JP2001346646A - 背もたれ付き椅子 - Google Patents
背もたれ付き椅子Info
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- JP2001346646A JP2001346646A JP2000174975A JP2000174975A JP2001346646A JP 2001346646 A JP2001346646 A JP 2001346646A JP 2000174975 A JP2000174975 A JP 2000174975A JP 2000174975 A JP2000174975 A JP 2000174975A JP 2001346646 A JP2001346646 A JP 2001346646A
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Abstract
動するのを阻止する。 【解決手段】 主フレーム3には、座部5を傾動機構4
を介して傾動可能に設ける。この傾動機構の前回動リン
ク43と主フレーム3の間には、前回動リンク43の後
方への高速回動を規制して、座部5の執務位置側から安
楽位置側への高速傾動を規制するダンパ機構9を設け
る。
Description
たれ部を有する背もたれ付き椅子に関する。
と安楽位置との間を傾動可能な座部と、この座部に連動
して傾動する背もたれ部と、上記座部を安楽位置側から
執務位置側へ向って付勢する付勢手段とを備えており、
座部および背もたれ部は、通常時は、付勢手段によって
執務位置に位置させられているが、座部に腰掛けて背も
たれ部にもたれると、座部および背もたれ部が付勢手段
の付勢力に抗して安楽位置まで回動するようになってい
る。
荷に対して付勢手段の付勢力が小さい場合には、背もた
れ部にもたれかかると座部および背もたれ部が執務位置
から安楽位置へ向って高速で傾動するため、腰掛けてい
る者に椅子が転倒するのではないか等の不安感を抱かせ
るという問題がある。逆に、付勢手段の付勢力が大きい
場合には、安楽位置において姿勢を変え、それに伴って
背もたれ部にかかる負荷が付勢力より小さくなると、座
部および背もたれ部が意に反して高速で執務位置まで回
動してしまうという問題がある。このため、従来の背も
たれ付き椅子は、快適性が低いという問題があった。
を解決するために、執務位置と安楽位置との間を傾動可
能な座部と、この座部に連動して傾動する背もたれ部
と、上記座部を安楽位置側から執務位置側へ向って付勢
する付勢手段とを備えた背もたれ付き椅子において、上
記座部の執務位置と安楽位置との間における少なくとも
一方向への高速傾動を規制するダンパ機構をさらに備え
たことを特徴としている。この場合、上記ダンパ機構
が、上記座部の執務位置側から安楽位置側への高速傾動
を規制し、安楽位置側から執務位置側への高速傾動を許
容してもよく、上記座部の安楽位置側から執務位置側へ
の高速傾動を規制し、執務位置側から安楽位置側への高
速傾動を許容してもよく、あるいは上記座部の執務位置
と安楽位置との間における両方向への高速傾動を規制し
てもよい。上記ダンパ機構は、上記座部の執務位置側か
ら安楽位置側への高速傾動を規制し、かつ安楽位置側か
ら執務位置側への高速傾動を許容する第1の状態と、上
記座部の安楽位置側から執務位置側へ高速傾動を規制
し、かつ執務位置側から安楽位置側への高速傾動を許容
する第2の状態と、上記座部の執務位置と安楽位置との
間の両方向への高速傾動を規制する第3の状態とに切換
可能であることが望ましい。
ついて図1〜14を参照して説明する。図1および図2
に示すように、この発明に係る背もたれ付き椅子1は、
下端部に4個または5個のキャスタ(図示せず)を有す
る支持脚2、この支持脚2の上端部に設けられた主フレ
ーム3、この主フレーム3に傾動機構4を介して傾動可
能に支持され、図1に示す執務位置と図2に示す安楽位
置との間を傾動可能である座部5、この座部5と連動し
て傾動する背もたれ部6、座部5を安楽位置側から執務
位置側へ向って付勢するコイルばね(復帰ばね)7、こ
のコイルばね7の付勢力を調節する調節機構8、および
座部5の高速傾動を規制するダンパ機構9を備えてい
る。
に延びる主筒部31を有している。この主筒部31は、
図1および図2に示すように、支持脚2の上端部に外挿
されて固定されている。主筒部31の上端部には、前方
へ延びる支持部32が固定されている。この支持部32
の先端部には、左右方向へ水平に延びる収容筒33の中
央部が固定されている。図5に示すように、収容筒33
の内部の一端部と他端部とには、一対の保持筒34、3
4が軸線を保持筒34の軸線と一致させて配置されてい
る。各保持筒34の両端部は、支持板35および底板3
6を介して収容筒33に固定されている。
介して傾動可能に支持されている。図6および図7に示
すように、フレーム3の後端側には、後回動リンク41
が配置されている。この後回動リンク41は、一対のア
ーム部(後側の一対の回動リンク)41a,41aと、
この一対のアーム部41a,41aの上端部を連結する
連結部41bとから構成されている。一対のアーム部4
1a,41aの下端部は、フレーム3を挟むようにして
その左右両側に配置されており、左右方向に延びる水平
な軸42を介してフレーム3に回動可能に連結されてい
る。一対のアーム部41a,41aは、連結部41bに
よって連結することなく互いに独立させてもよい。その
場合には、独立した二つのアーム部41a,41aが後
側の一対の回動リンクになる。
筒33の左右両端部には、一対の前回動リンク(前側の
回動リンク)43,43が配置されている。前回動リン
ク43,43の各下端部は、底板36,36を介して収
容筒33に回動可能に連結されている。したがって、前
回動リンク43,43は、収容筒33の軸線を中心とし
て上下方向へ回動可能である。後述するように、前回動
リンク43,43の回動範囲は所定の範囲に規制されて
おり、前回動リンク43が図6の矢印X方向への回動限
界位置まで回動すると座部5が執務位置に位置し、矢印
Y方向への回動限界位置まで回動すると座部5が安楽位
置に位置する。なお、前回動リンク43,43は、互い
に同期して回動するよう、保持筒34,34を貫通する
連結軸47の両端部にそれぞれ回動不能に連結されてい
る(図5参照)。
ーム部41a,41aの各上端部には、取付板44の後
端側の左右両側部が左右方向に延びる水平な軸45を介
して回動可能に連結されている。一方、取付板44の先
端側の左右両側部は、図10に示すように、一対の前回
動リンク43,43の上端部に左右方向に延びる水平な
軸46を介して回動可能に連結されている。この結果、
取付板44は、回動リンク41,43が回動すると、そ
れに伴って傾動する。つまり、取付板44は、回動リン
ク41,43の回動に伴って前後方向へ移動するととも
に、上下方向へ回動する。取付板44の上面部には、上
記座部5が固定されている。したがって、座部5も、回
動リンク41,43の回動に伴って傾動する。回動リン
ク41,43の上端部は、取付板44を介在させること
なく、座部5に直接回動可能に連結してもよい。
の内周面と保持筒34,34の外周面との各間の環状の
空間には、コイルばね7,7がそれぞれ設けられてい
る。各コイルばね7,7の互いに隣接する一端部71,
71は、収容筒33から後方へ延び出て支持部32内に
入り込んでいる。支持部32内に入り込んだ各一端部7
1,71は、後述する調節機構8の支持軸81を介して
支持部32に支持されている。コイルばね7,7の互い
に離れた他端部(座部5を付勢する端部)72,72
は、収容筒34から後方へ延び出し、後回動リンク41
のアーム部41a,41aの上端部に相対回動可能に、
かつ前後方向へ相対移動可能に連結されている。
1aの上端部には、ブラケット101が上記軸45を介
して回動可能に支持されており、ブラケット101に
は、一対のガイド体102,103が設けられている。
この一対のガイド体102,103の間にコイルばね7
の他端部72が前後方向へ移動可能に挿通されている。
したがって、コイルばね7の他端部72は、後回動リン
ク41にガイド体102,103およびブラケット10
1を介して上下方向へ移動不能に連結されており、後回
動リンク41を上方へ回動するように付勢している。こ
れにより、座部5が後回動リンク41を介して安楽位置
側から執務位置側へ向う方向へ付勢され、通常は執務位
置に位置させられている。なお、座部5が傾動すると、
コイルばね7の他端部72は、座部5に対して相対的に
回動するとともに、前後方向へ相対移動する。
調節機構8によって調節されている。この調節機構8に
ついて述べると、図5、図6および図11に示すよう
に、支持部32の中間部には、長手方向を左右方向に向
けた支持軸81が上下方向へ移動可能に設けられてい
る。この支持軸81の両端部外周の上側部に、コイルば
ね7,7の各一端部が接触している。したがって、支持
軸81は、コイルばね7,7によって下方へ付勢されて
いる。また、支持部32には、可動駒82が前後方向へ
移動可能に、かつ上下方向へ移動不能に設けられてい
る。この可動駒82には、前方へ向うにしたがって上方
へ向うように傾斜したカム孔82aが形成されている。
このカム孔82aに支持軸81が挿通されている。した
がって、可動駒82は、コイルばね7により支持軸81
を介して前方へ付勢されている。よって、可動駒82が
前方へ移動すると、支持軸81が下方へ移動し、コイル
ばね7,7の一端部71,71が下方へ変位する。この
結果、コイルばね7,7の付勢力が小さくなる。逆に、
可動駒82が後方へ移動すると、支持軸81が上方へ移
動し、コイルばね7,7の一端部71,71が上方へ変
位する。この結果、コイルばね7,7の付勢力が大きく
なる。
は、雌ねじ部材83が固定されている。この雌ねじ部材
83には、ねじ軸84が螺合されている。このねじ軸8
4の後端面は、可動駒82の前面に押圧接触している。
一方、ねじ軸84の前端部は、収容筒33横断してその
前方に突出しており、収容筒33の左右方向の中央部に
配置された調節部材85に回動不能に、かつ前後方向へ
移動可能に連結されている。この調節部材85は、収容
筒33に回転座86を介して回転可能に、かつ位置固定
して支持されている。したがって、調節部材85を回転
させると、ねじ軸84が前後方向へ移動し、それに追随
して移動駒82が前後方向へ移動する。これによって、
コイルばね7の付勢力が調節される。
7の他端部72は、ブラケット101からさらに後方へ
延びている。いま、コイルばね7の他端部72のうち、
ブラケット101より後方に延びる部分を先端部72a
とすると、この先端部72aは、座部5より後方側にお
いて略直角に屈曲した後、上方に延びている。そして、
各先端部72a,72aの屈曲部近傍部分および上方に
延びる部分により、背もたれ部6の下端部の左右両側が
それぞれ支持されている。したがって、この実施の形態
では、コイルばね7を構成する素材の先端部72aが支
持アームとして兼用されている。よって、背もたれ部6
は座部5に連動して傾動する。しかも、先端部72aが
実質的に弾性を有しているので、先端部72aが背もた
れ部6のほぼ中央部を上下に延びる仮想軸線を中心とし
て捩られるように弾性変形すると、背もたれ部6が同仮
想軸線を中心として水平方向へ回動する。したがって、
背中を背もたれ部6に押しつけたままで身体を捩ること
ができる。なお、先端部72aが過度に弾性変形し得る
ものであると、背もたれ部6にもたれた人体を支えるこ
とができない。そこで、先端部72aの弾性について
は、背もたれ部6の水平方向への回動を許容し、かつ人
体を支えることができるように、強度試験に基づいて適
宜に定めるのがよい。
を規制するために、上記ダンパ機構9が上記収容筒33
の一端部に設けられている。図5、図8および図12〜
図14に示すように、ダンパ機構9は本体91を有して
いる。この本体91は、有底円筒状をなしており、その
開口部を収容筒33側に向けて配置されている。本体9
1の内周面には、シール材保持体92が嵌合されてい
る。図5に示すように、このシール部材92の外周面と
本体91の内周面との間、およびシー部部材92の内周
面と後述するロータ94の外周面との間は、オーリング
等のシール部材S1,S2によってそれぞれ封止されて
いる。これにより、本体91の内周面とロータ94の外
周面との間に密閉された環状の空間が形成されている。
この環状の空間には、シリコンオイル等の流体(図示せ
ず)が充填されている。
の開口側の端面には、蓋体93が固定されている。この
蓋体93の収容筒33側を向く端面には、二つの固定突
起93aが形成されている。各固定突起93aは、前回
動リンク43を貫通し、底板36の孔36aに嵌合して
いる。これにより、本体91が収容筒33に回動不能に
連結されている。
びる長孔43aが形成されており、この長孔43aに固
定突起93aが挿通されている。したがって、前回動リ
ンク43は回動可能である。ただし、前回動リンク43
の回動可能範囲は、固定突起93aが長孔43aの一端
部に突き当たってから他端部に突き当たるまでの範囲で
あり、長孔43aの一端部に固定突起93aが突き当た
ると座部5が執務位置に達し、長孔43aの他端部に固
定突起93aが突き当たると座部5が安楽位置に達する
ようになっている。
在に挿入されている。このロータ94には、上記連結軸
47の一端部が回動不能に連結されている。したがっ
て、ロータ9は、座部5の傾動に伴って前回動リンク4
3が回動すると、それに追随して回動する。
a,91aが周方向に180°離れて配置形成されてい
る。この隔壁部91aの内周面は、ロータ94の外周面
に相対摺動可能に接している。一方、ロータ94の外周
面には、二つの羽根部94a,94aが周方向に180
°離れて配置形成されている。各羽根部94aは、二つ
の隔壁部91a,91a間に位置するように配置されて
おり、羽根部94aの外周面は、本体91の内周面に摺
動自在に接触している。これにより、本体91の内周面
とロータ94の外周面との間の上記環状空間が、4つの
圧力室に区分されている。この4つの圧力室のうち対角
線上に位置する二つの圧力室A,Aは、ロータ94の一
端面に形成された連通路94bを介して連通し、他の二
つの圧力室B,Bは、ロータ94の他端面に形成された
連通路94cを介して連通している。
壁部91aには、本体91の周方向に延びるガイド室9
1bが形成されている。このガイド室91bは、当該ガ
イド室91bが形成された隔壁部91aに隣接する二つ
の圧力室A,Bと連通孔91c,91dを介して連通す
るとともに、当該一方の隔壁部91aを一方の圧力室A
から他方の圧力室Bまで貫通する貫通孔91eを介して
圧力室A,Bと連通している。
体91の周方向へ移動可能に挿入されている。この可動
弁体95は、圧力室B内の流体が連通孔91dおよび貫
通孔91eを介してガイド室91b流入すると、その流
体によって圧力室A側へ押されて移動し、ガイド室91
bの圧力室A側の内面に押圧接触する。この結果、連通
孔91cが可動弁体95によって遮蔽される。逆に、圧
力室A内の流体がガイド室91bに流入すると、可動弁
体95が圧力室B側へ移動し、ガイド室91bの圧力室
B側の内面に押圧接触する。その結果、連通孔91dが
遮蔽される。貫通孔91eは、可動弁体95の位置に拘
わらず遮蔽されることはない。しかも、可動弁体95の
貫通孔91eと対向する個所には、可動弁体95を横断
する溝95aが形成されており、これによって、貫通孔
91eの流路面積が常時十分に確保されている。
と他側部とには、本体91の外面から内面まで延びるね
じ孔91fがそれぞれ形成されている。各ねじ孔91f
は、貫通孔91eとほぼ同一の内径を有し、貫通孔91
eと一列に並んで配置されている。一方のねじ孔91f
には、調節ねじ96Aが螺合され、他方のねじ孔91f
には調節ねじ96Bが螺合されている。この調節ねじ9
6A,96Bの外側の端部は、本体91の外部に突出し
ており、本体91の側部に回動可能にかつ移動不能に設
けられたハンドル97に回動不能に、かつ軸線方向へ移
動可能に連結されている。したがって、ハンドル97を
回動させると、調節ねじ96A(96B)が前進後退
し、貫通孔91eに対して接近離間する。調節ねじ96
A,96Bが貫通孔91eに接近すると、貫通孔91e
開口縁部と調節ねじ96A,96Bの先端外周縁部との
間に環状の間隙98が形成される(調節ねじ96Aと貫
通孔91eとの間に形成される環状の間隙98が図13
に図示されている。)。この環状の間隙98は、その幅
(貫通孔91eの開口端と調節ねじ96A,96Bの先
端面との間隔)を小さくすると、流体に対するオリフィ
スないしは抵抗として機能する。
位置側から安楽位置側へ傾動し、それに伴ってロータ9
4が図13の矢印X方向へ回動すると、圧力室B内の流
体がガイド室91bに流入する。すると、可動弁体95
が同方向へ移動して連通孔91cを遮蔽する(図12参
照)。この結果、圧力室B内の流体は貫通孔91eおよ
び調節ねじ96Aと貫通孔91eとの間に形成される環
状の間隙98を介して圧力室Aに流入しようとする。し
かるに、間隙98がオリフィスとして機能するため、流
体の自由な流れが規制される。その結果、ロータ94の
矢印X方向への高速回動が規制され、ひいては座部5の
安楽位置側への傾動が低速に抑えられる。
へ傾動する際には、ロータ94が矢印Y方向へ回動す
る。すると、圧力室A内の流体が連通孔91cを通って
ガイド室91bに流入する。これにより、可動弁体95
が同方向へ移動し、連通孔91dを遮蔽する。しかる
に、調節ねじ96Bが貫通孔91eから大きく離れ、そ
れらの間に環状の間隙が形成されていないので、圧力室
Aから連通孔91cを介してガイド室91bに流入した
流体は、貫通孔91eを通って抵抗なく圧力室Bに流入
する。よって、ロータ94は、矢印Y方向へ高速で回動
することができ、座部5は執務位置側へ高速で傾動する
ことができる。
1eから大きく離し、調節ねじ96Bと貫通孔1eとの
間に環状の間隙98を形成すれば、座部5の執務位置側
から安楽位置側への高速傾動を許容し、安楽位置側から
執務位置側への高速傾動を規制することができる。ま
た、調節ねじ96A,96Bの両者を貫通孔91eに接
近させ、それらの各間に環状の間隙98をそれぞれ形成
すれば、座部5がいずれの方向へ傾動する際にも、その
高速傾動を規制することができる。しかも、高速傾動を
どの程度規制するかは、調節ねじ96A,96Bの位置
によって適宜調節することができる。
は、座部5の高速傾動をダンパ機構9によって規制する
ことができるから、座部5および背もたれ部6が執務位
置から安楽位置側へ高速で傾動するのを阻止し、あるい
は安楽位置から執務位置側へ意に反して高速傾動するの
を規制することができる。したがって、背もたれ付き椅
子としての快適性を向上させることができる。
されるものでなく、適宜変更可能である。例えば、上記
の実施の形態においては。コイルばね7の他端部72の
先端部72aを背もたれ部6の支持アームとして兼用し
ているが、支持アームを別途設けてもよい。また、上記
ダンパ機構9に代えて他の構造のダンパ機構を用いても
よい。
ば、座部および背もたれ部が執務位置から安楽位置側へ
高速で傾動するのを阻止し、あるいは安楽位置から執務
位置側へ意に反して高速傾動するのを規制することがで
きる。したがって、背もたれ付き椅子としての快適性を
向上させることができるという効果が得られる。
動させた状態で示す一部省略側面図である。
同様の図である。
れクッションを省略した状態で示す平面図である。
ンクを示す分解斜視図である。
フレームを示す分解斜視図である。
リンク、一対のコイルばねおよびダンパ機構を示す分解
斜視図である。
びシートフレームを示す分解斜視図である。
示す分解斜視図である。
面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 執務位置と安楽位置との間を傾動可能な
座部と、この座部に連動して傾動する背もたれ部と、上
記座部を安楽位置側から執務位置側へ向って付勢する付
勢手段とを備えた背もたれ付き椅子において、 上記座部の執務位置と安楽位置との間における少なくと
も一方向への高速傾動を規制するダンパ機構をさらに備
えたことを特徴とする背もたれ付き椅子。 - 【請求項2】 上記ダンパ機構が、上記座部の執務位置
側から安楽位置側への高速傾動を規制し、安楽位置側か
ら執務位置側への高速傾動を許容することを特徴とする
請求項1に記載の背もたれ付き椅子。 - 【請求項3】 上記ダンパ機構が、上記座部の安楽位置
側から執務位置側への高速傾動を規制し、執務位置側か
ら安楽位置側への高速傾動を許容することを特徴とする
請求項1に記載の背もたれ付き椅子。 - 【請求項4】 上記ダンパ機構が、上記座部の執務位置
と安楽位置との間における両方向への高速傾動を規制す
ることを特徴とする請求項1に記載の背もたれ付き椅
子。 - 【請求項5】 上記ダンパ機構が、上記座部の執務位置
側から安楽位置側への高速傾動を規制し、かつ安楽位置
側から執務位置側への高速傾動を許容する第1の状態
と、上記座部の安楽位置側から執務位置側へ高速傾動を
規制し、かつ執務位置側から安楽位置側への高速傾動を
許容する第2の状態と、上記座部の執務位置と安楽位置
との間の両方向への高速傾動を規制する第3の状態とに
切換可能であることを特徴とする請求項1に記載の背も
たれ付き椅子。
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