の作動部材(48)は不作動位置に、また右方の作動部材(48)は作動位置に位置させられる。
さらに、その状態から、操作レバー(24)を、270°位置まで回動させると、左方の作動部材(48)のみが右方に移動させられて、左右の作動部材(48)(48)はともに作動位置に位置させられる。
操作レバー(24)を、270°位置から360°位置、すなわち0°位置まで回動させる間に、左右の作動部材(48)(48)は、圧縮コイルばね(51)の付勢力により、互いに外向きに移動させられて、ともに不作動位置に位置させられる。
したがって、操作レバー(24)を、0°位置から270°位置まで回動させる間に、背凭れ(7)の復帰用の付勢力は、0°のとき最小(中央の単位付勢手段(28)の付勢力のみ)、90°のときやや小(中央の単位付勢手段(28)の付勢力と左方の単位付勢手段(27)の付勢力との和)、180°のときやや大(中央の単位付勢手段(28)の付勢力と右方の単位付勢手段(29)の付勢力との和)、270°のとき最大(全単位付勢手段(27)(28)(29)の付勢力の総和)と、段階的に大となる。
一方、操作レバー(24)を、0°位置から270°位置まで回動させる間に、左右の作動部材(48)(48)の相互の間隔は、段階的に漸次小となり、圧縮コイルばね(51)による操作レバー(24)の操作抵抗力は、段階的に漸次増大するので、操作レバー(24)の操作抵抗力が大となるのを感じることにより、背凭れ(7)の復帰用の付勢力も大となっていることを感覚的に知ることができる。
図5に示すように、支基(5)の上壁(5b)の上面には、背凭れ(7)を所望の後傾角度でロックするロック手段(53)を収容するケース(54)が一体的に設けられている。
ケース(54)内には、上面と左右両側面とが開口し、かつ右半部の拡幅部(55a)と左半部の狭幅部(55b)とからなる収容溝(55)が形成され、拡幅部(55a)内には、右端にセクタギヤ(41)の歯(40)と噛合する歯(56a)(57a)を有する2枚の係止板(56)(57)が、上下に重ねて、かつ互いに独立して左右方向に摺動可能として収容されている。
上下の係止板(56)(57)の歯(56a)(57a)は、互いに半ピッチだけ前後にずらして形成されているので、セクタギヤ(41)の歯(40)にはいずれか一方だけが噛合するようになっている。
各係止板(56)(57)の中央には、左右方向に長く、かつ上下方向に貫通する角孔(58)が穿設され、同じく左側部下面には、角孔(58)に連通する左右方向を向くU字溝(59)が形成されている。
狭幅部(55b)の右側部には、ケース(54)の上面全体を閉塞する蓋板(60)の中央部から下方に向かって切り起こされた仕切り板(61)が上方より嵌合されており、この仕切り板(61)には、上端から下端近傍にかけて、U字溝(62)が形成されている。
狭幅部(55b)内の仕切り板(61)より左方には、上下方向を向く角筒状の連結駒(63)が、左右方向に摺動自在に嵌合されている。
連結駒(63)における右側壁中央には、上下縁から中間位置に向かってU字溝(64)(65)が上下対称をなして形成されており、また左側壁の上縁中央には、下方を向くU字溝(66)が形成されている。
上下の係止板(56)(57)におけるU字溝(59)(59)と、仕切り板(61)のU字溝(62)と、連結駒(63)の右側壁における上下のU字溝(64)(65)とには、両端に拡径鍔(67a)(68a)を有する左右方向を向く上下1対のロッド(67)(68)が左右方向に摺動自在に嵌合されている。
上下のロッド(67)(68)の右端の拡径鍔(67a)(68a)と、上下の係止板(56)(57)における角孔(58)の左端面との間には、各ロッド(67)(68)に遊嵌された圧縮コイルばね(69)(69)がそれぞれ縮設されており、また、上下の係止板(56)(57)の左端面と仕切り板(61)の右側面との間には、各ロッド(67)(68)に遊嵌された圧縮コイルばね(70)(70)がそれぞれ縮設されている。
圧縮コイルばね(69)と圧縮コイルばね(70)との付勢力の大きさは、ほぼ同等か、または、圧縮コイルばね(69)のほうが圧縮コイルばね(70)より若干大となるように設定しておくのが好ましい。
連結駒(63)における左側壁のU字溝(66)には、狭幅部(55b)内の連結駒(63)よりさらに左方に設けられたプルロック・プルレリーズ機構(71)における、先端に拡径鍔(72a)が設けられたシャフト(72)の右端部が嵌合されている。
プルロック・プルレリーズ機構(71)は、狭幅部(55b)内に設けられた角筒状のケース(73)内をシャフト(72)が左右方向に貫通し、このシャフト(72)を、ケース(73)の左端から突出した左端部側から一度左方に引くと、ケース(73)内に設けられた、いわゆるノック式のボールペンにおけるのと同様の公知の回転式反復係止機構により、左方に引かれた状態で係止され、次いで、再度シャフト(72)を左方に引くと、回転式反復係止機構の係止状態が解除されて、ケース(73)に内蔵された復帰ばね(図示略)により、シャフト(72)が右方に移動させられ、以後、シャフト(72)を左方に引く都度、回転式反復係止機構が係止状態と係止解除状態とを交互に繰り返すようになっている。
シャフト(72)の左右方向の移動ストロークは、2枚の係止板(56)(57)の歯(56a)(57a)のいずれかがセクタギヤ(41)の歯(40)と噛合するのに必要な移動量より大としてある。
シャフト(72)の左端部は、可撓性の鞘管(74)内を挿通するようにしたケーブル(75)をもって、一方の肘掛け(14)の前端部下面に設けた操作レバー(76)(図2参照)に連係され、操作レバー(76)を上向きに回動する度に、シャフト(72)が左方に引かれるようになっている。
なお、ロック手段(53)の支基(5)への組み付けに当たっては、上下反転させた蓋板(60)上に、係止板(56)(57)、連結駒(63)、ロッド(67)(68)、圧縮コイルばね(69)(70)、プルロック・プルレリーズ機構(71)を、全て反転させて順次組み付けた後、それらを一体として、反転させつつ、ケース(54)の収容溝(55)に嵌合するのがよい。
図10に示すように、シャフト(72)が左方に引かれて、ロックされているときは、その右端の拡径鍔(72a)により、連結駒(63)が左方に移動させられ、それに伴って、上下のロッド(67)(68)も左方に移動させられ、通常は、圧縮コイルばね(69)(70)の付勢力のバランスにより、上下の係止板(56)(57)は、その歯(56a)(57a)がセクタギヤ(41)の歯(40)から左方に離脱した不作動位置に停止している。
この状態では、背凭れ(7)は、操作レバー(24)により調節された付勢力により常時起立位置に向かって付勢され、その付勢力に抗して、後方に押動することにより、適度の抵抗力をもって後傾することができる。
この状態で、背凭れ(7)を所望の角度まで後傾させた後、操作レバー(76)を上向き回動させると、シャフト(72)が一旦左方に移動させられ、プルロック・プルレリーズ機構(71)が解除状態となり、図11に実線で示すように、シャフト(72)が右方に移動させられ、それに伴って、連結駒(63)、上下のロッド(67)(68)、及び上下の係止板(56)(57)は、圧縮コイルばね(69)(70)の付勢力のバランスにより、右方に移動させられ、上下の係止板(56)(57)のいずれかの歯(56a)(57a)が、セクタギヤ(41)の歯(40)に噛合する。
それらが即座に噛合しない場合は、背凭れ(7)を前後方向にわずかに傾動させれば、必ずいずれかの歯(56a)(57a)が、セクタギヤ(41)の歯(40)に噛合する。
いずれかの歯(56a)(57a)(図11では上方の歯(56a))が、セクタギヤ(41)の歯(40)に噛合した後は、背凭れ(7)はその位置にロックされ、着座者が背を背凭れ(7)から離しても、背凭れ(7)はその位置から前後いずれにも移動することはない。
この背凭れ(7)がロックされている状態から、操作レバー(76)を再度上向き回動させると、シャフト(72)が一旦左方に移動させられたのち、プルロック・プルレリーズ機構(71)がロック状態となり、シャフト(72)が左方に移動させられたままの状態でロックされ、それに伴って、連結駒(63)、上下のロッド(67)(68)、及びセクタギヤ(41)の歯(40)と噛合していない上下いずれかの係止板(56)(57)(この例では下方の係止板(57))とが、左方に移動させられる。
しかし、セクタギヤ(41)の歯(40)と噛合している方の係止板(56)(または(57))は、付勢手段(9)による大きな付勢力がほぼ直角方向に掛かっており、即座にセクタギヤ(41)から離脱することはなく、背凭れ(7)に着座者が凭れた場合のように、上記付勢力に抗する荷重が掛かったときに始めて、セクタギヤ(41)から離脱し、圧縮コイルばね(69)(70)の付勢力のバランスにより、左方に移動させられる。
上下の係止板(56)(57)を上下のロッド(67)(68)に直接連結せず、左右両方向に圧縮コイルばね(69)(70)を介在させて、遊びを持たせてあるのはこのためである。
以上から明らかなように、この実施形態によると、操作レバー(24)を回転させることにより、背凭れ(7)の復帰用の付勢力を、大きな範囲に亘って段階的に調節することができるとともに、操作レバー(76)により、背凭れ(7)を所望の後傾角度でロックしたり、そのロック状態を解除したりすることができる。
なお、単位付勢手段は、2個または4個以上とすることもできるし、そのすべての付勢力を選択して、背凭れまたは座に伝達しうるようにすることもできる。
本発明の一実施形態を備える椅子の正面図である。 同じく、側面図である。 同じく、図1のIII−III線に沿う横断平面図である。 同じく、支基とその内部の付勢手段との分解斜視図である。 同じく、支基とその上部のロック手段との分解斜視図である。 同じく、図2のVI−VI線に沿う拡大横断平面図である。 同じく、図5のVII−VII線に沿う縦断側面図である。 同じく、図5のVIII−VIII線に沿う縦断側面図である。 同じく、切換手段における左右の円筒カムのカム面の展開図である。 同じく、ロック手段のロック解除状態を示す概略平面図である。 同じく、ロック手段のロック状態を示す概略平面図である。
符号の説明
(A)傾動装置
(1)キャスタ
(2)脚杆
(3)脚体
(4)脚柱
(5)支基
(5a)側壁
(5b)上壁
(6)カバー
(7)背凭れ
(8)座
(9)付勢手段
(10)切換手段
(11)軸
(12)背凭れ支持杆
(12a)筒部
(13)ヘッドレスト
(14)肘掛け
(15)座支持片
(16)ガイドレール(座支持片)
(17)軸
(18)横杆
(19)支持リンク
(20)軸
(21)筒部
(22)軸
(23)ねじりコイルばね(付勢手段)
(24)操作レバー
(25)脚片
(26)可動レール
(27)(28)(29)単位付勢手段
(30)六角孔
(31)芯材
(32)突部
(33)外筒
(34)弾性体
(35)停止片
(36)六角孔
(37)突片
(38)円板
(39)長孔
(40)歯
(41)セクタギヤ
(42)停止板
(43)止めねじ
(44)台座
(45)止めねじ
(46)係止板
(47)停止片
(48)作動部材
(49)(50)円筒カム(移動部材)
(49a)(50a)カム面
(51)圧縮コイルばね
(52)ガイドバー
(53)ロック手段
(54)ケース
(55)収容溝
(55a)拡幅部
(55b)狭幅部
(56)(57)係止板
(56a)(57a)歯
(58)角孔
(59)U字溝
(60)蓋板
(61)仕切り板
(62)U字溝
(63)連結駒
(64)(65)(66)U字溝
(67)(68)ロッド
(67a)(68a)拡径鍔
(69)(70)圧縮コイルばね
(71)プルロック・プルレリーズ機構
(72)シャフト
(72a)拡径鍔
(73)ケース
(74)鞘管
(75)ケーブル
(76)操作レバー

Claims (4)

  1. 脚によって支持された支基に、背凭れを支持する左右1対の背凭れ支持杆における前方を向く下部の前端部を、左右方向を向く軸をもって枢着するとともに、前記背凭れ支持杆を背凭れが起立する方向に向けて付勢し、前記両背凭れ支持杆における枢軸部より若干後方の部分に、上向きの座支持片を一体的に設け、この座支持片の上端部と、支基の前部に左右方向の軸をもって枢着された上方を向く左右1対の支持リンクの上端部とを、座を支持する前後方向を向く左右1対の座支持杆の後部及び前部にそれぞれ左右方向を向く軸をもって枢着することにより、座を、背凭れの後傾に連動して、後下方に移動するように支持したことを特徴とする椅子における背凭れ等の傾動装置。
  2. 支基内に、背凭れ支持杆を、背凭れが起立する方向に向かって付勢する付勢手段を設けるとともに、支持リンクを起立する方向に向かって付勢する補助的な付勢手段を設けた請求項1記載の椅子における背凭れ等の傾動装置。
  3. 補助的な付勢手段を、支基の前部に左右方向を向く軸をもって下端部が枢着された支持リンクを起立する方向に向かって付勢するねじりコイルばねとした請求項2記載の椅子における背凭れ等の傾動装置。
  4. ねじりコイルばねを、支基の両側壁の前部に設けた外向きの筒部内に配設した請求項3記載の椅子における背凭れ等の傾動装置。
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